はじめに 
このページでは「Splatoonを初めてプレイする人」に向けて、バトルに挑む前に知っておいて欲しいことを述べる。
「まだバトルについてよく分からない…」という人は、とりあえずこのページに目を通しておこう。
逆に、「初心者だけど最低限の操作はできるよ!」という人は、Splatoon2初心者向け指南や、戦闘指南・基礎のページを読もう。
インターネット上の声を恐れるな! 
インターネットという大海には実に多くの情報が氾濫しており、『Splatoon2』というゲームに関しても例外ではない。
特に5ちゃんねるなどの匿名掲示板やTwitterなどのSNSでは、日々多くのプレイヤー達が情報を共有・交流している。
勿論、このwikiもその一つだ。
そんなプレイヤーの中には残念ながら、自分のプレイングを省みず敗因を味方やゲームバランスのせいにする者、
味方が特定のブキを担ぐことを酷く嫌う者、思うように動いてくれない人のユーザーネームを晒す者もいる。
彼らには共通点があり、その瞬間しか見ていない。
すなわち、自分に都合の悪い一部だけで物事を考えているのだ。
そういう者達の声に惑わされてはならない。
また、自分がそういったことをする側にならないように注意しよう。
安易な風潮にご用心 
たまに「〇〇を使っておけば間違いない」「〇〇以外はク(以下略)」という極端な意見がチラホラ見受けられ、
このような意見が集まって「風潮」を形づくることがある。
この風潮に簡単に乗るのは危険だ。
簡単に世間の風潮に乗っかることは、悪く言えば「思考停止」。
安易な一般論に走らず自分の頭で考え、仮説を立てることを止めない方が良い。
バトルに参加する前にできること 
まずはSplatoonにおいて、バトルに参加する前に何ができるのかを見てみよう。
カメラ、色覚サポートの設定 
[X]ボタンのメニュー画面→「オプション」を選ぶとカメラの感度や反転の設定ができる。
TVモード・テーブルモードと、携帯モード時のものと別々に設定が可能だ。
カメラの設定はゲームを快適に遊ぶ上でとても重要なので、自分にピッタリ合う調整をしておこう。
カメラの動きが速すぎる、画面を見ていると酔うという人は、
感度を低めに(マイナス)にするのがおすすめ。
ゲームに慣れてきたら感度を徐々に上げて、自分に合う設定を探そう。
また、ジャイロ操作をONにするとコントローラー(本体)をかたむけて直感的にカメラを操作できる。
慣れるとゲームでも有利なのでONにするのがおススメだが、
しばらくジャイロ操作をしてみてどうしても合わないと思ったらOFFにしてみよう。
また「オプション」内では「色覚サポート」の設定ができる。
ONにするとインクカラーが見分けやすくなるように決まった色に固定される。
見わけづらい色があるという人はONにしてみよう。
ヒーローモードで操作の練習 
1人用の「ヒーローモード」では操作方法のレクチャーをしてもらえるほか、
ゲームを進めると色々な種類のブキを使用できるようになる。
ステージを攻略していくうちに基本的な操作やテクニックを身につけられるぞ。
インターネット対戦以外で操作方法をマスターしたいという人におススメだ。
ちなみに、ヒーローモードへはハイカラスクエアのブキ屋近くにあるマンホールから行くことができる。
[X]ボタンでメニューを開いて「タコツボキャニオン」を選んでもアクセスできる。
ブキの「試しうち」 
ハイカラスクエアにいるときに[+]ボタンを押すとカスタマイズ画面になる。
ここでブキを選んで[Y]ボタンを押すと、そのブキの「試しうち」ができる。
試しうちのステージではマト(イカの形をしたバルーン)がいくつか配置されており、
インクを当てるとダメージを与えられる。
あたえたダメージの合計はマトの上に数値で表示され、これが「100.0」を越えると割ることができる。ただし擬似確は効かないので注意。
マトはプレイヤーの体力と同じ耐久力となっており、マトを相手に攻撃の練習ができるぞ。
相手にねらいをつける(エイム)練習にも便利なので、対戦を始める前に活用しよう。
ブキによって威力はさまざまで、マトに攻撃を当てると実際の威力を数値で確認できる。
また、サブウェポンやスペシャルウェポンの効果や威力を確かめることも可能だ。
どのようにブキを使えば相手を上手く倒せるか、マトを相手に研究してみよう。
なお、試しうち中でもカメラの設定やブキの変更ができる。
また、ブキ屋からでも「試しうち」ができ、その場合はまだ購入していないブキでも試しうちができる。
ステージの塗り状態は[-]ボタン→「塗りリセット」でいつでも初期状態に戻すことができるぞ。
ステージの「さんぽ」 
ロビー画面で「レギュラーマッチ」「ガチマッチ」「リーグマッチ」「フェスマッチ」を選択中に[Y]ボタンを押すと、現在のステージで自由に行動できる「さんぽ」モードが始まる。
「さんぽ」では自分以外の味方や相手のプレイヤーは1人もいないが、ほかは実際の対戦中と同じ仕様となり、
装備中のブキやギアを持ちこむことができる。
またモードによってステージの地形や配置が異なっており、選んだモード仕様のステージをさんぽできる。
はじめてプレイするステージがあるときは「さんぽ」でよく調べておくのがおすすめだ。
色々なブキを持って散歩するのも大事だ。
長射程のブキを持って高台に登り「どこから撃てばどこに当たるか?」
「ここからこのブキを構えた時の死角はどこか?」を調べれば相手のマトにならずに済む確率がグッと上がる。
ちなみに「フェスマッチ」でのみプレイできるステージ「ミステリーゾーン」もさんぽができるぞ。
基礎知識・基本操作 
バトルで勝利するためにも、まずは基本的な操作方法をしっかりと覚えよう。
はじめてゲームを開始するときは操作方法のチュートリアルが始まるが、
これ以外にもブキの「試しうち」やステージの「さんぽ」でも操作の練習ができるぞ。
ボタンの操作方法は「バトルの基本」ページにまとめているので、気になる人は参照しよう。
イカちゃんたちの基礎能力 
イカちゃんたちにはHPが設定されている。HPは100だ。
100ダメージ与えれば敵を倒せるし、100ダメージ受ければ自分がやられる。
例えばわかばシューターは、1発で28ダメージを与えられる。
3発当てただけだと84ダメージであり倒せないが、4発当てれば112ダメージとなるので倒せる。
自分の色のインクは、有利な陣地だ。その中でなら、イカちゃんたちは自在に動ける。
逆に、敵の色のインクは、不利な陣地だ。敵の色のインクに足を踏み入れると、イカちゃんたちはロクに動くことができず、徐々にダメージを受けてしまう。
敵インクに冒された状況だと、上記のわかばシューターでも3発で倒されてしまうぞ。
敵の色のインクには、足を踏み入れないようにしよう。
ZRでメインウェポンを撃つ! 
持っているブキは、ZRボタンで撃つことができるぞ。インクさえあればいつでも撃てる。
メインウェポンを撃つことは、移動以外で最も多用する行動だ。
塗るにしても、敵と戦うにしても、まずはメインウェポンを使いこなせるようになることが大切だ。
操作感はメインウェポンの属種によって大きく異なり、例えば発射機能ひとつ取っても、フルオート(ZRを押し続ける限り自動で連射し続けてくれるもの)、三点バースト(ZRを押すと3発だけ自動で発射されるもの)、マニュアル(ZRを押すと1回しか発射されないもの)、チャージ(ZRを押し続けるとチャージされて離すと弾が発射されるもの)の4種類がある。
試しうち場で練習しておこう。
Rでサブウェポンを使う! 
Rを押すと、そのブキセットに隠されたサブウェポンを使うことができる。
最も多いのはボムが搭載されているパターンだ。
台の後ろに隠れてメインウェポンが届かない相手にも、ボムを投げ込めば攻撃できる!
ボム以外にも、当てれば敵が隠れても丸見えにできるポイントセンサー、周囲を継続的に塗るスプリンクラー、敵の攻撃を防ぐスプラッシュシールドなど、
ブキセットごとに色々なサブウェポンが搭載されている。
ただしサブウェポンは、1つのブキセットにつき1つしか搭載されていない。よって、自分ひとりで2種類以上のサブウェポンを同時に使うことはできないぞ。
インクさえあればいつでも使えるが、メインウェポンに比べてインク消費量が多く、使い過ぎるとインクが切れてばかりになるので要注意だ!
的確に使って、戦いを有利に導こう。
スペシャルゲージが貯まったら、スペシャルウェポンを発動! 
スペシャルウェポンも、1つのブキセットにつき1種類が搭載されている。
ステージの地面を塗ると画面右上のスペシャルゲージがたまり、満タンになるとスペシャルウェポンが1回発動できるようになる。
「キュピーン」という効果音がしたら満タンになった合図で、満タンになっている間はプレイヤーの頭がキラキラ光るようになる。
使うときは[R]スティックをカチッと押しこもう。そのブキセットに隠されたスペシャルウェポンを発動することができるぞ。
スペシャルウェポンは使用するタイミングがとても重要。
有利な位置にいるチャージャーなどを「マルチミサイル」や「ハイパープレッサー」で追い払ったり、味方が前線に突撃するタイミングで「インクアーマー」を発動したり……
いつ使えばより効果的か、考えて使ってみよう。
なお、スペシャルウェポン使用直後はインクタンクがすぐに全回復する。
また、相手にやられると、それまでに貯まっていたスペシャルゲージの半分を失うので注意しよう。
ヒトとイカの切り替え 
通常の「ヒト」状態と、[ZL]を押しているあいだの「イカ」状態では、できることが異なる。
それぞれ主にイカのような異なる特徴があるため、うまく活用することが大切だ。
- ヒト状態
- イカ状態
- 自分のインクの上でイカになるともぐって姿を隠す(イカセンプク)ことができ、もぐっている間は相手に見つかりにくい
- 自分のインクが塗られている地面やカベなら、イカセンプクしながら移動したり登ったりできる(イカダッシュ)
- イカダッシュではヒト状態よりも高速で移動でき、イカダッシュ中にジャンプするとより遠くに飛べる
- イカセンプク中、イカダッシュ中は、HP、インク共に高速で回復する
- ブキの使用はできない
「ヒト状態でメインウェポンを撃って塗る→イカ状態でインクに潜って高速移動」という動きが基本。
敵がいたら、その敵に照準を合わせてメインウェポンを撃って倒そう。
メインウェポンでは上手く戦えそうにない時は、サブウェポンやスペシャルウェポンを活用しよう。
そして敵の数が減ったら大きく塗り拡げる…というのが、試合での大まかな流れだ。
スーパージャンプの操作について 
バトル中に[X]ボタンでナワバリマップを開き、味方やスタート地点、「ジャンプビーコン」を選んで
[A]ボタンを押すと、その位置まで「スーパージャンプ」することができる。
飛び先の指定は方向ボタンを押すか、コントローラー(本体)をかたむけて動かせるポインターでも選択ができる。
一度ポインターを飛び先に重ねると選択された状態になり、
ほかの位置にポインターを移動させるまで選択は解除されない。
なお、自分や味方が設置した「ジャンプビーコン」はポインターでのみ選択できる。
飛びたい位置を選択したら[A]ボタンを押そう。
なお、スーパージャンプの着地先にはマーカーが表示される。着地先のマーカーは相手チームのプレイヤーにも見えているので要注意。
ただしジャンプビーコンに飛ぶ場合は、相手にビーコンを破壊されるまでは表示されない。
スーパージャンプの飛び先が悪いと着地の瞬間でほぼ確実にやられてしまうので、ナワバリマップをよく見て、周囲に敵がいない場所へ飛ぶようにしよう。
そのほか 
ランクが上がったらお店へ 
インターネット対戦に参加してケイケン値をためると「ランク」が上がっていく。
ランクが「2」以上になるとブキ屋が、ランクが「4」以上になると
ギアのお店(アタマ屋・フク屋・クツ屋)で買い物ができるようになる。
ランクが「30」になるまではランクが上がるたびに新しいブキがお店に追加されるので、
ランクが上がったらブキ屋に行ってみよう。
色々なブキを使うことで新しい発見があるかもしれないぞ。
ギアにはバトル中に様々な効果を発揮する「ギアパワー」がついている。
ギアもたくさんの種類があるが、ギアのお店に並ぶ商品は各お店で1日につき6種類で、
毎日0時を過ぎると商品がランダムに入れ替わるため、買わなかったギアが次にいつお店にならぶかはわからない。
そのため、ギアのお店に毎日のぞいてみて、おカネがある限り買っておくのがおススメだ。
ジャッジくんのアドバイス 
ハイカラスクエアの広場のロビーの近くにいるジャッジくんに話しかけると、
バトルで活躍するためのアドバイスを聞くことができる。
自分のランクに応じたアドバイスをしてくれるので、たまに話を聞きに行ってみよう。
また、ランクが「30」以上になると、ランクが1つ上がるたびに「スーパーサザエ」をくれるようになる。