基本データ
No.46 | ||||
---|---|---|---|---|
名称 | 英国四联40毫米砰砰炮 | 日本版 | イギリス40mm四連装ポンポン砲 | |
レアリティ | ☆☆ | 対空機銃 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | +2 | 雷装 | ||
爆装 | 対潜 | |||
対空*1 | +4(+9.6) | 対空補正 | +35% | |
命中 | 回避 | |||
索敵 | 装甲 | |||
射程 | 短 | 運 | ||
耐久 | 対空補正値*2 | 1.4 | ||
対空倍率 | 2.4 | |||
装備可能艦種 | ||||
航空母艦 | 軽空母 | 装甲空母 | 戦艦 | |
航空戦艦 | 巡洋戦艦 | 重巡洋艦 | 航空巡洋艦 | |
重雷装巡洋艦 | 軽巡洋艦 | モニター艦 | 駆逐艦 | |
潜水空母 | 潜水艦 | 砲戦潜水艦 | 補給艦 | |
ミサイル駆逐艦 | 防空ミサイル駆逐艦 | ミサイル巡洋艦 | 防空ミサイル巡洋艦 | |
大型ミサイル巡洋艦 | ミサイル戦艦 | |||
廃棄時獲得資源 | ||||
燃料 | 0 | 弾薬 | 2 | |
鋼材 | 1 | ボーキサイト | 1 | |
備考 | ||||
日本語説明 | 採用した弾丸が2ポンドの旧式弾のため、初速が低く、弾幕も不安定で故障が多かった。火力密度が高いため、イギリス海軍の主力対空砲として使われた。ボフォース機関砲とともに、各線上で防空任務を担った。 |
---|---|
中国語説明 | :这种40机关炮使用了老式的2磅炮弹药,所以初速不高,而且弹链有可靠性的问题,不过由于火力密度很高,依然是E国主力防空炮之一,和博福斯混用。 |
入手方法
中国版 |
---|
開発(10:00) |
日本版 |
開発(10:00) |
性能や運用について
- イギリスの対空機銃。艦載機などを開発しているとハズレで出てくる。
- 対空砲としては微妙だが、火力が主砲並に上がるので利用価値がないわけではない。
元ネタ解説
絵のモチーフ | Vickers 2-pdr Mark VII |
---|
- Vickers社製 QF 2ポンド砲。英国陸軍のOrdnance QF 2ポンド砲と区別するため、QF 2ポンド海軍砲とも呼ばれていた。
ネタ的な意味で非常に有名なイギリスの残念対空兵器である。 - 初期モデルのMk.II砲は1915年に開発され、約7000丁が生産された。改良型のMk.VIII砲は1923年に開発されたが、予算不足により生産が遅れ、1930年から配備された。
両者は同じ弾薬を使用できるが、これは大量の在庫があった2ポンド砲弾を活用するための措置であった。 - この四連装型はMk.VII。改良型であるMk.VIII砲を一度連装パッケージとし、そのパッケージを二段重ねた形になっている。駆逐艦から戦艦まで、幅広く配備されていった。
- 八連装はMk.V及びMk.VIと呼ばれていた。連装パッケージを横に並べて四連装とし、それを二段に重ねている。
- 開発された当初、40mmという大口径の機関砲は破壊力が非常に高く、それを多連装化したものは濃密な弾幕が形成できると期待されていた。
そして期待通りに敵航空機を次々と叩き落とす……ことはなかったのである。 - 初速が遅く露骨に弾道が落ちる。曳光弾がなく弾がどこに飛んでるか分からない。毎分115発という遅い連射速度。更には機関部の不具合でしょっちゅう弾づまりを起こす。
……などなど、とにかく問題だらけの機関砲であった。
「プリンス・オブ・ウェールズが撃沈された原因はポンポン砲を載っけていたことだ」などという暴言すら出てくる始末である。*3
一応八連装モデルは門数の多さにより、正常に動けば弾幕密度はそこそこあったりする。また、陸上に設置されたポンポン砲は故障知らずだったという。 - 大量生産されまくったため多数の艦艇に搭載されたが、やはり信頼性などの問題が解決できず、ボフォース40mm機銃に換装されていった。だが、空冷式のボフォースと違い、ポンポン砲は水冷式であり、長時間弾幕を張ることができたため、戦艦や巡洋艦などの中・大型艦では終戦まで併用が続いた。
- なお、イギリス陸軍では1937年からボフォース40mm機銃を採用したが、海軍では予算不足や、大量の在庫があった2ポンド砲弾を活用するため、ボフォースの採用が遅れた。
- 大日本帝国海軍も、毘式40mm機銃として初期モデルのMk.II砲をライセンス生産し、単装型と連装型を配備した。そしてあまりの使えなさに25mm機銃などに換装されている。日本海軍で運用していた物は、故障は起きなかったが有効射程が短いため、評価が低くなった。
- 対空機銃としては劣っていても潜水艦相手なら大口径弾が活きるため、駆潜艇や哨戒艇にはよく搭載されていた。
だが、ある程度距離が開くとやはり威力不足になったため、8cm高角砲と併用して潜水艦と戦うことが多かった。
- 対空機銃としては劣っていても潜水艦相手なら大口径弾が活きるため、駆潜艇や哨戒艇にはよく搭載されていた。
- 日本以外ではイタリア海軍もライセンス生産して使用していたが、1930年代にやはり同様の理由でブレダ37mm機銃に換装されていった。
- また、意外にも1930年代にアメリカ海軍でもライセンス生産の計画があったが、ポンポン砲の装薬のコルダイトの生産設備がアメリカに無く、アメリカ製の装薬に交換できる構造でもなかったため、生産計画は破棄され、ボフォース40mm機銃に活路を見出していくことになった。
コメント
カード一覧/種類別装備一覧表
装備一覧表
各欄の下段は日本版未実装
副砲 | |
カテゴリ | 装備名 |
---|---|
射程短 | 日本八九式12.7cm連装高角砲、イギリス三連装4inch火砲、イギリス連装4.5inch高角砲 |
射程中 | 日本四一式15.2cm単装砲 |
爆撃機 | |
カテゴリ | 装備名 |
---|---|
コスト3 | пo-2(588航空連隊) |
コスト4 | 九九式艦爆、彗星、零戦六二型、瑞雲、晴嵐、九七式艦攻(八〇番五号)、LN.401、彗星(誉型)、H-34武装ヘリコプター、PZL M-15 |
コスト5 | Ju87C、スクア、フルマー、SBD-3、BTD-1、SB2C、ファイアフライ、SBD-3(マクラスキー隊)、SBD(ベスト機)、SB2U(フレミング機)、サーブ 17、瑞雲12型、惑星、流星(射出)、スカイレイダー、HA-139、Br.960、ワスプヘリコプター(AS.12)、バラクーダ(720kg)、BTD-1デストロイヤー(2000lb)、SG-104無反動砲(JU-288)、景雲改(80番) |
コスト6 | 景雲改、He 119、F4U-7、ファイアフライAS.Mk5、JU-87(地中海)、SBD(VS10)、SBD(ベスト)、FW190(BT)、Me-163(BT)、F2G(ティニー・ティム)、F4U-7(ロケット弾) |
TA-4教练机 | |
コスト7 | ワイバーン、AM-1モーラー、Me.P1099、XBTC、P.1099、ワイヴァーンS.4、AD-4、A-1、XA-32 |
コスト8 | AD-5Q |
コスト9 | PBJ爆撃機、PBJ-1J、XTB2Dスカイパイレート(vb) |
コスト10 | AJ-2(空中給油機)、A4D |
コスト12 | FJ-4B(16) |
コスト14 | ブラックバーン・バッカニア |
コスト15 | B-25(ドーリットル隊)、AJ、XA2J |
コスト17 | |
A-3“空中勇士”攻击机 | |
航巡・航戦装備可 | 瑞雲、晴嵐、サーブ 17、He 119、瑞雲12型、流星(射出)、彗星(誉型)、H-34武装ヘリコプター、HA-139、ワスプヘリコプター(AS.12) |
偵察機 | |
カテゴリ | 装備名 |
---|---|
コスト2 | ロッキード「シリウス」 |
コスト4 | 零式水上偵察機、二式艦上偵察機、彩雲、スーパーマリーンS.6、ソードフィッシュ(ウォースパイト)、カタパルト戦闘機、シーガル |
コスト5 | シーオッター、ウォーラス、OS2U-3、Ar196、TALIEDO STIPA、「寧海」艦上偵察機、Бе-4艦上偵察機、R-4、Fl-265、紫雲 |