スピットファイア(ビール樽)
Last-modified: 2024-11-20 (水) 07:54:00
基本データ
入手方法
性能や運用について
- 装備させると遠征での獲得報酬が増える効果を持つ戦闘機。
- 戦闘における制空用ではなく、空母系に装備させて遠征のお供にするのが主な用途となる。
- コスト4・対空+9という烈風(こちらは回避+2がつく)に近い性能で、コスパはまずまず。
装備させたまま戦闘させても困らない程度の性能はある。
- 報酬の増加効果はC-1やPZL M-15の2倍となっており、特に不足しがちなボーキサイトの遠征には本装備を持たせて獲得量アップを狙いたい。
- 同じく獲得資源up効果を持つC-1、PZL M-15とは効果が重複しないので注意。
艦隊内に装備されている獲得資源アップ艦載機はいずれか一つしか効果が適用されないため、
空母系3隻にそれぞれC-1、PZL M-15、スピットファイア(ビール樽)を持たせて資源獲得20%UPを狙う、という運用は出来ない。
元ネタ解説
- 1944年6月、ノルマンディー上陸作戦を契機に連合国軍とドイツ軍との間での戦闘がフランスで始まると、とある軍事物資の不足が問題になった。それがビールであった。
最前線にビールという贅沢品は輸送できるはずもなく、そもそも政府が軍隊に対する酒類の提供を消極的にとらえていたこともあり、軍隊側でどうにかする必要に迫られた。
- これに対し根本的な問題解決を図ったのが英国空軍である。
イギリス本土の各地の存在した醸造所から譲り受けたビールがあったため、これをフランスの軍隊に届けるべく、スピットファイア戦闘機のパイロンに取りつけられた燃料タンクにビールを満たし*1輸送したのである。
スピットファイア1機で2樽相当のビールを運べるようにしたこの方式は、英航空省黙認(=半ば公認)ともとでさまざまな改良を経ながら続けられていった。
当初は燃料の除去不足や金属味といったビールの味わいに対する不快感も少なくなかったが、のちに空力考慮のためノーズコーンを装着した樽そのもので輸送することにより、こうした不満は改善された。
- 最終的にこのスピットファイアによるビール輸送は税関などの問題が噴出したことで下火となり、アメリカからの輸出に切り替えられたことで打ち止めとなった。
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