このページはスプラトゥーン2のブキの流行変遷をアップデート履歴と照らし合せながら振り返るページです。
少なからず主観が入るのは悪しからず。他にもこんなブキが流行ってた等意見あればどんどん加筆してください。
発売当初(2017.7.21)
ブキ追加情報
7.23 パブロ
流行ブキ
・ジェットパック搭載ブキ(スプラシューターコラボ、スプラマニューバーコラボ)
・インクアーマー搭載ブキ(N-ZAP85、ヒッセン)
※.96ガロンはサブがスプリンクラーなこととメイン性能に癖があるためそれほど流行せず
解説
(前作に比べてどのブキも射程が短くなったこと、ステージが一新されチャージャー等の一部ブキが優位に立てるポイントが軒並み潰されてること、攻撃/防御ギアによる確定数変動の廃止、全てのブキが揃っていない等で、相対的に短~中射程が優位な状況となっていた説明があると良いかも)
最初期はスペシャルウェポンのジェットパックが大暴れする事態に。当時は被弾判定が大きくない、ジェットパックを落としやすい長射程ブキが揃っていない、発売当初でプレイヤーにジェットパックを落とせるだけの練度がまだ備わっていない、といった諸事情もありジェットパック持ちのブキが猛威をふるった。
また、インクアーマーも当時は貫通ダメージ/ノックバックも無く、30ダメージを与えてからアーマーが剥がれるまでの時間が長かったため非常に強く、ジェットパックと合わせると手が付けられない状況になっていた。
なお、ヒッセンは当初確2攻撃範囲が非常に広く設定されており、インクアーマーを有したこともありルールを問わず猛威を振るっていた。
これはシューターやチャージャーが全体的に射程が短くなった新環境において、スロッシャー種は前作の射程がそのまま引き継がれていたことに起因すると思われる。
ヒッセンだけが特別強くされたというわけでなく周囲のブキが相対的に弱体化していたことによるものだろう。
同じく旧環境の射程から変化がなかったL3リールガンもこの時期では多くのブキに射程有利が取れていた。
L3リールガンは後に流行るサブスペも完備していたがメインのクセの強さから流行ることはなかった。
Ver.1.1.2 [2017.7.27配信]
主な修正内容
・猛威を振るっていた2種スペシャル搭載ブキのスペシャル必要量増加。
この時、スプラマニューバーコラボは弱体化を逃れていたので、アプデ後は弱体化されたブキに代わって多用されるようになった。
ブキ追加情報
7.29 デュアルスイーパー
8.5 ボールドマーカー
8.12 パラシェルター
8.19 スクイックリンα
流行ブキ
・ジェットパック搭載ブキ(スプラマニューバーコラボ、スプラシューターコラボ)
・インクアーマー搭載ブキ(ヒッセン)
解説
ジェットパックを有するスプラマニューバーコラボが注目され、プレイヤーがマニューバーの練度を上げる要因になった。しかしながら当時のマニューバーはスライド後の硬直が今より大きくて扱いづらかったので、スプラシューターコラボもスペシャル必要ポイントを増やされてなお一定の支持を得た。
またヒッセンはスペシャル必要ポイントが増加したものの、ブキ本体の性能はそのままであり依然として多くのプレイヤーに使用され続けた。
Ver.1.2.0 [2017.8.23配信]
主な修正内容
- チャージャーのチャージ時間短縮が図られる。(ジェットパックとインクアーマーにより不遇だったことによる救済措置か?)
- スペシャルウェポンへの一部テコ入れが始まる。イカスフィアの耐久性能が一部強化された。
- スプラマニューバー系統のブキのスペシャル必要量が増加した。
ブキ追加情報
8.26 スクリュースロッシャー
9.2 プライムシューターコラボ (バブルランチャー搭載ブキの初登場)
流行ブキ
解説
まだヒッセンは猛威を奮い続けていたが、この頃から徐々に中長射程ブキの選択肢が広がり、ヒッセン1強という環境ではなくなってきた。
プライムシューターコラボは、バブルランチャー自体の性能の高さとキューバンボムとの相性の良さにより、一定の支持を得ることとなった。
また、追加されたスクリュースロッシャーも環境の中射程ブキよりも長い射程を前作から引き継ぎ、スペシャルがプレッサーなこともあり徐々に人気を博していく。前作ではかなり日陰者だったために喜ぶ声も見られた。
Ver.1.3.0 [2017.9.8配信]
主な修正内容
・相対的に不遇だったスペシャル全般に強化が入った。特にイカスフィアとハイパープレッサーは猛威を振るうことになった。
・一方で猛威を振るったジェットパックとインクアーマーが弱体化された。
・インクアーマー持ち、クイックボムとのコンボが強力だったヒッセンが射程、威力共に弱体化された。
・一部サブウェポンの性能が強化された。
ブキ追加情報
9.9 もみじシューター
9.16 バレルスピナーデコ
9.23 Rブラスターエリート
9.30 キャンピングシェルター
10.7 14式竹筒銃・甲
流行ブキ
・イカスフィア搭載ブキ(特に塗り性能が高くスペシャル回転率の良いプロモデラーRGが流行した)
・ハイパープレッサー搭載ブキ
・スプラローラー(カーリングのお手軽さ、便利さが認知され始めたか)
・スプラシューター、ホットブラスター(チャクチコンボ)
解説
スペシャル全般の大がかりな調整が入り、このアップデートが向こう半年ほどの環境の方向性を決定づけたといえる。
- 猛威をふるい続けたヒッセンのメインがここでようやく弱体化された。
攻撃範囲・攻撃力の双方に及ぶ手痛い弱体化であり、インクアーマーの弱体化も相まって使用者は激減することとなった。 - イカスフィア回転率と塗り性能の非常に高いプロモデラーRGがナワバリバトルを中心に大流行した。
イカスフィアはジェットパックに対するメタの側面もあり見てから突撃、爆発で撃墜ということも可能だった。 - 公式大会スプラ甲子園にてプロモデラー4人のチームが決勝進出し、物議を醸す「しょうもない」発言をしたことは環境を象徴するできごと。
- ハイパープレッサーが抜本的に強化され、プレイヤーによる熟練が進んでいたこともあり「最強スペシャル」と呼ぶ声が徐々に出始め、頭角を顕し始めた。
- スーパーチャクチの強化もありスプラローラー、スプラシューター、ホットブラスターなどが環境入りし始めた。特にスプラローラーはイカニンジャとの組み合わせによりカーリングボムを絡めて奇襲する、いわゆる「イカニンローラー」と呼ばれるスタイルが流行した。イカニンジャとカーリングボムの組み合わせはスプラローラー以外(ボールドマーカーなど)でも一定の支持を得た。
- ホットブラスターはしばらくの間環境で一定の勢力を保ち続けることとなり、特にガチヤグラでは「ブラスター環境」が顕著となった。
Ver.1.4.0 [2017.10.11配信]
主な修正内容
- イカスフィアが猛威を振るったため、多くのブキ・スペシャルにイカスフィアへの追加ダメージ補正が入り、より破壊されやすくなった。
- プロモデラーの塗り性能の大幅弱体化。
- マニューバーやシェルターに強化が入った。特にパラシェルターはこの強化後に猛威を振るうことになる。
- スクリュースロッシャーの塗り性能とスペシャル必要量が弱体化された。メインウェポンの性能自体が多くのブキに優位な点と、強化されたハイパープレッサーの回転率の高さが原因か。尚、塗り性能に関しては約一年後のVer.4.2.0で少し戻されている。
ブキ追加情報
10.14 リッター4Kカスタム、4Kスコープカスタム
10.21 ロングブラスター
10.28 ダイナモローラーテスラ
11.3 ジェットスイーパーカスタム
11.11 パブロ・ヒュー
11.18 ヴァリアブルローラーフォイル
流行ブキ
解説
大流行したプロモデラーRGはメイン、スペシャル両方に対する弱体化が入り環境から外れた。
プロモデラーのアイデンティティ、塗り性能が大幅に下方修正されたことから、巻き添えを食う形となったプロモデラーMGは使用者を大幅に失うこととなった。
プロモデラーはもともと戦闘向きの性能ではなくセット単位でも塗りを身上とするブキ。その最たる部分を弱体化したことはこの後も長く物議を醸した。
一方、パラシェルターが強化とプレイヤー側の熟練、アメフラシのポテンシャルの高さ等研究が進んだ。
プロモデラーに変わってナワバリバトルを中心にこの頃から頭角を現すこととなる。
なおバブルランチャーはここで強化されてからしばらくの間、一定の勢力を保ち続けることになる。
Ver.2.0.0 [2017.11.24配信]
主な修正内容
・クイックボムの3連投に必要なギア数が増加。スプラシューターはスーパーチャクチとのコンボが強かったためスペシャル必要量も上げられた。
・チャージャーの塗り性能が微強化された。
・パラシェルター限定でブラスターやチャージャーに対して傘が受けるダメージも増加した。パラシェルターのスペシャル必要量も10増加。
・キャンピングシェルターのパージまでの時間短縮やパージのインク消費軽減により、パラシェルターと大きく差別化された。
・ハイパープレッサー自体の性能が問題視され始めたのか、持続時間がわずかに短縮された。
・アメフラシの塗り性能が弱体化された。
ブキ追加情報
11.25 ハイドラント
12.2 ケルビン525
12.9 N-ZAP89
流行ブキ
解説
弱体化されすぎたヒッセンは射程そのままに攻撃力だけ戻す形で調整されたが、環境入りするまでには至らなかった。
パラシェルターの弱体化が開始され、特にナワバリバトルでは使用ブキは比較的多様になっていた。
安定して使用者の多かったスプラシューターには下方調整が入ったものの、根本的な弱体化とはならず、使用者の多い時期が比較的長く続いた。
Ver.2.1.0 [2017.12.13配信]
主な修正内容
・ガチマッチルールにガチアサリが追加された。
・スプラマニューバーの威力が28から30に強化された。
・ホットブラスターの発射後硬直が短縮された。
・パラシェルターの塗り性能とインク効率が弱体化された。
ブキ追加情報
12.15 バケットスロッシャーデコ
12.22 ボトルガイザー
12.30 スパイガジェット
2018.1.2 ホクサイ・ヒュー
1.6 L3リールガンD
1.13 スパッタリー・ヒュー
流行ブキ
解説
ホットブラスターがメイン性能の強化により環境入りした。前作で地位を確立していたノヴァブラスターは、この流れに食われる形で使用者が非常に少なくなった。
ナワバリバトルではパラシェルターの度重なる弱体化が続き使用者が減少した一方、並行して出現しプロモデラーRGと同じサブ・スペシャルを有したバケットスロッシャーデコが射程、塗り能力のバランスなどから注目され、登場時から徐々に存在感を増し始めた。
新ルールガチアサリの追加。既存ルールに比べ圧倒的に複雑なルール故、上級者でもカウントが一向に進まないというほほえましい光景が見られた。
その後しばらく研究がすすみ陣地確保の塗り性能が重視されたり、パブロの塗り進みといったマイナーな武器にもやや焦点が当たるようになった。
Ver.2.2.0 [2018.1.17配信]
主な修正内容
・マニューバー系統の弾の当たりやすさが強化された。当たり判定が当初一時的に1.5倍まで拡大されたが、これは設定の誤りと判明、すぐに本来意図された1.25倍に戻された*1。
・バケットスロッシャーの発射後硬直が軽減された。
・一部ボムの爆風範囲が縮小された。
・バブルランチャーが相手の攻撃によって消しやすくなり弱体化された。
ブキ追加情報
1.20 .52ガロンデコ
1.27 ラピッドブラスターデコ
2.3 .96ガロンデコ
2.9 ソイチューバーカスタム
2.17 スクリュースロッシャーネオ
2.24 ノヴァブラスターネオ
流行ブキ
解説
やはりこの時期の目玉はマニューバー種のあたり判定増加。
後のマニューバ環境になったターニングポイントになったと考えるプレイヤーは多いだろう。
「誤修正ではあったものの極端な強化があったため、手にした」という導入のきっかけになったことは間違いないだろう。
プレイヤーの操作技術が向上した時期でもあるのでそこで再度看板ブキであるマニューバー種に焦点を当てたかったのかも。
他には前作強武器筆頭の.96ガロンデコの登場か。登場前から期待(危惧)する様々な声が飛び交っていたが、実際に使ってみるとメインの弱点を補うサブスペが圧倒的にパワー不足であり、マニューバシェルターを含めた新環境では逆風しかないメインであることを真正面から突きつけられた。
前作とうって変わって、流行したとはとても言えなかった。
またバケットスロッシャーの強化により、特にバケットスロッシャーデコがナワバリバトルで猛威を振るうこととなる。
Ver.2.3.0 [2018.2.28 配信]
主な修正内容
- 過剰な弱体化を受けたプロモデラーが微強化され始める。
- 放置され気味だったL3リールガンが強化され始める。
- H3リールガンのジャンプブレ削除。実はメインの大きな強化はここが最後(後はVer.3.2.0の壁塗り強化のみ)で、3.17に追加されたDはここから一定の強さを保ち続けている。最近は使い手の練度上昇の方が大きいだろう。
- ジャンプビーコンに索敵能力が付いた。
- 弱体化を受けたジェットパックとイカスフィアが、機動力を高める形で再強化された。
ブキ追加情報
3.2 クアッドホッパーブラック
3.10 ボールドマーカーネオ
3.17 H3リールガンD
3.24 スプラスピナーコラボ
3.31 パラシェルターソレーラ
4.7 クラッシュブラスターネオ
4.14 ヒッセン・ヒュー
4.21 ロングブラスターカスタム
流行ブキ
解説
プロモデラーの再強化が開始されたが、その後も環境へ戻るほどではなかった。デュアルスイーパー強化、クアッドホッパーブラック追加により射程長めのマニューバーが環境へ食い込むことになる。
またジェットパックの強化によりスプラマニューバーコラボ、スプラシューターコラボなどのブキの評価が再上昇の兆しを見せ始めた。
Ver.3.0.0 [2018.4.25 配信]
主な修正内容
・ウデマエXの追加
・14竹筒銃を除く全チャージャーに足元塗り強化が入った。
・スプラッシュシールドのインク回復ロック軽減、シールド展開時間の短縮がなされる。(前作の所業で長らく大幅弱体化されていた)
・溜め無しカーリングボムの爆風範囲が大幅に縮小された。(これによりカーリング事故死が減少)
・スプリンクラーの塗り範囲が大幅に弱体化される。
・ハイパープレッサーのダメージが10%減少した他、リスポーン地点からの絶対安全プレッサーが使用不可になった。
・ジェットパックとスーパーチャクチの被弾判定が修正された。ジェットパックは被弾させやすくなり実質強化され、スーパーチャクチは飛び上がり中に狩られやすくなり実質弱体化された。
ブキ追加情報
4.25 シャープマーカーネオ、ボトルガイザーフォイル、スクイックリンβ、ケルビン525デコ
6.1 Rブラスターエリートデコ、カーボンローラーデコ、デュアルスイーパーカスタム、スパイガジェットソレーラ
(ロボボムピッチャー搭載ブキ初登場)
流行ブキ
解説
大型アップデートであり、サブ・スペシャル全般にわたって大幅に調整され、以後半年程度の環境の方向性を決めることとなった。
- スーパーチャクチが手痛い弱体化を受けきわめて撃ち落とされやすくなり、装着ブキの人気が急降下した。これに伴い、長い間環境で一定の勢力を保っていたホットブラスター、スプラローラーは勢力を弱めた。
- 中でもスプラローラーはカーリングボムとイカニンジャの仕様変更(瞬時の道づくり+高速隠密移動というコンボの手軽さが大きく弱まった)も相まって大幅な弱体化となり、環境から激減することとなった。
- 一方ジェットパックは更なる強化を受けた。高いジェットパック回転率を誇りかつメインの強化が続けられていたスプラマニューバーコラボが台頭し、以後長い間環境に居続けることとなった。マニューバー全体の強化の方向性が続いていたこともあり、しばらくシューターが不遇といわれる時代が続くことになった。
- ナワバリバトルでは、バケットスロッシャーデコがスペシャル必要ポイント増加により勢力を弱める一方、シャープマーカーネオとデュアルスイーパーカスタムが登場、前者は強力なスペシャルと塗りを得意とするメイン性能により、後者はスペシャル・メインの塗り性能の高さとスプラッシュボムの汎用性の高さにより、それぞれ勢力を拡げた。
- スプラチャージャー/スプラスコープの強化が続き一定の支持を得、使用者が非常に多いわけではなかったが、以後常に環境で存在感を示すこととなった。
Ver.3.1.0 [2018.6.14配信]
主な修正内容
・ホットブラスターの爆風範囲が縮小された。
・クアッドホッパーのスライドでのインク消費が軽減された。
・スプラマニューバーコラボのスペシャル必要量が引き上げられ始める。
ブキ追加情報
7.21 14式竹筒銃・乙、エクスプロッシャー、クーゲルシュライバー、キャンピングシェルターソレーラ
(クイックボムピッチャー搭載ブキ初登場)
流行ブキ
解説
先のバージョンに引き続きデュアルスイーパーカスタムが流行した。
ホットブラスターは先のスーパーチャクチ弱体化に続いてブキ本体へも弱体化が入り、環境トップから外れることが決定的となった。
エクスプロッシャーやクーゲルシュライバーが初登場したが、プレイヤーの熟練が進んでいなかった同段階での使用者は少なかった。
Ver.3.2.0 [2018.7.13 配信]
主な修正内容
・わかばシューター系のインクタンク容量が大きくなった。
・他にも短射程シューターの強化がされ始める。リールガンも更に微強化された。
・ホットブラスターに続いてラピッドブラスターとRブラスターエリートも爆風範囲が弱体化される。
・デュアルスイーパーのインク消費量が増加し弱体化される。(強サブスペ構成のカスタム登場も原因の1つか)
・ポイントセンサーの初速が強化され飛距離が伸びた。しかし、効果時間を目的としてサブ性能アップのギアパワーを積んでいた場合、飛びすぎてしまう事態が多発。プレイヤーによっては弱体化と見る人もいる。
・ロボットボムのインク消費、追尾時間、爆風範囲が減少し、低コスト低リターンになった。(ロボボムピが強くなりすぎるのを防ぐためでもある?)
・放置気味だったマルチミサイルが強化?される。(ミサイル発射数は増加したが、発射硬直が長くなってしまった)
・サブとスペシャルの両方が使用感が別物になってしまったからか、デュアルスイーパーとH3リールガンは大きな影響を受けた。(それぞれの亜種を使う人が増えた遠因か?)
・スーパーチャクチの塗り性能が強化された。(チャクチが露骨に狩られやすくなったためここから強化され始める)
ブキ追加情報
8.1 オーバーフロッシャー、ハイドラントカスタム、ノーチラス47、クアッドホッパーホワイト
流行ブキ
解説
ここでマニューバーの弱体化、シューターの強化という方向性が明確に示された。
スプラマニューバーコラボをはじめとするマニューバー全体はしばらく勢力を保ち続けながらも、段階的に弱体化を受け続けていくことになった。
デュアルスイーパーカスタムはメイン弱体化により使用者を減らした。
シューター強化の中でもひときわ目を引くのがわかばシリーズのインクタンク増加。
この独自の強化はサブの連投などに大きく影響を与えた。特にもみじシューターは後述のロボットボムの仕様変更により、素で2連投か可能に。
インクリング本体の性能をギアなしで調整する例はかなり珍しく、大胆なものだが非常に好評を得た調整。
スーパーチャクチ、マルチミサイルなど「弱スペシャル」といわれたスペシャルへの強化も開始された。
オーバーフロッシャー、ノーチラス47登場により環境に全てのメインが揃った。
オーバーフロッシャーは初期状態での対物攻撃力の強力さから、ガチホコバトルで一躍頻用されることとなった。
Ver.4.0.0 [2018.9.14 配信]
主な修正内容
・フェスの仕様が変更された。
・オーバーフロッシャーのインク消費量増加、対物性能全般が弱体化された。(対物補正が高くガチホコで猛威を振るっていたため)
・スプラマニューバー系統のスライドのインク消費量が増加。
・ジェットパックとハイパープレッサーが微弱体化された。
ブキ追加情報
9.14 スプラシューターベッチュー、スプラローラーベッチュー、スプラチャージャーベッチュー/スプラスコープベッチュー、スプラマニューバーベッチュー
流行ブキ
解説
ベッチューシリーズ登場後も、しばらくスプラマニューバーコラボの時代が続いた。
Ver.4.1.0 [2018.10.3 配信]
主な修正内容
・短射程シューターの塗り性能が強化された。(シャープマーカーを除く)
・スーパーチャクチに対バブルランチャー性能が追加された。また、飛び上がり中に撃墜された時のスペシャル減少量が軽減された。
・スプラマニューバーコラボとスプラマニューバーベッチューのスペシャル必要量が大きく増加。度重なる修正により、この時点からスプラマニューバーコラボの使用率が下がることになる。
・ノーチラス47は弾速が強化され、奇襲性が上昇。スプラスピナーとの差別化もあるだろう。なお、この修正でシューターはおろか竹やスクイックリンのそれよりも速くなっている。
ブキ追加情報
10.3
プライムシューターベッチュー、ノヴァブラスターベッチュー、ダイナモローラーベッチュー、スクリュースロッシャーベッチュー
(タンサンボム、ナイスダマ搭載ブキ初登場)
流行ブキ
解説
度重なる弱体化を受け続けながらも環境に残り続けていたスプラマニューバーコラボが、スペシャル必要ポイントを大幅に増加され、ようやく使用者を減らすこととなった。
またスーパーチャクチに独自の特性が付与され、強スペシャルといわれたバブルランチャーへの対抗手段としてチーム内での役割を得、一部ブキ種において使用者数を盛り返した。
ナイスダマが登場したが、同時点で積極的に使われることはなかった。
タンサンボムは塗り能力の高さからナワバリバトルで注目する動きもあったが、使用法が確立せず、また装着ブキのメインが当時特に強いとされなかったプライムシューターやノヴァブラスターであったこともあり、同時点では流行っていなかった。
Ver.4.2.0 [2018.11.7 配信]
主な修正内容
・シューター全般の射撃後硬直が軽減された。(リールガンは除く)
・ポイントセンサーの初速が強化され飛距離が伸びた。(2度目)
・ジャンプビーコンの使用回数が実質2回に増加。(味方に使用して貰いやすくなった)
ブキ追加情報
11.7 おちばシューター、ホクサイベッチュー、スパイガジェットベッチュー、L3リールガンベッチュー
(トーピード、ウルトラハンコ搭載ブキ初登場)
流行ブキ
解説
シューター全般の強化の方向性が続けられ、「マニューバーの下位互換」といわれる状況はようやく脱し始めた。この時期はおちばシューターが、トーピードの塗り・索敵性能の高さおよびバブルランチャーとの相性の良さ、メイン自体の塗り性能の高さと独自のインク大容量とで非常に噛み合っており、ナワバリバトルやガチエリアで猛威を振るうこととなった。
タンサンボムをサブ性能アップギア最大積みで遠距離から投げるだけという戦法が一部で見られるようになる。タンサンボムを振って(パワーを溜めて)投げることにより最大3回爆発する仕様のため、特にエリアが狭いステージで有効な戦法となった。しかしこの戦法は味方負担が高く、俗にいう「芋っている」ため嫌うプレイヤーもいた。それでも勝ててしまうこの戦法にタンサンボムの調整を望む声も次第に出始めた。
キャンピングシェルターの傘バリア、オーバーフロッシャーのシールド活用、トーピードでの遠隔威嚇など「撃ち合い拒否環境」が極まっていたと言えるだろう。
なお、同時点でウルトラハンコは性能自体の低さと活用法が確立していなかったことから、日の目を見ることはなかった。
Ver.4.3.0 [2018.12.5 配信]
主な修正内容
・メイン性能アップが追加された。攻撃力上昇、射程上昇などブキによってさまざまな効果が得られるように。
・メイン性能アップの追加に伴いキャンピングシェルターの耐久力が弱体化された。特に竹に対してはほぼ無力に。
・スプラチャージャーの塗りが弱体化。
・クーゲルシュライバーとノーチラス47以外のスピナーの機動力が強化された。特にスプラスピナーにはより大きな強化。クーゲルシュライバーとの差別化だろうか。
・スーパーチャクチとイカスフィアがシェルターに対して大きなダメージを与えられるようになった。(スペシャル<<メインの歪な相性が多少解消された)
・ウルトラハンコの連続振りの振り速度・移動速度・旋回性能が強化された。
・ハイパープレッサーの効果時間が短縮され、インクアーマーやイカスフィアに与えるダメージが減少した。
・相手インク影響軽減のギアに敵インク踏みダメージを短時間だけ無効化する効果が追加された。(疑似n確ブキに対する対策の一環か)
ブキ追加情報
12.5 .52ガロンベッチュー、ラピッドブラスターベッチュー、オーバーフロッシャーデコ、エクスプロッシャーカスタム、スプラスピナーベッチュー、クーゲルシュライバー・ヒュー、ノーチラス79、ケルビン525ベッチュー
流行ブキ
解説
メイン性能アップのギアパワーにより環境が一変することとなった。中でも、1発あたりの攻撃力がアップするブキ、特に確定数を実質1引き下げられる「疑似n確」となるブキが好まれるようになった。具体的にはクーゲルシュライバー、14式竹筒銃、プライムシューター、スプラマニューバーなど。
長きにわたって猛威を振るってきたハイパープレッサーが大幅に弱体化された。スプラチャージャー・スプラスコープ無印は塗りの弱体化も相まって使用者が減少した。
強化されたばかりのジャンプビーコンを携えてクーゲルシュライバー・ヒューが登場、プレイヤーの練度上昇、メイン性能アップによる疑似3確と相まって環境で瞬く間に一大勢力を築くに至った。
おちばシューターはスペシャルポイントを若干引き上げられたが、もともと塗り性能が高いこともあってか使用者数には大きな影響を与えなかったよう。
Ver.4.3.1 [2018.12.19 配信]
主な修正内容
- メイン性能アップの効果が弱いブキの強化(ギア効果量を増やしたり、ギア要求量を減らしたり)、少ないギアパワー数で疑似n確が実現できるブキの要求ギアパワー数を増加。
- タンサンボムの塗り弱化。
- トーピードも散弾ダメージ減少。事故死が起こりにくくなった。
- バブルランチャーの250ダメージ範囲が縮小され、自然消滅するまでの時間も短縮された。
ブキ追加情報
なし
流行ブキ
解説
おちばシューターの台頭は、トーピードの弱体化にとどまらずバブルランチャー自体の約1年ぶりの弱体化にまでつながった。これによりおちばシューターブームは終息を迎えることに。
タンサンボムの弱体化により、ノヴァブラスターベッチューの使用者は激減した。よほどおちばシューターが強かったのだろう。
メイン性能アップの調整により手軽な疑似n確のハードルが少し上がったが、環境への変化は小さかったよう。
Ver.4.4.0 [2019.01.30 配信]
主な修正内容
・シューター全般でイカ状態から射撃に移るまでの時間が短縮された。L3リールガンは足元確定塗りを取得。
・クーゲルシュライバーの弾の威力が弱体化された。(疑似3確は没収され、ヒューのスペシャル必要量も大幅上昇)
・スプラマニューバーとクアッドホッパー系の立ち撃ちの弾の当たりやすさが元に戻された。(シューター全般と同じ当たり判定になった)
・ナイスダマとウルトラハンコの性能が強化された。(特にナイスダマは威力と爆風の広がる速度が上がったのでキル性能が大幅に向上)
・スクリュースロッシャーベッチューのスペシャル必要量が引き上げられた。
ブキ追加情報
なし
流行ブキ
解説
ナイスダマ、ウルトラハンコが強化によってようやく実用水準となった。
環境を席巻したクーゲルシュライバー・ヒューは手痛い弱体化を受け、勢力を大きく弱めた。
シューター全体はさらに強化され、中でも「メイン性能アップ」により「疑似2確シューター」の地位を獲得したプライムシューター系の使用者が大幅に増加した。
同時に、スプラマニューバー系に対し求める声が一定数聞かれ続けていた「立ち撃ち弱体化」(シューターのマニューバーとの差別化)がここで現実のものとなった。非常に長く続いたスプラマニューバーコラボ勢力が終息を迎え、その代わりにスプラシューターコラボが増加しつつあるようである。