基本データ
No.149 | ||||
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名称 | 61厘米三连装氧气鱼雷 | 日本版 | 九零式61cm酸素魚雷三連装発射管 | |
レアリティ | ☆☆☆☆ | 魚雷 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | +8 | ||
爆装 | 対潜 | |||
対空 | 対空補正 | |||
命中 | +1 | 回避 | ||
索敵 | 装甲 | |||
射程 | 運 | |||
耐久 | ||||
装備可能艦種 | ||||
航空母艦 | 軽空母 | 装甲空母 | 戦艦*1 | |
航空戦艦 | 巡洋戦艦*2 | 重巡洋艦*3 | 航空巡洋艦 | |
重雷装巡洋艦 | 軽巡洋艦*4 | モニター艦 | 駆逐艦 | |
潜水空母 | 潜水艦 | 砲戦潜水艦 | 補給艦 | |
ミサイル駆逐艦 | 防空ミサイル駆逐艦 | ミサイル巡洋艦 | 防空ミサイル巡洋艦 | |
大型ミサイル巡洋艦 | ミサイル戦艦 | |||
廃棄時獲得資源 | ||||
燃料 | 3 | 弾薬 | 2 | |
鋼材 | 2 | ボーキサイト | 0 | |
備考 | ||||
開発不可 一部巡洋艦は装備不可 |
日本語説明 | 帝国海軍は90式魚雷の後に93式魚雷を開発した。この高純度の酸素を助燃材として使う魚雷は恐ろしい高航速、高射程と火薬量を備えていた。威力は他の国の魚雷を大幅に超過していたが、安全性の問題を抱えている。 |
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中国語説明 | 日本在90式鱼雷之后研发了93式鱼雷,这种使用纯氧做助燃剂的鱼雷有着恐怖的航速,高射程和装药量,威力远超其他国家的鱼雷,但是也有安全上的隐患。 |
入手方法
性能や運用について
- 特型駆逐艦を改造する事で持ってくる基本的な魚雷。
- この装備の上位互換として、五十鈴改などが持参する九二式61cm酸素魚雷四連装発射管が存在する。
- 量産するならば上位互換である四連装にしたいが、これよりも必要コストが高くなる。
そのため、敢えてこれを量産するという選択肢もあるかもしれない。その場合は敷波、雷、電辺りが狙い目だろうか。
それぞれ改造コストが安かったり改造レベルが低かったりするので、ドロップしたものを待機させておくといいだろう。- ただし、安価に量産できる魚雷としてはヴォークラン改の持ってくる三連装550mm酸素魚雷という選択肢があることも頭に入れておきたい。
魚雷としての性能はこちらの方が上だが、向こうには改良型エンジンという美味しい副産物がある。
- ただし、安価に量産できる魚雷としてはヴォークラン改の持ってくる三連装550mm酸素魚雷という選択肢があることも頭に入れておきたい。
- 17年4月2日のメンテナンスによる性能調整にて、雷装+1、命中+1の上方修正を受けたが、同月28日のVer3.0.0アップデートにて元の数値に戻った。
- また名称変更も行われた。(61cm三連装酸素魚雷→九零式61cm酸素魚雷三連装発射管(93 )
元ネタ解説
- 帝国海軍自慢のロングランス、九三式魚雷。直径61cm、全長900cm、重量2.7トン。お値段約2万円(現代価格で約1億円)。
一般的には酸素魚雷と呼ばれるが、当時は機密のため「第二空気」などと呼ばれていた。 - 九三式魚雷を初期から搭載したのは陽炎型駆逐艦以降。それ以前の駆逐艦や巡洋艦も、改装とともに搭載するようになったものが多く存在している。
その中で、三連装発射管と組み合わされたものがこの装備と言えるだろう。四連装との組み合わせは九二式61cm酸素魚雷四連装発射管として実装されている。 - 動力源は灯油を燃料としたディーゼルエンジン。
当然であるが、内燃機関は燃料の他に酸化剤を必要とする。この酸化剤を、当時一般的な圧縮空気に代えて高純度酸素を使用した。 - 酸化剤を酸素とする利点は効率の向上である。
一般的な空気の場合その8割を窒素が占めているため、酸素のみを取り出して使用すれば酸化剤の体積を1/5ほどに減らせる。
エンジンもより高出力を発揮することが可能であり、高速長射程で破壊力も絶大という必殺兵器のようになったのである。- また、純酸素だと燃焼後に二酸化炭素が発生するが、これは海水中に溶けやすく、気泡が少なくなるので、魚雷の航跡を悟られにくくする効果もあった。空気を使用した場合は窒素ガスが気泡となるため、魚雷の航跡が見えてしまう。
九三式酸素魚雷1型 九三式酸素魚雷3型 九〇式空気式魚雷 直径 61cm 61cm 61cm 射程 40000m/36-38kt,32000m/40-42kt,20000m/48-50 kt 30000m/36-38 kt,25000m/40-42 kt,15000m/48-50 kt 7000m/46 kt,10000m/42kt,15000m/35 kt 重量 2700kg 2800kg 2605kg 爆薬量 490kg 780kg 375kg
- また、純酸素だと燃焼後に二酸化炭素が発生するが、これは海水中に溶けやすく、気泡が少なくなるので、魚雷の航跡を悟られにくくする効果もあった。空気を使用した場合は窒素ガスが気泡となるため、魚雷の航跡が見えてしまう。
- しかし問題は山積みであった。まず高純度酸素の扱いの難しさであった。
- 欠点の一つはその長い射程である。有利な点に見えるが遠距離からの雷撃はほぼ命中しなかった。
いくら高速な魚雷とはいえ最大射程の20~25kmに到達するには52ktで11分、5kmまで接近して3分掛る。その間に敵は変針、変速してしまえば意味がないため長射程が生きることはほぼ無かった。
実際にスラバヤ沖海戦では日本海軍は188本の魚雷を発射したが命中したのはわずか4本という結果に終わった。
結局日本海軍は10km以上からの魚雷発射は行わない様になっている。 - 長過ぎる射程は重大な同士討ちも発生させた。バタビア沖海戦では重巡最上が重巡ヒューストンに向けて発射した93式魚雷6本が延長線上にいた大日本帝国陸軍の第16軍主力を載せた味方輸送船団に到達した。
船団直掩の「第二号掃海艇」が轟沈、輸送船「佐倉丸」と病院船「蓬莱丸」と陸軍特種船「神州丸」が大破着底、それを避けようとした輸送船「龍野丸」が沈没した。結果として100名が死亡した大事件となっている。
(後に虎の子の「神州丸」のみサルページされた) - また、整備性も悪く、誤爆を防ぐためにメンテナンスは欠かせなかった。
取り柄であった高速な雷速も速すぎるために船底爆破用の磁気信管が使えず接触式信管を使っていた。
ただ、磁気信管自体は当時アメリカでも持て余すものだったので、日本が使わなかったのは結果的に正解だった。 - 酸素魚雷は各国で研究されたが、結局実用化したのは日本海軍とイギリス海軍だけだった。
そのイギリス海軍も、ネルソン級戦艦に搭載しただけであり、以降の巡洋艦では従来の空気魚雷に戻っている。
- 欠点の一つはその長い射程である。有利な点に見えるが遠距離からの雷撃はほぼ命中しなかった。
- 後に日独技術交換でドイツ海軍に提供した際には、運用の違いから見てもリスクを犯してまで使うメリットがない、と一蹴されている。
当時ドイツでは電池でモーターを回して進む電池魚雷を運用しており、酸素魚雷の気泡の少なさも、特にメリットとはみなされなかった。
- 長射程が必要ではなくなったため爆薬量を増やした3型に更新されていった。
- なお完全に余談であるが、戦後暫くの時期は高性能化が進んだ電池式モーター推進の魚雷が多く作成されていた。
しかし想定敵の高性能化とともに、次第に閉サイクルタービンや水素酸素燃焼タービンなどの燃料を必要とするエンジンに一種の先祖返りが進んでいる。*5
コメント
カード一覧/種類別装備一覧表
装備一覧表
各欄の下段は日本版未実装
副砲 | |
カテゴリ | 装備名 |
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射程短 | 日本八九式12.7cm連装高角砲、イギリス三連装4inch火砲、イギリス連装4.5inch高角砲 |
射程中 | 日本四一式15.2cm単装砲 |
爆撃機 | |
カテゴリ | 装備名 |
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コスト3 | пo-2(588航空連隊) |
コスト4 | 九九式艦爆、彗星、零戦六二型、瑞雲、晴嵐、九七式艦攻(八〇番五号)、LN.401、彗星(誉型)、H-34武装ヘリコプター、PZL M-15 |
コスト5 | Ju87C、スクア、フルマー、SBD-3、BTD-1、SB2C、ファイアフライ、SBD-3(マクラスキー隊)、SBD(ベスト機)、SB2U(フレミング機)、サーブ 17、瑞雲12型、惑星、流星(射出)、スカイレイダー、HA-139、Br.960、ワスプヘリコプター(AS.12)、バラクーダ(720kg)、BTD-1デストロイヤー(2000lb)、SG-104無反動砲(JU-288)、景雲改(80番) |
コスト6 | 景雲改、He 119、F4U-7、ファイアフライAS.Mk5、JU-87(地中海)、SBD(VS10)、SBD(ベスト)、FW190(BT)、Me-163(BT)、F2G(ティニー・ティム)、F4U-7(ロケット弾)、TA-4練習機 |
コスト7 | ワイバーン、AM-1モーラー、Me.P1099、XBTC、P.1099、ワイヴァーンS.4、AD-4、A-1、XA-32 |
コスト8 | AD-5Q |
コスト9 | PBJ爆撃機、PBJ-1J、XTB2Dスカイパイレート(vb) |
Бе-6水上飞机(轰炸) | |
コスト10 | AJ-2(空中給油機)、A4D |
コスト12 | FJ-4B(16) |
コスト14 | ブラックバーン・バッカニア |
コスト15 | B-25(ドーリットル隊)、AJ、XA2J |
コスト17 | A-3 スカイウォーリアー |
航巡・航戦装備可 | 瑞雲、晴嵐、サーブ 17、He 119、瑞雲12型、流星(射出)、彗星(誉型)、H-34武装ヘリコプター、HA-139、ワスプヘリコプター(AS.12) |
Бе-6水上飞机(轰炸) |
偵察機 | |
カテゴリ | 装備名 |
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コスト2 | ロッキード「シリウス」 |
コスト4 | 零式水上偵察機、二式艦上偵察機、彩雲、スーパーマリーンS.6、ソードフィッシュ(ウォースパイト)、カタパルト戦闘機、シーガル |
コスト5 | シーオッター、ウォーラス、OS2U-3、Ar196、TALIEDO STIPA、「寧海」艦上偵察機、Бе-4艦上偵察機、R-4、Fl-265、紫雲 |