30cm連装砲(k)
Last-modified: 2024-12-20 (金) 21:46:27
基本データ
入手方法
性能や運用について
- 本ゲームには珍しく、火力に加えて装甲値も上昇する主砲。
- 重巡や航巡といった護衛艦に持たせるには十分な火力を備えており、命中も上昇するので使い勝手が良い。
- スキル持ち重巡としては装甲が低めなシュロップシャー改に持たせてもよいだろう。
元ネタ解説
- 日本の装甲巡洋艦(もしくは巡洋戦艦)「鞍馬」*1の12inch≒30cm連装主砲。もちろんこちらとは別物。
名称の"k"はKuramaのK!
- アームストロング社製45口径12inch砲(Mark X)の小改良型。
姉妹艦伊吹はイギリス製の主砲を載せたが、鞍馬はその小改良・国産コピータイプとして本砲を搭載した。
- 鞍馬型のほかにも、同世代の日本戦艦(薩摩型・河内型)などにも搭載された。
日本海軍は戦艦と装甲巡洋艦を同時に運用するため、早くから戦艦と同じ主砲を搭載するようになった。
また、1906年に爆発事故を起こした三笠を修復する際、もともとの40口径12inch砲を再建する代わりに、この45口径12inch砲を搭載した。
日露戦争で鹵獲したロシア帝国戦艦も、修復したときにロシア製主砲を本砲で置き換えている。
- この砲を装備した戦艦・装甲巡洋艦はそのほとんどがワシントン軍縮条約によって解体されており、主砲は東京湾や紀淡海峡、豊後水道などの砲台に転用された。
- 砲の性能:386kgの砲弾を810m/sで発射する。最大射程は21120mだった。
- 砲塔の上にある小型砲は水雷艇撃退用の76.2mm砲であり、日本海軍では子砲(ねほう)と呼んだ。
このような小型砲は1910年代まで各国の戦艦や装甲巡洋艦に採用されたが、年々水雷艇が大きくなり、4~6inch砲が必要になってきたため、順次取り外されていった。
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