▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年9月8日のツイートより。
ブキ紹介 
わかばシューターの改造モデル。名前の通り、もみじのようなステッカーが貼ってある。
セットの構成上、直接的な攻撃、防御性能はわかばシューターより落ちるが
ロボットボムとアメフラシで妨害性能を大きく向上させたブキ。
サブウェポンでロボットボム、
スペシャルではアメフラシを一番最初に使えるブキ(ランク4にて解禁)である。
わかばシューターと同じく最大容量が10%大きい、専用のインクタンク。
メイン 
インク効率のよさが一番のウリ。他のブキと比べても段違いの継続射撃時間を持ち、そうそうインク切れは起こさない。
また発射したインクがあまり1点にまとまらないので、広い範囲を一気に塗るのが得意。
ただし弾がばらけるため射程は短く、撃ち合いにはかなり弱い。
相手を素早く倒すには密着して銃口を向ける必要がある。
逆に言えば照準が合わなくても相手にあたってくれるので、初心者、慣れないうちは十分これでウデをならしておこう。
解説 
サブ・スペシャル 
ロボットボム 
相手を長時間拘束し、視界外に落とせば直接撃破もできる優秀なサブ。
短射程のもみじシューターにとっては戦線を支える貴重な手段。ただしインクロック時間が長いのがネック。
Ver.3.2.0以降インク効率が大幅に向上。もみじシューターは通常より10%大きい専用インクタンクである事も相俟って、何と無強化で2連投できるようになった。
ただし、2連投するとインクが空っぽになりメインを1発も撃てなくなってしまうため、能動的にサブとの連携を使っていくことを主体とする立ち回りならギアパワーで補助すべきだろう。
- また、他のボム系サブウェポンと異なり、ロボットボムの2連投自体は、そこまで戦況に影響を及ぼせない。
もみじに限ったことではないが、2連投はあくまで「手段」であり、「目的」ではないことを忘れないようにしよう。
何せロボットボム1回分のインク消費は、メイン約128発分に相当する。インクに余裕があるとはいえ、考え無しの乱用は控えたい。
- 追尾のスピードが遅いため、機動力のある相手に対してはほとんどプレッシャーを与えられない。前に出ようとする相手の足止めには使えないので、まずは塗りで優位を作って前に出られないようにしてからロボムを投げるようにしよう。
一方、高台を陣取る相手など、動こうとしない相手を強制的に動かすのは得意なのでどんどん投げていこう。
ロボットボムの追尾中=攻撃中と考えると、かなり攻撃時間が長い。
ロボットボムで追尾中にメインで足場を奪う行動は、相手に応戦(足を止めて射撃)or足元塗って距離を取る(ロボットボムの処理)の二択を迫る。
相手が応戦してきたら死なない距離を保って周囲を塗ろう。ロボットボムが接近してくれる。
相手が逃げようとするなら接近して足元を奪いにいこう。
どちらにせよもみじの行動が読まれないように前後にフェイントを入れて、常に有利な行動を取ろう。
相手は長引くほどインクを消費し足元を奪われることになる。
必ずしもメインで仕留める必要はないのでもみじ側が無理をする必要はない。とにかく死なないようにしよう。
また、時間をかけすぎると複数の敵に囲まれることもあるので適度なところで切り上げる判断も必要だ。
- 索敵性能は高く、広範囲に敵イカがいるかいないかの判定に使用可能。過信は禁物だが、死角などに投げ込もう。
- 敵が複数いるところに投げ込むと他のボム並みに事故を誘発できる。小さく見えにくい上に、誰がターゲットなのか分かりにくい、追尾時間が長くずっと移動している、突然爆発する(したように見える)など、相手にストレスを与えることが出来る。
アメフラシ 
戦場に対する影響が大きいため、サブを使って前線を維持しつつメインで塗りまくり、全力で発動回数を稼ぎたい。
- より効果的にアメフラシを使いたい場合、地形と敵味方の配置を考えていこう。
前線を構成する味方がいないと敵はアメフラシをスルーしてしまい何のプレッシャーも与えられない。味方の人数が揃っていて前線にいるタイミングで発動できればベストだ。
敵に向かってまっすぐ投げると左右に避けられるが、左右から投げると相手は下がらざるをえない。(前に出ると味方とアメフラシに挟まれるため。ただし味方がいないと前に出てくる。)
そのため敵の前線を下げたり、進軍を遅らせたい時には横から投げると効果的だ。
もみじの機動力を活かしてサイドから投げよう。
- もみじのスペシャル必要量は、塗りの強さに対して160Pと非常に少ないため、欲しいときにすぐ使えるのも魅力。
特に打開のタイミングでは、自陣の塗り状況にもよるが「まずはスペシャルを溜め、味方が前線に揃い次第、
アメフラシを投げてから自分も参加する」という心持ちのほうが、うまく打開できることも多い。
相手を捕獲する用途に限定して言及するならば、要するに巨大なポイズンボールのようなもの。
生発動でも大幅に塗れるので補助には十分だが、
効果範囲に相手を捉えてアシストや直接キルを狙えればより直接的にアドバンテージが稼げる。
前作同様自分から倒しに行くのは苦手なので無理は禁物。
運用 
前作では直接的な攻撃力のないサブ、スペシャル構成だったが、今作では大幅変更されており、カーボンローラーと同じロボットボム+アメフラシという構成になった。
相手に対する妨害能力が非常に高い組み合わせのため、機動力を生かして相手の裏をかいたり味方のサポート、やられてしまった味方のカバーなどに走り回れば塗りもキルも両立しやすい。
わかばシューター系列のブキは自分から相手を倒しに行く手段に欠ける代わりに塗りが強力で、味方のサポートに優れるカテゴリである。
メインの塗りに加え、広範囲に影響を及ぼすアメフラシで前線を押し上げ味方を動きやすくさせることに特化している。
前作ではサブとスペシャルが完全なサポート型の構成で、塗りもキルもメインのみでしか行えなかったが、今作では変則的ながらある程度の戦闘性能を備えている。
ただしどちらも遅効性のため、わかばシューターのように緊急行動を取るのは苦手。そのため他の武器種以上に先を予測しながら丁寧に行動する必要がある。
正面からの戦闘は避け、『死なずに塗る』をモットーに相手の射程外から強みの塗りを押し付けることで戦場そのものを自分の色に染め上げよう。
スペシャルの関係上、わかばとは違い、スプラッシュボムやインクアーマーをアテにした強引な攻めができない一方で、ロボットボムで相手をけん制したり、アメフラシに乗じて前線を上げつつアメのダメージが入った相手を倒したり、といった運用が可能になっている。
わかばシューターと同じくインクタンク容量が1.1倍の為、サブ効率無しでもギリギリロボットボムが2連投できる。
もみじにしかない強みをイカして戦おう。
ガチマッチ上級者向け 
効率よく短時間で塗る 
塗りが強いもみじだからこそ「塗る必要が薄いのに塗っている状況」に陥っている可能性がないか自分の立ち回りを振り返ってみてほしい。
塗りこそ強いものの、対面戦闘は苦手。しかし、機動力の高さとインクの持ちの良さにより、戦況に様々な手段で関わることができるブキなのだ。
そのため、必要な状況で必要な箇所をサッと塗ることが重要となる。
- ベタ塗り:全面的に自分色に塗る行為。もみじはこれは得意だが、隙が多く位置がバレやすい。短射程かつサブスペがいずれも即効性がない為、視認された状況での戦闘は他の短射程以上に不利である。使うタイミングを見極めて極力デスを減らそう。人数有利で固めるときやスペシャルを貯める時を中心に使う。
- バラ撒き、荒らし:照準を振りながら敵色のインクに一瞬撒き散らす行為。敵がイカのまままっすぐに進めない程度でよい。自分がセンプクしている場所を絞らせない(カモフラージュになる)ただし視点も激しく動かすため、敵の目の前で使うと敵を見失いやすいので注意。
- 道作り:照準を正面から足元に向けながらイカ移動をまっすぐ出来るインクの道を作る。
前線に関わる意識を持つ 
人数差がある時にカウントは進みやすく、キルの多い方のチームが勝つ傾向が高い。当たり前だが勝利のためにはもみじもキルに貢献する必要がある。
とはいえ、正面切って撃ち合いも出来ないので、サブ、スぺによる援護を行いつつ、隙があればセンプクからの奇襲を常々狙う必要がある。
奇襲時には素早く道作りをして急接近し仕留めよう。ギアパワーなら、イカ速や相手インク影響軽減が役に立つ。
照準は相手の足元に向けるようにすると足場を奪える。逃げる相手を深追いしないこと。
当然、相手がこちらを認識している時は返り討ちにあうので無謀な挑戦はやめておこう。自分のイカ移動のしぶきなどを出してしまったら基本的にはセンプクはバレたと思っていい。さらに相手がセンプクしたら警戒していると見てほぼ間違いない。たまに上級者でこちらに気づいていないフリで壁を塗ったりして誘ってくるイカもいる。
また、状況によっては機動力をイカし、「敵陣側に逃げる」という選択肢も頭に入れておこう。
敵陣側に逃げると、デスのリスクこそ高いものの相手の注目が自分に向かうため、オブジェクトから相手を引きはがしやすい。
逃げている最中にアメフラシが溜まることもよくあるだろう。その場合も前線側にアメフラシを投げることで、
自分が前線にいなくても前線維持やオブジェクトに貢献ができ、さらに相手の気を引くこともできる。
ハイリスクハイリターンな行動となるが、復活時間短縮などのギアパワーで多少のリスク軽減は可能。
索敵 
索敵の方法は、荒らしと道作りで進める場所を広げながら、間にしっかりセンプクを挟むこと。場所にもよるがメインを使った時間の3~4倍くらいセンプク出来るようになればかなり隠密性は高い。
味方との連携を意識するのであれば、「自分と近い味方より目立たない」というのもいい。味方をエサに敵を釣りだすのだ。
当然塗りを素早く完了させた方がセンプク時間を長く出来る。実はもみじの「塗りが強い」がここで発揮される。姿を見せる時間が短いのに塗りが広いので隠密性がますます高くなるのだ。
センプク合戦ではロボットボムがかなり役に立つ。広範囲のセンプクを必ず見抜く上に、センプクを妨害するので相手は動かざるを得ない。
ギアパワー考察 
おすすめギア 
イカダッシュ速度アップ 
前線を駆け回るもみじに欠かせないギア。
広い範囲の塗り管理、撃ち合いしている味方のところへ急行してカバー、相手ブキの射程外への離脱・・・
様々な場面で確実に効果を発揮してくれる。
相手インク影響軽減 
相手インク上での減速が緩やかになり、一瞬踏んだだけではスピードが落ちにくくなる。
前線での機動力と生存力を求めるもみじ向け。もみじの真骨頂である「前線で死なずに塗る」を体現するギア。
対物攻撃力アップ 
イカへの攻撃は不得意なら、イカ以外への攻撃は積極的に引き受けて味方をサポートしよう。
アーマー無効化が2発から1発になり、スプリンクラー、ジャンプビーコンを4発から1発で破壊出来るようになる。
スポンジやインクレールにも効果があり、環境を整えるのが速くなる。
小ネタとしてver4.9.0でロボットボムの威力が150→180に変更されたため、対物を積むと対スフィアの威力が180×1.3=234となり、スペ強10以下のスフィアならば二連投すればスフィアを割ることができる。
なお、アメフラシにも効果が乗る。そのため、相手の発動したアーマーを広範囲で剥がすことなどが可能になる。
もみじはインクタンク量が多く、メインの燃費が良く、サブのインク消費が少ないため
固い物質の破壊に適性がある。メインにナイスダマのバリアへのダメージ補正もある。
味方に代わってシールドや置きバブル等を速やかに処理して戦況を有利にしよう。
ver5.4.0以降幅を利かせている.52ガロンベッチューに対し、高回転なロボットボムとアメフラシにより
シールド(とナイスダマのバリア)を破壊することで、間接的にだが優位に立つことができる。
それ以外にもインクアーマー対策、スプリンクラーやジャンプビーコンの破壊などにも役立つため推奨ギアパワーの1つ。
カムバック 
デス後の前線への復帰、塗り返し、スペシャル溜めが素早く行えるようになる。
ガチマッチで特に有用なギアで、打開に向いており負けにくくなる。
もみじがデスする時は、味方が複数デスしていることが多くかなりの不利状況に陥っている。
すぐにスペシャルで状況を打開していきたい。
自軍の中で最後にデスしてもカムバックがあればスペシャルをためて味方に追い付くことが出来る。
ラストスパート 
相手の残りカウントが50を切ると効果発動。塗り合いには非常に強くなる。
塗り状況がよくなるとロボム事故も起こしやすくなる。
うまくいくと敵のヘイトが集中するので生存には気を配ろう。
スペシャル増加量アップ 
メインの塗りが強いのですぐ溜まるが、より速く溜められるようになる。
塗っている間は隙だらけなので、少しでもその時間を短くすることが出来れば隙の減少につながる。
アメフラシ効果中はスペシャルゲージを溜められないため、試合を通した発動回数はそれほど変わらない。
復活時間短縮 
もみじはキルを取らないで塗る時間が多いブキなので、復活短縮の発動回数は他より多く、適正は高いと言えるだろう。
ロボムの本体死後の追跡攻撃効果や、アメフラシによるスペシャルゲージのロックなど、もみじのサブスペとのシナジーも高い。
また、機動力を活かした裏取りヘイト引き等を行う場合にも、リスクを減らすことができる。
キル支援生存型とオブジェクト関与ゾンビ型、どちらを選ぶかは自分で決めて欲しい。
ロボットボムを活用する場合 
サブ性能アップ 
ロボットボムの飛距離が伸びてもみじの妨害性能が上がる。
安全地帯から投げられたり、意外に遠くから届いたり、壁を超えて投げたりと、ロボットボムの可能性を広げてくれるギア。
インク効率アップ(サブ) 
デフォルトでサブを2連投できるとはいえ、無積みでは2連投の後はインクタンクが空っぽになってしまい、ロボットボム2発分のインクロックが解消されるまで何もできなくなってしまう。
投げる前、投げた後のインク回復時間は意外と長く、その間に塗りに支障が出ては本末転倒となってしまう。
そこで頼りになるのがこのギアパワー。サブにひとつ入れておくだけでもメインを数発撃てるようになる。足元の安定しない前線でも連投を積極的に使って行きたい場合は、ぜひとも入れておくべきだろう。
インク回復力アップ 
試合を通したロボットボムの使用回数を増やすことが出来る。
ただしロボムが効果的な場面がそう頻繁にないことと、ロボットボムばかり投げていても塗り状況を悪化させてしまうことから、このギアパワーに頼ったもみじの運用は難しい。
その他 
ヒト移動速度アップ 
射撃中移動が速くなるが、これに頼って敵の攻撃を避けたりするのは難しい。
塗り効率についてもこまめにイカ移動した場合とほとんど変わらない。
総じてイカ速アップの方が恩恵を感じる場面が多い。
歩き移動のスピードはかなり上昇するので塗れない床が多いマップでは有用。
スペシャル減少量ダウン 
スペシャルゲージを溜めてる最中にデスすることが多ければ有用なギア。
アメフラシを発動する前にデスする事がないように立ち回りを見直せば自然と必要性は薄くなる。
というのも、アメフラシ発動中はゲージがずっと0のままなので元々スペシャルとの相性がイマイチなのだ。
積極的に戦い、多少デスする時があってもカムバックを選択したほうが打開時に合わせやすい。
逆境強化 
アメフラシは味方の人数が揃っている時に最大の効果を発揮する。
人数不利となってゲージが増加しても、味方が揃わなければ最大の効果を発揮しないため、いまいちギア効果と噛み合っていない。
またスペシャルなしでも最低限の自衛力を持たないと人数不利のまま隠れ続けるのは難しい。
元々メインウェポンの塗りが強いため、スペシャル増加量アップの方が欲しいタイミング(=味方と合わせる)でスペシャルを発動出来るようになる。
スペシャル性能アップ 
ナワバリバトルにおいて、敵陣深くまでアメフラシで塗れるようになったり、ホコやヤグラの侵攻ルートをより長く制圧できる。
ただし発動時間が伸びることでスペシャルの回転率は悪くなるので注意。ガチルールでは一回に比重を置いても敵の居る場所を通り過ぎてしまっては意味が無いので使うルールはもちろん、ステージもしっかり熟考する必要がある。
スーパージャンプ時間短縮 
追い詰められた時にスパジャンで脱出しやすくなる。
しっかり塗って退路を確保するように立ち回ってもなる時はなるので、あると安心。復帰も早める事もできる。
ギアパワー「メイン性能アップ」による効果 
塗り性能がアップする。詳しくはわかばシューターの項を参照。
アップデート履歴 
2017/9/9 | もみじ | 追加 |
Ver.2.2.0 | 全部 | これまでより足もとに塗りが発生しやすくしました。 |
Ver.2.3.0 | もみじ | SP必要ポイント190→180 |
Ver.3.2.0 | 全部 | 最大容量が10%大きい、専用のインクタンクに変更しました。 |
Ver.4.1.0 | 全部 | 着弾点の塗りがこれまでより前方に伸びるようにしました。 |
2018/11/7 | おちば | 追加 |
Ver.4.2.0 | 全部 | 射撃後、イカになったりサブウェポンをつかったりできるようになるまでの時間を4/60秒間短縮しました。 |
もみじ | SP必要ポイント180→170 | |
Ver.4.3.0 | おちば | SP必要ポイント190→200 |
Ver.4.4.0 | 全部 | イカ状態でZRボタンを押してから、弾が発射されるまでの時間を、約2/60秒短縮しました。 |
Ver.4.5.0 | 全部 | ZRボタンを押して射撃後、インクが回復し始めるまでの時間を、約5/60秒短縮しました。 |
もみじ | SP必要ポイント170→160 | |
Ver.4.6.0 | 全部 | インク消費量を約14%減らしました。 |
Ver.4.9.0 | 全部 | 下記のブキのカサに対して与えるダメージを約57%増やしました。 -キャンピングシェルター -キャンピングシェルターソレーラ -キャンピングシェルターカーモ |
Ver.5.0.0 | 全部 | 相手がナイスダマを使用中にまとうアーマーに与えるダメージを約17%増やしました。 |
Ver.5.4.0 | おちば | SP必要ポイント200→190 |