ファイター/ワリオ

Last-modified: 2024-04-09 (火) 20:24:19

このページは完成していません。情報等ありましたら整形ルールを見て情報を載せていただくか、下記コメント欄に情報をお願い致します。 [tip]

関連ページ

目次

開く

ワリオ

loading...

原作でのワリオ

初出はゲームボーイで発売した『スーパーマリオランド2 6つの金貨』。
マリオ不在の際にマリオランドとマリオ城を奪い取るという、クッパとは違ったマリオシリーズの新たな悪役・ライバルとして登場した。
『64』版当時からプレイしている古参スマブラプレイヤーの中には、「俺だよ、ワリオだよ!!」の名セリフで終わる『6つの金貨』のCMを覚えている方も多いだろう。
当時の公式ガイドブックには「マリオの幼なじみ」という設定も書かれている。

当初は敵役として登場したワリオだが、そのビジュアルのインパクトと悪者ながら憎めないキャラクター像で人気を博し、続編に当たる『スーパーマリオランド3 ワリオランド』では早くも主役を務める。
その後はマリオ世界から半分独立したキャラの一角として『ワリオランド』シリーズ、『メイド イン ワリオ』シリーズへと活躍の場を移していき、スマブラほか数々の任天堂作品にもしばしば顔を出すようになる。

性格は下品、強欲、自己中心的で普段はおバカな言動・行動が多く、人前でオナラをしたり鼻クソをほじったりするのは当たり前。
趣味は金儲け・お宝探し。その欲深さ・図々しさゆえに、金や財宝が絡んだ時の行動力には凄まじいものがあり、普段のおバカさに似合わず頭の回転は早く、悪巧みも大の得意。
初主演の『ワリオランド』では一応「自分の城を建てる為に」という理由で海賊・シロップ一味の根城・キッチン島に乗り込み宝を強奪するという理由付けがあったが、段々と「お宝ある所にワリオあり」といったノリで世界中を旅している。
上記の通り悪役から始まり、決して正義の味方でもなんでもないが、狙った宝の持ち主がより悪どい連中だったりして、結果的に平和を守ったり人助けに繋がる事もしばしば。そんなつもり全く無いのに。
プレイヤーの分身である事が求められるマリオは自身で台詞を発する事はかなり少ないが、ワリオは説明書や公式サイトで普通に喋る。あとやたら設定が細かい*1
公式的にもマリオに出来ない事をやるのがワリオの役割との事。

『メイド イン ワリオ』シリーズにおいては自身の友人達と共にゲーム会社「ワリオカンパニー」を設立。ワリオに負けず劣らずの癖の強い彼らの力を借りてゲームの開発を行い、金儲けを企む。ゲームにおいては基本ほぼ全ての作品においてゲームに慣れる為のチュートリアルとなる「テハジメ」と、実質ラスボスとなる「ナンデモアリ」の二つのジャンルを担当する。また「ナンデモアリ」では「ワリオマン」をはじめ、様々な姿へと変貌を遂げることが多い*2。因みに彼が担当するプチゲームの特徴としては全てのプチゲームにワリオやワリオを模したものが必ず登場するというまさに彼らしい特徴があったりする。

実はシリーズを重ねるごとにワリオのゲーム開発のスキルは徐々に向上しており『初代』ではタイピング中に何故かパソコンを破壊してしまう描写もあったが『ゲーム&ワリオ』では一人でゲームを制作することもできるようになっている。しかし『おすそわける メイド イン ワリオ』では開発中に確認を怠ったため、ゲームバグを増殖させてしまうトラブルを引き起こしてしまった。

毎回友人達を社員としてゲーム開発をやらせているが、本人に給料を払う気はなく毎回稼ぎを独り占めしようとしては失敗している。ただ本人の憎めない性格もあってか社員からはそれなりに慕われているようで、毎回ゲーム開発に協力してくれている。

そして『メイド イン ワリオ』シリーズでは公式サイトや説明書のみならずゲーム内でも普通に喋る。『ゴージャス』ではデザインが大幅にリニューアルされたと同時になんと公式PVやゲーム内でも日本語を話すようになった。CVは以前までCMで一貫してワリオを演じていた大塚 周夫氏がすでに亡くなられていた為新たに近藤 浩徳氏が担当した。*3

アクションとしては真横へのショルダータックルを得意とし、マリオと比べると全体的にコミカルながらパワフルな味付けがされている。
ギャグキャラによくあるような頑丈さも特筆もので、『ワリオランド』ではただ雑魚敵に当たっただけではダメージを受けない。
ゲームによっては「不死身」というシステム(?)が付いていることもあり*4、あえて敵の攻撃を受けてペシャンコになったり火だるまになったりして進む場面もある。

代表作

赤文字は初登場作品

  • スーパーマリオランド2 6つの金貨 1992年/GB
    ワリオが初登場した作品。
    ラスボスとしてマリオに挑み、『ランド2』でのマリオの変身と同じ、ファイアワリオやバニーワリオへと変身する。見た目は現在とほぼ変わっていないが目が斜視であったり、着ている黄色のシャツが長袖であったりと多少のデザインの違いがある。
  • スーパーマリオランド3 ワリオランド 1994年/GB
    ワリオ、早くもプレイヤーキャラへと昇格。
    マリオと異なり、敵にただ触れるだけではダメージを受けない。タックルやヒッププレスといったパワフルでタフなアクションもここで確立。
    下品でお宝好き・ニンニクが好物といった現在にも通じるキャラクター性も付けられた。
  • メイド イン ワリオ 2003年/GBA
    「最多 最短 最速」がキャッチコピーのゲーム。僅か5秒で終わる「プチゲーム」を連続でクリアしていくというもの。
    手軽さとやり込み要素を併せ持つゲームシステム、ユニークでギャグ色の強いキャラクター、『マリオ』シリーズのスピンオフらしからぬ型破りなゲーム内容などのバカゲー要素が好評となり、今に至るまで新作が出続けている。
    任天堂の岩田社長がこのゲームのテスト版を初めて触った際には「くだらねえ……」と思わず口にしたとか。

    実は、このゲームは任天堂が嘗て販売し全く普及しなかった幻のハード・64DDにて発売された『マリオアーティスト ポリゴンスタジオ』にオマケとして収録されていた「サウンドボンバー」が元になっている。

  • ワリオランドシェイク 2008年/Wii
    『ワリオランド』シリーズの6作目で、ワリオのアクションゲームとしては8作目。現地点では最後の『ワリオランド』シリーズ及び最後のワリオのアクションゲーム作品となっている。名前の通り、Wiiリモコンを振る(shake)することで地面を叩いたり敵を攻撃したりとワリオらしいパワフルな様々なアクションができる。本作最大の特徴はグラフィック自体にアニメーションを取り込んでいること。そのため通常のゲーム画面そのものがムービーともいえるものとなっている。

    開発スタッフによると、ワリオのグラフィックだけで約2000枚のアニメを使用し、背景グラフィックに至ってはそれだけでゲームキューブのディスクには収まりきらないほどの大容量だったとのこと。

  • メイド イン ワリオ ゴージャス 2018年/3DS
    『メイド イン ワリオ』15周年記念作品であり、今までのシリーズの"集大成"と言える作品。過去作に出たプチゲームを中心に新作を含め、300種類ものプチゲームを収録している。また今作からワリオを含むワリオファミリー全員に日本語ボイスが与えられるようになった。社員全員がフルボイスでしゃべるまさにゴージャス仕様になっている。

スマブラでのワリオ

 

初代『64』の時代から長らく参戦を望まれ*5、『X』から参戦。ファイター番号は30、通り名は圧巻の悪漢

その丸々とした体形通り重量級に属し、歩行や走行は遅め。
が、パワーに秀でるワザは一部のものに限られ、どちらかといえば発生・後隙に秀でたスピード感のあるワザを豊富に持つ。従って、『ワリオランド』シリーズのようにわがままに破壊力を振り回すタイプではない。
手数で相手の動きを封じながらダメージを蓄積させつつ、ここぞという場面でパワーに秀でたワザを命中させ撃墜に持ち込むといったある意味ではスマブラのセオリーに忠実なワザ選び・試合運びが重要なファイターと言える。

ワリオの特徴は『ワリオランド』譲りの空中横移動の速さであり、その軽快な空中制動に優秀なダッシュ攻撃を絡めた撹乱や一撃離脱が持ち味。
その空中での制御力と素早い空中ワザを活かし、低空から粘着するような攻めや強力なコンボを決めていける。
特に条件が整った時のコンボ・連携の破壊力には目を見張るものがあり、ダメージのみならず後述の「ワリオっぺ」が絡めば戦況を一気に傾けるような早期撃墜が可能。

そしてワリオが一般的に「トリッキータイプ」と呼ばれるに至らしめるのが非常にユニークな各種必殺ワザの存在であり、その中でも横必殺ワザ「ワリオバイク」と下必殺ワザ「ワリオっぺ」はワリオの核を担う。

ワリオバイクはバイクによってステージ上を突っ走るワザだが、ある程度走ってからはバイクを乗り捨てる事もできる。
乗り捨てたバイクをそのまま相手にぶつけつつ本体で別の行動をしたり、一度乗り捨てたバイクに再度乗ったり、またはなどと同様の大型キャリアー型アイテムとして相手に投げつけたり、飛び道具を防ぐ盾にしたりと様々な用途で使用できる。
復帰ワザとしても有用であり、空中ジャンプと上必殺ワザだけではやや心許ないワリオの復帰力を補って余りある復帰距離を稼げる。
ただし今作から6秒のクールタイムが設けられてしまったため、バイクを乱用していると肝心な時に出せないといった事態に直面しやすい。必要がなくなったらすぐに食べるか場外に捨てるなど管理を徹底したい。

ワリオっぺは何もせずとも自動で溜まり、ミスで溜めが失われることもなく、最大まで溜まると一撃必殺の破壊力を発揮する。
またコンボや回避読みなどで確定状況を見てから叩き込める場面が多く、溜まっているだけで相手には強烈無比なプレッシャーになる。
その代わりにチャージが異様に遅く、放てるのはほとんどの場合1試合1発か多くても2発と考えてよい。
自ずから、その限られた回数をいかに有効な場面で必中させるかが勝敗を大きく左右する。

主な難点は格闘戦主体ゆえのリーチの短さと判定の柔らかさ。重量のあるファイターの割には、正面からワザを振りあうような戦い方は苦手と言わざるをえない。
更に、ワリオバイクを投擲する以外にはこれといった飛び道具を持たないため、離れたままではほとんど戦えない。
従って、相手のスキを正確に突いて攻め込みつつ分が悪い時は即座に距離を取るといった、いわゆる一撃離脱を徹底することが終始の課題。
空中から速さと持続で差し込んでくるといった特色から「太ったプリン」などと形容されることも。

必殺のワリオっぺによる優勢からの詰めや劣勢からの一発逆転があるため、それを勝ちに繋げるゲームメイク・大局的な判断力も問われてくる。
ワリオっぺの性質上じっくり時間を使える3ストック1on1に強く、上級者のワリオは開幕から実質1ストック有利とまで言われるほど。

そのキャラクター像通り、使う側も相手にする側も一筋縄ではいかないクセ者ファイターである。
原作でのパワフルなイメージとは対称的に正面から殴り合ったりゴリ押ししたりといった豪快な戦法をするには不向きな性能であり、その強みを活かすには致命傷を巧みに避けつつチャンスを待つ粘りと我慢強さ、そして相手にプレッシャーをかけて誘導するかのような計算高いプレイが要求される。
さながらワリオのように強欲さとずる賢さを両立させた試合運びで、勝利という名の金銀財宝を手に入れよう。

乱闘においては空中戦タイプでありながら意外と低いジャンプ高度が響き、特に高低差の激しいステージや広大なステージでは縦の機動力の無さが弱みになってしまうことも。
しかしワリオっぺ最大溜めでの大量撃墜や、1on1ではまず当たらないような横B上派生(ウイリー)の踏みつけと言ったロマン要素は1on1以上に濃い。

声優はマリオやルイージと同じくCharles Martinet(チャールズ・マーティネー)。全て『X』からの流用である。

キャラタイプ 重量級/トリッキー・コンボ・クロスレンジタイプ/1on1・チーム乱闘向け

十分な重量と重さ相応のパワーを持つものの、攻撃範囲が狭く攻撃力をコンボに依存するスタイルは基本的に1on1前提。
乱闘・アイテム・切りふだありのルールにおいては、空中横移動以外の機動力が低いため立ち回りやアイテム争奪の能力が今一つで、またステージによってはワリオバイクの利便性が著しく低下してしまう事もザラ。
ただしあくまでバトルロワイヤルの乱闘適正が低いだけでアイテム戦適正が低い訳ではなく、1on1のアイテム戦では自分はアイテムを保持しつつ、場に出ているアイテムを通常必殺ワザで片づけつつおならを貯めるというセコい戦術を取りやすい。
チーム戦ではラリーからのおならで低%撃墜を狙えるため適正は中々。空中制動の高さによって味方のパスにも合わせやすい。

ステータス

基本性能

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
0.8891.8371.6514.730.530.5
 
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.121.2710.1071.612.576107
 
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中ワイヤー
2回×××

特殊性能

  • 一部のワザで手足が巨大化するが、巨大化中の手足には食らい判定が存在しない。(いわゆる武器判定)*6

長所/短所

長所

  • 優秀な空中機動力を活かした、低空からの差し合いや攻めが強力。
  • 重量が重く、体格も比較的小さいため撃墜されにくい。
  • 横必殺ワザを使用できる状態での復帰距離がとても長い。
  • 少々慣れが必要なものの、低%始動のコンボ火力が高い。
    • コンボの大半が上に浮かせる性質上、台とのシナジーは抜群。台の真下で空Nなどをヒットさせれば、約50~60%もの火力を稼ぐこともできる。
  • 超強力なワンチャンワザワリオっぺの存在。
    • チャージ時間こそ極端に遅いがミスしてもチャージがリセットされず、コンボや連携でヒットさせられる状況が豊富。またチャージの遅さに関しても上記の長所に起因する粘り強さと爆発力が噛み合っており、持久戦に向く性能となっている。
  • 投げや掴みの性能は控えめだが、NBの存在によりガードに対してある程度の圧がかけられる。

短所

  • 全体的にワザのリーチが短く、判定のかち合いに弱め。真っ当な飛び道具も持たず、近距離の読み合いに持ち込まなければならない。
  • 優れた空中制動と引き換えに、歩行、走行速度は平均以下。地上攻撃の発生の遅さもあり、地上での差し合いや密着時の攻防はやや苦手。
  • 高火力を見込めるコンボ始動ワザがやや当て辛い傾向にある。
    • 本命となる空Nの持続当ては中%になると初段との繋がりが悪くなる、空上は横の判定と持続が心許ないなど。
  • メテオワザを持たず、スマッシュ攻撃も高性能とは言えないため、重量のあるファイターにしては下必殺ワザ以外の早期撃墜力に欠ける。
  • ジャンプ、上必殺ワザの上昇力が低く横必殺ワザが使えない状況での復帰が弱い。

使いやすさ/使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★☆☆★★☆☆☆

その個性的な必殺ワザからトリッキーなクセ者タイプとされてはいるが、通常ワザにはわかりやすいものが多く、素早いワザから撃墜向けのワザまで一通り揃っており、A技を主体に動かす分にはそこまで難しくはない。バイクを復帰専用と割り切れば復帰力もそうそう不足はしない。

一方、空中制動を大きな強みとする以上、上を目指すなら小ジャンプ・大ジャンプの使い分けや反転関連など、ジャンプ回りの操作は他キャラ以上に完璧にしておきたい。
またコンボや追撃の判断と精度、バイクの使い方や管理、下Bの狙いどころ、武器持ちや飛び道具持ちへの対応など詰めておきたい部分も多くなる。
ポテンシャルは折り紙付きだが、それを引き出すには十分な研究と練習を要するタイプである。

前作から及びアップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他
前作から

前作から


  • ダッシュ攻撃
    • ショルダータックルに変更された。
  • 横強攻撃
    • 平手打ちするモーションに変更された。
  • 下空中攻撃
    • 両手を出してドリルのように攻撃するモーションに変更された。
  • 前投げ
    • 撃墜力が大幅に低下。
  • 通常必殺ワザ
    • 顔部分の無敵が削除された代わりに噛みつきで体力を回復できるようになった。
    • 撃墜力が大幅に増加。
  • 横必殺ワザ
    • バイクが画面外に消えた、あるいは破壊された後、再使用可能になるまでのクールタイムが設定された。
    • アイテムのバイクは当たったら敵がふっとぶようになり、連続ヒットしなくなった。
  • 最後の切りふだ
    • 「ワリオマン」が、演出系の切りふだに変更された。

Ver.2.0.0


開く
  • 下空中攻撃
    • ワザを出したあと、ガケをつかむことができない時間が短くなった。

Ver.3.0.0


開く
  • 通常必殺ワザ
    • 飛び道具を食べやすくなった。

Ver.8.0.0


開く
  • 通常必殺ワザ
    • たべものを食べた時の全体Fが減少した。(サイレント修正)

Ver.9.0.0


開く
  • 上必殺ワザ
    • 連続ヒットしやすくなった。

Ver.11.0.0


開く
  • 上強攻撃
    • 低い攻撃判定が持続する時間が短くなった。
  • 下必殺ワザ
    • ため3段階目の攻撃が出るまでのタイミングが遅くなった。
    • 最大ための攻撃が出るまでのタイミングが遅くなった。
    • 最大ためのアーマーの発生タイミングが5-10Fから4-13F に変更された。(サイレント修正)

Ver.13.0.1


開く
  • 弱攻撃
    • 1段目の攻撃力が上がり、スキが減った。
    • 2段目の攻撃力が、ふっとぶ距離を維持しつつ上がった。スキが減った。

通常攻撃

弱攻撃 げんこつ→あごくだき

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
弱攻撃15%→(361°)×8-9F27F11-30F
弱攻撃27%↑(75°)230%4-5F29F

振り下ろしパンチ→アッパーの2段攻撃。

初段の発生が遅く、当てた後の展開も特別良い訳でもない。
加えて下強攻撃が素早く便利な小技なため、基本は封印安定。
しかし、Ver.13.0.1から後隙が減り、ダウン連に用いても横スマが確定するようになった。空前や空Nでダウンを奪った際は、きっちり最大リターンを狙いたい。

ダッシュ攻撃 ショルダータックル

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
11%身体↗(50°)146%102%5-8F48F
持続5%↑(70°)261%9-23F

『ワリオランド』におけるワリオの代名詞ともいえるショルダータックルが、原作シリーズに近づく形で復活。

発生が早く、出始めに加速の伸びがあるため当てやすい。
また出始めはふっとばしが強く、高%の相手には撃墜が狙える。高%での下強→DAはワリオ主力の撃墜手段。
出始め以外はカス当たりになるが、低%の相手に対しては逆に程良いふっとびになるため、判定の終わり際を当てることでさらなる攻めに移行しやすい。

総じて使いやすく強力なDAだが、ガードされた・外した時のリスクはDA相応。
一応ガードされても相手の背後に抜けるように振ればリスクを軽減できる。

強攻撃

横強攻撃 ひっぱたき

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
13%→(361°)133%101%12-15F39F

振りかぶって平手打ち。上下シフト可能。

強攻撃としては発生は遅いもののふっとばし能力がそこそこ高く、高%の相手への撃墜手段として使える。後隙はほどほどでガードバックが長く、先端ならばガードされても反撃を受けにくい。
下シフトでガケつかまり中の相手に当てたり、4Fと長い持続を生かし俗に「ガケの2F」と呼ばれる瞬間を狩るのにも有用。
走行速度が遅く見切られやすいが、滑り横強として使えなくもない。

上強攻撃 ばんざいヒット

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
6%↑(92°)/↑(95°)192%8-10F27F
持続5%↑(90°)257%11-15F

バンザイするように両手を突き上げる。

ワリオのコンボパーツの一つ。頭上を覆うような判定をしており、対空や回避読みが主な当てどころ。
暴れが弱い、または大型のファイターには連続で当たる。回避される前に空上で〆よう。
中%の相手に当てると下Bが繋がるが、Lv.3でないと回避を割り込まれることも。ヒット確認は確実にしたい。

Ver.11.0.0でのアップデートで持続が4F短くなり、持続当てを狙うのが非常に難しくなった。持続当ては100%を越えていても何かしらのワザが確定していたため、手痛い修正と言える。

下強攻撃 ゴキブリつぶし

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
対地4%↑(69°)%%5F17F
対空↗(46°)%%

指先で足元をつつく。ワザ名どうにかならなかったのか

発生が早く連打も効く、事実上の弱攻撃。
ある程度%が溜まればつかみや下強、DAが繋がる。特にDAへの連係は撃墜にも使えるので覚えておこう。
持続が1Fしかないため、置き技としては使いづらい。

スマッシュ攻撃*7

横スマッシュ攻撃 全力バックナックル

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
20%→(361°)89%65%18-19F65F5F

拳を巨大化させて裏拳。

重量級に相応しい高威力を誇るものの、前後のスキが大きく使いにくい。実は横強よりもリーチが短く、リーチ負けしやすい。
ダウン連の〆、もしくは回避や着地狩りなどの一点読みで使えるが、基本は封印安定か。

上スマッシュ攻撃 ビックヘッド

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
無敵F
17%身体↑(95°)111%11-12F57F5F頭:8-14F
持続13%148%13F

頭を巨大化させて頭突きを繰り出す。

判定の出始めに頭部無敵があるが、発生がそれほど早くない・後隙が長い・持続の終わり際は威力が大きく落ちる、といった点でマリオの上スマなどのように気軽に振れるわけではない。
発生と前後判定はそこそこなので、警戒の甘い相手にはガードキャンセルや回避読みで叩き込める。
対空としては使えないので、そこは大人しく上強を振ろう。

下スマッシュ攻撃 ワリオスピン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
13%身体→(30°)153%112%8-17F61F3F
持続110%%%18-27F
持続25%%%28-36F

尻を軸にして回転。

発生こそ早いものの、持続は長いが出だし以外の威力が低い、その出だしの威力も微妙、見た目を裏切る単発ヒット、他のスマッシュワザの例に漏れず後隙が大きい…と、弱い要素が多く、封印安定。
ただ、判定の出だしは真下にも判定があるので、ガケ無敵が切れた相手を狙うのはあり。
とはいえ横強の方が吹っ飛ぶので、横強では崖掴まりに当たらない立ち位置の時など、非常に限られた状況でしかやはり使い道が無い。

空中攻撃

通常空中攻撃 メタボボディ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
1段目6%身体←(40°)/→(40)%195%4-12F45F7F4-42F
持続3%%%13-17F
2段目4%↑(70°)%20-26F
持続5%%27-42F

四肢を広げて一回転してからボディープレス。

回転部分とボディープレス部分で2回の判定が発生する。
初段の発生の早さ、ボディープレスの部分まで含めた持続、着地隙の少なさおよび姿勢のよさ、全て優れたワリオの空中戦を象徴するようなワザ。攻めや置きからガードキャンセルまで幅広く使える。
1段目は低空で当てて着地すれば連携を狙える。主に狙うのはDAやつかみ。軽く横に飛ぶ性質から復帰阻止にも地味ながら有効。ちなみに持続当ては下Bを繋げられる。
2段目ヒット後は広い%帯で追撃が確定。この部分の当て勘および、追撃の技術がワリオ使いのウデの見せ所。もちろん最大チャージ下Bが狙えるケースもあり、溜まっていれば相当なプレッシャーになる。

前空中攻撃 とんそくキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
7%↗(361°)235%177%5-6F37F10F5-26F
持続4.5%%%7-17F

前方に突き出す飛び蹴り。

長めの持続を持つワリオの差し合いの要。

着地隙が発生するフレーム区間が短く、「小ジャンプ最速空前→ややディレイをかけてから急降下」としても着地隙が発生しない。この着地隙が発生しない急降下のタイミングを把握しておくと、とても回転が早い牽制手段になる。
ワリオの空中制動力のおかげで「当てて引く」という動きが強力。

ただしリーチが短いためかち合いには弱く、威力も低いため適当な運用で強さを発揮するワザではない。
振った後に引いて反撃されない状況を作る、相手が倒れふっとびをしたらその後のダウン展開で火力を取りに行く、反転空後ときっちり使い分ける、といったテクニックを身につけることで真価が発揮される渋いワザ。

ジャンプと合わせて8Fで出せるのでガードキャンセルにも使いやすい。ベクトルが真横かつその持続の長さから復帰阻止にももってこい。
ワリオの空中攻撃の中では全体Fが短いので、体勢を整えるのにも使える。

後空中攻撃 たおれずつき

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
12%身体←(361°)136%103%9-11F49F16F5-33F

背中から倒れ込むようにして後頭部で頭突き。
ワリオの主力撃墜ワザ。

ワリオの空中ワザにしては持続が短いが、攻撃の際に頭が巨大化するため攻撃範囲が広い。反転空後から出せるようになると咄嗟の撃墜手段として便利。
高めのダメージを生かした蓄積から主力の撃墜手段まで幅広く活躍するが、着地隙が長め。そこは空前同様、当てて引く動きでうまくごまかそう。

上空中攻撃 ハンドパッチン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
13%↑(88°)172%8-9F46F7F4-36F

真上に向かって両手を挟み合わせる。通称「パッチン」。

横幅が狭く持続もないためしっかり狙わないと当てにくいが、ダメージが高く掌の部分はやられ判定がなく判定が非常に強い。相手を上に打ち上げた時などは積極的に狙っていきたい。

短い着地隙と相手に当てた時の不利フレームの少なさから対地に使っても高い性能を誇る。(最低空でガードさせれば-2Fとなり、ジャスガされない限り反撃を取れない)
地上にいる相手に当てるには少々慣れが必要だが、コンボ起点になり、上強や空中攻撃の他、オナラも非常に繋げやすいなどリターンは抜群。また戦場などの台を利用して空上を当てまくる芸当も可能。
空Nと並びワリオの空中戦の強さを支える重要なワザ。

下空中攻撃 さかさまドリル

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
1~6段目対地1.3%×6身体↑(110°)×9F 11F 13F
15F 17F 19F
47F18F3-41F
対空↓(250°)
7段目4%身体↗(45°)%%21F
合計11.8%164%122%

逆さまになり、両手を合わせてドリルのように回転。

多段ワザゆえに持続が長く、威力もそこそこ高め。復帰阻止や着地暴れに重宝する。
最終段のふっとばすベクトルはワリオが動いていた方向の反対。つまり、復帰阻止において場外にとばしたいときは、ヒット時にガケに向かって移動する必要がある。
なお、このワザはオートリンクが設定されている。この性質を利用して、相手の復帰ワザと相討ちさせたり、持続の途中で台上に着地して疑似メテオを狙う芸当も可能。

つかみ

発生F全体F
通常8-10F35F
ダッシュ11-13F43F
ふりむき12-14F38F

腕を伸ばしてつかみかかる。

リーチの割に発生はやや遅め。後隙は少ないので強気に行ける。
ワリオは優秀なダッシュ攻撃、空中攻撃で相手にガードを意識させやすいので、そこを狙いたい。
回避キャンセルふりむきつかみで敵ファイターの背後に回り込める数少ないファイター。

つかみ攻撃 つかみつんつん

ダメージ属性発生F全体F
1.6%身体2F7F

つかんだ相手を人差し指で突っつく。

標準的な重量級タイプのつかみ打撃。ダメージ効率に優れる。
投げのリターンが安く、空中ワザに依存する立ち回りの関係上、適度に使いたい攻撃。
上投げ→空上が繋がらなくなる50%~70%辺りから使っていこう。

前投げ ヘビーどんけつ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃4%身体↗(45°)%%4F20F1-21F
投げ8%↗(45°)250%174%21F
合計12%

つかんだ相手をお尻で突き飛ばす打撃投げ。ワリオはすべての投げに打撃判定がある珍しいファイターである。

ダメージが高いものの、吹っ飛ばし力は微妙。150%程度でも撃墜を見込みづらい。使い道は崖に追い出すことくらいか。
ベクトルが高いところがNBと被ってしまっているのも難点。

後ろ投げ ジャイアントスイング

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
巻き込み8%↗(50°)%%15-46F69F1-48F
投げ7%↖(45°)%%48F

相手を振り回して投げる。

マリオなどの後ろ投げと似たワザだが、思いの外ダメージもふっとびも弱い。実は振り回した相手に当たった方が吹っ飛ばしが強い
普通の1on1ではガケを背負っている時程度しか使い道がないが、振り回し部分が乱闘や対アイスクライマーにおいては出番があるか。

上投げ ダブルパンチ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃4%→(361°)%%24-25F44F1-26F
投げ4%↑(89°)%26F
合計8%

両拳で打ち上げる。拳部分に4%の打撃判定がある。

0~約40%時に空上が繋がり、その後も着地狩りの展開に持っていけるのが魅力。台が絡めばもう一度空上が繋がり、40%弱のダメージを稼げる。
ただし、猶予が短く先行入力を利用しないと繋げるのは難しい。動作が終わる直前にジャンプボタンを押しっぱなしにしておき、%に応じて空上を撃つタイミングや空中ジャンプの判断を変えること。

サドンデスでは投げバーストが狙える。
前後投げでもいいので周りの地形と相談で。

下投げ しりプレス

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃4%身体→(361°)%%22-29F54F1-30F
投げ7%↖(130°)%%30F
合計11%

相手を倒し、尻で押し潰す。尻部分に4%の打撃判定がある。

ふっとびがほとんど固定されており、サドンデスでも撃墜を見込めない。
だが、それを逆手に取って読み合いに持ち込むのも一興。
後ろ投げよりもダメージが高く、ガケを背負っている時に使うのも良い。

必殺ワザ

通常必殺ワザ ワリオかみつき

発生F全体F
最短地上8-16F41F
空中36F
最長地上8-64F89F
空中84F
解除地上25F
空中20F
 
ダメージ回復
ダメージ
属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
噛みつき2%×n0.6%×(361°)×6F89F
リリース5%206%138%11F19F
 
ダメージ回復
ダメージ
属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
食べ1%10F26F
25F55F
たべもの回復量の1.5倍10F36F
爆発
アイテム
13%爆発→(361°)96%65%17F71F全身:2-17F

大きく口をあけて噛みつく。
一部を除きアイテムはそのまま食べてしまい、蓄積%を回復させる*8が、爆発物は3%のダメージを受ける。また、食べると「ワリオっぺ」の溜めが1.5秒分溜まる。
一度に食べられるアイテムの数に制限はなく、並んだアイテムを一度に食べられる。相手が同時にいる場合は、アイテム食べが優先される。
エネルギー系飛び道具も食べることが可能で、ダメージの0.2倍分回復する。ただしこちらはワリオっぺの溜めに影響しない。
ファイターに噛みついた場合、ボタン連打で噛みつく回数が増加、相手はレバガチャで抵抗可能。噛み付く度にワリオの蓄積%が0.6%回復する。
また乱闘の参加人数によって噛みつきのダメージが増える(回復量は変わらない)。2%は1on1(補正無し)のもので、3人では2.4%、以降一人増えるごとに0.2%増える。

リーチは短いもののつかみワザ扱いでシールド不可なため、崩しの一手として非常に強力。ワリオの空中制御力を駆使して近づき、空中から打撃と投げの二択を迫っていこう。
ボタンを押しっぱなしにすれば持続を伸ばす事ができるため、ガケのぼりやその場回避を狩るワザとしても有用。
前投げよりもふっとばしが強いので、高%時のガケ際での撃墜手段にも。ただし内ベクトルで延命されやすく、致命演出が出ても撃墜できないこともしばしば……。
反転必殺ワザ(空ダ)にも対応しているが、慣性はまるで乗らずほぼ真下に落ちる。

アイテム戦ではアイテムを片づけることが可能な点が強力。アイテム持ち状態でも使えるガード不能のワザということも合わせ、アイテム戦との相性は抜群。
危険なアイテムをステージから消しつつ自分はオナラを貯める、といったことが可能。
モンスターボールは食べられないが、アシストフィギュアは食べられることを覚えておくと役に立つだろう。

その他、特殊な扱いを受けるアイテム一覧
内容アイテム
大型アイテムワリオバイク、箱、キャリアー付き箱、くす玉、タル
回復量1.5倍たべもの、マキシムトマト、コトブキランドの果物
爆発物ボムへい、ボンバー、爆薬箱、ドルフィン爆弾、センサー爆弾
チューインボム、スマートボム、十文字爆弾、ボムチュウ
手榴弾、リモコンバクダン、爆弾(こどもリンク)、バクダン(トゥーンリンク)、ばくだんエッグ
食べられないスマッシュボール、スマッシュボーム、草、モンスターボール、マスターボール
どせいさん、コッコ、マルマイン、ナマコブシ
100%以上なら食べずに効果を発動する妖精のビン
食べずに効果発動ハートのうつわ、ワープスター、激辛カレーライス
食べる+効果発動スーパーキノコ、毒キノコ、緑ブロック、スーパースター、サンダー
タイマー、ドラグーンパーツ、ジェネシスパーツ
回復量1.5倍+バナナのかわ取得コトブキランドのバナナ
かみつき攻撃に移行サンドバッグくん
  • キラー、トゲゾーこうら、ドリル、デクの実、コトブキランドのヤシのみは爆発物ではない。
    • ちなみにサムスのミサイルや射撃Miiのグラウンドボムなども、爆発物からは除外される。
  • 激辛カレーライスはワリオかみつきのアイテム食べの効果である1%回復が発動しない。
  • 設置されたバンパー、キラーアイ、ウニラ、パーツが揃ったジェネシスは食べることが出来る。

爆発物を食べると爆発してダメージを受けるが、この時の爆発に攻撃判定がある。
この爆風は重量級の横スマ並の凄まじいふっとばしを持ち、さらに爆発中のワリオは無敵。
狙って活用するのはほとんど不可能だが、リンク等を噛みに行ったらちょうど投げられた瞬間の爆弾を食べてしまう…といったラッキーな事故は起こらなくもない。
ちなみに、撮影モードでワリオの口の中のファイターを覗くと…?

横必殺ワザ ワリオバイク

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
突進2%~12%(速度依存)→(361°)179%124%20F~
打ち上げ8.3%↑(70°)180%4-12F
ウィリー5%↑(80°)%%13F~
押しつぶし13%↑(70°)194%143%10-12F21F
ターン7%↗(45°)157%108%5-16F
持続3%→(25°)%%17-36F
乗り捨て3.5% 2.5%→(361°)%%21F~28F
 
全体F
再乗車25F
失敗地上39F
空中25F
カベ激突20F
 
耐久値ダメージ
アイテム18%8%~

バイクに乗って突進する。
バイクに乗っている間はバイク前面に攻撃判定があるものの、ワリオ本体は完全に無防備。
ワリオ本体に攻撃を加えられるとその場でバイクが転がる。

地上では後入れでターン、上入れでウィリーができる。
ターンの瞬間には強い攻撃判定があり、高%なら撃墜に使える。
ウィリーしてから戻す際にはかなり高い威力の判定があるが、発生は遅い。

ジャンプボタンを押すとバイクを乗り捨ててジャンプする。乗り捨てジャンプで空中ジャンプは消費されない。
空中で使うと軽く浮きながら前面へ飛ぶ。乗り捨てるジャンプも含めて移動距離がとても長く、復帰手段として非常に優秀。

乗り捨てられたバイクはステージ上に大型アイテム(キャリアー)として残る。乗り捨てられたバイクの近くで横Bを入力すれば再びバイクに乗ることができる。
大型アイテムとして拾って投げる、再利用して乗る、飛び道具などを受けさせる盾代わりに使う、NBで食べて回復するなどの使い道がある。
ただ、残っている間は再び発動できず、復帰しにくくなってしまうため残すのは推奨しない。壊すなり食べるなりしてさっさと除去すること。

総括して、ワリオのクセの強さを象徴するかのような特殊かつ多用途なワザ。
このワザの使いこなし具合でワリオの強さと面白さは大きく変わる。

上必殺ワザ コークスクリュー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F着地隙
5%身体↗(127°)/↖(127°)×6-7F20F
1%×4身体→(145°)/←(145°)
↑(115°)/↑(115°)
8-23F
4%身体↗(45°)/↑(85°)%%29-30F
合計13%191%131%

きりもみ回転しながら上昇。最終段の手を広げる部分にそこそこのふっとばし力がある。

復帰としては上昇力もガケをつかめる範囲も並程度、また頭上が意外とスカスカで真上からの復帰阻止に弱め。
反面ガードキャンセルワザとしては中々優秀。発生が6Fとワリオのガードキャンセルから出せるワザの中で最速である他、Ver.9.0.0のバランス調整にて、連続ヒットしやすくなるよう改善されている。また、この影響かダメージも若干大きくなった。
特に空Nの1段目→2段目の繋がりが悪くなる中%帯では反撃手段の1つとして運用できるだろう。

下必殺ワザ ワリオっぺ

※ステータス欄の表記は[中央/周囲]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fアーマー
Lv.10%×(361°)転倒16-18F79F
Lv.212%/10%↖(45°)/↗(45°)/↗(45°)191%/%142%/%10-11F64F
Lv.320%↗(45°)113%80%8-11F54F
最大溜め27%→(35°)58%35%12-13F62F4-13F
持続20%身体↑(80°)97%14-29F

PFEEEEEEEEET!

ワリオが盛大にオナラをする。下品すぎるワザ。
時間経過、並びにアイテムなどをワリオかみつきによって食べることでガスが溜まり、溜まり具合によって性能が大きく変化する。
もし撃墜されたとしても溜めは保持され続ける。

  • Lv.1 (0~15秒):地上の相手を転ばせる程度(空中の相手に当てると一瞬だけ相手が怯む)の屁を放った後、ワリオが振り向きながら頭をかくモーションを取ってスキだらけになる。コンボはないどころかすぐに反撃される。空中で当てても復帰阻止はできない。
  • Lv.2 (15~55秒):多少の攻撃力がつく。まだ弱い。
  • Lv.3 (55~110秒):ダメージとふっとばしが大きく上がり、ワリオが少し跳ね上がる。ここから実用的になってくる。
  • 最大溜め (110秒~):根元から当てると凄まじいダメージとふっとばしを発揮。跳ね上がるワリオにも攻撃判定がある。

主にはLv.3および最大溜めを撃墜に用いる。

実はLv.3でも軽量級のスマッシュ攻撃に匹敵するふっとばし力*9を持ち、更に最大溜めよりも発生が早い。溜め時間が短い分、試合の早期に決める事ができれば2回目の使用チャンスも見えてくる。
また時間に応じて僅かずつながら威力が上がっており、(狙って使うのは困難だが)ギリギリ最大寸前のタイミングでは最大を凌ぐ威力を発揮する。*10

最大溜めは終点中央でも50%前後からの撃墜が見える凄まじいふっとばしを誇る。その威力はなんとクッパガノンドロフの横スマに匹敵するほど。
位置や展開によっては0%の相手にコンボを決めつつこのワザで〆て一気に撃墜まで持ち込む事も可能。上級者のワリオが開幕から1スト有利と言われる所以である。決めた時の爽快感も折り紙付き。
さらに発生直前にアーマーがつき、跳ね上がるワリオ本体にも強めの攻撃判定がつくためぶっ放しも可能。
全ファイター最速タイの4Fでダメージ上限無しのスーパーアーマーが付く攻撃であるため、カウンター的に用いると当てやすい。スーパーアーマーおなら。

最大まで溜まるとワリオが一瞬光り、使うまでワリオの体が黄色く点滅する。
この状態をキープして相手にプレッシャーをかけ、ワリオのペースで試合を運んでいくのもアリ。

また、Lv.3以降はワリオが飛び上がるため復帰の最終手段としても使う事ができる。勿体無いがそのままやられるよりはマシ。
あまり高い場所で使うとステージ上側のバーストラインを越えることもあるので使用する場所には気を付けた方がいいかもしれない。
本来上側のバーストラインは自分から超える分には撃墜にならないのだが、ワリオっぺのみ例外として自決判定が残っているのである。屁で空を飛び星になる男。

その溜め時間の長さからよほど上手く試合運びできた時や変則的なルールに設定してでもいない限り、1試合中に1回、多くても2回の使用が限界。
使うからにはほぼ必中、そして当てるからには確実に撃墜まで持ち込むべし。このワザをうまく当てられるかどうかでワリオの勝率は激変する。

主な狙い所は低~中%程度の相手に対するコンボの〆。上強や空上、空Nなどオナラが確定するワザを持つワリオは相手からしたら相当なプレッシャーになる。オナラが溜まったら空上などオナラに繋がるワザを露骨に狙うのもアリ。回避読みやジャスガから狙うのも一興。
なおチャージという仕様上ほぼ常にOPボーナスが付いている。

Ver.11.0.0の調整にて、Lv.3と最大チャージの発生がそれぞれ3F遅くなる弱体化を受けた。これにより、下Bを確定させられるケースが減り、より狙いどころを考えなければならなくなったと言える。
一方で最大ためのアーマーの発生と持続は強化されており、カウンター的に使う分には強化されている。

最後の切りふだ ワリオマン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
合計:52.8%↗(60°)%

突進型の最後の切りふだ。突進部分の巻き込み能力は3人まで。
ヒットするとワリオマンに変身して連続攻撃を加え、オナラでフィニッシュ。
〆のオナラはただの演出であり、下Bとは一切無関係。
威力がタメ時間に依存して弱くなったり強くなったりすることもなく、タメが消費されてしまう事もない。
また、若干ベクトルが変わったりするがそもそもの威力が高いので気にしなくていい。

起き上がり・ガケのぼり攻撃

ダメージ発生F全体F無敵F
あおむけ7%17-18F 21-22F45F1-22F
うつぶせ7%17-18F 21-22F45F1-22F
しりもち5%19-20F 30-31F49F1-7F
ガケのぼり10%18-20F55F1-20F

カラーバリエーション

奇数カラーが『メイド イン ワリオ』シリーズのジャケット姿、偶数カラーが『スーパーマリオ』シリーズのオーバーオール姿。
オーバーオール姿はマリオの真似っこともいえるカラーで統一されている。

ジャケット姿のカラー

カラーヘルメットジャケット元ネタ・備考
1黄色水色
3『スマブラX』の2Pカラーと5Pカラーを統合したようなカラー。
5黄色『スマブラX』の3Pカラーと4Pカラーを統合したようなカラー。
7赤紫前作からジャケットの色が変更された。

オーバーオール姿のカラー

カラーシャツオーバーオール元ネタ・備考
2黄色
4紺色『スーパーマリオブラザーズ』当時のマリオを意識したカラー。
6ピンク水色FC版『マリオブラザーズ』後期版パッケージ(銀箱)のマリオ
マリオよりも先に『X』から採用されている。つまりマリオの方が真似た。
8黄土色AC版『マリオブラザーズ』のルイージや、『モグラ~ニャ』の「じんべえ」に近い配色。

アピール

ワリオには通常の3種類のアピールの他、バイクに乗っている時に出せるアピールが用意されている。

上アピール

正面を向いてガハハと笑った後、外れた顎を元に戻す。

横アピール

画面側にケツを見せてぷりぷりと振る。
煽り性能が高く全体フレームも短めで使いやすい。

下アピール

指を三本立てて「W」を模したピースサインを“Wah, Wah, Wah!”と右手、左手、両手の順で連続で見せつける。

バイク乗車中

横必殺ワザのバイクに乗っている最中にもアピールが可能。シートの上に立って両手「W」ピースサインをした後、片手で鼻をほじりだす。現実ではマネできない、と言うか絶対しちゃいけない。
バイク乗車中アピールはどの方向を入力しても同じポーズになる。煽り性能が高い。

入場

ワリオバイクで豪快に登場するも、横転してしまい慌てて立ち上がる。
その後バイクが爆発し、体の埃を払う動作をする。

待機モーション

  • 尻をかきむしる。
  • 上を向き、腕を交差させるように二度振る。

リザルト

ファンファーレ

『スマブラX』が初出のオリジナルのフレーズ。BGM「ワルイージピンボール」にも使われている。
後に『ワリオランドシェイク』の「アヤヤンいせき」のBGMの一部として逆輸入された。

勝利ポーズ

十字キー左

お腹を2回ぽんぽんと叩き、オナラを漏らす。
その後オナラを嗅ぎ、頭をかいて照れる。

十字キー上

バイクで派手に旋回した後、“Yes!”と言いながら指を三本立てて「W」を指すピースサインをカメラに見せる。
このまま放置すると鼻毛をいじりながらピースし続ける。

十字キー右

お腹を叩きながら床に転がりまわって爆笑し続ける。凄まじく煽ってる。

拍手

拍手→両手を口に立てて何かを囃し立てる→拍手~のループ。

ファイタースピリット

ワリオ

Wario.jpeg

●アートワーク出典:メイド イン ワリオ ゴージャス

ワリオ (オーバーオール)

Wario (Overalls).jpeg

●アートワーク出典:スーパーマリオブラザーズ百科

  • 入手手段
    • ショップ:300G

他の『ワリオ』シリーズ出典のスピリットに寄せてか、オーバーオール姿のスピリットも2Dイラストが使われている。
でもなんで『ワリオランド』シリーズのイラストじゃないんだろう。

アドベンチャーでの解放条件

手前にある壁が道を塞いでいるが、死神 & 子死神を倒した先にあるレバーを動かすことで壁をどかせる。

ファイターバトル

コメント


*1 最終学歴、結婚願望について、髭の長さ、好きなプロ野球チーム等。挙げればキリが無い。
*2 『おどる」ではワリオランドにも登場した形態の一つである「チビワリオ」。『ゲーム&ワリオ』では「キャプテンワリオ」。『ゴージャス』では「ワリオデラックス」そして『おすそわける』では「バグワリオ」へと変身する。変身理由も敵に取り込まれた事が原因だったりただのコスプレだったりと多岐にわたる。
*3 海外版では他シリーズ同様お馴染みのCharles Martinet氏が担当している。Charles氏がフルボイスでしゃべるゲームは、『マリオ』シリーズ含めた任天堂全体の公式作品では何気に今回が初であり、そういった意味では非常にレア。
*4 本人曰く死にたくないからとの事。
*5 因みに初代『64』の「スマブラ拳」にて「スマブラ2があるとしたら出てほしいキャラ」を募集する企画が公式で行われた際、ワリオは65票の3位であった。最終的に2位となったピーチとは集計はじめから終わりまで2位の座を激しく奪いあっていた事が桜井氏本人から語られ、結果は僅か1票差の66票であった。しかし169票で1位のクッパと67票で2位のピーチが実際「スマブラ2」改め続編の『DX』に参戦したにもかかわらず制作期間の都合でワリオのみ参戦を見送られたという過去がある。ちなみに、『DX』から参戦した他のキャラも投票されており、ガノンドロフが36票の5位、ミュウツーが35票の6位、マルスが21票の11位であった。
*6 この無敵はトレーニングの無敵表示で確認できないため、ちょっとわかりづらい。
*7 溜めるとダメージが最大で1.4倍にまで上がる。
*8 基本は1%回復だが、たべものマキシムトマトは回復量が1.5倍になる。
*9 終点中央から100%の無抵抗マリオを撃墜できる程度。
*10 最大寸前下Bのダメージが1on1補正込みで35.6%だが、ふっとばし力は最大オナラの方が僅かながら高い。しかし、最大溜めとLv.3では4フレームの差があるので狙うなら最大寸前下Bが1番効果的か。