サブウェポン | キューバンボム |
---|---|
スペシャルウェポン | カーリングボムピッチャー |
必要ポイント | 160P |
目次
ブキ紹介
祖父の設計図をもとに、ブキチが開発したシューター。
通称「MG」または「銀モデ」。
1発1発のイリョクは弱いが、ありあまる連射性能で相手を圧倒し
キューバンボムとボムピッチャーで更なる押上げを可能とする。
戦闘力はひかえめだが、塗りに特化した性能を持っている。
メインウェポンの プロモデラーMGは
飛距離と精度は それなりでしが、
連射速度は すさまじく速いでし!
サブの キューバンボムと 組み合わせて、
塗り性能だけじゃない 攻撃的な一面も
見せられる可能性を 持ったブキでし!
スペシャルの カーリングボムピッチャーも
相手をビックリさせられるので、
ぜひ手に取って かわいがって欲しいでし!
ブキ性能
サブウェポン | キューバンボム |
---|---|
スペシャルウェポン | カーリングボムピッチャー |
スペシャル必要ポイント | 160P |
攻撃力(確定数) | 24(5) |
射程ライン | 2.0本分 |
発射間隔 | 4F |
拡散(空中時) | 13°(16°) |
インク消費率 | 0.55% |
ブキ重量 | 軽 |
Ver.○.○○現在
有効射程 | 2.1 | 確定数維持射程 | 2.2 |
---|---|---|---|
レティクル反応距離 | 2.0 | 塗り射程 | 3.1 |
拡散 | 13.0° | ジャンプ中拡散 | 16° |
ダメージ | 24.0 | 確定数 | 5 |
連射フレーム | 4F | 秒間発射数 | 15.000発/秒 |
キルタイム | 0.283秒/kill | DPS | 360.000/秒 |
射撃継続時間 | 12.121秒 | インク消費量(装弾数) | 0.55%(180発) |
ヒト移動速度 | 1.04 | ||
射撃中ヒト速 | 0.72 | イカダッシュ速度 | 2.02 |
※射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
※有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
- ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
- 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
- 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合(精度が悪く命中率が大幅に落ちて弾が当たりにくかったり、激しいダメージ減衰が起きたりetc.)は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
※塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
ブキ解説
横に広めに拡散する高速連射が特徴。シューター最速の連射力を誇る。
塗りはややまばらであるが、一瞬で前方を塗れる。ゆえに塗り能力も高い。
ただし攻撃力が低く、確定数は全ブキ中最多の5。
攻撃力が犠牲になったぶん最速の連射速度で圧倒できる性能であり、相手に対する手数の多さで勝負できる。
射程が短く拡散が広いため射程の差で撃ち負けやすく、正面切っての対決では後れを取りやすい。ただし射撃後のスキが少ないため相手の懐や背後に回ってバックスタブをキメることができる。
初心者にも扱いやすいように見えるものの、対人においては、全シューターで最も技量を求められるブキである。
塗り能力
単純な塗り面積は高いのだが、問題はその塗りの特性であり、高い拡散値に対して塗りの飛沫の大きさが釣り合っておらず、正面を数ショットだけで塗った際に隙間ができる。普通に塗るだけだと塗り跡が汚く、整地できないのだ。
イカダッシュ時に引っかかる為、塗り面積ほどの実質的な陣地形成力が無い。射程は全然違うが、ジェットスイーパーで塗る時の感覚(塗りポイントは稼げるが、綺麗に塗れないため整地能力が低い)に似ている。
接敵時も咄嗟に進行方向を塗って逃げようとしても、普通に塗ると隙間ができるので、イカダッシュで引っかかったり逃げ道を塗るのに時間がかかったりと行動が遅れるので死にやすく、生き延びて塗り続けるという塗りブキの基本行動が弱いという欠点がある。
着弾点がよく塗れるがその間が塗れないことが多いので、他のブキにも言えるが照準を下から上に動かしながら撃つなどして塗ると安定した道は作れる。
イカダッシュでたびたび引っかかってしまうような中途半端な塗り固めだと味方も動きにくくなるため、是非マスターしておきたい。
撃ち合い
短射程・低攻撃力・高拡散なので撃ち合いはかなり弱い。真正面から自ら殴り掛かるのは禁物。
近距離戦では拡散する弾がほぼ全弾命中し、確定数の多さも連射力で相殺するので懐に潜り込んでさえしまえばキルは取れなくはない。
ただし、塗り弱体化の影響で接近のリスクや難易度は跳ね上がっている。無理に戦闘を狙う動きをするならボールドマーカーを使った方がマシであるため、よほどのチャンスや切羽詰まった状況でもない限りは基本的に戦闘は狙うべきではないだろう。
戦闘を狙う際はボールドやわかばと同じく側面や背後からの奇襲が基本。接近さえしてしまえば基本有利ではあるが、前述2種よりも攻撃力が低いので近距離でも一方的な展開の押し付けはやりにくい。
歩行速度が別段早くなく、飛んでも飛ばなくても弾が拡散しまくりであることを考慮すると、逃れられない撃ち合いになってしまったらぴょんぴょんしながら撃つほうがよい。
わかばシューター系のブキとの比較
射程の近い塗りブキとしてのわかばシューター系のブキと比較をすると、
わかばシューター系よりも射撃精度が低く拡散する分、有効射程もこちらの方がわずかに短くなっている。
確定数にも差があり、直接的な戦闘力は劣る。
ただしこちらにはありあまる連射力がある。1発撃つごとのスキもわずかながら短いが、その差で相手を惑わし背後を取りやすい強みもある。
そのため、真っ向勝負を控えて、ニンジャのような動きを意識するといいだろう。
戦闘力の無さがさんざん叩かれていがちなブキだが、特性を把握し、状況に適した立ち回りを行えば他ブキに負けない実力を秘めているのだ。
サブ・スペシャル
キューバンボム
- プロモデラーMGの要。あらゆる場所にくっつき、一定時間で爆発するボム。中距離の牽制や逃げる時に設置するなど汎用性が高い。
- メインのキル性能や塗り性能を補いつつ、低リスクで味方の支援が出来る。
- ボムピッチャーを使うとき、キューバンボムを移動する予定の場所や、狙撃してきそうな場所においてから使ったほうが格段に安全になるのでぜひやっておきたい。
- 有利状況になり、安全に塗れる所がなくなってしまった場合はこれで牽制しまくるのが無難。マップをチラチラ確認して、どこから来るのかを確認しながら貼り付けておこう。
カーリングボムピッチャー
- メインと連携しにくい以上カーリングボム一つ一つは大した制圧能力を持たないが、それが大量に飛んでくるのであれば最強の制圧力を持つことになる。
- カーリングボムピッチャーが活躍しやすいのは以下のようなステージ。
・主戦場が平地(ただし長射程が強いステージは危険。坂道が主戦場になっている場所はカーリングが見えづらく強い)
・主戦場があまり広くなく、乱戦になりやすいところ
・高所に逃げづらいところ(台の上に乗っている敵には全く圧力をかけられないので)
・反射を読みづらくしたりできる壁や障害物が多いところ
・ボムが水に落ちづらいところ
ボムピッチャー共通の注意点として効果時間の間は本来のサブが使えなくなるという弱点がある。
他のピッチャーならそれぞれのボムでどうにでもなるのだが、地面を滑るカーリングボムと射程が短いこのブキの場合だと高台の敵に対して無力極まりない存在となる。
必ず発動前に敵の高台の状況を確認し、可能であれば高台にキューバンを放り込んでから使用したい。
またボムピッチャーが終了した後、少しの間はどちらのボムも出すことが出来ない。
再三繰り返すがこのプロモデラーMGのメインそのものは最弱クラスのブキである。
しかも終了後に出せるのは即効性には欠けるキューバンボムであり、その性質上スペシャルで発動していたカーリングボムは手前に配置できていない。
要するにこの瞬間だけは「最弱のメインだけで戦わなければならない時間」であり、同時に「カーリングボムピッチャーを使ったことで位置がバレバレになっている時間」となってしまうのである。
連打に夢中になって適当に投げまわるだけでなく、終了直前は自分の位置取りに注意することを肝に銘じるべし。
可能であれば終わり際のカーリングは自分の近くに爆破地点が来るように反射させるとイカしているぞ。
ガチホコバトルに持っていく時のテクニックと注意点
ガチホコバトルでのボムピッチャーの必須テクニックである「即割り」。ホコを持った味方に先行してもらい、味方がやられた後に即座にキューバンを投げ込みボムピッチャーを起動。素早く叩き割ってこちらのターンを継続するという単純にして強力な戦法だ。勿論単純に連打しても良いのだが、このブキでホコを割るのならばもう一工夫入れたい。
カーリングボムの威力は150、ガチホコ補正で二倍の300であり、対物ギア補正を入れると威力は330になる。同様にキューバンボムは396、ガチホコバリアのHPは1000ピッタリである。
若干離れた位置からキューバン→カーリング2つ→3つ目を遠投モードという順番で投擲、そのまま強奪しカーリングと共に一気に突っ切ろう。大幅にカウントを稼ぐチャンスであり、プロモデラーMGにだけ許された立ち回りでもある。
その代わり、このボムピッチャーは他のピッチャーより注意しなければならないことがある。
それは「他のボムピッチャーとの吐き合いになると威力の差66の分、やや不利になる」ということである。
アップデートによりこちらは2個分多く投げれるようになったので、最初から多少こちらの色で膨らんでいたのならまだ耐えられるものの、その後のリスクが高い。
なのでこの場合は無理に割り合いに勝とうと思わず、罠を仕掛ける方向で動こう。
ガチホコバリアが膨らめば反対側にいるイカからはこちらを視認することが出来ない。しかも割れた瞬間のエフェクトが絶妙に派手であり一瞬ホコ周辺の視認性を下げる。
…ということはつまり、こちらはガチホコバリアの爆風範囲外からカーリングボムを複数遠投する隙があるということである。上手く相手が割った直後にカーリングが反対側にいたイカに届くように投げると回避行動を強制できる他、即座にホコを取ることが出来なくなる。上手く反射させて回り込ませれば事故死も狙える。状況が許すのなら狙ってみよう。
※注意!
これはゲーム内での性能ではなく仕様なのだが、カーリングボムピッチャーはどうやら対戦時の通信状態に多大な負荷をかけるようであり、頻度は多くないものの時折強制的にエラーとなり回線が遮断されてしまう事がある。
ウデマエ昇格・降格のかかった大事な試合での使用は自己責任でお願いします。
戦闘のコツ
かつては戦闘能力を代償とした代わりに圧倒的塗り性能を誇り、キルが苦手な初心者でも一定の貢献が可能という『塗りブキ』の代表格だったが、Ver.1.4.0アップデートにてプロモデラーRGの巻き添えを食う形で一番のウリである塗り性能を大幅に下げられてしまった。
またサブのキューバンボムもこれまたVer.2.2.0より他のブキの巻き添えで尽く弱体化してしまった。その補填としてかは分からないがボムピッチャーの射程や持続時間はアップデートの度にどんどん伸びているものの、そのせいでこのブキの性能はとてもイビツで不安定な状態になっている。
他の短射程より塗り性能も戦闘能力も弱いため、絶対にまともに戦ってはいけない。正面からヨーイドンで撃ち合えばまず間違いなく負けてしまう。
他の短射程と比較した時、プロモデラーMGを採用する利点として挙げられるのはやはり160ポイントで使えるカーリングボムピッチャーになるだろう。
このスペシャルは平地に限定されるが、その瞬間的な制圧能力は他の追従を許さないレベルである。
プロモデラーを極めたいと思うのならばこのスペシャルと、このスペシャルで強引に作り出した瞬間的塗り優位状況に活路を見出そう。
塗ってSPを素早く貯め、ボムピッチャーを放ってから逃げ、また塗って貯めて…という動きが基本になる。
逆にいえば、それ以外の立ち回りの場合は他のブキの下位互換になってしまうことを十分留意すること。
勿論、状況に応じて下位互換であろうとも他の立ち回りが要求されることはある。あくまでメインの立ち回りの話だということは分かっていてほしい。
サブスペの組み合わせとしては、メインで接近戦闘と塗り、サブのキューバンボムでの中距離や高台への対応、スペシャルのボムピッチャーで瞬間的な面制圧と、使い分けのバランス自体は不安定ながらも良好。
ただ全体的なスペックが低下しており立ち回りの難易度は上がっているため、いわゆる上級者向けのブキとなった。
メインだけでは他の劣化にしかならないので、短射程シューターでこの組み合わせである事に利点を見出そう。
ただ、塗って高速でSPを溜めるにしても塗り性能が然程高くないために見た目の数値ほど高速回転できない点には注意。
後方でSPを溜めて前線に放つのが基本だが、自分が安全圏の塗り残しを片っ端からSP変換してしまうと、劣勢時の味方のSPを溜める場所を奪ってそのままストレート負けしやすくなるという間接的なデメリットがある。(特にガチマッチで起きやすい)
状況が拮抗している場合はキューバンボムを遠くから投擲し、前線の敵インクを削り取るようにしてゲージを蓄積していくとよい。一つにつき最大30ポイント前後塗れるので適切な位置にポイポイしていけばすぐに溜まる。
カーリングボムピッチャーは平地での制圧力は高く、纏まった面積を一瞬で取り返す事ができるが、ステージ依存度が高く、SP依存としては不安定なのがネック。また「ボムピッチャー」自体の持続時間は長いが、「カーリングボム」1発毎の性能は並であり、懐が留守になりやすく安易に敵の眼前に飛び出てばら撒くと撃ち抜かれる。
活躍できるルールは基本的にナワバリとエリア。
ヤグラもいけなくもない。キューバンボムで降ろし、乗っているときはカーリングボムピッチャーで下を阿鼻叫喚にしたいところ。
ガチホコは無策では厳しいものがあるが、ボムピッチャーを適切なタイミングで発動し即割りスティールを決める事が出来る技量があるならば一番相性が良く、一考の余地はある。
なので、もしもガチホコに持っていくのなら最低限キューバンボムとカーリングボムの性能向上のために対物攻撃力アップはつけておこう。
ただしこの戦法は誰がホコを運ぶのかをあらかじめ統率しやすいリーグマッチ向きである。
なんにせよメインもサブもスペシャルも、一人で敵を撃ち倒し、一人で打開できるようなものではない。
味方の立ち回りを塗りでサポートし、塗って相手の足回りを悪化させ、見つかったら逃げて相手の攻撃を誘うことで味方を有利にし、キューバンボムで相手の妨害をして、スペシャルで一気に均衡を崩していく…というのが基本になる。
味方の後ろや物陰から思う存分カーリングやキューバンボムで嫌がらせをしまくろう。
かなり有名な話ではあるが、このブキのスペシャルで投擲するカーリングボムの性質は他のブキのカーリングボムと違う。具体的には「初速が遅く、溜めると速度が上がる」という性能になっている。これにより何が困るのかというと、「溜めなければ長い逃走経路が作成できない」ことだ。
通常のカーリングボムなら投擲して追従することでライン7本分以上のイカダッシュ出来る道を造れるのだが、こちらのカーリングボムは追従してもライン3本分でカーリングボムが減速して追いついてしまうのである。
そのためスペシャルを発動中に襲われてから逃走経路を作っていたのでは間に合わない。
安全な通路を作ってから発動するのがベターだが、最悪でも最初の1~2個目を使って逃げ切れそうな道を作っておくとよい。
最大の長所である塗り能力は大幅に奪われたものの、隠れたもう一つの長所である「時間稼ぎ」の能力はまだまだ実用的である。
キューバンボムとカーリングボムの連打により、そこから先に行くにはリスクが目に見えて大きいと視認させることが出来るため、カウントや試合時間を稼ぐことが出来るのだ。
時間稼ぎをして味方との合流が非常にしやすいブキであるため、連携を意識した立ち回りを行っていけるようになるとワンステップ上がれるようになるだろう。
塗りが奪われる前のプロモデラーMGの強さの根幹は「メインで無理矢理塗りたくってナワバリを独占した上で、サブとスペシャルで強引な時間稼ぎをして優位を渡さない」という点にあったとも言える。
頑張ってもこのブキで上手く勝てない、というイカ諸兄はイカリング2で自分のチームの戦績を確認して立ち回りやギアを見直してみよう。
他のブキでも重要な自身のデス数は勿論反省材料なのだが、それ以上にこのブキを使った試合で注目すべき所は…
①スペシャルの使用回数
②自分と比較した仲間のデス状況
…である。
①はこのブキの存在意義ともいえるカーリングボムピッチャーの使用回数である。もしこの数字が極端に少なかったのなら、本格的にこのブキを使う意味が無い。やられすぎた為にSPが溜まらなかったのならスペシャル減少量ダウンを積んで保険をかけたり、イカ速や爆風軽減を積んで生き延びる確率を上げたり、サブ性能アップを積んでリスクを軽減したりと対策をしておこう。
②の理由は単純、このブキにはタイマン性能が殆ど無いからである。
例えばスプラシューターとばったり遭遇した時、このブキで挑むのは無謀の極みであるので逃げることを選択せざるを得なくなる。しかし、このスプラシューターを持った敵がキミを追いかけず、他の敵と交戦しているチームメイトを狙ってしまったらどうなるだろうか。
もちろんキミと仲間の両方がやられるリスクを考えたら逃げるのは正解である。ただ、その代わり対面でまともに勝てないこのブキが逃げる場合は敵の注意を引き付けつつ生存することが求められる。自分から喧嘩を売っていくことが出来ず、強引に塗りを広げる力も持っていない以上、キューバンボムを上手く投げてヘイトを少しでも分散させて味方を生存させる立ち回りも必要になるのだ。
その他にもチャージャーに狙われて身動きの取れない味方がいたのなら自分が敵の注意を引いて味方に詰めさせたり、すぐ近くにイカニンジャの付いた味方のスプラローラーがいるなら多少のリスクを背負ってでもカーリングボムピッチャーで極太の奇襲ルートを作成したり…等々、自分が目立って注意を引いている間に頑張ってもらうという立ち回りも時には必要だ。(一歩間違えば味方と共倒れなので、実行に移すかどうかは慎重に判断されたし。)
どのブキでも倒しやすい弱いブキだからこそ、スーパーチャクチやスプラッシュボムのような咄嗟の反撃要素を持っていないからこそ、多少無茶な動きをしてでもキミを倒しに詰め寄って来る敵は多い。それを逆手にとって可能な限り敵の視界で生き残り続け、敵の銃口がキミに向いた状態をキープしよう。
幸いカーリングボムピッチャーはとても目立つのでヘイトを稼ぐことそのものは容易い。あとは上手くヘイトを保ったまま生き残れるように頑張ろう。
…なお、当然ながら無茶をしすぎたり、ヘイトを管理しきれず自分がやられてしまうのが一番ダメな立ち回りだ。かつ、今のプロモデラーは塗りながら逃げることはそこまで得意ではないので、整地状況・自身のインク状況・味方の位置・敵のいそうな位置などの情報を素早く判断して行動する先読みのスキルも問われる。
そういった側面も踏まえて上級者向けのブキであるといえる。「プロ」モデラーだけに。
ギアパワー考察
スペシャル増加量アップ・スペシャル減少量ダウン
現在ではとにもかくにもカーリングボムピッチャーに全てが掛かっているブキなので、当然スペシャルの回転率を大幅に上げるこのギア群は最高に相性がよい。
死にやすいブキなので増加量アップも減少量ダウンもどちらも恩恵は大きい。
ギアパワーは数値が高くなるほど効率が悪くなる傾向にあるので、よほど死なない立ち回りができる人以外は好みに合わせながらバランスよく入れていく方が無難。
インク効率アップ(サブ)・サブ性能アップ
いくら160ポイントで使用できるとはいえ、スペシャルが無い状態での立ち回りのメインはキューバンボムになる。そのためサブに関係したギアをある程度積んでおかなければチームへの貢献がしにくくなる。
高所を抑える必要があるステージなど、キューバンボムが活躍する場所はあると立ち回りがとても楽になる。
またサブ効率アップに関しては35(57表記でメイン2個とサブ5個)で2連投できる。ボムピッチャーの発動前に2つ置けるようになるととても安心。
性能アップの効果は遠投効果。擬似的な射程の上昇になるので、遠距離からパスパス狙われることが多いと感じたら採用するのも手だ。
あまり極端に多く積みすぎると、今度は遠くに飛びすぎて逆にメインやスペシャルとの噛み合わせが悪くなってしまうので積む数はよく考えて。多くてもメイン1つ±サブ1~2個ぐらいだろう。
カムバック
死にやすいブキな上に、打開はボムとスペシャル頼りになりやすい。
不利状況を返しやすくできるこのギアの恩恵は大きいと言える。
イカダッシュ速度アップ
プロモデラーは連射速度がきわめて速い。ゆえに、1発1発のスキが少なく、足場を瞬間的に作るのがトクイ。
相手のエイムをマドわすのにも有効であり、また同じ射程のブキとの戦闘を有利に運ぶ。
背後を取ることを意識するのであれば間違いなくオススメ。
メイン性能アップ
塗り性能が上がる。これを積む事で欠点である塗りの隙間がアップデート前の水準に戻っていく。
間接的に若干のインク効率とスペシャル増加にも繋がる。
メインに価値を見出すなら必須級だが、積めば積むほど当然ギアを圧迫し他にしわ寄せが来る。
強化されるのは途中で落とす飛沫の頻度で、着弾点の大きさは変わらない。
10~20程度の中量でもそれなりに効果は出るが、拡散乱数に対する塗り粒の小ささは変わらないので、塗りにできる穴は頻度は減るが発生はする。
同じく塗り強化を持つ短射程仲間のわかばシューターも同量積みのプロモデラーと近い塗り性能を発揮し、あちらは塗りの穴が無いので、意識するなら尚更大量のギアパワーが必要。
この理由から、重要だが単に積めば安定と言えるような物ではないのでバランスに注意。
ギアパワー「メイン性能アップ」による効果
- 塗り性能が上がる。
アップデート情報
バージョン(実施日) | 内容 |
Ver.1.4.0 (2017年10月11日) | 着弾点の塗りの半径を約10%縮小。 弾が落とす飛沫の塗りの半径を約8%縮小。 弾が飛沫を落とす頻度が約13%減少。 スペシャル必要ポイント170→160 |
Ver.2.3.0 (2018年2月28日) | 弾が落とす飛沫の数を増加。 |
Ver.3.2.0 (2018年7月13日) | 下向きに発射して着弾させたときの塗り範囲を拡大。 |
Ver.4.1.0 (2018年10月3日) | 着弾点の塗りが前方に伸びた。 |
Ver.4.2.0 (2018年11月7日) | 射撃後、イカになるなどの動作ができるようになるまでの時間を3/60秒間短縮。 |
Ver.4.3.1 (2018年12月19日) | 「メイン性能アップ」のギアパワーの数が少なくても効果が発揮されやすくなった。 |
前作「Splatoon」からの変更点
- 攻撃力
24.5→24.0
前作に比べてほんのわずかだがダメージが下がった。
- ジャンプ中拡散
前作ではアップデートによりジャンプ中でも射撃精度が変わらなかったが、今作ではジャンプ中に射撃精度が悪くなるようになった。
ただし、精度の悪化度合いは比較的抑えられている。
- (連射力)
今作では連射力1位の座をクーゲルシュライバー(短射程モード)に奪われた。
そのためカタログスペックの連射力はゲージMAXでなくなっているが、連射力が落ちたわけではなく前作と同等である。
備考
- 外観の元ネタはプラモデル制作などに使用するエアブラシ。
- 「MG」はバンダイのプラモデルブランド「マスターグレード」と言われている。
- 「プロモデラー・マスターグレード」…と書くと中二レベルでカッコよく聞こえるかもしれない