▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年10月20日のツイートより。
関連ブキ一覧 | 元ブキ | 改造型 |
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無印 | ホットブラスター | ロングブラスター |
マイナーチェンジ | ホットブラスターカスタム | ロングブラスターカスタム |
ヒーローモデル | ヒーローブラスター レプリカ | |
ブキチセレクション | ロングブラスターネクロ |
ブキ紹介
ホットブラスターの派生ブキ。向こうに比べて銃身が伸びているのが特徴。
高いイリョクをそのままに飛距離を向上させ、更に遠くの敵に範囲攻撃が可能。
サブとスペシャルは塗り性能が非常に低いメインを補うことができる。
メイン性能
※射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
※塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
Ver.○.○○現在
直撃射程 | 2.9 | ||
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爆風射程 | 2.1~3.5 | 塗り射程 | |
拡散 | 0° | ジャンプ中拡散 | 8° |
ダメージ(直撃) | 125.0 | 確定数(直撃または爆風) | 1~2 |
ダメージ(爆風) | 70.0~50.0 | ||
ダメージ(着弾飛沫) | 35.0~25.0※ | ||
連射フレーム | 60F | 秒間発射数 | 1.0発/秒 |
キルタイム(直撃) | 0.167秒/kill | DPS(直撃) | 125.000/秒 |
キルタイム(確2) | 1.167秒/kill | ||
射撃継続時間 | 9.000秒 | インク消費量(装弾数) | 11.00%(9発) |
射撃後硬直時間 | 30F(0.5秒) | 射撃後インク回復不能時間 | 70F(1.167秒) |
射撃中ヒト速 | 0.40 | 単発塗りポイント | 15.5p |
非射撃時ヒト速 | 0.96 | イカ速 | 1.92 |
※着弾飛沫の最低ダメージが爆風の最低ダメージの半分であることから、着弾飛沫の最大ダメージも同様に35.0であることが推測される。
しかし、試し撃ちでは33.0以上のダメージが確認できなかった(それ以上照準を近付けようとすると、オートエイムが働くのか直撃になる)。
- インク消費
前作は10%だったが、今作は11%になっている。(全快状態から9発しか撃てない、キューバン後に2発しか撃てない)
射撃後のインク回復不能時間は70F。ダイナモと同様の数値。
メイン解説
ホットブラスターの威力はそのままに、スプラシューター以上の射程を持つという利点が大きな強み。
直撃すれば確1で相手をたおせ、そうでなくとも爆風ダメージでジワジワと相手を追い詰めることができる。
ただし、インク効率と発射間隔が犠牲となっており、継戦能力と防御性の低さが大きな弱点となった。
元のブキもこの2つがさほど高くなく玄人向けであったが、このブキはそれを更に尖らせたような性能。
メインの塗り能力も強くないので、足場確保にも苦労する。交戦中にメインを1発外すだけで、倒されるリスクは大きく増えてしまうだろう。
このブキを扱う上では撃った方向に必ず炸裂させることができるかにかかっている。壁や地面に接触してしまうとそれだけで命取りとなりうる。
基本的には射程を活かして爆風を2発当ててキルをとっていく。ホットブラスターよりも連射が利かない分相手の動きを読んで攻撃を当てるスキルがホットブラスターよりも重要。不意討ちで爆風を1発当てることができても遅い連射により2発目を逃すこともあるので過信は禁物。こちらに気づいているときの撃ち合いでは相手の動きをよく観察して爆風を上手く当てよう。相手が詰めてくるなら退き撃ちで返り討ちにし、逃げるなら追い撃ちで逃さない。どちらもイカダッシュを使うことになるのでダッシュからの射撃を活用していきたい。なお爆風が当たらない近距離まで接近されたら直撃を当てるしかなく、射程を活かしづらい状況を考えると直撃を当てる修練も必須だろう。
撃った時点で長い硬直が発生する以上単独で行動するにはリスクが高い。
先手で爆風を浴びせても仕切り直されたり、一気に距離を詰められる危険もある。マニューバーとフデの存在も後押ししている。
とりわけケルビン525系統は単独で挑むには少々無理があるとまで言えるだろう。
だからこそ味方の護衛、すなわちアシストを積極的に試みよう。
爆風一発の脅威も飛躍的に向上するし、もし詰められても味方が処理してくれればよいのだ。
サブウェポンのキューバンボムと、スペシャルのアメフラシをイカに上手く使うかでこのブキを活せるかがカギとなる。
両者とも地面を塗れる性質なので、難しいが上手く使いこなせば塗りの弱さで足を引っ張ってしまう弱点もある程度補える。
同じ長射程ブラスターで、スペシャルも同一のRブラスターエリートの存在も気がかり。
向こうより威力が高いが、反面射程はこちらの方が大幅に短く連射も遅いので、不意打ち以外で正面から戦うのは避けたいところ。
さて、ロングブラスターも爆風削りが基本という特徴は変わっていない。
ただし発射間隔が1秒も要する本ブキでは「手負いにさせてもトドメを刺せない」ということも悲しいほどある。
では手ごたえを感じたらマップを開いてみてはイカがだろうか、爆風を浴びせた敵が丸わかりではないか!
そこから逃げる方向を予測して次の一手を仕込めば、よりキル性能に磨きがかかるはずだ。
…しかし、キルタイムの性質上、どうしても逃してしまうことはある。
チャージャーもノンチャが速いので割とすばしっこく仕切り直される事が多い。
そうなってしまってからだと不利の体制で第二ラウンドが始まるため、追撃と離脱の判断は間違えないようにしよう。
…いや、待てよ。
ある。
あるじゃなイカ。
直撃が
…と、まぁここまでやってしまったが、ロングブラスターのキルタイム問題を踏み倒せる手段が直撃である。
空中でなければブレは無く、求められるのは己のエイム。
一撃重点型のブラスターとしては最高射程モデルであり、まるでH3リールガンのように接近、
油断している長射程に一泡吹かせる事も出来なくは無いのだ。
直撃射程はライン2.9本分、これはダイナモローラーの縦振り乱確1射程(2.6本分)よりも長い。
とはいえ、この大勝負に対して弾を地面や壁に接触して不発、
あるいは地当て爆風のみになった時点でこちらの負けはほぼ確定する。
50ダメージ爆風を浴びせても勝算はそれほど高くは無く、おいそれと多用はできない。
それ以上にその運用をメインにするようであればスクイックリンやH3リールガンもしくはソイチューバーの方がおあつらえ向きである。
だからと言って厳しく咎めることはなく、今一度ロングブラスターの仕様を再確認し、
味方や地の利をイカしてじっくり追い詰める爆風と、
ヘイトを向けられる前にきっちりエイムを合わせてスマートに仕留める直撃。
それらを明確に使い分けてみることが極める上での重要なヒントとなるだろう。
サブ・スペシャル
キューバンボム
広範囲の爆風を持つが起爆までの時間が長いサブウェポン。
このボムの真価は相手を近づけさせない「牽制」にある。
キルをねらうよりは、守りの姿勢で運用していくことが望ましい。
また、イカスフィアやナイスダマに対して優勢に持っていくことが可能。ただし、インク効率を積まないと割った際にインク切れになったり、スペシャル性能アップを積まれていると返り討ちに遭うので注意。
一方で、ボムの爆風で比較的ダメージを与えやすいので、メインの爆風で削りきることも可能。
使い方次第で生存率からキル数までグッと変わるであろう。
余談だが、メインは壁塗りが若干苦手なので、このボムで一気に塗ることで立ち回りやすくなる。
アメフラシ
着弾地点から一定範囲をインクでじわじわ塗っていくスペシャルウェポン。
アメフラシの範囲内の敵は1秒で24ダメージ受けていく。
その性質からインクアーマーを剥がす手段としても機能する。
とはいえ、爆風一発ではアメフラシを2秒浴びないとキルまでは持ってこれないので火力補助とするには一工夫が必要。
キューバンボムでダメ押ししたり、交戦場所に投げ込んでいくと味方のアシストにもなる。
ガチヤグラのカンモンやガチホコの通過地点など、どうしても通り抜けないといけない場所に放り込むとより勝算がある。
もちろん牽制や有利ポジションを無理やり引き剥がしてキルするための土壌を作れる点は相性がよい。
移動している所は逃がさず爆風で絡め取ろう。
ゴリ押し突破される危険も相応に付きまとうので、出入り口を塞ぐように攻めてもよい。
キルまで持ってこれなくてもリスジャン帰還してくれるのならひとまず対面は勝利したと言える。
ちなみに水場や奈落に落とすと効果が現れず、スペシャルゲージのムダ使いとなってしまう。
このブキは全ブキ中最弱とも呼べるほど塗りが弱い上、さらにスペシャル必要ポイントが200ポイントと多いため、スペシャルを溜めることも意外と苦労する。ムダにならないように、焦らず確実にねらっておきたい。
ギアパワー考察
- インク効率アップ(メイン)・インク効率アップ(サブ)
メインもサブもインク消費が激しいので弾切れになりやすい。相手に襲撃されたときはもちろん、絶好のチャンスでキルをねらえるときに弾切れになってしまっては非常にもったいない。そんなリスクを軽減するためのギアパワー。
GP57(3,9)表記でインク効率アップ(メイン)GP3(0,1)とインク効率アップ(サブ)GP3(0,1)、もしくはインク効率アップ(サブ)GP6(0,2)を積むことでキューバンボムを投げた後メインを撃てる回数が1回増える。
- スペシャル増加量アップ・スペシャル減少量ダウン
アメフラシを多く使いたいプレイヤー向け。デス数が多いならばスペシャル減少量ダウンの採用もあり。ver3.0.0から少量でも高い効果を発揮するようになったので有用性が増した。 - イカダッシュ速度アップ
機動力強化に。ただし、射撃硬直は30Fと割と馬鹿にできないので注意。
爆風を当てて逃げる相手への追い撃ちや、逆に手負いで詰めてくる相手への距離調整に役に立つ。
- スーパージャンプ時間短縮
復帰速度とリスジャン撤退に関与する。相手のカバーを受けたりスペシャルで追い立てられた時に重宝する。
その他スペシャルゲージをそのままお持ち帰りできるのはありがたい。GP3~お好みで調整しよう。
- 復活時間短縮
キルできないまま連続で倒された際に復活時間が早くなるギアパワー。硬直が大きく、塗りも弱いため状況次第ではキルしなければ生存できないことがあり、デスが生じることがあるのでそのリスクを軽減できる。もちろん付けたからといってキルせずにデスし続けてもいいわけではない。
効果の薄いギアパワー
- ヒト移動速度アップ
本ブキの射撃中ヒト移動速度は僅か0.4。.96ガロンやバケットスロッシャーと同値でかなり劣悪なため、本ギアパワーの効果も薄い。
そもそも射撃硬直も長い上にただでさえヘイトが集まりやすいブキなため、ヒト状態の時間は極力減らすべきである。
塗れない床や金網が多いステージであれば若干有用性が高まるがやはり積むほどではないだろう。 - サーマルインク
サーマル効果は本ブキの立ち回り上有用なため、採用したくなるなるところだが、実はサーマルインクの発動条件に落とし穴がある。
ブラスタータイプのブキでは、弾を直撃させなければサーマルインクの効果が発揮されず、直撃が確1の本ブキでは原則無意味なのだ。
例外として、インクアーマーをまとっている相手に直撃させた場合は効果があるが、マッチングと戦況への依存度が高すぎるため、採用するにはニッチすぎる。
サーマルの効果を有効活用したいのであればリベンジを採用するとよい。
相手に倒されることが発動条件にあるため、後隙を付け込まれやすい本ブキとの性質と上手くマッチしている。
備考
- 実はサービス開始時からSP量以外は一切手をつけられていない、つまり実装当初からメインウェポン自体の使用感は全く変わっていない。言うなればスプラトゥーン2におけるシーラカンスである。
- アップデートで追加されたブキではあるが、実は初期バージョンの頃からヒーローモードのエンディングにちらっと描かれている。
- ホットブラスターと非常に似ているため、見間違えが多発している。
特にサーモンランでのランダム編成では見間違えた者が射程を間違えてミスをすることもありうるため、同じく似ているガロン兄弟以上に危険。- 前作ではブキアイコンが画面に表示されていなかったため特に問題にはならなかった。故に、この問題は利便性が向上したことの裏返しではある。
- 次作では.96ガロンと共にデザインがリファインされている。
ギアパワー「メイン性能アップ」による効果
ジャンプ撃ちのブレが軽減される。
他のブラスターが最大4°軽減なのに対し、ロングブラスターは最大3°軽減と効果量は控えめになっている。