基本情報
期間限定入手キャラクター(→祈願)
| 画像 |
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| プロフィール | |
| 名前 | エスコフィエ |
| CV | 佐藤聡美 |
| 誕生日 | 6月8日 |
| 所属 | フォンテーヌ |
| 神の目 | 氷 |
| 命ノ星座 | ピエス・モンテ座 |
| 装備可能武器 | 長柄武器 |
| アルケー | ウーシア |
| オリジナル料理 | ドゥボールケーキ・デラックス(ミニドゥボールケーキ・改良版) |
| ひとこと紹介 |
| フォンテーヌに名を馳せる「元ホテル・ドゥボールのシェフ」。「カーネル・デセール」の肩書を持つ「科学料理」の先駆者でもある。料理に関する要求が非常に高い。 |
| 人物評 |
| 「『甘さを司る精霊』とか、『味覚を支配する暴君』とか、記事ではいろんな書かれ方をしてるけど、大袈裟よ。エスコフィエは、ただ料理が好きな…それとまあ、ちょっと厳しいだけの女の子だもの。真摯に料理に向き合わない人を、エスコフィエは尊重しない。だから、あんたと彼女はきっと『相性』ぴったりよ!」──ナヴィア |
公式動画
ステータス
| Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | Lv.95 | Lv.100 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||||
| 基礎HP | 1,039 | 2,695 | 3,586 | 5,366 | 5,999 | 6,902 | 7,747 | 8,659 | 9,292 | 10,213 | 10,846 | 11,777 | 12,410 | 13,348 | 13,822 | 14,297 |
| 基礎防御力 | 57 | 148 | 197 | 294 | 329 | 378 | 425 | 475 | 509 | 560 | 594 | 646 | 680 | 732 | 758 | 784 |
| 基礎攻撃力 | 27 | 70 | 93 | 139 | 155 | 179 | 201 | 225 | 241 | 265 | 281 | 306 | 322 | 347 | 386 | 425 |
| 会心率 | - | - | - | - | 4.8% | 4.8% | 9.6% | 9.6% | 9.6% | 9.6% | 14.4% | 14.4% | 19.2% | 19.2% | 19.2% | 19.2% |
天賦
通常攻撃
| 戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
|---|---|
キッチンスキル | 通常攻撃 槍による最大3段の連続攻撃を行う。 重撃 一定のスタミナを消費し、斬り上げ攻撃を発動する。 落下攻撃 空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。 |
| ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Lv.1 | 51.6% | 47.6% | 33.0%+40.3% | 115.4% | 25.0 | 63.9% | 128%/160% |
| Lv.2 | 55.7% | 51.5% | 35.7%+43.6% | 124.8% | 69.1% | 138%/173% | |
| Lv.3 | 59.9% | 55.3% | 38.4%+46.9% | 134.2% | 74.3% | 149%/186% | |
| Lv.4 | 65.9% | 60.9% | 42.2%+51.6% | 147.6% | 81.8% | 164%/204% | |
| Lv.5 | 70.1% | 64.7% | 44.9%+54.9% | 157.0% | 87.0% | 174%/217% | |
| Lv.6 | 74.9% | 69.2% | 48.0%+58.6% | 167.8% | 92.9% | 186%/232% | |
| Lv.7 | 81.5% | 75.3% | 52.2%+63.8% | 182.5% | 101.1% | 202%/253% | |
| Lv.8 | 88.1% | 81.4% | 56.4%+68.9% | 197.3% | 109.3% | 219%/273% | |
| Lv.9 | 94.7% | 87.4% | 60.6%+74.1% | 212.0% | 117.5% | 235%/293% | |
| Lv.10 | 101.9% | 94.0% | 65.2%+79.7% | 228.1% | 126.4% | 253%/316% | |
| Lv.11 | 109.1% | 100.7% | 69.8%+85.4% | 244.2% | 135.3% | 271%/338% |
元素スキル
| ステータス詳細 | スキルダメージ | フローズン・パフェの ダメージ | チルドモードの 継続時間 | 迸発の刃の | クールタイム | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ダメージ | 間隔 | 一回押し | 長押し | ||||
| Lv.1 | 50.4% | 120.0% | 20.0秒 | 33.6% | 10.0秒 | 15.0秒 | 6.0秒 |
| Lv.2 | 54.2% | 129.0% | 36.1% | ||||
| Lv.3 | 58.0% | 138.0% | 38.6% | ||||
| Lv.4 | 63.0% | 150.0% | 42.0% | ||||
| Lv.5 | 66.8% | 159.0% | 44.5% | ||||
| Lv.6 | 70.6% | 168.0% | 47.0% | ||||
| Lv.7 | 75.6% | 180.0% | 50.4% | ||||
| Lv.8 | 80.6% | 192.0% | 53.8% | ||||
| Lv.9 | 85.7% | 204.0% | 57.1% | ||||
| Lv.10 | 90.7% | 216.0% | 60.5% | ||||
| Lv.11 | 95.8% | 228.0% | 63.8% | ||||
| Lv.12 | 100.8% | 240.0% | 67.2% | ||||
| Lv.13 | 107.1% | 255.0% | 71.4% | ||||
| Lv.14 | 113.4% | 270.0% | 75.6% | ||||
元素爆発
| 戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
|---|---|
デコ・デコパージュ | 卓越した包丁さばきを披露し、氷元素範囲ダメージを与え、周囲のチーム全員のHPを回復する。回復量はエスコフィエの攻撃力によって決まる。 食材をカットするのは、まるで心地よいメロディーを奏でるようなもの。色と香りが調和することで、料理は完璧な楽譜となる。 |
| ステータス詳細 | スキルダメージ | 回復量 (攻撃力%+X) | クールタイム | 元素エネルギー |
|---|---|---|---|---|
| Lv.1 | 592.8% | 172.0%+1,079 | 15.0秒 | 60 |
| Lv.2 | 637.3% | 184.9%+1,186 | ||
| Lv.3 | 681.7% | 197.8%+1,303 | ||
| Lv.4 | 741.0% | 215.0%+1,429 | ||
| Lv.5 | 785.5% | 227.9%+1,564 | ||
| Lv.6 | 829.9% | 240.8%+1,708 | ||
| Lv.7 | 889.2% | 258.0%+1,861 | ||
| Lv.8 | 948.5% | 275.3%+2,022 | ||
| Lv.9 | 1007.8% | 292.5%+2,193 | ||
| Lv.10 | 1067.0% | 309.7%+2,373 | ||
| Lv.11 | 1126.3% | 326.9%+2,562 | ||
| Lv.12 | 1185.6% | 344.0%+2,759 | ||
| Lv.13 | 1259.7% | 365.6%+2,966 |
固有天賦
命ノ星座
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
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| 物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
| キャラクター詳細 | 優雅で精巧なフォンテーヌ料理は、テイワットの人々に長く愛されてきた。 そんなフォンテーヌ料理を代表する料理人と言えば誰か——グルメ評論家たちに聞けば、間違いなく「ホテル・ドゥボールの元シェフ」エスコフィエの名前が真っ先に挙がるだろう。 革新的調理理論の先駆者であるエスコフィエは、「科学料理」という分野の創始者である。科学的に抽出し、計量したうま味成分を用いて、鮮やかで洗練された奇跡の味覚体験をもたらすのだ。 評論家の間で、「保守派を戦慄させるヘルズ・シェフ」などと称されることもあるエスコフィエは、料理界に新しい風を吹かせ、さらには料理の進化に新たな方向性を示してくれる存在だ。業界全体のレベルを上げ、豪奢な美食のコストを下げ、多くの名物料理を大衆の食卓に普及させた彼女の功績は大きい。 同業者や教え子たちは、エスコフィエを指して「厳格なルールの化身」だと囁く。彼女の前では、一瞬たりとも手は抜けない——料理中、ほんの一瞬の不注意や気の緩みからミスでもしようものなら、氷の刃のように鋭く的確な指摘が飛んでくるのだ。全ての食材や調味料に敬意を払い、どの調理手順にも十二分の誠意を尽くして慎重に取り組まなければ、エスコフィエを頷かせることはできない。 そんなエスコフィエも、友人のナヴィア達から見れば優しく気配りのできる女の子だ。彼女はよく友人との雑談や、複雑な旋律で織りなされるオーケストラを通じて、料理のインスピレーションを探る。そして彼女とアフタヌーンティーを共にする者は、いつも思わぬ美味というサプライズを楽しむことができる… エスコフィエにとって、過去の栄誉など眼中にない。どんな時も、その目に映るのは「今」の自分と「将来」の目標だけだ。 自分が心血を注いだ作品を食べた時も、ほんの一瞬の自己満足と陶酔に浸った後は、思考に耽り、一流の評論家でも気づけないような細かな欠陥を見つけ出すのである… 「最高の味には…まだまだ遠いわね!」 | 初期解放 |
| キャラクターストーリー1 | エスコフィエは物分かりの良い子供であった——それも、驚くほど幼いころからだ。 幼児期から、彼女の味覚は鋭かった。この体質と強い好奇心は、激しい化学反応をもたらした。 まだ小さい頃、両親がほんの少し目を離した隙に、キッチンにある食材と調味料を全て味見し、甘味、塩味、酸味、辛味を味が薄い順から濃い順に並べて、どの味が好きか母親に身振り手振りで伝えたこともある。 他の子供たちが無邪気に遊んでいる間も、エスコフィエは「焼き上がりから時間が経ったパン」を見分けるのに忙しく、小さな手を振り回したり、しきりに瞬きをしたりして見せて、美味しくなくなったパンを「焼きたてのパンに交換して」と一生懸命アピールした。母親はそれをおかわりと勘違いし、微笑みながらナイフでパンを手際よく何枚かスライスし、濃厚なスープをよそった… エスコフィエの家は、パンが多少古くなったからといって捨てるような贅沢ができる家庭ではない。そうして、エスコフィエは二歳にして海塩やバター、砂糖、そしてコショウを使って食事の味を調えることを覚えた。 その様子を見て、娘の才能に気づいた料理人の両親は、娘により多くの調味料を与え、才能を自由に発揮する場を与えた。 詩や歌、芸術の美学を学ばせる傍ら、両親はエスコフィエに食の歴史を伝えた。料理人という仕事の重要性を意識させ、「コックコートの白さは美しい雪羽ガンの白さ」としっかり教え込んだのだ。 エスコフィエはすぐに「食」の世界に浸るようになった。自ら進んで両親の仕事場について行き、レストランの一番静かな隅に座っておとなしくしていた。好奇心旺盛なエスコフィエに味見させてやるために、両親はオーナーの許可を得て、料理を作るたびに少しずつサンプルを残しておいた。 エスコフィエにとって、これは真面目な「訓練」であった。 このおかげで、彼女の才能はさらに磨かれ、人々を驚かせるほどに成長することになる—— やがて彼女はどんな料理も、一口食べただけで二、三分のちには全ての食材と調味料をはっきりと見分け、各成分の量を推測できるようになった。 そして四歳の時…エスコフィエは決定的な一歩を踏み出した。味の研究や調整に留まらず、自身を満足させ、すべての人を感嘆させる料理を作ることを決めたのだ。 「今日の夕飯、私が作ってもいい?」 エスコフィエが初めて作ったのは、「トリプル・フィユタージュ」と呼ばれる、どちらかといえばマイナーな料理だった。カリッと揚げられたパイ生地に包まれた魚肉と鳥肉、内臓が、複雑な味の層を織りなす料理だ。 かなり作るのが難しく、各材料を正確に処理しなければ、様々な食材の風味を調和させることはできない——少しでも油断すれば、舌に苦行を強いる物体となり果ててしまうのである。 エスコフィエはレシピ通りに食材と調味料の量や各手順の時間をきっちりと測り、小さな体で忙しなく動きまわって、真っ赤な顔で充実した二時間を調理につぎ込んだ… この拙い試みの結果、輝かしき傑作が出来上がった——ということはなかった。おとぎ話のようにはいかないものである。 出来上がった料理を食べた両親は何度も頷き、大いに喜びながら、心の底からエスコフィエを褒めた。しかし夕食の後、エスコフィエは残しておいたサンプルを一人で食べて、眉尻を下げた。 それは到底、彼女自身を満足させられる出来ではなかったのだ。 「何かがちがう、ぜんぜんダメ…」 その夜、エスコフィエはなかなか寝付けず、何度も寝返りを打っていた。 「もしかして…食べた数が少なすぎた?それとも作った数?私が、丁寧に味付けしなかったから?」 「レシピ通りに作るだけじゃ…ぜんぜん足りない!」 これをきっかけに、エスコフィエには明確な目標ができた。 「もっといろんな料理を食べて、いろんな料理を知って、いつかみんながわっと驚くような料理を作るわ!」 | 好感度Lv.2後に解放 |
| キャラクターストーリー2 | 「いろんな料理を知る」という至ってシンプルな目標は、莫大な出費を伴うものだった。 家計に負担をかけないようにと、エスコフィエは幼いうちから大冒険に出た—— あえて両親の知り合いを避けて、ほどほどに評判のいいレストランを探し、そこでなんとか見習いとして厨房でお手伝いをさせてもらえるように事を運んだのである。 一つ一つの調理の過程を観察し、重要な工程を手伝うことで、エスコフィエは様々な料理の、調理過程における難所を把握した。 顧客から料理に関してクレームが入ったときには、エスコフィエはキッチンに残されたサンプルを味見して、記憶にあるシェフの調理方法と照らし合わせて細かく分析した。 調理において、ミスは付き物だ。コンロ周りで起きるアクシデントは、レシピ本や教科書を読むだけでは予測しきれないものばかりだった。 レストランの料理人たちは、エスコフィエがあまりに幼いため、たとえ鍋をひっくり返したとしてもしょうがないと思っていた。 ところがエスコフィエは、シェフたちに手加減しないでほしいと伝えた。冷酷な言葉も胸に突き刺さる指摘も、すべてそのまま受け入れる覚悟だったのだ。 ——怒られるのが嫌なら、同じ間違いを犯さなければいいのよ。 エスコフィエは掴みどころのない「間違い」を素早く記憶し、それらを自分の「経験」として積み重ねた。 そうして調理に対する理解度をぐんぐん上げていき、わずか半年後には店内の主だったメニューを一人で作れるようになっていた。 やがて、背丈がコンロほどしかない小さな見習いは、自分の体重の半分ほどもある重い調理器具を器用に振り回して、素晴らしい料理を作り出せるようになった—— その熱意に感動した店主は、エスコフィエを「小さなコックさん」として認め、彼女に正式な店員と同等のおこづかいを渡してくれるようになったのだった。 エスコフィエがここで稼いだモラのほとんどは、「名物料理の吟味」に注ぎ込まれた。 休みの日には両親を誘ってフォンテーヌ廷の有名レストランを巡り、その店で最も美味しいと評判の料理を味わった。 両親が高級料理の斬新な食感に驚いている間も、エスコフィエは食材の処理方法について分析し、次々と湧き出るインスピレーションを記録し続けた。 美食を食べれば食べるほど料理の腕は上達し、おこづかいの金額も増えた。そして貯まったモラを使って、また美味しい料理を食べる…エスコフィエはこの上達サイクルに、夢中になって取り組んだ。 しかし一つだけ、今もその本当の味わいを知ることができない、幻の美食があった。 百年前に一世を風靡した「ドゥボールケーキ」である。このケーキは、製作者であるドゥボールレストランの初代料理長が早逝したことにより、幻の一品となっていた。 断片的な資料を辿ってその味を蘇らせようとする者も多く、フォンテーヌの美食界で大きな波紋を呼んだ再現品も少なくなかった。 エスコフィエはそれらを一つ一つ味わってみた。しかし…どれも確かに美味しかったが、食べた後はいつも、もどかしく残念な気持ちが付きまとった。伝説のスイーツは、本当にこの程度だったのだろうか? エスコフィエが五歳の誕生日を迎える頃、棘薔薇の会のシェフによる再現品が発表された。それは当時の味に極めて近いという噂だった。 棘薔薇の会はホテル・ドゥボールを何日か貸し切って、盛大な試食会を開催した。そして、その開始日はなんと、ちょうどエスコフィエの誕生日当日だった——! しかし、ケーキは毎日16個しか提供されず、それも全て各界の名だたる人物たちによって早々に予約が埋まってしまう。どれだけ食べたくても、彼女がその味を知ることはかなわないのであった… それでもエスコフィエは、伝説のケーキの色や香り、形を見るだけでも何か収穫があるかもしれないと思い、五歳の誕生日、両親にホテル・ドゥボールへ連れて行って欲しいと懇願した。 それは思いもよらぬ結果を呼んだ。その日、レストランの前で、美しいフォーマルハットが悪戯な風に運ばれて、くるくると舞いながらエスコフィエの手中に落ちた。 エスコフィエは茫然と辺りを見回して、帽子から漂う情熱に満ちたバラの香りを辿り——ようやくその帽子の持ち主らしき、焦る少女を見つけたのであった。 エスコフィエに感謝を伝えるため、少女ナヴィアはシェフが自分のために残してくれていたケーキを彼女に譲り、彼女を夢見た味へと誘った。 「…本当にいいんだって!あのね、こっそり教えてあげる…」大人たちに気づかれないように、ナヴィアは声をひそめて躊躇うエスコフィエに言った。「あたし、何回も盗み食いしてるけど…マカロンのほうが美味しいんだから!」 ついに好奇心が礼節と遠慮を上回り、エスコフィエは我慢できずにケーキを口に運んだ。 ケーキは確かに美味しかったが、極上とは言えなかった。自分が食べた他の再現品に勝る部分はあれど、至らない部分もあったのだ。 しかし、これは出来たばかりの友達からの貴重な贈り物であり、彼女に仕えるシェフの作品でもある…正直に評価をしていいものだろうか? 「どう?美味しかった?正直に答えてね!」 エスコフィエの迷いを打ち消したのは、この一言だった。友人の前、美食の前では、嘘など必要ないはずだ。 エスコフィエは、その先十数年とまったく同じ誠実さで、厳しい評価を下した。 「……確かに、まずまずね。」 | 好感度Lv.3後に解放 |
| キャラクターストーリー3 | 「美味しい」料理と「人々を虜にする」料理…この二つの評価の間には、言葉の印象よりも遥かに残酷な隔たりがある。 エスコフィエはこの何年か食べてきた再現品を真剣に分析して比較を重ねた末に、自ら夢見た「ドゥボールケーキ」を作り出すことに決めた。 この逸品への挑戦を足掛かりに、至高の料理の世界に足を踏み入れたのだ。 レシピを全く知らないエスコフィエは、珍しい食材を使わずに、少しずつ味わいを「組み立て」ていくことで、このレシピに迫るしかなかった。 既存のレシピを参考にやり方を学び、それを改良するのは、すでにある有名建築をもう一度建築して、少し違った装飾を施すようなものだ。 一方で、エスコフィエは、建築物をゼロから再設計して作り上げようとしたのである。 一つでも予想外の風味を放つものがあれば、あるいはわずかでも入れる量を間違えれば…味覚の高楼は崩れてしまい、すべてを最初からやり直すことになる。 修練のため、エスコフィエはレストランでの仕事をこなす傍ら、独自の「オーダーメイド」サービスを始めることにした。お客さんから提供された食材と要望に応じて、メニューにない料理を作るのである。 この仕事はエスコフィエを同じ料理を作り続けるコンフォートゾーンから脱却させ、予想外のニーズにも応えられる対応力を身につけさせた。実戦の中でさまざまな食材に触れ、新しい組み合わせを試し続けることで、食材の「持ち味」と「隠れた風味」を最大限に引き出せるようになったのだ。 経験を積み重ねながら、瞬く間に数年が過ぎ去った。この間、エスコフィエは少しづつ食材の「うま味スペクトグラム」を書き出していき、独自の流派を確立していった。 彼女はこの流派を「科学料理」と名付けた。特定の食材にこだわらず、それぞれの食材が持つベースの風味に基づいて厳密に量を定め、一つ一つの調理手順が調理器具内で引き起こす連鎖反応をきっちりと導くことで、細かな風味から全体の風味を構築するアプローチを目指したのである。 エスコフィエはやっと自分がスタートラインに立ったように感じた。ここからは、全力で至高の料理を開発し、高みに向かって邁進するのみだ。 表舞台に躍り出た「科学料理」の手法を用いて、エスコフィエはついに人々を虜にするスイーツを作り上げた。 そして——オーダーメイドで得ていた評判のおかげで、彼女の新作ケーキは発売されるや否や、フォンテーヌで爆発的にヒットしたのだ。 この情報はフリーナの耳にも届いた。フリーナはある日、公演の合間にふらりとエスコフィエのレストランを訪れ、人気のスイーツを味わおうとした… フリーナの登場に客は驚き、食事をしていた人々は思わず手を止めた。料理人たちも手が震え、調理に集中できなくなった。 ところが、エスコフィエだけは少しのあいだ動揺を見せた後、すぐに落ち着きを取り戻し、フリーナに対して誠実かつ優雅に挨拶した。そしててきぱきとオリジナルのスイーツを仕上げ、提供したのだった。 エスコフィエの目から、フリーナは特別な感情を読み取った… 熱意…いや、陶酔というべきだろうか。 フリーナには、この若き料理人がずっとチャンスを待ち望んでいたように見えた。それもそのはず——どの料理も、エスコフィエの技術を遺憾なく発揮して作ったものなのである。彼女は今、スポットライトを浴びたかのように、水神フリーナの反応を心待ちにしていた。 フリーナは好奇心と共にカトラリーを手にとった。その「ガトー・オ・ミュゲ」は、素晴らしい出来栄えだった。オーケストラのように重厚な味わいが舌の上で軽やかに踊る——極上のハーモニーに、彼女は思わず陽気な旋律を口ずさんだ。 食べ終わった後、フリーナは言葉を尽くして称賛した。そして、この素晴らしい甘味が如何にして作られたかを細かく尋ねると、立ち去る前に二度もエスコフィエの名前を確認していった… その夜、エスコフィエは一晩中眠れなかった。突然、水神からの称賛を受けることになるなんて、全てが夢のようで、現実味がなかったのだ… こんな夢を、また見ることができるのだろうか? 答えはすぐに訪れた——翌日、パレ・メルモニアから届いた特別招聘状がエスコフィエの机に現れたのだ。 …… 数年後、フリーナはとあるお茶会でエスコフィエとの出会いについて振り返り、改めて彼女の落ち着き払った佇まいに感嘆を表した。 それを聞いたエスコフィエはかえって動揺し、当時の心境を正直に口にした。 「実はあの時、本当は頭が真っ白で…スイーツは完全に本能で作ったんですわ。」 | 好感度Lv.4後に解放 |
| キャラクターストーリー4 | 「エスコフィエ、キミは僕にサプライズをくれた。スイーツにおいて唯一無二の才能を見せてくれた。キミに勝るパティシエはいない…」 「…したがって、キミを僕専属の『カーネル・デセール』に任命する!」 パレ・メルモニアの応接室で、フリーナはエスコフィエに丁寧に縫製されたコック帽を被せ、料理人界における唯一無二の称号と共に、自らデザインした記念バッジを授与した。 エスコフィエは最高の激励を得た。まるで本当にフリーナの軍隊の前に立つ大佐になったかのような気分だった。心の底から湧き上がる熱い気持ちは、さらなるモチベーションとなった。 エスコフィエの決意にも、このとき変化があった——それは、フリーナを満足させる新作を、これからも生み出し続けたいという渇望であった。 しかし予算を節約するため、パレ・メルモニアにはまともな厨房が併設されておらず、簡単な料理を作ることしかできなかった。これでは、エスコフィエの腕前を十分に発揮することはできない。 そのため、エスコフィエは今まで通り民間のレストランの厨房でフリーナのためのデザートを作って盛り付け、完璧に梱包した後、崩れないようにフリーナのテーブルに届けなければならなかった。 そんな彼女にホテル・ドゥボールは救いの手を差し伸べた。シェフと対等の「テクニカル・シェフ」という名目上の地位を彼女のために創設し、高級食材を自由に使えるようにした。この計らいのおかげで、エスコフィエはそれまでよりも容易くフリーナに最高の料理を捧げることができるようになった。 実のところ、これは双方にとってメリットだらけの策であった。エスコフィエが最高の設備と食材を手に入れられる点は触れるまでもないが、ホテル・ドゥボール側も、彼女に場所を提供することによって、完成スイーツに「メイド・イン・ホテル・ドゥボール」というラベルを張ることができる——これにより、フォンテーヌにおけるホテル・ドゥボールの地位をさらに高められるだろうという思惑があった。 ところが、エスコフィエがただのパティシエではないという点については、ホテル・ドゥボールの計算外だった。エスコフィエはそんじょそこらの料理人よりも遥かに多くの料理を作ることができたのである。フリーナも一日三食クリームやジャムばかりを食べ続けるわけではなく、「カーネル・デセール」が普通の食事を作る機会もたびたび訪れた。 この時こそ、エスコフィエが自らの才能を完全に解き放ち、料理の腕を磨き上げるチャンスであった。 エスコフィエはホテル・ドゥボールの各種定番メニューを見事に再現した。その出来は、文句のつけようがないものであった。さらに彼女は、多くの失われたレシピの復元や既存レシピの改良を行った。 当時のシェフは実力主義の人間で、すでに後継者の目星をつけていたが、その人物を遥かに凌ぐと思われるエスコフィエが現れたため、二人に平和的な勝負をさせることにした。 エスコフィエはその期待に応え、一見シンプルで目立たないが、調理過程に数多くの難所がある逸品「砂をさらう白波」を披露し、元々の後継者を納得させた。 こうして彼女は、ホテル・ドゥボール史上最も若い料理長となった。エスコフィエのシンボルであった、フリーナがデザインしたあの記念バッジは、いつしか「最先端グルメ」のトレードマークとなっていった。 彼女の指導の下、ホテル・ドゥボールの料理人たちはそれまでの限界を突破し、すべての料理の品質を最も厳しい評論家ですら瑕疵を見つけられないほどに向上させた。 就任からわずか半年で、エスコフィエの名声はピークに達した。フォンテーヌの美食界で、ドゥボールレストランの創始者「天才」モデスト以降最も優秀な料理人として讃えられたのである。 しかし、この世にすべてがうまくいくおとぎ話などない。エスコフィエの人生においても、それは例外ではなかった。 ホテル・ドゥボールで働くようになって、彼女は自分がスランプに陥ったことに気づいたのだ。 客はそれぞれ独自の「食文化」を持つ。これは時間や歴史、周囲の環境などの要素が絡み合って形作られた「慣性」のようなもので、エスコフィエが一人でこの「慣性」に対抗することは不可能である。 例えば、紳士淑女が煌びやかなカトラリーを手にフィッシュアンドチップスを食べることはないし、懐に余裕のない労働者が上等なフォアグラを楽しむことはできない… それゆえ、エスコフィエがホテル・ドゥボールの厨房で作る料理は長らく、このレストランの常連客の口に合うものに限られていた。 また、レストランの人気が急上昇したことで仕事量は倍増し、キッチンの人員管理とメニューの品質確保はエスコフィエにとって、大きな負担となった。 取り巻く環境のすべてが、彼女の味覚スペクトルの制作に対する足枷になってしまったのである。 しかし…せっかく手に入れたシェフの肩書きや恵まれた調理環境を捨ててまで、前途の見えない目標を追い求めるべきだろうか? エスコフィエが答えを出す前に、とある事故が起こった。 ホテル・ドゥボールの食材に危険な禁制品「ルミリネ」が混入していたのである。ホテルは非難の的となり、厨房内には不安が渦巻いた。 エスコフィエは、どういう事情であれ、監督不行き届きの責任はシェフであるエスコフィエ自身にあると判断した。そして、自らがすべての責任を負い審判を受けることでホテル・ドゥボールの看板を守り、混乱を収めたのだった。 あらゆる疑問と苦悩は、しばらくの間彼女自身と共に、深い海の底へ持ち込まれることとなった… | 好感度Lv.5後に解放 |
| キャラクターストーリー5 | 水神フリーナから直々に任命を受けた「カーネル・デセール」であり、尊敬のまなざしを一身に集める伝説の料理人であったエスコフィエは、悪質な事故に巻き込まれ、一転して「メロピデ要塞の罪人」に堕ちることとなった… 普通ならば、あまりの落差にショックで立ち直れなくなるところだろう… しかし、エスコフィエがピンチに怯むことはなかった。むしろ、試練が危険であればあるほど、かえって冷静になれた。メロピデ要塞での短い生活はエスコフィエに「落ち着き」を与えたのだ。のちに彼女は冗談まじりに、この時期を自分の「修行前半期」と呼ぶ—— 洗練された高級な美食は消え、口にできるのは特別許可食堂の質が安定しないメニューのみ。加重処罰とも言うべき「大当たり」に当たることすら多々ある生活はエスコフィエをとことん苦しめたが、そんな日々は彼女が新しい視点から「科学料理」改善の可能性を考えるきっかけともなった。 何かの味を再現しようとしたり、完成品を意識するのではなく、とにかく様々な組み合わせを試したいと思うようになったのだ。どんな食材にもポテンシャルがある。合理的に組み合わせれば今までにない食感をもたらし、もっと多くの可能性に気付けるようになるはずだ。 このモチベーションがあれば、水中での生活もそれほど辛くはなかった。しかし、一つだけ不満があった。 メロピデ要塞は時に真空のように静まりかえり、時に工場のように騒がしくなる。この環境は伸びやかな音楽が常に流れるホテル・ドゥボールとは比べ物にならなかった。音楽を愛するエスコフィエにとって、これは大きな悩みの種となった。 そこで、フリーナとナヴィアは、面会時に小さなレコードプレイヤーを差し入れた。恵みの雨を得たかのような気持ちで飽きるほど聞いたオーケストラを聞き直した彼女は、この音楽を聴きながら食べていた料理を思い出し、そこからインスピレーションを得られることに気づいた… いつの間にか、牢に入れられるきっかけとなったルミリネ事件のことなど、どうでもよくなっていた。 メロピデ要塞を出た翌日、エスコフィエはナヴィア達友人を招いて投獄中に得たインスピレーションを証明した。規則正しいリズムで起伏に富んだメロディーを奏でるオーケストラのレコードを聴きながら、十数種類もの料理を作ったのである。どの料理も、歓声が沸き上がるほど美味であった。特にフリーナに贈られた新作「初霜のモン・オトンヌキ」はフリーナの心をすっかり捉え、思わず舞い踊るほどに感動させた。 その後、エスコフィエはホテル・ドゥボールには戻らず、ナヴィアの紹介を通じてサーンドル河のとある静かな酒場に移った。 そして彼女は「修行後半期」に入った。もう、料理と関係ないことに心を乱されることはない。 急な増水にさえ、エスコフィエが冷静さを欠くことはなかった。船に乗って避難する際にも、落ち着き払った様子ですべての調理器具と食材を包んで持ち出し、水が引いた瞬間、すぐに厨房に戻った… エスコフィエの目標は、いまや「ドゥボールケーキ」を凌ぐデザートを開発し、フリーナに捧げることに留まらない。これまでの慣習的な料理の境界を突き破り、完全に消し去ることを目指しているのだ。 しかし、彼女は伝統に抗うのではなく、絵の具を調合するかのように新たなうま味成分を取り入れ、少しづつ革新をもたらそうとしている。 そしていつか、どんな規則にも縛られない味覚の世界を作り出し、庶民的料理を高級レストランにも並べられるよう仕立て上げ、高価な料理をもっと多くの人が楽しめるようにするのだ… エスコフィエは「美味しさの頂点」を求め続ける。たとえ生涯をかけて辿り着けなくとも、歩みを止めるつもりはない。 これは時や場所にかかわらず至高の味を求める、永遠に終わることのない旅である。新しい調理方法のインスピレーションや食材を得た瞬間から、彼女の研究は始まっている。 エスコフィエはこれから直面するであろう試練について、よく理解していた。無限のインスピレーションが彼女の目に映し出す色は、雪羽ガンの翼の如き純白だ。それはきっと、味覚の山頂を彩る色と同じ色なのだろう—— | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「罪人の円舞曲」をクリア |
| 多目的調理マシナリーセット | 経験豊富な料理人は常に複数の食材を同時に処理する。「科学料理」の先駆者であるエスコフィエも例外ではなく、調理の際は、歯車より忙しなく動き回ることとなる。 さらに、他の料理人は「形ある」食材で味を調えるが、エスコフィエは料理をもっと根本的な「味覚のプロセス」を考えながら構築する。その結果、材料のさらに細かい切り分け、煮込み、精製、純化といった複雑な過程を経る必要性が生じ、一般的な料理法よりも工程がおよそ六十も増えるのである。 そのためエスコフィエは、同時にこなせる仕事の限界を探る必要があった。調理を始める前に、楽曲演奏のように両手がそれぞれ処理すべき仕事を秒単位で分け、正式に調理を始める前にはリハーサルまで行った。 エスコフィエの調理過程は周囲の料理人たちから「キッチンのワルツ」と呼ばれるようになった。 しかし、しばらく経った頃、エスコフィエはハッと我に返った—— 「私は役者じゃなくて、料理人なのに!」 そうして、エスコフィエは必要に応じて助手や便利な道具を取り入れるようになった。 彼女がフォンテーヌ科学院のエンジニアに協力を仰ぐようになったのは、「オーダーメイド」を受け付けていた時期からだった。エスコフィエは彼らと共に「試験型多目的調理マシナリーセット」を開発した。それが現在の彼女の右腕左腕である、「マルチスペクトル調理マシナリー」と「順応型運動シグナル応答補助マシナリー」である。 マルチスペクトル調理マシナリーは皿と鍋を足して二で割ったような構造をしており、ミネラルを分離する装置を基本に、原料の精密な計測や、正確な温度調節・湿度調節ができる機能も持っている。エスコフィエの手にかかれば、ほぼすべての調理器具の機能を発揮できる優れものだ。さらに、このマシナリーに作業手順をランダムに実行させることで、「お任せメニュー」のようなものも作れる。 エスコフィエはよくこの機能を用いて、今まで考えたこともない食材の組み合わせを試してみる。その結果、いい意味で驚かされることも、ひどい目に遭わされることもあった。 「順応型運動シグナル応答補助マシナリー」は「義肢」の技術を応用して造られている。事前に大量の動作を記録し、エスコフィエの出すコマンドに応じて操作を行うことができるのだ。エスコフィエはこれを背中に取り付けており、彼女の細かな調整によって、マシナリーは尻尾のように器用に動く。道具や食材を取り出したり、料理を運んだりしてくれる、非常に頼もしい存在だ。 ただ、この尻尾のような装置は時に感度がよすぎて、エスコフィエの微かな動きに誤反応することがある。作業状態を示すランプが、光りだしてしまうのだ。 こんなことになると知っていれば、エスコフィエはランプ機能を完全に取り払うようエンジニアに依頼していただろう。そうすれば、自分の気持ちがマシナリーにバラされてしまうこともなかったはずだ… | 好感度Lv.4後に解放 |
| 神の目 | エスコフィエは燃える炎よりも、冷たい氷を好む。 「温度を下げる」ことは「温度を上げる」ことよりも難しい技術だからだ。 低温は食材の味を保つ鍵である。食材を鍋に入れる瞬間まで、更には食事が提供される瞬間まで、「鮮度」をいかに保つかというのは非常に重要だ。 品質の高い氷を安定的に入手するためにエスコフィエは様々な手段を講じた。 霧氷花の冷気は悪くないが、影響範囲が限られているうえ、少ししか温度を下げることができない。一方、化学製品を利用して冷却するコストは恐ろしいほど高く、ホテル・ドゥボールの財力をもってしても賄えない。フォンテーヌ科学院のマシナリーも、半永久的に低温を維持することはできない… そこで、エスコフィエは言い伝えにある「謎の冷媒」を探しにドラゴンスパインへ赴いた。 分厚いコートとマフラーに身を包み、重い荷物を背負い、何の変哲もない鉄尖槍を手に、ドラゴンスパインを十数日ほど彷徨ったのである。 しかし、槍が壊れるまで探しても、目標を見つけることはできなかった。魔物の襲撃で負った傷や凍傷のせいもあり、結局彼女は収穫のないまま、手ぶらで踵を返すことになった… 帰路の途中、エスコフィエは不思議な氷元素生物「ダレット」の噂を耳にした。そのことはエスコフィエの悔しさを増幅させ、「冷媒」への渇望は、料理の腕前を上げることに次ぐ執念となった。 新しい食材を探して、一人ナタへと旅立ったこともあった。暑い気候に耐え切れず、気分が悪くなったエスコフィエは何度も地図を読み間違え、危険地帯に迷い込んでしまった。 泣きっ面に蜂とはまさにこのことで、何とかいくつか目的の食材を見つけた後、彼女は「溶岩の像」を誤って呼び起こしてしまい、袋叩きに遭った。燃素による燃えるような痛みで気絶しそうになりながらも慌てて撤退したが、燃素爆弾の爆風に巻き込まれ、ついには地面に倒れ込んでしまった。 それでもエスコフィエは背負っていたカバンを固く抱きしめ、中にある調理器具や食材をなんとか守り抜いた。彼女の頭の中は、一つの「欲」でいっぱいだった—— 氷、氷、氷…! あとの記憶は、間違って度数の高いお酒を一気飲みした時のように曖昧だ。微かに覚えているのは、冷たい空気が背後から湧き出て、体に纏わりついていた炎を消したおかげで、魔物のエリアから撤退できたということだけだった。 しかし、貴重な食材を持ってフォンテーヌに帰り着いた時、エスコフィエは自分の背中に、冷たい光を放つ神の目がぶら下がっていることに気づいた。 尾を引いていたショックは一瞬にして驚きに塗り替えられ、全身の痛みが喜びで吹き飛んだ。 エスコフィエは「神の目」を自分の髪に結んだ。その冷たさで常に頭を冷やし、熱い炎の燃え盛るキッチンにいる時も、冷静さを保てるように… また、彼女は「神の目」の助けを借りて、ようやく「いつでもどこでも食材を冷蔵保存する」という夢を実現した。さらに、元素力を本来使っていた「調理マシナリー」と組み合わせることで、大幅に戦闘力を上げ、食材探しの範囲も大いに広がった… また、調理器具の調達も容易となった。氷元素によって形作られた包丁やレードルは非常に耐久性が高く、交換も容易だ。おかげでエスコフィエは、調理器具を持ち歩いたり洗ったりする煩わしさから解放された。 ただ、フォンテーヌ…ひいてはテイワットで最も氷の扱いを得意とする料理人であるにもかかわらず、エスコフィエはなぜかあまりアイスクリームやシャーベットを作らない… もしかすると、いつか彼女はそれらを本気で研究し、いつでも作れるデザートを発明するつもりなのかもしれない。 | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
日常ボイス
| タイトル | 内容 | 解放条件 |
| 初めまして… | 科学料理のシェフ、「カーネル・デセール」エスコフィエよ。神座におられたお方の賓客である貴方は、テイワット最先端の美食を享受するに値するお人。私の料理がお気に召しますように。 もし料理の技法に興味があるのなら、私が持つすべてを伝え、貴方を料理の殿堂に導いてあげる…でも、私の教え子になるからにはきちんと心の準備をしておいてね。途中退学は許さないわよ? | 初期解放 |
| 世間話・音楽 | オーケストラの新作アルバム、出てないかしら…料理するときは音楽を色々と変えてみるの。インスピレーションが湧いて、バリエーション豊かな料理が作れるから。 | 初期解放 |
| 世間話・包丁さばき | 食材に調味料がちゃんと染み込んでいるかどうかは、多くの料理の要よ。だから、料理人の包丁さばきは正確でないといけないの。外科手術レベルの正確さが望ましいけれど…とにかく、練習を重ねておいて損はないわ。 | 初期解放 |
| 世間話・鋭い感覚 | よく見る材料の中にも、意外な風味が隠れていることがあるのよ。味覚と嗅覚、思考を十分に鍛えて、初めてそれを見いだせるの… | 初期解放 |
| 雨の日… | 湿った空気に、葉っぱと土の匂いが混ざり合った匂い…そうね、今日のご飯は「プリュイロータスと魚の煮込みスープ」にしましょう。 | 初期解放 |
| 雨上がり… | 水分が蒸発して、気温が戻る…こののんびりとした感覚は…どんな味覚変数を加えれば表現できるかしら。 | 初期解放 |
| 雪の日… | あら…綺麗な雪だといいわね。食材を新鮮に保てるくらい♪ | 初期解放 |
| 晴れの日… | 明るい陽射し——明るい食感、と言えば…オレンジの酸味にラズベリーの葉っぱね。お砂糖を混ぜれば新しい答えが生まれるかも。 | 初期解放 |
| おはよう… | まだ眠いの?朝ごはんは出来立ての「海塩クロワッサン」と「ケネパベリー・バタフライパイ」、それから「バブルオレンジフルーツティー」よ!きっと貴方の中の元気も目覚めるわ。 | 初期解放 |
| こんにちは… | 歴史の中では、ランチが軽んじられていた時期もあったわ。でも生活の質を追い求めるようになった現代では、ランチはオーケストラの弦楽器のように確かな地位を築いているのよ。適当に済ませるなんてもってのほか。今すぐにでも一番新鮮な食材を探しにいって、ボリュームたっぷりの料理を作りましょう? | 初期解放 |
| こんばんは… | 日々のディナーには、舞踏会に臨むような気持ちで向き合うべきよ。たとえ二、三品しかなくても、午後三時には下ごしらえした食材を取り出して…え?もう遅いから…時間が足りないかもしれないって?気にしないで——急かしているわけではないの。ほら、私が何時間も前に下ごしらえしておいた食材よ。パーティーを楽しみましょう? | 初期解放 |
| おやすみ… | デザートは、適量なら睡眠の質を上げるのに役立つのよ。ほら、緋櫻とリンゴの低糖質プリン。体重なんて意味のない数字に拘る必要はないわ。栄養バランスを調整しなくてはならない時も、絶対に味で妥協しないヘルシーメニューを食べさせてあげる。 | 初期解放 |
| エスコフィエ自身について・不羈 | 私、「カーネル・デセール(デザートの大佐)」という称号を与えられているけど…甘いものしか作れないわけじゃないのよ。特定の料理だけを極める料理人も尊敬に値すると思うけど、私は自分を縛りたくない。どんな料理も、どこの食材も大歓迎よ。 | 初期解放 |
| エスコフィエ自身について・完全武装 | 私の調理理論では、うま味成分を正確に抽出し、適切に利用することが一番大事なの。そのためにも、私には様々な機能を持つ調理器具が必要なのよ。だから前までは、厨房を長期間離れる必要がある時は、すべての調理器具を丁寧に包んでスーツケースに入れていたの。ナヴィアによく「長い戦いに向かう特巡隊並みの完全武装ね」って冗談を言われたものだわ。フォンテーヌ科学院に「マルチスペクトル調理マシナリー」を作ってもらってから、やっと離れた地での調理が楽になったけど。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| 批評の資格について… | 空気に触れた食材は変質し、太陽の光を浴びた新芽は成長する。人々の料理の好みも、常に変わり、発展し続けているわ。昔ながらのレシピも大事だけれど、有名になった瞬間からずっと変わらず…というのは不可能よ。もちろん、むやみにレシピを変えていいわけじゃない。どんどん変な方向に行って、「スミレウリゼリーパスタ」や「絶雲の唐辛子アールグレイティー」のような怪物を生み出しかねないもの。とにかく…この真理だけでも覚えておいてほしいわ。 | 初期解放 |
| 創作の真理について… | 料理人の原則は、どのお客さんにも最善を尽くすことよ。でも、別にすべての批判を受け入れるべきとは思わないわ。生まれつき細やかな味わいがわからない人もいるし、料理のわずかな風味の違いをまったく気にしない人もいる。視覚、嗅覚、味覚が織りなすフィーリングを感じられない人なんて、もっと多いわ。いろんな国の美食を、繊細な心で味わってきた貴方のような存在は特殊例よ。そのうえ神の賓客でもあるんだから——貴方の言う意見なら、受け入れる価値はあると思う。だから、もしも私の料理に変なところがあれば、遠慮なく言って頂戴。 | 好感度Lv.6後に解放 |
| 「神の目」について… | 「神の目」の原理については何も知らないけど…知らないからって扱えないわけじゃなくてよかったわ。私、料理は科学だってよく言っているでしょう?この世にはまだ誰も味わったことのないものが沢山あるの…一見汚らしく見える魔物も、細かく刻んだ後に粉にしてみると、案外素晴らしい材料が抽出できたりするのよ。「神の目」の力がなかったら、何百倍の努力を費やさないと得られなかった食材だわ。何より大事なのが、氷元素を自由に扱えるようになったこと!おかげで食材の冷蔵保存が便利になったわ! | 好感度Lv.4後に解放 |
| シェアしたいこと… | 後ろの装置は「順応型運動シグナル応答補助マシナリー」——マルチスペクトル調理マシナリーと同じ、先端技術の産物よ。私の僅かな動きの癖にも反応してくれるの。制御しやすいし、助手としては申し分ないわ…多くの人には「しっぽ」だと思われているみたいで、私のことを「ヘルズ・シェフ」だなんて言う人もいるけれど…悪魔になることで美味しくない食べ物を食べずに済むのなら…それもいいかもしれないわね。 | 初期解放 |
| 興味のあること… | いつか「ドゥボールケーキ」よりも遥かに素晴らしいスイーツを開発して、フリーナ様を満足させることができたら…テイワットの全ての国を訪ねて、滞在中、それぞれの神様に料理を作ってあげたいわ。そうすれば、突破口が見えてくるかもしれないもの。運がよければ神様の得意料理を食べて、俗世を超越したインスピレーションを得る、なんてこともできるかもしれないし… | シナリオ「罪人の円舞曲」をクリア |
| フリーナについて・初対面 | この業界に入ったばかりの頃は、ヴァザーリ回廊の小さなレストランで働いていたわ。ある日、フリーナ様が公演後に何を思ったのか、適当に選んだお店で食事をすることにしたらしくって、そのレストランにいらっしゃったの。でも、当時は忙しさに目を回していてね…シェフに会いたがっているお客さんがいると聞いて、慌ててうっかり包丁を持ったまま席に向かってしまったの。頭が真っ白になってしまったわ…でも、その時とっさに作ったケーキを気に入ってくださって、私の名前を覚えたとまで言ってくださったの。その日の晩はどうしても眠れなくてずっと起きていたら、翌日にパレ・メルモニアへの特別招聘状が届いたのよ… | 好感度Lv.4後に解放 |
| フリーナについて・現状 | その後、フリーナ様は私に「カーネル・デセール」の称号を与え、この分野において勝る者なしと褒めてくださったわ。この称号に恥じぬよう、私はしばらく籠って修行していたんだけど、気づかないうちに多くの大事件が起きていたようで、フリーナ様もパレ・メルモニアを出て行ってしまった…ああいう難しい事はよく分からないけど、フリーナ様が私の人生で最も大切なお方であることだけは分かる。フリーナ様に求められるなら、私はいつでも専属料理人としてお傍に戻るわ。お給金なんてどうだっていい! | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「罪人の円舞曲」をクリア |
| ナヴィアについて… | 五歳のお誕生日の日、パパとママが初めてホテル・ドゥボールに連れて行ってくれたの。ホテルの入り口ですごく綺麗な帽子を拾ったのだけど…情熱に溢れた素晴らしいバラの香りのおかげで、持ち主を見つけられたわ。ナヴィアの香りはあの時から変わらないわね。時間を見つけては一緒にお茶したり、スイーツを楽しんだりしながら近況報告をするのだけど、とても楽しくて、かけがえのない時間よ。ただ…あの子ったらいくつ年をとっても「スイーツは甘ければ甘いほどいい!」って思い続けているのよね。まあ、今更矯正っていうのもなんだし、結局は自分の好みに合わせるのが一番だけど。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| シャルロットについて… | 私たち料理人にとって、シャルロットさんは「影響力ブースター」よ。並外れた文章力の持ち主で、綿密に料理を描写してくれるの。非の打ち所がない撮影技術も相まって、あっという間に写真付きの素晴らしい記事が出来上がるのよ。さすが、プロの記者と言うべきかしらね。宣伝したい新メニューがある時は、彼女に試食してもらえば間違いないわ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| シグウィンについて… | 看護師長ねぇ…うーん…人格者だとは思うけど、体質が特殊だから…私、敬意をもって理解したいと思って、彼女の味覚世界を探求してみたこともあるのよ。でも…そうね、彼女は映影の中の伝説的な主人公になれると思うわ——血を一滴も流さず、ミルクセーキでターゲットを射止める暗殺の達人にね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| リオセスリについて… | 公爵は礼儀正しい人よ…慎重に物事を進める、古風な紳士ね。でも——「特別許可食堂」の一部メニューが私にとって追加の刑罰になっていたことには気づかなかったみたい。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| リネットについて… | 知らないと思うけど、実はリネットも「スイーツお茶会」のメンバーなのよ。よくリネさんと一緒にホテル・ドゥボールで公演していたから、結構話す機会があったの。最初は少し冷淡な人だと誤解していたけど、勇気を出してお茶会に招待してみたら、彼女の感情はマカロンのように色とりどりだと知ったわ…好きなデザートが出てくると耳をぴくぴくさせて、苦手なデザートが出てくるとしっぽを下ろすのよ!ちょっと待って…しっぽ…まさか私も…? | 好感度Lv.4後に解放 |
| 「召使」について… | 遠くから一目見ただけでも、印象に残る方よね。もし料理に不手際があってあのお客さんを怒らせたら、どれだけ大変なことになるか想像もつかない…そんな警報が体の中で鳴り響いたわ。何度言っても覚えない教え子に「この料理をアルレッキーノさんに提供したらどうなるか考えてみなさい」なんて言っていたほどよ。でも、後になってナヴィアから聞いたんだけど…彼女、別にそんなに怖い人じゃないそうね? | 好感度Lv.4後に解放 |
| エミリエについて… | 知ってる?「食品の調香」というのも、調香学の一大ブームだったんですって。エミリエさんに何種類かの香気物質の精製方法を尋ねてみたら、「嗅覚と味覚の共同作用」について更に深く理解できたわ。もしかしたら、今後は香りを活用して、味が何層にも重なる料理を開発できるかも…エミリエさんは、科学的に料理を分析するという私の態度をすごく認めてくれているのよ。本当にありがたいわ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| ヴァレサについて… | ヴァレサね——彼女の果物には「のんびりとした日差し」が詰まっているわ。倍の値段を払っても得たいと思える代物よ!だから毎回取引をした後は、料理をお腹いっぱい振舞っているの。びっくりするほど食べるけど、感想を聞くと細かいところまで答えてくれる…つまり、ヴァレサはずっと「ちゃんと味わって食べている」のよ。こういうお客さんは大歓迎ね! | 好感度Lv.4後に解放 |
| 香菱について… | 璃月には「山の外にも山がある」という言葉があるのよ。香菱さんは私にとって…そうね、「山を抜けると異世界であった」って感じの存在かしら。聞いたこともないような調理方法をたくさん知っていて、思いもよらない食材を使うのよ。料理を味見させてもらったけど、無限のポテンシャルを感じたわ…フォンテーヌの伝統的な発想ではとても考えつかないものね。彼女に出会ってから、より自分の判断を信じるようになったわ——厨房に籠っていてはいけない、いろんな所を巡って、各地の料理を学んで自分の料理に取り入れるべき…ってね! | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「至高の一品」をクリア |
| エスコフィエを知る・1 | 私にとって、料理はエネルギー補給や栄養補給なんてものじゃないわ。人生で最も重要な儀式の主役なの。美味しい料理は人々に希望と力、そして幸せな気持ちを与えてくれる。調理というプロセスも、詩に出てくる雪羽ガンのように高潔な本質を持つ、一生をかけて研究すべきことなの。 | 初期解放 |
| エスコフィエを知る・2 | 多くの人は料理に秘められた素晴らしさを理解できないわけではなく、それを味わうお金や時間がないだけよ。これは料理人のコスパの良い食材を求め続け、レシピを絶えず改善し、かつては少数の人しか享受できなかった贅沢品を大勢の食卓に届けるという使命とも深く繋がっているの。もちろん、言うのは簡単だけど、実践は難しいわ。料理を学び始めた時は、たんこぶができるほど壁にぶつかり続けていたわ。だからこそ、私は「科学料理」の道を歩むことにしたの… | 好感度Lv.3後に解放 |
| エスコフィエを知る・3 | 科学料理の要は「分析」、「抽出」と「調合」よ…簡単に言うと、定量分析の方法を用いて、目標の味を構成するのに必要な各成分を同定し、食材からその成分を再現するのに必要な原材料を抽出し、高価な料理を一般の人たちにも届けるの。そのために、一見料理とは関係ないように見える装置もいじっているわ。私にとってはすべて、れっきとした調理器具よ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| エスコフィエを知る・4 | 私の科学料理は、料理のコストを削減するだけでなく、より素晴らしい料理を探求するときに道を切り拓いてくれるの。「天下一の料理人」や「最強」の肩書きを目指すほど幼稚じゃないわ。目標は明確よ——手の届かない高価な料理の神秘的なベールを剥がして、地平線の上にある「美味しさ」の新たな高みを目指すの。 | 好感度Lv.5後に解放 |
| エスコフィエを知る・5 | 憧れの生活?そうね…毎日心地よい音楽を聴けて、可能性に満ちた新しい食材を仕入れてきてくれる冒険仲間と料理を食べてくれる人がそばにいて、幾千万もの風味成分の組み合わせを研究する時間がある。そんな生活かしら…実現するにはそこそこ財力が必要だから、頑張って稼ぐわ。「欲しい食材をくれる助手兼料理を食べてくれる人」については、すでに目星がついているのだけど…ちょっと、目をそらさないで頂戴! | 好感度Lv.6後に解放 |
| エスコフィエの趣味… | 貴方って腕のいい鍛冶屋さんを何人も知っているでしょう?多彩な鍛造技術を用いて、様々な模様を表現した包丁なんてどうかしら?ロールケーキの切り口のような模様や、溶け合っているジャムのような模様…それに、宝石のように色とりどりなものとか…食材の切れ方も少しずつ変えるの。クリームのように滑らかだったり、カチャカチャとリズミカルだったり、バイオリンの弦の振動のようだったり…楽しそうだわ。 | 初期解放 |
| エスコフィエの悩み… | とあるブランディング・コンサルタントによると、私は投資価値のある個人ブランドを作った方がいいそうよ。そうすればより多くのリソースを確保して、より高みを目指せるから。でも、写真機の前でパフォーマンスするのって苦手なのよね。だから、撮影の時は「いつも通りに仕事をしているところや部下を指導しているところだけ撮ってくれればいい」としか言えなかったわ…結局、映像が公開された後は、みんな変なところに注目していたみたいだけど… | 初期解放 |
| 好きな食べ物… | テイワットの伝統料理はほとんど食べ尽くしたけど、私はどちらかというと「意外性」と「可能性」を感じさせてくれる料理に興味があるの。クラシカルなレシピに、思いがけない一工夫が加えられた一品が食べられると、すごく嬉しいわ。経験と確率に基づいて考えると、貴方はポテンシャルがとっても高いはずよ。今後の作品が楽しみね。 | 初期解放 |
| 嫌いな食べ物… | 「どこかで食べたことある味」「まあまあ」「悪くない味」…私の辞書では、どれも「許せないこと」って目録の中にある言葉よ。正確に風味が調整されていない、期待外れな料理は全てゴミ箱行きね。 | 初期解放 |
| 贈り物を受け取る・1 | あら…へえ、貴方…なかなかの才能ね!料理の心得を余すところなく伝授してあげるわ——今すぐに!天才料理人の頂点を目指せるはずよ! | 初期解放 |
| 贈り物を受け取る・2 | うーん…平々凡々ね。目立った特徴もないけど、悪くもないわ。貴方の才能があれば、もっと洗練させられるんじゃない?本気で作り直したものを楽しみにしてるわ。 | 初期解放 |
| 贈り物を受け取る・3 | …私と貴方の関係だからはっきり言わせてもらうけど——もし教え子がこんな料理を出してきたら、皿ごと頭に叩きつけているところよ。貴方が作ったものだから、ちゃんと最後までいただくけど…私からのフィードバックと指摘された問題点をしっかり覚えておくことね。次からはもっと真剣に、自分自身と食べる人の味覚に責任を持って調理しなさい。 | 初期解放 |
| 誕生日… | 貴方は、テイワットに唯一無二の風味をもたらす「最終変数」よ。貴方の誕生日パーティーには、少なくとも八十九品の料理を用意すべきだわ。アペタイザーには肉料理とジビエに甘味を四品ずつ、それからスープも二種類用意しないと…でもむやみやたらと詰め込むだけじゃ、貴方の体にも料理にも失礼だわ。だからこれからの一週間は貴方の「生誕週」として、毎日パーティーを開きましょう。毎日十数品のこだわり料理を提供するから、全ての料理を思う存分味わって、味覚の饗宴を楽しんで頂戴! | 初期解放(※) |
| 突破した感想・起 | 感覚がより鋭くなったわ。食べ物の香りや質感と色をよりくっきりと感じ取れるようになって…最高よ!今ならより正確に調理できそう。 | 突破段階「1」で解放 |
| 突破した感想・承 | 様々な「変数」を細かくコントロールできるようになることも成長の一つよ…それが出来るようになった実感があるわ。 | 突破段階「2」で解放 |
| 突破した感想・転 | 見える…見えるわ——盛り付けと味の共同作用によって、極限までパワーがみなぎる「黄金の瞬間」…最も効率よくうま味を届け、広げる方法…そして料理を口に入れた瞬間、異なる周波数の信号が味覚に与える微かな影響さえも… | 突破段階「4」で解放 |
| 突破した感想・結 | 本当にありがとう。これであらゆる隠れた食材から自然界最高のうま味成分を抽出し、究極の料理を目指せるわ…貴方が気づきを与えてくれたおかげよ。この先は、無限にあるそれぞれの頂上を目指しましょう! | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
| アクション | 内容 | 備考 |
| 元素スキル | 冷凍の時間よ。 | 短押し時 |
| 食前に甘いものを。 | ||
| 低音調理。 | ||
| アドリブを利かせましょう。 | 長押し時 | |
| インスピレーションに身を任せて… | ||
| サプライズな味わいよ。 | ||
| 元素爆発 | 雁のように…羽ばたけ! | |
| 最高の一品よ! | ||
| 目も舌も満足させてあげる! | ||
| 宝箱を開ける | ふふ、フォーチュンクッキーみたいね。 | |
| この食材…まだ使えるかしら? | ||
| なかなかの保存技術ね。 | ||
| HP低下 | ただのミスよ。 | |
| 大丈夫…火力を調整するわ。 | ||
| 身長に切らないと… | ||
| 仲間HP低下 | 作り直したほうがいいわね… | |
| 挫けないで! | ||
| 戦闘不能 | 嫌な味ね… | |
| 扱いきれなかったわ… | ||
| 私のせい、かしら… | ||
| ダメージを受ける | 邪魔な食材ね。 | |
| 重ダメージを受ける | 無礼ね! | |
| 怯んじゃ…駄目! | ||
| チーム加入 | インスピレーションには冒険というスパイスが不可欠よ。 | |
| カトラリーの準備も完了! | ||
| 気晴らしに出かけましょう。その間に熟成されて美味しくなるわ。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
他キャラからの反応
| 香菱 | ああ、あのフォンテーヌの料理人のお姉さん!アタシ、大好きなんだ!珍しい料理をたくさん食べさせてもらったけど、すごく…えっと、なんていうか…そうそう、繊細で緻密な感じ!色んな味の精巧に彫られた彫像を食べてるような気分だったなあ!料理する時のステップとか食材の扱い方も教えてもらったりして、すごく勉強になったよ。アタシも色々身に着けたいけど、まずは申鶴にお願いして、閑雲おばちゃんに時間と量と温度をピッタリに設定できる装置を作ってもらってからにしようかな? |
| エミリエ | エスコフィエさんは勤勉で勉強熱心な料理人です。調香に関する学術的な話を興味深く聞いてくれる人はなかなかいませんよ。他にも、物事の間にある些細な繋がりをまとめる力や、さまざまな知識をすばやく実践に移す行動力に長けています。彼女のことをフォンテーヌ料理史上の「天才」と呼び、その才能を羨ましがる人もいますが…成功の裏には確固たる理由があると思います。 |
| シグウィン | エスコフィエさんはメロピデ要塞に長くいたわけじゃないけど、ウチ、彼女にすごく励まされたのよ!ウチが作った全てのドリンクを真剣に味わって、感想も丁寧に教えてくれて…専門用語はよく分からなかったけど、こわばったお顔がすごく可愛かった!機会があれば、また何箱か栄養たっぷりミルクセーキを送ってあげたいな! |
| シャルロット | エスコフィエさんのおかげで色んな美味しいものを食べられたわ…彼女自身の新作から、部下の方の新作、さらには生徒さんの新作まで…兼業美食評論家みたいなものよ。ちょっと心苦しいけど、1モラも払わずにフォンテーヌ最新の最高級料理をいっぱい食べられるんだから! |
| ナヴィア | 親友のエスコフィエがやっと籠ることをやめてくれたの。この間までドゥボールケーキを超える新作を開発するって言って、ずっと厨房に引きこもっていたのよ。このままだと、目が光を受け付けなくなるんじゃないかって気が気じゃなかったんだから。ねぇ、エスコフィエを誘ってみんなでピクニックに行かない?パラソルとサングラスも選んでもらってさ。エスコフィエと出かけると、ピクニックが美食の旅になるのよ。 |
| フリーナ | へぇ?キミも僕のカーネル・デセールを知っていたんだね。エスコフィエのおかげで、数量限定のドゥボールケーキ以外の選択肢をたくさん得られたよ。でも残念ながら、今の僕はパレ・メルモニアから出していたレベルの給料を払うことはできないから…えっ?ああ、別に疎遠になったわけじゃないから、心配しないでくれ。僕の方からもお返しに手料理を渡したりしているし…ちょうど最近、「ハッラの実入り魚肉ゼリーパスタ」を開発したんだ。興味があるなら、今度作ってあげるよ。 |
| リネット | しっぽを見る限り…満足の行く新スイーツを開発できたみたい。次のお茶会が楽しみ。 |
| ヴァレサ | エスコフィエさんってすごく厳しくってね…レストランの仕入れでうちの果物を買うとき、いつも何個か抜き取って「サンプル分析」?をして調べるんだ。もし糖度や成分がイマイチだと納得してくれないの…でもエスコフィエさんが作る料理って、とってもとーっても美味しいんだよ!えへへ~毎日食べられたらいいのになぁ~!もしそうなったら、まさに神様レベルのおもてなしだよねぇ~! |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
デバフもヒールも攻撃も!高いダメージを出しながらチームのサポートができる、多才で器用な料理人
控えからでも敵にダメージが与えられる設置型の元素スキルと、チーム全体を大幅に回復できる元素爆発が持ち味の氷元素サブアタッカー兼サポーター。
固有天賦を解放すれば、スキルか爆発の命中という簡単な条件で水・氷元素デバフを撒くことができる。パーティ編成に制限がかかりはするものの、最大値は目を見張るほど破格の数値。
元素スキルによる自動攻撃、元素爆発による範囲攻撃&全体回復、固有天賦による耐性デバフ、どれをとっても高水準なため、性能をフル活用せずとも一定の活躍が見込める。
美しい手捌きと美味しい料理で、敵も味方も虜にしてしまおう。
特徴
- 付与と維持の容易な耐性デバフ
固有天賦で最大55%もの水・氷元素耐性デバフができ、持続時間も12秒と長め。
付与方法は元素スキルor元素爆発の命中のみ。元素スキルで控えから自動的に付与できるため手軽で維持も容易。
チーム内キャラのサポートは勿論のこと自身の火力を底上げする効果でもあり、エスコフィエの性能の根幹たる要素。
- 高倍率で元素付着頻度も優れた扱いやすい元素スキル
所謂設置型元素スキルを持つが、基礎攻撃力・攻撃倍率共に優れ1サブアタッカーとして火力水準がかなり高め。
このタイプのキャラとしては珍しいICD1.5秒で元素付着間隔は2秒に1回と比較的付着頻度にも優れる。
持続時間>CT、キャラ追従型、自動攻撃、索敵範囲広めとあらゆる面で扱いやすく、総じて高水準に纏まっている。
- 火力と回復量を両立した60族の全体回復元素爆発
全体回復のできる元素爆発は必要エネルギーが多い傾向にあるが、エスコフィエは60と最軽量。
付随しているダメージ部分も高倍率で、回復量の参照先が攻撃力なこともあり全体回復をしつつダメージにも期待できる。
即時回復だけでなく元素爆発の使用と連動した固有天賦によって継続回復も可能。
注意点
- 耐性デバフ最大化の際の編成制限
耐性デバフは最大55%と破格の性能を持つが、最大値には水・氷元素キャラ4人を指定されるため編成に制限がかかる。
自然と耐性デバフを活かせる編成にはなるものの必然的に凍結編成、モノクライオ編成の2択となってしまい編成幅が狭め。
氷シールド持ちの敵などこれらの元素のみの編成が不利な状況は存在する。
ただしシュヴルーズなどとは異なりデバフ量の大幅減少はあれど効果発動はするので丸々無駄になることはなく、サブアタッカーとして他元素キャラと組む選択肢もある。
あくまでも「固有天賦を最大限活かす際」の注意点であって、「エスコフィエを使用する際」の注意点でないことは留意したい。
- 乏しい元素ダメージバフ能力
エスコフィエの主な火力サポート能力は固有天賦の元素耐性ダウン、1凸の会心ダメージバフ、2凸の基礎値加算、モチーフ武器ならば攻撃力バフとなっており、元素ダメージバフ能力に乏しい。
性能を最大限発揮するには編成が水か氷元素に縛られることもあり、水元素かつ大量のダメージバフを配れ、その他の面でもお互いの欠点を補い合うようになっているフリーナへの依存度が高い。
現在は絵巻4セットで比較的ダメージバフを付与しやすい環境となったが、水or氷元素かつ絵巻適性のあるナタキャラがシトラリしかいない点も痛手。
見方次第ではダメージバフ以外のバフを一通り持っているとも言えるので、不足しているダメージバフを他のキャラで補う、もしくはダメージバフが豊富なアタッカーなどと組み合わせることで相乗効果により与ダメージを飛躍的に伸ばせる。
- 元素スキルの継続攻撃部分では元素粒子を生まない
元素スキルの主体であるマシナリーの継続攻撃は高倍率、継続時間>CT、遠距離対応、完全自動攻撃と非常に高性能だが、この攻撃では元素粒子を生成しない。
粒子は初撃にあたるキャラ中心の範囲攻撃でのみ生成されるため、元素爆発を定期的に使用したいなど粒子回収を重視する場合はある程度敵に近づいてスキルを発動する必要がある。
攻撃力基準ヒーラーということもあって打たれ強くはないため、スキル発動後は元素爆発を発動したり敵から距離をとるなど安全確保に動いたほうが良い。
- 星座やモチーフ武器の効果と水元素キャラの相性
無凸、モチーフ無しの状態では水元素・氷元素間での火力サポート能力に差は無いが、1凸と2凸の効果は氷元素ダメージのみを強化し、モチーフ武器は攻撃力のみのバフで、水元素キャラに多いHP参照能力が強化できない。
そのため、それらを強化していくと氷元素アタッカーと組む方が明確に利点がある。
逆に言えば水元素アタッカーへの元素耐性ダウン支援が目的ならば凸やモチーフ武器の有用性は低く、お安く済むとも言える。
運用
- サブアタッカー・サポーター両立型
元素スキルで控えからでダメージを出しながら元素爆発、固有天賦で回復と耐性デバフを行うオーソドックスなスタイル。
サブアタッカー性能が高いことと、攻撃力が火力・回復量双方に関わっているため意識して異なるビルドにしなければ自然とこのビルドになる。
天賦
通常攻撃・キッチンスキル
並程度の倍率を持つ通常系攻撃。
凸効果を含めても一切強化されることがなく、育成リソースを割かずとも問題なく運用可能。
しっぽのような「順応型運動シグナル応答補助マシナリー」で槍を掴んで(?)、お尻を振りながら攻撃する独特な戦闘スタイル。プリケツ神槍
- 通常攻撃
通常1段目は突きを、2段目でくるりと回って右から左に薙ぎ払いを繰り出す。
3段目は大きく前方にステップし、X字の斬撃を行う。
攻撃モーション中は腕を組んだり、腰に手を当てながらお尻を突き出したりとキュートな動作を見せてくれる。 - 重撃
重撃は一般的なドリルアタックとは異なっており、特殊モーション。
雷電将軍のそれに近い斬り上げ攻撃で、流麗な槍筋エフェクトは必見。
各種元素付与で色が変わるため、カメラ映えもする。 - 落下攻撃
他キャラクターと同様。
某黒足の料理人よろしく手では武器を扱わないのかと思いきや、普通に槍を持って落下攻撃を行う。
ミ・キュイ (元素スキル)
「冷凍の時間よ。」
CT: 15秒 継続時間: 20秒
元素粒子生成: 3~4個 元素量: 1U 特性:なし
単押しと長押しで異なる効果を発揮する天賦。
単押し
─挙動・使用感─
氷元素範囲ダメージを与え、自動攻撃を行うマルチスペクトル調理マシナリー(「チルド」モード)を召喚する。
キャラクターに追従するタイプの設置型スキルで大きく移動しても問題なく、索敵範囲もステップ約3回分と広め。
弾速はそれほど早くないがホーミング性能は高く命中精度が高い。上記の特徴と合わせよほど距離を離されない限り運用に支障はないだろう。
CT15秒に対し持続時間は20秒と非常に長い。1度の使用で長時間控えから攻撃ができるほか持続時間中の再使用も現実的。
元素粒子は使用時の範囲攻撃命中時に生成される。継続的なエネルギー供給はできないが自身の爆発カットイン中や交代後のキャラで受け取りやすい。
挙動面では使用モーションと後隙の短さも特徴的。どちらも全キャラトップクラスの短さを誇り、極短時間で役割を済ませられる。
─攻撃性能─
設置ユニットは1秒間隔で近くの敵に自動的に狭範囲氷元素ダメージを与える。攻撃範囲は隣り合った中型の敵に同時Hitを狙える程度。
天賦倍率はLv8時点で192%もの数値があり、同じくスキルサブアタッカーである八重神子などと比較しかなりの高倍率。
基礎攻撃力や固有ステータスなどにも恵まれているのでダメージを出しやすく、サブアタッカーとして一線級の火力が見込める。
固有天賦の活用からは離れてしまうが、付着頻度も優れていることから溶解サブアタッカーとして運用しても高火力を出せる器用な一面も。
ICDは1.5秒と一般的な基準値よりも短く、命中精度が高いことから比較的安定して2秒(継続攻撃2回)に1回の氷元素付着が可能。
これは攻撃範囲は違えどロサリアの元素爆発やシトラリの継続攻撃と同程度。エスコフィエはスキル使用のみで完結しているため氷下地役としての適性も高め。
長押し
パッシブ3を発動するためのスキル。詳細は下記参照。
攻撃性能を持たないが6秒のCTがあるため、戦闘中の誤爆には注意。
ちなみに本来の目的からは外れるが、長押しで召喚される調理マシナリーは璃月などに点在する感圧式スイッチを起動できる。
これで召喚した調理マシナリーの存在時間は3分。押して動かすこともできる。
迸発の刃
元素量: 0U 特性: アルケー・ウーシア
単押しでスキルを発動した際に召喚され、ウーシアを帯びた氷元素ダメージを与える。
デコ・デコパージュ (元素爆発)
「目も舌も満足させてあげる!」
エネルギー: 60 | CT: 15秒
元素量: 2U 特性:浮かし
単発高倍率の氷元素範囲ダメージを与え、さらにチームキャラ全員のHPを回復する。
全体回復のできる元素爆発は基本的に70・80族で重めであったが初の60族で比較的軽め。ただし自身の粒子生成効率が控えめなので額面より重く感じやすい。
攻撃倍率は1000%を超える高倍率。全体回復をしつつダメージにも期待できるほか、固有天賦内容とはズレてしまうが単発なので溶解適性も高い。
強めの浮かし効果があり、ヒルチャールなどのザコ敵であればその場で大きく吹き飛ばすことができる。
回復面・攻撃面どちらをとっても高水準であり、回復量の参照先は攻撃力なので自然と回復量と火力の両立が可能。
適正聖遺物の1つである黄金の劇団4セットでは元素爆発の火力を伸ばせないのは玉に瑕。
美食は良薬に勝る (パッシブ1)
元素爆発発動後、出場中のキャラに対し9秒間の継続回復を行う。回復開始は爆発発動1秒後から。
回復間隔は1秒。計9回行われ、総回復量は攻撃力1244.16%と概ね元素爆発Lv8の3倍近い回復量。
元素爆発で回復しきれなかった分のカバーや被弾のケア、フリーナ併用時では自傷のケアとテンション獲得にも役立つ。
自身出場の有無に関わらず一定時間継続回復を行えることでシンフォニストの武器効果トリガーになる固有天賦。
4凸時は継続回復の持続時間延長など当固有天賦が強化される。詳しくは後述の命ノ星座欄参照。
シーズニングの中の閃き (パッシブ2)
編成した水元素キャラと氷元素キャラの合計人数に応じて、敵の水元素耐性と氷元素耐性の両方を下げる効果。
効果量は最大55%と翠緑4セットをも大きく上回る破格の数値。発動条件も緩く裏から発動できwave対応も可能と非常に高性能。
しかしながら4人の55%に対し3人は15%と大きな開きがあり、最大限活かす場合は水元素・氷元素共に相性のいい炎元素や集敵用の風元素キャラ等を編成できなくなる。
一方でニィロウやシュヴルーズとは異なり効果発動自体に編成の縛りはなく、エスコフィエ自身もカウント対象のため極論単騎であっても最低でも5%が保証されている。
一般的な敵の耐性値は10%であることから効率良くダメージが伸びるデバフ量は2人の10%で満たせているため、手持ちのキャラ層や戦況しだいでは他元素キャラの編成もアリ。
特に集敵能力を持つ風元素キャラは集団戦における立ち回りを大きく改善しつつ、翠緑デバフで火力低下を防止できる。
少なくともどんな編成、状況であれ自身の与ダメージを増加させる固有天賦としては機能しており、相性のいいフリーナとペアであっても一定の火力増強はしてくれる。
エスコフィエ自身が多芸で強力なキャラのため水・氷4人編成以外に組み込む選択肢は十分あり、ある程度編成に自由が効くことは覚えておきたい。
| 元素耐性 | ダメージ増加量 | 編成 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| -55% | 36.1% | 水3+氷1 | 水2+氷2 | 水1+氷3 | 氷4 |
| -15% | 13.9% | 水2+氷1+他1 | 水1+氷2+他1 | 氷3+他1 | |
| -10% | 11.1% | 水1+氷1+他2 | 氷2+他2 | ||
| -5% | 5.5% | 氷1+他3 | |||
- ダメージ増加量は一般的な耐性値10%の敵に対しての数値。耐性値の高い敵や別途耐性デバフがある際は数値が変動するため指標として。
アドリブ・キュイジーヌ (パッシブ3)
元素スキルを長押しすると「アドリブ・クッキング」モードでマルチスペクトル調理マシナリーを起動する。
これは通常の戦闘では役に立たず、参量物質変化器のように元素攻撃を与えてメーターを満タンにすると料理が出て来ると言うもの。
説明には一定数と書かれているが、具体的に言うなら10個。説明通り毎週月曜日にリセットされるので、エスコフィエを入手したら必ず毎週作っておこう。紀行のウィークリー任務「料理を20回作る」にもカウントされる。
この方法でしか入手できない料理も多く、中には星5料理も存在する。
起動には参量物質変化器と同様、電気水晶の近くに置くのが楽。軽策荘北西ワープポイントの崖下、稲妻天賦秘境向かって左、などがワープ場所から近くて敵もいないのでおすすめ。
料理が作れない設定の雷電将軍でも料理が作れる貴重な固有天賦
なおマルチプレイで起動した場合、誰が元素攻撃したかに関わらず料理を入手するのはエスコフィエのスキルを使用したプレイヤーのみ。他プレイヤーが料理を入手することはできない。
また、お試しキャラではこの天賦は発動しない。
入手可能料理
- エスコフィエのヒラメキ料理 4種
- 初霜のモン・オトンヌキ (星4/回復系料理)
- HP42%+HP2850回復
- 砂をさらう白波 (星3/冒険系料理)
- ダッシュと水中でのスタミナ消費-25%、制限時間15分
- 翠のブーケ (星4/攻撃系料理)
- 攻撃力+320、会心率+10%、制限時間5分
- 黄金のホワイエ (星5/攻撃系料理)
- 攻撃力+372、会心ダメージ+24%、制限時間5分
完成時は装置が金色に光り、エスコフィエが出場していた場合はボイスが流れる。攻撃力+会心ダメージ強化の料理はエスコフィエ実装時点のVer.5.6ではこれが唯一。*1
「うふふふっ、悪くないわぁ♪」
- 攻撃力+372、会心ダメージ+24%、制限時間5分
- フォンテーヌ料理の一部
- パート・ドゥ・フリュイ (星3/攻撃系料理)
- 会心率+15%、制限時間5分
- フォカロルスのために (星3/防御系料理)
- HP+22%、制限時間5分
命ノ星座
基本性能は無凸時点で完成しており、使用感向上関係は4凸の回復量増加&エネルギー緩和のみ。
凸を進めると主に氷元素バッファーとしての側面が強化されていく。反面水元素キャラへの恩恵はなく、自身の火力上昇量も編成次第となる。
適用条件がある代わり自身・味方の火力双方を大きく伸ばす1凸が強力。4凸は効果としてはシンプルなものだが同時実装のシンフォニストとシナジーがある。
完凸はメインウェポンである元素スキルの総火力が激増しサブアタッカーらしからぬダメージディーラーへと変貌。元素付与によるメインアタッカー化などは持ち合わせていない。
難点として1.2凸効果を活かすには無凸時と比べ編成やローテーションの制限が増えるため、検討の際は自身の使用編成等と相談したい。
- 第1重・味覚咲かす オードブルの円舞
チームが氷と水のみで編成されている場合、元素スキルか爆発の発動後15秒間、チームの氷元素ダメージの会心ダメージ+60%。
編成制限が厳しいが、シンプルながら非常に強力な効果で、発動条件、効果時間共に優秀。
会心ダメージを大きく上げるという性能上、申鶴の氷翎や自身2凸の基礎ダメージ加算等との相性も良い。
恩恵度合いはバフ対象の会心ダメージで変動するが、自身の火力+チーム内氷キャラの火力双方を15~20%程度伸ばすことができ非常に強力。なお固有天賦とは違いこちらは発動自体に編成制限があるので、効果を活かすには必ず固有天賦の上限でもある水・氷4人編成を組む必要がある。
水3人+エスコフィエといった編成でも効果発動は可能だが水元素キャラに対しては恩恵がない点にも注意。
- 第2重・濃厚ポトフの芸術
元素スキル起動で5層分の基礎ダメージ加算を獲得し、エスコフィエ以外の味方の氷元素ダメージをアップさせる。
得られるバフ回数はたった5回と少ないものの効果量は絶大であり、仮にエスコフィエの攻撃力が2200とした場合加算量は5280となるが、この加算量は攻撃力3200、天賦lv10の申鶴の氷翎の加算量の約2倍である。
1凸の会心ダメージアップとのシナジーも強く、瞬間火力が劇的に向上する強力な凸効果。ただし申鶴の氷翎とは異なりバフ回数はパーティ共有のため、5層分をしっかりメインアタッカーで消費できるよう意識が必要。
特に元素スキルは持続時間が長く先んじて使用しやすい性能をしているが、ローテーションの頭に使用してしまうとサポーター側で消費してしまう恐れがある。
シトラリや申鶴などは先に動いてもらい、エスコフィエはメインアタッカーの手前にするなどで上手くメインアタッカーに繋げていきたい。
エスコフィエ自身ではバフを消費できない、水元素をはじめ氷元素以外のダメージはバフできない点にも注意。
- 第4重・ローズマリーの秘伝配合
固有天賦による継続回復が9秒→15秒に延長。更に回復時一定確率で回復量が2倍+エネルギーを2回復、固有天賦1回で7回まで発動する。
効果発動確率は自身の会心率を参照する。氷共鳴を意識した数値にしていても継続回復15回中最大7回発動なので基本的には上限まで発動が見込める。
回復回数、回復量増加によって総回復量は1244.16%→3041.28%となんと約2.44倍に。実戦では無駄が出るケースが多いものの上昇量は極めて高い。
元素爆発で固有天賦が発動、固有天賦でエネルギー回復が発動と綺麗に連動した効果となっていて、回復性能を高めつつ元素爆発も回しやすくなる。
特筆すべきはモチーフ武器たるシンフォニストとの相性。継続回復時間が伸びたことで武器効果による攻撃力バフの実質持続時間も約19秒間に増加。
これによって元素爆発のCT以上の持続時間を得、ローテーション次第では攻撃力バフを受けた状態で元素爆発を撃てるようにもなり欠点が1つ解消される。
- 第6重・虹色パティスリーの茶話
元素スキルが強化され、通常攻撃、重撃、落下攻撃の命中をトリガーに高倍率の追加攻撃を行う。
追加攻撃は1発500%と元素スキルLv13の約2発分に相当する。元素スキル1回につき6発分の追加攻撃が可能で、合計3000%分もの火力が上乗せされる。
元素スキルの総倍率は天賦Lv13で5278.5%のため、総倍率約1.6倍と元素スキルの火力が大幅に増加。完凸効果としても破格の上昇量。
なお上記は20秒間設置し続けた場合の数値であり、CTの15秒や追加攻撃を放ち終わった段階で見ると上昇幅は更に大きい。
加えて、追加攻撃によって氷元素付着回数も増加。元々優秀よりであった付着性能も向上し元素スキルの強さに磨きがかかる。
当効果を使用するにあたって1.2凸のような縛りなどは一切なく、元素爆発同様高倍率単発攻撃であることから溶解サブアタッカーとして使用しても凄まじい火力を叩き出す。
ビルド
武器
耐性デバフや全体回復などサポート性能が高いエスコフィエだが、元素スキル・元素爆発の倍率が高く十分な火力源となる為基本的には火力武器が推奨される。
固有天賦を活かすには水氷編成に縛られる点から外部から攻撃力を稼ぐ手段に乏しい為、会心と攻撃力いずれも稼げる武器が望ましい。
各武器の比較としては同時実装のシンフォニストが味方へのサポートができる点を含め1周り強く、それ以外の相性がいい武器はほぼ横並びとなる。
自身のスキル火力はシンフォニスト>その他☆5武器やR5死闘で10~12%程度差が開くが、武器効果の都合上総火力差は7~9%程度に留まる。
なお上記はシンフォニストの性能をフルに活かすため1ローテ毎に元素爆発を使用した際の比較であり、運用方法次第ではその限りではない。
【火力重視武器】
香りのシンフォニスト(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:攻撃力アップ、待機中の時さらに攻撃力アップ、治療後に装備キャラクターと治療を受けたキャラクターの攻撃力アップ]
エスコフィエが欲しい攻撃力と会心ダメージを稼ぎながら、味方にも攻撃バフを配れる自身の火力と味方へのサポート性能を両立できる万能武器。
同時実装というだけあり相性は抜群で、エスコフィエの最有力候補武器。
注意点として、武器効果発動に治療行為と控えにいる必要があるため、元素爆発使用時は無条件の攻撃力増加しか乗らず他☆5武器よりも攻撃力が低くなる。
また、武器効果自体は3秒と短く、固有天賦の継続回復を含め持続時間は約13秒と隙間時間が存在し2周目の元素爆発使用時には届かない。この点はエスコフィエ4凸で解消可能。
総じて強力な武器である反面、強みを活かすには都度元素爆発使用が必須なのでチャージ効率とローテーションがより重要になってくる。
息災(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:741 サブOP:攻撃力16.5% / 効果:全元素ダメージアップ、元素スキル発動後徐々に攻撃力アップ(6層まで)、装備キャラクターが待機中攻撃力アップ効果2倍]
長柄武器の中でも最も高い基礎攻撃力に加え、武器効果でも攻撃力を稼ぐことができる攻撃力に特化した武器。そのため回復量は全武器トップ。
控えから火力を出すエスコフィエとは武器効果の相性が良く、回復力も高められる点で相性は良好だが会心系は聖遺物だけで補う必要がある。
会心ダメージを大幅に上げられる1凸↑では会心率を100%にしても配分が整えやすくなりより強力に。
一方シンフォニスト同様控えにいることで武器効果が強くなる点、立ち上がりに時間がかかる点から元素爆発のダメージは他と比較して低めになる。
護摩の杖(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:HP上限アップ、キャラクターのHP上限をもとに攻撃力がアップし、HPが50%未満の時さらに攻撃力アップ]
シンフォニストと同様の基本ステータスを持つ武器。HP参照の武器効果によって水共鳴の恩恵を多少ではあるが一応受けることができる。
同ランク息災との比較では控えかつ3~4層の息災と同等。トータルではやや息災が上回る程度で上述の通りほぼ横並び。
武器効果によって常時実質20%程度の攻撃力増加を受けているため、スキル使用のみの火力や元素爆発の火力・回復量はシンフォニストよりも上になる。
また、フリーナの自傷や被弾後などでHPが50%を下回った際は攻撃力増加量が増え、元素爆発の回復で立て直す力も伸びる。
ルミドゥースの挽歌(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心率33.1% / 効果:攻撃力アップ、装備者が燃焼反応を起こすか燃焼状態の敵に草元素ダメージを与えた時与えるダメージアップ(2層まで)、2層まで重ねた時元素エネルギー回復]
武器効果は腐ってしまうが無条件の攻撃力増加だけでも十分装備価値がある。
性能としては護摩の杖にほど近いが、会心率武器のため氷共鳴等で溢れないように気を付けたい。
死闘の槍(★4/紀行) [基礎攻撃力:454 サブOP:会心率36.8% / 効果:近くに敵が2人以上いる時攻撃力と防御力アップ、2人未満の時攻撃力アップ]
サブOPに高い会心率を持つ旧紀行武器。会心と攻撃を稼げる上紀行に課金出来るのであれば入手性も容易で、総じて安定性が高い。
基礎攻撃力は若干低いが武器効果の攻撃バフによってカバーできる。ただし複数戦だとバフがやや落ちる点には注意。
なお氷共鳴下では会心率76%(初期値5+固有ステ19.2+死闘36.8+氷共鳴15)とかなり高い数値になるため、聖遺物分で会心率が溢れないよう気をつけたい。
アタッカー御用達の武器ではあるが攻撃力と元素チャージ効率が欲しいエスコフィエは装備候補が多く、優先度としては候補に挙がっている☆5武器よりも下になる。
【元素チャージ効率武器】
草薙の稲光(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:チャージ効率55.1% / 効果:元素チャージ効率が100%を超えた分をもとに攻撃力アップ、元素爆発発動後元素チャージ効率アップ]
高い元素チャージを確保しながら攻撃力も稼げる武器。
装備させるだけで元素爆発を快適に回すことができ、聖遺物のサブOPを会心系に特化させれば会心武器に引けを取らない火力を出せる。
編成内の氷キャラが多いと元素チャージが過剰になるので主に氷2水2編成などでの装備候補。あるいは過剰気味でも爆発使用を優先したい時に。
天空の脊(★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:チャージ効率36.8% / 効果:会心率と通常攻撃速度アップ、通常攻撃と重撃命中時に狭範囲ダメージ]
高い基礎攻撃力と中程度の元素チャージ効率を持つ恒常武器。
武器効果は腐り気味になるが過剰になりづらい元素チャージと微量の会心率増加で無難に持ちやすい。
他の☆5武器と比較すると火力は少々落ちるが、精錬ランクが高ければ同等かそれ以上の性能を持つ意外と侮れない武器。
西風長槍(★4/祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:チャージ効率30.6% / 効果:会心時に元素粒子発生]
定番のサポート武器。自身の元素爆発を回しやすくなるだけでなく、編成全体のチャージに寄与出来る。
突破ステと氷共鳴で会心率を稼げるので効果発動も容易。また基礎攻撃力が☆4武器としては高めな点もエスコフィエにとっては有難い。
現在入手手段のないイベント武器及び入手性の悪いガチャ限定武器で相性の良い武器をリストアップしている。持っていれば装備してみよう。
聖祭者の輝杖(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:620 サブOP:会心率9.2% / 効果:元素スキル命中時に攻撃力と元素チャージ効率アップ]
高い基礎攻撃力を持つ武器。その分稼げる会心率が低いものの氷元素は元々会心率を稼ぎやすいことからむしろ利点とも取れるだろう。
武器効果では元素スキルを命中させる度に攻撃力と元素チャージ効率を上げるというものであり、控えからも発動できることからサブアタッカーのエスコフィエと非常に噛みあった武器となっている。
星4限定武器故に入手性が非常に悪い点がネックではあるものの、完凸できれば多くの星5武器に匹敵するポテンシャルを持っている。
鎮山の釘(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:チャージ効率30.6% / 効果:登りのスタミナ消費減、元素スキルダメージアップ、チーム内他キャラクターが元素スキル発動後さらに元素スキルダメージアップ]
元素チャージ効率武器ながら高倍率の元素スキルダメージバフを持つ限定☆4武器。
天空の脊同様ある程度の元素チャージを確保しながら武器効果で最大48%のダメージバフを稼げる。基礎攻撃力が高めなのも嬉しい点。
追加の元素スキルバフを発生させる条件も味方の元素スキル使用のみと緩く、フリーナ等で十分なダメージバフを確保できれば杯は攻撃力が優位になる。
ほぼ常時パフォーマンスが変わらない中、火力も同ランクの死闘の槍(敵複数時)に匹敵する強さを持つが、限定☆4武器の宿命としてやはり入手性に難がある。
プロスペクタードリル(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:治療効果を受けるか与えると団結マークを獲得(3枚まで)、元素スキルか元素爆発を発動後に団結マークを消費し、攻撃力と全元素ダメージアップ]
治療効果をトリガーに攻撃力バフとダメージバフを得られる限定☆4武器。
2種類のバフは強力だが武器効果は元素爆発で治療行為を行いスタック獲得→元素スキルor元素爆発で効果発動と若干噛み合わせが悪く、バフの持続が10秒のためスキルや4凸以上の回復時間をカバーしきれず途中で効果が切れてしまう。
鎮山の釘同様☆4限定武器であることから精錬を重ねることも難しい。手持ちの武器次第では装備候補になりうる。
玉響停の御噺(★4/イベント) [基礎攻撃力:565 サブOP:チャージ効率30.6% / 効果:元素スキル発動時に攻撃力と移動速度アップ]
5.4で配布されたイベント武器。基本ステータスは西風と同じ。
元素スキル発動時の攻撃バフは40%と高い点で優れているが、継続時間が10秒と短く後半の火力が落ちてしまう。
聖遺物
充実したサポート性能に反してスキル・元素爆発の火力も高めのため、基本的にサブアタッカービルドが推奨される。
オーソドックスな攻撃時計/氷ダメ杯/会心冠の構成はもちろん、ヒーラー性能や1凸2凸効果を意識してチャージ時計や攻撃杯、攻撃冠も選択肢。
具体的には、チャージ効率の値を揃えたとき、メインステの組み合わせで変動するダメージ量は高々6%に留まる。
氷共鳴や会心武器、1凸、フリーナ凸といったパーツが充実するほどむしろ攻撃力が不足していくため、一般的なアタッカービルドに固執しなくてもよい。
自身の粒子生成効率が控えめなため必要な元素チャージ効率は編成に左右されやすい。氷2であれば150~180%程度、氷3であれば120~150%程度を目安に調整したい。
なおスキル使用のみでも一定の役割をこなせるサブアタッカーとして運用方法、使用編成次第ではチャージ効率は意識せず火力偏重というビルドも選択肢ではある。
| 生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
|---|---|---|---|---|---|
| メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 攻撃力% 元素チャージ効率 | 氷元素ダメージ 攻撃力% | 会心冠 攻撃力% |
| サブ効果 | 会心系>攻撃力%=元素チャージ効率>その他 | ||||
黄金の劇団4 (元素スキルダメージ+20%/ 元素スキルダメージ+25%、装備者が待機中さらに+25%)
元素スキルダメージに特化した聖遺物。
サブアタッカーとしては最も適した装備で、エスコフィエに不足しがちなダメージバフを補える。
フリーナなどで外部からある程度のダメバフを見込める場合や、2凸の攻撃力参照加算バフを考慮する場合は攻撃杯に軍配が上がる。
強いて言えば高倍率の元素爆発にバフが乗らないことが欠点か。
氷風を彷徨う勇士4 (氷元素ダメージ+15% / 氷元素の影響を受けている敵を攻撃した場合、会心率+20%。敵が凍結状態の場合、会心率は更に+20%)
凍結時、氷付着時に限り会心率バフが掛かる氷聖遺物。
凍結無効エネミーが多いためフルスペックを発揮できる状況は限られるが、火力だけ見れば黄金4に引けを取らない。高倍率の元素爆発を強化できる点も嬉しい。
一方でエスコフィエは突破ステと氷共鳴で会心率を稼ぎやすく、氷風4セット効果が発動した場合サブステ無しで24.2%+15%+40%=79.2%となり、会心率が非常に溢れやすい点には注意。
黄金の劇団2 (元素スキルダメージ+20%)
氷風を彷徨う勇士2 /
深廊の終曲2 (氷元素ダメージ+15%)
剣闘士のフィナーレ2など (攻撃力+18% / 攻撃力+18%)
繋ぎの選択肢。
まずは相方の聖遺物も優秀な黄金の劇団の秘境を周回しながら回生して黄金4セットを最優先で揃えたい。
氷風と深廊はいずれも秘境の相方の聖遺物の汎用性が高くない為、それらの適性を持つキャラクターを所持している場合に周回し余ったら付けよう。
他キャラクターとの相性
固有天賦の耐性デバフが強力なので、最も相性がいいのは氷元素・水元素キャラになる。
とはいえ純粋なダメージディーラーとしても一線級、付着頻度も比較的高い方なので、他元素キャラと組ませても十分に活躍できる。
氷元素
【メインアタッカー】
スカーク
凍結編成に特化した通常攻撃or元素爆発アタッカー。
固有天賦を最大化するために水・氷元素のみの編成を要求するため、エスコフィエと同じく凍結編成向きのキャラ。ただしこちらと異なり氷4名は不可。
反応で火力を伸ばさない代わり基礎性能が高いタイプであり、風キャラの翠緑等を採用しづらいため氷耐性デバフが嬉しい。
凍結編成ではチーム全員の元素スキル天賦+1のサポート能力を持ち、エスコフィエ含めスキルアタッカーの火力強化ができる。
神里綾華
多彩な攻撃スキルを持つ片手剣アタッカー。
元素爆発による高火力砲を挟みつつ手軽な氷元素付与攻撃でコンスタントな立ち回りを行い、様々な戦闘状況に即応できるのが強み。
氷付着力が高いため凍結維持性能も申し分なく、凍結軸を得意とするエスコフィエとは戦闘スタイルが噛み合っている。
元素爆発が強力な代わり必要エネルギー量が多いので編成内の氷キャラを増やすメリットが大きく、比較的粒子生成効率に優れるためエスコフィエのエネルギー供給にも一役買う。
リオセスリ
通常系攻撃を自己強化して闘うインファイター。
武器や固有天賦によって自身へのダメージバフが豊富のため、エスコフィエと組ませるだけでダメージを大きく伸ばせる。
継続回復でリオセスリの自傷ケアができる点も相性が良く、フリーナと併用し自傷が激しくとも自己強化のためのHPキープをしやすい。
比較的溶解との相性が良いアタッカーだが、基礎性能の高さで溶解を用いずとも高い火力を出せる。ただしより溶解との相性が向上する完凸時は一周り優先度が落ちる。
強力な強化重撃は破砕属性を持ち氷砕きが発生してしまうので他氷アタッカーと比較し凍結ハメは苦手気味。
甘雨
重撃を主体とする氷元素弓アタッカー。
エスコフィエ、フリーナ共に自動攻撃のため重撃主体でもサブアタッカー複数採用ができ好相性。
索敵範囲も広いのでレンジの広い甘雨の強みを十分に活かすことができ、凍結と合わせれば遠距離から一方的に攻撃ができる。
元素爆発は範囲内の敵を狙い撃ちする設置型の攻撃スキルであり甘雨自身がサブアタッカーもこなせるほか、固有天賦と4凸でサポートも可能。
夜蘭/行秋との相性が悪いためメインアタッカーに据える場合は氷3水1、もしくは氷4編成が望ましい。
フレミネ
氷砕きをトリガーにした自己バフを持つ☆4アタッカー。
いくつかの運用方法を持つが最も相性がいいのはCTを大幅に減少させた元素スキルを繰り返す氷アタッカー運用。
編成次第では物理とのハイブリッド、水アタッカー運用も可能だが、氷アタッカー運用は単独で完結している点が強み。
性質上凍結による拘束はできないものの自身の中断耐性でゴリ押しが効く。
なお氷砕きができない対ボス戦などでは自己バフが機能しないため、性能をフル活用するには多少敵を選ぶ。
【サブアタッカー・サポーター】
申鶴
バフデバフに長けた氷元素専門のサポーター。
回数制限付きではあるがチーム全員に氷元素限定の加算バフを個別に配布する能力を持ち、特に氷キャラを多く含む編成で光る。
固有天賦により各種ダメージバフ、元素爆発により範囲内に氷元素ダメージバフと耐性デバフ(+2凸で会心ダメージバフ)と支援性能が高い。
氷4や氷3水1で強力な編成を組みやすいこと、各種バフデバフ下では加算バフの恩恵が強いことから非常に相性が良く、エスコフィエの凸が進むことで採用価値も上がる。
シトラリ
反応トリガーで水元素・炎元素の耐性デバフを行え、聖遺物等でも複数のバフができるサポーター。
凍結反応を起こせば手軽に水耐性デバフをかけられ、絵巻4セットのダメージバフでチーム全員の火力を底上げしてくれる。
祭星者のダメージバフ、1凸の加算バフでメインアタッカーへ追加の火力支援もでき、耐久値は高くないがシールドによる中断耐性補助も可能。
凍結反応用の氷付着をエスコフィエに任せれば継続攻撃の起動が必須ではなくなり、元素スキル使用のみで各種バフデバフが全て行える。
出場時間の短縮、元素チャージ効率を気にせずに済む、生成した氷粒子を他キャラへ渡せるなど*2、一見地味に見えてメリットは多い。
なおエスコフィエは凸を進める毎に氷元素バッファーとしての側面が強くなるがシトラリは氷耐性は下げられない点と、耐性ダウンが過剰になりダメージの上昇効率が悪い点は注意。
また、シトラリ2凸時の熟知バフは凍結編成では活かせない。
ディオナ/
レイラ
シールドで耐久支援可能な☆4氷元素キャラ。シトラリの代用候補。
ディオナは回復と熟知バフが可能なもの、回復はエスコフィエと被っており熟知バフは凍結編成では不要なので優先度はレイラが上。
支援性能は大幅に落ちてしまうがシールド耐久値に関してはシトラリよりも硬い。
ロサリア
貴重な氷元素のサブアタッカー・バッファー。
付着頻度に優れた元素爆発で敵を凍結し続ける際に安定度が高い。また、元素爆発はシンフォニストの攻撃力バフをスナップショットできる。
一番の特徴は固有天賦の全体対象会心率バフ。エスコフィエの編成はアタッカー/サブアタッカーの人数が3~4人と多く、強力な効果を活かしやすい。
加えて旧貴族4セットの攻撃力バフ、粒子生成効率の高さからサブアタッカーをこなしつつもチーム全体への支援性能を複数持つ。
注意点として、基本的に氷共鳴が発動しているとすると合わせて会心率最大+30%とかなりの数値。採用する場合は会心率100%を超えてしまわぬよう要調整。
重雲
味方の近接攻撃を氷元素付与できる氷元素サポーター・サブアタッカー。
元素スキルのエンチャントにより、通常攻撃倍率の高めなガイアやロサリアなどをメインアタッカーに採用しやすくなる。
通常アタッカー型キャンディスに氷元素付与して殴るといった変則的な編成も可能。
メインアタッカー候補の大半が限定★5キャラになるため、手持ちが乏しい場合の選択肢として。
エスコフィエが表で戦えるようにもなるが、劇団4セット効果や同時実装武器の武器効果などの待機中にしか発動しない部分は失われるため、それらを装備している場合は注意が必要。
水元素
【メインアタッカー】
神里綾人/
タルタリヤ
攻撃力参照の水元素アタッカー。凍結編成のメインアタッカー候補1。
氷元素アタッカーと比較し1.2凸の恩恵を受けれないので、良くも悪くも無凸時点でサポート部分は完結する。
神里綾人はHP参照部分もありフリーナと組み合わせた際水共鳴の恩恵も受けられ比較的相性がいい。
ただし自己強化時間が短くフリーナの長いダメージバフ時間を持て余してしまうため、瞬間火力特化と割り切るか、Wアタッカー編成などで隙間時間を埋めたい。
タルタリヤは可変スキルによって足並みを揃えることが可能だが凍結編成では持ち前の高頻度水元素付着をあまり活かせない。
ヌヴィレット/
ムアラニ
HP参照の水元素アタッカー。凍結編成のメインアタッカー候補2。
HP参照のためシンフォニストの攻撃力バフの恩恵をも受けれず、エスコフィエからのサポートは固有天賦の耐性デバフのみ。
ヌヴィレットは固有天賦の獲得層数低下、ムアラニは蒸発使用不可というデメリットも抱えているが、基礎性能の高さゆえ採用候補にはなりうる。
既存編成と比較し自身の火力は低下するものの、元素反応を意識せずとも良くなる使用感向上が主な採用理由。例外としてヌヴィレットは特定条件下*3のみ強力な編成が組める。
【サブアタッカー・サポーター】
フリーナ
手数の多い自動攻撃ユニット、HP変動トリガーの全体ダメージバフを持つユーティリティオフフィールダー。
フリーナの自傷ギミックとエスコフィエのヒール性能がマッチするうえ、それぞれが高いダメバフと耐性デバフを備えるため双方向に相性が良い。
フリーナとエスコフィエが組むだけで凍結編成の核となれる、背中合わせのタッグ。
自動攻撃ゆえ対多数では元素付着が不安定化するのが欠点か。
夜蘭/
行秋
元素爆発により高頻度の追撃を行うサブアタッカー。
編成に組み込む場合は、通常攻撃を多用するメインアタッカーとセットでの起用となる。
夜蘭はHP参照の高倍率ダメージを連撃でき、オンフィールドキャラへのダメバフ配布が可能。
一方行秋は高い水付着力とダメージカット、水耐性デバフを持つ耐久型のキャラ。
エスコフィエ視点では夜蘭の方が不足パーツを補えるが、編成単位で見ると立ち回りを安定させる行秋はありがたく、双方にメリットがある。
シグウィン
元素スキルで手軽に全体回復でき、味方の控え元素スキルへの加算バフができるヒーラー。
ヒール性能はかち合ってしまうが、スキルバフによりエスコフィエの火力をアップさせられる。
ヒーラーとしての役割を元素スキルで回復できるシグウィンに一任させ、エスコフィエは火力に特化させる使い方も可能。
フリーナとの相性も良いうえ、出場時間が短く持続時間は長い点も扱いやすい。
海染4で多少の火力貢献ができる点もポイントが高い。
バーバラ /
モナ /
珊瑚宮心海
水法器キャラ。
通常攻撃や重撃が水元素攻撃であるため、エスコフィエの元素スキルを使ってからこれらのキャラに交代し通常攻撃、という操作だけで敵を凍結させ動きを封じることができる。運用が手軽。
バーバラと心海の元素スキルはHP回復能力を持つため、エスコフィエの元素爆発を上手く回せるほどの装備を持っていない場合でもHP低下を心配する必要は無い。
エスコフィエを含め4人とも中距離攻撃が可能であるため、敵にあまり近付かずに済む点も良い。バーバラは元素スキルが追従型であるため、どんなに動き回っても問題無い。ただしバーバラ自身は攻撃性能が低く、敵撃破はエスコフィエや他のチームメンバー頼みとなる。
恒常イベントで確定で入手できる。モナは元素スキルが水付着性能を持ったデコイとなっており、敵をデコイに引き付けさせつつ凍結させるという運用ができる。
元素爆発はダメージバフ増加の能力となっており、ダメージバフに乏しいエスコフィエと噛み合いが良い。心海は元素スキルで範囲水付着ができるため、複数敵に対処しやすい。ただし発動後の移設が難しい。
元素爆発により時限的にだがアタッカーとなりうるため、心海自身が火力を出すこともできる。
編成例
凍結編成
| キャラ | 氷元素or水元素 | ![]() エスコフィエ | ![]() フリーナ | 氷元素or水元素 orその他 |
|---|---|---|---|---|
| 役割 | メインアタッカー ドライバー | サブアタッカー デバッファー ヒーラー | サブアタッカー バッファー | 凍結補助 サポーター など |
| 凸目安 | 0+ | 0+ | 0+ | 0+ |
| 聖遺物 | - | 黄金4 氷風4 | 黄金4 | - |
耐性デバフとHP変動ギミックによるダメバフを備えた、エスコフィエ・フリーナのサブアタッカーコンビを軸にした凍結編成。
ver.5.6現在のキャラプールからすると氷キャラをメインアタッカーに据えた方が組みやすいが、水アタッカーを起用する選択肢もある。
サポート性能はエスコフィエとフリーナで必要十分なので、メインアタッカーを据えれば残り1枠は比較的自由だが、採用するメインアタッカーによって考慮する点も変わってくる。
【他キャラクターとの相性】欄に候補となる各キャラ毎の特徴を記載しているので要参照。
採用するメインアタッカーの元素によって考慮する点については以下に記載する。
- 【氷元素】
- メインアタッカーは通常攻撃or元素爆発で戦いスキル天賦+1のサポートも持つスカーク、凍結した敵に強力な元素爆発を叩き込める神里綾華、基礎性能が高くダメージバフも豊富なリオセスリ、遠距離攻撃と凍結で安定した立ち回りができる甘雨など。それぞれ独自の強みを持つため自身のプレイスタイル等と相談。
4枠目は共通する要素として、氷元素選択時は各氷キャラの元素爆発が格段に回しやすくなり、水元素選択時は水共鳴も発動し水2氷2でバランスのいい編成に仕上がる。
氷元素からは加算バフ等氷元素キャラへの豊富なサポート手段を持つ申鶴、耐久と水耐性デバフ支援性能を兼任するシトラリが有力候補。
水元素からは基本的に粒子生成効率、サブ火力、支援性能全てに優れる夜蘭 / 行秋のどちらかを採用。チーム全員で火力を出す編成となり全体対象のバフデバフもフルに活かせる。 - 【水元素】
- 凸効果を含めると氷元素アタッカーと比較し享受できるバフが少なく噛み合わない面もあるが、ヌヴィレットやムアラニといった強力なキャラを採用できるなど選択肢となりうる。
4枠目は水元素ダメージの比重が大きく3人時点で水2氷1であることからシトラリが筆頭。氷共鳴を発動させつつ水耐性デバフや絵巻バフも行え他キャラと比較し優先度が高い。
シールドによる中断耐性もあり無凸ヌヴィレットにとっても有力な編成候補となる。
神里綾人かタルタリヤを使用する際は上記同様に夜蘭 / 行秋も有力候補。
なお水3氷1編成ではエスコフィエに必要な元素チャージ効率が大きく増えてしまうため、元素チャージ効率武器や時計のメインOPを変えるなどでカバーしたい。
その他エスコフィエの元素爆発は割り切って火力装備にし、回復をシグウィンに担当させることも可能。
また、氷水キャラを3人にした場合に減る耐性デバフの差は40%なので、同量の耐性デバフを行える翠緑キャラやシロネンなら入れ替え可能。
集敵が欲しい、シトラリが使えないときの絵巻役など、状況によっては氷水染めに縛られなくても良い。
但し、エスコフィエの1凸効果は氷水染めが条件のため、1凸以上ではそれ以外の編成は組み難くなる。
低い世界ランク帯向け
【他キャラクターとの相性】欄に記載されているメインアタッカー役のキャラをいずれも所持していない場合やそもそも所持キャラが少ないという場合には、配布キャラでヒーラーのバーバラにドライバーを任せ、残り2枠を氷水に限らず他元素も含めた自由枠とする編成も可能。
固有天賦2「シーズニングの中の閃き」の耐性デバフの効果量が下がる欠点はあるが、それでもエスコフィエの元素スキルによる攻撃はちゃんと強力であるため、低い世界ランク帯であれば十分な火力を出しながら生存性が高く安定した戦闘を行える。
自由枠候補としては、配布キャラであり移動速度が速くダッシュ消費スタミナ低減天賦を持つ氷元素キャラのガイア、1凸で集敵能力があり翠緑の影聖遺物で耐性ダウンもできる配布キャラの風主人公など、自分の手持ちから元素反応や役割を意識して組んでみよう。
探索において必要性が生じるキャラを採用するのも良いだろう。
但し、高難易度コンテンツでおすすめできるような編成ではなく、冒険ランク45になり☆5適正聖遺物を揃え強化し始めると適性のあるメインアタッカーの編成とは明確に火力差が出てくる。
氷統一編成
溶解編成
強力な氷水耐性ダウンは使えないが、裏から20秒持続する2秒毎の氷付着が行えるため溶解編成でも活かせる。
ただ継続攻撃は単体に向かっていくだけであり、着弾時に多少の範囲ダメージになるもののその範囲は狭く複数の敵に対する付着性能は低い。汎用性も考えると氷2編成が安定する。
炎元素はメインアタッカーの候補が充実しているが、採用するキャラによって他の枠の候補も変わってくる。
メインアタッカー候補ごとに以下に説明を記載する。
- メインアタッカー候補
- アルレッキーノ
敵が単体であってもエスコフィエだけでは下地が安定し難く、無凸では中断耐性が欲しいことからシトラリが優先候補となる。
ローテーションは、アルレッキーノ→エスコフィエ→ベネット→シトラリ→アルレッキーノでシトラリの絵巻と龍殺しの英傑譚が発動可能。
その他
小ネタ
- 名前のエスコフィエは「近代フランス料理の父」として知られる実在の料理人オーギュスト・エスコフィエAuguste Escoffierより。
- ホテル経営者セザール・リッツと協働してホテル・リッツやカールトンホテルを立ち上げ、レストランにおける調理の合理化や盛り付けの簡素化、コース料理の普及などを通してフランス高級料理の大衆化を実現した。
- 現代フランス料理における主要な参考書であるレシピ集『Le Guide Culinaire(料理の手引き)』も著しており、晩年にはレジオンドヌール勲章のシュヴァリエ(騎士)とオフィシエ(将校)に叙せられている。
- 原神キャラのエスコフィエには、ホテル・ドゥボール出身である点や「科学料理」を提唱している点、厨房の人材管理に厳しい点などが取り入れられている。
- 命ノ星座はいわゆるコース料理を意識した命名であり、提供順に沿っているとすればそれぞれ、オードブル(第1重)、ポタージュ(第2重)、ソルベ(第3重)、ヴィアンド(第4重)、サラダ(第5重)、デセール(第6重)である。
- 現代に続くフルコースはこのように料理を順番に提供していくものであるが、これは元々Service à la Russe(ロシア風サービス)と呼ばれ、今で言うビュッフェに近い形式の伝統的なService à la Française(フランス風サービス)とは別のものだった。
- オーギュスト・エスコフィエは料理人の負担軽減と料理の画一化を目的としてロシア風サービスの普及に尽力した1人であり、命ノ星座はその遺志と信念を反映した命名と言えるだろう。
- 腰に付いているしっぽのようなものは「順応型運動シグナル応答補助マシナリー」という装置。
- 水神時代のフリーナから賜った称号は「カーネル・デセール」。
- ボイスの「デザートの大佐」からするとColonel(英:大佐)とDessert(仏:デザート)を組み合わせた語。
- 中国語版ではエスコフィエがパティスリー界で能一人成軍*4、つまり一騎当千の能力を持つという評価になぞらえた称号。
- 現実にも名誉大佐があるが一般市民に授与するのはアメリカの文化。(例:カーネル・サンダース)
なお英語版はPatissiere Supremeであり、普通にパティシエの才能を讃えている。
- スカートの中身がほぼショーツ+ガーターベルト着用と作り込まれており、原神では珍しい。
- よく見るとスカートの前布にスリットが入っている(というか布地が繋がっていない)ことから、実はインナーでもなんでもないのかもしれない。
- 操作せずに放置していると少しづつ顔を赤らめる特殊仕様がある。
- 実装から一夜明けた2025/05/08には、料理教室の生徒が描いたという触れ込みの「『愛』の教育スタンプ」が公開されている。ショート動画もある。
なんとも言えない絵柄といいちらほら混ざるインターネットミームといいツッコミどころ満載。 - さらに翌日にはそのスタンプがフル活用された料理学校勧誘ガイドが出る始末。同じスタンプが何度も出てくるにもかかわらず、ストーリーに沿って違う味付けがされたそれは、毒舌てんこもりのフルコースか、はたまたサイコロのいらないTRPGか。
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- オリジナル料理は ドゥボールケーキ・デラックス(元料理:ミニドゥボールケーキ・改良版)でした -- 2025-05-07 (水) 23:30:58
- スキルの粒子生成ですが3個の時もあります -- 2025-05-09 (金) 10:05:01
- 元素スキル長押しの「アドリブ・クッキング」は伝説任務、祈祷PU中の腕試し等、一時的に操作できる時でも料理を作ることができます。祈祷で引けず、どうしてもヒラメキ料理が欲しい人はお試しあれ。 -- 2025-05-22 (木) 23:26:34
- 作れるのはおそらくキャラ既所持の場合のみです -- 2025-05-25 (日) 19:34:38
- エスコフィエ未所持のサブキャラで試しましたが作れなかったのでデマです -- 2025-05-25 (日) 21:57:42
- 作れるのはおそらくキャラ既所持の場合のみです -- 2025-05-25 (日) 19:34:38
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