シーキャット
Last-modified: 2025-11-29 (土) 17:26:14
基本データ
入手方法
性能や運用について
- 日本版初実装となる対空ミサイルだがカテゴリは機銃。
対空特化であれば機銃だ、いいね?
類似した元対空機銃対空噴進砲より対空能力は上、火力が上がらないところは一緒、回避で劣る。
- 他の機銃カテゴリの動作やコストと同じでボーキ・ミサイル発射装置は不要。
- 装備としての能力は機銃カテゴリ内の対空値と対空補正値自体は最高値であるものの入手が容易で代用可能な機銃があるため趣味の範疇か。
他にも優秀な戦利品装備があるので、優先順位は高くはない。ロマンを求める方はどうぞ。
- これを装備して元ネタよろしく手動で誘導する艦を思い浮かべると、シュール極まりない。
- 2019/4/22に対空倍率が実装され、装備艦には圧倒的な対空値を付与する装備になった。元ネタからはちょっと信じられない
元ネタ解説
- シーキャットはイギリスで開発された個艦防空ミサイル。射程は最大4600m。17.3kgの榴弾を弾頭とする。
- 第二次世界大戦も終盤になる1944年ころから、ミサイルという兵器が登場する。
戦争は変わった・・・
艦対空ミサイルに関しては日本軍による神風攻撃に頭を悩ませていた連合軍が艦隊防空ミサイルの開発を開始。イギリスはストゥッジ、アメリカはラークというミサイルを開発した。
一方の日本軍も連合軍の空襲に頭を悩ませ、海軍が奮龍という地対空ミサイルを開発していたりした。実際に運用されたのはストゥッジのみでラークは開発中止、奮龍も終戦により中止となった。
- ただ、ストゥッジは戦果が認められず、運用は凍結。1949年より発展型のシースラグを開発した。そしてその後1962年に誕生した個艦防空ミサイルが、誘導方式が英国面なシーキャット。
- シーキャットを構成する発射装置であるGWS-20は誘導方式が目視誘導、早い話がラジコンで、ジョイスティックで遠隔操縦する。この辺で自爆させれば当たるだろうという対空噴進砲の誘導プラス発射弾数縮小版である
次のGWS-21(おそらくこれがモデル)ではレーダー誘導方式になったが、信頼性確保のため手動誘導も可能となっている。
- その後、完全に誘導を自動化したGWS-22が作られた。さらに射撃指揮機能もWSA武器管制システムに統合したGWS-24に更新されていった。このころにはミサイルの方も後継のシーウルフに代わっていた。
- 新技術がトラブルを起こす可能性について対策を怠らない、そんな英国のこだわりとそんな対策で大丈夫か?と言いたいものを実戦配備するイッちゃってる感が素晴らしいミサイル。
2010年代後半の目線で見ると珍兵器に見えてしまうが、第一~二世代のミサイルは技術や運用面で発達段階であり、陸海空問わず割と各国で似たような誘導方式が用いられていたりする。
ブローパイプ携帯式「手動操作型」地対空ミサイルはどうかと思うが
- ちなみにこれの陸上発射型のタイガーキャットはフォークランド紛争にてアルゼンチン軍がイギリス軍に対して使用し、シーハリアー1機を撃墜する戦果を挙げている。
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