サーモンラン/シャケの種類/ヘビ

Last-modified: 2022-08-30 (火) 17:13:10
 
 

攻略情報

ヘビ体力500
ダメージ50
イクラ合計16
攻撃時13
撃破時3

■弱点と倒し方
頭部~胴体は攻撃を無効化し、爆風も遮断する性質がある。
ヘビの最後尾にいる操縦者が弱点。これ自体に対して通らない攻撃は特にない。
金イクラも、頭ではなく尻尾のシャケの所から落ちる。

シャケを倒すと全身が破壊されるが、一気に破壊されるのではなく尻尾から順番に壊れていき、吹っ飛ぶ前のパーツには判定がまだ残っており、中でも頭は完全消滅する直前に少しだけ追加で追尾してくる。
なんとかギリギリ倒せたものの、この頭に当たって結局やられるということも起きうるため、倒したらすぐその場から少し離れる必要がある。

特徴

無敵のインク散布装置を連結させた長い胴体を持つ広域制圧兵器……を乗りこなすシャケ。
イカ一体をターゲットに定め、執拗に追い回してくるほか、頭部と同じルートをたどる長い胴部から散布するインクにも同様の攻撃判定を伴って、標的をじわじわと追い込んでいく。
また随伴してきたザコシャケにも同時に狙われることになり、処理に手間取れば食いつかれて乱戦に持ち込まれる。

中量級ブキを持ったイカの歩行と同じスピードで移動するものの、曲がり角では通路の真ん中で曲がるため、金網上などでこちらが最短コースを取ると徐々に引き離すことは可能。

胴部はほぼ「引きずられる無限耐久力のスプラッシュシールド」と捉えてよく、イカの攻撃と通行を完全に遮断する壁として機能する一方、シャケ達は自由に通過することができる
多くの場合、一緒に出現したザコシャケをかばいながら正面から戦線を突破してくる。
倒すには尻尾側にいる弱点の操縦手を攻撃するだけでよく、体力こそやや高いがオオモノの中では低い部類。倒す方法自体は最も簡単な部類に入る。

また、胴部はスプラッシュシールド同様触れたボムを即起爆させる性質がある。直接ぶつけてもこちらに身体のはみ出たシャケしか狙えず、ほぼこちらの役には立たない。救出ボムもこの胴体を避けるように投げなければならずかなり難しくなる。
即爆を利用して弱点に爆風を当てることも不可能ではないが、弱点近くの胴体が少しでも曲がりくねっていたら爆風が胴体に吸われやすく(自分が狙われているときは弱点に回り込む過程でヘビの胴体も必ず曲がってしまうので尚更)、遠距離爆風が当たれば良いところ。
ほとんどのブキでは、素直にメインで叩いた方がよほど簡単である。

ターゲットになるイカの規則性

ヘビのターゲットになるのは、基本的に出現した際に最も近くにいたイカである。
また、原則として既に別のヘビのターゲットになっているイカは、他にまだターゲットになっていないイカがいる限り、新たに出現したヘビのターゲットにはならない
つまり目の前の海から出現したヘビが自分を狙ってこない場合、ステージのどこかに自分を狙っているヘビがいる可能性が非常に高いことを意味するため覚えておくとよい。

一度決まったターゲットは基本的に変わらないが、イカが次の2つのどちらかに該当する場合、一時的にターゲットから外れる

  1. やられたイカ
  2. プロペラリフト内にいるイカ(難破船ドン・ブラコトキシラズいぶし工房

現在のターゲットがこのどちらかを満たした瞬間、ヘビは最も近くにいる別のイカにターゲットを変える。
しかし最初にターゲットにしていたイカが復活するかプロペラリフトから降りるかすると、元々狙っていたイカにターゲットが戻るので注意が必要。
また出現したヘビよりもターゲット可能なイカの方が少ない場合、誰かが複数のヘビから同時に狙われることになるため注意だ。

戦い方

狙われているイカは味方とは別の方向に逃げ、味方に倒してもらうのを待つか、段差を利用して安全地帯から攻撃して倒すというのが対処の大原則である。

攻撃パターンや倒し方は単純で、戦況に余裕がある場合は全く苦戦せずに対処可能な相手である。
しかし逼迫した状況では話がガラリと変わり、存在そのものが戦場を大きく圧迫し、悪い戦況を更に劇的に悪化させる。
イカの進攻経路や逃げ道を断ち切ったり、スペシャルやボムの通りを悪くしたり、状況の視認自体を困難にしたり…とこちらの戦術そのものをつぶしてくるため、カオスの一歩手前状態をカオス状態へと確定させる引き金はコイツが引くことも珍しくない。
カオス状態からの打開を狙うには、あるいはカオス状態になりそうと感じたら、最優先に近い優先度で倒したいオオモノだ。

動きそのものは全オオモノの中でも単純で、こちらの動きに忠実に従うため、イクラ回収の観点ではコンテナ近くに誘導して狩れると理想的ではある。
しかし、実際にはヘビを寄せて美味しい思いをするのは割と難しい。

  • 移動に時間がかかるヘビを長々と引きつけている間に自分の仕事量が減り、敵が溢れていた
  • 他の味方が複数倒れ、ヘビを倒すどころではなくなっていた
  • 味方が倒れて他のオオモノのタゲが不意に自分へ移ったり、気づいていないコウモリの弾やカタパッドのミサイルが放たれたりして誘導自体を断念せざるを得なくなった

…などの不確定要素が身を襲い、欲を出してヘビを寄せたことがかえって仇となる場合が多いからである。

コンテナ付近に居座られると、それだけで全イカの納品や回避行動が激しく困難になる。
イクラの回収効率を上げるつもりの行動で、かえって納品作業自体を停滞させてしまうようでは本末転倒である。
よほど信頼できる味方やどれだけ乱戦になろうが生きる自信のあるイカでなければ、モグラテッパンと同じ感覚でコンテナ周囲にむやみに寄せるのは危険だ。
わずかでも邪魔になりそうならさっさと処理するのが適切である。
コンテナ付近に侵入しようとしている個体は、できる限り他の味方の邪魔にならないうちに始末しよう。

逃げ方=誘導のしかた

ヘビに狙われたイカは、他のイカの邪魔にならないように誘導するのがとにかく重要である。
このときシンプルながら有効なのが ヘビが通ったルートをその直後に横切ったり引き返したりしないようにすることだ。
ヘビに追われているイカがそのヘビが通ったばかりの道を横切ったり引き返したりしなければ、ヘビの胴体が重なる可能性が低くなる。
胴体が複雑に曲がると弱点を覆い隠したり、包囲されて逃げ道を失ったりする原因になるため、これを防げる有効な手段だ。
これを応用して、

  • 繰り返しU字を描くように誘導して二つ折りにする
  • 一カ所に留まらず思い切って別のルートへイカダッシュして他の仕事をする

などすると弱点が隠れたり通路が完全に塞がったりしにくく、味方もヘビの動きを読みやすくなる。

一人で倒す場合、ヘビが段差を登れないことを利用しちょっとした段差を登るか降りるかして迂回させることでスキを作るのが有効だ。
また、段差のない平地で倒すときは一旦ある程度距離をとってから、ヘビの進路を横切らずに尻尾を後追いしてループを描かせるという「ウロボロス戦法」(筆者命名)が比較的安全だ。

なお、細い一本道でヘビが向かってきたら決して逃げられないと思うかもしれないが、ヘビは基本的に通路の中央を通るため、向かってくるヘビの隣の隙間を、ヘビに触れないようにしながら逆向きに素早くイカダッシュすると回避できることがある。最後まで諦めないように。
また、ドンブラコの左下、細い通路先のタワーを処理しに行った後に後ろからヘビが来て逃げ場がない、という時も縁にある手すりの上を歩いて移動すれば問題なく抜けられる。
横を通ったあとはタワーを倒して入手した金イクラを納品しにすぐコンテナへと帰ろう。
こういった時にエレベーターを使わずコンテナまで戻ることが出来れば、自分が誘導してヘビを真っ直ぐにしていられる等、ことマルチタスクを要求されるサーモンランにおいては、ヘビの誘導を上手くできるとバイトの成功率もグンと上がるだろう。

満潮・混戦時の対処

ヘビ真に猛威をふるうのは、満潮時と混雑時である

満潮時には土地が極端に狭くなり、ヘビが1体現れただけでもイカのいられる場所が激減する。
コンテナまで誘導…などと悠長なことはとても言っていられない。
満潮時に関しては他のオオモノと同じかそれ以上に、出現とほぼ同時に倒すべきだ。
まだ上陸しきっていなくても海上の運転手を攻撃することは可能なので、リスキルを狙えると理想的。
この際、満潮でなくても常にそうだが、ヘビは海中にスポーンしてから胴体が上陸しきるまで操縦手の位置は殆ど動かないという特徴がある。
とりあえず操縦手を見つけ次第同じところに弾を当てるだけでいいので、早期に倒せ、かつ普段より簡単なので、是非活用していきたい。
ただし操縦手が海中に少し潜っている場合もあり、その場合は海に浸かっていない部位を正確に狙わないと攻撃が海に遮られてしまう。

満潮でなくとも、他のシャケが溢れた状態で出現したヘビは非常にやっかいだ。
上で述べられているようにシャケはヘビの体を自由に通過できるため、無数のシャケがヘビの無敵シールドに守られながら同時多発的に迫ってくるという地獄絵図になる。
こうなると一気にカオス状態からのゼンメツが一気に現実味を帯びてくる。
満潮やカオス手前のときにはコンテナへの誘導はほぼ意識せず、他のシャケの処理を遅らせないようにする前提として直ちに撃退するくらいでちょうどよい

他のオオモノとのシナジー

単体では大した脅威でないヘビだが、他のオオモノと同時に出現することでその危険さが相乗効果的に増す。

複数体のヘビ
2体以上のヘビが同時に出現した場合、戦場は一気にカオスに近づく。
信じがたいことにヘビ同士も互いに自由に通過可能で、互いの移動に一切干渉しない
複数のヘビが1カ所に集まると、ヘビ同士が互いを隠しあうことでそれぞれの弱点を攻撃どころか視認することすら難しくなり、どのヘビが誰を狙っているかも非常にわかりにくくなり理想的なルートへの誘導もほぼ不可能になる…という強烈な相乗効果を発揮してイカ達を追い込んでくる。

2体のヘビが同じルートを重なって進んできている場合、基本的には後ろにいるヘビの方が弱点がはみ出していて狙いやすい。
前を進むヘビに狙われているイカは、極力違う向きへ進むように引き離せると、それぞれ個別に撃破しやすくなる。
このとき、前のヘビを元来た道へ戻す方へ誘導してしまうと、後続のヘビの弱点を先頭のヘビでわざわざ包んであげるようなものであり、絶対にやらないこと。

タワーカタパッド
タワーカタパッドを早めに処理しようと海岸へ向かった途端にヘビが出現すれば、それ以上の接近や攻撃ができなくなってやむなく引き返すハメになる。
これだけでも十分すぎるほど鬱陶しいが、さらにたちの悪いことにタワーカタパッドを処理しに向かった海岸沿いで新たにヘビが出現した場合、上述の仕様によりそのヘビのタゲはほぼ確実にあなたである
仮にヘビを無視してタワーを倒しても、海岸沿いでヘビに追い詰められ逃げ場を失う可能性が非常に高いためあまりイカしていない。
ヘビに雪隠詰めにされる前に遠くからタワーを倒すか、それが難しければ先にヘビを倒す方が良い。
もしヘビのせいでタワーカタパッドに接近すらできない状況が続きそうな場合、それは高確率でカオスの前兆だ。下手に粘らず、思い切ってスペシャルで全員一気に粉砕してしまうのも有力な選択肢だ。

テッパン
どちらも攻撃を無効化する性質を持つため、ヘビテッパンが一カ所に集まると互いを守り合って処理しにくくなる。
またテッパンの処理中にヘビテッパンにかぶさるように進んでくると、テッパンへの追撃が途切れ、テッパンが再び動き出してしまう。
相対的に安全なテッパンをより確実に誘導するためにも、ヘビの誘導はあきらめテッパン処理の邪魔になる前に早々に処理した方が良い。

コウモリ
胴体がデカいため、コウモリアメフラシ弾を弾き返してもヘビの胴体に吸収されてしまうことが多い。また本体処理中に目の前を横切られて水を差される点にも要注意。ヘビを高台に上がらせてしまうと最悪ロクにアメフラシ弾を処理できなくなることも…

モグラ
ヘビとコイツ両者に狙われたら要注意である。モグラが足をとり、その隙にヘビが轢き殺すという何とも言えない連係で畳み掛けてくる。足元塗りが苦手なブキは気をつけること。またヘビの胴体はボムを即爆させるため、ヘビの胴体に飛び出そうとしているモグラにボムを置いても即爆されて失敗させられる場合がある。

スペシャルでの撃破

攻撃対象のヘビに自身が狙われていない状況で、確実に弱点を攻撃できる技術があるなら、どのスペシャルも撃破に有効である。
ただし自身がヘビに狙われている場合、スペシャルヘビを倒す難易度は飛躍的に上がるので、発動はきわめて慎重に判断すべきである。

ジェットパック

  • シャケにステージを占拠された状況で、敵の包囲をかわしつつ直接ヘビを叩けることには大きな意味がある。
    ただしヘビの接触判定は見かけよりかなり高さがあり、下手に飛び越そうとすると接触事故死が割と起きやすい。
    Bボタンによる高度上昇でやや飛び越しやすくなるが、タイミングは割とシビア。
    ジェットパックヘビのそばを飛び回るのは基本的に危険な行為であると認識しよう。
  • なお、自分が狙っているヘビがいる場合の発動は特に慎重に判断したい。
    接触判定の大きい頭が常に目の前に迫る状況だと射撃を吸われやすいうえ、接触事故死も非常に起きやすい。
    更に、自分を狙うヘビを倒せないままスペシャルが終了すると、終了した瞬間にヘビのターゲットが着地マーカーに変わって無慈悲に着地狩りされる。
    自分を狙っているヘビジェットパック発動中に確実に倒しておくこと。
    それが難しい場合、ジェットパック終了までにできる限り自分の着地マーカーから離れた地点まで動いてヘビを誘導するように。
    なお、コンテナの上は飛行中の安全地帯として活用できる。迫り来るヘビの頭部や胴体にも決してぶつからなくなり、弱点を狙いやすい角度が得られるため、困った際は活用可能だ。
    マルチミサイルに直撃したり、バクダンの爆風を貰ったりなど、高空にも届く攻撃には注意。

スーパーチャクチ

  • 尻尾を上手く狙える場所で発動し弱点に当たれば一撃で破壊でき有効。自分が狙われていない、もしくは狙われていても充分に頭を引き離して安全に当てられるなら使用しても問題無い。
  • ただし効果範囲は胴や頭に完全にさえぎられる上、自分を狙うヘビの頭のそばで発動するとはかなりの確率で空中モーション中に足元に頭部を置かれ、爆風をすべて無効化される無駄遣い+死が確定する
    自分を狙うヘビがごく近くにいる状況での苦し紛れのスーパーチャクチは、緊急避難としてもほぼ無意味と考えた方がよい。段差などを活用し、チャクチ狩りをされない場所で発動しよう。

ハイパープレッサー

  • 撃破にやや時間がかかるうえ、胴体や頭の影に隠れながら絶えず動き続ける弱点に当て続けられるエイム技術も必要である。
    ヘビを倒すためだけにハイプレを切るよりは、メインで倒した方が効率が良い場面が多いだろう。
    しかし頭~胴体の無敵を無視してどこからでも弱点を叩ける圧倒的な通りの良さは対ヘビにおける大きな利点である。
    これが真価を発揮するのは、主に混戦の状況である。
    他のオオモノやザコ軍団もろとも撃破したいカオス手前状態、先述のようにヘビが進路を塞ぎ続けてタワーカタパッドが野放しになっている状態など、無敵を無視して一刻も早く倒したい状況で発動すれば大いに効果的な一手となる。
  • ただし、自分が狙われているときに近~中距離でうかつに発動すると高確率で撃破前に轢き殺される。必ず大きく距離をとって使用すること。ヘビが直線通路を通行しているときに離れた真正面に立って発動すると、簡単に尻尾へ当て続けられ、同時に取り巻きのザコシャケも一気に壊滅させられるので上手く利用しよう。

スプラッシュボムピッチャー

  • 胴体に吸われず攻撃を当てるには弱点付近で爆発させる必要がある。そのためにはヘビの移動スピード、地形、ボムの射出位置(通常のボムと異なりキャラの左手から投げる)等を逆算して刻々と移動する弱点付近で複数回爆発させる必要があり、ある程度の練習は必要である。しかし上手くいけば他のシャケを巻き込みつつ手早く倒せ、また他のスペシャルに比べると狙われている状況でも発動後の退避がしやすいため、活用したい。

小ネタ

操縦しているシャケはターゲットの方に常にガンを飛ばしている。なんか妙にイラつく顔だ干潮の一本道など誰がターゲットになっているかわからない状況なら、頭の方だけでなく尻尾の操縦手も見ることができれば誰を狙っているのか判断できる。実際はそう余裕のある状況ばかりでもないがヘビを倒しに行くとき、目と目が合ったら要注意。こちらに頭部が迫ってくる。

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