●出典:大乱闘スマッシュブラザーズ シリーズ
スピリットについてはスピリット一覧/ダーズを参照。
ダーズについて
「灯火の星」の黒幕であるかと思われたキーラを撃破したファイター達の前に突然現れる、新たな大敵。
通称は「混沌と闇の化身」。
目的はキーラと同様のようだが、手下に多数のクレイジーハンドを従えているなどキーラとは対照的な存在。
瞳孔の開いた一つ目を無数のひじき刺々しい触手で包んだややグロテスクな風貌であり、外見だけでは敵か味方かよく分からないキーラとは打って変わっていかにも敵キャラ同然とした外見。
生物的かつ男性的な雰囲気を漂わせている。
ファイター達を操作するプレイヤーは、このダーズのみを倒すのか、キーラのみを倒すのか、はたまた両方共を倒すのかの選択を迫られる事となる。
勇者参戦ムービーではバッドエンド後、ダーズの手に堕ちたと思わしき世界が舞台となっていた。おそらくは原作『ドラゴンクエストXI』のオマージュだろう。
ダーズの綴りは「Darz」、英語名は「Dharkon」。
概要
アドベンチャーでは闇の世界でドラキュラ、マルク、魔王ガノンを倒したあと登場する。
キーラと同様終点の上にすり抜け床が4つ設置されたステージで戦い、中央の目玉が本体であることも似ている。
攻撃
ガトリング
画面左上から無数の弾を連射。その場及び上下か左右に動きながら攻撃してくる。
どう見ても飛び道具だが反射・吸収は不可能。ダーズの真下が死角となるので、左のガケに捕まっていればほぼ当たらずに済む。
怒り状態では連射の〆に巨大な弾を一発放つ。弾速は遅めなので、誘導してから急いで逃げれば躱せる。
ムカデ
画面外から芋虫ムカデのような姿で不規則に動き回る。触れるとダメージを受ける。怒り状態だと長さが増える。
後ろに本体が付いていて攻撃はできるが、不規則に動くので無理に狙う必要はない。距離を取って飛び道具を使うといい。
闇の柱
目玉を光らせてファイターの足元から紫の火柱を起こす。
足元に紫の炎が現れてから火柱が起きるまでには少し時間があるので、その間に左右に避難を。
何度も火柱を立ててくるので、ステージ端に追い込まれることも。その時はジャンプして場外に逃げるか、滞空時間が短いファイターなら移動回避で中央に飛び込んでやり過ごしたい。
時限爆弾X字タイプ
ステージ上に時限爆弾を設置。爆風はX字に広がる。
爆弾の数は通常時は3つ、怒り状態は4つ。難易度「むずかしい」では通常時は4つ、怒り状態は6つ。
爆風はシールド不可。爆風はX字に広がるので攻撃の位置が非常にわかりにくい。
キーラ同様に爆弾は攻撃で除去できる。ただし、破壊を欲張って爆発を回避できなければ本末転倒なので程々に。2~3個壊せれば十分である。
引き裂く
中央に現れた後、触手で空間を引き裂く。引き裂かれた赤いエリアにいるとスロー状態になってしまう。
通常は横方向にのみ引き裂くが怒り状態では縦方向も加わりより広範囲がスローになり、通常よりもスローの効果が強くなる。
すり抜け床はほぼ全てスローの範囲内なので、一番下の足場でやり過ごしたい。
このワザの恐ろしい点は他の攻撃との併用にある。ステージ内を満足に移動できない状態で他のワザを使われたら回避は困難となる。
異空間突進
闇の世界では怒り状態限定のワザ。
触手が束になり、異空間から飛び出して猛スピードで直進する。
突進のルートは縦横斜めとバラエティー豊富で、連続で突進してくるため休む間もなく移動し続けて回避する必要がある。
ダーズ本体は常にステージ中央にいるが、無理に攻撃する必要はない。
闇の奔流
怒り状態でのみ使用するワザ。闇の世界では使用しない。
画面端からエネルギーの波が押し寄せる。波は上下または左右から迫り、難易度「むずかしい」では更に時計回りの動きも追加される。
波に触れている間はノーリアクションでダメージを受け続ける。シールドも無効。
ダメージ量は割と高めなので、できるだけ波に触れないように。
台上から慣性をつけながら通常空中回避で避けると食らいにくい。
闇のファイター
怒り状態でのみ使用するワザ。闇の世界で捕らえたファイターたちを召喚する。ファイターたちは時間経過で爆発する。
召喚する数は難易度で変化し、最大で3体登場する。最終決戦ではファイターを召喚しつつ他の攻撃もしてくるので極めて厄介。
ファイターを相手にしてもいいことはないので、逃げに徹しよう。
突き刺す
怒り状態でのみ使用するワザ。闇の世界では使用しない。
上空から現れた触手が順にファイターを突き刺す。
触手の数は「やさしい」では3本、「ふつう」では4本、「むずかしい」では5本。
ダーズの攻撃の中でも特に威力が高いので、なるべく喰らいたくない。触手は突き刺す前に光るので、タイミングに合わせて回避を。
最後の触手には本体がくっついている。回避できれば攻撃のチャンス。