アイテム/キルソード

Last-modified: 2024-02-27 (火) 11:50:14

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●出典:ファイアーエムブレム シリーズ

原作でのキルソード

『ファイアーエムブレム』(以下、『FE』)シリーズに登場する武器の1種。

『FE』に限らず多くのRPG作品では攻撃の際に低確率で相手に与えるダメージが大きく増加するシステムがあり、「クリティカルヒット」「急所に当たる」「会心の一撃」「SMAAAASH!!」など様々な名称を設けて採用されている。
『FE』シリーズでは「必殺の一撃」という名称でほぼ同様のシステムが設けられており、この必殺の一撃が発動すると相手に与えるダメージが3倍に増加する。
ある程度まとまったダメージを与えられるユニットが必殺の一撃を放てばほぼ即死級のダメージを叩き出すため、シリーズで特に事故の原因戦略への影響が大きい運要素。
基本ステータスのうち「技」の数値が高いユニットほど必殺の一撃が出やすく、「幸運」の数値が高いほど相手の必殺率を減少させられる。
 
キルソードはその必殺の一撃が発動する確率が+30%も上乗せされる剣。ほかにキラーボウ、キラーアクス、キラーランスといった同系武器も存在する。
通常の威力や命中率などもクセがなく使いやすい武器だが、どの作品でも耐久力(使用回数)が低めという欠点があり、強くて便利だからとどんどん使わせているとあっという間に壊れてしまう。入手できる機会が少なかったり他の武器を比べると高価だったりと、コストパフォーマンスに秀でた武器とも言い難い。
従って、ボスのように耐久力が高かったり反撃させずに一気に倒し切りたい相手との交戦時を始めとした、ここぞという時に強力な剣士系ユニットに使わせるのが定石。
 
武器の耐久力が無制限の『if』では、必殺が出なかった場合の威力が低い*1というデメリットが代わりに付けられた武器となっている。

また、「当初は敵だが説得で仲間にできる、初期装備にキルソードを持った剣士ユニット」が登場するシリーズの伝統・お約束もあって、『FE』ファンから愛される武器の一つと言える。

必殺の一撃は『FE』ファンの間でもひと際印象に残りやすいシステムの一つであり、その影響かスマブラに参戦しているファイターでもマルスルキナロイの最後の切りふだとして採用されている。
また、これらの切りふだのヒット時、スマブラでのFEシリーズキャラ大半のカウンターで強力な攻撃を返したときのクリティカル音や、後述するキルソードのクリティカルヒット時に鳴るSEは、GBA版作品(『封印の剣』『烈火の剣』『聖魔の光石』)のものからとられている。

概要

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だげきアイテムとして今作から登場。
普段は何の特徴もないが、一定の周期で刀身が赤く光り、そのタイミングで攻撃すると威力が2倍になる。
投げてぶつける場合にも効果が乗る。

光る周期がおよそ3秒で決まっているのを踏まえ、前もって相手に当てるための立ち回りをすることが肝心となる。
具体的には着地する、距離を詰める、相手の攻撃を誘って隙をつくるなど。

投げて当てるのが特にタイミングを合わせやすくおすすめ。
光っているキルソードをスマッシュ投げでぶつければフィニッシュブローになる可能性が高い。
強力な復帰阻止として使うのはもちろん、スピリッツバトルではアイテムピッチャー/投てきアイテム強化と合わせることで早期決着も狙っていける。

関連項目

コメント

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*1 素の攻撃力が低い代わりに、必殺の一撃が出た場合のダメージ倍率が3倍ではなく4倍になる。