ファイター/リュカ/攻略

Last-modified: 2023-09-26 (火) 11:28:20

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目次

はじめに

リュカはとても特殊なファイターで使いこなすのが難しい。

  • 空中ジャンプ
  • フワフワ機動
  • PKサンダー
  • 空後メテオ
  • ヒモヘビ

とクセのある物が多く、多くのキャラを使えてもこのキャラを使いこなすには比較的時間がかかるだろう。だからこそ使えるようになるととても楽しい。
リュカメインの人は逆にスタンダードなキャラを使いこなすのに時間がかかる。

癖の強さ故に、使い始めのハードルが高く感じられるキャラだが優秀な小ワザも多く、相手を驚かせる事も多い。特殊が故の特別感はとても魅力的。テクニックキャラと言う響きもとても良い。さらに可愛さも兼ね備えている。

ここまで読んで使ってみたいと思った方は、是非つかってみてはいかがだろうか。

立ち回り

飛び道具こそ便利なものを持っているが、機動力が乏しく、通常ワザのリーチは短く後隙が短いワザも少ない為、自分からガンガン攻めるのは苦手なファイターである。
最初はPKファイヤーで牽制し、様子見も兼ねて近距離を作らせないよう立ち回る。
リュカのPKファイヤーがぎり当たるくらいを基準に中距離の間合いを保ち、スキを見て差し返す事を心がけよう。

近づかれたらつかみや空Nで火力を稼ぎ、分が悪いと思ったらまた中距離を保ち、コンボが決まりそうなら各空中攻撃で火力を稼ぐ。この判断力がリュカの勝率に直結する。

ガケ出しに成功したりした機会があれば復帰阻止による早期撃墜も狙っていこう。うまく決まればリードも逆転もできる。

1on1

リュカは基本的に差し返しで火力を稼ぐ。

  • 序盤は小J、ステップ、PKファイヤー等で様子見し距離を保つ。
    そして甘い差し込みやスキに対してはつかみ、空N等で火力を稼いでいく
  • 中盤ではつかみ、空N空前、PKファイヤー等で火力を稼ぐ。またガケ展開を作り%を稼ぐ。復帰阻止ができればする。
  • 終盤では空前、投げ、復帰阻止等で撃墜する。

乱闘

NBや上スマといった広範囲大火力のワザが大いに光るが、乱闘ルールの性質上差し返し性能はやや落ちるため接近戦では袋叩きにされやすい。
やはりある程度の距離からの横Bが基本になる。

チーム戦

チームアタックをオンにし、強力なエネルギー系飛び道具を持っている仲間からサイマグで逐一回復するゾンビリュカ戦法が有名。
その他にもリュカの苦手な差し込みによる起点が得意なキャラと組むと、リュカのパワフルさが発揮しやすい。

コンボ・連係

リュカのワザはどれもコンボパーツかフィニッシュになり得る。つまりワザを当てた後にどのワザが繋がるのかを一通り把握する事が重要。これに関してはとにかくトレモや実践を重ねて慣れるしかない。

序盤(0%~)

  • 0%限定コンボ
    • つかみ→(ステップ)空前
    • 下り空前→ダッシュつかみ
    • 空N→つかみ or 横強
    • 空後→横強
  • 空N→空前
    慣れてきたら空Nの途中で急降下を入れ、最終段を地面ギリギリで当てるようにすると、低%時にはさらに空Nが繋がり火力UP。例:空N→空N→空前
    空Nは表裏確認が少し難しいので、基本的には空Nを当てたあとに、反対側(自分の場合斜め上)に少しスティックを傾けて相手を前に飛ばす。
  • 下り空上→空N→空前
    空上は慣れないうちは無理に当てに行く必要はない。
  • 下強→弱3連
    50%くらいまで入る。密着時にはこれ。
  • 下強→つかみ
    確定はしてないがあまり反応されない。さらに下強がガードされてもつかみは入る、という場面も多い。

中盤(40%~)

  • 空N→大J空前
  • 下り空上→空上
    空上からは基本なんでも繋がるので空後でも空前でも自分がやりやすいものでOK。
    ガケ端ではうまく入れば空後メテオで撃墜できる。
  • 下強→つかみ
    下強弱が入らなくなってくるのでつかみで火力を稼ぐ。回避読みでスマッシュなどもあり。

終盤(80%~)

  • 空N落し→下強 or 上強
    空N落しの表裏確認には慣れが必要。横強の方が展開はいいが表裏がわかりづらい時は上強でも良い。
    ※空N落しは、下り空N落しも良いが、地上空Nを急降下して落せると立ち回りがグンと強くなる。
  • 下強→横強 or つかみ
    70%くらいから下強→横強が確定する。ガケ展開を作れるのでオススメのコンボ。
    空N落し→下強→横強のコンボは定石。
  • 空下→空上
    確定30%コンボ。回避読みでスマッシュもあり。
  • 空下→横スマ
    空下を当てた時は相手の方向にスティックを倒し続けると、最終段まで当たりやすい。
    確定帯は10%程度しかないがうまく決まればピチュー等はバーストできる。

その他

  • 空中ヒモヘビ→横強 or 空前
    低%であれば横強。ひもへびを先端で当てすぎると繋がらない。

撃墜ワザ

リュカの特徴としては以下の通り

  • 復帰阻止で早期撃墜が狙える。
  • 投げバーストがあるので比較的安定して撃墜できる。
  • バースト力の高いワザは揃っているが、どれもスキがあるのでお手軽に振れるワザは限られてくる。

基本バースト(だいたい%順)

  • 横スマ、下スマ
    90%ほどから撃墜が狙える。
  • 空前
    J読みや回避読みに対して。ガケ際100%ほどでバースト。
  • 後ろ投げ
    ガケ端だと110%程度でバースト。
  • 横強
    下シフトでがけつかまりにも当たる。
  • 上投げ
    140%程度でバースト。
  • 空上
    ジャンプ読みなどで置くとバーストしやすい。
  • DA
    当たれば飛ぶが、スキがでかいのであまり使わない。

復帰阻止

  • 上B
    上級者 & 低%時には決まりにくい。ただ復帰に時間がかかるファイターには刺さる。
  • NB
    高%で当たれば即死。真横から帰ってくる読み等に。
  • 横B
    ガケ外に出て復帰阻止すると思わせ、相手がジャンプした場面に打つと当たりやすい。
    適当に置いとくだけでも当たる。
  • メテオ(空下、空後)
    空下はドンキーの横から上B、カービィの上B等に当てやすい。
    空後はガケ近くのJ読みで打つのがオススメ。
  • 横強(下シフト)
    全体フレームが短めなので気軽に振れる。
  • ガケ際下スマ
    当たればでかい。2回めガケつかまりなどにとても有効。ただ後隙はでかい。

寿命でのバースト(180%~)

  • 上強
    空N落しから繋がる。
  • 横B

テクニックや小ネタワザ

  • ヒモぺち
    『初代スマブラ』から一部ファイターで使用可能な、空中ジャンプの上昇を特定の操作でキャンセルするテクニック「ぺち」の一種。

    やり方は左スティックをいずれかの方向に入力しながら(地上から出す場合)地上ジャンプ→空中ジャンプと空中ワイヤーを同時押しする。スティックの入力方向はどの方向でもよく、上下入力ならば左右に移動せずにヒモぺちを行える。
    空中ジャンプとワイヤーは1F以内に押さなければならず、どちらかが早いと失敗する。(ヒモペチは着地前に攻撃を受けると、空中ジャンプを消費した状態になるため非常に危ない。)
    これにより相手のラインを一気に奪うペチ運びが可能となる。ただ連続となると難易度は相当高くなる。

    またガケのぼりヒモぺちは先行入力が効き、比較的難度が低いのと、ガケのぼりの選択肢が増えるため、覚えておいて損はない。のぼりジャンプはスティック上で出来ることもあり、ぺちのためのジャンプ連打が苦手な人でも容易に行えるだろう。のぼり攻撃のリーチが短すぎるリュカにとっては重要テク。無敵は無いのでこれ一択という訳ではないが。

  • フェイトリロード
    上必殺ワザの体当たりで地形に跳ね返されてから10F以内(しりもち落下に入るまでの間)に上必殺ワザを入力するともう一度だけ上必殺ワザを出す事が出来る。(※連発不可)
    単純に復帰可能距離が上がり、メテオをあてにいった後や、逆にあてられた時などに多用するため、上手くなるには必須のテクニック。

  • ガケにつかまる直前で上必殺ワザを入力し、ステージ側に飛ばして地形で消してガケにつかまるテクニック。
    ガケつかまりを狙う相手を追い払ってガケにつかまれる。

    元はネスのテクニックだが、それを流用した形となる。ふっとびが弱い上に相手に当てても消えないため、あちらより融通はきかないので注意。

  • サイマグ後隙キャンセル
    サイマグは使用後に後隙があるのだが、ワザ吸収した場合のみ、ジャンプまたは横回避で後隙をなくす事ができる。
    やり方は至って簡単で、ジャンプの場合は吸収直後にジャンプボタンを押すだけ。横回避は吸収直後にLスティックを回避したい方向に倒すだけ。(ガードボタンなどは不要。)

    これによりジャンプ読みなどに気を付ければ、吸収によってのリスクがほぼなくなる。特に、マリオのファイアボールや、ピカピチューのでんげき等(どちらも10%ほど回復)に対して、とても有効なので、相手によってはこのワザを知っているかでだいぶ変わってくる。

  • 空下運びメテオ
    空下は4連続の攻撃の中で最終弾のみメテオ判定がありそれ以外は引き寄せ判定があるため、地上のガケ側で小ジャンプ空下を当てると、最初の3発でガケ外まで運び、4発目のメテオをガケ外で当てる事ができる。
    のぼり攻撃をガードした場合などガーキャンから出せるため、なかなか使えるワザ。
  • ガケ外フリーズ
    フリーズはガケ外から打つと決まりやすいセットアップがある
    当て方の一つとして、ガケつかまり位置あたりで打つと、地を這うようにフリーズが進み相手に当てやすい。

    使用例としては、ガケから降りて直ぐにPKフリーズを空ダして打つムーブがオススメ。相手の無敵時間をやり過ごす時などに使える。
    リュカ側はガケの下に潜る事ができ、なおかつ相手にフリーズを当てられる点が強い、当たれば20%程度のダメージ&良展開。ガードされても削り値が地味に高い為、無駄にはならない。

    また一つは、相手が復帰阻止に来た場合、急降下でそれを避けつつフリーズを打つと、ちょうど相手に当たりやすい。(当たれば復帰距離が足らずに撃退もよくある)
    リュカはフリーズを打った後でも復帰できるので、復帰阻止に来ると思ったら狙う価値あり。

  • 上スマ無敵
    上スマには1F~7F(ホールド無しの場合)まで無敵がある。それを利用し様々な当て方ができる。
    • 例1:スマッシュなど後隙の長いワザを空振りした際の、相手の反撃に対して打つと当たる事が多い。ちなみにその場回避より早く無敵になれる。
    • 例2:ドンキーの地上上Bや、ロボットの横Bの最終弾に無敵を合わせ、スマッシュを当てる。
      上スマのふっとばし力は全ファイター中2位なので、当たれば絶大な威力を発揮するが、外せば反撃としてスマッシュもほぼ確定してしまうので、無闇に振らず"ここぞ"と言う場面で狙うのが、このワザを最も活かす立ち回りになるだろう。
  • ガーキャン上スマ
    その場回避のキャンセル可能なフレームが20F、上スマの発生が28Fなのでその場回避横 or 下スマッシュよりは出が早い。後隙は莫大だが。

あまり実戦向けではないテクニック

  • 逆向きガケ下スマ
    ガケ際でガケとは逆を向いて下スマを当てると3段ヒットするという小ネタ。
    ガケ受け身が可能なのでただの一発芸でしかない。
  • 上スマアタキャン
    アタックキャンセルに上スマの無敵を利用したテクニック。
    やり方は他のアタックキャンセル同様、ジャンプで上スマッシュをキャンセルするだけ。
    少しの間全身無敵になってから小ジャンプ攻撃が出来る。

    入力猶予が短い上に失敗するとスキだらけになるので注意。

復帰

  • 空中ワイヤー
    リュカの復帰の要。
    他のワイヤーキャラよりもつかめる距離が長く、つかんだ後は一瞬でガケに移動できる為、相手は非常に狩りにくい。
    だが全く狩られないというわけではないので、相手がガケ上で余裕がありそうな時にはタイミングをずらそう。

    またリュカがステージ側に向いてないとつかんでくれないので、反対向きで飛ばされた際はサイマグ等でステージ側を向く事が大切。

  • 上B
    復帰距離が一番長い復帰方法。ワイヤーでは都合が悪い場合にはPKサンダーを使うことになる。
    発動まで時間がかかるのはネスと同じだが、体当たりの移動距離が長く、仕様上ネス版と同様の妨害方法が通じないのは大きなメリットだが、リュカ版体当たり自体は移動がゆっくりめ&無敵時間が1~9Fしかない&判定はそれ程強くないので実はガケ待ちに弱いという弱点がある。
    ガケをそのままつかむ以外に、ガケをつかむ場面で下キーを入れているとつかまずに上昇するというテクニックがあるので、相手キャラのガケ待ちのやり方によっては二択が迫れる。
    勿論フェイトリロードでタイミングをずらすのも有効。
  • 空中移動回避
    リュカもまたネスと同様に空中移動回避の距離が長く、ガケ上に相手がいない時などに、素早く復帰するのに便利。
    上昇時のスキがやや大きめかつワイヤーでぶら下がってガケ上の様子を見た方が色々と有利な場面が多いので、ネス程は多用する必要はない。
    「リュカならあの距離ならワイヤーを使う」と読んでいる相手の裏をかくにも有効。

キャラ対策

弱点
リュカの弱点として、リーチが短いため、差し込みの性能が乏しい点があげられる。そのため基本的には差し返しを狙っていくが、それが難しいキャラは苦手キャラということになる。
リュカの苦手キャラはざっと2種類

  • 長リーチ
    リュカはワザのリーチが短くスキも比較的大きめで差し込み性能に乏しい。そのため差し返しが基本となるのは前述した通りだが、長いリーチのワザは上手く振られると差し返しが難しい。
    つまり極端に言うと差し込みも苦手、差し返しもできない、と言う状態になり、リュカ側は厳しい戦いになる。
  • 待ち
    遠距離から低リスクでうてるPKファイヤーで相手を動かすのがリュカの基本戦術なのだが、待ちが強いキャラクターに対してはどうしても自分から攻めなければならない、といった点が差し込みの弱いリュカには厳しい。(一応横スマで飛び道具を反射できるが、若干読みが必要なため、飛び道具が主体となるときつい)
リンク

リンク

サイマグで吸えない飛び道具の弾幕と、くぐり抜けて近づいても飛んでくる優秀な空Nがとても嫌らしい相手。
リンク一族の中では剣のリーチと自傷リモコン爆弾復帰の強さがリュカに地味に刺さる。
リンク一族全てに言えるが、序盤はしっかりガードを固めて早い段階で相手しているプレイヤーの3種の飛び道具のクセを見抜くのが重要と言える。よく居る飛び道具+空Nで待ち要塞を作るリンクは比較的PKファイヤーが刺さりやすい。
幸いガード崩し自体はさほどでも無いので、やはり的確なガードが勝負を分ける。ブーメラン辺りの反応しやすい飛び道具は横スマで打ち返すのもアリ。

ゼロスーツサムス

ゼロスーツサムス

ゼロサムは牽制においてリーチが長いワザが多く機動力も高い為、差し合いでは不利。
ただ撃墜段階は接近してくる可能性が増えてくる為、下Bやスマッシュの様な定番の撃墜ワザを的確にガードして差し返せば活路は見えてくる。
後はNBや安易な置き下スマの様なサイマグで吸えるものはしっかり吸って圧をかける事。

シモン、リヒター

シモンリヒター

機動力と差し込みが乏しいため飛び道具の連発がとてもきつい。
おまけに長リーチのため近づくことや、PKファイヤーを当てる事すらできない。
まさにリュカの弱点を突く物を詰め込んだようなキャラ。

ただ復帰が弱めのシモリヒには、PKサンダーによる復帰阻止が刺さる。そこが唯一の有利点。これのせいでシモリヒ側はリュカは不利と言いがち。

リュカ対策

リュカと戦う上でPKサンダーによる復帰阻止は対策必須となる。(特に復帰距離が短いキャラ)
対策法は主に、ジャンプを早く出さずに上Bでサンダーに当たりに行くこと。これにより、サンダーが切れるまでの時間を稼ぎ、後隙のうちに復帰することができる。だが高%時ではサンダーの玉部分に当たると遠くにふっとばされる為、完璧に対策するのは難しい。

立ち回りについて、リュカ は通常ワザのリーチがとても短く、殴り合いは不得手とするファイターなので、密着やPKファイヤーの間合い以上の遠距離を苦手とする。リュカの得意な中距離をなるべく避け、飛び道具キャラは遠距離を維持してスキを見て近距離で攻める。飛び道具があまり機能しない、又は所持しないキャラは、PKファイヤーに当たらない事を意識して、密着する事が大事。

勝ちあがり乱闘

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