▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年6月9日のツイートより。
概要 
投げると敵の攻撃を防ぐインクの壁を展開するサブウェポン。
相手の攻撃を通さず、こちらの攻撃を一方的に通す性質を持つため、サブウェポン中最高の守備力を誇るスプライカの傑作。
余談だが全シューター属を網羅しているサブウェポンである。
セット情報 
性能 
基本インク消費量は60%。
インクロックフレームは85F(1.42秒)*1。
敵が直接触れると30ダメージを与えて強く押し返す。このダメージ判定は接触直後から0.5秒間隔で発生する。
解説 
使用すると一定距離にシールドを投擲し、接地後に展開される。
ほかの投擲サブとは逆に下を向くほど遠くに投げられるという性質を持ち、使用の際には注意が必要。
高い位置やジャンプ中に投げれば遠くに展開される点はほかの投擲サブと一緒。
投擲から設置、展開までおよそ1秒かかり、この間はシールドの効果は発揮されないため、早めに投げておくと良い。
投げた時に壁に当たると跳ね返り、その分展開までに時間がかかってしまう。
シールドが壊れる前に2つ目を設置すると、最初のシールドは消滅する。
展開後はインクのシャワーによるシールドが発生。敵の攻撃を防ぎ、味方側の攻撃のみシールドの向こう側に通るため、一方的に攻撃ができる。
シールドには効果時間があり、展開から400F(約6.66秒)経過するとほんの少し待って消滅する。シールド中央のタンク内のインクの量で残りの効果時間がおおよそ把握できる。
展開時には毎フレームごとにシールド体力の0.25%(1/400)ずつ耐久が減る。ダメージを受けると壊れるのがさらに早くなり、大きなダメージを受けると即座に破壊される。このダメージはガチホコのバリアのようにブキによって異なる。
敵と遭遇しそうなときにとりあえず投げておけば、撃ち合いでは絶対有利、退避もほぼ確実と絶対的なアドバンテージを得られる。
狭い通路などに設置すると隙がなくさらに強い。道を一方的に塞げるため、相手の移動を制限する使い方もできる。
投げた後にメインを使用することがほとんどなため、実際のインク消費量は数値以上に大きいことは注意が必要。
また、重要な注意点としてボム(やガチホコショット)が当たると即爆発することが挙げられる。
つまり、シールドの前にいる状態でボムがシールドに当たると、即死するのだ。
爆風はシールドを通過しないためシールドの裏側にいれば回避できるが、
ラグにより、爆発の瞬間に裏側に来ていたつもりなのにやられた、という状況も多々ある。
シェルターなどでも同じだが、防御のためのシールドが即死を誘発するという何とも皮肉な状況である。
逆に、シールドに応対する側からするとボムは強力な牽制手段であり、攻撃手段となる。
近距離爆風が確1のボムを持つ敵は、シールドを利用した即死攻撃のチャンスを常に伺っていると言っても過言ではない。
ボム持ちとの交戦中にシールドの前に出る行為は、自分から倒されに行くようなものでありもってのほかだ。
同様に、交戦中の味方の背後に設置する行為も、敵陣から飛んでくるボムの即爆に味方を巻き込むおそれがある極めてハイリスクな行為だ。
敵のボム持ちがどこにいるか常に意識する癖をつけ、設置の際は味方の位置関係にも十分配慮しよう。
サブ性能アップの効果 
敵の攻撃に より多く耐えられるようになる。
なお、持続時間は変わらず400F(約6.66秒)のまま。
敵に壊される使い方をしていないと、積む意味が薄いので注意。
ギアパワー数 | 0 | 3 | 6 | 9 | 10 | 20 | 30 | 39 | 57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スプラッシュシールド耐久力 | 800 | 867.6 | 931.8 | 992.6 | 1012.1 | 1186.4 | 1322.9 | 1413.4 | 1500 |
ガチヤグラルールでの使い方 
壁反射などのテクニックを利用することで、シールドをヤグラの上に展開することができる。
2のステージはヤグラの進行ルート脇に壁や障害物があるステージが多く、ヤグラ上にシールドを展開しやすい。
また、上下角に関わらず全く同じ角度に飛ぶため、シールドの扱いに慣れると反射を使わなくてもヤグラ上にシールドを乗せることができるようになる。
一定時間その場に止まるカンモンで展開できれば、安定してカンモンを突破できる。
チャンスがあれば積極的にシールドと一緒にヤグラに乗ろう。
なお、シールドを展開する際にヤグラの柱に当たってしまうと大きくバウンドしてしまい、ヤグラの上どころか大きく離れた場所に設置されてしまう。
ヤグラ上にシールドを乗せる際は柱に注意しながら投げること。
また上手くヤグラの上にシールドを乗せても、相手が投げてきたボムが当たり誘爆死してしまうリスクもある。
敵の位置に注意しながらシールドの表と裏を上手く切り替えて被弾しないように努めよう。
相手のカサと接触した場合の挙動 
こちらのシールドと相手のシェルターのカサが触れた場合はお互いの物体同士に強制的にダメージが発生する。
カサ同士の接触とは微妙に挙動が違うので注意。
シールドが受けるダメージ(対物有) | カサが受けるダメージ | カサの耐久 | |
スパイガジェット | 75(93.75) | ∞(即消滅) | 200 |
パラシェルター | 150(187.5) | ∞(即消滅) | 500 |
キャンピングシェルター | 400(500) | 500 | 700~1000*2 |
このダメージ判定は「パージ時には被ダメージを半減する」
というシェルターの性質を無視し、
手元で構えている状態であろうがパージされていようが上記のダメージを与えることができる。
これにより極めて強固な耐久値を誇る「キャンピングシェルターのパージ」に対しても
軽減率を無視した特大ダメージを与えることが可能である。
なお一度の接触では破壊できない点には注意すること。
8Fごとに接触判定が行われるが、もしその間に別途で攻撃を受けたりして
二度目の接触前にシールドが壊されてしまうと当然キャンシェルのパージを壊すこともできない。
キャンシェルのパージを絶対に壊したいのであれば、
1度の接触+メインのショットを耐えられるだけの耐久が必要であり、
サブ性能アップを16(3,9表記で1,2)積むことで、シールドの耐久値が万全でさえあれば、
対物のあるキャンシェルのパージ相手でも必ず対消滅に持ち込むことが可能となる。
キャンシェルは一度パージを失えばインクがあってもしばらく再展開ができなくなる為、
インク残量では不利であるものの実質キャンシェル側を不利にさせることができるので、
しっかりパージと重なって展開するようにシールドを投げることができれば、
パージがなければ弱いキャンシェルに対して一方的に攻撃をするチャンスを作れる。
備考 
- 前作では相手のシールドが発生した瞬間に重なっている、真上から接触するなどして深くめり込むと多段ヒットしてやられる、いわゆるシールドギロチンという小ネタが存在していた。当然これで着地狩りをされれば即死。上級者だと上から敵が降りて来るのを見て偏差で展開してくることも。これは前作最大のDPSだった。(3000/s)
- 今作はダメージの低下とクールタイムが追加されたのに加えてヒットの判定も広くなったため見られなくなった。ゆえに「スプラッシュシールドでやられた!」なんてことも「パブロでひかれた!」なみに珍しくなった。
ただ、サーモンランでジェットパックの持続時間が切れて発動地点に戻る際、発動地点にオオモノシャケのヘビのインクシャワーがあるとこのシールドギロチンと同様の事態が起こる。
- 今作はダメージの低下とクールタイムが追加されたのに加えてヒットの判定も広くなったため見られなくなった。ゆえに「スプラッシュシールドでやられた!」なんてことも「パブロでひかれた!」なみに珍しくなった。
- ちなみにスプラッシュシールドも「スシ」と略すことができる。どうでもいい。
アップデート履歴 
Ver.1.3.0 | 投げてから展開するまでの時間を0.5秒短縮しました。 |
Ver.3.0.0 | 使用後のインクが回復し始めるまでの時間を約1秒間短縮しました。 自分のシールドがステージ内にある場合にも、新しいシールドを投げられるようにしました。 -新しいシールドを投げると古いシールドは消滅します。 設置後、シールドが展開するまでにかかる最短時間を約15/60秒間短縮しました。 -この変更により、平地や下り坂でシールドを投げた場合に、投げてから展開するまでの時間が約15/60秒間短縮されます。 -上り坂などを利用して投げたシールドをすぐ接地させた場合には、これまでと変わりません。 |
Ver.4.1.0 | 使用後のインクが回復し始めるまでの時間を約15/60秒間短縮しました。 |
Ver.4.8.0 | 設置後、シールドが展開するまでにかかる時間を約5/60秒間短縮しました。 |