F4U(アイスクリーム)
Last-modified: 2024-11-20 (水) 07:54:00
基本データ
入手方法
性能や運用について
- 経験値upという一味変わった性能をもつ戦闘機。
- 通常のF4Uよりコストも軽くなっている上に制空値は充分実用的、爆装も艦戦では高い方であるため、重点的に育成したい空母に載せると良いだろう。
F7Fが足りない、または制空が足りないときには優秀な爆装艦戦として使うこともできる。
元ネタ解説
- 説明の通り、アルミのタンクにアイスクリームの材料を詰め込み高空を高速飛行することでアイスクリームを作るという代物。
- 当時アメリカ軍空母にはアイスクリーム製造機が搭載されていたが、駆逐艦など小型艦艇には装備されていなかったので不満が高まっていた。
そのため、撃墜されたパイロットを救助する代わりに空母からアイスクリームが提供されるという制度が作られた。各駆逐艦のクルーは積極的に救助活動に参加するようになり士気が大幅に高まった。
しかし、これは救助するパイロットがいる最前線の駆逐艦しか楽しむことができないので、後方支援に回っている部隊に不満が高まっていった。
- 1944年10月、ペリリュー島での厳しい戦いが収束に向かいつつあったころのことである。ペリリュー島のあるパラオ諸島は湿気が多く蒸し暑い地域だった。
当時ここには海兵隊のVMF-122隊が駐留していた。指揮官は士気を高めるために部隊のF4Uコルセアを使ってアイスクリームを作ることを提案した。
コルセアは上限高度12000m、気温-56℃の環境を飛行することができたため、まさに天然の冷凍庫にうってつけの機体だった。
アイスクリームの材料(ミルクやココアなど)を補助タンクに詰め込み、コルセアを高度9100mで飛ばし、-44℃でアイスクリームを作ろうとしたが、最初は冷たいアイスココアミルクにしかならなかった。
- しかし、部隊の兵士たちはアイスクリーム作りを諦めず。おいしいアイスクリームを作るために研究を重ねた。結果、補助タンクの位置がエンジンの排気管に近いことがアイスクリームの凝縮の邪魔をしていること発見。さらに、翼下パイロンにも2つのアイスクリーム製造用の樽を装備させた。
また、凝固過程でミルクがちゃんと撹拌されるようにプロペラも装備させた。結果、おいしいアイスクリームが完成し、部隊の士気を大幅に上げることになった。
- その後、VMF-122隊は秘密裏に毎日アイスクリームを作る仕事をするようになった。機密保持のためにこの任務を「Operation Freeze flights」と名付けた。
午後2時に離陸し、日常の高度訓練の名のもとに「Freeze flights」を遂行し続けた。
- ある日、降下中だった機体の翼下についていたアイスクリーム製造機が吹き飛ばされてしまった。それは偶然にも軍のキャンプ地の真ん中に落ちてしまった。
ついに部隊の小さな秘密が軍にバレてしまったのである。これを機にその地域の全部隊がアイスクリームを作り始めてしまった。
さらに本部でも高高度アイスクリーム作りを楽しみ始めたのでVMF-122隊は罰せられずにすんだ。
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