画像クリックでそのブキのページに飛べます。
概要 
片手に一丁ずつ銃を持つ、二丁拳銃型のブキ種。
[ZR]を押している間インクの弾が片手ずつ交互に発射される。特有のアクション「スライド」を持つ。
全ブキ種の中で唯一サブウェポンがそろっており、被りも存在しない。
通常射撃 
片手持ちの銃のくせに、両手持ちのシューターに比べてやたらと精度が高い。
そして、照準が中央になく、そこからずれた左右にある(つまり、中央よりも少し左右にズレた場所を狙う)という、原理がよく分からない挙動をする。一体どこを狙っているのだ?
弾は右・左と交互に発射され、同時には出ない。
- メリット
射撃の範囲が左右に広いという長所があり、まばらに広く塗っていくのに向いている。
また、相手の横方向の移動をつかまえてヒットさせやすい。
- デメリット
照準が左右離れているということは、中央(一点)を狙うことができない、ということである。
マニューバーの弾はシューターの弾に比べ僅かに当たり判定が大きいため、照準が離れていても比較的当てやすい。しかし、それでもシューターと比べると全ての弾をヒットさせるのは依然として難しい。射った弾を全てヒットさせるには両方の照準を合わせる必要があるが、その「マニューバーの両方の照準が合う範囲」が「シューターの照準が合う範囲」に比べ狭いためである。
つまりマニューバー系の通常射撃は、普通のシューターと比べると、本来のキルタイムが発揮される照準の範囲が狭い。
各ブキのページには有効射程が記載されているが、有効射程内であっても、一定のキル性能を発揮させるのはシューターに比べて難しいということでもある。武器選択欄で武器を選択した状態でYを押すと、試し撃ちとして仕様を確認できる。
試し撃ちに入ったらまず+ボタンを押し、Xボタンを押してジャイロを切る。
人形に向かって近寄り、照準をギリギリの所に合わせてみよう。右の照準だけが定まり、もう片方が上がってしまい有効でないという状態の限界に合わせる。この状態で撃つと、右の弾だけがヒットし、左はヒットしない。次に+ボタンを押し、スプラシューターに切り替えて、ZRを押す。すると、驚くべきことになんと当たるのである。繰り返し人形に向かって色んな角度や距離で試し撃ちをしてみよう。左右・上下の角度ともによく確認すること。無論ジャイロを普段から使っているなら、オフにしてからおこなう。
まとめると、塗りには便利だが、他のブキに正面から撃ち合いをおこなった場合、キルタイムや射程が同じであってもこちら側に不利がつく。
これをカバーするのが後述の「スライド」という独自アクションだ。
スライド 
[ZR]で射撃中に [Lスティック] + [B]
マニューバーの銃口と逆側からインクを噴射することで、特有のアクション「スライド」ができる。
スライドで噴射したインクにも塗り判定があるが、ダメージ判定はない。
なお、スライドは空中でも可能であり、斜め下にスライドして地面に急降下できる。
[B]を押す瞬間だけ[Lスティック] を倒さないか[ZR]を離すようにすると、一応ジャンプ撃ちも可能。
- メリット
[Lスティック]が入力された方向に、塗りや空中など状況を無視して高速移動する。
ブラスターやクイックボムで足元を塗られても即座に動く事が可能。
ギアを装備しなくともジャンプ直後に受け身術が可能に。
スライドはポイズンミストによる速度減衰を受けないので毒を無視して行動する事ができる。
(ただしVer.4.2.0でポイズンミストの範囲内でスライドを開始するとき、スライドのインク消費量を大きく増やす効果が追加された為、インク管理には注意。)
その後分かれていた照準が一点に集まり精度も高くなるため、敵を狙いやすくなり、キル能力が上がる。
元の射程が長いブキならば、精度が良くなった分有効射程も伸びやすくなる。
また、連射力や威力が向上するブキもある。
スライドは2回まで連続して行える(クアッドホッパーブラックのみ4回)ので、うまく敵を翻弄して倒そう。
- デメリット
移動の噴射にもインクを消費する。
スライドの直後にはわずかに硬直時間があり、[ZR]での射撃はできるが、歩行・ジャンプ・イカ変化はできなくなる(デュアルスイーパーのみわずかに移動できる*1)。
その硬直時間が解けると移動することができるようになるが、少しでも移動すると照準集中状態は解除される。
つまり、照準集中状態の時は、移動はできない。
硬直時間中から [ZR] を押しっぱなしでインクを撃ち続けていれば、歩行・ジャンプ・イカ変化をしない限り照準集中状態はインク切れまで続く。
Lスティックを離さないと照準集中状態が歩行で解除されてしまうので、シューターに慣れてLスティックを倒し続ける癖がある人は直しておくとよい。
照準集中状態のメリット・デメリットを考えながらスライドを行う必要がある。
スライドには独立した4種類の硬直が付けられている。
1.連続スライド硬直
この硬直が解ければ次のスライドが可能になる。
全てのマニューバーで、最も早く解かれる硬直。
2.通常射撃硬直
マニューバーは基本的にスライド中は射撃が出せず、この硬直が解ければスライド後の射撃が可能になる。
クアッドホッパーのみ例外的にスライド中でも射撃が可能。
3.サブ・スペシャル硬直
この硬直が解ければサブとスペシャルが使用可能になる。
基本的には通常射撃が可能になったタイミングからこちらも解かれるが、
クアッドホッパーのみ例外的に
通常射撃硬直とサブスペ硬直が別々で設定されている。
4.移動硬直
この硬直が解ければ歩行やイカダッシュが可能になる。
全てのマニューバーで、最も遅くに解かれる硬直。
通常射撃やサブを使用した場合はしゃがみこんだままの使用になるが、
スペシャルを発動した場合は挙動が異なり、
この移動硬直をキャンセルすることが可能である。
デュアルスイーパーのみ歩行・ジャンプの硬直が存在しない。
テクニック 
通常射撃 
- スプラマニューバー系、デュアルスイーパー系、スパッタリー系の3種のマニューバーは、塗り能力が高い。スライドで撃ち合いしてもいいが塗って味方の足場を作る戦い方も可能。
- 射撃が横に広いことは長所でもある。
- こちらから攻撃しに行く場合、元の塗り状況と地形を確認し、どちらへ移動するか予測する癖をつけよう。真横へ行きそうならスライドよりも通常射撃のほうが当てやすい。これはスプラシューターのような普通のシューターにはない良さだ。
- 迫ってくる相手を迎撃する場合: 自分の足元の塗り状況を確認しよう。きっちり横方向に塗ってあるなら、敵側の、斜め前移動で詰めつつ射線をずらすという定番の動きは鈍くなるはずなので、迎撃しやすくなる。逆に相手がこちらへ詰めやすい塗り状況なら、スライドによる後退やエイムずらしが有力になってくる。
- 横への逃げを捕まえやすい半面、敵が真後ろに後退していくのは追いにくい。通常射撃、スライド撃ち含めて、リスクがやや高い。
- 現状はデュアルスイーパーしか実感できないかもしれないが、塗り状況が有利な場合に、こちらよりも射程が短い相手をじわじわと追い詰めて倒すことができる。射撃が左右に広いことが活きる。キルに時間はかかるが、安全で確実である。
- 左側にも照準がついているので、自分の右半身を角で守りながら攻撃ができる。強みと言えるほどではないが、これは普通のシューターにはできない。角の多いホッケなどでたまに実感することがある。
スライド 
- 敵インクの上でも使用できる。
- 足元を塗られてもすぐにスライドで移動できる。退避する際は、移動先が角の裏や段差の下ならば敵の射線を振り切ることができ、より安全である。常にスライド用のインクを持つように心がけよう。無論退避だけでなく、迎撃手段としても活用できる。
- 通常射撃を浴びせてから即横へのスライドを行うと、相手のエイムを乱すことができる。
- このゲームのプレーヤーは弾を撃ってきた相手に対して自然とエイムをつける癖がついている。人は急激な変化にはついていきにくい。マニューバの定番の攻撃アクション。
- こちらに気づいているシューターと撃ち合う場合、相手が撃ち始める前にスライドをしてはいけない。スライドを見てからイカ状態で回り込まれ、硬直時間中に一方的に倒されてしまう。まずは通常射撃から入り、相手がこちらに狙いをつけてからスライドするとよい。
- イカセンプクから直接スライド撃ちをすることができる。
- スパッタリーは相手が潜伏に気づいていない場合、こちらの射程外からいきなり射程内に相手を入れて一瞬で倒しきることができるため、充分リターンがある。飛沫の立たないスティック半倒し移動と合わせて間合いを調節しよう。また、スライドと同時に射撃を始めるクアッドホッパーでも同じようなことができる。
- 敵が潜んでいる角に向かってスライドし、スライド撃ちをすることで角の攻防を攻略できる。危険なら二回目のスライドで戻ることもできる。ただし、相手が置きエイムをしていた場合、スライド後の硬直時間に返り討ちに合う可能性もある。
- 牽制や触診が目的でスライド撃ちをする時は、2回目のスライドは退避のために取っておいた方がいい。
- スライド撃ちを開始したら、すぐに相手の動きを読み始めること。そのまま射撃を続けるか、歩き撃ちか、2回目のスライドに移行することになる。
- スライド撃ちのあとに通常の歩き射撃にも移行できる。敵の横への変化についていくには、単なる歩き撃ちのほうが有利である場合も多い。スライドしか選択肢がないというのは思い込みである。
- 2回目のスライド撃ちをすると「何も射撃していない」時間ができるが、歩き射撃への移行ならそれはなくなる。
- ジェットパックやスーパージャンプの着地時にも即スライドに移行できる。着地際を撃ってくる相手にも対抗できる。
- スパッタリー、スプラマニューバー、クアッドホッパー、はスライド後に射撃のレートが上昇するため、DPSも高くなる。
- 着地狩りとホコ割りに活用できる。
- 塗り力も上がるので、短い間に一気にインクを投入したい場合はスライド撃ちも視野に入ってくる。エリアの塗り合い、また敵を殲滅したあと復活までのあいだに重要な場所を塗ってしまいたい場合などに使おう。
- インク消費が激しい。インク切れに注意しよう。
- ケルビン525もスライド後にDPSが高くなる。ただしこちらは射撃レートが変化しないため、塗り力やインク消費も変化しない。
一覧 
スプラマニューバー 
新カテゴリーであるマニューバーのもっとも基本的なブキ。
サブとスペシャルはだれにでもあつかいやすい構成となっており、入門用に最適。
スプラマニューバーコラボ 
新ブランド「エンペリー」とのコラボモデル。黒と金のカラーリングは豪華で美しい見た目。
サブのカーリングボムで機動性にミガキをかけつつ、ジェットパックによる空からの空爆はさながら王者の威厳を放つ。
スプラマニューバーベッチュー 
イカスミのように黒く染め上げた特別なマニューバーの亜種。
キューバンボムとイカスフィアという塗りと守備力に長けた構成。
スパッタリー 
ブラシメーカーでおなじみのキャンバスが新開発したブキ。
軽快快速!のコンセプトに乗っ取り、マニューバー中最軽量!スライドの素早さも高い。
その反面射程が短く、あつかうには相応の技量が求められる。
サブで味方を支援しつつ、スペシャルで周囲を大爆発だ。
スパッタリー・ヒュー 
毒々しい見た目に染め上げたスパッタリーの派生モデル。
サブとスペシャルは直接攻撃に不向きなぶん、妨害性能に特化した組み合せ。
見た目を裏切らない毒々しさで敵を苦しめるブキ。
スパッタリークリア 
スパッタリー・ヒューとは対象的に、白く美しい見た目のブキチセレクション版ブキ。
トーピードは、センプクしている相手にも追尾し攻撃してくれるリモートボムの役割を果たす。
サポート性能を高めつつ、スペシャルのスーパーチャクチで自ら敵を叩き潰すこともできる。
デュアルスイーパー 
前作から大きくモデルチェンジを果たし、2丁拳銃に生まれ変わったブキ。
長い飛距離と塗り性能を維持しつつ、さらにスライド能力を得ており敵を近寄らせない性能を持つ。
スライドすることで往年の姿を現し、低い射撃精度をカバーできる。
索敵能力の高いサブスペシャルで味方に敵の位置を知らせて共に攻めていこう。
デュアルスイーパーカスタム 
サブとスペシャルを換装したカスタム版。
スプラッシュボムとアメフラシという攻撃力と扱いやすさを両立したセット。
ケルビン525 
ペトロが新たに開発したマニューバー。コンセプトはガロンマニューバー。
マニューバーながら機動性は劣悪だが、スライド後は長射程の高威力弾による脅威の攻撃性能を発揮する。
スライド時の推進力もトップクラスのマニューバーらしからぬヘビーでパワフルなブキ。
サブは苦手な足場作りに、スペシャルはメインよりさらに長い長射程ブキへの対抗に、全体的に防衛向きの構成。
ケルビン525デコ 
![]() | 射程 | 56(63) | |||||
攻撃力 | 36(52.5) | ||||||
機動性 | 35 | ||||||
サブウェポン | スプラッシュシールド | ||||||
スペシャルウェポン | イカスフィア | ||||||
S必要ポイント | 180 | ||||||
入手ランク | 24 | 値段 | 13700 | 備考 | スライド後攻撃力・射程増加(括弧で表記) |
ケルビン525の弱点であるスキの大きさを補佐できる構成に換装した強襲モデル。
硬いシールドでどっしり構えて攻撃してくるサマはまるで重装歩兵。イカスフィアで脱出から攪乱まで可能。
ケルビン525ベッチュー 
ケルビン525のベッチューコレクション版。モノトーン版で左右異なるデザインが人気。
タンサンボムとインクアーマーでまったく異なる戦い方ができる遊撃仕様。
塗り性能と支援性能にリソースを割いており、戦闘以外で頭を使った立ち回りが求められる。
クアッドホッパーブラック 
インク射出ノズルを4つに増やしたことで、その名の通り4連続ものスライドを実現した唯一無二のマニューバー。
1回1回のスライドの性能は低いが、スライド中でもインクショットができる。
サブはロボットボム、スペシャルはスーパーチャクチ。相手を翻弄できる組合せ。
クアッドホッパーホワイト 
アロメが改修したクアッドホッパーのニューモデル版。
スプリンクラーで堅実な塗りを実現しつつ、切り札はロボットボムピッチャー。相手を追い詰めるのに特化している。