ステージ/パックランド

Last-modified: 2025-08-16 (土) 21:29:34

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●出典:パックランド

原作でのパックランド

初代『スーパーマリオブラザーズ』の発売よりも先にアーケード稼働していた、横スクロール型ジャンプアクションゲームのパイオニア的存在『パックランド』を再現したステージ。

『パックランド』は当時としては非常に色鮮やかでポップな見た目、バリエーション豊かなステージ構成、そして豊富な隠しアイテムと高い攻略性で幅広い層に支持され、後の『スーパーマリオブラザーズ』にも少なからず影響を与えたと言われている。
原作では迷子の妖精を保護したパックマンが、障害だらけの行程やモンスターたちの妨害を乗り越えて女王の元に妖精を送り届け、お礼にもらった魔法の靴で愛する家族の待つ家に帰るまでが1トリップ(『スーパーマリオ』で言う1ワールド)となっている。

アーケードのほかファミコン等10種類以上のハードに移植されたが、『スマブラ』シリーズではアーケード版のグラフィックが使用されている。

残念ながら、有名かつ評価の高い原作『パックランド』のBGMは、元々北米で放送されていたアニメ『Pac-Man』の物である事情により『スマブラ』シリーズには収録されていない。
原作は2022年4月7日に『アーケードアーカイブス パックランド』としてSwitchで遊べるようになった。BGMを聞きたい方や横スクロールジャンプアクションの原点を知りたい方は購入を検討されたし。

解説

強制スクロールステージ。原作同様ゲーム開始時のイントロからスタートし、フェアリーの国まで移動したら再びパックマンの家にもどる。
原作の「隠しフィーチャー」も再現されているので、全体は非常に広大かつギミック豊富である。

ラウンド1
パックマンの家を出発して街を進む。屋根はすり抜け床になっている。
道に設置されている3つの消火栓はパックマンが使うものと同様、時折水を噴き出しファイターを押し出す。
この消火栓の中には進行方向の逆に押せるものが混じっており、押し込むとファイターが巨大化する。
ラウンド2
僅かな高低差がある森を進む。木でファイターが隠れるのでやや見づらい。
また道中に切り株が2つあり、消火栓と同様押して巨大化できる。どれが押せるかは毎回ランダムで、消火栓と合わせて2つ。
ラウンド3
橋を渡る。足元の水面は背景で、普通に空中判定なので注意。
水柱が噴き出るポイントが二箇所あり、ファイターを持ち上げるが、横から触れるとダメージを受ける。
原作では横から水柱に触れると、下に引きずり込まれてミスになってしまう。
また途中に「船の模型」があり、取ると下に足場が一つ追加される。
フェアリーの国
フェアリーの国の女王「妖精のママ」が現れ、妖精の靴をくれる。取ると30秒間ジャンプ力アップ。
原作では空中ジャンプが何回でもできるというものだった。
ラウンド4
帰り道。険しい崖を渡り、ジャンプ台と池(これも空中判定)を越えて、街へ戻ってくる。
開始直後に「スペシャルパックマン」が出現することがあり、取ると無敵状態になる。
崖は唯一ガケつかまりが可能。合間には上下移動する雲と乗ると崩れる丸太の足場がある。
崖地帯の直後にあるサボテンと街の消火栓はやはり押して巨大化が可能。これも毎回ランダムで2つ。
また消火栓は上に乗ると風船が数個出現するものがある。取るとダメージ1%回復で、取った時に100点のスコアが表示される。うち1つだけ7650点の物が混じっており、取ると10%回復する。
パックマンの家の前では、妻の「ミズ・パックマン」が帰りを待っている。

スクロールスピードはファイターの位置と連動しており、前方にファイターがいると速くなり、後方にファイターがいると遅くなる。
なので一周の長さはまちまちだが、大体2分強で最初まで戻ってくる。
ちなみにトリップが進むごとに昼→夕→夜→朝→昼→…と時間が流れていくが、通常ルールで朝はまずお目にかかれない。トレーニングをプレイするか、タイム及びストックを増やすといいだろう。
そしてトリップ数は100以降も増え続ける。(限界値は未検証)
またラウンドの合間にはスコアが書かれた看板が出現することがある他、特定の地点を通過すると花が出現する。どちらも乱闘に影響は無い。

ステージギミック:なし 時の変化

消火栓の水、噴き出る水柱、船の模型、スペシャルパックマン、風船のいずれも出現しなくなる。
消火栓等を押すことは可能だが、巨大化はしない。
また妖精の靴は出現するものの、取得できなくなる。

出現しないアイテム/アシストフィギュア/ポケモン

※マークが付いているものは、戦場化/終点化すると出現する。

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