▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2018年9月19日のツイートより。
概要
総面積:2440p
全ステージ中5番目に広いステージ。
ハイカラスクエア近郊の観光名所で、ここを訪れるとナワバリバトルに勝てるという謂れのあるパワースポット。
改装工事の最中だが、その足場や障壁を利用してバトルが行われているらしい。
Ver.4.1(2018年10月3日)で登場。スプラトゥーン2最後の追加ステージである。
名前の由来は「ムツゴロウ」。畑正憲氏ではない。
南側には「マサバ海峡大橋」らしき橋が確認できる。
MAP解説
海の上に建つステージだが、慣れれば水死する事は無くなるだろう。
最大の特徴は、(一部ミステリーゾーンを除き)ステージ唯一の線対称であること。
また、ガチマッチの各オブジェクトも北側に集中して配置されている。
この点において前作の悪名高き線対称ステージのシオノメ油田を彷彿とさせるが、あちらと違い極端に大きなエリアはないため、北側だけ押さえれば勝てるという訳ではなくなっている。
また、構造上リスキルができなくなっている他、前作で猛威を振るったスーパーセンサー*1もないため打開はし易くなっている。
各ルール考察
ナワバリバトル
便宜上、賽銭箱のある本堂側を南、反対側を北として表現する。
塗り面積は相手がジェッパなどの特殊な手段でしか侵入できないお互いの高台がそれぞれ全体の25%、南(賽銭箱)側から北に向かいガチエリアのある場所のあたりまでの広い一本道が25%、残り25%がガチエリア側の左右(北東・北西)スペースとその他となっている。
そのため、抑えの際には南側ではなく、北側を取られないようにすることと、打開の際はいかにそこを塗るか、そのために南側からどう攻め入るかが重要になってくる。
南側の方が高い位置にありリスキル不可・敵から見下ろされるため、北側に複数人が固まってしまうと、南側から長距離ブキやスペシャルで打開されて逆転→北側を抑えられてしまう可能性がある。(言い換えれば、北側を制圧されても南側から打開は十分に可能)
攻めている場合は数か所に散らばり、向かってくる敵を監視しつつ(比較的狭い)中央エリアで挟み撃ちする事で効率よく敵の排除とエリアキープが可能。
逆に打開時にはスペシャルを複数重ね、行動を制限した上で手分けして敵を倒し、エリアを奪取したい。
構造上リスキルされない上にデスが重く、最後の30秒でひっくり返ることが多いステージ。最後まであきらめない事。
ガチエリア
左右ルートと中央ルートはエリアで分断されている。
中央ルートからエリアを塗る場合は敵の侵入経路に背を向けることになるため、相手の復活状況などをよく見なければリスクが大きい。
左右ルートは後ろを取られる心配は少ないが、リッター4Kやハイドラント等の長射程に睨まれると非常に動きづらく、遠距離攻撃の手段に乏しい場合は攻め手を欠きやすい。
エリアを制圧したら南側に下り、中央に掛けて塗っておく事で、相手の攻めを潰しやすくなる。とは言え中央からエリアを経由せずに敵側に乗り込む経路も一応は存在するため、エリアを取って戦線を上げる場合はその点に注意しよう。
ガチヤグラ
ステージの構造上攻めにくく守りやすいが、中でも第2カンモンが難関。
相手は安全地帯から一方的に攻撃し、しかしこちらは簡単に相手に近付けないため、いかにここで持ち堪えるかがポイントになる。
アメフラシが非常に有効で、敵にじわじわダメージを与えつつ、こちらはインクの回復や仲間の合流を待ちやすくなる。
逆に防衛時は第2カンモンで絶対死守する事。第3カンモンでも防衛しやすいが、こちらは満身創痍な場合が多いため、突破されたら半ばウイニングランになってしまう。
ガチホコバトル
このステージのテーマは背後の取り合いである。
全ステージでも有数の初手割りの影響が小さい配置の割に中央から敵陣に乗り込むことで初手からいきなり敵の背後を強襲することができる
…という知識が前提の読み合いや撃ち合いが繰り広げられる。
後述の中央から敵陣の塗れない床を経由する動きは他ステージと比較しても相当短い距離でいきなり敵陣奥深くに強襲することができる。
当然リスキーな動きだが、成功すれば敵の防衛をガタガタにできる上、通常の外回りルートは道が狭い上に敵からの見通しがいいため全員で集まってても大した意味はないので
基本的に1人は裏を使って包囲を仕掛けることを前提に考えるべきだろう。
また、背後の取り合いが激しい都合上、タイミングを間違えてホコの動きに置いていかれるプレイヤーも存在する。
こちらが敵陣に乗り込んで攻めているのになんか自陣が荒らされているとなれば、敵側は1人いないも同然の状態であり、追いつかれて背後を取られる前に迅速にカウントを進めていこう。
逆に、防衛する側としては敵は絶対に背後を狙ってくるということは片時も忘れてはならない。
そのため、このステージは自陣にホコがある状態が極めて危険であり、速やかにホコの初期位置か敵陣に運ぶ必要がある。
敵が手強いので自陣でガチホコショットを垂れ流していたら敵に背後を突かれて壊滅しましたなどという事態が起こったら負けである。
ホコの進行ルートについても、正面突破以外のルートは敵陣の背後強襲ルートと同じである。
まず、敵陣側にある坂を登るか真ん中の坂を登ってから塗れないスロープを経由して敵陣寄りの中央に入り込み
敵陣側にある坂を登るか正面の段差の側面を登ってゴールを目指す。
尚、中央から塗れないスロープへ渡るとカウントを一気に伸ばすことが出来る。
が、塗れないスロープに降りる前に迎撃されるともれなく同じルートでやり返されるのでカウントリード中に拮抗しているときはやらないほうが無難。
なお、敵側のスロープでホコを落とすことで、敵に拾われた瞬間に倒し、ホコが戻りそうなら持って即敵に倒されることで延々時間稼ぎが可能。
ガチアサリ
- マークは大まかなアサリ発生位置であり、実際の発生場所は多少ズレる。
- アサリ総数制限のため、全位置に一度に発生するわけではなく、また必ず4つ揃って発生するわけでもない。
- 初期配置のアサリはある程度は場所が決まっているが、戦略的に活用するには不確定すぎるためここではマークしていない。
- 全ステージのページを巡回しきれないので、間違いやマーク漏れがあった場合はガチアサリのコメントまで。
恐ろしいことに互いのゴールがむき出しになっているステージ。
下層のアサリ目当てに全員が飛び出してしまうとゴール前が無人になってしまう。
かといって上層で戦っていると下層からガチアサリを持ち込まれた時にシュートを止められないので、
試合開始直後にどちらで戦うか決めなくてはならない。
時には味方の行動を見て自分の行動を変える必要もあるだろう。
ゴールルート
- 上ルート(赤矢印)
正面からゴールに向かうルート。
基本的に反撃ガチアサリをシュートすることになるが、長射程ブキの餌食になりやすく何も考えずに使うのではゴールは難しい。
すぐにガチアサリを持つのではガチアサリを無駄にするだけなので、
敵を掃討してからリスポーンしたプレイヤーが持ちこむ、下ルートと同時攻撃するなど工夫が必要。
- 下ルート(黄矢印)
下層でアサリを集めてガチアサリを下からシュートするルート。
上ルートを防衛する敵から妨害されにくいが、ガチアサリを作った時点でルートがバレてしまう。
やはり上ルートとの同時攻撃が望ましいだろう。
水色矢印のショートカットも覚えておきたい。