SB2C
Last-modified: 2024-07-12 (金) 15:24:58
基本データ
入手方法
性能や運用について
- ☆3レアの爆撃機。
開発での入手のほか、一部艦の初期装備としても入手可能。
- 性能は☆1の爆撃機と比較して上場で、爆装+8。
しかし彗星や晴嵐と比較すると対潜-1、ボーキコスト+1と劣る部分があり、両機の下位互換である。
BTD-1の数が揃うまでの繋ぎかつ、彗星や晴嵐も揃っていない状況ならば使う価値はある。
……筈だったが、2017年4月のアップデートで彗星の性能が爆装+1、対戦-2、命中+1に変更され、爆装では彗星の下位となった。
- 4月28日のVer3.0.0アップデートで対空+2、対潜+1の上方修正を受けた。*1
元ネタ解説
- アメリカ海軍の艦上爆撃機。
大戦前半から使われていたSBDドーントレスを代替するべく開発された後継機であり、カーチス社で生産された。
愛称は「ヘルダイバー」。
搭載武装は従来の12.7mm機銃から20mm機関砲へ強化。爆弾倉を装備し、爆弾を機体内部へと収容できた。
また、搭載する爆弾は900kg爆弾1発、または航空魚雷1本搭載可能と選択肢は多かった。
急降下爆撃や雷撃まで可能であり、武装のスペックのみ見れば良好な代物であった。
また、SBDは翼を折りたたむ機能がなく、レキシントン級やヨークタウン級のような大型空母でないと十分な数を搭載できなかったが、
本機は翼を折りたためるようになったため、中型空母でも十分な数を搭載できるようになった。
- 1940年12月末に初飛行し、1943年11月に実戦配備が始まった。
アメリカ海軍の運用のみならず、アメリカ陸軍ではA-25として使用、そのほかタイ軍やフランス軍、戦後のギリシャ・イタリアでも使用された。
- しかしSB2Cはいざ現場へ配備されると不満が続出した。
艦載機にするために要求性能に反して機体を小型化した事による不具合、操縦性や離着陸性能に難があったことでトラブルも頻発。
搭乗するパイロットたちはこの機体の型番をもじりSon of a Bitch 2nd Class、すなわち「二流のクソッタレ」と呼んで忌み嫌ったという。
しかしこのような出来であっても生産性の良さや雷撃機・爆撃機の両方で使えるSB2Cは軍の上層部から概ね高評価であった。
また、バリエーションモデルも生産され地味に改良も施され、大戦を生き抜いている。
- SB2Cの一番の活躍となったのは1945年、太平洋戦争末期の坊の岬沖海戦である。
沖縄へと向かう日本海軍の超弩級戦艦大和をアメリカ海軍の航空隊が空襲、TBFの雷撃や急降下爆撃により大和に損傷を与え撃沈へと追い込んだのだった。
その後、太平洋戦争終結に伴いSB2Cもアメリカ軍では使用されなくなったが、戦後のインドシナ戦争でもフランス軍が使用した。
最終的な退役は1950年代末に入ってからであった。
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