ファイター/むらびと

Last-modified: 2024-02-13 (火) 08:08:37

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目次

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むらびと

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原作でのむらびと

『どうぶつの森』シリーズの主人公にして、プレイヤーの分身。「むらびと」の名称は『スマブラfor』が初出。
性別・顔のパーツ・服装等を変えられるためプレイヤーの嗜好次第で外見の印象はかなり異なってくるが、2.5頭身(『とびだせ』では少し伸びた)の体格が特徴。

どの作品でも親元を離れてどうぶつ達が住まう村などで一人暮らしを始め、気ままに暮らす事となる。
どうぶつと交流したり、釣りや虫捕りをしたり、ホームメイキングをしたり、何をするかはプレイヤー次第。

『どうぶつの森』は何かとバトルをするようなゲームではないため、戦闘力は持ち合わせていない。
…はずだが、オノを数回振るだけで木を切り倒すジンベエザメを一本釣りするなどの驚異的な身体能力が話題になる事も。

『とびだせ』では成り行きで村長に。遂に自宅に留まらず、村全体を自分の庭のごとく作り上げる村長(プレイヤー)も続出した。

代表作

赤文字は初登場作品

  • どうぶつの森 2001年/N64
    元々は「どうぶつ達を仲間にしながらダンジョンを攻略する」といったRPGとして開発が進められていた作品だったが、大人の事情によってコンセプト変更を余儀なくされたことで、「どうぶつ達とコミュニケーションを取る」ゲームとして完成したという経緯がある。
    まったくの新規作品かつ国内限定の販売であったにもかかわらず30万本を超える売り上げを記録。特に、その長閑な世界観とゲーム性からか若い女性や小さい子供を持つ母親からの支持を獲得し、女性週刊誌で特集が組まれた事もあったほど。
    こうした人気に応えてか同年にゲームキューブ版の『どうぶつの森+』も発売され、世界的に298万本の売り上げを記録した。
  • おいでよ どうぶつの森 2005年/DS
  • 街へいこうよ どうぶつの森 2008年/Wii
    頭身や服装など、スマブラシリーズのむらびとはこの作品がベースになっている。
  • とびだせ どうぶつの森 2012年/3DS
    しずえさんはこの作品から。

    『スマブラ』シリーズのむらびとは、この作品に於いては伝説の存在と化しているらしく、
    ランプの精の「ゆうたろう」曰く、「その昔、一代で 村を築いたといわれる、伝説のむらびと様」とのこと。
    むらびと(大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)のamiiboを使うと聞くことができる。

  • あつまれ どうぶつの森 2020年/Switch
    シリーズで初めて「無人島」が舞台となった作品。
    新型コロナウイルスの感染拡大により、世界的に外出規制の措置または外出自粛が求められる世相となった中で人々が繋がりを求める需要と合致したこともあり、世界的に3000万本を超える大ヒットとなっている。

スマブラでのむらびと

 

『X』時点では「戦うイメージからかけ離れている」という理由で参戦ファイター候補から外されていた経緯があったが、『for』にて参戦を遂げる。
ファイター番号は45、通り名はスローライフの伝道師

うえきばち、ボウリングのたま、はなび、スコップ、パチンコ、あみ、オノ等、多種多様な道具を使いこなして戦う、ほのぼのとした雰囲気とは対称的に破天荒なバトルスタイルのファイター。

その道具の豊富さ通り、アウトレンジ戦法をメインとしながらもワザ構成はユニークかつレパートリー豊か。
画面に長く残る飛び道具を放てる横必殺ワザ「ハニワくんロケット」と回転の早い前後空中攻撃「前/後パチンコ」といった飛び道具を駆使することで、間合いをとったまま一方的にペースを握る戦い方ができる。
更にはパワー・判定に秀でた上下空中攻撃「上/下カブ」、妨害されなければステージのどこからでも復帰できる*1とまで言われる復帰ワザ「バルーントリップ」、相手の放った飛び道具を好きなタイミングで投げ返せる通常必殺ワザ「しまう/とりだす」などなど、
クセこそあるが対応力はかなりのものであり、対戦相手やルールに応じて柔軟に立ち回っていくことができる。
下からの復帰にボウリングのたまを落とす、復帰の弱いファイターを前空中で運んでしまう、画面に1個しか生成できないアイテムワザに対して「しまう」で封じる、など一部のファイターや状況に対して強烈に刺さる要素を多く持っているのも特色。

弱点はつかみのスキの大きさと機動力の低さ。そのため、自分から攻めに行く動きはやや苦手。
更に反射ワザ持ちの相手なら、飛び道具に頼りがちなので反射の影響をモロに受けるという弱点も加わる。
逃げ撃ちが機能する相手や環境なら遠距離のみで戦うことも可能だが、弾幕を容易に掻い潜ってくる相手との対戦などは大きな課題。
機敏なファイターや反射持ちには飛び道具に固執せず優秀な空中攻撃で応戦するなど、持ち前の対応力で器用に立ち回ることが求められる。

飛び道具を盾にして踏み込んでいく戦法もできなくはないが、どちらかと言えば迎撃が戦術の主体となる。
さながら『どうぶつの森』における生活のように、焦ることなくゆったりと立ち回りを組み立てよう。

原作シリーズと同じく、むらびとにボイスは当てられていない*2

キャラタイプ 中量級/トリッキー・アウトレンジタイプ/両刀

ステータス

基本性能

ステップ速度とダッシュ速度の差が極端な性能。地上ではステップを中心に立ち回ろう。

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
1.0921.8151.39715.6932.532.5
 
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.060.9870.0781.322.11292
 
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中ワイヤー
2回×××

特殊性能

  • 無し

長所/短所

長所

  • 相手の動きを制限する飛び道具・設置ワザが豊富。相手に思うような立ち回りをさせず、多くの場面で有利な読み合いを仕掛けられる。
    • 特に短めの全体動作で飛び道具を打ち出せる横Bが優秀。これを起点に空間を支配するような立ち回りが得意。
  • 復帰距離が非常に長く、ステージに戻るタイミングも大きく変えられるため、安定して復帰できる。
  • アイテムや飛び道具を「しまう」ことが可能。飛び道具をしまえば疑似的に反射ができる他、事実上アイテムを2つ所持できる。
    • しまうことで一部のアイテム生成ワザを長期的に封印できるため、一部ファイターの長所や立ち回りを大きく制限する事が出来る。
  • ベクトルの低いワザが多く、復帰阻止での低%撃墜やダウンを奪いやすい。
  • 特殊な復帰阻止のネタが非常に多い。横から復帰を防止しやすいパチンコやハニワ、ガケ上からガケ下に差し込む手段になるDAや横スマ、ガケに圧力を与えられる下Bなど、バリエーションが豊富。
    • 何かしら復帰に穴のあるファイターに対して強い圧力をかける事が出来る。

短所

  • 全体的に機動力が低く、下方向への暴れに乏しいため着地が弱い。また、ガケのぼりも強くない。
  • 復帰距離は長いが、攻撃判定や無敵がないため移動中は無防備。多くのルートを狩る事が出来るファイターに対しては復帰が厳しい。
  • 全体的な火力が控えめ。単発もコンボも軽く、ダメージを蓄積するまでに手数がいる。
  • 吹っ飛ばしベクトルが全体的に上気味で、横に強く吹っ飛ばせる技が横スマッシュと下Bのみ。
  • 立ち回りが飛び道具に依存するため、優秀な反射を持っている相手に対しては立ち回りが制限される。
  • つかみの性能が低く、シールドに対して大きなリスクをつける事が難しい。
  • 撃墜手段はリーチが短い、もしくはクセの強いものが多い。
    • 撃墜を狙うには得意のアウトレンジを放棄しなければならない事が多く、相手に逆転を許しやすい。

使いやすさ/使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★★☆★★☆☆☆

飛び道具を駆使した戦法を得意とする点と安定した復帰力を兼ね備えている点から、初心者にとって心強い性能の持ち主。
中でも横必殺ワザのハニワくんロケットは立ち回りの起点として明確に優秀なワザであり、これを軸に攻めていけば最低限のゲームメイクはしていけるはずである。

しかしながら、使いこなすには機動力の低さを補う、トリッキーかつバリエーション豊富なワザを使いこなすといった技術が求められる。
豊富なワザを対戦相手の使用ファイターやクセに応じて切り替えていくのは並の腕では実現できず、特にハニワくんロケットを起点とした戦法が刺さりにくい反射ワザ持ちのファイター相手には顕著となる。
これらのことから「使いこなした」と実感できるまでは遠いファイターであり、本質的には中・上級者向けと言える。

前作から及びアップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他
前作から

前作から


  • 基本挙動
    • 左右どちらの方向でも前を向くようになった。
  • 基本性能
    • 体重が97→92に減少。
  • 弱攻撃
    • フィニッシュブローが追加された。
      最後に相手をふっとばすことができるようになったが、シールドに対して振るリスクが上がった。
  • 下空中攻撃
    • 発生が8F→14Fに鈍化。(ただしVer8.0.0にて改善)
    • カブ1~2にもメテオ判定が追加された。
  • つかみ
    • アイテムを「しまう」ことができるようになった。
  • 通常必殺ワザ

Ver.3.0.0


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  • 前空中攻撃
    • シールドに対する攻撃力が下がった。
  • 後空中攻撃
    • シールドに対する攻撃力が下がった。
  • 横必殺ワザ
    • シールドに対する攻撃力が下がった。

Ver.3.1.0


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  • 上スマッシュ攻撃
    • 連続ヒットしやすくなった。

Ver.4.0.0


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  • 上スマッシュ攻撃
    • 連続ヒットしやすくなった。

Ver.5.0.0


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  • 上スマッシュ攻撃
    • 埋まっている相手に対して、埋まり状態から打ち上げて連続ヒットするようになった。

Ver.7.0.0


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  • その他
    • シールドのサイズが大きくなった。

Ver.8.0.0


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  • 弱攻撃
    • 連続ヒットしやすくなった。
  • 上強攻撃
    • 連続ヒットしやすくなった。攻撃中の腕と頭が無敵になった。
  • 上スマッシュ攻撃
    • ダメージが増加。ふっとばし力が強化。
  • 上空中攻撃
    • ふっとばし力が強化。
  • 下空中攻撃
    • 発生が早くなった。
  • 下必殺ワザ
    • タネ植えの全体フレームが減った。水やりの全体フレームが減った。
    • オノ攻撃のふっとばし力が強化。オノで攻撃のシールド削りが強化。

Ver.11.0.0


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  • その他
    • その場で倒れたときのスキが他のファイターに合わせられた。

通常攻撃

弱攻撃 左パンチ→右パンチ→フィニッシュパンチ

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
弱攻撃11%××3-4F21F6-22F
弱攻撃21%3-4F23F5F
百裂フィニッシュ2%%%4-5F35F

ボクシンググローブをはめて殴る。押しっぱなしで左→右を繰り返し、2度目の左パンチが出ると連打終了時にフィニッシュパンチに移行する。

『パンチアウト』シリーズが元ネタと思われ、元は『どうぶつの森』シリーズ由来のアクションではない。
後に『ハッピーホームデザイナー』『ポケットキャンプ』で家具「サンドバッグ」が登場し、プレイヤーや住民がサンドバッグ専用のアクション中、赤いボクシンググローブをはめる。
『+』『e+』にはファミコンの家具が存在し、実際に『パンチアウト!!』で遊ぶことができる。

他のファイターの百裂攻撃とは少し異なり、弱1→弱2→弱1→弱2…というループで行われる。パンチ一発毎にOPが消費されるため他のワザのOP回復に便利。
また、ガケ端の相手に当てた場合や自らが木を背にした場合はノックバックしなくなるので一気に20%近くのダメージを与えられる。
ダウン連にも対応。

発生が早いので近距離での暴れに使えるが、リーチは短いので密着していないと抜けられやすい。
加えて、ファイターによっては怯みモーションの影響で連続ヒットしない場合もあるので注意。

ガードされた場合は、相手は回避で脱出できないので可能な限り多く叩き続ける方が良い。シールドが削れて肉漏れが期待できる他、ノックバックで少しでも遠ざければ反撃される可能性が減る。

ちなみにフィニッシュブローは弱1から移行するか弱2から移行するかでモーションが変わるが、どちらも同じワザとして扱われる。
前作と違って左右どちら向きでも手前を向くようになった為、左向きの際はワザ名は左パンチなのに右手から始まるのだが突っ込むのは野暮。

ダッシュ攻撃 うえきばち

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
10%%9-14F44F
持続6%%%15-68F
平地:15-23F

転んだ勢いで植木鉢を前方に落とす。

落とすのは「きのなえ」の植木鉢。スコップで地面に穴を掘って植えるとやがて下必殺ワザの様な大木に成長する。
目の瞑り方は、『とびだせ どうぶつの森』のリアクション 「あくび」「しまった!」などに同じ。

世にも珍しい飛び道具DA。出だしでは威力が上がる。
鉢は射程が長く、地面に着くまでは攻撃判定があるため持続も長い。特に台上やガケ際で出すと斜め下に飛んでいき判定が長時間持続する。
ちなみに落としても一回で割れずにバウンドする時があるが、接地した時点で判定が無くなるのは同じ。

差し合いで振れる飛び道具の一つで、利便性はハニワやパチンコに劣るものの地上の牽制として使いやすい。
また、ガケ外の相手に追撃するときや台上から安全にちょっかいを出すときにも活躍する。
ヒット後は相手を上寄りにふっとばすため、内側にベクトル変更している相手にはパチンコが確定する。特にガケ端なら内変更を意識させやすく、高%なら撃墜も可能。

飛び道具扱いなので反射持ちには注意。

強攻撃

横強攻撃 かさ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
9%武器267%%8-11F33F

「あしあとのかさ」を開いて相手を殴る。

全体Fが短く取り回しに優れるワザだが、ふっとばしが弱い。
持続が長く判定も強いため、簡単な迎撃として使うことが多い。

上強攻撃 きのぼう

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
1段目5%武器×7-18F47F頭・左腕:7-25F
2段目6%武器147%22-25F
合計11%134%

「きのえだ」を振り回し、空に円を描く。

後に『あつまれ』でアイテムとして登場した。

地味な見た目からは想像もつかない程の強力なふっとばしと持続の長さを持ち、範囲もそこそこ。
加えてVer.8.0.0にて頭と腕に無敵が付き、判定勝ちしやすくなった。トレモで無敵を表示するとヘルメットを被っているように見える。

全体動作が重いので主力で使うような代物ではないが、判定と持続を活かして対空や回避読みに使える。相手の移動先に置くように出すのがポイント。
また、高%なら撃墜も狙える。撃墜に困ったときの奥の手として。

下強攻撃 草ぬき

※ステータス欄の表記は[雑草/土煙]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
12%/10%128%/%9-11F37F

地面から雑草を引っこ抜く。原作では定期的に村のあちこちに雑草が生えてくる。

上への判定はほぼ無いが、横には広い。
先端と根本で判定が別れており、根本(雑草の部分)では威力が高い。

ふっとばし力が強く、ここぞという時の撃墜手段に使える。
しかし発生が下スマと同じで、下強がカス当ての間合いでも下スマなら埋められるという微妙な性能。地上では下スマを使えば良いため、出番は少ない。

主な用途はガケでの復帰阻止。
下方向にも判定があるため、ガケ無敵の切れたファイターに当てて撃墜することも可能。ガケの2Fを狩ることもできる。
ただし、ヒット後は打ち上げてしまうので、これで撃墜できないと折角の復帰阻止展開を放棄してしまうことになる。
撃墜%はしっかり把握しておくように。

スマッシュ攻撃*3

横スマは横に伸びない代わりに下に落ちていく飛び道具、下スマはふっとばせないが相手を埋める追撃前提のワザというかなりのイロモノ。
一方で上スマは真っ当なスマッシュ攻撃と言え、扱いやすい。

横スマッシュ攻撃 ボウリングのたま

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
生成F発生F全体Fホールド
開始
15%81%%20F25-30F
平地:25-29F
49F17F
持続18%%%31-144F

ボウリングのたまを前方に落としてぶつける。良い子の皆は絶対に真似をしてはいけない。

原作では家具の「ボウリングリターン」に赤と青のボウリングの玉がある。ただしスマブラのように玉を持つことはできない。

スマッシュでありながら真下に落ちる飛び道具という異質な性質を持ち、前方に足場がない場合はそのまま真下に落とす形になる。一定以上の距離を落下すると威力が上がる。

発生は極めて遅いが、その代わりに重量級の横スマッシュ攻撃に匹敵する、あるいは凌駕する絶大なふっとばしを持つ

台上やガケ上から下にいる相手に攻撃できる点が大きな強みで、特にガケからの復帰阻止に置くことで大いに役立つ。
復帰しようとガケをつかもうとした所にこれを合わせると相手からすればかなり対処しづらく、厄介な攻め手となる。
上方向への復帰技しかない相手はこれだけで詰ませられることも。

そういった性質を踏まえたためか、スマッシュホールドの倍率が低く1.2倍までとなっている(一般的なスマッシュは1.4倍まで)。元々のふっとばしが絶大なので何の問題もないが。

横のリーチは非常に短いが、後隙が小さめなので回避などの一点読みとしても実用的。ガード硬直も長いため、ガードされても4Fしか不利を負わないため、反撃はほぼない。
ただし飛び道具なのでバッチリ反射される。

ちなみに発生保証があるので「負けたけど勝った」になることもある。

上スマッシュ攻撃 はなび

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
1段目3%×12-13F54F8F
2~5段目1.5%×417-18F 21-22F
25-26F 29-30F
6段目4.6%%33-34F
合計13.6%111%

筒から花火を打ち上げる。『とびだせ』の花火大会で貰えるアイテム「おきはなび」が使われている。
1段目の筒による打ち上げは直接攻撃の判定だが、それ以降の花火部分は飛び道具判定となる。

そこそこの発生とそこそこのふっとばしを持つスマッシュ。
攻撃範囲が広く、対空やガーキャン反撃として扱える。むらびとのガーキャン反撃なら空Nで事足りるが、撃墜を狙うなら上スマを使うのもいい。
また、ダウン連のシメの安定択としても。

Ver.5.0.0より地面に埋めた状態の相手にヒットさせる事ができるようになった。下スマからの追撃として使えるように。

頼りになる高性能なワザの1つだが、横へのリーチは短いため対地で扱う際は注意。

下スマッシュ攻撃 穴ほり

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
6%武器埋め埋め9F49F4F
持続3%10-11F
6%29F
持続3%30-31F

「スコップ」で前→後ろの順に地面を掘る。

原作の「スコップ」は花のタネやおとしあなのタネを植えたり、地面に埋まっているアイテムを掘り出すことができる道具。

地上の相手にヒットさせると相手を埋めるという変わった性質を持つスマッシュ攻撃。前後でダメージや埋め時間に変化はない。
低%では埋めてもすぐ抜けられるため何も繋がらないが、高%なら横・上スマで追撃して撃墜が可能。
発生9Fで当たれば撃墜ワザに繋げられる、むらびとの撃墜においてとても重要なワザ。

狙いどころは回避狩りや着地読み、引き下スマなど。能動的に当てに行くのは流石に厳しい。

また、前側の攻撃をガードされると重い反撃は免れないが、後側なら後隙が少ないためローリスク。その後の追撃が素早く行えるのもあり、余裕があれば後側の攻撃を利用したい。

なお、空中の相手にヒットさせた場合はほんの僅かにふっとばす程度で全く美味しくない。

空中攻撃

通常空中攻撃 前転

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
9%身体181%%3-10F35F8F3-26F
持続5%294%%11-23F

手足を大の字に広げて回転する。むらびとには珍しく道具を使わない攻撃。

3Fと非常に発生が早く、後隙もショートジャンプから2回出せるほど少ない。
リーチこそ短いものの持続が長い上に攻撃判定がむらびとの頭部以外を覆っており、実質的な範囲の広さはなかなかのもの。
また、弱い飛び道具ならかき消せる。

むらびとの近距離戦における要。
ハニワやパチンコを飛び越えてきた相手の対空迎撃、めくり確認不要のガーキャン反撃、浮かされた時の暴れなどむらびとの守りを支えるワザ。

また、空中機動力が高いおかげで差し込みの際にも有用。持続部分を下りで当てると強攻撃や下スマなどの地上ワザに繋げられるためリターンも期待できる。
ふっとばしのベクトルが低いため、対地ではダウン展開を作れる。場外なら復帰阻止に。

むらびとの空中ワザとしては全体動作が短い部類なので、ふっとばされた時の体勢立て直しにも。
モーションがふっとびやられ状態と絶妙に似ており、見分けがつきにくいのも地味に強み。

前空中攻撃 前パチンコ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
7%171%%10-12F39F14F3-29F
持続14%%%13-18F
持続22.5%%%19-23F

「パチンコ」を前方に発射する。

原作の「パチンコ」は真上に向けて撃ってアイテムが付いた風船*4を撃ち落とすための道具。スマブラのように前後に撃つことはできない。

全ファイターで見ても数少ない通常攻撃で放つ飛び道具であり、一般的な空前とは使い勝手が大きく異なる。
飛び道具として見れば、弾の射程はおよそ戦場の土台半分とかなり長く、弾のダメージ・ふっとばしはむらびとから遠ざかるほど弱くなる。

むらびとの主力となるワザ。
長い射程を活かして牽制や復帰阻止に使うのが効果的。
小ジャンプと急降下を使えば回転率も中々のものとなるため、ハニワと合わせれば地上~低空を制圧する強力な弾幕を形成できる。空中機動力が低いキャラには特に効果的。

また、近距離(出だし)ではふっとばしがそこそこ強く、復帰阻止の場面なら撃墜も狙える。
撃墜以外にも、ベクトルが低いため相手の%が低いうちからダウンを取ることもできる。

気をつけるべきポイントとして、飛び道具なので反射される。近距離では要注意。
また、飛び道具なので判定のかち合いには弱い。相手の復帰阻止で置かれた空中攻撃を迎撃するのにはあまり向かない。

後空中攻撃 後パチンコ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
9%137%%13-15F35F14F3-29F
持続15%%%16-21F
持続23%%%22-26F

「パチンコ」を後方に打つ。

空前とほぼ同じ内容のワザ。ただし細かい違いがあり、空前より

  • 発生が遅い
  • 後隙と全体Fが短い
  • ダメージとふっとばしが高い

特に全体Fの短さは、小ジャンプ空後なら着地する前に空Nや空中ジャンプを挟めるほど。空前ではこれが出来ない。
また、ふっとばしに関しても空後が大きく勝る。撃墜シーンではなるべく空後を優先したい。

それ以外の長所・短所や基本的な運用などは空前と同じ。

上空中攻撃 上カブ

※ステータス欄の表記はカブの数が[1個/2個/3個]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
8%/10%/13%武器%/%/%6-7F42F12F6-38F
持続4%/5%/6%%/%/%8-21F

上方向に「カブ」を突き出す。カブについてはスピリット一覧/カブリバを参照。

使用するカブの数がランダムで決まり、多いほど威力が上がるという運要素を含んだワザ。
カブの個数は3個は40%、2個・1個は30%の確率で発生する。
カブが1個では微妙だが、3個ならパワータイプ顔負けの威力に化ける。
また、カブに関わらず出だしの方が高威力。

カブのランダム性を除けば、発生が早く回転率も優秀、攻撃範囲が広めで判定も強い非常に優秀なワザ。
対空やお手玉として使うと強力で、そういった用途ならカブ1個でもそこまで悪くはなかったりする。低%なら上スマからコンボできる。
また、カブの数次第では高空への追撃でそのまま撃墜も可能。

最低空で空上を出して地上の相手にヒットさせると展開が非常に良く、オノ等一部の攻撃で追撃できる。
身長の高いファイターには特に効果的なので、チャンスがあれば狙っていこう。

下空中攻撃 下カブ

※ステータス欄の表記はカブの数が[1個/2個/3個]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
8%/10%/13%武器%/%/%11-12F42F12F11-35F
持続4%/5%/6%%/%/%%/%/%13-26F

下方向に「カブ」を突き出す。

空上と同じくカブの数にランダム性があり、3個は40%、2個・1個は30%の確率で発生し、威力が変動する。
また、カブの中心部分に当てるとメテオスマッシュとなる。

アプデで強化され早くなった発生と、そこそこ広い攻撃判定が魅力のワザ。
むらびとの復帰力もあり、場外の深いところまで追って復帰阻止することが可能。飛び道具が通じにくい斜め下からの復帰などにはこちらを狙っていくといい。
他にも、無敵が無くなる2度目のガケつかまりを叩く手段としても優秀。

つかみ

発生F全体Fリーチ
通常14-16F43F18.9
ダッシュ16-18F47F31
ふりむき17-19F44F18.5

「あみ」で相手を捕まえる。

原作の「あみ」は虫などを捕獲することができる道具。見た目は虫取り網。捕獲した虫はアイテムとしてしまうことになる。
住民に向かって振り下ろすことも可能だが、サイズの問題で網に入らず、叩いたことになる。

アイテムや飛び道具などに向かって使うと「しまう」事が可能。NBでしまえるものはつかみでもしまえるので、覚えておいて損はない。

前作と比べ後隙はかなり改善したものの、それでもやや大きめ。それでいて発生は相変わらずの遅さであり、かなり扱いづらいつかみ。
リーチはそこそこあるが、ガーキャンつかみはまず機能しないと思っていい。

ただ、むらびとは飛び道具が豊富にあるためガード固めをしやすい部類。
投げのリターンも比較的高いため、相手の動きを見て適度につかんでいきたい。

つかみ攻撃 あみ締め

ダメージ属性発生F全体F
1.3%武器3F6F

「あみ」を手前に引いて攻撃する。

中量級の一般的なつかみ攻撃よりも発生が遅いが、そこまで大きな影響はない。
序盤は下投げからコンボできるためすぐに投げてしまいたい。コンボが入らなくなったらダメージ稼ぎとOP相殺緩和のために数発入れておこう。

打撃の判定はそこそこ大きいため、乱闘でつかんだ場合は周囲の相手を巻き込めなくもない。

前投げ 前あみ投げ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
9%999%以上15F45F1-15F

「あみ」を振り下ろして相手を前方に投げ飛ばす。

蓄積ダメージによるふっとばしの変化が少ない投げで、0%でも999%でもふっとばす距離があまり変わらない。
コンボも撃墜も無いため、優先して使うことは少ない。とりあえず場外に出したいときにでも。

後ろ投げ 後ろあみ投げ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
11%150%%11F45F1-11F

「あみ」を振り上げて相手を後方に投げ飛ばす。

ふっとばしがかなり強く、ガケ端なら100%程度の相手を撃墜できる。むらびとの安定した撃墜択の一つ。
また、場外に出して復帰阻止展開を作るのも良い。

上投げ 上あみ投げ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
10%%13F45F1-13F

「あみ」を振り上げて相手を上方に投げ飛ばす。

これといった長所も無く、特に使いどころのない投げ。
一応、投げ単体のダメージは高めなので後ろ投げを温存したいときには使っても構わない。

サドンデスでつかめばこれか後ろ投げでバースト可能。

下投げ 下あみ投げ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
6%%%18F35F1-18F

「あみ」を振り下ろして相手を地面に叩きつける。

相手を程よく浮かせるため空前を繋げられる、優秀なコンボ始動ワザ。序~中盤はこれ一択で構わない。
また、終盤でもガケ端でつかんだ場合は、相手が内側にベクトル変更をしていれば下投げから空前が繋がってそのまま撃墜できる。

必殺ワザ

通常必殺ワザ しまう/とりだす

発生F全体F無敵F
しまう失敗8-23F50F全身:5-23F
成功15F23F
 
ダメージ倍率発生F全体F
とりだす所持15F29F
投擲1.9倍9F24F
投擲
(大アイテム)
24F40F

Bボタンを押すと、前方に手を伸ばし、自分の近くにあるアイテムや飛び道具、または自分が持っているアイテムをしまう。
何かをしまっている状態でBボタンを押すと、しまっていたものをとりだす。アイテムなら手に持ち、飛び道具なら前方に飛ばす。大型アイテムは持たずにすぐ投げる。

原作では果物や植物、果てにはタンスや鮫まで、一瞬でポケットにしまい好きな時に取り出せる。SEは原作で地面に落ちている物を拾った時と同じ。
しまうのに失敗した時の動作とSEは、『とびだせ』のリアクション「ヤレヤレ」に同じ。
しまっているものが判るアイコン欄の形は、原作シリーズのテキストのふきだしや、インベントリ(アイテム欄)の形に同じ。

「しまう」に関する仕様
  • しまったものは自分の蓄積ダメージ部分に表示される。
  • しまったものはミスすることで消滅してしまう。時間経過で勝手に消えることはない。
  • 既に何かをしまっている状態で手に持ったアイテムをしまおうとすると、持っているものを入れ替える。
  • しまうモーション中に攻撃を受けるとしまおうとしたものを落としてしまう。アイテムならその場に落ち、飛び道具なら消滅する。
  • しまっている間はアイテムの時間がストップし、とりだす時にはリセットされる。

アイテムや飛び道具を自由に出し入れできるユニークなワザ。
アイテム戦ではそのポテンシャルを最大限発揮し、複数のアイテムを瞬時に使い分けたり強力なアイテムを独り占めしたりできる。

また、画面内に1つしか出せないタイプのアイテム生成ワザを封印することが可能。
ディディーのバナナロボットのコマキングクルールの王冠等立ち回りの軸となるワザを封印すれば相手に高いプレッシャーを与えられ、試合を有利に進められる。

しまう範囲はかなり広く、前・上・下にそれぞれ回避1回分ほどある。後ろにも僅かに判定が存在する。
飛び道具や爆弾系アイテムなどの危険物でも余裕を持ってしまえる。

相手の飛び道具をしまった場合は、事実上の反射ワザとして機能する。
すぐに反撃できないのがネックだが、代わりに自分の好きなタイミング・位置で発射ができるのが利点。また、どんな飛び道具も同じフレームで放つため、ネスのPKファイヤーベレトスの弓矢といった発生の遅い飛び道具が使いやすくなるという長所も。

一概には言えないが、下投げ、空前、空Nから繋がりやすい。

また、飛び道具を取り出したときの倍率が1.9倍と極めて高い。チャージショットゴルドーといった強力な飛び道具をしまえれば一撃必殺級の威力にして返せるため、非常に強力。
むらびとミラーで倒木を反射しあった結果バグレベルの威力になって一撃死するのはよくある光景。

なお、チーム戦で味方の飛び道具をしまった場合は威力が0.5倍となり、半減してしまう。

また、しまった飛び道具でもアイテムにはダメージ、ふっとばしの倍率は掛からない。

このワザにはアイテム・飛び道具の出し入れ以外にも、防御において重要な役割を持つ。
しまう判定が出ている間は全身無敵であり、これを活かして空中で相手の攻撃を無敵でやり過ごすという疑似空中回避が可能。空ダも可能なため、着地位置をずらすことにも使える。
着地の弱いむらびとにはとてもありがたいワザで、着地や復帰の場面ではお世話になるだろう。

横必殺ワザ ハニワくんロケット

耐久値ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
生成F発生F全体F
ハニワ12HP7%爆発300%以上%1F52-116F35F
持続5%261%%117-176F
爆発12%爆発119%1-2F
 
ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F着地隙
乗り15.4%爆発119%%46-124F29F
持続11%124%%125-197F
爆発18%爆発74%1-2F

ハニワくん(の形をしたロケット)」を発射する。ロケットを出現させたときのSEは、原作でスコップなどの道具を持つ音。
短押しだと飛び道具として使う事ができ、長押しでロケットに乗って真横に飛ぶ。
ロケット要素はスマブラオリジナルで、原作では勿論飛んだり爆発したりしない。

むらびとの要。
弾速が絶妙に遅く、場に長く残る飛び道具。嫌らしい挙動で相手の立ち回りを制限できる。
相手はハニワの生成を見てから防御できるものの、むらびと本体がハニワと同時に攻められるためその防御行動を狩る材料になる。
具体的には、ハニワをガードすればつかみ、ジャンプで避ければパチンコで撃ち落とす、など。
ハニワ生成のモーションも全体動作35Fと、小さくはないが出す距離さえ選べば狩られにくい程度。
ハニワがあるだけで読み合いがシンプルかつ有利になり、攻めの起点として非常に優秀。

ただし、ハニワの発射が遅く、生成時は普通にスキがあるという点は流石に無視できない弱みとなる。
発動直後のハニワは判定が無く、適当に出すと差し込みの的となってしまう。対戦相手の反応速度や使用ファイター次第ではハニワが見えたのを確認してから差し込まれる恐れもある。
そうならないよう、使用するタイミングや相手との距離にはくれぐれも注意したい。

ロケットは燃料が尽きるとフラフラと勢いが落ちて点滅しだし、爆発を起こす。この爆発は通常ヒットよりも威力が高いものとなっており、撃墜も狙える。
ただしフラフラからはサイマグネットオイルパニックで吸収出来てしまう。

ハニワの用途は他にもある。
空中で発動すると慣性が0になる(空中で静止する)為、ふっとび緩和として使うことが可能。
また、ハニワの1F生成を活かして相手の連続攻撃に割り込むといった暴れ手段にも使える。

長押し時はハニワに飛び乗り移動する。スティックの前後入力でスピードを変化させることが可能。
乗り続けていると短押し同様にフラフラと減速して最後は爆発するが、途中で降りることもできる。しかし、どちらもしりもち落下になってしまう。
何か喰らい判定のあるものにヒットするとハニワが爆発してむらびとがジャンプする。この時はしりもち落下にならない。
また、下Bの木を設置しておくとそれにぶつかって止まるため、スキが大幅に軽減される。

何度も復帰阻止されて上Bの燃料が底をつきそうなと時でも使えるが、ルートは丸わかりで上B以上に阻止しやすい。
また、この時にハニワを反射されると反対側に飛んでいってしまい、最後の爆発がむらびとにヒットしてしまう。
頼りない性能だが、どうしても上Bで帰れないときの最終手段なので覚えておこう。

上必殺ワザ バルーントリップ

着地隙
風船20F
しりもち30F
 
耐久値
風船4HP

ヘルメットに付けた風船で空を飛ぶ。「バルーンファイト」のGAME C「BALLOON TRIP」が元ネタ。
しりもち落下中のモーションも、の再現。『+』『e+』にはファミコンの家具が存在し、実際に『バルーンファイト』で遊べる。
丸い風船自体は『おいでよ』『とびだせ』などにアイテムとして存在する。『スマブラSP』における1~8Pの風船の色は全て『とびだせ』にも存在する。

攻撃判定は一切無い復帰専用ワザ。Bボタン連打で上昇、左スティックで左右に移動、Aボタンでキャンセル。使用後は勿論しりもち落下になる。

全ファイター中でもトップクラスの復帰距離とルートの自由度を誇り、このワザのお陰で復帰阻止で深追いしても難なく復帰できる。むらびとの復帰阻止力を支える優秀なワザ。

ただし、復帰ワザとしていくつか弱点がある。
まず移動中は完全に無防備。攻撃判定が無く移動スピードも遅いため、復帰阻止の的にされやすい。

また、頭上の風船は喰らい判定を持っており、1つ割られると上昇量が落ち、2つ割られるとホップした後にしりもち落下に移行してしまう。
単に割られたら危険というだけでなく、風船を攻撃したヒットストップでむらびと本体にも攻撃がヒットする恐れがある。強力なメテオを持つファイターには注意が必要。

加えて燃料の概念もあり、連続で使用すると移動距離が短くなってしまう。しつこく復帰阻止されると帰ってこれないことも。

優秀ではあるが結構脆いワザでもあるため、復帰阻止を避ける工夫が重要。
例えば左右に動いて相手を振り切ったり、台下をくぐり反対側のガケに逃げたり、時には大胆に上から帰るのもアリ。

下必殺ワザ タネ植え/水やり/伐採

発生F全体F
タネ植え成功14F38F
失敗45F
 
ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
水やり0%××5-20F49F
18%87%13-18F
持続13%127%19-39F
 
ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
伐採14%103%6-8F47F
倒木直撃25%58%%14F~
バウンド15%117%%
木片8%216%%

段階に応じて内容が変化する、スマブラでもかなり特殊なワザ。

木に育てて切り倒すまで時間はかかるが、それに見合った高いリターンが期待できるワザ。
木が相手に与えるプレッシャーは強く、また障害物として相手の邪魔をすることができる。特に近距離主体のファイターは木をなるべく避けて接近するため、差し込みの択を絞り迎撃しやすくなる。

また、復帰阻止・ガケ狩りにおいても応用が可能。
復帰阻止ではガケから木を切り倒して落とすことでえげつない%で撃墜できるが、ルートが単調なので簡単には当てられない。
ガケ展開では、ガケに木を設置していつでも倒せるようにしておくことでその場のぼり・のぼり攻撃を咎められる。のぼり回避・のぼりジャンプはむらびと本体で潰そう。

乱闘では相手の注意が分散するため大ワザとして使いやすくなる。タネ植えなどのセッティングもしやすい。
相手が密集しているところに倒木を当てて撃墜をかっさらうというロマンもある。


タネ植え
自分が植えた苗・木が場に無い状況ではタネ植えとなり、地面に「ドングリ」を植える。植えた場所にすぐ芽が出る。

地面がないと失敗し、そこそこのスキを晒してしまう。空中だけでなくガケ端でも使えないので注意。失敗すると「ヤレヤレ」のリアクションをする。

芽に当たり判定などは無く、相手ファイターに直接影響を与えることはないが、後述する木の成長が強力な攻撃になるので、苗を植えておくだけでもプレッシャーになる。


水やり
自分が植えた芽が場にある状況では水やりとなり、「ジョウロ」で水を撒く。芽に一定量の水を注ぐと芽が高速で成長し木に変化する。ものの2秒でタネから大木に成長する植物とは一体…。
他のむらびとが植えた芽にも水やりできる。

原作の「ジョウロ」は枯れそうな花を元気にさせることができる道具。木に水をやっても効果は無い。

ワザを発動しながら移動やジャンプができる。
ジョウロで注いだ水は弱い押し出し効果がある飛び道具。復帰阻止ではパチンコや空Nの方が確実なので実用性はない。

一定量の水を芽に注ぐことで木が成長するが、その時の木には重量級のスマッシュ攻撃に匹敵するふっとばしがある。これを知っている相手には苗を設置しておくだけで強いプレッシャーを与えられる。
ただし、木は判定が弱いため相手の攻撃と簡単に相殺してしまう。

また、水を注ぐ量を調節できるため、木になる直前で止めておくことで相手が接近したらすぐに木を出すこともできる。

なお、水は飛び道具判定なので反射される。水自体は反射されてもダメージは無いが、反射された水で成長した木は相手のものとなるため自分がダメージを受けてしまう。

木は攻撃判定が出てから10秒経過すると枯れて消滅する。
また、木には喰らい判定と30%の耐久値があり、合計で30%の攻撃を受けてしまうと消滅する。
喰らい判定を活かして、木を盾にして隠れたり、攻撃を当てて持続を無理矢理伸ばしたり、横Bの復帰を木に当ててしりもち落下にならないようすることができる。


伐採
自分が植えた木が場にある状況では伐採となり、「オノ」を振って木を切る。

原作の「オノ」は木を伐採して切り株にする(『あつまれ』では木材を得る)ための道具。原作では3回木に当てれば伐採できる。

オノを木に当てると切れ込みが入り、左右どちらかに2回攻撃すると木が反対側に倒れる。
この倒れる木にはフルホールドした横スマッシュ攻撃に匹敵する絶大なダメージ・ふっとばしがあり、当たれば早期撃墜も可能。
ただし飛び道具判定なので木が生えたとき同様に判定が弱い。

また、伐採後は木片や果物が出現することがある。
木片は投擲アイテムとして使用可能で、投げて地面に落ちると消滅する。倒木時には前方に飛んでいくため、距離を取って油断した相手に攻撃できるかもしれない。
果物は極めて珍しく、滅多に出現しない。たとえ出現しても少ししか回復しないため、オマケ程度に考えておこう。

木を切る際のオノにも攻撃判定がある。真横に強くふっとばすため撃墜力が高く、発生も早いため強力な撃墜ワザとして使える。
ただし後隙が大きくリーチも短い。主にガーキャンジャンプ下Bとして反撃に使う。

シールド削り値も高く、相手のガードに合わせて成長→オノを当てることができれば、一撃でシールドブレイクする。

ただし伐採した木は飛び道具判定なので反射には注意。

最後の切りふだ ゆめのマイハウス

ダメージ属性ベクトル撃墜%
合計:45.5%24%

たぬきちが登場し、煙に触れた相手を拘束、むらびとがたぬきちにベルを渡してマイハウスを建築させる。
あっという間に家を完成させ愉快なファンファーレ…と共にたぬきち諸共家を爆発四散させるどうしてこうなった。

初段を当てることで発動するシンプルな性能の切りふだ。建築中の家にもダメージ判定があるので周囲の相手も巻き込める。
しかし残念ながら初段の範囲が非常に狭く、切りふだとしては最低限の性能。つかみの性能が低いため、つかみからコンボで繋ぐといった当て方も難しいのも難点。
逆に言えば無理してスマッシュボールを取りに行かなくても良いということであり、スマッシュボールを必死に追いかける相手に狙いを定めて攻撃する立ち回りも視野に入るが相手に切りふだを使われては元も子もない。チャンスがあればしっかりスマッシュボールも叩いておこう。

なお、家が完成したときのファンファーレは、原作で家のローンを完済したときなどに流れるもの。
また、家の建設中にたぬきちが原作にもあった様々なアイテムを投入していく*5。アイテムのバリエーションはかなり豊富なので、一つ一つトレモで確認するのもいいだろう。

建設中の家の中に放り込まれているアイテム一覧
建設中の家の中に放り込まれているアイテム一覧『とびだせ』に於ける買値・手に入れる方法
まるいひょうしき(公共事業)43500ベル
モミジのぼんさい1700ベル
あまもりバケツ800ベル
トライフォースおみくじ番号37
ラブリーチェア1600ベル
ログベッド2400ベル
みどりのタンス2320ベル
カントリーなつくえ1800ベル
きんのムシトロフィームシとり大会1位
ばしゃのしゃりん1230ベル
キングのコマ(白色リメイク)リメイク代合わせて8800ベル
みどりのタンス(2つ目)2320ベル
モアイ7600ベル
パンダのタアタア1920ベル
ゾウのすべりだい1200ベル
カエルのチェア1200ベル
カントリーなつくえ(2つ目)1800ベル
じゅうたん(汎用アイコン)一番安くて720ベル、一番高くて124000ベル
ランタン1180ベル
ツートンテーブル1900ベル
シックなソファ2240ベル
デカふにゃはにわ掘り起こす
かせき(鑑定前)掘り起こす
とたけけのしゃしん弾き語りライブに20回以上行く

合計:安くても86230ベル。これに加えて家そのものの代金も加わることになる。借金がまた増える。

起き上がり・ガケのぼり攻撃

起き上がり攻撃は上強攻撃で使ったきのぼうで攻撃する。

ダメージ発生F全体F無敵F
あおむけ7%16-17F→20-21F45F1-21F
うつぶせ7%16-17F→20-21F45F1-21F
しりもち5%19-20F→28-29F49F1-7F
ガケのぼり9%23-25F55F1-25F

カラーバリエーション

デザインは、『おいでよ』と『街へいこうよ』で設定できる顔や服で構成されている。

カラー性別元ネタ・備考
1男の子No.1のふく『街へいこうよ どうぶつの森』のパッケージに描かれている男の子。
2女の子フラワーなふく
3男の子ゼッケン6のふく
4女の子みどりのカーディガン
5男の子ブルーハワイなふく
6女の子めだつボーダーのふく
7男の子4ばんだまのふく前作とは違い肌が浅黒くなる。
これは『ハッピーホームデザイナー』の肌色変更の再現。
8女の子なのはなのボレロ

アピール

上アピール

その場で2回バンザイ。

横アピール

元ネタは『とびだせ』でししょーに最後に教わるリアクション「スペシャル」。
笑みを浮かべながらダンスを踊る。珍しくむらびとが笑う。

下アピール

上強でも使ったきのぼうで地面をいじくる。

入場

マイハウスからドアを開けて登場する。
マイハウスはむらびとが出てきた後消えるが、エフェクトが原作の家具アイテムを片付けるものと一緒になっている。

待機モーション

  • 顎に手を添え、メニュー画面を開いた時の考えるポーズ。
  • 頭をかく。

リザルト

ファンファーレ

初代『どうぶつの森』~『e+』の「タイトル」のアレンジ。

勝利ポーズ

十字キー左

「あみ」で何故か地面にいるカブトムシを捕まえ、みせびらかす。

十字キー上

「スコップ」で地面を掘り「かせき」を掘り起こし、みせびらかす。

十字キー右

一回ターンしガッツポーズ。『for』でのむらびとの公式アートワークと同じポーズ。

拍手

真顔で拍手する。

ファイタースピリット

むらびと (男の子)

Villager (Boy).jpeg

●アートワーク出典:街へいこうよ どうぶつの森

むらびと (女の子)

Villager (Girl).jpeg

●アートワーク出典:街へいこうよ どうぶつの森

  • 入手手段
    • ショップ:300G

アドベンチャーでの解放条件

ガーディアンを解放した後の道はマルスシーク、むらびとの3択になっており、むらびとは東側のルートの入口に囚われている。

通行止めは後ろから回り込んでファイターを解放するか、3体ボスの内いずれか1体を倒すと解除される。

ファイターバトル

コメント


*1 妨害自体はキャラにもよるがさほど難しくない。
*2 『マリオカート8』でも声の代わりに原作の効果音が流れるという徹底ぶり。ただし原作シリーズではごく一部の場面で「どうぶつ語」が使用される事はある。
*3 溜めるとダメージが最大で1.4倍にまで上がる。
*4 すま村村と街にも登場。
*5 前作より投げ込まれる速さがかなり上がり、数も4倍近く増えている。明らかに家具じゃない物もお構いなしに放り込む。そりゃ爆発するわ。