●出典:ゼルダの伝説 シリーズ
スピリットについてはスピリット一覧/ガノン (時のオカリナ)を参照。
原作での魔王ガノン
『ゼルダの伝説』シリーズのラストボス。シリーズによって外見に差異はあるが、基本的にはイノシシのような姿を持つ。
本作に登場する「魔王ガノン」は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場したもの。ゲーム内ムービーでは他のボスと異なり肩書きなどはなく、テロップでは「ガノン」と表記されている。
7年後の決戦に於いて大人リンクに倒されたガノンドロフが自身の「力のトライフォース」を暴走させ、変身した。
しっぽ以外にはあらゆる攻撃が通用せず、二刀の大剣でリンクを攻め立て、一時は退魔剣「マスターソード」すらも弾き飛ばして圧倒している。
しかし、ゼルダの助けを得て体勢を立て直したリンクによってマスターソードの連撃を受け、最期は七賢者によって封印された。
だが、封印の最中に自らの復活を予感させる恨みの言葉を残しており、それは後の時代に現実のものとなるのだった…。
ちなみにガノンドロフの項目にも記載があるが、ゼルダ史においてはリンクが魔王ガノンに敗北を喫したルートも存在している。そのルートでは人間に戻ることはなく、怪物化した状態のガノンしか登場しない。ゼルダ史は後付け設定の部分もあるので仕方ないが、そのルートでのガノンは、この「魔王ガノン」の見た目とは似ても似つかない外見になっている
なお、外見こそ上記の「魔王ガノン」であるが、攻撃パターンについては歴代『ゼルダ』シリーズの一部のラスボスが繰り出していたものを1つずつ含んでいる。
『トワプリ』の「魔獣ガノン」の突進、『スカウォ』の「終焉の者」の剣に雷を纏わせての斬撃、『ブレワイ』の「魔獣ガノン」の放つ赤いレーザーなど。
攻撃を受けた後のダウン時に膝をつく姿や、撃破時になおも抵抗しようとするのは「魔王ガノン」の再現であり、スマブラらしいアレンジがなされたボスと言えよう。
概要
勝ちあがり乱闘ではリンク、ゼルダ、こどもリンク、トゥーンリンク、セフィロス(ラウンド5)のルート、アドベンチャーでは闇の世界の聖地に登場する。
勝ち上がり乱闘のゼルダルートのみガノンドロフからの連戦となり、マキシムトマトが支給される。
原作同様しっぽが弱点であり、それ以外の部位は攻撃が一切通用しない。原作より機動力があり、背後を取られた場合はすぐさまジャンプで離脱してくる。
ジャンプ(ゼルダやセフィロスなど、一部の突進・ワープ系必殺ワザで股くぐりする事も可能)で粘り強く背後を取ることが肝要だが、ガノンの攻撃の中には背後へも攻撃範囲が及ぶワザがある点に注意。
しっぽに一定量のダメージを与えると気絶する。なお、気絶が近くなるとしっぽから煙が立ち込めてくるので覚えておくといい…かもしれない。
ちなみに、気絶している間は全身に攻撃が入る。頭に攻撃すると、普通にしっぽに攻撃するより大きなダメージを与えられる。
攻撃
連続斬り
大剣で連続攻撃。
見た通りリーチが長く、ダメージもそれなり。
すぐさま後方に緊急回避して避けよう。
ジャンプ斬り
ジャンプし、2本の大剣を振り下ろす。
ガノンの足が上がるので、背後に回り込むチャンス。剣を振り下ろすタイミングで移動回避をすると成功しやすい。
回転斬り
しばらく構えた後、その場で回転しながら剣を振り回す。
回転中はわずかに引き寄せの風が発生するので、距離をとっても油断すると当たってしまう。
さらに長い間回り続けるので、シールドすると漏れを起こしやすい。
なるべく距離をとって、攻撃が終わるまで待とう。
斬り上げ
下から剣を振り上げる。
攻撃範囲がとても広く、振り上げた剣はガノンの背後まで届く。
代わりに攻撃後は弱点の尻尾がガノンの前に出るので、攻撃のチャンス。
ガード削りは強めなので、回避でやり過ごそう。
突進
角を突きだし、紫のオーラを帯びて突進する。ガノンドロフの最後の切りふだでも行っているアレ。
ガノンの攻撃の中でもとりわけ高い威力を誇る凶悪なワザ。しかもバトル開幕早々に使ってくることもある。
シールド削りも強いので、シールドの耐久が最大近くないとシールドブレイクを起こしてしまう。
ガノンの背後に突っ込むように移動空中回避をすることで避けられる。
また、このワザの後は突進していった方向から大ジャンプして画面中央に戻ってくる。
着地の際にも攻撃判定があるので注意したいが、うまく尻尾の方に回り込めればスキができる。
大型のキャラでも戻ってくる方向から足元のタイル2枚目の画面端側までは安置なので、
突進をやり過ごした後、そこで待ち伏せしていれば目の前に弱点を晒してくれる。
後方薙ぎ
後方に振り返りながら剣で薙ぎ払う。
ガノンの背後をとって攻撃している間はこの攻撃に警戒したい。
大ジャンプ
画面上まで高くジャンプし、ファイターめがけて急降下する。
落下スピードがとても速いので、走って逃げるのは難しい。シールドで耐えるか、タイミングが読めたなら回避しよう。
レーザービーム
口から赤いレーザービームを発射。レーザーは角度を変えて、広い範囲に放たれる。
レーザーは画面外まで伸びるので、ガノンの正面に立つのはとても危険。
ただしガノンの背後にまでは届かないので、ジャンプで回り込めば安全かつ殴り放題。
追尾爆発弾
口から炎の弾を放つ。弾はファイターを追尾し、ファイターか地面に触れると爆発する。
かなりしつこく追尾するので、地上でギリギリまで引き付けてからジャンプして爆発させるといい。
一応シールドで防げるが、結構削られるため直前でシールドの耐久を消耗していると一発でシールドブレイクを起こす可能性もあるので注意。
雷鳴斬り
剣に雷を宿し、雷の斬撃を飛ばす。飛んでくる斬撃はもちろん、振り下ろした剣にも攻撃判定がある。
また、残り体力が1/4を切ると2連続で弾を飛ばしてくる。
弾はむらびとやしずえのしまう/とり出すでのみ反射が可能。
判定が大きいので回避するのは難しいが、その代わり十分にシールドで受けられる程度の威力になっている。
対策
ひたすら背後を取って尻尾を叩くことが重要。
アドベンチャーでは「ジャンプ強化」「空中ジャンプ追加」「軽量化」のスキルを使い、上Bなしで飛び越えられるようにするのも手。
一部ファイターでは突進・ワープワザで、足元から後ろ側に抜けられる場合がある。それ以外では、ジャンプ後横回避or上Bが必要になる場合がほとんどだが、尻尾への攻撃が遅れてしまうのがネック。
勝ちあがり乱闘の場合、ゼルダはガノンの足元で上Bを発動して横移動すると、尻尾にダメージを与えつつ背後にワープできる。