▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年6月8日のツイートより。
概要
床に設置し、敵が接近すると爆発してダメージとマーキング効果を付与する、地雷のようなサブウェポン。
前作にも登場しているが、仕様はだいぶ変更されている。
前作からの変更点
- 爆発ダメージが大幅低下し、単体で一撃の威力が失われた
- 爆発の反応が素早くなり回避が困難になった
- 2つ設置できるようになった
- マーキング効果が付与された
- 時間経過で爆発しなくなった(反応しない限り存在)
裏取り見張りに使ったり、前線にばら撒いて索敵したり、火力補助に使ったり等、ブキ種によって使い方が大きく異なる。
セット情報
メインウェポン | サブウェポン | スペシャルウェポン | 必要塗りポイント |
ノヴァブラスターネオ | トラップ | キューバンボムピッチャー | 170P |
ラピッドブラスター | スプラッシュボムピッチャー | 200P | |
ダイナモローラー | ハイパープレッサー | 180P | |
パブロ・ヒュー | イカスフィア | 180P | |
リッター4K 4Kスコープ | アメフラシ | 190P | |
ハイドラントカスタム | インクアーマー | 200P | |
ケルビン525 | ジェットパック | 180P | |
キャンピングシェルターカーモ | ウルトラハンコ | 210P | |
スパイガジェット | スーパーチャクチ | 150P |
性能
基本インク消費量は60%。
インクロックフレームは0F。
ダメージ一覧
爆風(近距離) | 45 |
爆風(遠距離) | 35 |
敵の至近距離で爆発しても、一撃で倒すような威力はない。
爆風(近距離) | 35 |
爆風(遠距離) | 20 |
解説
床に設置し、相手が近づいてきたり、トラップが敵インクで塗られると起動し、爆発ダメージと塗り判定を周囲に与え、爆発に巻き込んだ敵を約6秒間マーキングする効果がある。
設置できるのは自分の目の前だけで、ボムのように投げることはできない。
1人につき最大2つまで設置できる。
設置した時、敵の察知範囲を示す円が点滅するが、この円の中に2つ目を置くことはできない(「使用不可」と表示が出る)。
3つ目を設置すると、古いトラップが消滅する(爆発はしない)。
ちなみに、消滅したトラップの設置跡には小さい円状の塗り跡が残る。
Ver.4.0.0から3つ目を設置すると古いトラップが爆発するようになった。
これを使えばC4爆弾のようなテクニカルな運用もできるようになる。
起爆するのは「相手が察知範囲に入ったとき」と、「トラップが敵インクに塗られたとき」。
点線で示される察知範囲は敵に反応する範囲であり、敵インクに反応するのは中心のトラップ本体(黒い円)のみ。サブ性能アップで察知範囲が広くなっても、敵インクに反応する範囲が広がってしまい遠くから安全に起爆されやすくなるということはないので安心してサブ性能アップを積もう。
起爆時の爆発ダメージは近爆風(範囲はおそらく察知範囲と同じ)、遠爆風、そしてセンサー爆風の3つにわかれている。
ダメージ爆風とセンサー爆風は範囲が一緒なため、爆風によってダメージを与えたら必ずセンサーが付く。
しかしセンサー爆風は壁を貫通することができるが、ダメージ爆風はほかのボムのように壁を貫通することはできないという特徴があるため、センサーが付いた敵に必ずダメージを与えたわけではない点に注意したい。
そういった仕様のため高いサブ性能と任意起爆を利用すれば、障害物越し・台の上下の敵などにもセンサー効果を付けることが可能になっている。
味方全員は自軍トラップの設置場所を目視確認できるが、敵軍のものは目視できない。
また、トラップを自ら仕掛けたプレイヤーの画面には「トラップマークの吹き出し」が常時表示され、遮蔽裏・画面外にある状態でも存在が確認できる。
なお、作動すると一定時間吹き出しに×マークが付き、敵の侵入を素早く察知することが可能。
ただし任意作動時も敵によって作動したときも演出が一緒なため、味方はなぜ爆発したのかわからないのが難点か。
ガチホコの運搬ルート上やガチアサリのゴール付近など相手が通りそうで、且つ通りがかった敵をマーキングして意味がある場所や、裏取りルートに置いておくと効果を発揮する。
また、近距離が弱いブキならば、1つは自身を守るように置くのも良いかもしれない。
参考までに各ブキ毎のタイプ別運用イメージを以下に記す。
- タイプ1 早期警戒型
対象:リッター4K/ダイナモローラー/ハイドラントカスタム
自機ポジションへの侵入経路に設置。検知時は再設置しつつ後退、迎撃して仕切り直す。
- タイプ2 索敵殲滅型
対象:ラピッドブラスター/ケルビン525/キャンピングシェルターカーモ
自機前方に設置し様子見。検知時は御自慢の長射程高火力で殲滅。感がなければ前進。
- タイプ3 強行偵察型
対象:パブロ・ヒュー/スパイガジェット/ノヴァブラスターネオ
ひたすら遊撃して前線にばら撒く。センサーが付いた相手は味方と連携して処理。戦闘時には主ダメージ源としても利用。
なお自タイプより上段の型は移行・併用可能だが、下段の型を使うことは難がある。
トラップ設置にはそこそこの前隙があるが、この前隙は空中移動している最中でも発生させて前払いできる。
なので前後左右に止まる事なく移動しながらの設置もできる。特に段差を降りる際は実質隙無しなので基本は設置する気持ちで。
下段の使い方をする時はもちろん、上段の使い方をするブキも逃げながらのトラップで足場を取って逃げ切ったり、ダメージを稼いで返り討ちにしたりと便利なので、使用時の小ジャンプは心がけたい。
自分のブキの近距離エイムが苦手ならトラップを揉み合い時の咄嗟のダメージソースにするのも、手首の回転の都合的にいいかもしれない。また、スパイガジェットはキルタイムが遅く、射程も短いためトラップを絡めることにより効率よくキルすることができる。
トラップを設置するとイカ1人分ギリギリの小さな塗りができるので、それを足場にする事で爆発時と合わせて二回分の足場確保ができる。
この小さな塗りに潜伏すると見た目で塗り返されにくいので、味方が3落ちしている時などは敵インクに飛び込んで小さな塗りの中でやり過ごし、味方の復帰に合わせて攻めると、裏取りルートを使わずに多角度同時攻撃ができる。(要するに"味方負担の無い裏取り"というやつ)
運用時のポイント
予め設置によるインクの前借り、ダメージ蓄積、塗り、マーキング、とトラップにできることの幅は広く、しっかりとイカせば第5、第6の味方となってくれること請け合い。この特徴を最大限にイカすために意識しておきたい点をイカに記す。イカイカうるさいな…
トラップはインクロックが無いので、そうでなくてもサブインク効率ギアよりも補正も活躍幅も優秀なインク回復ギアの恩恵が強い。
アップデートでサブインク効率ギアの効き目が上がったが、これはギアの累積減衰を誤魔化す為にオマケで少量だけ積むのがいいと思われる。
(トラップはまだまだ研究途上。より良い情報共有のため、追記・修正やコメント欄での議論、イカよろしく~。)
- わかってても避けられない場所
裏取り監視のためのトラップではマーキングできるかどうかが特に重要となるが、マーキングを当てるためにまず意識すべきポイントはここ。
トラップは前記の通り敵インクでも反応してしまうため、離れた場所から塗られるとセンサーを避けられてしまう。わかってても避けられない場所というのは、つまり「塗るために体を近くに出す必要がある位置」である。「曲がり角を曲がってすぐ」や「崖を登った少し先」といった具合。
ボム持ちかつクリアリングを慎重に行うイカに対してはやや弱い。
- トラップを意識する余裕が無い場所、タイミング
読んで字のごとくトラップ回避を考える余裕が無い場所やタイミングでの設置。
敵の意識の隙をついてヒットさせるという意味では、トラップを設置したそばで撃ち合うようにするという戦法もここに入る。
主に「最前線となっている場所」や「敵の打開の起点になる場所」など。
- ガチホコ、ガチアサリの進軍ルート。ヤグラの上
上記の「トラップを意識する余裕がない場所」にも通じる。1でもカウントを進めようと躍起になっているイカはダメージ回復もせず突っ込みがちである。特に切迫した状況だった場合、トラップでキルやカウントストップができることも。
- 余裕が生まれたタイミング
インクと隙の前借りができるのはトラップの大きな特徴。人数有利を取るなど、少しでも戦況が落ち着く瞬間ができたらどんどん設置していこう。
また、トラップは慣れるまで上手く効果を発揮できないだろう。頭で活用方法や設置場所を考えるのももちろん重要だが、多くの設置経験を積んで有効な設置場所やタイミングを感覚的に掴んでおくのもいい。
アップデートによって置いたトラップが最低でも塗り返しを強制する程度の効果保証を得たので、段差を降るたびに空中で前隙消しトラップを置くぐらいでいい。
さらに小ジャンプトラップだと止まる事なく塗りを予約できるので前線への復帰路を移動しながら塗り返しできる。
これは敵がその塗りを利用していた場合に直撃の45ダメージが入る当たり方になりやすい点でも便利。
崖降り際のトラップも隙の無さ以上の効果がある。
崖下の塗り返しによるリスク低減はカウントを犠牲にしてでも時間をかける価値があるが、前線復帰でクリアリング時間をあまり使わないというのは、リスクと引き換えではあるが強い。
過剰な潜伏や裏取りが味方負担になるのとちょうど真逆の効果で、味方への負担を下げてくれる。
さらにローラーなどの崖下大好きブキ達への持続的対策にもなるので、余裕があるならとにかく設置でいい。
ギアパワー「サブ性能アップ」による効果
探知範囲と、起爆時にセンサー効果とダメージを与える範囲が拡大する。
Ver.1.4.0からセンサーの効果時間も増加するようになった。
探知範囲が拡大するため、ヤグラの台の上など特定の台の上にギリギリ2つ置けなくなってしまう難点もある。
散るインクの範囲、与ダメージ値そのものは上昇しない。
範囲表示は平面の円だが探知範囲の実体はおそらく球形であり、サブ性能アップによって半径を広げることで、上下方向への探知範囲(及びセンサー/ダメージ範囲)も広がる。
サブ性能アップを多く積むことで、積まない状態では反応しない高低差のある崖上の敵へ、崖下のトラップを反応させるといった荒技も可能。
45ダメージ範囲はそこまで大きくならないが、35ダメージ範囲はどう見ても当たってない場所にまで届くほど拡大される(30で大体半径2.4ラインほど)。
GP | 効果時間(秒) | 伸び |
0 | 4.96 | |
10 | 6.46 | +1.50 |
20 | 7.70 | +1.24 |
30 | 8.70 | +1.00 |
ギアパワー数 | 0 | 3 | 6 | 9 | 10 | 20 | 30 | 39 | 57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トラップ検知半径(DU) | 30 | 31.0 | 31.9 | 32.8 | 33 | 35.5 | 37.5 | 38.8 | 40 |
トラップ遠爆風半径(DU) | 80 | 82.9 | 85.6 | 88.3 | 89.1 | 96.6 | 102.4 | 106.3 | 110 |
トラップ効果時間(F) | 300 | 328 | 356 | 382 | 390 | 465 | 524 | 562 | 600 |
- サブ性能アップの探知範囲の変化