ステージ/メメントス

Last-modified: 2023-02-10 (金) 16:42:49

メメントス.jpg
●出典:ペルソナ5

原作でのメメントス

渋谷駅付近でイセカイナビを使用する事で侵入できる異世界。

『ペルソナ5』では、主人公たち心の怪盗団が侵入する事になる異世界が大きく分けて2種類存在する。
一つは「パレス」と呼ばれる、強く歪んだ心を持つ大人の認知や思想がそのまま具現化した異世界。
そしてもう一つが集合的無意識における大衆の認知や思想がそのまま具現化した異世界。
そして、渋谷の住民達の集合的無意識によって生み出された異世界こそがこのメメントスである。

「パレス」よりも遥かに広大で、かつ赤黒く不気味な光景が広がるダンジョン。
「パレス」は主の思想や歪んだ欲望が反映された建物の形を取っている(自分の事を王様だと思い込んでいる主なら宮城、銀行の頭取だと思い込んでいる主なら銀行といった具合)事が多いが、「メメントス」はいわば渋谷の住民すべてが主にあたる異世界だけあって地下鉄がモチーフとなっている。

またパレスと異なり決まった構造を持たない(入る度に構造が変化する)、異常気象によって大衆の心が荒むとシャドウ(敵)が凶暴化する等といった特徴もある。

原作におけるジョーカーと「心の怪盗団」の仲間たちは一般人を改心させるため、或いは腕試しの為にこのメメントスを攻略することとなる。

解説

2019年4月18日より、DLCファイタージョーカーとセットで配信されたステージ。

通常は緩い坂で右側が一段下がった形状の土台と、戦場から右の1枚を抜いたような配列のすり抜け床*1があるだけだが、たまに右側のスペースに追加の足場が現れる。足場の形状には数種類がある。*2

また、地響きのような音と共に左右、または上に壁・天井が現れる事もある。
壁は真っ直ぐなものと下側が引っ込んだもの、天井は真っ直ぐなものとジグザグ型の2種類ずつの形状がランダムで現れる。いずれも破壊不可。
ぶつかる角度によっては、跳ね返って思わぬふっとび方で撃墜…なんて事にもなりかねないので注意しよう。

左側の背景にある「電車がきます」の接近表示が点灯しブザーが鳴ると、メメントスを走る電車がステージ下を通過する。
ぶつかるとダメージを受けふっとばされる(正面から轢かれるとクリティカル演出が出るほどの大ダメージになる)。
左右どちらかに壁があるときは電車は来ない。また、戦場化・終点化した時も下の電車は現れない(接近の警告自体は出る)。

乱闘に直接関係は無いが、猫の鳴き声がすると「モルガナカー」に乗って心の怪盗団のメンバーがランダムに2人*3現れ、乱闘を観戦し始める。
心の怪盗団はプレイヤーが操作するジョーカーを応援しており、プレイヤーが操作するジョーカー以外の誰か(CPUが操作するジョーカーも含む)が撃墜されると喜び、逆にプレイヤーが操作するジョーカーが撃墜された時は落胆する。

これまた戦闘に関係ないが、このステージでは走行などで出る土煙の色が赤紫色に変わる。これは『ペルソナ5』の認知世界での移動の再現である。

また、BGMが『ペルソナ3』の曲になった場合はステージのカラーが青に、『ペルソナ4』の曲では黄色に変化する。よく見ると台や背景のデザインも細かく変化している。
ステージカラーが変化した場合はジョーカーにも変化があり、反逆ゲージの色がそれぞれのイメージカラーに対応した色になるほか勝利演出でのBGMも変化する。
これは戦場化・終点化しても反映される。

・『ペルソナ3』
メメントス_(SP)_P3カラー.jpg

・『ペルソナ4』
メメントス_(SP)_P4カラー.jpg

ステージギミック:なし 時の変化

追加の足場、壁、天井、電車が出現しなくなる。
電車が接近する際の警告音もしなくなる。

出現しないアイテム/アシストフィギュア/ポケモン

コメント


*1 すり抜け床は改札機を横にした独特のデザインになっている。
*2 その足場の中にはテレビ画面がついているものもあり、BGMが『ペルソナ5』のときには、『ペルソナ5』のオープニング映像の走るモルガナ。BGMが『ペルソナ4』のときには、歩くクマ。BGMが『ペルソナ3』のときには、『ペルソナ3 ポータブル』のオープニング映像が映し出される。
*3 スカルパンサーフォックスクイーンノワールの内の2人がランダムに選ばれる。