ディーゼルエンジン
Last-modified: 2024-07-12 (金) 15:24:58
基本データ
入手方法
性能や運用について
- 回避力を上げる強化部品。
他のエンジン系装備と比較すると肝心の回避力自体は劣り、標準型エンジンと比較すると回避-1の差がある。
- 一方で運が+3されるという稀有な装備のひとつ。
運の合計値で条件が分岐する海域などに乗せたり、運が低めの駆逐艦に積む等の使い方が出来る。
- 入手性は意外と悪くなく、後半海域でドロップするポケット戦艦たちから幾らでも入手可能。
☆4かつ開発不可の装備ながら、手に入れやすいのが強み。
元ネタ解説
- 今もなお様々なところで使用されている内燃機関、ディーゼルエンジン。初期装備艦からして、大型艦用の大型高出力のものだと思われる。
- 多くの艦艇が採用した蒸気機関に対し、ディーゼル機関は燃費とレスポンスが非常に良いのが特徴である。
- また、そもそもにボイラーとタービンのスペースが必要な上、水蒸気にするための真水用タンクなどでもスペースを取られる蒸気機関よりコンパクトに出来る強みも存在する。
そのほか、ボイラーに比べて煙突を小さくできるため、多くの潜水艦は水上航行用にディーゼルエンジンを載せている。
- その一方でデメリットも多く、特に大きなものはそもそも高出力が出せない、という点である。8基4軸推進のアドミラル・グラーフ・シュペーで54,000hp。
それに対して蒸気機関は、圧倒的に小型なZ1で70,000hpを叩き出している。ケーニヒスベルクのメインエンジンである蒸気機関でも68,200hp。
- また当時の技術力の限界から、非常に壊れやすいというデメリットがある。振動も大きく、それに起因するシャフトの破損などの問題も多く発生している。
- 本邦でも、潜水母艦の剣崎や大鯨にディーゼルエンジンを搭載していたが、振動が激しかったため、空母に改造する際に陽炎型駆逐艦のタービン機関に載せ替える工事を行った。このため、空母化完了が遅れてしまった。また、大和型戦艦も当初はディーゼルエンジンと蒸気タービンを両方積む予定だったが、これらの問題により、蒸気タービンだけを積む計画に変更された。
- これらの問題が解決され、大型艦用のメインエンジンとして利用可能になるには、1950年代まで待たなければならなかった。
- 今では逆に船舶用蒸気機関は非常に限られ、戦闘艦がガスタービン駆動、それ以外の船舶用エンジンはあっちでもこっちでもディーゼルといった状態である。例外は原子力タービン駆動くらいか。
最近はこれら以外にガスタービンやディーゼルエンジンで発電してモーターで駆動するターボ・エレクトリックやディーゼル・エレクトリックが徐々に流行りつつある。
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