元ネタ一覧/音楽

Last-modified: 2023-08-21 (月) 20:44:43

このページでは、音楽の曲名とアーティスト名の元ネタや意味を解説する。

参考: 音楽/音楽一覧

通常対戦

Wet Floor

英語「濡れた床」。

曲 名元ネタ/和訳備考
Opening英語「開幕」前作に同名曲あり
Inkoming!英語"Incoming"(やってきた)と"Ink"(インク)を合わせた造語
Rip Entry「リップエントリー」という水泳の飛び込み法の一種。サーフィンの世界などでは"rip"だけで"rip current"を意味することもある(カレントリップの解説も参照されたし)
Undertow英語「底引き波」。同じ意味の言葉に"rip current"がある(カレントリップの解説も参照されたし)
Don't Slip英語「すべらないでね」(ちなみに英語では、濡れた床で滑らないよう注意喚起する張り紙にはよく"wet floor"と書かれる)
Endolphin SurgeEndolphinは"endorphin"(エンドルフィン:いわゆる「脳内麻薬」の一種)と"dolphin"(イルカ)を合わせた造語。Surgeは「ホルモンの大量分泌」と「波打つ」の両者の意味あり。つまり「エンドルフィン出まくり(の恍惚状態)」「スイスイ泳ぐイルカの波」のダブルミーニングと思われる。
Now or Never!英語「今やらねば!」前作に同名曲あり
Turf MasterTurfはもともと英語で「芝生」の意味。転じて「(ギャングなどの)縄張り」という意味の俗語としても使われており、英語版で「ナワバリバトル」は"Turf War"と訳されている。つまりTurfは本作で言う「ナワバリ」のことであり、Turf Masterなら「ナワバリの支配者」「ナワバリマスター」といったところ。なお、実は"Turf"には俗語として「殺る」という意味もあり、キルの取り合いでもあるよ…というニュアンスも込められている可能性がある。実に秀逸なネーミングである。
Ink Another Day英語「またこんど塗ってね」

From Bottom

英語で「底から」という意味。曲名はいずれも深海に関係したものとなっている。

曲 名元ネタ/和訳備考
Shipwreckin' ~沈まばもろとも~Shipwrecking→英語「(船の)難破」
Fins & Fiddles ~深海の喜劇~Finsは英語「魚のヒレ」。Fiddleはバイオリンをフォークロア(フォルクローレとも)などの民族音楽で用いる際の英語での呼び方。バンドの特徴と曲調とで頭韻を踏んでいる
Seafoam Shanty ~荒波ロデオ~Seafoamは英語「海面の泡」、Shantyは「掘っ立て小屋」。荒波に生まれては消える波を西部時代の小屋に見立てた楽曲名か

カレントリップ

「カレン」+「トリップ」で「カレンの旅」、または「可憐」+「トリップ」で「可憐な旅」と解釈できるほか、サーフィンなどで用いられる離岸流の一種を指す言葉「リップ・カレント」(rip current)ともかかっているダブルミーニングである。

曲 名元ネタ/和訳備考
可憐なタクティクス「可憐な戦略」。バンド名ともかかっている。
不意打ちのセオリー「不意打ちの定石」

ABXY

スーパーファミコンなどのコントローラにある右手で操作する4つのボタン(Aボタン・Bボタン・Xボタン・Yボタン)から。音声、曲名がゲームやデジタルに関連していることともつながる。(※前作にも登場)
現実のチップチューンバンド「YMCK」も元ネタと考えられる。

曲 名元ネタ/和訳備考
Chip Damage英語で「削りダメージ」(格ゲー用語で、ガードした際に受ける微量のダメージ)の意味があるが、元来は「チップ損傷」(電子工学における集積回路の物理的破損)の意味に使われる言葉であり、ダブルミーニングと思われる
Battery Full英語「バッテリー満タン」

合食禁

「がっしょうきん」「がっしょくきん」と読む。食べ合わせ、つまり「一緒に食べると具合が悪くなる組み合わせ」のこと。曲名も病気に由来したものになっている。

曲 名元ネタ/和訳備考
Seasick英語「海の病」。つまり船酔いのこと。
Eazy QueazyQueazyは英語「吐き気がする」。Eazyは英語"easy"(簡単)の俗な表記であり、Queazyにスペルを合わせ脚韻を踏んでいる

SashiMori

刺身盛り合わせの略「刺盛り」

曲 名元ネタ/和訳備考
チャンポン・チャント「チャンポン」は「混ぜあわせ」の意味で、麺料理の名前でもある。「チャント」は、サッカー応援などでみられる「オーーオーオーー」といった唱和。様々な魚介類があわさって唱和している曲であることを表しつつ、頭韻を踏んでいる
エントロピカル「エントロピー」と「トロピカル」をかけた造語と思われる

Cala Marley

ジャマイカ史上に名を残す最も偉大なレゲエミュージシャン「ボブ・マーリー」(Bob Marley)の名前と、「イカリング」を意味するイタリア語"calamari"をかけている。

曲 名元ネタ/和訳備考
Ika Jamaica [DIY Remix]イカとジャマイカで韻を踏んでいる。アレンジ元である前作「Ika Jamaica」のイントロはボブ・マーリーの楽曲「JAMAICA RUM」に代表されるレゲエ調

DJ Real Sole

曲 名元ネタ/和訳備考
New You英語「新しいキミ」。コーディネートで生まれ変わるキミ

サーモンラン

クマサン商会

曲 名元ネタ/和訳備考
カガヤクンデス・マーチ「輝くんです!」という啓発の文言に、過酷な労働環境による健康影響を表す「デスマーチ」がかかっている。輝く=Shine、デス=Death、つまり「社員のデスマーチ」や「死ね死ね行進曲」との解釈もできてしまうが、それは深読み
キット・モットきっともっと(できる、君なら)

ω-3

青魚などに多く含まれるDHA・EPAで有名なω-3脂肪酸から。サケよりも青魚・タイ・マグロのトロの方が含有量が多いのは内緒である。

曲 名元ネタ/和訳備考
膏肓「こうこう」と読む。体の奥深くのこと。「病膏肓へ入る」というと、治りにくい病気にかかるという意味である。次の「囂々」から濁点を抜いたという見方も可能。けんしゅう専用曲。ゲーム中で聴ける機会は2回のみ。
囂々「ごうごう」と読む。うるさいこと。よく「非難囂々」の言葉で出てくる。Go goともかかっている?通常時に流れる曲。
竜穴「りゅうけつ」。竜が棲む洞穴のこと。また、風水で吉祥とされる場所のこと。まさかとは思うが「流血」ともかかっている…?特殊イベント発生時の曲
鼕々「とうとう」。太鼓の音や水が流れる様子を表す言葉。とうとう一線を越えてしまった…とかかっているというのは穿ちすぎか。ランダムブキのシフトの通常wave曲。

テンタクルズ(フェス・オクト)

曲 名元ネタ/和訳備考
ウルトラ・カラーパルス「カラーパルス」は「色」と「パルス(脈拍、鼓動)」の造語。「光の鼓動にあふれたハイカラスクエア」といった意味か。
フルスロットル・テンタクル「フルスロットルの触手」要訳するならエンジン全開のテンタクルズといった所か?
リップル・リフレイン英語"ripple refrain" 和訳するなら「さざ波のリフレイン」
レッド・ホット・エゴイスト英語で"red-hot"は「非常に熱い」「非常に過激な」という意味がある。つまり「非常に過激な利己主義者」である
イマ・ヌラネバー!アレンジ元の曲名「Now or Never!」と「今塗らねば!」をかけている。韻を踏みつつ和訳し、かつ「Now or Never!」とほぼ同じ意味になっているという、非常に高いネーミングセンスである。前作に同名曲あり
フェスティバル・ゼスト英語「お祭りの熱意」
パーティーズ・オーバー英語「パーティーは終わった」
ナスティ・マジェスティ英語「汚らわしい威厳」。NastyとMajestyで脚韻を踏んでいる
ミッドナイト・ボルテージ英語「真夜中のボルテージ」深夜テンションとも捉えられる。
フライ・オクト・フライ
フレンド・フロム・ファラウェイ英語「はるか遠くからの友」。論語で言うなら『朋有り、遠方より来る』。ヒメやイイダの様に、志同じくする者は生まれや育ちが違えど出会うものなのだ、とも取れるタイトル。
※$%@れたヤツは※$%@して寝ろ(ヒメのソロ)インターネット上では漫☆画太郎の作品「地獄甲子園」内の登場人物「外道監督」のセリフ「てめーらにはおしえてやんねー くそしてねろ!!!!!」が有名。

ヒーローモード(OCTOTOOLほか)

OCTOTOOL
英語でタコ"Octopus"+道具"tool"を合わせた造語。頭と足を取った後のタコのワタを青森県で「タコの道具」と呼んでいるのが元ネタ。なおタコの道具で作る味噌汁は「道具汁」といわれ、青森の郷土料理である。
曲 名元ネタ/和訳備考
Eighteen-Legged Concerto英語で「18本足協奏曲」といったところ。恐らくタコの世界にアオリが来たことを表している?リズムパートが共通である前作曲「Eight-Legged Advance」(8本足の進歩)にかけた曲名。
The Girl from High-Color英語で直訳すると「ハイカラからきた少女」。4号がガールなら4号のことでよいが、ボーイの場合もあることを考慮すると、他に条件を満たすのはホタルかアオリである。単数(The Girl)なので、これらのうち誰か一人を指しているとみられる。なお曲名の元ネタはボサノヴァで最も有名な曲の一つである「イパネマの娘」(The Girl From Ipanema)。これも踏まえると「ハイカラの娘」と訳すべきか。
Buoyant Boogie英語「浮力のブギ」。「ブギ」とは音楽用語で、ジャズ、ロック、ブルースなどで「ハネ」のある8拍のリズムフレーズを繰り返す技法のこと。"Buoyant"には「軽やかな」という意味もあり、「軽やかなブギ」という曲調と海の浮力とをかけた意味合いかもしれない。さしずめウキウキブギといったところ。
Shooting Starfish英語"shooting star"(流れ星)と"starfish"(ヒトデ)をかけた造語。
Tentacular Circus英語「触手のサーカス」前作と同一曲、一部ステージのみ
Cephaloparade英語で"Cephalo-"は「頭の」という意味であり、直訳だと「頭パレード」になるが、「頭足類」(軟体動物のうちイカやタコが属する分類)を意味する英語"Cephalopod"とパレード"parade"を合わせた造語「頭足類パレード」という解釈の方がしっくり来る前作と同一曲、一部ステージのみ
Tacozones Rendezvousタコゾネス・ランデブー」。「ランデブー」はフランス語で「落ち合うこと」の意味。「恋人同士のデート」の意味もあり、日本でもバブル時代には実際に使う人がいたとか。前作と同一曲、アレンジ
Octarmaments"Octa-"(オクタ)と英語"armament"(兵器)との造語。前作の同じ立場の曲「Octoweaponry」と同様の意味
ボムラッシュの夜前作曲「トキメキ☆ボムラッシュ」(アオリ ソロ)と「スミソアエの夜」(ホタル ソロ)をかけたもの
あさってColor「あさってから」+"color"(色)

オクト・エキスパンション

Dedf1sh

Dead fish(死んだ魚)のもじり。元ネタは「Deadmau5」。

曲 名元ネタ/和訳備考
#0 shell英語「殻」
#1 progress英語「進歩」「発展」
#2 ripped英語「酔った」あるいは「引き裂かれた」
#4 dunno英語"don't know"(わからない)のくだけた表現(「わかんねー」のような感じ)
#5 thirsty英語「のどがかわいた」
#6 frisk英語「跳ね回る」「振り動かす」、または清涼菓子ブランド「フリスク」
#8 regret英語「後悔」
#9 party英語「パーティ」
#11 above英語「上へ」
#12 awake英語「目の覚めた」
#13 shade英語「日陰」
#14 crush英語「つぶれた」、または「片思いしている」というスラング
#16 salty英語「塩辛い」
#19 bless英語「(神の)祝福」
Splattack!(Octo)"Splat"(ビシャッという擬音)と"attack"(アタック)の造語前作に存在した同名曲のアレンジ

アーティスト不明

曲 名元ネタ/和訳備考
スミソアエの朝イカの酢味噌和え。ホタルイカを材料とすることが多い。前作のホタルの楽曲「スミソアエの夜」に由来
Without a Dop Doubt"Without a doubt"は「疑いなく」という意味の英語だが、英語に"dop"という単語は存在しない。よってこの熟語全体は意味をなさない。前作のロビーのBGM「ロビー」で用いられていた"ダッ"のような男声が加工された「ダウダッ ダッ ダーウッ」のようなスキャットが登場しており、その空耳として書き起こされたものと思われる。