仲裁 (Arbitrations)

概要

仲裁 (Arbitrations)は、すべての星系マップを制覇した上級者プレイヤー向けのアラート形式のゲームモード。
アービターズ・オブ・ヘクシスより提供される試練として、種々の条件が付加された高難度エンドレス系ミッションで構成される。
キメラ：アップデート23.10で実装された(実装前はエリートアラートと呼ばれていた)。

内容は通常のエンドレス型ミッションの延長にあるものだが、敵レベルが高く、達成条件が厳しく、従来より厳しい特殊死亡ルールがあるため、通常ミッションのバリエーションとしてはソーティーを超えた最も難度の高い内容になっている。

アクセス

• 仲裁アラートへのアクセスには、すべての星系マップミッションをクリアする必要がある。
  • リレーのアービターズ・オブ・ヘクシス要員に話しかけると、未クリアのミッションを教えてくれる。
  • エリスの特殊ボスノードの「Mutalist Alad V暗殺」「Jordas Golem」は対象外。
  • クバ要塞のノードもクリアする必要があるため、クエスト「内なる紛争」のクリアは必須となる。
  • ジャンクションはクリアする必要はない。
  • Update 25以降に新規追加されたノードのクリアも必要。それ以前にプレイできていたとしても、新規ノードをクリアするまではプレイできない。
    • ダイモスの「壁の中の囁き」クリア後に追加される敵勢力がササヤキのノード、及びデュヴィリ・パラドックスは対象外。
• 1時間毎に1回、アラートミッションタブに仲裁アラートが表示される。

仕様

共通仕様

• ミッションはエンドレス形式のもののみが選定される。
• ソーティーと同様、プレイにはランク30のWarframeが必要。
  • マスタリーランク30以上であれば、一度フォーマを使用したWarframeならランクを問わず参加できる。
  • 1ローテーションの間隔は、通常の2倍。(防衛10ウェーブ、耐久10分間等)
  • 報酬ローテーションのサイクルが通常と異なる(後述)。
• マルチプレイでもダウンすると即死亡となる。
  • ダウン中状態にならず即座に死亡するため、分隊員やセンチネルからの蘇生は受けられない。
    • 死亡してしまったプレイヤーは後述の方法で復活させることができる。
  • ダウンを回避するようなWarframeアビリティは有効。
    • 有効: NIDUSパッシブ、WUKONGパッシブ、KhoraのVenari Bodyguard、LokiのSavior Decoy、OberonのPhoenix Renewal、ProteaのTemporal Anchor
    • 無効：INAROSパッシブ、SEVAGOTHパッシブ (これらはダウン中の行動によって復活する効果であるため)
  • 死亡した場合、ローテーション報酬は受け取れるが、ドロップアイテムは失われる。
  • マルチプレイの場合、（通常ミッション同様に）一人でもクリアすれば死亡中の分隊員もドロップアイテムを全部持ち帰れる。
  • ペットもヘルス0で即死亡となるので注意。Update 34のコンパニオンリワークにより死亡しなくなり、通常ミッション同様に回復待ちとなる。
    • Tek Assaultで死亡を回避したり、Devolution MODによって復活することはできる。
• 仲裁アラートでは毎回異なるWarframe/武器一つずつに対し、アビリティ威力+300%/ダメージ+300%という強烈なボーナスが発生している。
  • 対象となる装備はプレイヤーごとに異なり、アラートの表示から確認できる。また、所持していないものが指定されることもある。
  • Prime版やシンジケート版であっても効果を得られる。
• 報酬を受け取ったアラートはクリア済みとなり、再受注できない。
  • 報酬すら受け取れず完全に失敗した場合は再受注可能。

プレイヤーの蘇生
プレイヤーが死亡するとその位置に蘇生タワーが出現する。蘇生タワーに蘇生コアを5個持ち寄ることでプレイヤーを蘇生できる。

• 蘇生コアはアービトレーションシールドドローンがドロップする。
  • 保持している間はデバフ(シールド&ヘルス最大値低下、エネルギー継続減少)が付与される。
  • Vacuum や Fetch によって吸引されない。
  • 蘇生タワーが1つ以上存在している間のみドロップし、全てのタワーが無くなるとコアも全て消滅する。そのため、溜め込んで備えておくといったことはできない。
• 蘇生コア5個は複数人で持ち寄っても良いが、その場合は同時にタワーにアクセスする必要がある。

アービトレーションシールドドローン

• 勢力不問で出現する。
• シールドオスプレイのように敵ユニットにリンクし、赤色のオーラを付与する。
  • リンクされている敵は無敵になり、ほとんどのアビリティの効果も無効化されてしまう。そのため、まずはこのドローンを破壊する必要がある。
  • アービトレーションシールドドローン同士はリンクしない。
• 破壊されると爆発し、リンクしている敵にダメージとノックダウンを与える。
• ドローン自体はそこまで丈夫ではないので、武器攻撃で簡単に撃破できる。
  • ただし本体もアビリティ耐性を持っているようで、アビリティ連打で敵ごと一掃することはできない。また、アビリティ武器による攻撃でも破壊できない。
  • エンシェントヒーラーのオーラの影響を受けないので、感染体相手でも破壊できなくなる心配はない。
• コーデックススキャン対象。
• 感染体マゴットの卵に紛れて出現する場合がある。
• ビタス・エッセンスを確率でドロップする(Hotfix 25.7.6以降)。
  • ドロップしたエッセンスは約4分で消滅する。
• 状態異常無効。
• 毒属性のシールド無視を無効化する。
  • 弱点部位もないため確実にシールドゲートが発生する。

ミッション別特殊仕様

• 耐久
  • 生命維持装置カプセルは通常より75%の容量。
• 傍受
  • 敵がコントロール中のポイントでは敵の進度バーが2倍の速度でカウント。
• 防衛
  • NPCを守り抜くことが目的。ウェーブ間のダウンタイムは縮小。
    • NPCもダウン時即死亡するので、その時点でミッション失敗となる。
    • ソーティー防衛のNPCと異なり、プレイヤーに追随する。
• 発掘
  • 掘削機の稼働時間は140秒(ソロ時でパワーセルが6個必要)。
  • 採掘成功2基で1ローテーション。
• 脱出
  • 救出ターゲットもダウン即死亡で蘇生不可。
• 感染回収
  • コンソールのヘルスが通常の半分に。
• 分裂
  • コンジット防衛を累計4回成功させるとミッションの脱出が可能となる。
  • 他のミッションと異なり、ローテーションは通常ミッションと同様にラウンド毎のコンジット防衛数で決まる。

報酬

通常ミッションとは異なり、ローテーションは AABBCCC…(以降Cのみ)で報酬が付与される。
※分裂ミッションのみ、通常ミッションと同様のローテーションで報酬が付与される。
各ローテーションごとに ビタス・エッセンスを１つ入手。

報酬リスト

公式ドロップテーブル

仲裁名誉

仲裁で得られるビタス・エッセンスで引き換えることのできるアイテム。
テンノリレーにあるアービターズ・オブ・ヘクシスの部屋の入口左側にいる人物に話しかけることで交換できる。

余談

ミッション名の「仲裁」って何の事だよ？と思ったテンノ諸兄も多い事だろう。
これは原語ではArbitrationと表記されており、この英単語には確かに「仲裁」の意味もあるが、本来意図されていたミッション名は「裁定」であると思われる。
アービターズ・オブ・ヘクシスがテンノの真の実力を裁定するミッションであるための「Arbitration」という訳だ。

アップデート履歴

Update 30.5

• 仲裁名誉にGalvanized Modを追加

関連項目

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