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基本情報
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画像 |
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プロフィール | |
名前 | ヴァレサ |
CV | M・A・O |
誕生日 | 11月15日 |
所属 | テテオカン |
神の目 | 雷 |
命ノ星座 | マスクド・ウォーリアー座 |
装備可能武器 | 法器 |
オリジナル料理 | マウント・マッシュルーム(一人前) (チーズとキノコの串焼き) |
ひとこと紹介 |
普段はのんびりとした果樹園のお世話係。しかし、ひとたび闘志が燃え上がると、独特な仮面をつけて、まるで伝説の英雄のような気迫を見せる。 |
人物評 |
「ヴァレサはアタシにとって特別な教え子なんだ…あのマイペースさは、他の人には真似できない。どこに行ってもピクニックに出かけた子供みたいに、ご当地グルメのことばかり考えてるし、ぐっすり眠れそうなキャンプ地を探してる…でも、ヴァレサと一緒にアビスの魔物と戦うとなったら、気をつけたほうがいいぞ。仮面をつけたヴァレサの突進は…かなり荒々しくなるからな。」——イアンサ |
公式動画
ステータス
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 989 | 2564 | 3412 | 5105 | 5708 | 6567 | 7370 | 8238 | 8840 | 9716 | 10318 | 11,204 | 11,806 | 12,699 |
基礎防御力 | 61 | 158 | 210 | 314 | 351 | 404 | 454 | 507 | 544 | 598 | 635 | 690 | 727 | 782 |
基礎攻撃力 | 28 | 72 | 96 | 143 | 160 | 184 | 206 | 231 | 248 | 272 | 289 | 314 | 331 | 356 |
会心率 | - | - | - | - | 4.8% | 4.8% | 9.6% | 9.6% | 9.6% | 9.6% | 14.4% | 14.4% | 19.2% | 19.2% |
天賦
通常攻撃
ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ | 猛烈パッション状態時 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ | ||||||||
Lv.1 | 46.8% | 40.0% | 56.3% | 89.3% | 50.0 | 74.6% | 149%/186% | 54.4% | 52.0% | 73.6% | 92.6% | 50.0 | 74.6% | 224%/279% |
Lv.2 | 50.3% | 43.0% | 60.5% | 96.0% | 80.7% | 161%/201% | 58.5% | 55.9% | 79.1% | 99.6% | 80.7% | 242%/302% | ||
Lv.3 | 53.8% | 46.0% | 64.8% | 102.7% | 86.7% | 173%/217% | 62.6% | 59.8% | 84.6% | 106.5% | 86.7% | 260%/325% | ||
Lv.4 | 58.5% | 50.0% | 70.4% | 111.6% | 95.4% | 191%/238% | 68.0% | 65.0% | 92.0% | 115.8% | 95.4% | 286%/357% | ||
Lv.5 | 62.0% | 53.0% | 74.6% | 118.3% | 101.5% | 203%/253% | 72.1% | 68.9% | 97.5% | 122.7% | 101.5% | 304%/380% | ||
Lv.6 | 65.5% | 56.0% | 78.8% | 125.0% | 108.4% | 217%/271% | 76.2% | 72.8% | 103.0% | 129.7% | 108.4% | 325%/406% | ||
Lv.7 | 70.2% | 60.0% | 84.5% | 133.9% | 118.0% | 236%/295% | 81.6% | 78.0% | 110.4% | 139.0% | 118.0% | 354%/442% | ||
Lv.8 | 74.8% | 64.0% | 90.1% | 142.8% | 127.5% | 255%/318% | 87.1% | 83.2% | 117.7% | 148.2% | 127.5% | 382%/478% | ||
Lv.9 | 79.5% | 68.1% | 95.7% | 151.8% | 137.0% | 274%/342% | 92.5% | 88.4% | 125.1% | 157.5% | 137.0% | 411%/513% | ||
Lv.10 | 84.2% | 72.1% | 101.4% | 160.7% | 147.4% | 295%/368% | 97.9% | 93.7% | 132.5% | 166.8% | 147.4% | 442%/552% | ||
Lv.11 | 88.9% | 76.1% | 107.0% | 169.6% | 157.8% | 316%/394% | 103.4% | 98.9% | 139.8% | 176.0% | 157.8% | 473%/591% |
元素スキル
ステータス詳細 | 突進ダメージ | 猛烈パッション状態の 突進ダメージ | 追撃継続時間 | 夜魂値上限 | クールタイム |
---|---|---|---|---|---|
Lv.1 | 74.5% | 106.4% | 5秒 | 40 | 9秒 |
Lv.2 | 80.1% | 114.4% | |||
Lv.3 | 85.7% | 122.4% | |||
Lv.4 | 93.1% | 133.0% | |||
Lv.5 | 98.7% | 141.0% | |||
Lv.6 | 104.3% | 149.0% | |||
Lv.7 | 111.7% | 159.6% | |||
Lv.8 | 119.2% | 170.2% | |||
Lv.9 | 126.6% | 180.9% | |||
Lv.10 | 134.1% | 191.5% |
元素爆発
ステータス詳細 | 飛び蹴りダメージ | 猛烈パッション状態の 飛び蹴りダメージ | クールタイム | 元素エネルギー | 「大火山おろし」 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ダメージ | 元素エネルギー | |||||
Lv.1 | 345.1% | 575.2% | 18秒 | 70 | 402.6% | 30 |
Lv.2 | 371.0% | 618.3% | 432.8% | |||
Lv.3 | 396.9% | 661.5% | 463.0% | |||
Lv.4 | 431.4% | 719.0% | 503.3% | |||
Lv.5 | 457.3% | 762.1% | 533.5% | |||
Lv.6 | 483.2% | 805.3% | 563.7% | |||
Lv.7 | 517.7% | 862.8% | 604.0% | |||
Lv.8 | 552.2% | 920.3% | 644.2% | |||
Lv.9 | 586.7% | 977.8% | 684.5% | |||
Lv.10 | 621.2% | 1035.4% | 724.8% | |||
Lv.11 | 655.7% | 1092.9% | 765.0% | |||
Lv.12 | 690.2% | 1150.4% | 805.3% | |||
Lv.13 | 733.4% | 1222.3% | 855.6% |
固有天賦
命ノ星座
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
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物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
キャラクター詳細 | 「ヴァレサ、トレーニングの時間だぞ!」 毎朝、雷のようなコーチの声が轟くと、果樹園の方からは土煙が立ちのぼる。 「豊穣の邦」パトロール隊の中心メンバーにして人気果樹園のお世話係——今日も朝寝坊なヴァレサは、ジャムを塗りたくったパンを咥えたまま、あわててトレーニングエリアに転がり込んだ。 この時、ヴァレサはまだ覚醒していないため、寝ぼけた表情のままぼーっとコーチの指示を待つ。そして、大人しくウォーミングアップを始め、手順通りに力を呼び起こしていくのである… たまに「何だそのジャムは!糖分が高すぎる!」とコーチに罰を課せられることもある。そして、半分寝たまま家を飛び出したがために、健康志向の食材ではなく大好きなジャムをパンのお供に選んでしまった失態にようやく気づくのだ。 そういう時、ヴァレサは他の者たちから向けられる敬意と羨望、驚愕の入り混じった視線の中、しょんぼりしながらとんでもない大きさのバーベル台に向かう。そして一般人ならば腰痛に半月苦しむような、限界重量のプレートで軽く準備運動を済ませ、選りすぐりの戦士にとってすら「致死量」となる訓練を始める。 そんな常人の想像を絶する訓練の中で、ヴァレサはようやく覚醒していく。両目はどんどん情熱を帯びて行き、最終的には笑みをこぼすことさえある。 ゆえに…強さの頂点に挑み続ける「豊穣の邦」だが、最も負けず嫌いの屈強な男でさえヴァレサに挑もうとはしない。 ヴァレサのもとを訪ね、彼女の強大な力の源を調査すれば、彼女の日常生活があまりにも穏やかなことに気がつくだろう。 竜の仲間ワナナと共に果樹園の世話をして真面目に働き、豊作の時は簡易的な出店を開いてのんびりと果物を売る…生活リズムは眠くなってしまうほどゆったりとしており、そこには何の秘密も隠されてない。 どう見ても、近所にいるごく普通の少女なのである。 唯一特別といえるのは、ヴァレサの食欲だろう。 「豪華な肉料理ちょうだい!」「調味料たっぷりで!」「量が多ければ多いほどいいなぁ!」 三十人前から五十人前の料理を軽々と平らげるのが、彼女の日常だ。ヴァレサの大食らいは、「熱闘の宴」のような大食い大会でも、彼女のためにわざわざ特別な部門が設けられるほどすさまじい… そして人々はこんな疑問を抱く—— 「才能型の選手って…単にたくさん食べるのが強さの秘訣なのかも…?」 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | ヴァレサは毎日楽しそうだ。 「ヴァレサが生まれる前後は、ずぅーっと、トゥラン大火山の噴火も止まってたんだよ」というのが両親の口癖である。ヴァレサは魔神のような、伝説的な人物…というわけではない。なのでもちろん、トゥラン火山の気分を左右することなどできないし、「ずぅーっと」というのは、誇張された表現に過ぎない。 しかし、生まれた頃に自然災害が少なかったことは、確かに幸運だと言える。 肥沃な土地に恵まれた「豊穣の邦」で生まれ育ったヴァレサは、いくぶん経済的余裕のある家庭で、困窮することなく、たっぷり愛情を注がれて育った。そして両親は、娘が幸せの中で健やかに育ち、大きくなったら果樹園を継いでくれることを願っていた。 父が果樹園で作業をしている間、母はヴァレサをワナナの背中に乗せて、一緒にお手伝いさせてくれた。父がうっかり果物を落としそうになると、ヴァレサはいつも素早くキャッチして、両親の褒め言葉とワナナのすりすりの洗礼を浴びたものだった。 屋台を出して果物を売る時は、父の隣に母がヴァレサを抱いて座り、ウォーベンを広げて読み聞かせをしてくれた。ほのぼのとしたちび竜の童話や、古代の英雄の胸が高鳴る物語はヴァレサを夢中にさせてくれる。いつの間にやら、籠いっぱいのケネパベリーを一つ残らず平らげてしまっていた、なんてこともしばしばで、父も思わず苦笑い。 何不自由ない子供時代のおかげか、ヴァレサは穏やかで優しい、心の広い少女に育った。 さて、「豊穣の邦」では、誰もが力に憧れる。子供とて例外ではない。体が大きく力が強い子は羨望の的なのだ。 そこへ仲間入りしたのが、いたって普通の体格であるヴァレサだ。しかしヴァレサは自慢げに子供用のバーベルを持ち上げたガキ大将をひょいっと抱き上げて、なんと「高い高い」をしたのである。 そうなると、本来「ガキ大将」の座はヴァレサに引き継がれるはずなのだが…本人はまったく興味がないようだった。 英雄のように子供たちの間に平和をもたらし、一緒にお腹いっぱい食べることこそ、彼女にとって一番大事なことだったからだ。 家に美味しいものがあれば、一緒に食べる!面白いものを買ってもらったら、一緒に遊ぶ! いじめっこはつまみ出す!おもちゃとマンガウォーベンを独り占めするやつは引きずり出す! わざといたずらするような意地悪な子には、まずは一発お見舞いする… …おっと、だめだめ、一発で何週間も寝たきりにさせちゃうんだった…軽~くデコピンぐらいにしておこう。 とにかく意地悪はだめ、みんな仲良しこよしだよ!ちっちゃなことで喧嘩しちゃだめ。わがままを言って迷惑をかけるのはもっとだめ! ——ヴァレサの才能はこの時期に遺憾なく発揮されたが、いささか行き過ぎな面もあった。 ある時、体の弱いお友達がヴァレサに言った。「集落の北にね、甘酸っぱい果物が実る木があるんだって!」 それを聞いたヴァレサはなんと、その木を根こそぎ引っこ抜いて、友達の家の前まで運んできたのだ。 母は幼いヴァレサに、果樹や平和に生きる生命を傷つけてはいけないのだと優しく諭し、一緒にその木を元の位置に丁寧に植えなおした… またある時、族長から、近頃集落付近での落石が非常に多いため、外出する際は気を付けるようにという通達があった。 ヴァレサは、すかさず近くの高所によじ登り、腰に手を当てながら真剣な面持ちで見張りを始めた。そして転がり落ちる岩を見つけるや、すかさず飛んで行って蹴り飛ばし、見事進路変更に成功——! これを知った父はヴァレサを連れて山に登り、落石の出所を見つけては、一緒に土を盛って固め回った。これでしばらくは安全なはずだ… こういうことが起こる度、人々は首を傾げる——この子の力は、強すぎるのではないか?と。 しかし、幼いヴァレサの屈託のない笑顔と、彼女によって秩序が保たれている子供たちの社会を見た大人たちは、ヴァレサの力が暴走することを不安に思うこともなくなった。 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 両親の判断は間違っていなかった。結局、暴走したのはヴァレサの食欲だけだったのだから。 桁外れのパワーに対する代価のように、ヴァレサはあんよを始めた頃から健康的な少年と同等の食事量を必要とした。そして背丈がちょうど父親の膝ほどになった頃、彼女の一食の食事量は、両親とワナナの一日の合計食事量と同等になった。 だが、幼いヴァレサが食べた分を消耗する場は限られており、そのうち「遠くから見るとヴァルベリーに見える」などと言われるようになった。超肥満体の認定ラインを越えようとする娘を両親は心配した。ヴァレサの健康のため、そして彼女を仕事に慣れさせるため、両親は彼女に果樹園の世話を手伝わせ、労働によって余分なエネルギーを消費させた。 果樹園の手伝いを始めてから、ヴァレサは色んな事に気がつき、反省した—— 「お父さんもお母さんもワナナも、毎日これだけ働いてるのに、ちょっとしか食べてない。わたしは大した仕事もしてないのに、食べてばっかり…」 「働かざる者食うべからず。まずは真面目に働いてから、ご飯の事は考えよう!」 そしてヴァレサは両親の期待通り、どんどん仕事を覚えていった。 はじめ、ヴァレサは進んで力仕事に精を出していた。ライノ竜の如き怪力で荷物や農具、こまごまとした道具をひょいひょい運んでいくのだ。彼女にとって、力仕事など朝飯前であり、まるで食後の散歩のように、ありあまるエネルギーを多少消費できる程度のことであった。 そして母に教わりながら、心を据えてじっくり観察し、土の耕し方や肥料の配合、水やりの方法など、細かい作業を覚えた。 やがて彼女は果樹園の未来の主として、お手伝いをしてくれる竜よりもはるかに多くの仕事をこなせるまでに成長した。 ウォーベンを読むことや技術の原理を理解すること、それから帳簿や数字の処理は依然として苦手だったが、はじめてのおつかいができるようになった頃には、大人顔負けの立派な果樹園管理人になっていた。 肥満も徐々に改善され、スレンダーとは言えないが、問題ない体型で安定したのであった。 しかし、いくら本人が暴飲暴食の本能を抑え、節制したつもりでも…彼女の食事量は、相変わらず常軌を逸していた。 ヴァレサの両親は彼女を医者に診せて回ったが、どの医者にも「健康でよろしい、何でもおいしく食べれるのが一番だ」と褒められるばかりで、ずっと原因は謎のままだった… むしろ、ヴァレサの様子をしばらく観察したのちに、族長のアカトルが導き出した結論のほうが、納得のいくものだった。つまり、こういうものだ—— 「『テテオカン』の豊かな土壌は優れた作物だけでなく、力強い戦士を育ててくれる。だが、誰もが食べ物に含まれるエネルギーを完璧に扱えるわけじゃない。同じ量の昼食を食べたとしても、ペンチプレス十回で体力が底をつく者もいれば、そのバーベルを持ったまま山頂まで登って行って、ひと踊りできる者もいるんだ。 あまり知られていないが、こんな伝説がある。『テテオカン』には周期的に特殊な体質をもった戦士が生まれるというものだ。彼らは食糧に含まれるエネルギーを必要時にはほぼ百パーセント引き出せるという。桁違いのパワーと、同じく桁違いの食欲の持ち主であるヴァレサは、その一人なのかもな。 全員が全員、古名の継承者や天地に名を馳せる英雄になれるとは限らないが、そうした人々は船の竜骨や建物の礎な存在で、影で皆を支えてくれている。そしてチャンスが来た時に、輝かしい功績を残すんだ。『英雄予備軍』と言っても差し支えないだろうさ——」 族長の推測を聞いて、少なくとも娘に重大な健康問題はないと確信した両親は、ようやく胸をなでおろした。 しかしその時、物心がついたばかりのヴァレサの胸に、最後に聞いた「特別なあだ名」が灼きついたのだった… 「じゃあ、わたしも『英雄予備軍』ってこと?」 | 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | 「英雄予備軍」という言葉は、幼いヴァレサの脳裏から離れなくなり、次第に、背伸びしたい気持ちは大きくなっていった… 「もしわたしが特別な存在なら、もっともっと頑張れば、きっと本当の英雄になれるよね?」 しかし、英雄という言葉の重みは、幼いヴァレサが想像していたそれを遥かに超えるものだった。 物語の中で英雄たちが敵を倒す場面は数行にも満たず、背後に隠された血と涙は童話やマンガウォーベンでは美化されている… 雄叫びをあげながら向かってくる敵や魔物と生死を賭けた戦いを繰り広げる凄惨な場面は、ヴァレサが見たどのレスリングの試合よりも遥かに恐ろしかった。 初めてアビスに襲われた時、ヴァレサはまだ五歳だった。本能的に果樹園に侵入した最初の魔物を蹴り飛ばしたものの、彼方から川のように押し寄せる黒い波を見た彼女は、怯えてへたり込み、大声で泣き出してしまった。 駆けつけた父は、死に物狂いで敵を退けた。そしてヴァレサと母を担ぎ、ワナナを連れて町の外れにある地下シェルターに潜り込み、入口をしっかり塞いだ。ヴァレサが大声で泣き出さないよう、何とかなだめながら耐え忍んだ末に、ようやく一家はパトロール隊に救助されたのだった。 荒れ果てた果樹園と、不幸にも怪我を負って意識を失っている部族の戦士を見て、幼いヴァレサは涙を止めた。そして爪が肉に食い込んでも気づかぬほど、小さな拳を力強く握りしめた。 ヴァレサは敵が何を考えているのかなど知らないし、知りたくもなかった。ただ、自分の家が荒らされたことと、いつも果物を買いに来てくれるおじさんおばさんたちが、もう二度と目覚めないかもしれないほどの大怪我を負ったことだけを知った。彼女は、自分が物語の英雄のように、アビスの魔物が視界に入った瞬間になぎ倒せていれば…と切実に思った。 一家全員、力を合わせて何とか果樹園の引っ越しと再建を済ませた後のヴァレサは、もう以前の天真爛漫な子供ではなかった。 ヴァレサは両親の許可を得ると、小さな仮面をつけ、ジムで最も重いダンベルを引きずって、大プロレス場の控室の石の扉をこじ開けた。そして、その場にいるレスラーたちに格闘術を教えて欲しいと頼み込んだ。 「英雄予備軍」たる者、己の弱さと向き合い、自分の怪力を部族を守る力に昇華させなければ、という一心だった… しかし、少し横柄なところのあるレスラーはヴァレサをただの子供だと思い込み、面倒くさそうに彼女を追い払おうとした。するとヴァレサは問答無用で戦士の足を掴んでリングに引きずりだし、彼らの表情をこわばらせた。さらに、ヴァレサが軽く押しただけで、レスラーはバランスを崩してリングから転がり落ちてしまった。そうして彼女は、自分が大人に負けない力を持っていることを証明したのだ。 戦士たちと噂を聞いて駆けつけてきた族長アカトルは、少し話し合った末に、満場一致でヴァレサの願いを受け入れた。 勇猛な「豊穣の邦」で大人を超える力を見せることができたヴァレサは、部族の大人と見なされるようになった。 それから、ヴァレサは多くの戦士から指導を受けた。どのような戦闘スタイルが自分に合っているのかも分からなかったため、英雄たちへのイメージを頼りに色んな戦い方を試し、自分にとっての最適解を探すしかなかった。 そこから何年にもわたって座学と実戦訓練を織り交ぜた訓練に励んだヴァレサだったが、いざ敵を前にすると、緊張のせいか、あるいは戦慣れしていないせいか、本能に任せたタックルや幼少期から記憶に刻まれた飛び蹴りにばかり頼ってしまう癖があった。剣も刀も斧も、ヴァレサにかかれば投擲武器と化す。 そのため、一部のヒルチャールはヴァレサの突進に対して武器を投擲することで対抗するようになった。ところが、それがサポートに駆けつけたイアンサを傷つけたことがあった。この出来事がきっかけとなり、トップコーチのイアンサは責任をもってこの特別な後輩を指導する決心を固めたのであった。 ヴァレサの潜在能力を引き出すため、イアンサは強力かつ効率的な訓練カリキュラムを組んだ。そして、イアンサはヴァレサの才能が、すべての学生の中でずば抜けていることに気づいた。彼女は直感のみを頼りに、理論派の学生が長期間鍛え続けた末にやっと発揮できる力を、やすやすと引き出せるのだ。 この子はいつか自分を超える人材となる——そうイアンサは確信した。期待に胸を躍らせながら、「絶対に負けないからな」と宣言するコーチの前で、ヴァレサはすっかりうろたえてしまったものだ。 訓練中、ヴァレサが撃退した敵の数は四桁にのぼる。しかし、壊した武器を数えれば三桁は下らないし、もう勘弁してくれと訴える戦士も二桁ほどいた。最終的に、イアンサは一つの結論にたどり着いた。 ヴァレサは確かに怪力の才能を持っているが、力が強すぎるのだ。そこで一般的な近接武器の使用は避け、レスラーなどの武器を使わない戦い方を参考にし、自身の長所を最大限発揮するべきだと考えた。 イアンサの推薦で、ヴァレサは正式に部族のパトロール隊に加入した。そして、各戦線で頻繁に出動する中で、戦闘スキルを磨き始めた。 そしてパトロール隊加入二ヶ月目に、ヴァレサは再び厳しい試練に立ち向かうことになった。 魔物の波が再び押し寄せてきたのだ。三日間も続いた波の様な攻勢に、戦士たちは次第に疲弊していき、ヴァレサも危うく命を落とすところだった。 しかし、ヴァレサはこの戦いで表彰された。そして、彼女はどんどん勢いを増していった… | 好感度Lv.4後に解放 |
キャラクターストーリー4 | 厳しい戦いを経て、ヴァレサの心は次第に落ち着きを取り戻していった。戦場に立つ経験が増えていくうちに、危険な状況に慌てふためくことも無くなった。 そして正式に家業を支えるようになった頃、彼女の生活リズムは子供時代のように穏やかなものに戻った。 「楽しく気楽に生きるのが一番」がモットーの彼女は、根っからののんびり屋なのだ。 のんびりと果樹園の手入れやワナナのお世話を済ませた後は、手押し車で各部族に果物や野菜を売りに行き、ついでにいつもと違う昼食や夕食を試してみる。「バーニングストマック」の座を狙う大食い大会「豪宴熱闘」に出くわすことができれば、大当たりだ——その日はお腹いっぱい食べられる! イアンサコーチが組んでくれたメニューには、十八種類の器具を使ったトレーニングのほかにも、三種類の自重トレーニング×三百回を三セット、三万歩の持久走三往復などが含まれている。そのすべてをクリアするのがヴァレサの日課だ。時間は定められておらず、朝でも晩でも、好きな時間で行う。夜は道行く人を驚かせないよう気を付けることも忘れない… そして、パトロール隊から集合の号令を受ければ、すぐさま食糧を山ほど詰め込んだバッグを背負って駆け付ける。パトロールのついでに、新しい野営地にも目星をつけておく——まるで遠足でもしているかのようなのんびりさである。道中、魔物に遭遇したら、仮面を被り、ウォーミングアップ代わりに蹴っ飛ばせば、あっという間に戦闘終了だ。 一方、厄介なアビスに出会ったときは、ヴァレサは闘志を燃やして戦意を限界まで膨らませる。 この性格のせいで、ヴァレサはたまに損をすることがある。その最たる例が「帰火聖夜の巡礼」での出来事だ。 「豊穣の邦」の有名な戦士として、ヴァレサは大いに期待されていた。みな、「帰火聖夜の巡礼」で彼女がいい順位を勝ち取ることを願っていたのだ。 しかし、ヴァレサは戦いを学びはじめた時からその時まで、他の部族の戦士を敵として想定したことが無かった。ナタの同胞を前に実力を発揮できない彼女は、まるで道化師であった。 迷いながら突進したヴァレサは「セイタードの砂刃」の武器にはじき返され、山の洞窟へと吹き飛ばされてしまった。しばらくの間、行方不明となっていたヴァレサがユムカ竜に助けられて会場に戻ってきた頃には、団体戦はもう終わっていた… 「花翼の集」のベテラン戦士ヌスタの煌びやかな技「空中拳法」を目の当たりにしたヴァレサは、思わず熱烈な拍手を送っていた。その隙に背後に回ったヌスタの仲間に聖火を持ち去られていたことに気付いた時には、遅かった。 特に強かった相手は、「マリポ」のキィニチだ。彼は瞬間的なスピードこそヴァレサに及ばないが、小回りが利いた。縦横に動き回ることでキィニチはヴァレサの攻撃をことごとく避け、彼女が力尽きたところで聖火を奪ったのである。 結局、ヴァレサは計五回出場したが、団体戦で敗退したのだった。 コーチのイアンサと族長アカトルは、この結果に肩をすくめるばかりであった。対して親や友人たちは、特に残念がることもなく、ヴァレサが戻るたびにごちそうで労った。 並外れた実力を持つ戦士が、幾度もあっけなく脱落すれば、周りから非難されることもあるだろう。しかし、ヴァレサの性格をよく知る「豊穣の邦」の者たちはもちろん、対戦相手の他部族の戦士たちまでもが、彼女に理解を示してくれた。 みな、ヴァレサから果物を買う時に、彼女と雑談をしたことがあったのだ。ヴァレサは普段からまったりと落ち着いて行動し、目の前にいる者たち全員を友達として扱う人物だ。少な目に払う人や、ツケを頼んでくる人、文句を付けて返品を望む人にまで、ヴァレサは穏やかに接する。彼女の優しさと穏やかさは、彼女と会話した人全員に安らぎを与えてくれる。 裏を返せば、ヴァレサはどうしても同胞を相手に怒りのスイッチを入れられないのだ。 戦いの場で彼女に全力を出させる「燃料」は、怒りの感情なのかもしれない。ならば、その貴重な「燃料」は、一番重要な戦闘のために取っておいたほうがいいだろう。パトロール隊の中堅メンバーとして、ヴァレサは職務を全うしている。入隊以来、一度もしくじらず、「豊穣の邦」の要地をアビスの脅威から守り抜いてきたのだ。 しかし、本当にこのままでいいのだろうか?ヴァレサは自問することがある。 「夜巡者の戦争」に参加し、アビスの主力と対峙する——これはヴァレサの英雄人生において必ずいつかは満たさねばならない実績だ。 邪悪な勢力は蠢き続けている。敵が攻めてきた時に阻止するばかりでは、得策とは言えない。 欠点を克服しない限り…己の力の解放と、怒りの感情に任せて戦うことを正確に区別できるようにならない限り、英雄の境地に辿り着くことはできない——そうヴァレサは思った。 | 好感度Lv.5後に解放 |
キャラクターストーリー5 | テントの隣に座ってぱちぱちと燃える焚火を眺めながら、ヴァレサは繰り返し考えた。自分にとって「英雄」とは、一体何なのか? 戦場に出たばかりのヴァレサは、恐怖し、怯えていた。だから仮面を被り、「名を照らす炎よ、闇を滅せよ!」と叫ぶことで、血を滾らせ、怒りを燃やし、己の軟弱さを打ち破ったのだ。 それはいつの間にか、戦闘時のルーティンとなっていた。仮面さえ被れば、不思議な高揚感が訪れ、本当の英雄になった気分で思いっきり戦える。 しかし、ヴァレサはふと思った——尊敬する英雄の一挙手一投足を真似たところで、果たして彼女になれるものだろうか? そもそも、なぜ他人である英雄になろうとしているのだろう? かっこいい英雄になって輝かしい功績を残し、人々に讃えられる喜びを味わいたいから? それとも、戦士たちと怒りを共有しながら、戦闘で強力な一撃を放ちたいから? 最大の危機が落ち着き、ナタが輝かしい勝利を勝ち取った後、「トゥマイニ」の話を聞いたヴァレサは、様々なことを考え直した… そして、やがて気づいた——自分が栄誉を重視しているわけでも、「敵」への復讐に支配されているわけでもないことに。 彼女が憧れを抱いたのは、英雄たちの決してくじけぬ心と鋭気、そしてアビスとの戦いにおける勇敢な姿勢に対してだった。 英雄たちの信念に思いを馳せることで自分を鼓舞し、己の正義を貫き、平和な生活を守り、みんなが楽しく、不安のない生活を送れるようにする—— 彼女は唯一無二の「ヴァレサ」として戦うべきであり、仮面の下に隠れる必要などなかったのだ。 今一番大事なことは、自分の弱さに打ち勝ち、雑な戦い方を直すことだ—— その後、ヴァレサはイアンサの「コントロール強化訓練」を受けながら、自身への厳しい挑戦を続けた。戦闘中に仮面をつけるのをやめ、自身に特定の英雄のイメージを重ねることをやめたのだ。 顔を晒して敵に挑むことを始めたばかりの頃、普段との感覚の違いに、ヴァレサは自分の新兵時代のパニックを思い出してしまい、戦闘の要領がすっかり頭から抜けてしまった。 思うように力を発揮できず、動きが鈍り、おどおどしすぎるがあまり敵の手前で敵の前で転んでしまうこともあった。しかし幸い、数えきれないほど重ねた激しい戦いの記憶は体に刻み込まれていた。 それに、敵の前で転んでしまうのも、あながち悪いことばかりではなかった。思いっきり尻餅をついて、地面に衝撃を与えることで相手のバランスを崩す…それもまた、一種の戦術だ。 ヴァレサは着実に新しい戦闘スタイルに慣れていった。己の状態を見極め、自分なりの方法で戦場に溶け込み、凛とした姿で戦う。 そして、「怒り」の闘志を「勇気」に変えて、正々堂々と敵に向き合い——戦況がピークに達した時、過去の英雄に思いを馳せながら、輝かしい勝利を手にするのだ——こうしてついに、戦士ヴァレサの戦闘スタイルが完成したのであった! | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「灼烈の反魂の詩」をクリア |
英雄の仮面 | ヴァレサが最初に知った英雄であり、最も影響を受けた歴史上の人物を、フィエテナという。 芸術作品に描かれるフィエテナは、赤い仮面を被って戦う。素早い突進と華麗な近接戦を得意としており、唯一無二の戦闘スタイルで知られていた。 「豊穣の邦」出身だったフィエテナは、何度も手柄を挙げ、故郷の安寧を守っただけでなく、他部族の救援に幾度も赴いた——その数はなんと、数百回にのぼるとも言われている。そして彼女はやがて、「花翼の集」の戦士と恋に落ちた。彼女が「花翼の集」に嫁いだのち、夫婦は両部族の親睦を深めることに力を尽くしたという。 古名を受け継ぎ一世を風靡した六大英雄ほどではないが、フィエテナもまた人々の尊敬を集めたレジェンドであったことは疑う余地もない。 ナタのラクガキ文化と外国の流行作品の融合により、英雄の物語にも絶えず新たな要素が加えられてきた。ヴァレサの好きな「マンガウォーベン」にも、デフォルメされた芸術的表現で胸が熱くなるストーリーを描いた名作が目白押しだ。一味違った経歴を持つフィエテナは、瞬く間に作家の間で大人気のキャラクターとなった。 フィエテナが登場する「マンガウォーベン」は全部で十二作もあるが、その容姿は様々で、五つのバージョンがある。 ヴァレサは「こだまの子」を訪れるたびに職人たちから鍛造の技術を学び、その技術でフィエテナが被っていた五種類の仮面を作った。 そのうち四つは、ヴァレサ自身のコレクションに加えられた。最後の一つは、フィエテナが二回目の夜巡者の戦争で被っていたとされる、一番特別なものだ。 壮大なストーリーが込められた仮面だが…登場人物が多く、スケールの大きい戦闘シーンを描くことは至難の技だったのだろう。横からのカットが数回あったのみで、フィエテナの正面の姿はどこにも描かれていなかった。 そのため、ヴァレサは自分の直感に従って仮面の模様を補完した。そして、それを自分が全力を出して戦う時のトレードマークとした。 ただ…ヴァレサが自由に補完しすぎたために、彼女の仮面はフィエテナの仮面とは程遠いものになっていた。 ゆえに人々はフィエテナの仮面を模倣したものだとは気づかず、ヴァレサ自身のオリジナルデザインだと勘違いするのであった。 みんなの反応に、ヴァレサは当初、がっかりして落ち込んでしまった。 しかし、「豊穣の邦」と周辺地域の安全を守るパトロール隊の一員として任務を完遂して戻ってくると、いつも必ずお礼が届けられた。 ヴァレサの大好きな食べ物や、綺麗な手芸品とともに感謝の意が綴られた手紙。 そして、約束したかのように手紙に描かれる、小さな仮面のマーク。いつの間にかそれは、ヴァレサのトレードマークとして人々に認識されているようだった。 コーチのイアンサは満足げに頷いて言った—— 「フィエテナの功績はいつまでも人々の記憶に刻まれることだろう。だが、アンタが日々努力した末に残した功績はアンタだけのものだ。仮面のマークは、みんなの心からの賛辞として受け入れたらどうだ?」 イアンサのアドバイスを聞いたヴァレサは、新たな目標を定めた。 「もしいつか…みんなに認められる英雄になって…物語に登場したり、わたしを主人公にしたマンガウォーベンとかが描かれたりするようになったら…この仮面を正式に『ヴァレサの仮面』って名付けよう!」 | 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | ヴァレサはよく、かつて見た悪夢の話をする。夢の中で自分はアビスと戦っていたが、敵は尽きることを知らず、倒しても倒しても襲い掛かってきて、攻勢が止まないのだ。 だが、部族の多くの戦士は知っている——それは夢などではなく、実際に起きた凄惨な戦いであることを。 あの時、狡猾なアビスはトゥラン大火山の活動が活発な時期を狙って、三方から「豊穣の邦」目がけて波状攻撃を仕掛けてきた。部族の戦力を分散させ、殲滅する作戦だったのだろう。 あまりに突然の出来事だったため、「懸木の民」から数名の伝達使が全速力で駆けつけてくれたものの、「豊穣の邦」はほぼ孤軍奮闘の状態となった。 限られた兵力を均等に敵に当たらせると、各所の防衛がどうしても手薄になってしまう。部族の指導者たちは慎重に話し合った結果、メリハリをつけた防衛線を可能な限り遠くまで張ることで、準備時間を稼ぐ策に出た。貴重な「懸木の民」の援軍は戦闘には参加させず、登攀の技を十分に活かし、高所を目指してもらうのだ。 そして、「豊穣の邦」の一流戦士を集結させた精鋭部隊には、いつでも反撃に移れるように待機させた。 一方、防衛線に配置された戦士たちは、アビスを足止めする役割を担っていた。アビスの大軍を完全に撃退することはできないが、敵の陣形を崩し、進軍を遅らせることはできるはずだ。 そして相手の攻勢が弱まった時を見極めて、「懸木の民」の伝達使が見抜いた指揮を執る魔物の指揮官に狙いを定める。 さらに、待機中の反撃部隊が敵陣に突撃し、魔物の指揮官を叩きのめす。そして指揮を失った敵軍を着実に囲い込み、じっくりと消耗させる…そんな作戦だった。 パトロール隊に入ったばかりのヴァレサは、反撃部隊に入れば敵の頭領と直接対決できると聞き、すぐさま名乗りを上げた。 アカトルとイアンサは躊躇ったが、兵力不足の切迫した戦況とヴァレサの実力を鑑み、最終的に承諾したのであった。 しかし、単純明快な戦術も、実践となれば簡単にはいくはずがない。 一回目の反撃で敵陣に突入できた戦士は十数人ほどであった。彼らと完璧に連携したヴァレサは敵の指揮官を勢いよく突き飛ばし、攻撃を加えた。 続いて二回目の反撃——この時、指揮官の元にたどり着けたのは、ヴァレサを含むたった六人の戦士だった。普段戦士たちにおもちゃだと笑われていた暴徒の斧も、この時ばかりは確実な脅威であった。 そして、最後の反撃が始まった。防衛線の柱であるイアンサが死闘の末、敵陣に風穴をあけて振り返ると、駆けつけたのは、ヴァレサ一人だった… 満身創痍のヴァレサは、右手で全身を骨折したらしいヒルチャール暴徒を引きずり回しながら、左肩には力尽きた先輩を担いでいた。右手のそれを敵陣に向かって投げ飛ばすと、ぶつかった先で魔物が飛沫のごとく空へ飛び上がった。 先輩をイアンサに引き渡したヴァレサの目は、どこか虚ろであった。しかし、意識は朦朧としていても、怒りと使命感に突き動かされた体は常に全力状態だった。 震える手でポケットから取り出したのは、ボロボロになった仮面。やっとのことで顔につけると、こう低く呟いた。 「もう昔の臆病な子供じゃない。わたしだって、英雄みたいに戦える。」 イアンサの制止を振り切り、ヴァレサは山のがれきを踏み潰し、茜色の光となって敵陣を切り裂き、最後の指揮官に向かっていった。 しばらく経つと、突如として魔物の波の奥で炎のように明るい雷が走った。敵の指揮官の残骸は綺麗な放物線を描き、上空で消し炭となって散っていった… 全てが終わった後、イアンサは必死の捜索の末、崩れた戦場の奥で眠ったように意識を失っているヴァレサを掘り出した。傍らにはまばゆい光を放つ神の目があり、ヴァレサの身体は雷をまとっていた。 その後、半月も続いた昏睡状態からやっと目覚めた彼女の心から、激戦の記憶は失われていた——極度の疲労のせいだろうか。それでも、怪我はきれいに治っており、体も普段通りに動けるようになっていたのは、まさに奇跡だった。 押し寄せる賞賛と、突如として授かった神の目…己のための慰労会…ヴァレサはほっとした。長い眠りにつく前には、それなりに役割を全うできていたらしい。少なくとも、皆の期待を裏切らずに済んだ。 「あれこれ考えてもしょうがないし、とりあえずお腹いっぱい食べよっと!」 | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | こ、ここ…こんにちは!わたしヴァレサ。「豊穣の邦」の戦士で、家は果樹園をやってるの。美味しい食べ物に興味はない?それか荷車いっぱいの果物を買いたかったり、「英雄たちの物語」を聞きたかったりしないかなぁ?もしそうだったら、わたしに任せて!いちばん美味しい食べ物も、「豊穣の邦」で手に入る最高品質の果物も、そして忘れちゃいけない英雄たちのすごい伝説も、全部教えてあげるから! | 初期解放 |
世間話・たくさん食べる | お父さんとお母さんがこう言ってたんだ——どれだけ忙しくても、お腹が空いたら楽しくたくさん食べなさいって!だから食べ物を何段も重ねて、ぎゅっと押しつぶして食べるのが好きなんだ~!そうすればすぐお腹いっぱいになれるし、時間も節約できるでしょ~! | 初期解放 |
世間話・筋力トレーニング | 力っていうのはねぇ、サボってると身体から逃げちゃうんだよ~!きみも一緒に、トレーニングど~お? | 初期解放 |
世間話・果樹園の手入れ | 果物を育てるにはいろんなことを考えないといけないんだ。いい感じのタイミングで水やりと草むしりをしてあげて~、鉱石の粉末で土に栄養を補給してあげて~、温度も快適に保ってあげるの。でも一番大切なのはやっぱり、果物たちの気持ちに寄り添うこと! | 初期解放 |
雨の日… | えへへ~きっと果樹園の果物たちが喜んでるんじゃないかなぁ。竜ちゃんたちも今日は水やりの手間が省けて嬉しいだろうね~ | 初期解放 |
雷の日… | ひやぁぁーー!…フィエテナさまなら雷に体当りして跳ね返せるって、ウォーベンで見た…!わ、わたしも怖がっちゃダメ…ひゃうっ! | 初期解放 |
雪の日… | 真っ白で…ひんやりしてる…あんまり見たことないけど、食べられるのかなぁ? | 初期解放 |
晴れの日… | あったか~い…お腹いっぱいになった後、ぬくぬくお陽さまを浴びると、ついお昼寝したくなっちゃうよねぇ…すぴ~… | 初期解放 |
暴風の日… | 追い風を利用したら、もっと速く走れるかなぁ…うっ、いけない、サボろうとしちゃ! | 初期解放 |
おはよう… | ふああっ…おはよ~…ちょっと二度寝したい気分だけど…ダメダメ!目を覚ますために、まず腕立て百回! | 初期解放 |
こんにちは… | お昼ごはんの時間だぁ~!力をいっぱいつけるためにも、たくさん食べなきゃね~! | 初期解放 |
こんばんは… | 英雄の残した名言にこんなのがあるんだ——「一日の終わりにとても疲れを感じていたら、それは今日のあなたが怠けずに、全力を尽くした証拠である」って。つまり、疲れは時に栄誉の証になるんだよ~! | 初期解放 |
おやすみ… | うーん…あんまり力は使わなかったけど、やっぱりこの時間になると眠くなっちゃう…きみも柔らかい枕を探して、早く寝てねぇ。グレインの実の葉っぱを干して枕にするのがいちばん気持ちいいんだぁ…今度わたしが…作って…すぴ~… | 初期解放 |
ヴァレサ自身について・モリモリ食べれば力もモリモリ | 食べてばかりで鍛えないグータラさんじゃない限り、食べれば食べるほど力がつくはずだよ~!ただわたしの場合はね、力がある代わりにどんだけ食べてもお腹がいっぱいにならないんだ。お父さんとお母さんの果樹園を手伝うようになってからは、何時間か働いただけでお腹が空いてクラクラしてきちゃって。だからわたし、ちょっとだけ人より食べる量が多いんだよねぇ… | 初期解放 |
ヴァレサ自身について・英雄たちの話 | 小さい頃から英雄たちの話を聞くのが好きだったんだ~!英雄たちが頑張って戦ってくれたおかげで、今のわたしは好きなものを食べて安心して眠れる。うちの部族には「フィエテナ」さまっていう英雄がいたの。走るのがとっても速くて、豪快な飛び蹴りで山を真っ二つにできたんだよ~!わたしが気合いを入れて戦うときの戦闘スタイルが、フィエテナさまにちょっと似てるって言われたとき、すごく嬉しかったなぁ~ | 好感度Lv.4後に解放 |
カッコいいロゴについて… | きみの活躍は友達から聞いたよ!たくさんの強敵を倒してきて、すごい称号もいっぱい持ってるんだよねぇ!そだ、いいこと思いついたんだけど、ラクガキが得意な人に頼んで、きみの称号一つひとつにカッコいいロゴを描いてもらうのはどうかなぁ?そして、それを画集にするの!そうすれば、もっとたくさんの子供たちがきみの物語を知れて、育っていけるでしょ?きみの活躍を励みに、いろんな分野のすごい人が生まれると思うんだぁ! | 初期解放 |
前進することについて… | きみは今や、ナタ中が誇りに思う「トゥマイニ」、この時代の最も偉大な英雄!でも不思議だなぁ…きみのそばにいても全然緊張しないし、遠い高みにいるような…畏れも感じない。フレンドリーで優しい印象があるからかなぁ?わたし、きみのそばにいたいんだ~!きみが必要とするときはいつでも全力を尽くすよ。仲間と協力しながら、一緒に前進した古代の英雄たちみたいにねぇ~! | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「灼烈の反魂の詩」をクリア |
「神の目」について… | ウォーベンによると「神の目」はとても大事な瞬間に、運命的な光を帯びて、特別な人の手にゆっくり降りてくるんだって。けどわたし、神の目を手に入れたときのことって、詳しく覚えてないんだよねぇ…ただ、とても怖い夢を見てた気がする…夢の中で、わたしは部族の正門で魔物と戦ってて…一度死にかけたの。けど目が覚めると、神の目がわたしの額に置かれてたんだ…まさか、夢の中で英雄の誰かが祝福してくれたのかなぁ? | 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと… | 「こだまの子」に何度か通って、そこの職人さんから技術を学んでこの仮面を作ったんだぁ~!フィエテナさまが二度目の「夜巡者の戦争」に参加したときの仮面をイメージしたの、わたしの直感を頼りにね!その時のフィエテナさまは、まだ「恐れなき岩山」って呼ばれてなかったけど、恐怖を乗り越えてすべての強敵に勝ったんだよ!この仮面はわたしにきっと無限の勇気を与えてくれる。今思うと、わたしの直感は正しかったみたいだねぇ~! | 初期解放 |
興味のあること… | 冒険者協会のメンバーはテイワット各地を旅できるって聞いたよ。それってつまり…果物が腐る心配をしなくていいし、商売に追われる心配もなくって…しかも今いる場所以外の、いろんな国のグルメを味わえるってことだよねぇ?う~ん…果樹園の手入れがあるから長期のお出かけってできないんだけど…冒険者協会って、バイトとか募集してないかなぁ… | 初期解放 |
イアンサについて・コーチと上司 | イアンサさんはわたしのコーチで、わたしがいちばん尊敬してる人だよ~!わたしの力を引き出してくれて、戦い方もたくさん教えてくれたんだ。それに「豊穣の邦」のパトロール隊に、わたしを推薦してくれたの!イアンサコーチは、パトロール隊でもかなりの発言権を持っててね。わたしはイアンサコーチの指揮に従って、この力を必要とするところに行って戦ってるんだぁ~!そう考えると、わたしの上司とも言えるねぇ~! | 好感度Lv.4後に解放 |
イアンサについて・毎日のトレーニング | イアンサコーチが言うには、わたしは普通の魔物なら簡単に倒せるけど「英雄たちが力を合わせて倒すべき相手」に勝つには、まだまだ精進しなきゃいけないんだって。わたし、毎日コーチの計画通りにトレーニングしてるんだけど、食事制限もその一環でね…イアンサコーチが見てるとこでは、揚げ物とか、糖分の多いお菓子は食べられないんだぁ。確かに健康によくないだろうけど、とっても美味しいでしょ…だから秘密のキャンプ場でこっそり食べてるの…あっ、もしいつか一緒にご飯を食べに行くことがあっても内緒にしてね! | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「灼烈の反魂の詩」をクリア |
マーヴィカについて… | 炎神さまがトレーニングで使ってるバーベル・プレートって、どれもあの「双駆輪」の五倍の重さがあるらしいよ~!しかも、最初から十枚も使うんだって…あと聞いた話だと、炎神さまは指二本でクビナガライノくらいおっきな岩を持ち上げられるんだって~!こんなに力持ちな人が横にいたら、恥ずかしくてバーベルでトレーニングなんてできなくなりそうだけど…炎神さまは別でね。あの方の声には安心感があるし、その眼差しはわたしを励ましてくれるの。たとえ炎神さまには追いつけなくても、毎日120パーセントの力でトレーニングしてるんだ。自信をなくしてスネるほうが、もっとダメだかんね! | 好感度Lv.4後に解放 |
ムアラニについて… | わたしの体重が適正値を超えてるってことで、ダイエットするようコーチに言われたことがあってね。水泳が効果的だってことで「流泉の衆」でトレーニングすることになったの。浮き輪に乗ったイアンサコーチが、ムアラニちゃんのざぶざぶサメくんに引っ張られながら、わたしの泳ぎを監督してくれたんだ。毎日、ランニング三万歩分と同じ距離を泳いだんだよ~!ううっ…ムアラニちゃんがこっそりスタミナ補充のためのキャンディをくれてなかったら、絶対耐えられなかったよ…あの子にはとっても感謝してるんだぁ~… | 好感度Lv.4後に解放 |
キィニチについて… | わたしが「帰火聖夜の巡礼」に参加した回数って、あんまり多くないんだけど…団体戦で一回だけキィニチくんに当たったことがあるんだ…すんごくすばしっこくて、毎回わたしのタックルを避けるの。結局、わたしは力を使い果たして、そのままキィニチくんの一撃であっけなく気絶しちゃってね…わたしがフラフラになりながら仲間を呼びに行こうとしたときには…とっくに聖火を持って行かれちゃってたよ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シロネンについて… | わたしが「こだまの子」で技術を学んだ場所は「ムフル宝石店」っていうところなんだけど、そこの職人さんたちがよくシロネンさんの名前を口にしてたんだ!でも実際に会ったのは一、二回で、話したことはないの…けど、シロネンさんがお店に勧めた音楽なら聞いたことあるよ!すごくリズミカルで、テンションの上がる曲でね。ランニングの時に聴くと、いつの間にか普段より多く走ってて、しかも疲れないんだぁ~! | 好感度Lv.4後に解放 |
シトラリについて… | マンガの読者お便り欄で見たことあるよ~!「黒曜石の老婆」は、今の「謎煙の主」でいちばん強い英雄で、すごく尊敬されてるんだよねぇ~!でも「黒曜石の老婆」があんなに若い見た目をしてるなんて最初は知らなくって…。初めて会ったのは、酒場で酔いつぶれながら「謎煙の主」って言ってたところなんだけど、もちろんその人が「黒曜石の老婆」だなんて想像もしてなかったし、お金を持ってなさそうだったからお代を立て替えてあげたの。でも、その後どうしたらいいか分からなくて、彼女を担いで「謎煙の主」の「黒曜石の老婆」に助けを求めようとしたんだぁ。「黒曜石の老婆」がどこにいるか近くの人に聞いて回ったら、わたしが担いでる人に気づいた途端、みんな怯えだしてね…その時になってようやく、何かがおかしいって気づいたんだよね~… | 好感度Lv.4後に解放 |
ドリーについて… | あの背がちっちゃくて、モラの尽きないお財布を持ってる大商人さんのこと?ううっ…あの人、値切りがすごいんだよねぇ…毎回果物を売るたびに三、四割…いや、それ以上に値切られちゃうの!でも嬉しいことに、いつも荷車数台分の果物を買ってくれるんだ~びっくりだよねぇ!それにモジャモジャ駄獣もなでさせてくれるの。ふわふわで~すごくお利口さんなんだ~ | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「灼烈の反魂の詩」をクリア |
エスコフィエについて… | エスコフィエさんってすごく厳しくってね…レストランの仕入れでうちの果物を買うとき、いつも何個か抜き取って「サンプル分析」?をして調べるんだ。もし糖度や成分がイマイチだと納得してくれないの…でもエスコフィエさんが作る料理って、とってもとーっても美味しいんだよ!えへへ~毎日食べられたらいいのになぁ~!もしそうなったら、まさに神様レベルのおもてなしだよねぇ~! | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「灼烈の反魂の詩」 |
ヴァレサを知る・1 | この世界には、悪い人よりも良い人のほうがずっとずっと多いと思うんだぁ。みんなが作った家や家具はすっごく使い勝手がいいし、ご飯も美味しい。音楽や遊びもとっても楽しいよねぇ。たまに果物を売るときにうっかり勘定を間違えて、安く売っちゃうこともあるけど、親切なお客さんは得をしようとなんて考えてないはずだよ。少なくとも、心の底から嫌いな「悪い人」には会ったことないなぁ~!…本当に腹が立つのは、何を考えてるか分からない魔物たちだよ…特にあのおっかなくてずる賢いアビス! | 初期解放 |
ヴァレサを知る・2 | わたしがまだ小さかった頃、アビスが「豊穣の邦」を襲ったことがあってね。たくさんの知り合いが怪我しちゃったんだ…その時、お父さんとお母さん、それからわたしは遠く離れた地下室に隠れることしかできなかった…ドアも絶対開かないようしっかり閉めてね。魔物がドアをドンドン叩く音がしたとき、わたしは声を上げることも泣くこともできなくて…幸い、部族のパトロール隊が駆けつけてくれたおかげで、なんとか逃げられたんだけど…。それでね、その時思ったの。昔の英雄たちがたとえ不死で今も生きていたところで、ピンチの時には手が回らないって。だって英雄たちが世界の隅々にまで手を伸ばして、人々を守ることはできないでしょ?だから身体を鍛えて、もっと戦えるようになって…少なくとも、危険な目に遭ったときは自分の力で乗り越えられるようになりたいって思ったんだ~! | 好感度Lv.3後に解放 |
ヴァレサを知る・3 | 戦い方を覚えたばかりの頃、魔物の前に立つだけで足がぶるぶる震えちゃってねぇ。けどその時のわたしは…悪いものを全部追い払えば、楽しく暮らせると思ってたんだ。だから仮面を被って、自分を物語の中の英雄だと思い込み、目を閉じて突進を続けたの…そしたら暴れてる魔物たちを突き飛ばすことができたんだぁ~!ある日ね、同じようにヒルチャールと戦ってたら、わたしの突進でこん棒がひゅーって遠くに飛んでいって、イアンサコーチの頭に当たっちゃったことがあったの。それでコーチの目に留まって、才能があるかもってことで指導してもらえるようになったんだぁ~ | 好感度Lv.4後に解放 |
ヴァレサを知る・4 | こんなこと思ってもなかったんだけど、トレーニングを始めて数ヶ月で、みんなから稀に見る天才的なパワーだって褒められるようになったんだぁ。それで「帰火聖夜の巡礼」に参加するよう勧められたの…でも、わたしが想定してた相手はずっと魔物だったから、他の部族の人たちや、ましてやわたしの果物を買ってくれる友人たちと戦うのには慣れてなくって…まったく力加減が分からなかったし、怪我をさせちゃうんじゃないかって怖かったんだ…だから当然、大会に出るとすぐに負けちゃった…何度も負けて、もう大会に出るのは怖いって言ったら、出場を勧められることもなくなったんだ… | 好感度Lv.5後に解放 |
ヴァレサを知る・5 | でもねぇ、自分でも問題だってことはよく分かってるの。仮面を被って、自分が英雄だと思い込んだときにだけ、相手を負かすほどの力を出せるのって…まるで逃げてるみたいでしょ。本当に殻を破りたいなら、果物の重さを量るように一つひとつの動きをしっかりコントロールして、真剣に戦いと向き合い…「ありのままの自分」で戦えるようにならないと!そういえば…きみって神さまと同じくらいすごい力を持ってるのに、それを暴走させることなく、どんな状況でも適切な力を出せてるよねぇ。その、わたしの英雄さま…ご指導お願いできないかなぁ? | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「灼烈の反魂の詩」をクリア |
ヴァレサの趣味… | えへへっ、わたしねぇ~景色のいいところでキャンプするのが好きなんだ~!うちのキャラバンがよく通るルートの近くに、いい場所がいくつかあるんだよ。テントを張って、椅子やお鍋をセットして、あったか~い焚き火のそばでお歌を唄いながら、夜景と星を眺めるの。そしてあつあつのキャンプ飯を食べるんだぁ…はぁ~最高だよねぇ~ | 初期解放 |
ヴァレサの悩み… | む、むずかしい…イアンサコーチが読んでる本、いったい何が書いてあるの…スメールとフォンテーヌの人が研究して編み出した「科学的なトレーニング」って、すっごく複雑…「体脂肪率」っていう数字が高すぎるから?イアンサコーチは甘いものをお腹いっぱい食べさせてくれないし、野菜の割合を倍にするよう言ってくるんだぁ…わたしにはチンプンカンプンだよ~ | 初期解放 |
好きな食べ物… | ご飯を食べるときは、心が満たされて、力がみなぎるまで食べないと!味を楽しめる料理ならなんでも好きだよ~!タレの量が大事だよねぇ~、あと糖分も欠かせないかなぁ。「ブレイズ・ミートシチュー」や「温泉タイム」なんて、一口食べるたびに幸せな気分になれるんだ…うっ…ざ、罪悪感のことはいったん忘れとく方向で… | 初期解放 |
嫌いな食べ物… | 焦げてたり、腐ってたり、生焼けのものはあんまり食べないかなぁ…味はまだ我慢できるとしても、食べたところで力がつかないからね。はぁ…やっぱりわたし、フィエテナさまには遠く及ばないよ。伝説によるとねぇ、戦場でいちばん苦しかったときは、カビの生えたタタコスや燃えてほぼ炭になった肉を食べてたんだって。そんな状態で敵と戦い続けるなんて…一体どうやったらできるんだろう…? | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | 美味しい!はああ…すっごく美味しいよ、幸せぇ~…うぅ…きみはスーパー料理人だねぇ~!もし…「熱闘の宴」できみを料理人に招いたら、みんな食べ物を残さないだろうね!もしかしたら、とんでもないライバルがたくさん現れて、全力を出しても敵わなくなっちゃうかも! | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | ふぅ~満足満足~…百人前食べても飽きないかも!あっ、本当に百人前作ってほしいわけじゃないよ。そんな大変なことさせられないし…ただ、もうちょっと食べたいだけで… | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | なんだか口に合わないような…前菜を食べてないからかなぁ?なんかね、この料理からは…英雄たちが戦う時の波乱万丈なものを感じるっていうか…そう!「戦場の味」ってやつかも!す…すごいなぁ~!ちゃんと食べなきゃ! | 初期解放 |
誕生日… | えへへ…今日はきみの誕生日だねぇ~わたしまでうれしくなってきたよ~!「豊穣の邦」の伝統では、家族や友人を招待して、誕生日の主役のためにキャンプファイヤーをやるんだよ。で、主役が参加者全員と乾杯して飲むの!でも、きみみたいに人気のある人だと、何千杯も飲むことになっちゃうよねぇ…楽しいだろうけど身体には悪いし、疲れちゃいそう…そだ!よかったら、わたしの秘密のキャンプ場でまったりお祝いしない? | 初期解放(※) |
突破した感想・起 | ふぅ~…訓練の成果が出てきたみたい。わたし今、やる気超モリモリだよ~!今すぐダッシュ・アンド・ジャンプで、道を塞いでる邪魔者を全員成敗しちゃうかんね~! | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | うん!エネルギー満タン!まるで「ブレイズ・ミートシチュー」を千人前食べたみたい!ふふ~ん、これでわたしのタックルとキックは燃え滾る火山みたいにパワフルになったよ~! | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | わたしの目標は…英雄のように強い戦士になって、いちばん大切な正義を守ること——つまり、悪いやつらに脅かされることなく、みんなが毎日楽しく暮らせるよう目指すことだよ! | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | わたしの信念と勇気も、わたしのパワーと同じように成長させていかないと!いつか仮面を被らなくても、英雄たちと同じように自信に満ち溢れた姿になってみせるよ! | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | どーんっ! | |
頭突き~! | ||
行くよっ! | ||
突撃! | ||
ジャスティス!! | ||
ヒーロー見参!! | ||
遅刻遅刻…! | ||
じ、時間が… | ||
急げー! | ||
元素爆発 | きみの負けだよっ! | |
くらえ、渾身の一撃! | ||
フィエテナさま!どうか力を! | ||
「名を照らす炎よ、闇を滅せよ!」 | ||
爆裂パワー!! | ||
奥義!ヒーローキィィーーック!! | ||
宝箱を開ける | えへへ、キラキラしてる… | |
これ…食べられるかな~? | ||
ん…?地面から生えてきたの? | ||
HP低下 | 怒るよ~! | |
不意打ちはずるいよぉ… | ||
や、やりづらい… | ||
仲間HP低下 | 助けてあげる! | |
まずいまずい… | ||
戦闘不能 | 負けを…認めたくないよ… | |
あ、うぅ… | ||
もう…力が出ない… | ||
ダメージを受ける | やってくれたね…! | |
重ダメージを受ける | いたたた! | |
ねえ、こわいよ! | ||
チーム加入 | お出かけ?それとも…試合? | |
ワクワクだねぇ~! | ||
お腹空いてない?食べ物なら持ってるからねぇ~! |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
他キャラからの反応
イアンサ | あいつは一番特別で、一番誇りに思ってる弟子だ。周りに迷惑をかけてないといいんだが…いや、日常生活や戦いでのおちょっこちょいなところじゃなくて、あののんびりとした性格がさ。出かける時は遠足気分で、食べ物にばかりよそ見して…いつも注意してるんだ。一回や二回ならまだしも、冒険の時に毎回緊張感がないんじゃダメだからな。毎回反省してもらってるぞ!それに、大食いだって確実に負担になってる。ライノ竜並みにデカいバッグに食べ物を詰め込んで、山登りするわけにはいかないだろ? |
ヴァレサのやつ、いつまで経っても力のコントロールが甘いんだよな…それが今のアタシの悩みだ。ずっと消耗の激しい状態に置かれ続けて、大量のエネルギーを無駄にしてる。大食いも多分、そのせいなんだろう。自分のことをちゃんと理解して、スタミナを合理的に使ってくれれば、がっつり食べる必要もなくなるんだが…いっぱい食べてくれるのは嬉しいことだけど、やっぱり栄養バランスに気を付けて、暴飲暴食は控えて健康的な食生活を送ってほしいんだ!油や糖分の摂り過ぎなんてもってのほかだ!食べ過ぎて病気になったら大変だからな。 | |
キィニチ | キィニチ:これまで何度か危険な魔物を退治する依頼を受けてきたが、ある依頼の時にちょうど彼女が通りかかって手を貸してくれてな。ヴァレサの戦闘スタイルは…どう言ったらいいか、すごくシンプルだ。主にスピードとパワーで相手を圧倒して戦う。ストレートに言うと…単純とも言える。 アハウ:おいおい、その続きはどうした?ハハッ!キィニチのやつ、お礼に「懸木の民」の特別メニューをヴァレサにおごってやったんだ。そしたらよ、あいつ「ドキドキポンポン」を三十人前も注文してな。しかも全部平らげちまった!三十人前だぞ!?どケチなキィニチの顔が真っ青になってたぜ!ハーッハッハッハ! |
シトラリ | 仮面を被った戦士は「英雄」、「自然」、「神」の化身と考えられてる。ある時、そんな英雄が酒に酔いつぶれたシャーマンを背負って、深夜に百軒の家を訪ね回ったの。みんな、それを面白おかしく話してたそうよ。ベツに、ワタシにはこれといっていい評判なんてないし気にしてないけど。うん、気にしてない…健康的な食生活を送れるよう、十日間キノコしか食べられないノロイを…じゃなくて、シュクフクを贈ってあげるつもり! |
マーヴィカ | 帰火聖夜の巡礼の間、「草臥の家」で発生する費用はすべて私個人が負担しているのだが、支払いのたびに明細には八十人分の注文履歴が残っているんだ。最初は仲間を集めた大規模な観光集団かと思ったんだが…あれで彼女一人分だとは、さすがに言葉を失ったよ。 |
ムアラニ | ヴァレサ…あっ!ヴァレサちゃんのことだね!実力はあるのに、試合が苦手なかわいい子!イアンサが前に、あの子をここに連れてきて水泳の特訓をさせてたよ!休憩中によくビーチに寝転がってマンガウォーベンを読んでたから、あたしもいくつか読ませてもらったんだ!ヴァレサちゃんってさ、昔の勇士の名前をたくさん知ってて、あたしたち「流泉の衆」の戦士も知ってるの。あたしでさえ覚えてない戦士もたくさんいて、本当にすごいんだよ! |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
ヒーロー見参!倍率の高い落下攻撃をメインに敵に攻勢を仕掛ける雷元素アタッカー
「重撃を発動することで高く飛び上がる」「元素スキルによる特殊状態中は通常攻撃をトリガーに落下攻撃を行える」「条件を満たすと元素エネルギーを少量消費して落下攻撃扱いの特殊な元素爆発を発動できる」といった仕様を持つ、落下攻撃がコンセプトとなったキャラクター。高い攻撃倍率を持ち、自身の火力を強化する固有天賦もしっかり備えているため、適切な装備やサポーターを揃えてあげれば正義のヒーローの如く頼もしい戦力になってくれるであろう。
特徴
- 高倍率の落下攻撃
5.5現在なんと基礎攻撃力はマーヴィカ(359)に次いで2位(356)。
かつ落下攻撃・元素爆発は非常に倍率が高く、元素反応に頼らずとも本人の火力で圧倒できる。
- 移動が速い
固有天賦により常時ダッシュ速度がアップするため、5.5現在長身男性を抜いて全キャラ最速のダッシュ速度を誇り、ダッシュジャンプの飛距離も長い。ただしスタミナ消費量が増えるため燃費は良くない。
またスキル長押しの特殊ダッシュはマーヴィカのバイクより速く、水上を走ることも可能。水上でジャンプもできる。なんと無凸からスキル回数が2回分ある。
更に法器キャラクターでありながら破壊属性がある為鉱石砕き要因としても運用可能。
- ライノ竜ギミックを容易に攻略できる
元素スキルによるダッシュ状態は常時方向キーを押しっぱなしで火山周辺の岩を砕いたり、崖を飛び上がったりが可能と操作性が非常に高い。
ライノ竜は燃素が尽きるとCTを待つ必要があり、イアンサはタイミング良くボタンを押してサンダーボルト状態になる必要性があることからそういった手間がなく、CTも短いヴァレサはギミック攻略に優れている。
注意点
- 夜魂の加護状態の入り方が既存のナタキャラクターと異なる
既存のナタキャラクターは元素スキルを1回押すと一定時間夜魂の加護状態を維持するという仕様が基本だが、ヴァレサは移動時と戦闘時でそれぞれ既存のナタキャラクターと異なっている。
まず移動時は元素スキルを長押しした後方向キーを押し続けている間維持される。キーを離すと即解除されてCTに入ってしまう。
戦闘時は短押しから入った場合夜魂の加護状態は1回落下攻撃を命中させてから夜魂の加護状態になる。その為、短押し始動だと初動から夜魂値が消費されず黒曜4セットと相性があまり良くない。
このように既存のナタキャラクターとは操作が異なる点を念頭に入れておこう。
- 特殊ダッシュ中の落下ダメージ無効の条件に注意
パッシブ3の天賦効果による落下ダメージ無効の条件として地形の高低差を利用してジャンプする必要がある。ジャンプボタンを押す、またはスキル再発動時の浮き上がり、で飛び出すとダメージを受けるので気をつけよう。
なお、一定の落差からの着地時に跳ね上がる演出があるが、その跳ね上がりで再度飛び出した場合は問題無く落下ダメージが無効になる。
運用
高倍率の落下攻撃・元素爆発を活かしたメインアタッカー型が基本となる。
チームへのサポート性能や控えからの元素攻撃はない為、サポーター適正はない。
ヴァレサの戦闘における基本的なコンボは以下の通り。
(元素スキル→重撃→落下攻撃→元素スキル→重撃→落下攻撃→元素爆発)×2セット
一見複雑だが、入力ボタン(攻撃ボタンをA、スキルボタンをE、爆発ボタンをQとする)で表記すると以下のように慣れこそいるが難しくはない。
(EAAEAAQ)×2セット
これは「元素スキルの後に攻撃ボタンを2回押す」を2回繰り返したらすぐに元素爆発ボタンを押す…を2回行うということ。
公式のチュートリアルでも推奨されているコンボなので、慣れるまで練習あるのみ。
天賦
通常攻撃・バイ・ザ・ホーンズ
元素量: ?U 特性:
通常攻撃
頭突き→前転→ヒップドロップの3段攻撃。倍率は同じく3段の八重神子よりほんの少し高いくらいで法器キャラの中では低め。
リーチも短いので雷元素をすぐに付着したい時以外に使うことは少ないだろう。
1段目で止めると勢い余って転ぶが起き上がるまでは2段目の入力を受け付けているので、転んだと見せかけて前転で攻撃することも可能。
3段目のモーションは落下攻撃に似ているが、破砕属性は無い。
重撃や落下攻撃と異なり夜魂性質を持たない点に注意。
重撃
前方に頭突きを行い夜魂性質の雷元素ダメージを与え、その勢いで空中に跳び上がる。
飛び上がる高さは通常ジャンプより高く、落下攻撃に繋げることができる。
重撃→落下攻撃のコンボはヴァレサの基本行動になるので覚えておこう。
一応破砕属性を持つので、落下攻撃と併せて鉱石を破壊しやすくなっている。
スタミナ消費は50と重めだが、元素スキル発動後の重撃はスタミナを消費しない。
落下攻撃
「吹き飛べー!」
他の法器キャラとは異なり、ヒップドロップで攻撃して夜魂性質の雷元素ダメージを与える。
倍率が法器キャラでは唯一高めに設定されており、ヴァレサのメイン火力にもなる攻撃。
落下攻撃を戦闘中に行う、あるいは落下攻撃が敵に命中するとヴァレサは夜魂値を25獲得できる。
この方法で夜魂値が上限に達すると、ヴァレサは「猛烈パッション」状態(後述)に入る。
法器キャラでは唯一破砕属性を持つ落下攻撃である。尻で鉱石を砕く女
通常3段目もそうだが、ヒップドロップした後に放置するとお尻を気にするモーションが見られる。
ホッピングナイトレインボー (元素スキル)
「ヒーロー見参!!」
CT: 9秒
元素粒子生成: 2~3個 元素量: 1U 特性:
ヴァレサが前方へと一定距離突進し、経路上の敵に夜魂性質の雷元素ダメージを与える。使用可能回数は2回。
発動後、ヴァレサは夜魂値を20獲得し「追撃」効果を獲得する。この効果は重撃発動後に解除される。
追撃
- 中断耐性がアップする
- 中断耐性は0.3と一般的な自己強化アタッカーの0.5より高水準。回復さえ怠らなければ結構なゴリ押しが効く。
- 通常攻撃ボタンを一回押しすると、瞬時に重撃を発動できる
- この方法で発動した重撃は、スタミナを消費しない。
一回押しと長押しによって挙動が変わる。
一回押し
前方へと素早く一定距離突進する。
突進距離はステップ1回分ほど。
長押し
ヴァレサは夜魂の加護状態に入り、「パワフルタックル」モードに切り替わる。
パワフルタックル
継続的に夜魂値を消費し、ヴァレサの移動速度と中断耐性がアップする。見た目は完全に某ハリネズミ
移動距離はスキル1回分の夜魂値20の場合、夜蘭の元素スキルよりやや短いくらい。
高速移動中は崖や足場の切れ目に差し掛かればそのまま遠くへ跳び、ちょっとした谷を飛び越えられる。
夜魂値を多く消費するが水面と液体燃素の上も移動でき、液体燃素によるダメージを無効化できる。
ヴァレサがパワフルタックルモード、または猛烈パッション状態にある時、常に夜魂の加護状態にあると見なされる。
猛烈パッション
夜魂値が上限(40)に達すると、ヴァレサは「猛烈パッション」状態(仮面を装着し、夜魂の加護の紋様が浮かんだ状態)に入る。
猛烈パッション状態の継続時間は最大15秒。夜魂値を消費、または戦闘状態を解除してしばらく経つと終了する。
夜魂値の獲得手段
- 戦闘中に落下攻撃を行うと25獲得
- 元素スキルを発動すると20獲得
- 元素爆発を発動すると上限まで獲得
猛烈パッション状態での強化内容は以下の通り。
- 通常攻撃・重撃・落下攻撃・元素スキル・元素爆発の倍率がアップする
- 元素スキル発動後、元素スキルの一回押しを一度だけ追加で使用できる
- 落下攻撃発動から短時間、特殊元素爆発(後述)が使用できる
シャイニングヴェント! (元素爆発)
「奥義!ヒーローキィィーーック!!」
エネルギー: 70(特殊爆発は30) | CT: 18秒
元素量: ?U 特性:
ヒーローのように豪快なドロップキックをかまし、敵に夜魂性質の雷元素範囲ダメージを与える。
発動後、ヴァレサは夜魂値を上限まで回復し猛烈パッション状態に入る。
猛烈パッション状態で発動すると与えるダメージがアップする。
また、猛烈パッション状態で落下攻撃を行うと、「マキシマムドライブ」状態に入る。
マキシマムドライブ
この状態に入ると中断耐性がアップする。
さらに、特殊な元素爆発「シャイニングヴェント・大火山おろし」(以下、特殊元素爆発)を発動できる。
特殊元素爆発は元素エネルギー30で発動でき、元素爆発のクールタイムも無視する。
発動可能になるタイミングはヴァレサの体の周囲にひし形のようなエフェクトが出現している時。
特殊元素爆発を発動すると、特殊落下攻撃「大火山サンダートルネード」を発動できる。
特殊落下攻撃は猛烈パッション状態時の落下攻撃と比べても倍率が高く、大ダメージが狙える。
マキシマムドライブ状態は特殊落下攻撃か元素スキルを発動すると解除される。
連翔、三段跳び! (パッシブ1)
元素スキル発動後、ヴァレサは継続時間5秒の「レインボークラッシュ」効果を獲得する。
この効果は敵に着地時の衝撃が命中するか継続時間が切れると解除される。
「レインボークラッシュ」継続時間中に落下攻撃を行うと、着地時の落下攻撃ダメージがヴァレサの攻撃力50%分アップする。
ヴァレサが猛烈パッション状態だった場合、着地時の落下攻撃ダメージが攻撃力180%分アップするようになる。
要は元素スキルの後に落下攻撃を行うと1回の元素スキルにつき1度だけ落下攻撃が強化されるというもの。
猛烈パッション状態では強化量が大幅に上がるので、なるべく猛烈パッション状態の時に発動させたい。
ヒーロー、二度目の見参! (パッシブ2)
チームメンバーが夜魂バーストを起こすと、ヴァレサの攻撃力+35%、継続時間12秒。
この効果は最大2層まで重ね掛けでき、継続時間は層ごとに独立してカウントされる。
ムアラニやキィニチのような夜魂バーストをトリガーにした固有天賦。
最大で攻撃力+70%という絶大なバフを得られるが、夜魂バーストのCTの関係で2層の安定した維持はシロネンを採用しないとほぼ不可能*1。
ただ1層の攻撃力+35%でも十分なバフなので、無理に2層の維持を狙う必要はない。
夜域の賜物・悪を焼き尽くす灯り (パッシブ3)
「はえ~っ、わたし?」
ナタキャラ共通の夜魂の加護状態に関する天賦。
燃素の存在するエリアでは以下の効果が発動する。
- 夜魂値が無くなると燃素を代わりに消費して元素スキルの「パワフルタックルモード」を維持する。
- フィールド上にいるキャラクターがダッシュ、特定の天賦による移動状態にある、または一定の高さの空中にいる時、ヴァレサに切り替えると「夜魂トランス」が発動できる。
- トランス後、ヴァレサが夜魂の加護状態に入って「パワフルタックル」モードに切り替わり、夜魂値を20獲得する。
また、燃素の存在するエリアでは崖から飛び降りる時、落下ダメージを受けない。ただしジャンプボタンを押すと通常ジャンプ扱いとなりダメージを受ける。いつものクセで飛び上がらないように気をつけよう。
熱き心、一心不乱! (パッシブ4)
ヴァレサのダッシュ速度が常時アップする。非戦闘時、ダッシュに消費するスタミナもアップする。
この天賦により、ヴァレサは長身男性をも凌ぐ全キャラ最速の移動速度を誇る。
ただしその分消費スタミナも非戦闘時は重くなるので燃費は悪い。シュヴルーズなどのダッシュスタミナ軽減天賦があると幾分マシになる。
また、燃素を利用できるナタのエリアにいる時、チーム内の自身のキャラクターが料理を使用すると、燃素を20回復する。この効果は10秒毎に1回のみ発動可能。
命ノ星座
火力増強をメインに据えつつ、使用感もバランス良く向上していく。
特に2凸、完凸が強力。
- 第1重・燃え続ける情熱
特殊元素爆発にもパッシブ1のバフが乗るようになり、特殊元素爆発の火力が1.2倍程になる。
また、パッシブ1のバフ量も猛烈パッション状態か否かに関係なく攻撃力180%分アップに統一される。
スキル移動中の夜魂値消費-30%により継続時間・移動距離が無凸に比べおよそ1.4倍伸びる。
継続時間が伸びる事でスキルCT待ちの間隔も短くなり、CT4秒ごとにスキルダッシュができるようになる。
無凸から高性能な移動能力を更に一段階引き上げる事ができる。
- 第2重・天光の極限を超えて
1凸以下では落下攻撃2回につき一度しか撃てなかった特殊元素爆発が毎回撃てるようになる。
さらに中断耐性が強化され、完全中断耐性を得る。
落下攻撃が命中するたび元素エネルギー11.5ポイント回復とあるが、これには特殊元素爆発も含まれるため
スキル→重撃落下攻撃→特殊元素爆発の基本コンボを行う度に元素エネルギーが23ポイント回復する。
特殊元素爆発は元素エネルギー30で撃てるため、スキルによって発生する粒子も含めると
元素エネルギーを全く気にしなくても落下攻撃の度に特殊元素爆発を発動する事ができる。
火力UPもさながら、使用感が大幅に変わる強力な凸効果。
- 第4重・突き進む勇気
元素爆発発動時、ヴァレサの状態によって異なる強化効果を獲得する。- 通常時
継続時間15秒の「勇往邁進」効果を獲得し、ヴァレサの攻撃力500%分を基に、ヴァレサの着地時の落下攻撃ダメージをアップする。この方法でアップできるダメージは最大20000まで。この効果は着地時の落下攻撃ダメージが敵に命中する、または継続時間終了時に解除される。
基本的には使わない通常元素爆発の価値が上がる…が、ダメージアップ効果は1回で終了するので結局は特殊元素爆発を撃つ方が得。
- 猛烈パッションまたはマキシマムドライブ状態
元素爆発の与えるダメージ+100%。これはダメージが2倍になる訳ではなく、ダメージバフ+100%という意味。
2凸効果によって連発できる特殊元素爆発に大量のダメージバフを乗せられる優秀な効果。
- 通常時
- 第6重・正義のヒーローの凱旋
効果は大きく分けて3つ。いずれも非常に強力。- マキシマムドライブ状態に入ると、ヴァレサの元素エネルギーが30ポイント回復する
2凸効果によって落下攻撃の度にマキシマムドライブ状態に入れるため、たとえエネルギーがゼロの状態からでも特殊元素爆発が撃ち放題になる。
- 落下攻撃・元素爆発の会心率+10%、会心ダメージ+100%
ヴァレサのメインウェポンに会心バフが入る。もちろん特殊元素爆発も対象。
- 元素スキルを長押しで発動する時、または「パワフルタックル」モードで元素スキルを一回押しする時、夜魂値を上限まで回復する
移動能力の強化。パワフルタックルモードを開始・延長する際に夜魂値を上限まで獲得できるようになり、移動距離が大きく伸びる。
1凸の夜魂値消費軽減も相まって陸上であれば夜魂値をギリギリまで消費したくらいでスキルCTが終わるので、その気になれば無限にパワフルタックルモードを維持できる。
- マキシマムドライブ状態に入ると、ヴァレサの元素エネルギーが30ポイント回復する
ビルド
武器
自身の火力で戦うキャラクターなので火力武器を選択しよう。
ナタキャラご用達の聖遺物・黒曜4セットの適正が高くないので会心武器の価値が高い。
ヴィヴィッド・ハート(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心ダメージ44.1% / 効果:攻撃力アップ、落下攻撃を行う時落下攻撃の会心ダメージアップ、元素スキル/元素爆発を発動する時落下攻撃の会心ダメージアップ、各効果は命中後に解除される]
無条件の攻撃力アップと落下攻撃をトリガーとしてサブOPと合わせて最大112%の会心ダメージを稼ぐことができる武器。
同時実装の武器だけあってヴァレサであれば最適となる武器。
ただしダメージバフは一切ないので、聖遺物や他キャラのバフなどでダメージバフを稼ごう。
鶴鳴の余韻(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:741 サブOP:攻撃力16.5% / 効果:装備者の落下攻撃命中時チームの落下攻撃ダメージアップ、周囲のチーム全員の落下攻撃命中時装備者の元素エネルギー回復]
非常に高い攻撃力に加えて、落下攻撃命中をトリガーとして落下攻撃ダメージバフとエネルギー回復を行える武器。
落下攻撃が主体かつ、元素爆発を連打する性質上ヴィヴィッド・ハートほどではないとはいえ嚙み合わせが良い。
命中時なので初撃には乗らない点、会心に関するサブOPがないので聖遺物だけで会心を補う必要がある点は注意。
四風原典(★5/祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心率33.1% / 効果:移動速度アップ、キャラクター出場中は4秒毎に元素ダメージアップ(4重まで)]
表で長時間戦う点・ヴァレサ自身にダメージバフがない点から武器効果は非常に噛みあっている。
ただし黒曜4と合わせただけで会心率が97.3%に達してしまうため注意が必要。
会心率サブがほとんど無駄になるうえ、会心ダメが高々200%手前に留まりダメージ自体は頭打ちになりがち。
高速移動できる点から移動速度アップの恩恵も大きくヴァレサの探索性能を更に向上させてくれるので、黒曜採用時の厳選難易度に目を瞑れば相性が良い武器。
神楽の真意(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:元素スキルを発動すると元素スキルダメージアップ(3層まで)、3層の時全元素ダメージアップ]
高い会心ダメージを持つ限定星5武器。
ヴァレサは元素スキルが主な火力源ではない点から元素スキルダメージアップの恩恵は少ないものの、元素スキルを連打しやすい点から3層貯めやすい。
流浪楽章(★4/祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心ダメージ55.1% / 効果:キャラクター登場時、ランダムな強化を一つ獲得(攻撃力アップ/全元素ダメージアップ/元素熟知アップ)]
法器アタッカー定番の星4武器。ヴァレサの突破ステータスが会心率な点もあってステータスを整えやすい利点がある。
ランダム強化は全元素ダメージアップの恩恵が大きく、次点で攻撃力。元素熟知も無駄ではないものの雷元素反応は加算によるものが多くやや活かしにくい。
純水流華(★4/鍛造) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:元素スキル発動時に全元素ダメージアップ、さらに命の契約を付与し、回復効果で命の契約がクリアされた時全元素ダメージアップ]
ヴァレサに適した武器の中では最も金銭的コストが低い。
ヴァレサと相性の良いキャラクターにヒーラーが多いことから命の契約もクリアしやすくダメージバフを発動させやすい。
金珀・試作(★4/鍛造) [基礎攻撃力:510 サブOP:HP41.3% / 効果:元素爆発を発動後6秒間、2秒毎に元素エネルギー回復、さらに2秒毎にチーム全員のHP回復]
フィールド探索向けの選択肢。攻撃ステータスがないため火力は下がるが、武器効果は特殊元素爆発のシャイニングヴェント・大火山おろしでも発動するため
本人のエネルギー回復・チーム全体回復を連続して行う事ができる点がヴァレサと相性が良い。
中断耐性が高く敵に接近して戦うヴァレサは被弾が多くなりがちなため、戦闘が終わると完全回復しているのはストレスフリー。
聖遺物
一般的な火力ビルドでOK。
自身にもモチーフ武器にもダメージバフがない都合上、誓い4セットの価値は非常に高い。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 攻撃力 | 雷元素ダメージ | 会心率 会心ダメージ |
サブ効果 | 会心系>攻撃力≧元素チャージ効率>その他 |
長き夜の誓い4 (落下攻撃ダメージ+25% / 落下攻撃/重撃/元素スキルが命中した後、落下攻撃ダメージ+15%を1/2/2層獲得。それぞれ1秒毎に1回のみ発動可能、継続時間6秒、最大5層。継続時間は層ごとに独立してカウント)
落下攻撃に特化した聖遺物。ヴァレサ自身にダメージバフがない為最大100%稼げるこの聖遺物の価値は非常に大きい。
無凸ヴィヴィッド・ハートのヴァレサ単独で下記の黒曜と同等の条件で比較した場合はこちらが10%ほど優位となるが、装備と編成による会心及びダメバフにより大きく変動する。
傾向としてはダメバフと会心ダメが増えるほど黒曜との差が縮まり、四風原典を持つなどして会心率が増えた場合は差が広がる。
会心率と会心ダメのバランスが大きく崩れない限り優勢性が逆転することはないものの、ヴィヴィッド・ハートはステータス表示に反映されない会心ダメが68%もある点には注意。
黒曜の秘典4 (「夜魂の加護」状態かつフィールド上にいる時、与えるダメージ+15% / 装備者がフィールド上で夜魂値を1消費すると、会心率+40%、継続時間6秒。1秒毎に1回のみ発動可能)
ナタアタッカーご用達の聖遺物。会心率40%稼げる点から会心を整えやすいのが利点だが、ヴァレサは夜魂値の消費が特殊な為注意すべき点がある。
短押しで始動した場合初撃の重撃→落下攻撃には2セット効果及び会心率バフが乗らない。夜魂の加護状態に入って、消費が始まるのは「猛烈パッション」に入ってからの落下攻撃になる。
その為、初撃の落下攻撃からバフを乗せるには長押しで軽くダッシュした後に重撃→落下攻撃に繋げる必要がある。
長き夜の誓い2 /
雷のような怒り2 /
剣闘士のフィナーレ2など (落下攻撃ダメージ+25% / 雷元素ダメージ+15% / 攻撃力+18%)
上記の繋ぎとして選択肢。中でもダメージバフの量が多い誓い2セットが優先度が高い。
他キャラクターとの相性
解説
各元素一覧
▌炎元素
シュヴルーズ
攻撃バフ/炎雷デバフ/回復
炎元素と雷元素のみ編成に縛られるが、過負荷をトリガーに強力なバフ・デバフを配れるサポーター。
定期的に過負荷を起こせば常時デバフが維持され、回復に関しても元素スキルを使えば場所問わず行われる点で優秀。
ベネット
攻撃バフ/回復
定番の攻撃力バッファー。
攻撃力依存のキャラクターという点で問題なく組めるが、狭いフィールドの中で戦う(あるいは定期的に戻ってくる)必要がある為立ち回りはやや制限される。
マーヴィカ
サブアタッカー/ダメージバフ/炎元素付着
控えから炎元素攻撃を行い常時過負荷反応を起こせるようになる他、ヴァレサの夜魂値を戦意に変化して強力な元素爆発を撃つことができる。
元素爆発を撃つことで表のキャラクターにダメージバフを撒くこともできるのでヴァレサの不足しがちなダメージバフを補える。
炎主人公
サブアタッカー/ダメージバフ/炎元素付着
サブ火力やダメージバフにおいてはマーヴィカに劣るものの、爆発の演出が短いので交代がスムーズに行える利点がある。
片手剣キャラクターなので蒼古なる自由への誓いを持てばマーヴィカ以上にヴァレサをサポートできる。
ディシア
サブアタッカー/ダメージバフ/炎元素付着
控えから炎付着しながら耐久補助できる利点がある。ヴァレサ自身の高めの中断耐性と併せることでより強固な立ち回りが可能。
▌雷元素
イアンサ
攻撃バフ/絵巻バフ/回復
ヴァレサと同時実装された同じ豊穣の邦出身のトレーナー。
自身の移動量を計測して攻撃バフを強化できるという特殊な性質を持ち、落下攻撃による縦移動も移動としてカウントされる。
ベネットと異なりエリアに囚われることのない点で優秀だが、回復に関してはおまけ程度に考えた方がよい。
▌風元素
閑雲
落下攻撃強化/全体回復/翠緑デバフ
落下攻撃を大幅強化できるサポーター。
更に全体回復も持っているのでフリーナと組み合わせたり、風元素なので翠緑によるデバフをかけたり様々な役割を持てる。
▌岩元素
編成例
過負荷シュヴルーズ
キャラ | ![]() ヴァレサ | ![]() イアンサ | ![]() シュヴルーズ | ![]() 炎主人公 |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー | 攻撃バフ 絵巻バフ 回復 | 攻撃バフ 炎雷デバフ 回復 | ダメージバフ 炎付着 |
凸目安 | 0+ | 0+ | 0+ | 0+ |
聖遺物 | 誓い4 | 絵巻4 旧貴族4 | 旧貴族4 在りし4 | 絵巻4 旧貴族4 千岩4 |
シュヴルーズによって過負荷をトリガーに炎・雷元素で戦う編成。
炎付着役スキル・爆発→イアンサスキル重撃・爆発→シュヴルーズ長押しスキル・爆発(旧貴族装備時)と繋いであとはヴァレサでひたすら攻撃する。
基本的にはヴァレサ以外はスキル爆発で退場するだけでヴァレサの立ち回りのみを意識すれば良く、立ち回りはシンプル。
炎自動攻撃によって適宜過負荷が発生し、常時シュヴルーズによるデバフが入った状態で戦うことができる。
炎主人公の枠は控えから炎元素攻撃ができるキャラクターであれば差し替え可能。絵巻をフルで使えてサブ火力に優れるマーヴィカが有力で、スキルのみで完結して耐久をサポートできるディシア、爆発を回せるなら香菱も候補。
ヴァレサ以外は星4と配布キャラクターのみからでも編成できるので比較的リーズナブルかつ元素爆発が演出も短くテンポが良い点も優秀と言える。
絵巻の継続時間が長めなことから根本的には問題になりにくいが、イアンサと炎付着役の片方だけに絵巻を持たせる場合は付着順を確認しておくと良い。
閑雲フリーナ
落下ダメージを強化できる閑雲を採用し、合わせて閑雲が持つ全体回復をダメージバフに変えられるフリーナで更なるバフを得たヴァレサで戦う編成。
フリーナスキル爆発→イアンサスキル特殊重撃爆発→閑雲スキル爆発→ヴァレサという立ち回りになる。
感電から入ることから閑雲で2元素拡散が可能なのでフリーナのスキル攻撃も同時に強化できる。
閑雲が入ることで継続全体回復によりチームの生存力が高まり、鶴鳴の余韻を持てば更に火力を高めることができる。
ハイパーキャリー
攻撃バフ役にイアンサを入れ、シロネンと万葉でバフデバフをかけてヴァレサでダメージを出す編成。
立ち回りとしては、初手ヴァレサの通常攻撃で雷元素付着→シロネン→イアンサ→万葉→ヴァレサとすれば安定して絵巻と翠緑の両方を発動できる。
シロネンの固有天賦2の効果により追加で夜魂バーストが発動することで、ヴァレサの固有天賦2の攻撃力アップが2層維持できるため、シロネンを編成することで役割以上の恩恵がある。
ヴァレサとイアンサのダッシュに加えシロネンの壁移動に万葉のジャンプと、移動性能も高い編成となっている。
万葉の枠は下記に入れ替えも可能。
【入れ替え候補】
閑雲:万葉に比べて対単体向き。翠緑も使えて強力な落下ダメージバフを持つ。会心率バフも可能。空中機動も便利で移動性能がより高くなる。
鍾離:高耐久で安定性重視。翠緑のデバフが無くなるが発動も気にしなくて済む。耐性デバフは20%だが自前で持っており、悠久で35%、岩共鳴で15%のダメージバフが可能で火力への貢献も低くない。
但し、ヴァレサは動き回るため柱が邪魔にならないよう気を付けよう。
その他
小ネタ
- 「ヴァレサ」の由来ははっきりしないが、アフリカ南部に居住しているズールー人の神話に登場する女神「ムババ・ムワナ・ワレサ」ではないかと思われる。
雨雲に住み虹の帽子を被っているとされ、雨や虹、豊穣を司っている。
- キャラクターデザインのモデルはメキシコ発祥のプロレス「ルチャ・リブレ」。
Lucha libreはスペイン語で「自由な闘い」を意味し、他国のプロレスに比べ空中技や機敏なムーブを多用する特徴がある。
また、レスラーの多くはマスクを着用して競技に参加するが、これはアステカ文明の流れを汲む伝統的なスタイルであり、ルチャ・リブレにおいてマスクは特別で神聖なものとして扱われている。
- 公式テキストでは「中堅戦士」と紹介されているが、これは日本語ローカライズのミスである可能性が高い。
中国語でも「中坚战士」と表記されているのだが、これは日本語に訳すと「精鋭戦士」や「中核戦士」といった意味合いになる。
- これまでの少女体型キャラモデルからモデリングが一新されている。これは彼女の肉付きが良い体型を再現するためと思われる。一部では原神プレイアブルキャラで一番体重が重いのではないか?と言われているが真相は謎である。(少なくとも上からプレスされたらひとたまりもないだろう)
- 元素爆発周りにはオマージュネタと思われる名称が多い。
- シャイニングヴェント!:元素爆発名
2002年放送の「仮面ライダー龍騎」に登場するライダーが必殺技発動に使用するアドベントカード「ファイナルベント(FINAL VENT)」に、プロレスの蹴り技「シャイニング・ウィザード」を合わせたものと思われる。(「シャイニング」に関しては同時実装の武器の名前に同じような「輝く」の意味合いもある「ヴィヴィッド」とあるので、単にそういったコンセプトがあるだけかもしれない) - マキシマムドライブ:特殊元素爆発を発動できる状態
2009年放送の「仮面ライダーW」に登場するライダーがガイアメモリの力を最大限に引き出して放つ必殺技「マキシマムドライブ」が元ネタと思われる。なお、そこから繰り出されるWのライダーキックは飛び上がり両足で蹴る。 - 大火山おろし:特殊元素爆発
1974年放送の「ゲッターロボ」に登場しゲッター3に搭乗する巴武蔵が編み出した必殺技「大雪山おろし」が元ネタと思われる。投げ技なので名前以外に特に関係は無い模様。
「おろし」は漢字では颪と表記し、冬季に山や丘から吹き下ろしてくる風のこと。落下攻撃に掛けているのか。
- シャイニングヴェント!:元素爆発名
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