敵/深罪の浸礼者

情報

攻撃タイプ	遠近両方
元素	炎、氷、水、雷
攻撃元素	炎、氷、水、雷
討伐分類	BOSS
タイプ分類	BOSS
報酬分類	征討の花

深罪洗礼

かつて、真実を渇望する者は、大地の奥深くで漆黒に覆われた天外の世界を垣間見た。今も穢れた福音を囁きながら、「真実」の楽園に通じる道へと世の人々を導いている。

ドロップ

常闇の輪

白朮 綺良々

→素材逆引き/フィールドボス素材

出現箇所

• テイワット大陸
  • スメール《荒石の蒼漠》ドゥル・カルナイン峠・地下洞窟

• 世界任務

  任務名	進捗	目的	説明	レベル	備考
  ハートとブルームーンの情念	カイガ、ユメ＆ロボット犬	ジェイコブを倒す	結局のところ、全ての問題の根源は「心」にあるのかもしれない。	世界ランク8(Lv.87)
  藻海が残したもの	藻海が残したもの	ジェイコブを倒す	「イプシシマスの塔」に入ってみると、なんと内部は…	世界ランク8(Lv.90)

攻略

「我が罪過を浄めて進ぜよう。」「ああ……迷える旅人よ！」
アビスの使徒・詠唱者と同様に、アビスに属する存在でありながら言葉と知性を保っているボスエネミー。「進化」により、さらなる肢体を得ている。これまでに登場してきた使徒たちが扱うすべての元素と特性を用いて攻撃してくる、アビスの使徒系エネミーの集大成と呼ぶべき存在である。

炎、氷、水、雷の4元素全てを扱うことが可能なポテンシャルを持つが、一度に使用可能な元素は3つだけであり、戦闘毎ではなくリアル時間の日替わりで使用元素が切り替わる。
炎氷雷、炎氷水、炎水雷、氷水雷の順でループ。水以外、雷以外、氷以外、炎以外の3元素と言い換えても良い。切り替わりタイミングはデイリーの切り替わりと同じで日本サーバーであれば午前5時。
例によって強固な元素シールドを持つが、HPの減少に伴ってシールドを張ることはなく、こちらの攻撃によるシールドの破壊、もしくは時間経過による自発的な切り替えによってシールドの元素と耐久値をリセットする。敵の背中にある3つのエネルギーのうち、頂点にあるエネルギーの色が展開中のシールドが持つ元素に対応しており、元素シールドが切り替わると3つあるエネルギーが反時計回りに回転する。
シールドの耐久値はそこまで高くないが、シールドを破壊してもダウンは短時間で終わり、すぐに使用元素を変更してシールドを回復させてしまうため、攻撃のタイミングは限られる。
攻撃チャンスは2種類あり、1つは戦闘開始時に必ず使用してくる元素の輪の詠唱中に全ての元素の輪を破壊すること、もう1つは3種類の元素シールドを全て破壊することで、どちらの場合も比較的長時間ダウンして隙を晒す。この際にラッシュをかけよう。
なお、ダウンから復帰すると再び3元素を切り替えて戦うサイクルに戻る。
大ダウンさせるか全ての元素の輪の破壊を2回達成する度にシールドの強度が2回まで半減し、最終的に炎、氷、水のシールドは元素量が3Uに、雷のシールドは2Uとなり、弱点元素の攻撃2回で破壊できるようになる。

“アビスの使徒系エネミーの集大成”と述べたように、炎モードではチーム全員のHPを割合で削るアビスの炎の烙印、水モードではスキルCT増加効果、氷モードではスタミナ減少効果、そして雷モードでは元素エネルギー減少効果という、アビスの使徒/詠唱者たちが持つ特殊効果を全て付与してくる。

攻防ともに異なる3元素を駆使して戦うため、戦闘時には異なる元素攻撃が可能な編成を考える必要がある。
効率よく元素シールドを削る為には、敵がどの元素の組み合わせの場合でもこちらも対応した2~3種の元素を要求される。アビスの魔術師・使徒・詠唱者の張る元素シールドと違い、直接的なダメージは完全に無効化されるので火力のみで無理やりシールドを破壊するのは不可能である。素直に元素反応を使おう。
どの元素でシールドをどの程度削れるかについては元素反応による消費を参照。
考えるのが面倒なら、炎・水・草の3名をとりあえず編成しておくのがオススメ。この3つが揃っていればどの組み合わせが来ても対応することができる。
アビス系エネミーの例に漏れず元素シールドに苦労させられるが、何回もバリア割りをしなければならない分本体のHPはボスの中でも低い。効率よくシールドを破壊し、本体に火力をぶつけよう。

非戦闘時には姿が見えないが、出現地点周辺にはその日に使用してくる元素の色のエネルギーが漂っているため、戦闘前に使用元素を確認することが可能。

深境螺旋12層や幻想シアター、幽境の激戦に出現する個体は扱う元素の組み合わせが日替わりではなく固定化されており、討伐一覧で確認可能。幽境の激戦のハード以下以外の戦闘ではフィールドにて初手に展開していた元素の輪は使わず、即時元素シールドを展開するフェーズに入る。また、大ダウンの後に再展開したシールドが劣化しなくなっている。
これらの戦闘コンテンツでは他のステージの敵への対応も考える必要があるため、いるだけでこちらの編成をかなり縛ってくるこのボスは厄介な存在となる。
特に雷が含まれない場合は2倍反応にこだわると3枠も元素が縛られてしまう。雷元素キャラなら雷シールド以外はある程度通る上、上記の通りシールドはさほど硬くないため、2倍反応で強力なパーティが組めないようなら雷でゴリ押すのも手である。

幽境の激戦の難易度エクストラ以上に登場する深罪の浸礼者・厳然たる残響は地脈の乱れで強化された個体。冒涜的なまでの悍ましい深淵の力を行使し、災いを引き起こす。
特殊個体と同じく開幕からシールドフェーズに入り、雷、炎、水の順に元素シールドを展開する。各種シールドは通常種の1.5倍硬くなっている。
シールドにはダメージが蓄積する仕様があり、破壊するとシールドに与えたダメージに応じた固定ダメージが本体に入る。
それら以外に変わったギミックは無く、いかに素早く元素シールドを破壊し、剥き出しの本体に火力を叩き込めるかが重要となる。

◯討伐一覧での名称と元素シールドの順番
以下は深境螺旋や幻想シアターで表示されていた討伐一覧での名称と元素シールドの順番の関係を表にしたもの。水氷雷の組み合わせにおける名称はまだ登場していない。

行動パターン

移動は特定の行動時のみ行う。基本的にはその場に留まり、展開している元素シールドに応じた多彩な飛び道具を使う。
どのシールド展開時でも攻撃力が非常に高く、広範囲を攻撃してくる。シールドをなかなか割れないと常に厄介な攻撃に晒されてしまう。
アビスの詠唱者のように常にこちらのいる方向を向こうとしてくる。

共通

• 元素の輪
  「我が真なる恩恵を称えよ！至福を賜るのだ！」「アビスの理は万物を許す、救う！」
  戦闘開始直後に必ず使用してくる大技。3つ目の元素シールドを展開し始めてから25秒間破壊せずにいても使用してくる。深境螺旋や幻想シアターに出現する個体は開幕では使わない。
  3種類の元素宝珠を自身を中心に正三角形状に配置して「元素の輪」を創造、約12秒が経過すると大爆発させる。3つ目の元素シールド展開時には破壊されていない元素シールドに対応する元素宝珠をランダムに1つ配置する。
  爆発の範囲はかなり大きく、それぞれの宝珠の攻撃範囲は重なっているため、複数の爆発を食らうと元の大ダメージが元素反応で増幅されて数万ダメージを食らう可能性がある。
  元素の輪は元素攻撃で破壊可能で、全ての輪を破壊すると浸礼者が長時間ダウンする。
  いずれの輪も弱点となる元素なら一撃で破壊できる。
  モーション中は元素シールドを展開していないが本体の耐性が大幅に上昇しておりダメージが通り難い。
  元素の輪を破壊してもそのダウン中に倒し切るには相当な火力が必要だが、破壊しておけば以降の元素シールドの耐久が半減するので基本的には輪の破壊に徹することが最適解。
  元素宝珠の配置は浸礼者の向きに合わせて固定。配置は3元素に応じて特定の順番で配置される。
  無相シリーズと違って本体に近いところで攻撃を仕掛けると攻撃が本体に向きやすいので注意。
  弓の重撃であれば狙い通りの場所を攻撃できるため確実。
  
  
• 元素バリア・多相
  元素の輪の次に入る段階。以降は倒されるまでこの状態のままとなる。深境螺旋や幻想シアター、幽境の激戦の難易度マスター以上の個体は開幕からこの段階に入る。
  攻撃を防ぐ元素シールドを展開する。この敵の元素シールドはダメージを完全に無効化する。シールドがある間は本体にダメージを与えられない。
  元素シールドの種類によって敵の攻撃パターンが変わる。
  シールドを破壊するたびに短時間ダウンし、すぐに別元素のシールドを再展開する。破壊されたシールドは大ダウンから復帰するまでは使えなくなる。
  シールドを3元素分破壊すると長時間ダウンする。長時間のダウン復帰後にはシールドを再展開し、全シールドが復活して行動パターンが仕切り直される。
  フィールドの個体の場合、長時間ダウンを奪った後に再展開されるシールドは耐久値が半減する。元素の輪と合わせて、合計2回までシールド耐久値の半減は行われる。
  この敵は3元素のシールドを固定のローテーションで回しており、これにはいくつかバリエーションがある。
  ローテーションについての詳細は上記を参照。
  • 元素変更
    「真典顕現！」「外法浄化！」
    1、2つ目の元素シールドを展開してから約30秒が経過すると使用。3つ目の元素シールド展開時には使用しない。
    シールドを解除して現在使用している元素と次に使用する元素の2つのエネルギー球を生成し、それらにエネルギーを送り込んで大爆発させ、使用元素を変更すると同時にシールドを再展開する。
    数秒間だけだがシールドが解除されて耐性値も上昇しないので攻撃チャンスになるが、爆発の範囲と威力は共に大きいため、巻き込まれないように注意。
  • 元素バリア・入り乱れる狂喜
    厳然たる残響のみ使用する。
    雷、炎、水の順に元素シールドを切り替える。
    シールドの耐久値が通常種の1.5倍になっており、かなり硬くなっている。
    雷元素シールド時において、ワープを使う頻度がかなり低下している。
    この敵のシールドにはダメージが蓄積していき、破壊すると本体にそれに比例した固定ダメージが入る。シールドと同じ元素の攻撃の場合は無効化され、ダメージは蓄積しない。無効化される攻撃にはスライムや無相元素の時のように無効と表示される。
    しかし、このダメージはそこまで高くならないため、あえて破壊せずにシールドにダメージを蓄積させようとする戦術は有効ではなく、素早くシールドを破壊した方が早い。

炎

シールドの耐久値は炎12U。厳然たる残響は18U。
座標攻撃の火柱を多用し、炎の烙印による侵蝕ダメージと併せてこちらのHPをガンガン削ってくる。
シールドには水元素が最も有効。次点で雷元素が効く。炎、草元素は無効。

• 淵炎の火柱
  「焼け焦げた荒れ野よ！」「贖罪の道！」
  自キャラの足元から のような配置で7本の火柱を噴出させる炎元素攻撃。攻撃までが速く、足元に予兆が見えたらすぐに逃げないと当たりやすい。
  • アビスの炎の烙印
    パッシブスキル。
    この火柱に当たると淵炎のものと同じ性質を持つアビスの炎の烙印が付与され、短時間後に侵蝕ダメージが炸裂して控えを含むチームメンバー全員のHPが減少する。
    減少量は各キャラクターのHP上限に対する一定割合となる。
    一度烙印を付与されてしまうと、ダッシュ回避の無敵時間やシールドでは侵蝕ダメージは回避できない。元素爆発なら出撃キャラのみ回避可能。
    控えのキャラクターの体力は最大値の15%以下にはならない。
    また、シールドで受けた際には烙印は付与されない。
    
    
• 火球投射
  「罪悪を燃やし尽くせ！」
  地面から4つの大きい火球を召喚し、連続で打ち出す炎元素攻撃。弾が大きく近距離にいると避け難い。1つあたりの威力が高めで、複数発当たると即死の危険がある。

水

シールドの耐久値は水12U。厳然たる残響は18U。
スキルのクールタイムを増やす攻撃を使う。ゲームデザイン上、元素スキルや元素爆発に依存するキャラは多く、これを1発喰らうだけでまともに動けなくなる。
シールドには草元素が最も有効。次点で氷、雷元素。水元素は無効。ボスゆえに凍結は無効化されるため、アビスの魔術師・水やアビスの使徒・激流のように凍結でハメることはできない。

• 激流の刃
  「汝の罪を許そう。」
  紺色の板状の水刃を2~6回射出し、最後に威力と範囲が少し高い十字型の刃を射出する水元素攻撃。
  この攻撃に当たるとチーム全員の元素スキルと元素爆発のクールタイムが6秒増加する。
  CT増加の効果はクールダウン中のスキルのみが対象で、シールドで受けた際には発動しない。
  追加効果は凶悪だが追尾性は無く、距離を取って横にダッシュしていれば回避は容易。
  
  
• 水球投射
  「諸悪を洗い流さん！」
  地面から4つの大きな水球を召喚し、連続で打ち出す水元素攻撃。着弾すると狭い範囲が爆発する。弾が大きくて近距離だと避け難い上、1つあたりの威力が高く、複数発当たると危険。

氷

シールドの耐久値は氷12U。
スタミナを減らす攻撃を使う。
シールドには炎元素が最も有効。次点で雷元素、氷砕きも効く。水、氷、草元素は無効。
通らない元素が多いシールドであり、編成によっては苦労しやすい。

• 落霜の槍
  4本の藍色の氷槍を召喚し、連続で射出する氷元素攻撃。全てこちらを狙ってから発射される。追尾性は無いのである程度離れて左右に避ければかわせる。
  被弾するとスタミナが80減少する。被弾後3秒以内に再度被弾した場合には、スタミナ減少値は25になる。
  シールドで受けた際にはスタミナが減少しない。
  
  
• 氷刃射出
  「冥封の刑を受けよ！」
  紺色の板状の水刃を2~4回射出し、最後に威力と範囲が少し大きい十字型の刃を射出する氷元素攻撃。横にダッシュし続ければ避けられる。
  
  
• 氷の炸裂
  「苦しみ、すなわち悟り！」「報いは訪れる！」
  こちらが近距離にいると頻繁に使う。自身の周囲に氷元素を炸裂させる氷元素攻撃。判定は一瞬なので集まってきた氷が炸裂する瞬間にダッシュすれば避けられる上、反撃できるチャンスとなる。

雷

シールドの耐久値は雷8U。厳然たる残響は12U。
元素エネルギーを奪う攻撃を使うため、元素爆発に依存したパーティだと機能不全に陥る可能性がある。また、時折ワープを使い撹乱してくる。
シールドには炎、氷、草元素が有効。雷元素は無効。雷シールドには珍しく水元素が無効化されず、耐久値をやや削ることができる。
雷シールドは有効な元素でも最大で1Uずつしか削れないが、代わりに他の元素のシールドより耐久値が低くなっている。

• 紫電の雷球
  「耳を穿つ啓発！」
  3個の雷球を生成して連続で前方に射出する雷元素攻撃。弾速はだいぶ速め。
  被弾するとチーム全員の元素エネルギーが雷球1個あたり20減少する。
  シールドで受けた際にはエネルギーが減少しない。
  追尾性は無いので左右にダッシュして避けよう。　
  
  
• 光線
  「汝、潔白に非ず！」「汝の罪忌を見たり！」
  両腕を掲げてエネルギーを溜め、高速の光線を単発で射出する雷元素攻撃。追尾性は無いが凄まじい速さなので光線を見てから避けるのは難しい。台詞や予備動作から判断して早めに横に動いて回避しよう。
  
  
• 雷槍射出
  「磔刑を拝領せよ！」「その身で恩恵を知れ！」
  背面の法器のパーツを2本の雷槍として投げつける雷元素攻撃。槍は高速直進し、着弾すると小規模の爆発が起こる。予備動作は分かりやすいので横に避けるか、背面に回れば問題無い。
  
  
• ワープ
  瞬間移動して位置取りを変更する移動技。この行動に攻撃判定は無い。この敵はシールド破壊時のノックバックを除くとこれでしか移動を行わない。雷シールドを展開した直後にほぼ確定で使用するので、元素スキルや元素爆発をかわされないように、ワープが終わるまでは温存しておこう。
  
  
  「道に迷えど…未だ引き返すことなし…！」「いずれ……そこへ帰る……」

ネームド

• テイワット大陸

  場所	名前	肩書
  スメール《荒石の蒼漠》	深罪の浸礼者	漆黒なる楽園の案内人

• 世界任務

  任務名	進捗	名前	肩書
  ハートとブルームーンの情念	カイガ、ユメ＆ロボット犬	ジェイコブ	やがてしっぽを出す
  藻海が残したもの	藻海が残したもの		水仙十字の人造聖徒

関連アチーブメント

• 此の時、声無きは声有るに勝る：深罪の浸礼者が最初の詠唱を始めた時、すべての元素の輪を破壊してダウンさせる。
• 隔たりがあれど…：元素バリアを破壊せずに、深罪の浸礼者を倒す。
• 列挙法：すべての元素の組合わせの深罪の浸礼者を倒す。
• 有罪推定：他のプレイヤーと共に深罪の浸礼者を倒す。

台詞

関連ページ

• 敵/アビスの使徒・激流　スキルCTを増加させる攻撃を持つ。　　
• 敵/アビスの詠唱者・紫電　元素エネルギーを減少させる攻撃を持つ。
• 敵/アビスの詠唱者・淵炎　チーム全員の体力を減少させる攻撃を持つ。
• 敵/アビスの使徒・落霜　スタミナを減少させる攻撃を持つ。

敵の一覧：(敵一覧 | 普通エネミー | 精鋭エネミー | BOSS | 地方伝説 | その他の敵 | 敵耐性 || 敵一覧画像)

素材関連：征討の花、ボスの素材一覧、素材逆引き

履歴

• Ver 3.6：実装
• Ver 4.0：「階層別マップ機能」の追加によりにマップ上の出現場所に名称が追加された。

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