100mm速射砲(53)
Last-modified: 2024-11-20 (水) 07:54:00
基本データ
入手方法
性能や運用について
- イベント報酬で手に入る小型主砲。開発不可。
小型主砲だが、性能は対空機銃に近い。
- イベント報酬でも序盤の品だけあり、性能自体はアメリカ3inch連装対空砲の下位互換。
とはいえ命中が1低いだけで充分実用的な性能は持っている。
元ネタ解説
- フランス海軍が戦後にアメリカのMk.16 5インチ砲およびスウェーデン製Mle.51 57mm速射砲の後継機として開発した艦砲。1950年代にクローゾー・ロワール社で開発され、小改良を経ながら現在も使用されている。その中でも1953年、最初に実用化されたMle.53がモデルである。
- Mle.53は毎分60発の13.5kg砲弾を発射する自動砲であるが、初弾の装填だけは人力を必要とした。最大射程は17000mで、対空射程は6000mだった。
- 改良型にMle.68がある。これは装填機構が完全に自動化されており、通常は砲塔内は無人で運用する。
さらに射撃指揮装置をデジタル化したMle.68-IIが作られており、連射性能も毎分78発に上がっている。
- 1977年より開発元のクローゾー・ロワール社では軽量な新型100mm砲の開発に着手した。砲塔重量を17tに落としつつ、連射性能を毎分90発に上げたモデルであり、1983年にはコンパクト砲として量産に入った。フランス海軍では既にMle.68が普及していたため採用されず、輸出市場でもアメリカやイタリア製の127mm砲、76.2mm砲に圧倒されたが、マレーシアやサウジアラビアの海軍艦艇に採用された。
- 中国海軍もコンパクト砲の技術供与を受け、1980年代から類似した構造の87式100mm砲を製造している。
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装備通称リスト