ナワバリバトルとは
『スプラトゥーン』シリーズの基本的な対戦ルール。
4人1組で2チームに分かれて対戦し、3分間ステージの地面を塗り合う。
通常の「レギュラーマッチ」と、期間限定で開催されていた「フェスマッチ」、および任天堂主催の公式全国大会である「スプラトゥーン甲子園」ではこのルールで対戦する。
基本ルール
- 3分の制限時間で、ステージの地面を塗りあう。
- 自分のインクで塗った場所は「ナワバリ」となり、終了時に「ナワバリ」の面積が広いチームの勝ち。
- 相手チームの「ナワバリ」は自分のインクで塗り返せる。
- ステージのカベは塗ることはできるが、「ナワバリ」の面積には含まれない。
- 相手を倒した回数・相手にやられた回数は勝敗判定には影響しない。
- 制限時間が残り1分を切るとBGMが変化する。
- 相手のリスポーン地点は塗ることはできず、自分が入ることもできない。
塗り面積判定の詳細
ナワバリの判定はステージを真上から見た際の、インクが塗られた水平面積の広がりによって行われる。
カベ
垂直なカベの塗りは「ナワバリ」には一切カウントされない。
自分・味方の奇襲や撤退経路になるなどするためいつ何時も塗るなという訳ではないが、勝敗判定には一切影響しない。
斜面(坂道)
斜面は、その斜面を真上からみたときに見える面積の分としてカウントされる。
つまり、斜面(坂道を含め)と平地を比べると、移動可能な広さが同じでも、坂道より平地の方がポイントが高いことになる。
しかし、実は塗りの段階で、斜面の塗りはポイント換算と逆に「平地を塗った場合と同じ水平面積の上にある部分」に対して行われる。
つまり、斜面を塗ると一発あたりの塗りは縦に長く伸びたものになるが、判定面積は斜面を塗ろうが平地を塗ろうが変わらないということ。
まとめると
- ポイントは、平地を塗ろうが斜面を塗ろうが弾1発で得られる数値は変わらない
- イカ移動可能範囲は、同じ1発で塗るなら斜面を塗ったほうが(斜面が急であればあるほど)大きく稼げる
と言い換えることもできる。
普通に塗りポイントになる「急斜面」と一切ポイントにならない「壁」とは似ておりかつ連続しているものの、ポイント計算上は大きな隔たりがあり、実際にこれらの間には直線状の明確な境目が存在していて「塗られ処理」も分かれている。
以上のことは、タチウオパーキング、Bバスパーク、アロワナモールなどの急斜面をシューターで1発ずつ当てて塗ってみるとはっきり確認できる。
さんぽなどを活用して事前に把握しておくとよい。
重なった床
上記で真上から見たときの判定と書かれているが、高い方の床が重なり「隠れて見えない床」がある場合、判定時には高い方、低い方、両方判定の対象になる。
バッテラストリートの橋の下、スメーシーワールドの伸縮床の下などが該当する。
また、ステージによっては追加されたブロックの上下にそれぞれ判定が存在する。
判定画面では勝てているように見えるが実際は負けた、といったときはここの差が原因かもしれない。
特殊な例外
- ショッツル鉱山のベルトコンベアは、判定時の塗り面積が通常の2倍としてカウントされる。
理由として、内部データではコンベアに表面と裏面に相当する2枚の床が存在し、一方が塗られると他方も同時に塗られる処理になっているからではないかと推察される*1。
面積判定倍化についてはバグと言える可能性もあるが、前作でも同じ現象がありそのままver5.0.0時点まで修正されておらず、仕様と考えてよい。
なお、ベルトコンベアを塗って得られる塗りp及びスペシャルゲージ量は実際に塗ったとおりの量である(2倍にならない)。 - チョウザメ造船の敵味方計4箇所ある跳ね橋は、降りた状態で上に向く大きい面(広く十字の突起がある方)と、跳ねた状態で上を向く狭い面の両者を塗ることができるが、試合終了時点では降りた状態になっており、この状態で真上から見える広い面のみがカウント対象となる。
ナワバリバトルの攻略
「ナワバリバトル指南」をチェック。
モードごとの対策は「レギュラーマッチ指南」「フェスマッチ指南」を参照。