▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2018年7月31日のツイートより。
概要
総面積:2639p
前作に引き続いての登場で、2018年8月1日に実装。
プロペラによって稼働する足場が特徴。
全ステージ中、塗り面積第3位*1を誇る、「イカラジオ2」を開発したゲーム会社の事務所。なお、前作の建物は本社で、こちらとは別の建物である。
ステージ内には「あれ、これは・・・・?」と思うような「ニンテンドーネタ」が散りばめられている。
なお、アンチョビ(anchovy)とは英語でカタクチイワシ科の魚のことだが、日本ではそれを塩漬けにして発酵させたものを指すことが多い。
MAP解説
ステージ内にプロペラ装置が8か所あり、プロペラの羽にインクを当てると、対応する足場がスライドしたり、上昇したりする。
特に中央のプロペラで足場を上昇させると、敵陣へ侵入する近道になる。
プロペラ装置の横や上からインクを当てても、足場を動かすことはできない。サーモンランのプロペラリフトはどこから当てても作動するのに
プロペラ周囲の「囲い」がインクを遮断しているらしい。
中央広場の足場と連動して上下する看板は最上部に収納スペースがある。
つまり、足場看板を最大まで上げると看板が収納され、そこに設置してあったスプリンクラーが消滅してしまうというスプリンクラー泣かせの仕様となっている。*2
なお、プロペラにインクを当てるとプロペラ装置の上部からインクが飛び散り、このインクには塗りとダメージの判定がある。
飛び散ったインクによってやられると、「プロペラから飛び散ったインクでやられた!」と表示される。「スパイガジェットにひかれた!」や「スプリンクラーでやられた!」などと並び非常に屈辱的である。これも前作からあった仕様だが、この死因は相当レアである。
プロペラを回して足場を動かすにはインクを当て続けるか、ボムなどによって大量にインクを当てる必要があり、
プロペラ装置の前にスプリンクラーを設置しても、足場が動く幅はほんのわずかで、羽を回転させ続けることはできない。
各ルール考察
ナワバリバトル
プロペラ装置+足場はリスポーン地点左・正面に一つずつ、中央に大きな物が一つ(ここから敵陣へ進入できるため昇ろうとする方・昇らせまいとする方で周囲が激戦になりやすい)。
そしてリスポーン左奥に一つ。×2で合計8個。この数・位置は全ルール共通である。
敵陣へ塗りに行くには金網の近くにある高台から、敵陣近くのプロペラリフトから、と2ルートある。どちらのルートをとるにしても敵陣にいる長射程ブキ持ち相手に睨まれていると敵陣への侵入は困難。単独で強行突破するのは難しいので味方の力を借りたいところ。敵陣へは1人で行くのではなく、味方と一斉に攻め込みたい。
敵から見て左側のプロペラ付近は塗りかえすのに手間が掛かるのでサブウェポンで塗るのも良い。塗りかえされなかった場合は勝敗に響くのでマップを確認したい。
ガチエリア
ガチヤグラ
ヤグラは一度中央左へ進んだ後、敵陣へと上がっていき、その後はほぼまっすぐ進む。
第1~第3カンモンの間は非常にヤグラを止めにくい地形であり、自陣高台以外はヤグラより低い位置からの迎撃を常に強いられる。
攻め側が有利なステージだが、裏を返せば大きくカウントをリードされても、逆転の目は十分残るということでもある。防衛側はスペシャルを2つ以上重ねるなど、カウントよりも確実なストップを重視する堅実な立ち回りが求められる。
ガチホコバトル
侵攻ルートは3つ、そのうち2つはだいたい同じ。
一つ目は中央の大型リフトから昇り、そのまま敵陣を正面突破する道。
二つ目に比べて、(味方との連携が取れているなら)素早く攻め込める。
二つ目はホコ左前の塗れる壁から登り、そのまま敵陣を正面突破する道。
一つ目に比べてホコ持ちの道のりが長く厳しいものになるが、ホコ単体でも乗り込みやすく(少し)粘りやすい。
三つ目はホコを取ったら少し引っ込み、右下の足場からホコショット等の長射程攻撃で敵陣のリフト(上記、リスポーン左奥のリフト)を呼び寄せ「戻っていく」リフトに乗ってゴール前まで行く道。
一見敵の裏をかけるように思えるが、リフトの戻るスピードがかなり遅いため迎撃されやすい。また敵の長射程ブキやボムなどでリフトを「進められた」場合、侵攻が大幅に遅れてしまう。さらにここでホコを落とした場合、敵から見て二つ目のルートの塗れる壁が近い。
侵攻に時間がかかり迎撃を受けやすい上、失敗した時の代償も大きい物になることを頭に留めておこう。
一・二番目のルートで侵攻している時に、ホコの護衛が敵を別方向から叩く道としては良いかもしれない。
ガチアサリ
中央のリフトを登るか右の壁を登って敵陣に入り、ゴールを決める必要がある。
リフト側は降りたところ~ゴール前、右側は壁を登った直後がわかりやすい防衛ポイントであり、ガチアサリを抱えて無策で入り込むと秒殺がオチである。
じゃあどうやって崩す?という問いが本ステージのキモであり、本ステージで勝つためのスタートラインと言える。
スペシャルをぶち込む、キルで防衛に穴を空ける、パスや現地調達を駆使してガチアサリをゴール前で作るなど何らかの回答は用意しよう。
サーキュレーターが遅いこともあってゴール前を包囲しにくく、チャンスタイムではカウントが大きく動きやすいので、私は防衛専門だから攻めませんという立ち回りはよほどシュート妨害が上手くないと成立しない。