▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年6月8日のツイートより。
概要 
射程距離無限、壁やあらゆる遮蔽物を貫通する、ビームのような高圧インクを撃てる放水銃(放インク銃?)。多くの長射程ブキにあるスペシャル。通称''「ハイプレ」。
元ネタは、消防の現場で使用される「ウォーターカッター」。
研磨剤を混ぜた水を高圧で噴射することで、鋼材やコンクリートに穴をあけて切断する放水銃である。
セット情報 
基本性能 
- 使用から発射までの時間:約1.3秒
- 発射時間:430F(約7.17秒(ver4.3.0以降))
- ダメージ:108.0/秒(1.8/F、ver3.0.0以降)
- 地形貫通時90.0/秒(1.5/F、ver4.9.0以降)
敵を倒すには、ある程度の時間光線を当て続けなければいけない。
特徴 
発動後、[ZR]を押すとビーム状の高圧インクを発射する。
光線はあらゆる壁やオブジェクトを貫通し、リスポンの中にいる敵以外はすべて攻撃可能。
また、自軍側リスポンのバリアも貫通せず、光線が遮られる(Ver.4.0.0以降)。
射撃を1.5秒間継続すると光線の周りに衝撃波が生じ、ダメージが与えられる範囲が拡大する。
なお、光線が当たった壁や床には塗りが発生する。
射撃していない間は、ギアパワーのサーマルインクのように、遮蔽物の向こう側の敵のシルエットが見えるようになる。
ただし、センプクしている敵は表示されない。
また、照準はないので、どこを向いて撃てば目標に当てられるかは、完全にプレイヤーの感覚による。
発動中、歩行移動の速度はかなり減少するが、センプクとイカダッシュは可能。
また、射撃しながら向きを変える速度はかなり遅い。
使用のポイント 
上手く使えば、どこにいる敵でも一方的に攻撃出る反面、機動力は無いに等しく、使用中は無防備になる。
また、塗りにはほとんど貢献しない点にも注意。
単体キル狙いの場合 
1人、あるいは複数の敵のキルを狙っての使用。
基本的には自チームの有利状況で使うのがセオリー。
発動前には足場と逃げ道がしっかり塗れていること、周囲に敵がいないことを確認。
自分と目標の距離が離れているほど、射線の移動が楽になり、キルが狙いやすくなる。
敵が一か所に固まっている時は複数キルを狙いたい。
効果的に使うには、相手の行動を予測しながら射線を動かす必要がある。
相手が右に逃げるか左に逃げるか、あらかじめ決めつけておき、読みが当たればキル率が上がる。
相手を見失った場合は、一瞬だけイカ化して射撃をキャンセルし、サーマルインク効果により敵の方向を確認。
相手がイカ移動中やセンプク中で場所が確認できなければ、これを繰り返し続ければいい。
一瞬イカ化は微移動による射線調整にも役立つ。
プレッサーは照準が表示されないわりに、非射撃時でも思ったより射線が移動してないことがあり、考えていた方向に飛ばないことも多い。
確実に射角を矯正するには、少し前移動をいれて自キャラの向きと視点をあわせるといい。
継続射撃による衝撃波の攻撃範囲拡大は魅力的だが、射撃キャンセルをしてしまうと活用するのは難しくなる。
敵の動きや状況に合わせて適時使い分けたい。
空間制圧狙いの場合 
インク光線により敵を牽制したり、動きを制限する使い方。
狭い通路や敵の通り道に放つことで敵が通りにくくし、既に通路上にいる敵に対しては逃げ場を奪ったハメ殺しキルが狙える。
ガチヤグラでは敵の侵攻に合わせて光線をヤグラに放つことで敵を強制的にヤグラから降ろし、ヤグラの進行を止めることができる。
ガチホコでは、敵ホコの進行を妨げることで迂回を余儀なくさせる。
まさにチームの守護神的使用法。
また、前線への援護として衝撃波を使うのも効果的。
壁のようなダメージ空間を薙ぎ払うように移動させることができるので、敵の移動方向を限定させ判断力を奪ったり、味方がキルされないように遠ざけたりができる。
正面からよりも十字砲火のイメージで横から撃ち込めだ方が効果が高い。
ただし、衝撃波と言えどもイカダッシュで通り抜けられてしまうと、高いダメージを与えることはできない。
ガチマッチでの使い方 
- ガチエリア
- ガチヤグラ
- 打開時
ヤグラにハイプレを打つことで、敵をヤグラから降ろさせる、最強のヤグラ対策である。
相手がヤグラから降りなければ、相手を倒すことが出来る。
相手がインクアーマーを使ってきた場合でも、対物攻撃力アップを積んでいれば倒しきることが出来る。 - 抑え時
自分たちが攻めている時に使う、いわゆる「攻めのハイプレ」である。
こちらも強力だが、打開時とどちらに使うかはその時次第である。
- 打開時
- ガチホコバトル
- 打開時
相手がホコを持っている時に使うと、ホコ持ちの場所が分かるため、ほぼ確実にキルを取れる。
ただし相手がイカ速を積んでいると逃げられる可能性があるため、注意が必要。 - 抑え時
あまり使う場面は無いが、ホコ割りの時にハイプレを使うと、ホコ割りに勝ちやすくなり、ついでに裏にいる敵も倒せるかもしれない。
- 打開時
- ガチアサリ
マップ利用ハイパープレッサー 
20%ダメージを受けた敵は、ナワバリマップに位置と動きが表示される。
これを活用し、マップを見ながらハイパープレッサーを使うことで、逃げる相手を追撃することができるテクニック(通称「マップレ」)。
ハイプレ自体でダメージ20%を与えるにはヒット音2~3回が目安になる。
初撃を与えるまではマップを閉じて撃ち、ヒット確認後にマップを開き、敵の逃げる方向に光線の軌道を修正するのがベスト。
光線は左右だけでなく高さも調整が必要なことが多いため、マップは開きっぱなしにするのではなく開いたり閉じたりする癖があるといい。
リスポーンハイパープレッサー 
リスポンでハイプレを発動すると、敵や前線から距離があるために射線の移動がしやすく、バリアが敵のあらゆる攻撃から守ってくれる。
スペシャルポイントがたまったらリスポンにスーパージャンプして発動するのが、ハイプレ使いの常套テクニック。
だったのだが、Ver.3.0.0より、リスポンのバリア内で使用すると、強制的にバリア外にはじき出されるようになった。仕様変更はあったものの、リスポン付近で発動することが安全且つ有効なことには変わりないが、発動中にマルチミサイルやアメフラシなどスペシャルで攻撃されると中断せざるを得ない(もしくはそのままやられるか)。
そうならないためには、敵のスペシャルの種類やポイントの溜まり具合には気を配りたい。
ただし、前線から離れるためハイプレを当てること自体が困難になる。また、リスポーン地点は主戦場と高さが違うことが多いため追撃も高い技術を要する。さらに、発動から撃ち終わって戦闘に復帰するまでの長時間、前線で戦う味方が数で不利を強いられる。つまり、2人以上倒せないのであれば下策となることの方が多い点には注意したい。
ポイントが溜まったからと言ってむやみにリスポーンプレッサーを狙わずに、ここぞという時に飛ぶのが大切。
状況や味方の不利・有利をよく見極めて実行したい。
なお、ギアパワーのスペシャル減少量ダウン(スぺ減)を45~ほど積むと、ゲージMAX状態でやられた時も即MAXまで取り戻すことが可能。
復帰直後にハイプレを撃つことで、前線の味方が劣勢にあっても防衛や戦況打開に大きく貢献できることがある。
もし味方にスペ減ガン積みプレッサーがいた場合は、リスポーン近くの塗り場を残しておいてあげよう。
煽りイカ走法 
ハイパープレッサー使用時のヒト速度は非常に遅く、インクで塗れないタイルや金網の上で使用した場合、もしくは使用中に足元が塗られた場合に咄嗟の回避が難しい欠点がある。
しかし、センプクできないのを承知の上でイカ状態になると、ヒト状態で移動する場合の2倍近い速さで移動することができる(ただし敵インク上では効果がないばかりか、相手インク影響軽減ギアパワーを採用している場合は逆効果にもなりうる)。
問題は金網の上にいる場合だが、イカになるのが一瞬であれば落下せず金網に留まる事が出来る。
そこでZLを連打しながら移動することで、イカ移動による加速を得ながら、金網から落ちることなく移動出来る。
その名の通り、見た目だけなら完全に煽りイカであり、他者から見れば煽り行為と勘違いされる可能性があるのが難点。頻繁にやると通報される可能性もあるため、使いどころも考えておきたい。
機動力が2倍になったとしてもほぼ皆無であることは変わらず、バトルでは専らアメフラシやマルチミサイルの回避に使われるのがほとんど。サーモンランではバクダンの即死範囲からワンチャン逃れることができるかもしれない。
もしも金網の上でハイパープレッサーを持ったまま飛び跳ねているイカを見かけたら、煽りや祝砲目的でないことを理解してほしい。
冗談抜きで、この状況下での最速の移動方法なのだ。
そのほか 
射線を曲げつつ同じ方向に横移動することで歩行速度分、射線移動の速度をあげることができる。
また坂道などで高低差がある場合は連続ジャンプで射線を上下移動させ かすらせるのを狙ってもいい。
サーマルインクのギアを採用していて、それが発動中の場合、ハイプレ射撃中でもその効果で敵のシルエットを遮蔽物越しに見ることができるため、狙いやすくなる。(~Ver.4.5.1) Ver.4.6.0にて、ハイプレ射撃中は、ギア効果発動中以外同様消えるようになったため、不可能になった。同アプデでのリベンジ強化のとばっちり。
その一方でポイントセンサーやトラップによる「マーキング状態」との相性は極めて良く、ハイプレ発動中でもマーキングはしっかり目視できる。マーキングの導線を頼りにターゲットを照射し続けられるので、相手がリスポーン地点にスーパージャンプしない限り、ほぼ強制的にキルができる。
タチウオパーキングの右高台などかなりの遠距離から敵が視認できるマップの場合、着弾点の移動が速い状態で目視で追えるのでキルが狙いやすい。
マルチミサイルの多人数ロック時は硬直が長いので、タイミングを読み切ることができればプレッサーで狩ることができる。
マルチミサイル持ちのスペシャル保持状況と位置は把握しておくとチャンスが増える。
全敵サーマルインク効果はうまみがあるので、終了直前に敵の位置確認のために射撃停止するのも選択肢になる。
射程無限で塗れるというのも特徴的で、タチウオパーキングの壁3か所の上り道を安全な遠距離からあらかじめ作っておいたりが可能。
タチウオパーキングのガチホコバトルでゴール地点への壁伝いの道を塗ってつくったりもできる。
射線があたる表側だけでなく、射線がでる裏側も塗れるので塗れる箇所であればどこでも塗ることができる。
貫通後は塗りが減衰するので塗りポイントは稼ぎにくいが、あらかじめ塗っておくことでトリックプレイも可能な場所もあるかもしれない。
特に相手にもハイパープレッサー持ちがいる場合、発動してもカウンターでキルされたり狙撃が阻害されたりがよくある。
ハイパープレッサーとジェットパックは、使えば使うほど上手くなる。最初は下手でも使っていけば、上手に使えるイカしたプレイヤーになれるかもしれない。
ギアパワー「スペシャル性能アップ」による効果 
使用可能時間が伸びる。
ギアパワー0で7.17秒(ver4.3.0以降)
ギアパワー57で最大8.5秒まで使用可能になる。
裏を返すと拘束時間が伸びるということでもあるので、採用は慎重に。
ギアパワー数 | 0 | 3 | 6 | 9 | 10 | 20 | 30 | 39 | 57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
発動時間(F) | 430 | 510 |
活用や対策に有用かもしれないコメント群 
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備考 
- 初期案ではスプラシューターにこのスペシャルが採用されていた。
- コロコロSplatoonではその名残が描写されている。
- 同コロコロマンガの「ケシカスくん」でもまさかの登場。夏祭りの会場でやぐらに乗って踊っている子どもたちに「オレのヤグラから降りろー!!」とプレッサーを撃つ暴挙に出ていた。
- 実際のガチヤグラのバトルでもよく見かける光景をワザワザ突っ込んでくるネタには笑いを隠せない。オマケにヒット時の音と確定数も忠実に再現している。
- ちなみにケシカスくんのアタマに金のつまようじが刺さっている。作者はオクトの例のアレを攻略したのだろうか。
- 本来後衛を務める長射程ブキとの相性が良いスペシャルなのだが、.52ガロンデコ、クラッシュブラスター、スクリュースロッシャーといった前~中衛メインブキにもセットされている。
- 後退しないと確実にやられてしまうため、前線から下がらないと使いづらいという欠点には注意。一方でハイパープレッサーブキと言ったらスプラチャージャー、ジェットスイーパーカスタム、バレルスピナーあたりだろうと認識しているプレイヤーも多く、こちらが長射程ブキがいない編成だったときなどで相手の意表を突くことができるかもしれない。
- 貫通して攻撃できるというコンセプトから前作の「メガホンレーザー」のようなコンセプトと思われる。
アップデート履歴 
Ver.1.3.0 | 1.5秒間発射し続けると、インクの周囲に衝撃波が発生し、ダメージを与える範囲が大幅に太くなるように変更しました。 「スペシャル性能アップ」のギアパワーを使用していない場合の効果時間を0.5秒延長しました。 ※「スペシャル性能アップ」のギアパワーを最大まで使用している場合の効果時間はこれまで通りです。 |
Ver.1.4.0 | 地形の裏にいる相手の位置を、これまでより約23%手前から表示し始めるようにしました。 相手のイカスフィアに対して与えるダメージを約100%増やしました。 |
Ver.2.0.0 | 効果時間を15/60秒間短縮しました。 |
Ver.3.0.0 | ダメージを約10%減らしました。 スタート地点のバリアの中で使用した場合、バリアの外に押し出されるようにしました。 |
Ver.4.0.0 | 相手側のバリアだけでなく、味方のスタート地点のバリアにも遮られるようにしました。 |
Ver.4.3.0 | 効果時間を約35/60秒間短縮しました。 「スペシャル性能アップ」のギアパワーの効果を小さくしました。 相手のインクアーマーに対して与えるダメージを約56%減らしました。 相手のイカスフィアに対して与えるダメージを約25%減らしました。 相手のイカスフィアを吹き飛ばす力を小さくしました。 |
Ver.4.6.0 | ZRボタンを押して射撃を始めたとき、サーマルインクなどの効果で見えているシルエット表示も、合わせて消えるように変更しました。 |
Ver.4.9.0 | 地形を1か所でも貫通して攻撃しているとき、その地形よりも奥にいる相手に対して与えるダメージを約17%減らしました。 ※地形を貫通しているかどうかは、中央のインクの部分が地形に触れているかどうかで判定します。 相手のインクアーマーに対する、ギアパワー「対物攻撃力アップ」のダメージ上昇効果を、通常の約3.0倍から、通常の約1.25倍に減らしました。 |
コメント 
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