タコゾネス
▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年5月23日のツイートより。
能力値
タイプ | 地上型 | 攻撃手段 | オクタシューター オクタローラー オクタブラスター オクタスロッシャー スプラッシュボム | スコア | タコゾネス:3 デラタコゾネス:5 |
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体力 | 100(全共通) | 攻撃力 | オクタシューター:35 ローラー:150~35(横振り)/150~40(縦振り)/125(轢き) ブラスター:120(直撃)/70~50(爆風) スロッシャー:70 スプラッシュボム:180(近距離)/30(遠距離) | 備考 | インク容量制限あり |
テーマ曲 | OCTOTOOL - Tacozones Rendezvous |
解説
オクタリアンのエリート兵士。
見た目がインクリングのタコ版とでもいうべき姿で、オクタリアンの中では異彩を放っている。
能力もインクリングとまったく同じであり、イカならぬタコ形態を持ち、センプク移動も自由自在。
前作ではシューターしか使わなかったが、今作からは様々なブキを使用するようになった。これらはページの下部で解説する。
エリート兵士らしく、その強さもなかなかのもの。スキの少ないインクショット攻撃にセンプクを多用して姿をくらまし、さらにプレイヤーの背後をとってきたりなど、ビギナーのプレイヤーは手こずるだろう。
スプラッシュボムも投げてくる。死角のボムでやられないように、自身の位置取りをよく考えておくべし。
ただし、こちらを見失うと捜索すべくウロウロ走りまわってスキが生じる。HPも高くない(イカと同じ100)ので、ジャンプでやって来る所を叩けばイチコロ。
イカセンプクして深呼吸、戦場の鉄則ゥ!
また、カノジョらはシューターを除いて攻撃速度が遅く、ブキによっては案外スキが多かったりする。
慣れてしまえば、ナワバリバトルのライバルたちほど脅威ではなくなるだろう。
デラタコゾネス
タコゾネスの上位兵士。アタマのゲソが黒くなり、サングラスにワカメをつけている(勘違いされがちだがアタマに直接付けているワケではない)。
ワカメは優秀な能力を持つものにしか付けられないといわれており、オクタリアンでも突出した強さを誇る。ヒーローの行く手を阻むに充分な強敵軍団だ。
キルタイム、塗り性能もインクリングと同等へと強化されており、タコゾネスの弱点であったブキのレートの遅さが改善されたことで弱点らしい弱点がなくなった。
プレイヤーが行うような不意打ちからジャンプ撃ちまで幅広くこなし、多彩な行動を行う。
なによりも強化されたAIによるエイム力と察知能力が恐ろしい。先手を取られるとかなり危険。
しかし、カノジョらを軽くいなせるようになれば、ナワバリバトル、ガチマッチで十分な戦果を挙げられるだろう。オンライン対戦に慣れないうちは、カノジョらで修練を積んでおくといい。
ステージをすすめていくにつれて、徐々にデラなゾネスの割合が多くなってくる。
2-9では敵側リスポン地点付近のみの1体だが、3-15ではそれに加えてステージ中央に登場する。ただし4-21では登場しない。
そして5-27は全員デラタコゾネスである。
3-15・5-27ではリスポンバリアを上手く利用してこちらの攻撃をかわす個体もいる。卑怯だぞ!
特に5-27の敵リスポンにはバケツ持ちがいて、段差上からバシャバシャしてくる。
使用ブキと傾向と対策
オクタシューター
性能はスプラシューター/ヒーローシューターと同じ。
高い塗り性能、機動性、DPSを誇る。スプラシューターゆずりの高いキルタイムは健在。
ジャンプ撃ちや背後に回りこんで射撃してきたり、前作よりも行動パターンが多い。発射速度も前作より速い*1。
こいつらだけが出てくるステージ2-9に、ロボットボムなしのシューターLv1で挑むのはキルタイムの遅さから非推奨(中上級者向け)だが、もしやりたい場合は、スプラッシュボムの遠爆風を当てると確2となり、キルタイムが互角となることを活かそう。ただし連射速度は相変わらず向こうの半分なので注意。.96ガロンを担いだ気分である。
↑オクタシューター。前作とまったく一緒のデザインである。
今作では今のところレプリカが存在しないため、プレイヤーは対戦で使えない。
6月14日に配信開始したオクト・エキスパンションをクリアするとオクタシューター レプリカが入手できるようになった。
やっぱり性能は前作同様スプラシューターコラボと同じである。
前作は「ジャッジくんがどこかで拾ってきたようだ」という説明があるむしろミステリー感が強いブキだった。
しかしオクト・エキスパンションで、ネル社の実験施設で8号が脱出のために使い、最後の戦いで世界を救う役割のブキに変わった。
オクタローラー
近距離で高い戦闘力を持つ。なるべく相手の射程内に入られないように立ち回りたい。
たまに不意打ちも行うことがある。
また、タテ振りでこちらのHPを削ぎ取ってきたり、ジャンプから振り下ろしもしてくる。キョリをとっても油断ならない。また、スーパージャンプによる着地の際にこちらに向かって縦振りをしてくるので、着地狩りをしようとして、タテ振りの反撃を食らわないように注意したい。チャージャー・スピナー・ボムを利用すればかなり安全。
なお、イカのローラーのように段差下から横振りを振ってくるような卑劣なことはしてこない。
が、デラタコゾネスの場合、縦振りで段差上のこちらを狙ってくることがたまにあるため、注意。
↑オクタローラー。赤いデザインがオシャレでカワイイ。
性能はスプラローラーとまったく同じ。見た目がカーボンローラーとかなり紛らわしい。
残念ながらNPC専用ブキ。プレイヤーは使うことができない。
オクタブラスター
爆風による攻撃が怖い。モノカゲに隠れず立ち向かうべし。
ただし連射速度がやたら遅く*2スキは多い。
一方、デラタコゾネスは連射速度が上がっており、ますます中距離で辛い相手となった。
↑オクタブラスター。性能はホットブラスターと同一のようだ。ロングブラスター以下とか言ってはならない。
残念ながらNPC専用ブキ。プレイヤーは使うことができない。
オクタスロッシャー
バケットスロッシャー装備型。シューターより有効射程が長く、不意打ちで足場を掠め取られやすい。
他のブキよりなるべく優先してたおしたい。
ただしタコゾネスのみ、連射速度がバケットスロッシャーの半分近くにまで遅い。
↑オクタスロッシャー。黒と赤のカラーリングがカッコいい。
やはりNPC専用ブキ。プレイヤーは使うことができない。レプリカ版が欲しいところである。
TIPS
- エリア2以降の各ステージのボスヤカンより1つ前のナンバーのステージがタコゾネス専用のものとなっており、そこで多く戦うこととなるほか、一部通常ステージでも登場。
- なお、専用ステージではBGMも専用の「Tacozones Rendezvous」で、タコゾネスのテーマとして知られている。戦闘フラグが立つとボーカルパートが追加される仕様も含めて、前作からの続投である。
- 名前の由来は「タコ」と「アマゾネス」を掛け合わせたもの。
- 海外では「Octoling(オクトリング)」という名称。この名前はイイダやオクト・エキスパンションのプレイヤーのタコ(8号)に対しても使われている。名前がインクリングにも似ているため、インクリングと同等の能力を持った人型オクタリアンの分類名にあたるのだろう。
- タコゾネスの使うブキはシューターを除いて、ヒーローブキの色違い。ヒーローは黄色や水色をモチーフとしているが、向こうは赤色をモチーフとしている。
使いまわしなんて言ってはいけない- なぜ4号のブキの色違いを持っているのだろうか。データでも取っていたのか、誰かから手に入れたのか...
そういえばヒーローモードのブキってブキチが
- なぜ4号のブキの色違いを持っているのだろうか。データでも取っていたのか、誰かから手に入れたのか...
- 通常のオクタリアンと異なりインクの残量制限もある。インク切れになるとちょこまか動くことしか出来なくなる。
- こちらを捕捉していない状態ではいろいろな動きが見られるので、ファンの方はゆっくりイカセンプクして観察しよう。運がいいと立ち止まるので、その姿をじっくり拝むことができる。時には、ナマズのバリアに触りに行って弾かれるマカンコウサッポウごっこをしている姿など見かけることも。
- AIの共通としてロボットボムに極端に弱い。タコ(イカ)ダッシュでわざと近づいて起爆させてから離れるという動作をしてこないため、範囲内に投げ込むと高確率で~雪隠詰めになるように投げればほぼ確実に倒せる。
- 足元のケアをしない。こちらのインクで足元を取ると攻撃頻度が下がり、また、足元を塗るために真下を撃つということをしてこない。足元の塗りは射撃時に足元に垂れるインクだけで賄っている。
- 段差上のプレイヤーへのメインでの攻撃は頻繁にはしない。
- 壁を塗って登る・壁の裏でセンプクするような動作はしない。このため高台に登ると普通のプレイヤーより超有利。
- 前作から同じことが言えるが、その容姿と声で登場当初から一気に話題と人気を集めた。
- 国内外問わず、ファンアートはカノジョのイラストが多い。えっちなイラストも多い
- インクリングの間ではタコの存在はほぼ完全に忘れ去られており、タコゾネスを見かけても「変わった髪形のイカお姉さん」という認識らしい。
- テンタクルズのイイダもタコゾネス(オクトリング)の1体。ミステリーファイル02やオクト・エキスパンションでハイカラスクエアに来る前のアレコレを知ることができる。
- チャージャー、フデ、マニューバー、シェルターを持った個体は登場しない。
- ホクサイ、マニューバーが登場しない理由は不明だが、チャージャーはAIMが強いCPU(特にデラタコゾネス)に使われるとどうしようもない相手になってしまうという理由が濃厚。
- 上手いチャージャーが相手にいると何もできずに負けてしまうというのは、スプラトゥーンに限らず対戦シューティングをプレイした者なら誰でも嫌でも分かるだろう。
- その代わりタチウオパーキングで彼女らと戦うステージではタコスナイパーがイカのチャージャーがよく居る地点に2体配備されている。どう考えてもこいつらの方が厄介なのに…
- シェルターは発売当初パラシェルターが存在しない理由からだろうか?
- なお、開発陣によると、AIを改良しすぎた結果テストプレイで確実に倒せないレベルで強いタコゾネスが出来上がってしまったという逸話がある。
メインの性能が強いブラシやスライドが可能なマニューバーでは調整が難しかったと思われる。
- なおシェルター、マニューバー、フデ(ホクサイ)を持ったタコゾネスはオクト・エキスパンションで登場。
さらにこのモードだと全ブキ共通でスペシャルウェポンを使うようになる。
そしてサブウェポンがローラーだとカーリングボム、マニューバーだとクイックボム、シェルターだとロボットボムを使う。
- 「インクリングと同じ動きをする」という事でタコ形態でのセンプク、およびスーパージャンプを使ってくる。
- センプクしているポイントはずっとそこで待ち構えているというわけではなく、プレイヤーが近づいて初めて出現するという仕様になっている。
登場ステージについて
- タコゾネス専用のステージは、通常のオクタリアンのステージとは異なり、ナワバリバトルなどで用いられるステージ(若干変更されている点がある)で戦っていく。マメデンチナマズを8匹(個)全部集めた時点でクリアとなり、通常ステージと攻略法が大きく異なる。
- 地上であるはずのステージになぜオクタリアンが存在するのかは明かされていない。
- ちなみに、前作ではタコゾネスのほか、トルネードタコプター率いるオクタリアンの軍団(+UFO)が夜のハイカラシティを占領していた専用ステージが存在した。
- トルネードタコプターは「ミサイルタコプター」に差し替わる形でオクト・エキスパンションに登場するようになった(ただしザコ敵扱い、専用BGMはなし)。
容姿について
- 動きやすさ重視からか、露出度は比較的高い。ナイスなスタイルや腰周り、おへそがとってもセクシー。
- 任天堂ゲームのキャラにおいては、なかなか珍しいセクシーっぷりともいえよう。とにかくえっち。
- ↑靴もヒール型になっており、メタルな感じがチョーイカす。
- オクト・エキスパンションをクリアすることでレプリカが手に入る。シューターと一緒に装備してタコゾネスごっこで遊んでみよう。
- なお、前作のタコゾネスのゴーグルは「ゾネティックゴーグル」という名前でクマサン商会で入手可能。なぜクマサン商会で手に入るかは明かされていないが、色々と考察をかきたてられる。
- ↑タコセンプク時のすがた。
それにしても良い尻である
前作のタコゾネス
- 今作のタコゾネスと前作タコゾネスと見た目は大きく異なる。
- 特にナイトビジョンのようなゴーグルからタ〇ミネーターのようなサングラスになった点が大きな違い。
- 他にもプロテクターの形状はシンプルな形からより複雑化。より戦闘向けに改良されているらしく、左腕と干渉しないような形状になっている。
- ブーツが厚底になったなど細かな違いも見受けられる。
- オクタリアンの冶金(やきん)技術は2年前よりも向上していることがうかがえる。
- ↑前作のタコゾネスたち。
- サングラスをはずした素顔はゲームでは見られないが、公式イラストでその素顔が明かされている。
- ↑インクリングと違って目の間の模様がなく、目の下には尖ったまつ毛模様がある。目の部分も瞳孔部分がアロメのロゴのような形。
瞳孔部分の形はイイダのデザインにも共通しているが、これは8を横倒しにした形らしい。
オクト・エキスパンション
- ネル社によって消毒されたタコゾネスが存在する。
- タコゾネスは青色で、さらにデラタコゾネスは黒みが掛かった色合いになっている。
- さらに、ヒーローモードでは持っていなかったマニューバーとシェルター、ブラシを初めて持っている。
- さらにスペシャルウェポンまでいきなり使ってくる。ジェットパックはもちろん、アメフラシ、ハイパープレッサー、果てにはスーパーチャクチまで使ってくる。
- いずれも面倒な相手に見えるが、行動ルーチン自体はやっぱりツメが甘いので、ウデマエの高いベテランならゴリ押しパワープレイで倒すこともできる。
- 一人ひとりは大したこと無いものの、とあるステージではこれでもかと言わんばかりの軍勢で攻めてくる上に、スペシャルも湯水の如く使いまくるため、全ステージでも屈指の難易度。オクタリアンの本気を見た気がする