概要 
分裂(Disruption)はキーキャリアからキーを奪ってコンジットを起動し、それを破壊しに迫ってくるデモリッシャー(デモリスト)を到達前に撃退する、というエンドレス形式のミッションである。
Update 25「木星協約」にて実装された後、Update 25.7「アルトラの聖人」にてAlad Vが各所にコンジット技術を売り飛ばしたため、各勢力タイルセットにミッションが追加された。
仕様 
マップ上にはマーク・色が異なる4つのコンジットが配置されており、キーキャリア(アマルガムやエクシマス等の強ユニット)を倒すことで起動するためのキーを得られる。
対応したキーでコンジットを起動するとデモリッシャー(デモリスト)が出撃してそのコンジットを目指して移動してくるので、これを撃破するか、足止めして制限時間までにコンジットに辿り着かせなければ防衛成功となる。
- デモリッシャーはコンジットに辿り着くとチャージ後自爆し、コンジットを破壊する(防衛失敗)。
- コンジットはデモリッシャーの自爆以外に対しては無敵。
- 複数のコンジットを同時に起動することも可能。
- 15分間どのコンジットも動いていない状態が続くとプレイヤーを批難する無線が入り永続する3分のミッション失敗タイマーが発生する。慈悲はない。
4つのコンジットを起動した後、1つでも防衛に成功していればラウンド終了となる。
- 4つのコンジットすべてを破壊されるとミッション失敗となってしまい、それまでの報酬も受け取れない。
- コンジットを起動するとそれに対応するキーが、ラウンド終了時には全ての地面に落ちているキーが全て消えるが、どちらの場合でもプレイヤーが保持しているキーはそのまま残る。
- 1ラウンドクリアで脱出地点が出現し、各分隊員が任意のタイミングで脱出可能になる。
コンジットを起動すると、ランダムでバフかデバフのどちらかを周囲に発生させる。
- バフはコンジットの防衛に成功すればそのラウンド間は効果が継続する。
- +50%アフィニティブースト
- +50%クレジットブースト
- +50%リソースブースト
- コンジット供給
- コンジットシールド付与
- コンジットセントリー
- テンノスピードブースト
- テンノ発射速度向上
- テンノ武器ヘルス吸収
- デバフはコンジットが破壊されるとそのラウンド間は効果が継続する。
- マップ内にある小部屋などで「コンジット用安全装置」が発見できる事がある(右画像)。
- ある程度近づくと機動防衛のデータマスと同じアイコンでミニマップに表示される。
- 使い方は発掘のパワーセルと同様、持った状態で起動中のコンジットに近寄ることで自動的に使用され、そのラウンド中のみ全てのコンジットによるバフとデバフを無効化する。有効な間はコンジットの起動時にバフ/デバフ名が表示されなくなり、画面左のコンジット一覧には「安定化コンジット」と表示される。
デモリッシャー / デモリスト
デモリッシャー或いはデモリスト(木星 Ganymedeのみ)は、赤いオーラに包まれた各勢力ユニットのバリエーションとして出現する。
- デモリッシャーはかなり遠くからも聞こえる独特のシグナル音を発しながら移動してくる。
- シグナル音は近づく事で大きくなり、遠ざかる事で小さくなる。音を頼りにデモリッシャーの方角を探るのが基本。
- 赤いオーラは障害物越しでも視認できる。
- 30m(仲裁では15m)以内に分隊員の誰かが近づくことでマーカーが付く。
- 高い耐久力を有しており、弱点属性はベースユニットにより異なる(ロボティック、肉体等)
- 倒し方もベースユニット準拠のため、デモリッシャー クバガーディアンを倒すにはVoid Slingを当てて武装解除させなければならない。
- 感染体デモリッシャーには感染異常が効かない
- 一定間隔で周囲に赤いナリファイフィールドを発して、アビリティを無効化する
- アビリティ耐性を有する。
攻略・デモリッシャー探しのコツ 
デモリッシャーは音で探そう
- 攻略になれないうちはデモリッシャーがどこからやってくるかがわからずに右往左往しがちだが、その特徴的な発信音が最大のヒントとなる。
- デモリッシャーが発している音は地形等を無視してかなり遠くからでも聞こえるため、コンジットを起動したら以下のような手順で迎え撃てる。
- コンジットがあるタイルの出口まで行き、ほんの少しだけ先に進んで音が聞こえないか確認する。
- 音が聞こえなかったら別の出口へ行く…を繰り返す。
- 音が聞こえたらそちらの方向へダッシュ。一定距離まで近づくと敵マーカーが自動的に付き、分隊員にも位置がわかる。
- ヘッドフォン、イヤフォン等を付けてプレイすると方向がわかりやすくなる。
- デモリッシャーが発している音は地形等を無視してかなり遠くからでも聞こえるため、コンジットを起動したら以下のような手順で迎え撃てる。
抜け穴を活用しよう
- こちらを発見するとナリバリアを数秒ごとに展開してアビリティをかき消してくるデモリッシャーだが、以下のような抜け穴がある。
これらの方法はナリバリアで無効化されない。冷気の状態異常による鈍足化。10スタック重ね掛けすれば70%減速できるので非常に有効。他の鈍足効果との重ねがけにより更に減速可能。
- ZENURIKのTemporal Blastによる減速効果。最大ランクで80%減速できる。
- オペレーター用アルケインのメイガス ロックダウンによる拘束。
- エクゾディア エピデミックを装着したZAWのスラムによる行動不能効果。近接攻撃による打ち上げは無効化されるが、こちらは通る。
- 安定しないが、FerocityやSavageryのMODを装着しているクブロウのフィニッシャー攻撃は通常通り発動し、数秒間足止めする事がある。
- IVARAのQuiverやBARUUKのLull、AeroセットMODによる睡眠効果。
- ただしEQUINOXのRest & Rageにはなぜか耐性がある。また、睡眠状態にはなってもフィニッシャー待機状態にはならない。
- EmberのFire Blast、HildrynのPillageなど、効果持続時間を持たない装甲剥がしはナリバリアで元に戻らないため有効。もちろん、アビリティの発動自体は無効化されうるのでタイミングに注意。
- 数秒ごとに出現するナリバリアでかき消されるが、デモリッシャー自身がアビリティに対する完全耐性を持っている訳ではないため、バリアの合間を縫って使えば有効なアビリティは多い。ただし、引っ掛けたり吹き飛ばす系のアビリティは位置ズレを起こす事もある点に注意。
- 耐性ソーティーで更に耐性が重なるなどして、デモリッシャーが硬すぎて倒せなくなった場合、何でもいいので2分間足止めできれば防衛成功扱いになる。
- 探しに行くのが面倒な場合、デモリッシャーがコンジットの近くに来てからロックダウンで拘束して殴るという裏技もある。
- ただし、デモリッシャーを速攻で倒す場合よりも時間が掛かる事と、ホストの通信環境が劣悪だと転移やVoid Dash周りがうまく動作しないため事故の可能性が高くなる。
- KHORAはレーダーを超広範囲にする事ができ、デモリッシャーの出現を感知しやすい。
- 他の敵と同じアイコンで表示されるが、明らかに不自然な距離に湧いてまっしぐらに走ってくるものを探せば良い。
NGな行動
- ここまでは分裂を攻略する際にやった方が良い事を紹介したが(ここまで本項を読んだテンノには既に関係のない話になるが)攻略の参考として、以下に分裂で多く見られるNGな行動やあまり意味がない行動の例を示す。
- コンジット有効化後、コンジットを守るように上や近くに居座ってただ敵を迎え撃っているだけ
- コンジットはデモリッシャー以外には完全無敵なので、あまり意味がない行動である。上述のメイガス ロックダウンのような強力確実な足止め手段やデモリッシャーが自爆体制に入ってからでも瞬殺できる火力を有している場合を除いては、最終防衛ラインになれるわけでもないので全く意味がない。
- 同じ範囲攻撃やCCアビリティを使うなら、味方がデモリッシャーを殴っている間に雑魚に群がられないよう、デモリッシャーの周りで使ってあげたほうが有用である。
- デモリッシャーを自分で処理出来ない/しないにも関わらず、闇雲にコンジット有効化させ続ける
- デモリッシャーを全く処理しないのに次々とコンジットを有効化させるのはほぼ妨害行為である。きちんとルールを理解している人が1~2人しか居ない分隊の場合、それ以上の方角からデモリッシャーが湧いてしまうと防衛失敗は必至。
- ラウンドが進むごとに敵のレベルがアップしていくため、開始時点のレベルで既に処理出来ていない人が闇雲に有効化させ続けて無駄にラウンドを進めるとなお処理できなくなるだけである。
- また、コンジットを有効化させると敵バフ/味方デバフが発生する事もある。これらが多重発生した上で多数のデモリッシャーが出現すると完全に収集がつかなくなり、それまで処理できていたとしても総崩れとなる場合がある。
- 例外的に、4人全員が悪条件が重なったとしてもデモリッシャーを充分に倒せる超火力を持ち、きちんと分担して処理出来る分隊であれば、2つ3つ同時に進めて早回しするという手段もある。しかし、野良ではルールを理解している人が半数以下どころか自分1人だけという事も少なくないため、複数のコンジットを次々と有効化するのは非推奨である。
- デモリッシャーがコンジットの近くに来ている時に突然妨害になり得るアビリティを使う
報酬 
通常のエンドレス形式ミッションのローテーション(A-A-B-C-)と異なり、ラウンド進行とコンジットの防衛成功数で報酬テーブルABCが変化する。
コンジット 防衛成功数 | ||||
---|---|---|---|---|
ラウンド | 1 | 2 | 3 | 4 |
1 | A | A | A | B |
2 | A | A | B | B |
3 | A | B | B | C |
4以降 | B | B | C | C |
報酬リスト
確実に最新の情報を確認したい場合は公式ドロップテーブル(英語)を参照されたし。
ノード | ローテーション | |||
---|---|---|---|---|
A | B | C | ||
火星 Olympus | Lithレリック | Lithレリック | Mesoレリック | |
木星 Ganymede | Mesoレリック ヘキセノン x5 Proton Pulse Motus Signal Aero Periphery | Neoレリック ヘキセノン x10 Proton Jet Motus Impact Aero Vantage | Axiレリック ヘキセノン x15 Proton Snap Motus Setup Aero Agility | 共 有 メ ダ ル |
天王星 Ur | Mesoレリック | Neoレリック | Neoレリック | |
海王星 Laomedeia | 20,000 Cr | 30,000 Cr | 50,000 Cr | |
セドナ Kappa | Mesoレリック | Neoレリック | Axiレリック GAUSS シャーシの設計図 GAUSS ニューロティックの設計図 GAUSS システムの設計図 | |
ルア Apollo | Neoレリック | Axiレリック | Axiレリック ルアレンズの設計図 | |
クバ要塞 Tamu | クバ x100 | クバ x200 | クバ x350 |
共有メダルは、各シンジケートにて交換することで地位ポイント1,000を得られる。
特殊な稼ぎ・テクニック 
特定ローテ狙い回し 
上記の表の通り、分裂のローテーションはラウンドとコンジットの防衛成功数で決まる。
そのため、コンジットの防衛成功数を調整することで、AローテやBローテに入っているレリックを狙い撃ちすることができる。
例えば天王星 Urは AがMeso / B・CがNeo、ルア Apolloは AがNeo / B・CがAxi となっており、それぞれBローテとCローテには同じレリックが入っている。
Cローテには共有メダルやルアレンズといった副産物が入っている分目当てのレリックが出る確率も低下するため、レリックだけが目当てならBローテだけを回し続けるのが最も期待値が高い。
よって、コンジットの防衛数を4>3>2>1>1>1...と調整していく事で、目的のレリックを毎ラウンド14.29%と比較的高めの確率で入手できるようになる。
わざと失敗する段になったら、コンジットを起動するだけして放置して他のキーキャリアを探しに行くと効率が良い。
言うまでもないことだが、故意にコンジットを破壊するという非常に特殊な方法であるため、野良分隊で行うのは非推奨である。
また、ラウンド2以降は上記の防衛数より1個多く守ってもBローテに収まるということを覚えておこう。
デモリッシャーがどこかでスタックして2分待ちの状態になったり、エネルギー減少等の残したくないデバフを引いてしまうこともあるので、上記の数に固執するよりは臨機応変に始末していった方が時間あたりの効率の向上が見込める。
キーの持ち越し 
通常、各キーはコンジットの起動時とラウンドの完了時に消えてしまうが、持っているキーは離さない限りそのまま残り続ける。
これはラウンドを跨いでも消失しないので、持ったまま次のラウンドを開始すれば直後にコンジットを起動でき、時短を図ることができる。
ソロの場合でも可能で、同色のキーが2個出現した際にまず1つ目をフレームで保持し、2つ目をオペレーターで拾ってそのまま使用する事で、キーを1つ残す事ができる。
ただしこれをする場合、次のラウンドでコンジットを起動するまでプライマリ武器が使えなくなる点に注意。
また、各ラウンドの終了時に近くに湧いているキーキャリア候補の敵(エクシマス等)を倒さずに放置しておき、次のラウンドの開始後に倒す事で、最初のキーを入手するまでの時間短縮が見込める。
武器限定ソーティーでの抜け穴 
ソーティー条件で「スナイパーのみ」「ボウのみ」等の条件が出た場合、雑魚処理がしにくくなるためにキーが出るまでも遅くなり、更にはデモリッシャーも倒しづらくなる為に失敗しやすく、クリア条件である8個の防衛成功までに要する時間が長くなりがち。
この場合、アビリティ武器やスペクター召喚が内蔵されているフレームを使う事で、こうした問題を回避する事ができる。
以下に便利なフレームの例を挙げるが、いずれのフレームでもデモリッシャーに近づきすぎるとナリバリアで強制的にアビリティを解除されるという点には注意すること。
- EQUINOX
- Metamorphosis増強のDualityで分身を召喚する事ができる。
同じく分身を出せるWUKONGと比べると「武器制限に対しては無力*1」「時間制限があり、分身がナリバリアに触れると即消滅してしまう」「アビリティ武器が無い」というデメリットがあるが、こちらは増強MODの効果で分身のダメージが300%増加するという強みがある。
分身に持たせると強い武器についてはWarframeスペクターの項目を参照。
- EXCALIBUR
- Exalted Bladeによる強力な近接攻撃が可能。
動きさえ止めてしまえば、近接MODが乗った光波をナリバブルの外から叩き込み放題な点が最大の利点。
おあつらえ向きに、増強のChromatic Bladeで属性ダメージと状態異常確率を大幅に強化できる。
- MESA
- Peacemakerが非常に強力。
しっかりとビルドが組めていれば、ソーティー3のLv100程度であれば周囲のザコ敵を一瞬で消し飛ばしてキー出しの効率化もできるという圧倒的な強みがある。
スナイパーやボウのような手数の少ない武器で手間取りがちなアークティックエクシマスも、ドームを無視して消し飛ばせる点も強み。ただしナリファイア相手は無力。デモリッシャーに対しても、発射し続けると攻撃力と攻撃速度が上昇する特性から手数でそのまま削り切る事ができる。
ただし視界内に入っていないと撃ち続ける事ができないため、処理に時間が掛かりそうな場合はロックダウン等の手段できちんと動きを止めておく必要がある。
また、デモリッシャーの敵タイプによってはどうしようもなく相性が悪い点も注意。
- TITANIA
- Razorwing使用中、セカンダリのDex Pixiaと近接のDiwataを使用可能。
飛行して敵の攻撃を回避・高速移動が可能なため、デモリッシャー探しがしやすいのも強み。
- WUKONG
- Celestial Twinで出る分身はソーティー条件を無視して武器を持ち込め、Primal FuryではIron Staffを利用可能。
Celestial Twinの分身は本体がナリバブルに触れても消えず、分身自体が触れても一定のダメージを受けるだけで即座に消滅はしない。
TITANIAと同様にCloud Walkerによる高速移動が可能なため、デモリッシャー探しがしやすいのも強みの一つ。
変更履歴 
- Update 29.10.0
- デモリッシャーはIVARAの影縫いの矢などのアビリティの効果でフィニッシャー待機状態にならないように。
- Update 25「木星協約」
- 実装。
関連項目 
アラート • 危険因子 • クエスト • クバサイフォン • クロスファイア • 侵略 • ソーティ • タイルセット • 仲裁 • Nightwave • 鋼の道のり • アルコン討伐戦 • ナイトメアモード • VOID亀裂 | |
ミッション | |
---|---|
PvE | アリーナ • 確保 • 感染回収 • 機動防衛 • 救出 • サンクチュアリ交戦 • ジャンクション • 潜入 • 掃滅 • 耐久 • 脱出 • 突撃 • 追跡 • ハイジャック • 発掘 • 分裂 • 防衛 • 妨害(オロキン • 海底研究所 • 駆除 • リアクター) • 傍受 • 抹殺 • ラッシュ • 自由探索? • カスケード、フラッド、アルマゲドン • 結合耐久 • ミラー防衛 • アビスゾーン |
RJ | 小戦 • 揮発 • オルフィクス • 掃滅 / 防衛 / 潜入 / 耐久(RJ) |
PvP | 決闘 • セファロンキャプチャー • 全滅 • チーム全滅 • Lunaro |