彗星
Last-modified: 2026-01-04 (日) 21:02:35
基本データ
入手方法
性能や運用について
- 17年4月2日のメンテナンスによる性能調整にて、爆装+1、命中+1された代わりに対潜が-2された。
- さらに同月28日のVer3.0.0アップデートで命中-1、対潜-1の下方修正を受け、対潜能力が無くなった。*1
- BTD-1の代替艦爆として十分な性能を持つ。周回や正規空母のレベリング時のボーキ消費を抑える事に役立つだろう。
- 対潜能力がないため、6-1Aなどでの軽空母の装備には当然ながら不向きである。
元ネタ解説
- イラストは一一型D4Y1か一二型D4Y2のどちらか
- ドイツから参考輸入したHe118をベースに開発された艦上急降下爆撃機。
高性能を実現するため機体を戦闘機並みに小型化して高速性を追求し、当時量産の難しかった水冷エンジンを採用した野心的な機体。
小型化のおかげで零式艦上戦闘機と殆ど変わらないサイズに抑え込まれている。
- 当初He118のライセンス生産を考えていた帝国海軍であったがその性能は不満なもので、参考に開発した九九式艦爆を正式採用するとともにさらなる高性能機の開発に着手した。
敵戦闘機の追撃を振り切り五〇番(500kg)の爆弾を投下可能な急降下爆撃機として開発された本機は多くの新機軸を盛り込んだ。
- 新機軸の代表格とも言える高出力液冷エンジンは日本の生産運用事情を鑑みたものではなかったため生産面、整備面で様々な問題が発生し、稼働率低下を招いてしまった。
彗星は艦上機であるため空母への配備分を確保すればいいので生産面の問題はそこまで気にしていなかったようだ。
また、いずれ完成する攻撃機と爆撃機を統合した流星の開発も始まっていたため、彗星はあくまでそれまでのつなぎとして考えられていた。
結果的に大戦後半は他の液冷エンジン採用機と同様に空冷エンジンに換装して活躍することになる。
- 「敵艦上機よりも長い攻撃半径」と「敵戦闘機を振り切る高速性能」という要求を満たすために多くの新機軸が盛り込まれた。
翼型や急降下制動板、動翼システムなどは後に開発された陸上爆撃機銀河、水上攻撃機晴嵐、艦上攻撃機流星、艦上偵察機彩雲などに採用されている。
残念ながら新機構による不具合で開発開始から5年もかかってしまったため、「敵戦闘機を振り切る」ほどの高速性能ではなくなってしまったが、単発複座爆撃機の中では非常に速い機体だったのは間違いない
- 高速な偵察機を必要としていた海軍は彗星の試作機に目をつけ偵察型の開発も行っている。
彗星より先に二式艦上偵察機として1942年末から配備が始まった。
運用は良好で、搭乗員からの評判もよく、後継の彩雲と共に大戦後半の海軍の眼として活躍した。
- 1年遅れで艦上攻撃型の11型が実戦投入された。
空母、基地ともに主力として運用されたが、既に制空権がアメリカ軍に握られていたため思ったような戦果は上げられなかった。
- 出力と整備性を向上させたアツタ32型を積んだ12型も開発されたが、エンジンの生産が思うように進まず、旧型エンジンの再生産という対策を取ったもののエンジン待ちの「首無し機」が並ぶことなった。
1943年12月から供給に余裕があり性能も若干高い空冷エンジン金星62型に換装した33型の開発がスタート。12型と平行生産された。
液冷エンジン搭載型は合わせて約1420機、空冷エンジン搭載型は約830機ほど生産された。
- 複雑な液冷エンジンを陸海軍どちらも導入したが、海軍のアツタエンジンはライセンスでニッケルが使用禁止だった川崎ハ40系エンジンよりは部品強度が保たれており、状態は良かったとされている。
もともとライセンス元のDB601Aエンジン自体発熱が多いエンジンだったが冷却液で使用するエチレングリコールが資源不足、前線での整備を考慮して日本では普通の水に変更されていた。
冷却用のエチレングリコールを水で代用したため冷却が不足し、この解決のため加圧で沸点を125℃に上昇させたところ頻繁に漏水するという別の問題を起こし、エンジン稼働率の低下の一因となっている。(エチレングリコールの沸点は197℃)
- 比較的早くから二式艦上偵察機を運用していた芙蓉部隊では豊富な予備パーツと熟知した整備兵を揃えることでエンジントラブルは多いものの空冷エンジンと変わらない稼働率を達成していた。
このことからも全体的な稼働率の低さは既知のトラブルに対処するメーカーからの講習や整備マニュアルの不足によることが大きな原因であるとされている。
日本製航空機のほとんどが空冷エンジンであり、大量生産されたのは彗星と飛燕ぐらいだったため、前戦の整備士の多くが液冷エンジンをよく理解できないままになってしまったことが液冷エンジン=トラブルの多い扱いづらい欠陥エンジンという印象を与えてしまったと言える。
- 彗星は全体で2253機生産された。派生型は以下の通り
- 十三試艦上爆撃機:DB601Aを積んだ試作機。5機制作された。
彗星一一型(D4Y1):最初の量産型。エンジンをアツタ二一型(1200hp)に換装。
一一甲型(D4Y1a):一一型の旋回機銃を13mm機銃に換装したモデル。
一二型(D4Y2):エンジンをアツタ三二型(1400hp)に換装したモデル。風防や照準器に変更がある。艦爆隊の主力として運用された。
一二型甲(D4Y2a):一二型の旋回機銃を13mm機銃に換装したモデル。
一二型戊(D4Y2-S) :夜間戦闘機型。一二型の偵察員席に20mm斜銃を追加している。三二型と呼ばれることもあった。
- 二一型(D4Y1改):航空戦艦に改造された伊勢、日向に搭載する予定だったカタパルト射出対応型。カタパルト射出時の衝撃に耐えられるように構造強化が行われている。
二二型(D4Y2改):二一型同様のカタパルト射出対応型。一一型と一二型から改造された。(一一型からの改造組はアツタ三二型に換装)
二二型甲(D4Y2a改);二二型の後方旋回機銃を13mm機銃に換装したモデル。
- 三三型(D4Y3):エンジンを空冷の金星六二型(1560hp)に換装したモデル。戦局の悪化に伴い陸上基地での運用のみになったため着艦フックが外されている。
三三型甲(D4Y3a):三三型の後方旋回機銃を13mm機銃に換装したモデル。
三三型戊(D4Y3-S):夜間戦闘機型。三三型の偵察員席に20mm斜銃を追加している。三二型と呼ばれることもあった。一二型戊の代替え
四三型(D4Y4):戦争末期の簡易型。後席と爆弾倉の扉の廃止、、防弾装備追加、最大800kg爆弾x1を搭載できる。増速用ロケット5基を追加するための切り欠きがあるが実際には搭載されなかった。
五四型(D4Y5):エンジンを誉一二型(1800hp)に換装したモデル。計画のみで終わった。
- 艦上偵察機型
二式艦上偵察機一一型(D4Y1-C):十三試艦爆に偵察用カメラと爆弾倉に増槽を追加したモデル。
一二型(D4Y2-C/R):エンジンをアツタ三二型に換装したモデル。
一二甲型(D4Y2-Ca/Ra):一二型の後方旋回機銃を13mm機銃に換装したモデル。
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