![]() | ネタバレ注意! |
| 本記事には重大なネタバレがあります。閲覧には十分ご注意ください。 |
| スクロースから聞かなければ、アルベドにこんな秘密があるなんて誰が予想できただろう… 誰も見たことがない神秘的な剣。何千年も氷雪に封じられたドラゴンスパイン…この極寒の土地に立ち向かうのが旅人精神! |
腐植の剣
| 雪山の旅の後、あなたとパイモンは再び山麓の冒険者拠点に行くことにした。 |
| パイモン | ん?見ろ、誰かがいた痕跡があるぞ!もしかしたら、他の冒険者が近くにいるんじゃないか? |
| パイモン | 同じ冒険者として気になるな!雪山で奮闘している姿を見に行ってみようぜ! |
スクロースと会話する
| パイモン | あれ、スクロースじゃないか! |
| パイモン | おまえも雪山に探索しに来てたのか! |
| スクロース | うわ!びっくりした…研究報告について考えている時に突然話しかけないで… |
| パイモン | ぼーっと突っ立ってたように見えたけど… |
| スクロース | そ、そんなことない。新しく開発した種が4倍も大きいスイートフラワーの名前を考えてたの。 |
| (旅人) | それは美味しそうだ。 それ、食べられるの? |
| スクロース | あれ?興味があるの?今度見せてあげるよ、絶対ね。 |
| スクロース | 雪山じゃなかったらいつもは持ち歩いていたのに…残念。 |
| パイモン | そういえば、おまえって城内で研究してるんじゃないのか?こんなところでなにしてるんだ? |
| スクロース | ティマイオスと一緒にアルベド先生の実験データの整理を手伝ってたの。ティマイオスはついさっきここから離れていったんだけど、会わなかった? |
| パイモン | 会ってないな。 |
| スクロース | アルベド先生と比べたら、自分はデータを読み解く力がないって落ち込んじゃってね。 |
| スクロース | 先生が見ればすぐに分かるものも、私たちは考えないと分からないから。恐らく、知識と経験の差だと思うんだけれど… |
| スクロース | それで辺りを散歩しに行っちゃったの。で、私は一人ここに残って作業をしてたんだ。 |
| (旅人) | (ティマイオス、サボってるだけじゃ…) |
| スクロース | 本当は作業が終わったら辺りを見て回ろうと思ってたんだけど、報告書から興味深いデータを見つけたの! |
| スクロース | はあ…でもまだ探索の旅には出られそうにないみたい… |
| パイモン | 探索?なにを探すんだ!? |
| スクロース | あれ…あなたたち、もしかして手が空いてるの? |
| パイモン | 空いてるぞ!ちょうどここら辺をブラブラしてたとこだ! |
| スクロース | なら手伝ってくれる?実は…アルベド先生が、私とティマイオスに何か隠しているみたいなの。 |
| パイモン | アルベドはおまえらの先生みたいなもんだろ?生徒相手に隠すことなんてあるのか? |
| スクロース | でも、何かをずっと隠している気がする…錬金術に関する何かすごいものを! |
| パイモン | なにも分かってないのにヤケに自信たっぷりだな! |
| スクロース | だって、私もティマイオスも錬金術の熱狂的な研究者だから。もし別の何かなら、私たちに隠す理由がないもの。 |
| パイモン | あー…確かにその通りかもな… |
| スクロース | アルベド先生の隠し事を調べてくれる?とても気になるの!お願い、お願い! |
| パイモン | んー…どうする? |
| (旅人) | 彼女が知りたがってるなら調べよう。 アルベドの隠し事が気になる。 |
| スクロース | やった!よかった、ありがとう! |
| パイモン | よし!それならさっそく、行くとするか! |
NPC対話
スクロース
| スクロース | アルベド先生の秘密は絶対にすごいはず。じゃないと、隠す必要がないでしょ? |
アルベドを見つけて、彼の秘密を知る
| パイモン | アルベドー! |
| (旅人) | また会ったね。 |
| アルベド | おや?キミたち何しに戻ってきたんだい? |
| アルベド | 道に迷ったのかな? |
| パイモン | 違うぞ! |
| (旅人) | 秘密を調査してほしいと頼まれた。 人に話せない秘密があると聞いた。 |
| アルベド | ん?秘密? |
| パイモン | お、おいおい、なに言ってるんだ! |
| パイモン | こういう時は普通こっそり調査するもんだろ?なんで全部言っちゃうんだよ! |
| (旅人) | アルベド相手に隠し通せないし。 |
| パイモン | うぅ…そうかもしれないけど… |
| アルベド | 丁度いい。ボクもキミに頼み事があったんだ。 |
| アルベド | これを受け取ってほしい。 |
| パイモン | ん?なんだこれ? |
| アルベド | 見ての通り、片手剣さ。 |
| (旅人) | アルベドは鍛造もできるの? 錬金術師と鍛冶屋を兼業しているの? |
| アルベド | 剣はボクが打ったものではない。だが、先ほどそれに錬金術を施した。 |
| アルベド | 試してみたくないかい? |
| (旅人) | え?俺(私)に? |
| アルベド | ボクの研究によると、それは特殊な剣で、キミにしか扱えないだろう。 |
| アルベド | そしてボクは今、その剣のデータが必要なんだ。キミにそれを使ってたくさん戦ってほしい。 |
| パイモン | ちょっと待ってくれ、こいつにしか使えない剣って、どういうことだ? |
| (旅人) | 何か副作用があるのでは? |
| アルベド | なかなか鋭いね。その剣には、ある種の呪いがかかっているんだよ。 |
| アルベド | 普通の人には扱えないが、キミは違う。 |
| パイモン | えっ…? |
| アルベド | つまり、この剣の呪いは唯一キミにだけ害を与えない。だから、キミ以外にボクを手伝える人はいないってことさ。 |
| アルベド | 無駄話はこれくらいにして、この近くで怪物を探してくれるかい。使えば分かる。 |
神秘的な剣を持って戦う
| アルベド | あれはどうだ? |
| パイモン | やっぱり、ちょっと心配なんだけど… |
宝盗団を倒す
| 凶悪な男 | 見つけたぞ!あのクソガキだ! |
| 凶悪な男 | さっさとあれを寄こせ、盗人め! |
| パイモン | 宝盗団?こんな寒いところにも宝盗団っているのか? |
| 凶悪な男 | うるせぇ!寄こせ! |
| アルベド | 気を付けろ! |
アルベドと会話する
| パイモン | オイラたちを盗人呼ばわりするなんて、こいつの方がよっぽど盗人なのに! |
| アルベド | 来るのが早いな。 |
| (旅人) | アルベドは泥棒なの? 何かを盗んだりしてないよね? |
| アルベド | まさか。 |
| パイモン | あいつらが言ってたのって、この剣のことみたいだな。一体どういうことだ? |
| アルベド | なんて目で見るんだ。このボクが剣を盗むはずがないだろう。 |
| アルベド | 少し前、騎士団がモンド城外で宝盗団を捕まえたんだよ。その際、彼らが違法に運搬していた物を全て押収してね。 |
| アルベド | この剣はその中にあったんだよ。誰も取りに来ず、どこから来たのかも不明。ずっと倉庫に放置されていた。 |
| アルベド | 倉庫に荷物を取りに行った時、偶然この剣にボクが気づいてね。まあ、こんな古い剣、錬金術の材料にする以外、使い道はないんだけど。 |
| パイモン | おい、押収された物を自分のものだって言ってたのか! |
| パイモン | それで…その剣を持ち出したと? |
| アルベド | ああ、この剣を使って実験しようと思ってね。ただ、調査していくうちに、これの本当の来歴を知ってしまったのだよ。 |
| アルベド | この古臭い武器はとある鍛冶職人が作った、伝説の魔剣なんだ。 |
| パイモン | 魔剣!? |
| アルベド | 鍛冶職人はこれを完成させたすぐ後に失踪し、剣も行方知らずになっていた。 |
| アルベド | 押収物の中に混ざっていたことから、恐らく宝盗団に盗まれ、ずっとそのままだったんだろう。 |
| パイモン | え!剣を作った人が失踪したのか!?うぅ…こわいぞ… |
| パイモン | それで「呪われた魔剣」なんだな… |
| アルベド | そうだ。 |
| (旅人) | 人が魔剣をつくり出せるなんて… |
| アルベド | キミは「ドゥリン」とこの雪山の話を知っているかい? |
| アルベド | 「ドゥリン」、つまり数百年前に「風神バルバトス」と「トワリン」が共に倒した、モンドの脅威だった黒龍のことだ。 |
| アルベド | 激戦の末、打ち負かされたドゥリンは空から落ち、真っ白い雪の中に打ちつけられた。 |
| アルベド | 雪山に積もる雪が一年中溶けないのは、実に奇妙なことだ。ドゥリンがここに落ちたのは、偶然か、はたまた必然か? |
| パイモン | 必然だって言いたいのか…? |
| アルベド | 雪山を墓場に選んだのは、氷の力でドゥリンの毒を封印するためだったのかもしれないね。 |
| アルベド | バルバドスのような神なら、そんな方法を思いつくだろう。 |
| パイモン | おぉ…吟遊野郎ってそんなにすごいのか… |
| アルベド | これはただのボクの推測だ。だが、この雪山とドゥリンが深く関係していることは確信している。 |
| アルベド | そして、キミの手の中にある剣は、ドゥリンの亡骸が材料として使われている。 |
| パイモン | 龍の亡骸!? |
| アルベド | ああ。死んだ龍の目玉、爪、鱗……それらを粉末にしたものが剣身に塗られている。 |
| アルベド | そうすれば、ドゥリンの穢れと毒が剣の中に溶け込み、その力の源になるんだよ。 |
| アルベド | これは非常に高等な技術だ。鍛冶職人は完成後、きっと喜んで自分の手でその斬れ味を試しただろう。 |
| アルベド | 彼がこの剣を使えば、穢れた力は柄を通ってその体に入り込む。 |
| アルベド | それは常人では抗えない力だ。呪いにより精神錯乱に陥った鍛冶職人は、辺りを彷徨い、もしかしたらその身に何かが起こったのかもしれないね。 |
| パイモン | うわ… |
| (旅人) | …… |
| アルベド | トワリンの涙を浄化したキミは、類稀なる力を持っている。 |
| アルベド | そんな力を持ったキミなら、穢れと毒に侵食されることなく、その危険性も排除できるだろう。 |
| アルベド | そのため、この剣はキミにしか扱えないってわけだ。 |
| パイモン | そう言うけど、やっぱこの剣…あぁ! |
| パイモン | ひ、光ってるぞ!? |
| アルベド | これはまさに実験開始の合図だね。 |
| アルベド | この剣はまだ弱い。だが、これには力を吸収し、どんどん強くなる能力が秘められている。 |
| アルベド | ある意味、これも「生き物」と言えるだろうね。 |
| アルベド | 旅人よ、これを持って冒険してくれるかい。これを成長させてほしい。 |
| アルベド | 近いうちに、全ての推測が検証されるだろう。 |
神に匹敵する存在
| アルベドの思った通り、剣は力を吸収して「成長」する。この特殊な能力は一部の下心を持つ人の狙い目となった。 |
アルベドと合流する
| パイモン | アルベドー! |
| アルベド | 戻ってきたね。 |
| パイモン | たくさん頑張ったんだぞ。この剣を見てくれ! |
| (旅人) | はい。 |
| アルベド | ふむ…やはり。 |
| アルベド | ボクの思った通りだね。この剣は戦いを通じて成長している。 |
| パイモン | 剣なのに、そんなことあり得るのか! |
| アルベド | だから特別なのだろう。 |
| アルベド | そうだ、大事なことを伝える。 |
| アルベド | 付近を調査したところ、怪しい痕跡を見つけた。 |
| パイモン | え、泥棒じゃないだろうな!? |
| (旅人) | 泥棒はむしろ俺(私)たちなのでは? 宝盗団はそう思ってないかも。 |
| パイモン | あっ、確かに。 |
| アルベド | その痕跡を見たところ、調査の必要性があると思う。 |
| アルベド | 泥棒なのか、または別のものなのか、調べれば自然と分かっていくだろうね。 |
調査地点に向かう
| パイモン | 確かに、誰かがいた跡があるな。 |
| パイモン | しかも、一人じゃないみたいだ。 |
| (旅人) | どうやら、宝盗団っぽい。 |
| パイモン | 宝盗団は雪山にまで拠点があるのか…なにを盗むためだ? |
| アルベド | 山の中を一人で行動している冒険者は、まさに格好の獲物なのだろうね。 |
| パイモン | 雪山の世界は弱肉強食ってことか。 |
| パイモン | あいつら、たくさん盗みを働いてるっぽいのに貧乏そうだったよな。なんだか可哀想なやつらだ… |
| (旅人) | 思わず同情してしまう… これもあの人たちの運命なのか。 |
| パイモン | ふん、オイラたちを盗人呼ばわりしたやつらに同情なんてしないぞ! |
| ??? | 誰だ!俺たちの拠点で好き勝手しているのは! |
| パイモン | うわ、見つかった! |
襲ってきた敵を倒す
| パイモン | え?なんでファデュイがいるんだ!? |
| パイモン | あの宝盗団も…ファデュイのことを全く知らなかったみたいだな。 |
| アルベド | ファデュイだって?しかも宝盗団の拠点でボクたちを襲うとは…もしや後を付けられていた? |
| パイモン | でも、なんでオイラたちの後を? |
| パイモン | あ!もしかして、おまえがなにかやらかしたんじゃないだろうな! |
| アルベド | キミ、何かやらかしたのかい? |
| (旅人) | だからしてないって! 何もしてない。 |
| パイモン | うーん…それならオイラたちのせいじゃないな… |
| アルベド | ボクが思うに、ファデュイもこの剣を探しているのだろう。 |
| パイモン | えー?でも、おまえはこの剣をちゃんと隠してたんだろう。なんでファデュイが知っているんだ? |
| アルベド | 雪山で戦うキミの姿を見られたのかもしれないね。 |
| アルベド | ファデュイの目が良ければ、この剣が特別だと気づくはずだ。 |
| パイモン | ファデュイはなんでも欲しがるんだな! |
| アルベド | これは特別だからね。 |
| (旅人) | 似た話を聞いたことあるような… |
| アルベド | ファデュイが神に関する物を集めていることは、キミたちも知っているだろう? |
| パイモン | おぉ、言われてみれば、ディルックの旦那が言ってたような。 |
| アルベド | ドゥリンは風神の敵だ。神に相当する力を持っている。 |
| アルベド | 「神に匹敵する存在」も「神に関係する存在」も、どちらも同じようなものだ。 |
| (旅人) | 道理でファデュイに狙われるわけだ。 |
| パイモン | なるほどな… |
| アルベド | 少し前にこの周辺をスケッチしに来た時、あるものを発見した。 |
| アルベド | この先を少し行ったところに特殊な土地があるんだ。そこの地脈は、他の場所とは違っていてね。 |
| アルベド | 近くの怪物がそこに引き付けられ、影響を受けると身体能力が高くなるんだ。 |
| パイモン | そんなことがありえるのか? |
| パイモン | でも、オイラたちはこの剣を強くすればいいんだもんな?なら、そこに行ってみようぜ! |
| アルベド | そうだね。ついでに異なる敵がその剣に与える影響も観察したい。 |
地脈異常の場所を調査する
| パイモン | どんな感じだ? |
| (旅人) | 剣の力が更に強まった。 異なる敵だけど…同じ力を感じる。 |
| アルベド | ひとつの推測に過ぎないが… |
| アルベド | この剣が敵から力を吸収すると、この雪山に隠されたドゥリンの亡骸と共鳴するのかもしれない。 |
| パイモン | わぁ…なんだかすごそうだな! |
| アルベド | もしこの仮説が成立するんなら、この雪山にいる怪物もドゥリンの亡骸と共鳴できるだろう。 |
| (旅人) | なぜ龍の亡骸と共鳴できるの? |
| アルベド | 恐らく、ここ一帯にいる怪物の力の根源と関係あるんだろうね。 |
| アルベド | ドゥリンは普通の怪物ではない。死してなお、雪山全体に影響を与えているんだよ。 |
| アルベド | 神秘的な龍の力…これはある種の呪いだね。 |
| アルベド | 情報が足りない。もっと詳しく知るにはデータが必要だ。キミに頼んだ理由は、こういった意味もあったんだよ。 |
| パイモン | 話を聞く限りだと、体力仕事だな… |
| アルベド | ボクは研究の片付けがある。一旦分かれて行動し、あとで断橋付近で会おう。 |
雪山に映る怪しい影
| すべて順調に進んでいるようだ。あなたはアルベドと剣について話し合うことにした。 |
アルベドと合流する
| パイモン | アルベド!戻ったぞ! |
| パイモン | あれ、お客さんか? |
| (旅人) | あれ、知っている顔だ。 どこかで会ったような… |
| サイリュス | 雪山は新人にはまだ早すぎるかもしれないが… |
| サイリュス | 冒険とは己の限界への挑戦だろう?困難や刺激のない旅に何の意味がある! |
| サイリュス | 狂暴なヒルチャールの強盗がいたり、膝まで埋まるほどの雪があったりしても、冒険者は決して歩みを止めてはならん! |
| アルベド | サイリュス、要点を言ってくれるかい。 |
| サイリュス | ハハハハ、何を言ってるんだ。会話は探検と同じ、過程が大事なんだ。要点などない! |
| サイリュス | ああ!キャンプ場を強盗に奪われ、氷に覆われた雪の中で火を起こし、飯を作る! |
| サイリュス | 雪山の旅は冒険者協会の新人たちには忘れられない経験となるだろう、ハハハ! |
| アルベド | ああ、そうだね。 |
| サイリュス | 例え今、彼らが俺のことを恨むことになったとしても、未来ではきっと俺に感謝しているだろうな。冒険はこうして受け継がれて行くのだ。 |
| アルベド | ああ、続けて。 |
| パイモン | うわ…興味のないことに対するアルベドは、やっぱり感じが悪いな… |
| (旅人) | 冒険者には全く興味がないみたいだ。 |
| パイモン | そうか?おまえを見てる時のあいつは、楽しそうだぞ。 |
| サイリュス | しかし、新人が弱すぎるのか、雪山が強すぎたのか。今回の損失は酷いものだった… |
| パイモン | なにが酷かったんだ? |
| サイリュス | おぉ…!お前は…! |
| (旅人) | こんにちは、サイリュスさん。 |
| パイモン | 久しぶりだな! |
| サイリュス | やぁ、若き冒険者とその仲間よ、ここで会えて嬉しいぞ。 |
| サイリュス | この極寒の山がお前たちに面倒事を与えてなければいいが… |
| パイモン | 乗り越えられることなら面倒じゃないぞ! |
| サイリュス | ハハハ、そうだな!その自信ある言葉、気に入ったぞ! |
| サイリュス | わざわざ雪風の中ここに来るなんて、何か用事でもあるのか? |
| アルベド | ヒルチャールのデータを採取しにきたんだよ。彼(彼女)には助手として手伝ってもらっている。 |
| (旅人) | (あれ?そうだっけ?) (他人に剣の事を知られたくないみたいだ) |
| サイリュス | なるほど、みんな理想を追い求めここに集っているのだな。 |
| サイリュス | 計画がうまく進むことを願っている。俺は新人たちの様子を見に行く。またな。 |
| パイモン | へへ、オイラなんか分かっちまったぞ! |
| (旅人) | アルベドがサイリュスを誤魔化してた。 |
| パイモン | 魔剣だからな。他のモンドの人には知られたくないんだろう。 |
| アルベド | 聞こえているよ。 |
| (旅人) | さっき、聞かない方がよかった? |
| アルベド | 「いい」も「よくない」も存在しないさ。知りたいことがあるのなら全て話そう。 |
| アルベド | ——しかし今ではない。ボクにはまだやらなければならないことが残っているんでね。 |
| パイモン | やらなければならないこと?うーん、それってどうせ…オイラたちも手伝わなきゃいけないんだろ? |
| アルベド | パイモン、キミはどんどん賢くなっているようだね。 |
| パイモン | なに!オイラはずーっと賢いぞ! |
| アルベド | この付近で怪物の新しい生息地を見つけた。異なる属性の怪物は、我々に違ったデータを提供してくれるだろう。 |
| (旅人) | いつも実験に興味津々だね。 |
| アルベド | 実験には根気が必要なんだよ。錬金術師にとって、何事も突き通すのは基礎中の基礎だ。 |
| アルベド | 準備はいいかい?では行こう。 |
山の中腹に行く
| アルベド | うん?気配がしない。 |
| パイモン | 怪物、出かけてるのか? |
| アルベド | なら、怪物が現れる前に、辺りを散策しようか。それとも、休憩の方がいいかな? |
| (旅人) | 休憩して少しお喋りするのは? |
| アルベド | ボクもそう思っていたよ。 |
| (旅人) | ちょうど聞きたいことがある。 |
| アルベド | …… |
| アルベド | 分かった、何が聞きたいんだい? |
| パイモン | お喋りか?オイラも混ざりたいぞ。場所を開けてくれ! |
| アルベド | キミが今回のことに対して多くの疑問を抱いていることは知っている。先ほども言った通り、全て話そう。 |
| アルベド | ただ、ボクはキミに嘘は吐きたくないのでね。現段階でまだ明かせないことは、省略させてもらうよ。 |
| パイモン | おぉ…意外とさっぱりしてるやつだな… |
| (旅人) | 思っていたよりも誠実な人だ! 思っていたよりも清々しい人だ! |
| ??? | Tigaplata! |
| パイモン | うんうん!…え? |
| ??? | OdomuMovo! |
| (旅人) | アルベドが叫んでるの? |
| アルベド | そんなわけがあると思う? |
| (旅人) | パイモンが叫んでるの? |
| パイモン | 違うぞ!なんでアルベドじゃなくてオイラを疑うんだ! |
| (旅人) | あっ!ヒルチャールだ! |
襲ってくるヒルチャールを倒す
| パイモン | こいつ、ここでなにしてたんだ? |
| パイモン | あ!逃げるぞ。なにか持ってる! |
アルベドと会話する
| パイモン | おまえら見たか?あのヒルチャール、本のようなものを持って逃げて行ったぞ。 |
| アルベド | しまった…ボクのスケッチブックだ。 |
| (旅人) | 偉大な画家になりたいのかも。 錬金術の勉強がしたかったのかも。 |
| パイモン | オイラは普通の泥棒だと思うぞ。 |
| アルベド | ボクのスケッチブックを盗むとは、ふん、いい度胸をしているようだ。 |
| パイモン | アルベドが静かに怒っている… |
| (旅人) | 手伝うよ! |
NPC対話
アルベド
| アルベド | スケッチブックにはイラストとメモがある。必ず取り戻そう。 |
足跡を追ってヒルチャールを追撃する
| パイモン | 頑張れ!遠くへ逃げないうちに、盗まれた物を取り返そう! |
アルベドと会話する
| パイモン | 道が途切れているな。洞窟の入り口しかないぞ。 |
| (旅人) | 中に入ったのかも? |
| アルベド | 足跡から推測するに、ここへ入っていったようだね。 |
| パイモン | それならオイラたちも行こう!逃がすもんか! |
| アルベド | 待った。 |
| アルベド | この雪山の体積は尋常ではない。この中の道も、恐らく想像を超える険しさだろう。 |
| アルベド | …… |
| アルベド | 感じるかい?風に混じる氷と石の匂い…そしてこだま。この中の空間はとんでもなく広いだろうね。 |
| パイモン | 本当だ! |
| アルベド | 軽率な行動は控えた方がいいだろう。 |
| パイモン | でも…せっかくここまで追いかけてきたんだぞ!このまま逃がしちまうのか! |
| (旅人) | あのスケッチブック、大切な物だよね? |
| アルベド | ああ、大切だ。だが、それでも無謀な行動は控えるべきだよ。 |
| アルベド | もう一つ道がある。ただ、少し苦労するだろうけどね。 |
| アルベド | ボクの考えが間違っていなければ、この洞窟の出口は山の反対側にあるはずだ。 |
| アルベド | キミもボクも飛ぶのが得意だろう。準備するんだ。一気に飛んで行こう。 |
NPC対話
アルベド
| アルベド | 進める道は、肉眼で見える場所だけではない。 |
風域を利用してヒルチャールに追いつく
| パイモン | おい、あそこに野営地があるぞ! |
装置を起動させヒルチャールを引き寄せる
| パイモン | すごい数だ。オイラたちを包囲するつもりか? |
| パイモン | こいつらなかなか賢いんだな…これもドゥリンの亡骸の影響か? |
敵を倒してスケッチブックを取り戻す
| パイモン | あ、スケッチブックだ!頭領が持ってたんだな! |
| アルベド | ふむ、少々破けてしまったようだ… |
| アルベド | ボクは先に戻って応急処理を施すよ。錬金場で会おう。 |
| パイモン | アルベド、なんか慌ててたな。やっぱり、スケッチブックは芸術を理解できないやつに奪われちゃいけないってことだな! |
拠点に戻りアルベドを探す
| パイモン | アルベド、作業は順調か? |
| アルベド | まあまあだよ。いくつかのページが破られていたが、それ以外は無事だった。 |
| アルベド | 雪山の気温は低すぎる。特にあの洞窟付近の気温は耐えがたいレベルまで達していた… |
| アルベド | その上、ヒルチャールが唾を本に垂らしていた。凍った紙があのような低温にさらされたらどうなるか、考えたくもない。 |
| パイモン | 凍った紙って、触ったら粉々になるんだろう? |
| (旅人) | そんな状態から修復できるなんてすごい。 |
| パイモン | さすが錬金術師だな! |
| パイモン | もしスケッチブックがボロボロになってたら、アルベド絶対キレてたよな? |
| アルベド | どうしてそう思うのかな? |
| パイモン | だっておまえ、イラストとメモをいっぱい書いたって言ってただろ。 |
| アルベド | 確かに、このスケッチブックはボクが常に持ち歩いていたものだ。 |
| アルベド | だが、こんなもののために本気で怒ったりはしないよ。 |
| アルベド | もし取り戻せなかったら、また新しく描けばいい。 |
| パイモン | えっと…思ったより冷めてるんだな… |
| (旅人) | そうは思わないな。 そういう時はもっと怒るべきだ! |
| アルベド | そうなのかい? |
| (旅人) | だって、それは真剣に描いたものだ。 |
| パイモン | そうだそうだ! |
| (旅人) | 絵には思い出が詰まっている。 |
| パイモン | その通り! |
| (旅人) | それを簡単に諦めてはいけない。 |
| パイモン | そうだぞ!オイラもそれが言いたかったんだ! |
| アルベド | …そうだね。描き直すのも手間がかかる。 |
| パイモン | アルベドは天才だから、人と考え方が違うのかもしれないな? |
| パイモン | だって、おまえは他のやつにできない事もできるし、知らないことも知ってるだろ? |
| パイモン | そういう人はたまに変なところで大雑把なんだ。賢い人の悪いところだな。 |
| (旅人) | 彼もパイモンのこと賢いと言ってた。 |
| アルベド | パイモンは興味深い生物だ。 |
| (旅人) | パイモンもたまに大雑把になるのか? パイモンも悪いところがあるのか! |
| パイモン | おい!なんでもオイラと重ねるんじゃない! |
| アルベド | では、話題を変えよう。サイリュスが言っていたが、雪山のヒルチャールは冒険者を襲って荷物を奪うそうだ。 |
| アルベド | さっきのは、きっとそのヒルチャールたちの拠点だろうね。 |
| (旅人) | ここのヒルチャールは強い。 |
| パイモン | ああ、あの一帯のヒルチャールは、麓のやつらに比べてかなり強かったな。 |
| アルベド | ボクもそう思う…恐らくこれも「龍」と関連しているんだろうね。 |
| アルベド | ドゥリンの亡骸の穢れた力は怪物を強化する。その上この寒さだ。雪山にはいくつもの無人区域が存在するだろう。 |
| アルベド | 旅人よ、剣を見せてくれないか。 |
| アルベド | 雪山の戦闘を経て、この剣は力を吸収し、その内へと蓄えられている。 |
| アルベド | そしてキミの浄化の力により、龍の血に汚染された力がろ過されたようだ。 |
| アルベド | これはとても面白い現象だね。 |
| パイモン | オイラたちに掛かれば、手慣れたもんだぜ! |
| アルベド | キミに浄化の力があるとは知っていたが…なるほど、これが…まさに百聞は一見に如かずだ。 |
| (旅人) | 力を蓄えられる剣って危険だと思う。 |
| アルベド | 確かに安全な武器であるとは言えない。 |
| パイモン | ヒルチャールに奪われなくてよかったな!雪山のヒルチャールがもっと強くなっちゃう… |
| (旅人) | ファデュイの方がもっと危険じゃない? 宝盗団の方がもっと危険じゃない? |
| パイモン | ヒルチャールも危険だぞ!もしあいつらが力を得たら、きっと…超、いや、究極ヒルチャールになるぞ! |
| (旅人) | ヒルチャール魔人! |
| パイモン | ヒルチャール悪魔人! |
| (旅人) | ヒルチャール悪雪魔人! |
| パイモン | 雪って付くと弱そうに感じるな… |
| パイモン | そういえば、この剣ならアルベドの力も吸収できるんじゃないか? |
| アルベド | …… |
| アルベド | 試してみたいと? |
| パイモン | うわ!視線が氷のように冷たいぞ! |
| (旅人) | パイモンは冗談を言っただけだよ… パイモンは悪意がないよ… |
| アルベド | いや、気にしていないよ。とにかく、キミには引き続きその剣を使ってほしい。 |
| パイモン | でも、こんな危険な剣をオイラたちに任せて大丈夫なのか? |
| パイモン | アルベドは表情と頭の中で考えてることが全然違うからわからないぞ! |
| アルベド | 違う…とはどういうことだ。 |
| アルベド | だが、なぜキミたちにここまで託すのかについて、それは… |
| アルベド | 「異常者」同士、ある種の共通認識を感じているからかもしれないね。 |
| (旅人) | 異常者? |
| アルベド | 孤独な個体…普通の人とは異なる体…ボクとキミのようなね。 |
| (旅人) | (……?) (どういう意味だろう?) |
招かれざる客
| 雪山に思わざるを得ないことが頻発している。神秘で隠蔽な拠点、突然現れた泥棒、招かれざる敵。この剣があなたの手元にある限り、面倒なことは次々とやってくるだろう。その中には強引に剣を奪おうとする者や見たことのない魔物さえいた。 |
アルベドを探す
| パイモン | アルベド!また来てやったぞ! |
| パイモン | ん?いないみたいだな? |
| パイモン | 調査に出かけたのか?それとも秘密のスケッチでもしに行ったのか… |
| スクロース | あ!あなたたち! |
| パイモン | スクロースじゃないか。ここで何してるんだ? |
| スクロース | 研究がひと段落したから、今日は約5時間26分程、暇な時間があるの。 |
| スクロース | だから、あなたたちにお願いしていたことについて聞きに来たんだけど。 |
| パイモン | 細かいな!おまえは人間時計なのか? |
| スクロース | いやいやいや、褒められるようなことじゃないよ… |
| パイモン | 褒めてない! |
| スクロース | 旅人さん、き、聞いてもいいかな?前にお願いしたアルベド先生の隠し事についてだけど、調査は順調? |
| パイモン | オイラの感覚が間違っていなければ、それはもう1週間以上も前のことだぞ。 |
| (旅人) | もう忘れてたかと思った。 |
| スクロース | そんな…!! |
| スクロース | い、1週間以上!?だって、私…あっ! |
| スクロース | うぅ、実験に夢中になりすぎて完全に忘れてた… |
| パイモン | 時間に厳しいのかルーズなのか… |
| スクロース | つ、つまり!もう答えが分かったってことだよね? |
| (旅人) | うん、そうだよ。 全部分かった。 |
| スクロース | よかった、教えてくれるかな? |
| (旅人) | パイモン、どう思う? |
| パイモン | うーん…教えても大丈夫じゃないか? |
| パイモン | 見せるだけで、触らせなければ… |
| スクロース | 待って、何を言っているの? |
| スクロース | これは…? |
| (旅人) | これがアルベドの隠し事だ。 これが知りたがってたものだ。 |
| パイモン | これはすごい剣なんだ。でも、絶対に触っちゃダメだぞ。 |
| スクロース | んー…これは… |
| スクロース | …!!こ、こんなの!今までに見たことない… |
| パイモン | ふふん、存分に見てくれ!なんだかオイラ、妙に気分がいいぞ! |
| 剣のことをスクロースに教えた後… | |
| スクロース | すごい、こんな神秘的な武器は初めて見た。 |
| スクロース | 剣の中に力が流れているのを微かに感じる…まるで生きているみたい。 |
| パイモン | そんなことまで分かるのか? |
| スクロース | 錬金術を学んでいるおかげかも。 |
| スクロース | 絶対の自信はないけど、確かに何か「流れている」感覚がする。あまり正確な言葉ではないから…ふ、普段の私は使わないけど。 |
| スクロース | 信じて。私、普段はこんな曖昧な言葉は使わないの! |
| パイモン | はいはい、分かったから。 |
| スクロース | 旅人さん…この剣で戦える? |
| スクロース | もっと詳しく知りたいけど、私には使えないから。あなたにお願いしたいの。 |
| (旅人) | アルベドには内緒だよ。 見つからない場所に行こう。 |
| パイモン | それなら人目の付かないような場所を探そう! |
魔物の生息地で剣試しをする
| スクロース | すごい、こんな武器初めて見た… |
| スクロース | あなたもすごいよ。戦う姿も剣を振る気迫も全て完璧だった。 |
| (旅人) | それほどでも。 |
| スクロース | この剣は特別。詳しく研究するつもりはないのに、ついつい目を奪われてしまう… |
| パイモン | それは剣じゃなくて、おまえの性分だと思うぞ… |
| スクロース | 危険で魅力的で神秘的な片手剣。うん、間違いない。 |
| スクロース | こんな重要な物をあなたに託すなんて、アルベド先生からすごく信頼されているみたい。 |
| (旅人) | そんなに信頼されていたとは。 ありがたいことにね。 |
| パイモン | ふふん、これもオイラたちの実力のおかげなんだぞ。 |
| スクロース | 私もそう思う。 |
| スクロース | でも、あなたたちに渡す前の剣は、まだ力を大して吸収していなかったんだよね…どうしてアルベド先生は、これが特別だって気付けたんだろう? |
| パイモン | 閃きに理由は必要ないんだぞ。オイラがニンジンとお肉のハニーソテーが食べたいのと同じだ! |
| スクロース | あ…そう言えば、今日はまだ何も食べてない。 |
| スクロース | 実験を終えてすぐここに来たし、雪に埋もれた冒険者を見かけて、助けるのにかなり労力を使ったから… |
| スクロース | (ぐぅー…) |
| (旅人) | お腹が空いたの? |
| スクロース | うわ、わわわ!ち、違うよ… |
| パイモン | 恥ずかしがるな、素直になれ! |
| スクロース | え、えっと… |
| パイモン | じゃあ、オイラが言うぞ。お腹空いた!ご飯が食べたいぞ! |
| (旅人) | お腹空いた! ご飯が食べたい! |
| スクロース | おな…お腹空いた、ご飯… |
| スクロース | うわああ、やっぱり恥ずかしい! |
| パイモン | そんなことないぞ。お腹が減ってるときに食べるのが一番うまいんだ。 |
| スクロース | え、そうなの? |
| パイモン | そうだぞ!元気出して、食べ物を探しに行こう! |
| パイモン | この雪だらけの場所で、ニンジンとお肉のハニーソテーを食べられたら最高だろうな。 |
スクロースについて行き冒険者拠点へ向かう
| うっかりパラド | うう…う…ああ… |
| スクロース | パラドさん!? |
| スクロース | か、帰ってなかったの? |
| パイモン | モンドのうっかり冒険者じゃないか?サイリュスと一緒に雪山に探検しに来たのか? |
| うっかりパラド | さささささ寒い——ハックション! |
| スクロース | 雪から掘り出してあげた後、ずっとここにいたの!? |
| うっかりパラド | み、道に迷ったな…すまない… |
| うっかりパラド | う、ううう…凍え死ぬ、もう動けない… |
| スクロース | はあ、パラドさん、雪山の旅を甘く見すぎ。 |
| (旅人) | 連れて帰ろう。 |
| スクロース | でも、この様子じゃ支えてあげないと歩けないよ… |
| パイモン | だとしても、放っておけないだろ? |
| スクロース | 確かに…すみません旅人さん。か、代わりに謝るね。 |
| ??? | 他の人の心配をしてる場合か? |
| パイモン | あ!またファデュイだ! |
| ヴァディム | 我々がここに来た理由はわかっているな。 |
| ヴァディム | 剣を渡さない限り、誰も帰さない! |
| スクロース | だめ、剣を渡さないで! |
| (旅人) | もちろん渡さない。 誰にも奪わせない! |
| パイモン | その意気だ!さっさとやっつけよう! |
| スクロース | パラドさん、安全な場所に行こう!さあ! |
| ヴァディム | ふん、誰も逃がさん! |
| ヴァディム | その剣は偉大な執行官「淑女」様に献上するのだ! |
剣を奪おうとするファデュイを倒す
| アルベド | 騒がしいと思ったら、やはりキミたちか。 |
| アルベド | 何を争っていたんだい? |
| スクロース | ア、アルベド先生…わざとじゃないんです… |
| アルベド | スクロース、キミは資料を整理していたのでは?なぜここにいるのかな? |
| アルベド | しかも、氷に覆われた場所でこんな危険な相手と戦うなんて… |
| (旅人) | た、戦いました。ごめんなさい… |
| パイモン | オイラまで申し訳なくなってきたぞ… |
| スクロース | うあ、あわ、私はただ…ごめんなさい、ごめんなさい、私はたまたまここに… |
| アルベド | ふむ、何かキミの興味を引く物でもあったのかな。 |
| (旅人) | 剣のことを彼女に教えたんだ、ごめん。 |
| アルベド | 全部教えたのか? |
| パイモン | 剣の力と由来についてしか教えてないし、触らせてないぞ!そこはちゃんと気を付けたからな。 |
| アルベド | いいさ、どうせ隠し通せなかっただろうしね。 |
| アルベド | スクロースの知識と秘密に対する探究心は、非常に錬金術の研究に向いているよ。 |
| スクロース | はうぅ…もう迷惑かけません!私が新しく開発した「種が4倍大きいスイートフラワー」にかけて誓います! |
| アルベド | 迷惑だなんてことはない。ただ心配だっただけだ。次からは気を付けるんだよ。 |
| アルベド | それで、そこにうずくまっている冒険者はどうしたのかな? |
| スクロース | 先ほどの戦闘中、私がパラドさんを守っていたので、たぶん怪我はしてないと思うんですけど。 |
| うっかりパラド | さ、寒い… |
| パイモン | さっきの戦闘中、じっとしてたから体が冷え切ったみたいだな。 |
| スクロース | ああ、そんなことになってるなんて思いもしなかった…私のせいで、すみません! |
| スクロース | アルベド先生、少しパラドさんの様子を見てきます。 |
| アルベド | ああ。 |
| パイモン | スクロースは頭が固いけど、心の優しい子供だな。 |
| (旅人) | 自分より大きい人を子供と呼ぶのは変。 |
| パイモン | 確かに。 |
| アルベド | スクロースは目を離すとすぐ変な所に行ってしまうんだよ… |
| (旅人) | 若者は皆同じだ。 |
| アルベド | そうだね。 |
| (旅人) | 彼女もわざとじゃないから怒らないで。 |
| アルベド | 心配するな、怒っていないよ。 |
| パイモン | ん?なんか、剣が光ってないか。 |
| アルベド | おや?また変化が… |
| アルベド | 剣の力がさらに強くなっているようだね。何があったんだい? |
| (旅人) | さっきファデュイと戦った。 |
| パイモン | この辺りのファデュイは、只者じゃないようなやつが何人もいるんだ。 |
| アルベド | 前にはなかった新しい力か… |
| アルベド | だから、剣が大幅に成長したんだね。 |
| うっかりパラド | さ、寒い… |
| スクロース | もう少し頑張って! |
| うっかりパラド | あ、あれは…火? |
| うっかりパラド | 火だ!火にあたらせてくれ! |
| アルベド | 待て…! |
| (旅人) | 危ない! |
| うっかりパラド | うわ…うわあああ!! |
| スクロース | あの樹… |
| スクロース | 復活した! |
急凍樹を倒す
| うっかりパラド | うわ!?な、なんだ! |
| アルベド | 全員、戦闘準備! |
アルベドと会話する
| アルベド | 龍の力…龍の生命力は、枯れた植物をここまで復活させられるのか… |
| アルベド | 実に不思議だ。 |
| パイモン | ただの枯れ木かと思ったのに、怪物だったのか! |
| パイモン | 丸呑みにされるところだったな! |
| パイモン | でも、なんでよりによって今日、突然こんなことが起きたんだ? |
| アルベド | 剣が地面に落ちた衝撃で、力が外に流れ出たのかもしれないね。 |
| うっかりパラド | すまない。ここにいさせてくれ!頼む! |
| うっかりパラド | もう絶対に変なことはしないから! |
| スクロース | あ、パラドさん…そんな地面に生えてるキノコみたいに膝を抱えなくても… |
| アルベド | はあ。 |
| アルベド | 急凍樹がこんな場所で枯れていたのは、もしや穢れた力を吸収できなかったからだろうか。 |
| アルベド | 旅人の能力によって浄化された純粋な元素力は、怪物を復活させただけでなく、強化までしたようだね。 |
| アルベド | そして、純粋な生命力は再生力も上げるようだ…恐らく、今後も襲ってくるだろう。 |
| (旅人) | 想像より面倒なことになってるようだ… 自分にこんなすごい力があったとは! |
| アルベド | ボクもこんなことは初めてだ。 |
| アルベド | このような珍しい状況に遭遇できたのも、ある意味では収穫かもしれないね。 |
| アルベド | スクロース。 |
| スクロース | あ、はい! |
| アルベド | あの冒険者をキャンプ場まで送ってくれるかい。 |
| スクロース | 分かりました、先生! |
| アルベド | ここの問題に関しては、すまないが…再びキミにお願いしなければいけないようだ。 |
| (旅人) | 尽力するよ。 |
| パイモン | 予想外の面倒事も頼まれるなんて、オイラたちますます強くなってるみたいだな! |
