▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年8月25日のツイートより。
関連ブキ一覧 | 元ブキ |
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無印 | スクリュースロッシャー |
マイナーチェンジ | スクリュースロッシャーネオ |
ベッチューコレクション | スクリュースロッシャーベッチュー |
ブキ紹介 
洗タク機を軽量化し、バトルに使えるように改良したブキ。
発射するスクリュー弾に回転する力が伝わり、弾の周囲にも攻撃できる特性を持つ。
見た目に反して取り回しは良く、機動力が他のスロッシャーよりも高い。
その特徴的な見た目から通称「洗濯機」と呼ばれている。
※一部の人からは「脱水機」と呼ばれている。
メイン、サブ、スペシャルはいずれも障害物を無視でき、物陰から一方的に攻撃や牽制ができる。
メイン性能 
※射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
※塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
ver4.5.0以降
有効射程(直撃) | 3.0 | ダメージ射程(渦) | 3.3 |
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レティクル反応距離 | 塗り射程 | 3.5 | |
射撃前隙 | F(秒) | ||
ダメージ(直撃) | 76.0 | 直撃確定数 | 2 |
ダメージ(渦) | 38.0 | 渦の確定数 | 3 |
連射フレーム | 33F | 秒間発射数 | 発/秒 |
キルタイム(確2) | 0.561秒/kill | DPS(直撃) | /秒 |
キルタイム(確3) | 1.051秒/kill | ||
射撃継続時間 | 秒 | インク消費量(装弾数) | 8.4%(11発) |
射撃中ヒト速 | 0.7 | 単発塗りポイント | 14.7p |
非射撃時ヒト速 | 0.96 | イカ速 | 1.92 |
ダメージ補正 |
- 1秒=60F(フレーム)。例えば30Fなら、0.5秒となる。
- 公式の表記では30/60秒という表記。この場合は30F=0.5秒である。
- 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
- 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
- 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合(精度が悪く命中率が大幅に落ちて弾が当たりにくかったり、激しいダメージ減衰が起きたりetc.)は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
- 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
- ヒトとイカの速度は、1Fに移動できる距離という定義。試し撃ちラインの幅は50としてある。
- ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96。
仕様 
弾道は放物線を描く。弾の周囲にさらに小さな弾が衛星のようについて飛んでおり、本体と外周部分でダメージ量が異なる。
直撃時は76、外周の渦で38。直撃+外周なら2回の振り、外周のみのヒットなら3回の振りで倒せる。いずれにせよキルタイムは遅い。
壁の裏に張り付いている相手にも曲射でダメージを与えられるという大きな強みを持つ。
また渦部分は壁や障害物に攻撃が引っ掛かりにくく、狭い隙間を縫って攻撃することが可能である。
連射力は高くなくキルタイムが遅いことから接近戦が苦手だが射程内ならば距離を問わずに渦ダメージが発生するため、ブラスターに比べると近距離戦にやや強い。
詳しく説明すると、塗り判定とダメージ判定が違っている。塗りは「弾の通過した下が太く塗られ、着弾で一気に広がる」というブラスターと酷似したものになっている。対してダメージ判定は「直撃範囲は細いまま、渦の巻き込む範囲がだんだん広がっていく」というものになっている。このため至近距離では直撃しか当てられず、塗れている位置でもダメージにならないことがある。射程ギリギリなら見た目通り広い範囲に当たるようになっている。
挙動は特殊だが、他のスロッシャーの性質と同様、少し上を向くと射程が伸びる。直撃射程はバケットスロッシャーよりわずかに短い。
射撃後の歩き速度が速い。これはバケットスロッシャーとの大きな差異である。地面にいる限りトリガーを引いた後はすぐに後退や横移動ができるので、撃ち合い時に敵との距離調節がしやすい。ギアのヒト速の効果があり、スプラシューター並みの射撃歩行速度を更に強化することが可能。
高低差により塗りやダメージが減衰する。しかし渦ダメージは減衰しないため(渦38+直撃38、減衰がかかるのは直撃部分のみ)、高所からでも他のスロッシャーに比べてダメージ減衰が緩やかで、確定数が変動しにくい。
渦部分まで含めると射程は長い。L3リールガン(D)よりは長くプライムシューター(コラボ)よりは劣るといったところ。
ちなみに直撃時はブラスターのように気持ちのいいヒット音が鳴る。
運用 
障害物を利用して戦うのが基本。相手の射線はオブジェクトでさえぎられるが、こちらの弾は当たるという状況で戦いたい。
サブのロボットボムも遮蔽物に強い(放物線状に投げられる、射線が通らない場所まで自走する)ので本ブキは特にその傾向が顕著。
キルタイムが遅いので、体力が満タンの前衛ブキに詰められてしまうと簡単に押し負ける。したがって平面での撃ち合いは限定していこう。
距離の管理を徹底できれば、スプラシューターやZAPなどとも平面で撃ち合える。射程はこちらの方が長いので、基本は地面に張り付きつつ、ここぞという時だけジャンプで回避して一方的にこちらの弾を当てていこう。
射程がお互いに届く or 相手のほうが長いブキ(具体的にはチャージャー系とプライムシューター(コラボ・ベッチュー) 、デュアルスイーパー(カスタム)、.96ガロン(デコ)、ジェットスイーパー(カスタム)、ラピッドブラスター(デコ・ベッチュー)、バレルスピナー(デコ))にはロボットボムを投げ込んで行動を制限つつメインで動きを封じて追い詰めていくのが理想的。特にブキの性質上、足を止めないとまともに射撃ができないチャージャーとバレルスピナー系に対しては、サブのロボットボムでの牽制は強力に機能する。
ロボットボムでの牽制が効かないならハイパープレッサーの出番。安全地帯から狙撃してさらに強くプレッシャーを与えていきたい。
なお、この特性からジェットパックを狩りやすい強味がある。そのため余裕がある状況で見かけたら積極的に狙っていこう。
テクニック 
- 壁を挟んでシューターと対峙している時は、「少し顔を出して射撃する → 歩きですぐに壁に隠れる」という運動を繰り返すことで、自分は隠れたまま一方的に相手を攻撃できる。必須の技術。ただしブラスター類、ロボットボム、ポイントセンサー、マルチミサイルには弱いので注意されたし。
サブ・スペシャル 
ロボットボム 
索敵・キルサポート・陽動など様々な使いみちのあるボム。
アップデートで爆発範囲や索敵時間が減ったものの、それ以上にインク消費が軽くなった事で気軽に投げられるようになった。これにより、射程負けしている相手に対する牽制がしやすく、その上ロボムの性質上相手に移動を強制できるので、ハイドラなどのチャージ必須ブキに対して有効。
段差には若干対応しづらいので、そっちはメインで対応しよう。
スクリュースロッシャーの強みはその長射程と渦の当たりやすさ、着弾点の塗りの大きさにあるので、相手のブキとの相性を考え、一方的に有利な状態に持ち込むことが肝要になる。それを実現するためには索敵は最重要になるため、このサブの性能はとても相性がいい。イカでインクに潜っていても、ロボットボムの索敵範囲内なら索敵に引っかかるので、ロボットボムは向かっていく。
このボムの真髄は相手に移動を強制させるところにある。曲がり角や怪しい敵インクのクリアリングから、高台にいる長射程ブキの遮蔽物からの追い出しなど様々な場面で活躍する。相手の後ろに投げ込んで、自分とボムで挟み撃ちなんてのも有効。キルタイムが遅い性質上、正確に狙いを定められると撃ち負けやすいが、ロボットボムの妨害でそれを許さず、対してこちらのメインの判定は広いので、逃げ惑う相手に2発入れる動きがやりやすい。仮に自分がやられても、敵の足元さえ塗っていれば、ボムが高確率で仇をとってくれる。
ハイパープレッサー 
あらゆる障害物を貫通する高圧のインクを放つ。
地形貫通は強力なものの、キル速度はさほど早くなく、射撃中はサーマルも見えないため、特に敵の動きが読みにくいナワバリバトルでは扱いにくい。
一方、ガチマッチでは「オブジェクトの関係で相手の行動範囲がある程度制限される」性質上、特にメインブキと相性のいいガチヤグラにおいて特に力を発揮しやすい。
ヤグラから相手を強制的に降ろしたり、ガチエリアを薙ぎ払ったり、ホコの裏にいる敵に攻撃する、事前に超遠距離から敵陣の壁を塗っておくことでの侵攻ルート確保(特にタチウオパーキングで顕著)など、使いみちは十分様々にある。
また、ガチマッチでもナワバリバトルでも、高台に位置取るチャージャーに攻撃したり、マルチミサイル発射中の敵をキルしたり、味方が交戦中ならばそのキルアシストをするのには大変に向いているため、使い所を選べば強力。
敵の腕前が上がるほど、スーパーチャクチやイカスフィア、ジェットパックなどは迎撃されるリスクも上がるため、敵前に姿を晒さずとも攻撃や塗り、索敵が行えるのはリスク対効果としては優秀。
とにかくこのSPは敵陣に切り込んでいくのは苦手なため(射撃中はほぼ無防備な上、無限射程を活かすならば超長距離からのほうが末端の速度が上がるので回避が困難になる)、遠距離から敵の防衛地点を妨害したり、ジェットパックが護衛しているヤグラを止めたりと行動の幅を広げられる。
中距離で使用するなら、発動前にロボットボムを投げて、相手の逃げ場を狭めておくとなお良い。
ギアパワー考察 
相性の良いギアパワー 
インク効率アップ(メイン)・
インク効率アップ(サブ)・
インク回復力アップ
燃費はかなり悪いので、戦闘中のインク切れや塗りで押されるパターンを少しでも改善したいなら。いずれか一つはメインでほしいところ。
ver4.5.0でインク消費量が20%上がったので元のインク消費量(14発)に戻すのにメイン効率が12必要となった。
相手インク影響軽減
歩き撃ち速度はかなり速いが、振りかぶりフレーム(前隙)があるので、すぐに足元を塗る際にも一瞬の隙がある。機動力を生かしたい場合に。10程度でもかなり軽快に。イカ・ヒト移動速度アップと併用するとさらに機動力が高まる。
爆風ダメージ軽減・改
比較的狩りやすい対ジェットパックや対ヒッセン(クイックボム)において、さらに安定性を高めたい場合に。
ヒト移動速度アップ
もともと高い射撃歩行速度を更に加速させて長所を伸ばす。撃ち合いつつも距離維持がしやすくなる。
スペシャル増加量アップ・
スペシャル性能アップ
有用性は使い手の技量による。塗りを重視して立ち回り、ゲージが溜まったら積極的にハイパープレッサーを使って狩りにいく。
スペシャル減少量ダウン
ヤグラやホコを強制的に止められるハイパープレッサーがデスでいざというとき使えないのは痛い。常にスペシャルゲージを高く保っておきたい場合に。
相性の悪いギアパワー 
サーマルインク
直撃させないと効果が出ない。一撃重視型のブキよりかはかなりマシではあるものの、やはりインクアーマーでもない限り活かせる場面は少ない。
そして直撃させた場合、大抵相手は追撃の渦ダメージで倒れるか自分が返り討ちにあっている場合が多く、復帰しても残り時間がわずかになっているであろう。
- サーマルの効果自体は相性が悪くないのでリベンジを採用したほうがよい。
ギアパワー「メイン性能アップ」による効果 
- 塗り性能が上がる。
- 着弾点の塗り半径が拡大する。カス当たりでも相手の足元を奪いやすくなる。
前作「Splatoon」からの変更点 
- 射程
直撃、渦ともにライン0.1本ほど短くなっている。今作では全体的に射程が短くなっている中、スクリュースロッシャーは前作との差が少ない方で、より射程有利を取りやすくなった。
- 高さ減衰(要検証)
ダメージ、塗り共に1よりも減衰しにくくなった?
少なくともダメージについては、試し撃ち場の最も高い金網から近距離のバルーンに撃っても、全くダメージ減衰が見られない(距離が離れると少しダメージ減衰する)。
高所からの塗り減衰も、前作よりマシになったような…?
- 演出
地味ながら重要な変化で、高所から放った場合、前作ではダメージ減衰すると直撃しても直撃音が鳴らなくなっていたが、今作ではダメージ減衰しても直撃ならば直撃音が鳴る。直撃の可否でその後の立ち回りも変わるので重要な変更だろう。
- 射撃中ヒト速
前作では0.80だったが、今作では0.7となり弱体化した。