概要
Voidの影響を受けた道具は殺傷的な力を発揮するようになる。こうして武器となった物は生命のごとく進化を遂げる。
これらIncarnon武器は、進化の選択により武器の基本性能を強化する。また使用時にIncarnon変換を発動することにより、その形態と性能が変化する。
種類
Incarnon武器は元からIncarnon武器として実装されたものと、既存の武器をIncarnon化するものとの2系統がある。
そのうち前者は由来が2つに分かれる。
道具由来
元々はZarimanの住民が儀式や農業などで使っていた道具だったが、Voidに引き込まれた事で殺傷性のある武器となった。
これらはクリサリスにて、Cavaleroから設計図を獲得、ファウンドリで製造する。
AlbrechtのVOID研究由来
エントラティ家の長であるAlbrechtのVOID研究により真の性能を見出された武器。
これらはサンクタム・アナトミカで入手する事が出来る。
- 設計図: Albrechtの研究所タイルのArmatus(分裂ミッション)のローテーションB報酬、またはサンクタム・アナトミカのLoidからヴェスル・キャピラリと交換。
- 素材: Albrechtの研究所の産物
- 製造: ファウンドリ
Incarnon Genesisシステム
所有するWarframe用の武器をIncarnon化することができる。
これらは対象となる特定の武器に対して、Incarnon Genesisアダプターをインストールことにより実現する。
- 対象武器: アーセナル既存の物
- Incarnon Genesisアダプター: デュヴィリ・パラドックスの鋼の道版サーキットの確定報酬もしくはCavaleroから120プラチナで購入*1
- 素材:デュヴィリ産物
- Incarnon化:クリサリスのCavalero
進化
Incarnon武器は、それぞれが持つ独自の進化過程の課題をクリアすることにより、基本性能が向上(アップグレード)する。
進化は複数段階あり、第2段階以降のアップグレード内容は複数の候補から一つを選択することになる。
この選択は後から自由に変更することができる。
Incarnon Genesisアダプターの進化段階は同種の武器で共有される。
アップグレードは各課題をクリア後、Cavaleroもしくはアーセナル画面にて行う。
一度進化した段階のアップグレード内容は、Cavaleroもしくはアーセナルからいつでも変更できる。
Incarnon変換
Incarnon変換をすると武器の形態と性能が大きく変化する。性能変化は単純なダメージアップにとどまらず、武器の性質自体も変化する。
射撃武器であればヘッドショットでチャージを溜めることで、近接武器の場合は一定数のコンボを稼ぐ*2ことで変換が可能となり、その状態でセカンダリ射撃操作(ヘビーアタック)をすることで行われる。
変換は任意なので、Incarnon変換を行わずに通常形態で使用し続けることもできる。
Incarnon変換はチャージされた弾薬を使い切る(射撃武器)か、変換から90秒が経過する(近接武器)と自動的に終了し、元の形態に戻る。
射撃武器の場合、使い切る前でもセカンダリ射撃操作によって任意に終了できるが、その際残っていた弾薬(チャージ)は破棄される。
Incarnon武器一覧
道具由来
名称 | 種別 | 概要 |
---|---|---|
FELARX | プライマリ | フルオートショットガン、Incarnon変換後は放射線ダメージが付与されたセミオートアキンボハンドキャノンとなる。 |
PHENMOR | プライマリ | セミオートライフル、Incarnon変換後は放射線ダメージが付与された貫通距離3.0mのフルオートライフルとなる。 |
LAETUM | セカンダリ | セミオートピストル、Incarnon変換後は放射線ダメージの爆風が発生するフルオートピストルとなる。 |
INNODEM | 近接 | ダガー。Incarnon変換後は空中グライド攻撃時に衝撃波を飛ばす。 |
PRAEDOS | 近接 | トンファー。Incarnon変換後は範囲が2.0m延長され攻撃速度が上昇。 |
AlbrechtのVOID研究由来
名称 | 種別 | 概要 |
---|---|---|
ONOS | セカンダリ | フルオートピストル、Incarnon変換後は着弾地点で爆発する貫通無限のチャージライフルとなる。 |
RUVOX | 近接 | ガントレット。Incarnon変換後はヘビースラムで範囲内に居る敵の足元から柱を生成しコンボ倍率x1秒拘束する |
Incarnon Genesisシステム
以下表の各リンク先はIncarnon化に対応したページです。
Incarnon Genesisシステム
Incarnon Genesisシステムは、長く愛用されているのにもかかわらず忘れられていることもある武器に新しい命を吹き込むシステム。
対象武器、そのIncarnon Genesisアダプター、素材を入手し、クリサリスのCavaleroでIncarnon武器へとアップグレードできる。
別の新たな武器に変化する訳ではないため、追加のマスタリーXPが得られたりはしない。
- 対応武器
- Incarnon化できる武器は特定の武器に限られている(一覧)。
通常版に限らず、Mk1、Wraith、Vandal、Prisma、Prime、シンジケート版といった、別バージョンのものもIncarnon化が可能。
ただし進化内容の数値補正は、上記タイプ別に異なる物がある。
- Incarnon Genesisアダプター
- Incarnon化にはIncarnon Genesisアダプターが必要であり、これはデュヴィリのサーキットの鋼の道のりモードの報酬で手に入る。
Incarnon Genesisアダプターは汎用品ではなく、武器の個別種として存在する(Braton Incarnon Genesis、Skana Incarnon Genesisなど)。
アダプターはMk1、Primeなどタイプが違っても共通で適応する。
オロキン カタリストなどと同様、1武器に対して1個消費する。取り外しも可能だがアダプター以外の素材は返却されない。
同系統武器は進化過程の課題攻略状況が引き継がれる。例えばPrime版で課題を終わらせた後に通常版にアダプターを挿すと、すでに進化内容を選べる状態になっている。
- 入手
- Incarnon Genesisアダプターは、デュヴィリの鋼の道のりモード版サーキットの確定報酬として設定される。
報酬内容は全ユーザー共通、週替わり、内容は予め決まっている。
各週の報酬内容は後記の表のとおり。各週毎に5種類のアダプターが設定され、この中から2種類をユーザー毎に事前選択する。
選択のタイミングは各週初めてサーキットを行うとき。この選択はその週の間固定され後で変更はできない。
選択した順に、サーキット進捗度のティア5とティア10の報酬になる。詳細はサーキットの説明を参照。
前述の通り、各週で入手できるのは5種類中、最大2種類各1個まで。3種類目や複数個入手することはできない。
報酬内容は、日本時間で月曜日午前9時に切り替わる。
- 素材
- デュヴィリで得られる素材が必要。
- 週替わりスケジュール
- 以上を繰り返し。
注意点
- リロードと同様に、変換が完了する前に何らかの理由(ローリング、アビリティ使用、敵の攻撃など)で別のモーションが発生すると、変換は中断される。
- Incarnon変換の速度はリロード速度に依存している。そのため「空リロード時 +200%リロード速度」などを発動させるとIncarnon変換が素早く終了する。
- プレイヤーが死亡した場合、溜まっていたチャージは全て失われ、Incarnon変換中の武器も全て元の形態に戻る。
- 救出のスパイ等に渡したIncarnon武器は、必ず変換前の形態となる。プレイヤー側の変換状態は一切影響しない。
- Incarnon変換中の武器は、所持弾数、マガジンサイズ、弾薬効率といった弾薬に関するバフやMODの影響を受けない。
チャレンジ内容と攻略
課題2
6回Incarnon変化させる
コンボ倍率5x(コンボカウンター80)以上でヘビーアタックをするとIncarnon変化できる。
一度変化すると90秒間は変化前状態に戻らないので、複数回のミッションか鋼の道のりの耐久で消化すると良いだろう。
なおIncarnon変化後に死亡すると変化前状態に戻るので「コンボを貯めてIncarnon変化しては死亡」を繰り返すのも手。
その場合素の耐久能力を捨てた透明化できるフレームを使い「透明化状態でコンボを貯めて変化・変化後に透明化を解除して敵の攻撃を受ける」を繰り返すのが楽か。
もしくは、多少時間がかかっても楽に済ませたいなら、オーブ峡谷に鎮座しているプロフィットテイカーを殴るのも良い。
Incarnon変化後の状態でエクシマスを8体倒す
エクシマスと交戦する前に、Incarnon変化のためのゲージを貯めておく必要がある。
ヘッドショット回数でゲージは蓄積するので、マルチショットが多いビルドでの出撃が望ましい。
低レベル星系ではエクシマスの数が少ないので、MODで出せる火力に合う範囲の高レベルのミッションでエクシマスの複数湧きを狙いたい。
ある程度以上のレベルの潜入ミッションではデータ貯蔵庫内にエクシマスが出現しやすいと思われる。
ミッションクリアが必要ない場合、オープンワールドをアークウイングで飛び回りながら探すと効率的にエクシマスと遭遇できる。
課題3
スラックス・センチュリオンかレガトスにヘビー攻撃を3回行う
とにかくヘビー攻撃を3回当てればよいので、コンボカウンターゼロでも構わずヘビーアタックを連打すれば消化できる。
可能ならばフレームの耐久度と、ヘビーワインドアップ速度も含めた攻撃速度を上げた構築が望ましい。
Incarnon変化前の状態でリロードをせずZarimanの天使に(20 or 6)回ヘッドショットをする
起きている天使に対してヘッドショットする。
天使はZarimanのタイルで必ず1体は生成されるので、動かない個体に近づいてインタラクトすれば起こすことができる。
『Incarnon変化前の状態』なので、変化後の状態で交戦しないように注意。
ヘッドショット回数はマルチショットの増弾分も入るので、マルチショットを伸ばした構築が望ましい。
天使は素早く、非人間的な挙動で頭部が狙いにくい上にフレームのCCアビリティでの拘束が困難であるが、ZENURIKフォーカスの2番(Temporal Drag)によるスローが有効なので活用したい。
また、あくまで『リロード(動作)せず』なので、Eject MagazineやSynthセットMODのようなリロードを伴わない弾薬補給ならばカウントの維持が可能。
仮に進捗途中で倒してしまっても、リロードせずにミッションを終え、もう一度出撃するとカウンターが維持されたままになる。
課題4
Zariman船フラッドミッションで亀裂を12か所塞ぐ
進捗は各亀裂封鎖ごとに進行し、フラッド1wave完了につき3つ進む。累計なので複数ミッションに分けて進行しても良く、ミッション失敗でも封鎖した分の進捗は保存される。
依頼である必要はなく、星系マップのノード上から開始したフラッドミッションでも可。
12箇所の亀裂を修復しきるために、空中に点在するバイトプラスト(青い球体)を集める必要がある。
そのため、空中機動に優れたフレームで飛び回ると効率が良い。
アークウイングと同様の挙動で自由に飛べるTITANIAは筆頭。
次点でトリプルジャンプが可能なCHROMA、滞空能力に優れたZEPHYRでの出撃が望ましい。
一括で完了させるならば、Zarimanという比較的高レベルなエリアでのエンドレスミッションを最小でも4wave分完遂できるだけの装備を用意しておきたい。
履歴
- Update 33.6:デュヴィリの再演
- Incarnon Genesis武器を5種追加(Boar・Gammacor・Angstrum・Gorgon・Anku)
- Update 33.5:Kullervo:7つの罪
- Cavaleroが取り付けたIncarnon Genesisを取り外せるように
- Update 33:デュヴィリ・パラドックス
- Incarnon Genesisシステム導入
- Update 31.5: Zarimanの天使
- 実装