基本データ
| 日本語説明 | SB2CはSBD後継型で、各種の原因により換装は遅かった。また性能より生産性を重視したため、操縦性、離着艦性能の安定性はよくないため、当時のパイロットに「Son-of-Bitch, 2nd Class」(二流のろくでなし)のあだなを名づけられていた。抱えていた問題は後の改造により解消し、戦争後半の米軍の主力爆撃機となり、坊の岬沖海戦の戦艦大和の攻撃で自分を証明した。 |
|---|---|
| 中国語説明 | SB2C地狱俯冲者是SBD的继任者,然而由于各种原因导致换装工作很缓慢。由于该机垂尾很大加上早期缺陷不少,美飞行员给该机起了“大尾巴怪兽”“Son-of-a-Bitch,2ndClass(碧池养的)”之类的外号,并戏称“尾翼足矣操纵战舰”。随着飞机的改进,SB2C也成为了后期美航的主力轰炸机,在围歼大和的战斗中证明了自己。 |
入手方法
| 中国版 |
|---|
| 開発(23:20) 埃塞克斯、伦道夫、列克星敦(CV-16)、本宁顿、复仇、黄蜂(CV-18)、香格里拉、萨拉托加改初期装備 |
| 日本版 |
| 開発(23:20) エセックス、ランドルフ、レキシントン(CV-16)、ベニントン、レプライザル、ワスプ(CV-18)、シャングリラ、サラトガ改初期装備 |
性能や運用について
- ☆3レアの爆撃機。
開発での入手のほか、一部艦の初期装備としても入手可能。 - 性能は☆1の爆撃機と比較して上場で、爆装+8。
しかし彗星や晴嵐と比較すると対潜-1、ボーキコスト+1と劣る部分があり、両機の下位互換である。
BTD-1の数が揃うまでの繋ぎかつ、彗星や晴嵐も揃っていない状況ならば使う価値はある。 - 4月28日のVer3.0.0アップデートで対空+2、対潜+1の上方修正を受けた。*1
元ネタ解説
| 運用 | アメリカ海軍 United States Navy アメリカ陸軍航空隊 自由フランス軍 タイ空軍 オーストラリア空軍 Royal Australia Air Force ギリシャ海軍航空隊 |
|---|---|
| 正式名称 | Curtiss SB2C Helldiver |
| 製造会社 | Curtiss-Wright Corporation |
| 分類 | 艦上攻撃機 |
| 初飛行(生産開始) | 1940年12月18日(1940年) |
| 乗員 | 1名 |
| 寸法(全長/全幅/全高) | 11.18m/15.15m/4.5m |
| 重量(空虚/全備) | 4799kg/6534~7623kg |
| 出力(離昇,高度) | Curtiss-Wright R-2600-20 twin cycron 空冷42.7L過給式空冷2連星型14気筒1段2速メカニカル・スーパーチャージャーエンジン1基 (1900HP,-HP/-m) |
| 最高速度 | 396~480km/h 高度4938m |
| 航続距離 | 2124~3114km |
| 武装 | AN-M3 20mm機関砲x2(主翼)、AN/M2 7.62mm機銃x2(後方銃座) ブローニングM2 12.7mm機銃x4(翼下ガンポッドオプション) Mk13魚雷x1 or 2000lb爆弾x1 or 1600lb爆弾x1 or 1000lb爆弾x2 or 100lb爆弾x5(胴体内爆弾槽) 1000lb爆弾x2 or 100lb爆弾x6 or HVAR 5in空対地ロケット弾x8(翼下) |
- アメリカ海軍の艦上爆撃機。
大戦前半から使われていたSBDドーントレスを代替するべく開発された後継機であり、カーチス社で生産された。
愛称は「ヘルダイバー」。
搭載武装は従来の12.7mm機銃から20mm機関砲へ強化。爆弾倉を装備し、爆弾を機体内部へと収容できた。
また、搭載する爆弾は2000lb爆弾1発、または航空魚雷1本搭載可能と選択肢は多かった。
急降下爆撃や雷撃、対潜哨戒まで可能であり、武装のスペックのみ見れば良好な代物であった。
また、SBDは翼を折りたたむ機能がなく、レキシントン級やヨークタウン級のような大型空母でないと十分な数を搭載できなかったが、本機は翼を折りたためるようになったため、中型空母でも十分な数を搭載できるようになった。 - 1940年12月末に初飛行し、1943年11月に実戦配備が始まった。
太平洋戦線の各地で活躍し、多数の日本海軍艦艇を沈めていった。
アメリカ海軍の運用のみならず、アメリカ陸軍ではA-25として使用、そのほかタイ軍やフランス軍、戦後のギリシャ・イタリアでも使用された。 - しかしSB2Cはいざ現場へ配備されると不満が続出した。
艦載機にするために要求性能に反して機体を小型化した事による不具合、操縦性や離着陸性能に難があったことでトラブルも頻発。
搭乗するパイロットたちはこの機体の型番をもじりSon of a Bitch 2nd Class、すなわち「二流のクソッタレ」と呼んで忌み嫌ったという。
しかしこのような出来であっても生産性の良さや雷撃機・爆撃機の両方で使えるSB2Cは軍の上層部から概ね高評価であった。
また、バリエーションモデルも生産され地味に改良も施され、大戦を生き抜いている。 - SB2Cの一番の活躍となったのは1945年、太平洋戦争末期の坊の岬沖海戦である。
沖縄へと向かう日本海軍の超弩級戦艦大和をアメリカ海軍の航空隊が空襲、TBFの雷撃や急降下爆撃により大和に損傷を与え撃沈へと追い込んだのだった。 - 第二次世界大戦末期になると空対地ロケット弾が普及し、BTD-1やAM-1モーラー、ADは急降下爆撃をしない機体になったため、SB2Cはアメリカ最後の急降下爆撃機となった。SB2Cは1947年以降はアメリカ軍で使用されなくなったが、フランス、イタリア、ギリシャ、ポルトガル、およびタイの海軍空軍に売却され、ギリシャ内戦や第一次インドシナ戦争で活躍した。
各国のSB2Cも1953年までに退役していったが、空中写真撮影機として1957年まで使用された。
コメント
装備一覧表
各欄の下段は日本版未実装
| 副砲 | |
| カテゴリ | 装備名 |
|---|---|
| 射程短 | 日本八九式12.7cm連装高角砲、イギリス三連装4inch火砲、イギリス連装4.5inch高角砲 |
| 射程中 | 日本四一式15.2cm単装砲 |
| 偵察機 | |
| カテゴリ | 装備名 |
|---|---|
| コスト2 | ロッキード「シリウス」 |
| コスト4 | 零式水上偵察機、二式艦上偵察機、彩雲、スーパーマリーンS.6、ソードフィッシュ(ウォースパイト)、カタパルト戦闘機、シーガル |
| コスト5 | シーオッター、ウォーラス、OS2U-3、Ar196、TALIEDO STIPA、「寧海」艦上偵察機、Бе-4艦上偵察機、R-4、Fl-265、紫雲 |
