初心者にお勧めのキャラ

Last-modified: 2025-04-06 (日) 10:50:13

編集される方へ
お勧めキャラを追加する際は、必ずページ下部のコメント欄で追加するキャラとその根拠を述べて、他の方々の同意を得るようお願いします。

関連ページ

はじめに

しばしば攻略サイト・まとめサイトで話題になるスマブラ初心者にお勧めのキャラ。
だが、紹介されるキャラは十人十色で、統一した見解がないのが現状である。
なぜ統一されないの?というとお勧めする理由がそれぞれ異なるからである。

さらに言えば一口に初心者といっても様々な層があり、
「スマブラどころかゲームそのものが未経験で、コントローラーを触ったこともない初心者」
「一人用アクションゲームの経験は豊富だが、対人ゲームは未経験のスマブラ初心者」
「対人ゲームの経験は豊富だが、スマブラは未経験の初心者」
などがあり、ある初心者には向いているが別の初心者にはまったく向いていなかった……といったケースがあるのも一つの理由である。

当ページでは、スマブラをパーティゲーム感覚で遊ぶ層を想定した初心者向けキャラを紹介していく。
逆VIP脱出≒VIPマッチ解禁を目指す層くらいのレベルのプレイヤーを想定したキャラクターはやり込み向けファイターのページで紹介している。

ページを分けられている理由

当ページ開設当初(発売初期)は逆VIP脱出を目指す層とVIPマッチ解禁を目指す層を分けて想定されていたが、
今や『スマブラSP』は発売から5年以上経ったゲームであり、ライト層の割合が大きく減少し、ヘビーゲーマーの割合がすっかり大きくなっている。

発売初期は逆VIP脱出というと「スマブラSPの操作にある程度慣れた」くらいのプレイヤースキルであったが、
現在の逆VIPを脱出出来るプレイヤーは時間をほとんど空けずにVIPマッチ解禁まで到達出来る……と言っても過言ではないほどに逆VIP帯、
ひいては『だれかと』参加者全体の平均プレイヤースキルが底上げされている。

つまり、世界戦闘力=相対的なランクが全体の下位であっても、そのほとんどが「経験者」になってしまったため、
本来このページで想定していた「パーティゲーム感覚で遊ぶ層から逆VIP脱出を目指す層」のうち後者のハードルが跳ね上がってしまい、相当大きい隔たりができてしまった。
プレイヤーとシステムの想定する"初心者"の層がとんでもなく厚くなってしまった…ということだ。

これに対応するため、当Wikiの『初心者向けのファイター』はページを分けて紹介してある。
スマブラSPの操作には慣れたけど今一つ伸び悩むな……と思ったら、やり込み向けファイターで紹介されているファイターを手に取ってみるのも一考。

当ページは「コンボ」「設置ワザを使うセットプレー」「立ち回りの強さ」などの"習熟してこそ活かせる長所"は考慮せず、その上でなぜ初心者にお勧めできるかを踏まえてピックアップする。

また、中には「基礎的なところから練習して上達したい」という人もいれば「簡単な操作で今すぐ勝ちたい」という人もいるだろう。
そうしたスマブラをやる上で何を求めるかも考慮した分類も行う。

紹介に入る前に1つ、極めて大事なことがある。
もしあなたが特定のキャラに思い入れ・愛があるのなら、真っ先にそのキャラを手に取るべし。
どんなファイターでも慣れ・経験・やり込みの深さが強さに繋がるのは変わらない。
思い入れのあるキャラを自在に操り、原作さながらの活躍を魅せられれば、筆舌に尽くしがたい感動を得られるだろう。
それでもどうしても性に合わなかったら、その時こそもう一度このページに戻ってきていただきたい。

このページはキャラへの思い入れを考慮せず、「何を使えばいいかわからない!」「とにかく勝ちたい!」「早く上達したい!」と言った人に向けての紹介である。
自分に合いそうなファイターを絞り込み、よりスマブラを楽しんでもらう一助けとなれば幸いだ。

なお、このページに記載されていないファイターであっても、操作してみて「これだ!」と思ったファイターがいればそれを使い込むのも手だ。
言語化はしづらいのだが、初心者向けと謳われるファイターが合わず予想外のファイターが手に馴染むということは案外珍しいことではない。
まず全てのファイターを一通り操作して、運命のキャラを見つける旅に出るというのも一興だろう。

編集者およびオススメする側向けの解説

現状、逆VIP脱出~VIP到達の実質的な層が非常に狭まっているほど逆VIP脱出のハードルが上がっていることに注意。

初心者向けとして勧められる理由になる要素

流石に全てを網羅したようなファイターはいないが、複数の要素を満たしているファイターは少なくない。
ここに載っていないファイターの中にも、初心者向けの要素をある程度持っているものもいる。

  • 単発ワザや、「簡単な」コンボ・連係による火力・撃墜力が高い
    該当するファイター:ドンキーコング、リンク、ネス、クッパ、ゼルダ、ドクターマリオ、ガノンドロフ、ロイ、クロム、アイク、リザードン、デデデ、クラウド、リドリー、キングクルール、テリー、ホムラ、カズヤ 等
    いわゆる「パワータイプ」と呼ばれるファイターたち。

    上級者間においてはフォックスやピカチュウ、シークの流れるような追撃、ケンやピーチ、デイジーの怒涛の連撃、アイスクライマーの切り離しを使ったコンボ等による火力・撃墜力が評価される傾向にある。
    しかしそれらはいずれも、コンボを決める事が想定されたファイターであるが故に単発のダメージは低めに調整されていたり、防御面に大きな弱みを与えられたりしている事が多く、逆に言えば「(高難易度な)コンボ・連係を決める技術がなければ、弱みばかりが露呈する」というシビアな面も持つ。
    そういった高難易度コンボが出来ない使い込みが浅い内からもある程度火力・撃墜力を確保しやすいファイターは初心者向けと言える。
    該当ファイターが多いが、これはこの要素が特に初心者向けとして重要な要素になり、更にアドリブ要素の多いスマブラでは確定コンボと言える組み合わせが得てして短くなりやすいためである。

  • 投げやダッシュ攻撃で撃墜が出来る
    該当するファイター、ドンキーコング、サムス、ダークサムス、クッパ、カービィ、ネス、ゼルダ、ドクターマリオ、ピット、ブラックピット、リザードン、クラウド、リドリー、キングクルール、ソラ 等
    相手を撃墜するとなった場合に操作面でやりやすいものは「投げ」と「ダッシュ攻撃」だろう。
    これらのワザで撃墜出来るファイターは撃墜の難易度が低くなりやすい。特に投げ撃墜はシールドに有効かつカス当たりが無い撃墜手段なので有効。
    上の方で説明されている「単発による撃墜力が高い」に通じるといえる。
    片方があるだけでもよいが、両方あると撃墜の場面で択をかけやすくなるのでより扱いやすくなるだろう。

    ただし、リンクやデデデといった「発生が遅いダッシュ攻撃」は逆に扱いが難しい。

  • 飛び道具で撃墜が出来る
    該当するファイター:サムス、ダークサムス、ゼルダ、デデデ、Mii 射撃タイプ、ホムラ 等
    初心者帯では特に飛び道具の対処に悩みやすい。そこを突けば初心者同士の対戦では差を付けやすい。
    飛び道具で直接撃墜出来ずとも、ネスのような飛び道具からの追撃で撃墜を狙えるファイターもよい。
    飛び道具で直接撃墜出来るファイターはこの他にも多数いるが、性能にクセの強いファイターが多い為、このページでピックアップされるファイターの中には該当ファイターは少なくなっている。
  • 撃墜ワザにカス当たりが少ない
    該当するファイター:ドンキーコング、ネス、クッパ、ガノンドロフ、クロム、アイク、リザードン、デデデ、リトル・マック、キングクルール、ホムラ 等
    撃墜ワザの「発生直後」や「先端」を当てなければろくに撃墜出来ないといったファイターはそれだけ操作面が難しくなる。
    そういった要素が少ないファイターは撃墜の難易度が下がるだろう。
  • 分かりやすい強い動きがある
    該当するファイター:サムス、ダークサムス、カービィ、ネス、クッパ、ゼルダ、ロイ、クロム、デデデ、アイク、ロボット、リトル・マック、Mii 射撃タイプ、クラウド、インクリング、リドリー、キングクルール、テリー、ミェンミェン、ホムラ、カズヤ、ソラ 等
    「飛び道具をジャンプで避けたところを空中攻撃で撃ち落とす!」や「投げやローラーで埋めてから追撃!」といった分かりやすい立ち回り方・強みを持ったファイターたち。
    分かりやすい強い動きがあるということは勝ち方がわかりやすいということであり、とっつきやすいファイターであるといえるだろう。
    各ファイターの分かりやすい強い動きは個別の項目を参照のこと。
  • シールドキャンセル行動が強い
    該当するファイター:リンク、サムス、ダークサムス、ヨッシー、ネス、クッパ、ドクターマリオ、ロイ、クロム、Mr.ゲーム&ウォッチ、アイク、リザードン、クラウド、ホムラ、ソラ 等
    シールドキャンセル行動が強いとこのゲームで大切な「シールドの使い方」を学びやすい。
    シールドの使い方を学べば初心者にありがちな移動回避連打で移動するといった癖を治すことにもつながる。
    特にシールドキャンセル行動での撃墜が可能なリンクやルキナ、ドクターマリオ等は「相手ファイターのあのワザに対してシールドすれば勝ちだ」といった勝利するための判断を養いやすい。
  • 復帰距離が長い・復帰の操作が難しくない
    該当するファイター:ヨッシー、カービィ、ゼルダ、ピット、ブラックピット、デデデ、ロボット、インクリング、リドリー、キングクルール、ジョーカー、カズヤ、ソラ 等
    スマブラにおいてまずつまずきやすい要素である復帰。復帰できない=負けというゲームであるが故に、復帰距離の短いキャラを使うとあっけなく負けて萎えてしまうこともあるだろう。
    上記のような復帰可能距離が長い・落下速度が遅め、あるいは多段ジャンプを持っていて失敗しづらいといった要素があるファイターはこのページでもピックアップされていることが多い。
    初心者同士の対戦では復帰阻止されにくいファイターも、上記の理由が書かれている場合が多い。
    なお、上記の理由が書かれているファイターが必ずしも上級者同士の対戦でも復帰力が高いという訳では無い点は注意。逆も然り。
  • 重い
    該当するファイター:ドンキーコング、サムス、ダークサムス、クッパ、ガノンドロフ、アイク、リザードン、デデデ、ロボット、リドリー、キングクルール、テリー、ミェンミェン、カズヤ 等
    読んで字のごとく。重ければそれだけ攻撃を受けても撃墜されないようになるため、慣れない内から粘れるようになる。
    軽いファイターは相手のふとした暴れやぶっぱなしに引っかかっただけで即撃墜されてしまう事も多く、それがストレスになることもあるだろう。
    一つ上の項目である復帰距離の長さも兼ね備えているファイターはより粘り強さが上がる。
  • 機動力が高すぎない
    該当するファイター:サムス、ダークサムス、カービィ、ゼルダ、ドクターマリオ、ガノンドロフ、デデデ、アイク、ロボット、Mii 射撃タイプ、キングクルール、テリー、ホムラ、カズヤ、ソラ 等
    上級者になれば足の速さや落下の速さはそのまま立ち回りの強さにつながるのだが、慣れないうちはその速さに振り回されやすい。
    特に落下速度が速いファイターは自滅の危険性もあり、慣れないプレイヤーの勝率を落としてしまう理由にもなる。
    デデデは落下速度は速いが、多段ジャンプがあるため他の落下の速いファイターと比べると事故や自滅は起こりづらい。
    ただし上で述べた通り速さは強さに直結する為、上級者同士の対戦ではかえって足かせになってしまう点に注意。
  • 空中ワザの前後の使い分けがシビアでない、もしくは前空中攻撃が扱いやすい
    シビアでない:ゼルダ、デデデ 等
    空前が扱いやすい:デデデ、ネス、クッパ、クロム、アイク、リンク、リザードン、Mii 射撃タイプ、クラウド、ソラ 等
    空中で戦わない:リトル・マック
    中級者以上の戦いにおいてよく必須テクニックと呼ばれるテクニックのひとつ、反転空後。
    このテクニックの精度が低くても最低限戦えるファイターは空中ワザの難易度が低いと言っても良いだろう。
    失敗しても致命的なミスになりにくいので、実践で気兼ねなく練習できる。
    「シビアでない」は空後を出したいタイミングで空前が暴発してもある程度リスクが低いファイター、
    「空前が扱いやすい」は前空中攻撃の使い勝手が良い為最悪空後を使わず空前を使えばよいファイターを並べている。

    リトルマックはそもそも空中攻撃が全部弱いので反転空後の重要性も皆無。反転空後の練習の機会もほぼ失われるが。

  • オンライン対戦でも扱いやすい、オフラインとオンラインでそれぞれ培った技術を流用しやすい
    該当するファイター:リンク、サムス、ダークサムス、ヨッシー、ネス、クッパ、ゼルダ、ドクターマリオ、ガノンドロフ、アイク、ロボット、Mii 射撃タイプ、キングクルール、テリー、ミェンミェン、ホムラ、カズヤ 等
    「逆VIP脱出≒VIP到達」を目指すなどの理由で初めからオンラインでプレイするつもりの人は元より、「自分の腕に自信がないからオフ対戦会に参加するのは気が引ける」「近場にオフ環境がない」「(低年齢層なら)親族・保護者の許可が出ない」という理由でオフライン対戦に参加する事が難しく、やむを得ずオンライン対戦を主にプレイすることとなる人も少なくはないだろう。
    が、オンライン対戦では入力遅延(ラグ)がかなり大きくなるため、オフライン対戦や一人用モードよりも重く融通の聞かない操作感となり、時にはその操作性に合致した戦術(飛び道具など)を得意とするファイターを使用する方が大きく有利となる可能性がある。

    上級者の中にはオンとオフで全く違った戦い方をするよう上手く切り替えられる器用なプレイヤーもいるが、それはオン/オフ共に相当にやり込んで初めてできる高等技術である。
    できることなら、オン/オフのどちらでも十分に通用するような戦い方ができるファイターを選ぶ方が効率よく上達でき、かつ勝ちやすいだろう。

  • 上級者同士の対戦でも活躍しやすい
    該当するファイター:リンク、サムス(ダークサムス)、ロイ、クロム、リザードン(ポケモントレーナー)、ロボット、クラウド、ジョーカー、テリー、ミェンミェン、ホムラ(ヒカリ)、セフィロス、カズヤ 等
    この理由単体で初心者にお勧めはできないが、「初心者でも扱いやすいファイターの中でもどれを選ぶか」という話になった場合に長所として挙げられる。
    初心者を脱却した後も同じファイターを使い込みたい、キャラ変えで悩みたくないといった方は参考にするとよいだろう。
    リザードンに関してはゼニガメ、フシギソウと併せて使いこなすというのが前提であるため、リザードン単体のみでは厳しく、覚えることが多いので当てはまらない。
  • DLCファイター
    ジョーカー以降のDLCファイターは解禁するためにソフトとは別料金が必要*1
    またソフト発売からある程度期間が経ってから解禁されてきた過去を持つため、「お金を払ってでも使いたい」「長く使ってきた持ちキャラから乗り換える形になってでも使いたい」とユーザーに思わせるだけの商品的価値が求められる立ち位置にある。

    これらの都合上から、いずれのファイターも参戦要望が多かった魅力的なキャラクターであることはもちろんだが、「基本性能や各ワザの性能が高め」「明確な勝ちパターンを持つ」「独自の自己強化・逆転要素を持ち、不利な状況に陥っても最後までストレスなく対戦を楽しめるよう設計されている」「非常にトリッキーな性能を持ち、セオリーが通用しにくい(わからん殺しが通りやすい)」といった形で、性能面だけである程度の安心感・勝ちやすさが保証されている傾向にある。
    従って、初心者にこそDLCのファイターを優先的に勧めるのは理に適っていると言えるだろう。

    ただし、解禁するために別途料金が必要である点は一部ユーザー(特に小~中学生あたりの低年齢層)にとっては決して低くないハードルであり、DLCファイターばかりを安易に勧めるのは考え物である。

初心者同士で簡単な操作で勝ちたい人

ドンキーコング

パワーと突破力で圧倒したい人にお勧め。

  • ゲームを始めた直後から使える。
  • パワーがあるにもかかわらず地上・空中の両方で軽快に動くことが出来る。
  • ダッシュ攻撃・投げの使い勝手が良い。
  • 一部ワザにアーマーがある。
  • 体重が重く、ガケ狩りやコンボ・復帰阻止に慣れないレベル帯では特に粘り強く戦える。
  • 投げの性能が非常に高い。特に初心者帯ではリフティングの各種投げの対策が難しく、ダメージ稼ぎから撃墜まで使っていける。
    • ゴリラダンクとガケ外に投げる撃墜の両方を対策するのは慣れが必要なため。
  • 基礎的なコンボの難易度が低い部類。
  • 「相手に背を向けて後空中攻撃を振る(反転空後)」という慣れのいる動作が自在に出せるか否かで、目に見えて強さが変わるのは難点と言えば難点かもしれない。
    • とはいえ反転空後は最終的には大半のファイターで求められてくる動作であり、練習して損をするという事はまずない。

ネス

今すぐ勝ちながら強くなりたい人、もしくは上達云々よりも初心者同士の対戦で何が何でも勝ちたいといった人にもお勧め。
いわゆる「トリッキーなファイター」の代表格だが、とっつきやすさ自体は意外と悪くない。

  • 隠しキャラだが、使えるようになるまでが非常に早い。大乱闘を数回やれば最初の挑戦者として現れ、解放チャンスがやってくる。
  • PKファイヤーを連発するだけでも初心者帯では対策が非常に難しく、ダメージ稼ぎが楽。
    • さらにPKファイヤーを当てている間にダッシュつかみ→後ろ投げで撃墜という、分かりやすい勝ち筋が初心者相手では使える(中級者以上になるとそこまで単純ではなくなるが)。
  • 暴れが強めでコンボにはとりあえず空Nという分かりやすい動きがある。
  • ガケ上で上下スマッシュをホールドしてヨーヨーを垂らしておく、ローリスクハイリターンな復帰阻止手段を持つ。
  • パワーが高く、PKファイヤー抜きにしても撃墜・ダメージ稼ぎに困らない。
  • 上必殺ワザ・PKサンダーを駆使した復帰はかなり特殊で難しいものだが、代わりに空中ジャンプと移動空中回避の飛距離は高めで、PKサンダーを使わない復帰はそれほど難しくはない。
    • 多人数戦では強烈な火力を誇るPKサンダー体当たりを狙いやすくなり、早期撃墜で得点を稼ぎやすくなる。
  • 中級者以上間の戦いになると流石にキャラパワーのみでは暴れづらくなるが、差し返しの精度やPKサンダーの扱いが上達してくるとまた独自の強さを発揮して相手をぶち壊していけるので、練習し続けて損はない。

クッパ

パワーで圧倒して勝ちたい人にお勧め。

  • 隠しキャラだが、使えるようになるまでが早め。大乱闘を数回やれば挑戦者として解放チャンスがやってくる。(ネス、ゼルダに次いで3番目)
  • 全ファイター中トップの体重。上Bの復帰力も悪くはないため、長生きしやすい。
    • 上Bは特定のタイミング以降に連打することによって上昇量が増えるという他ではあまり見られない特徴を持つ点には注意。
  • ふっとびが非常に弱い攻撃(大抵の百裂攻撃)で一切怯まないという特性を持ち、百裂攻撃でダメージを稼ぐプレイヤーに対して強い。
  • 単発のパワーがトップクラス。ダメージ稼ぎ、撃墜ともに困らない。
    • 長いコンボを持たない分「難しいが必須」といったコンボとは無縁。単発や難易度の低い2段コンボのみでも火力は十分。
    • 全てのスマッシュ攻撃には怯み耐性より強いアーマーが付いており、更に重量級の中でも範囲・発生・ふっとばし力全てに優れた高性能スマッシュのため、いわゆる「スマぶっぱ」が比較的強引に決まりやすい。
      スマッシュを読み当てる技術はほぼ全てのファイターに活かせるため、他のファイターに変えても技術は腐らない。
  • 見た目とは裏腹にダッシュ速度が全ファイター中でも上位であり、機動力に困る事はない。
  • 空前が復帰阻止で決まれば高確率で撃墜できる絶妙な威力で挙動も扱いやすく、復帰阻止の練習ができる。上Bの復帰力と合わせて復帰阻止にも行きやすい。
  • 性能が高めで使いやすいB技が多い。下B以外はわかりやすく普段使いできる場面がある。
    • 初心者が苦手とするガケ攻めがNBの炎だけで完結する。相手がガケ下から戻ってくる時はとりあえずガケに向かってNB長押し。
    • 横Bが通常つかみより使いやすいシールド不能ワザで、シールドを気にせず攻め込める。そして決まればダメージ稼ぎ・撃墜どちらもこなせる威力の攻撃となる。
      • 横Bは道連れワザとしても使える。ストックを先行できれば、ガケ端での警戒やレバガチャに乏しい初心者相手にはこれで早期に決着をつけやすい。
        ストックが残り1同士だと逆にクッパが負けるので注意。
    • 上Bはとても優秀なシールドキャンセルワザでもあり、シールドキャンセルの練習になる。そして身に着くと非常に強力。

ドクターマリオ

とにかくパワーで圧倒したい、マリオはコンボが難しくてちょっと…といった人にお勧め。

  • マリオに比べて強みと弱点がしっかりしており、単発火力が高いためコンボが出来ずともダメージを稼げる。
    • 単発での撃墜力が高く、スマッシュ・必殺ワザ・空中攻撃・投げに一通り撃墜できる択が揃っている。
    • パワーとスキの少なさを兼ね揃えており、至近距離戦には困らない。ただし空中前攻撃は出が遅いので注意。
  • カプセルを投げて動いた・当たったところを狩るといった分かりやすい動きがある。
  • シールドキャンセル行動が非常に強く、「あのワザをシールドで防げば撃墜出来る」といった勝つための判断力を養える。
  • 浮かされた時の暴れも強い。
     
  • リーチと復帰力がとても低いことだけは注意が必要。ふっとばされた時の判断が遅れるとすぐに落下が確定してしまうので、自分のダメージが蓄積してきたら警戒しよう。

ガノンドロフ

超火力で圧倒したい人、一撃必殺の爽快感を求める人にお勧め。

  • 単発の攻撃力が非常に高く、ダメージ稼ぎから撃墜までの手数が短く済みやすい。
    • 弱攻撃も含めほぼ全ワザが強力であり、ワンパターン相殺を意識する必要性も薄い。
  • 各種スマッシュ(特に横と上)の圧倒的な攻撃範囲と撃墜力がウリ。これらのスマッシュをどんどん振っていけば「スマブラは相手をふっとばせば勝てるゲーム」ということをこれ以上なく分かりやすく学べる。慣れてきたら、DA・強攻撃・空中攻撃でもガンガンふっとばせる。
  • 横Bによりシールドを張られても対処しやすく、そこから横強や下強に繋ぐといったわかりやすい連係も可能。
    • 地上で当てた場合、受け身を取られるとこれらのワザを繋げなくなるが、初心者はまず受け身が難しいのでどんどんこのコンボを狙って良い。
  • 機動力が低いが、それが幸いしてプレイヤーが見失う事が少ない。
  • 復帰も苦手だが、トップクラスの体重により復帰阻止を受けないレベルの対戦では意外と長生きする。
    • 復帰力が低いと言われる大きな理由はジャンプ力・空中機動力の低さと、(特に中上級者相手での)阻止耐性のなさ。
      中上級者は上Bを的確に潰して返り討ちすることに慣れているが、受け身のタイミングを知らない初心者相手だと相手をつかみさえできれば、ガケメテオで逆転勝ちも狙える。
    • 上Bの移動距離自体はそこそこで、「ここから上Bを出しても届かないの?」というのは起きにくい。
  • 判定と持続に優れた空Nや空上、下半身に当たれば低ダメージでもメテオ撃墜が確定する空下の存在で復帰阻止の場面でも強い。
    あまり深追いはできないが、カス当たりでも十分に威力が高く、無理のない範囲でこれらのワザをガケ外で振っても相手を遠くに飛ばして撃墜を狙える。
  • 道連れワザ(横B)があるのも強い。ストックが先行できれば、ガケ端での警戒やレバガチャに乏しい初心者相手にはこれで早期に決着をつけやすい。
    • ストックが残り1同士だと逆にガノンドロフが負けるので注意。
       
  • 上強攻撃と通常必殺ワザが余りにも大振りで常用しづらいものとなっており、これらを全く使わない手癖が身につきやすい≒対空苦手になりやすい点は若干の注意が必要。
    • とは言え、これら2つのワザに関しても前者は一撃でシールドをブレイクできる、後者は地上で正面に出せば長いアーマー付きという特徴があり、初心者に対する初見殺しとしては案外有用なことも多い。

ロイ

パワー&スピードの接近戦を求める人にお勧め。クロムの復帰を受け付けられないという人にもお勧めできる。

  • 地上性能はクロムに劣るが、横Bでカンタンに相手をふっとばせる。
  • 至近距離の単発火力が高め。
  • 横強と横スマッシュの撃墜力が高い。カス当たりこそあるが、根本がクリーンヒットであるため間合い調整としては先端限定よりは易しい。
  • 以上の要素により、最初のうちはラインを詰めて横B連打や横強・空前の根本を狙っていくだけでも高い火力・撃墜力を望める。撃墜%に直結するラインの重要性も学びやすい。
  • 上Bがシールドキャンセルとして使い勝手が良い。クロムと比べダメージ量では劣るが発生はあちらより速い。
  • 復帰力は高くないが、復帰の挙動自体は素直。
    • クロムと比べれば復帰可能範囲は良く、小突かれただけで死ぬといったケースはクロムと比べ圧倒的に少ない。
  • NBは溜め具合で威力が変わるが、軽く溜めるだけでも十分な威力を誇り、後隙も少ない。ガケ狩りや牽制、着地狩りなど様々な用途で使える。

クロム

ステージ上での戦いに特に集中したい人、パワーに加えてスピードでも相手を翻弄したい人にお勧め。

  • ガケ内での性能が圧倒的に高い。
    • 後述するリトル・マックに剣を持たせた性能と言える(スマッシュにアーマーはついていないが)。
      弱点が復帰力の低さだけと言っていいほど他の能力が高水準。地上・低空ともにパワーもスピードも申し分ない。
  • 横強と横スマッシュの撃墜力が高い。それでいて発生も速く、非常に使いやすい。
  • 単発火力が十分高いのでコンボを使わずともダメージ稼ぎに困ることはないが、弱攻撃から横Bや空中ワザ、空前からさらに連続で空前へ繋ぐ動きもかなり強力。慣れればさらなる強さを発揮できる。
    • これによりワザとワザを連携し、相手の動きを封じながらコンボでダメージを一方的に稼ぐという練習にもなる。
  • 上Bがシールドキャンセルワザや切り返し手段として優秀。ダメージ量も多く、当てたときのリターンが大きい。
  • NBは溜め具合で威力が変わるが、軽く溜めるだけでも十分な威力を誇り、後隙も少ない。ガケ狩りや牽制、着地狩りなど様々な用途で使える。
  • ワザのカス当たりが少ない。強いて言うなら空N・横B・上Bがすっぽ抜ける事があるくらいで、ワザの当て方や間合いを細かく調整しなければならないような場面が少ない。

リザードン(ポケモントレーナー)

パワーキャラを使いつつ将来にもつなげたい、上級者を目指すモチベーションが非常に高いといった方にお勧め。

  • 重量級の割に復帰が強く、特に初心者帯では粘り強く戦える。
  • パワー溢れるワザが多く、撃墜に困りにくい。
    • フレアドライブの対策がうまくいかないレベル帯ではかなり楽に撃墜できるだろう。
  • シールドキャンセル上スマッシュが強力。
  • 投げで撃墜が出来る。
  • ポケモントレーナーの手持ちであるゼニガメやフシギソウと合わせて使いこなせれば上級者同士での対戦でも通用するため将来的にも使い続けやすい。
    • リザードンで培ったつかみのセンスや撃墜における立ち回りをそのまま活かすことができる。
    • ゼニガメ、フシギソウといった全く異なるファイターも並行して使いこなすのはやや骨が折れるが、それだけ幅広い技術を自然に修得できる。

リトル・マック

初心者どうしの対戦で、上達云々よりもとりあえず勝ちたいという人にお勧め。

  • 地に足をつけた状態での暴力的なパワーとスピード。初心者どうしの対戦では高度な空中戦が展開されにくく、彼の独壇場である地上戦で圧倒できる。
    • 飛び道具を持たないが、代わりに飛び道具並みのダッシュ速度を持つため得意の殴り合いに持ち込みやすい。
    • 各種スマッシュにアーマーがあり、半端な殴り合いを強引に制することができる。
    • スマッシュの撃墜力はもちろん、横強もフィニッシュブローとして使える性能。
    • それ以外の地上ワザも、適当に出していてもそこそこ戦えるだけの性能を有する。
      横Bとダッシュ攻撃で「まっすぐいってぶん殴る」という極めてシンプルな戦法でも撃墜を楽しめることだろう。
  • 空中戦が壊滅的に弱いという致命的な弱点があるが…。
    • 復帰阻止に行く必要がない。積極的に復帰阻止をやりあうようなレベルの対戦でなければ、地上戦に集中して圧倒できる。
    • 復帰力も絶望的に低いうえ体重も平均以下で非常に短命だが、飛ばされたらある種潔く諦められる。
  • あまりに極端な個性でリトルマックにしかない長所・欠点が多く、技術の使いまわしが利きにくくいという難点がある。
    後にファイターを変更する予定があるプレイヤーは要注意。この先もリトルマックを使い続けるつもりでも、上達すればするほどどうしようもない場面が増えてくることになる。

クラウド

強力な必殺ワザでお手軽に勝ちたい人、主に地上戦重視で上達したい人にお勧め。

  • リーチ・判定に秀でる剣士系であり、かつ高めの機動力・飛び道具・優秀なシールドキャンセルといった一通りの強い要素が揃った万能型ファイター。
  • 初心者は連発されるだけで反撃困難なガーキャン上B、連打するだけでお手軽高威力の横BなどB技の性能が高いので雑に戦っても強い。
  • 比較的分かりやすい挙動の飛び道具を持ち、遠距離戦にも応戦しやすい。
  • リミットゲージの存在から一見難しそうな印象を受けそうだが、実際は溜めたいときに下Bを押せばいいだけなので操作自体は簡単。攻撃したり受けたときも自動で溜まるのでリミットの管理面でもあまり気にしすぎる必要はない。
  • スマッシュの撃墜力も高いが、そのほかにリミットブレイクしてNBor横Bというわかりやすい撃墜ワザを持つ。DAも扱いやすい撃墜手段のひとつ。
  • リミットブレイク状態でないときの復帰力がとても低いのがネックだが、代わりに地上戦に集中して練習ができる。
  • ある程度操作に慣れれば、空中で凶斬りや空後で撃墜などといった復帰阻止や、空上や上スマなどでの着地狩りに関する能力も高められるため、将来的にも上を目指していきやすい。

勇者

一定のレベルまで楽に勝ちたい人や、高い逆転力とド派手な技で主人公のような戦いがしたい人にお勧め。

  • 上級者相手に安定して勝つ,キャラのポテンシャルを最大限まで引き出すのは難しいが、初心者~中級者層では比較的楽に勝利することができる。
    • 単発火力が重量級に匹敵するため、撃墜に困ることは中々無い。
    • 一部を除いて大体の技が使いやすく強力。乱闘に強く、一発で戦況を覆せる。
    • 剣士キャラのため比較的リーチ,判定に優れ、盾と反射魔法のマホカンタがあるため飛び道具に対しても強い。
  • コマンド選択や多彩且つ強力な飛び道具の数々を持つため、「待ち」の能力が全キャラ中トップクラスに高い。
  • ただし他のキャラに無い「コマンド選択」や「MPゲージ」などの概念があるため、本格的に使いこなすには深い知識や高い判断力といった他のキャラよりも複雑なスキルを多く必要とする。
    • 運要素はどうしても拭いきれないため、安定して勝利しづらい。
    • 動きがワンパターンになりやすいため対策されるとかなり辛い。
  • 掴みやガードキャンセル行動がかなり弱いのもネック。イメージに反して至近距離戦は苦手。
  • DLCキャラクターであるため、追加購入が必要。

テリー

派手なワザを振り回してイケイケに戦いたい人、難しそうなファイターを使う方がモチベーションが湧いてくるタイプの人にお勧め。

  • かなり難しいイメージを持たれがちな格ゲーキャラの一人だが、実はリュウ、ケン、カズヤに比べて親切設計なワザが多く、動かすだけなら簡単な部類のファイター。
  • 単発火力とリーチが優れておりコンボへの重要度が低め。さらに強攻撃の強弱の区別もなく、やや複雑な昇龍コマンドへの依存度がより少ないのも魅力。
  • 突進ワザが豊富で、特に判定の広いクラックシュートと素早いDAがとても使いやすい。特別優秀ではないながら飛び道具のパワーウェイブを持っているのもポイント。
  • 1on1では自動振り向き機能により相手のいる方向を勝手に向いてくれるため、回避や着地が絡んだ表裏がわかりづらい展開に滅法強い。また、その際に積極的に振っていける弱攻撃も発生が早くリターンも高いため優秀。
  • 難易度が高いとされる理由としてコマンド版必殺ワザと超必殺ワザの存在があるが、少なくとも初心者同士の対戦ならば必要ない。非コマンド版のバーンナックルやパワーダンク、各種スマッシュ、DAで十分に撃墜できる。
    • 慣れてきたら追々それらのコマンドワザや必殺ワザキャンセルを駆使したコンボも練習していく事で、更なる火力アップが見込める。
  • 生身の人間の割にかなりの重量(10位タイ)であり、復帰をミスさえしなければ粘り強く戦える。
    • クラックシュートの暴発による自滅にはくれぐれも注意。相手に背を向けた状態でガケ外にふっとばされたときは、まずはしばらくキーを後ろに倒してからボタンを押すことを意識したい。難しい場合はガケ下から上Bで戻るのも手。
  • 乱闘の適性が高いのも強み。
  • ただし格ゲーキャラ特有の特殊システムの数々から、基礎的な技術を身につけるという観点からすると難があるかもしれない。
  • DLCであるため、別途購入する必要があるのも難点と言えば難点。特にゲーム商品の購買に保護者の許可が要る低年齢層ユーザーからすれば致命的な理由にもなり得る。

ホムラ

パワーとリーチで圧倒したい人、攻めだけでなく待ちも優秀なファイターを使いたいという人にお勧め

  • 単発火力がかなり高く、ダメージ稼ぎや撃墜に困ることが少ない。
  • 剣持ちなのでワザのリーチが長く、攻撃を当てやすい。
    • カス当たりもほとんど存在しないので、ワザの相殺判定でも有利になりやすい。
  • パワーファイターとしては珍しく優秀な飛び道具(横B)を持つ。判定が強い上に持続も長いので待ちやガケ攻めなど、あらゆる用途で使える。
  • 空中ワザが威力とリーチに加えて着地隙も少ない。立ち回りでこれらを押し付ける戦法もローリスクで強力。
  • シールドキャンセルで使えるワザ(上スマッシュと上B)を持っており、撃墜も可能。
  • 比較的ふっとびにくく、持久戦になっても強い。
  • 下Bでスピードタイプのヒカリにチェンジすることも可能。併用して使い分けることで上級者との戦いでもさらに強くなれるため、将来的にも使い続けられやすい。
  • DLCであるため、別途購入する必要がある点には注意。
  • 復帰力も弱く(特に横方向)、あまりにステージから遠くまで飛ばされると厳しくなる。

カズヤ

粘り強さと早期決着、どちらも求める欲張りな人に。

  • 全ファイターでも上位の重さと、それに似つかわしくない復帰性能を持つため粘り強い。
  • コンボキャラだが、単発がとにかく高くワザの判定も強いのでコンボが出来ずともある程度までは戦える。
  • レイジドライブや横スマッシュ、下Bの道連れで一発逆転も狙える。粘り強さと相性がいい。
  • 弱攻撃(10連コンボ)も、ずらしが上手くない初心者帯では高火力ワザに化ける。
  • 単発だけでもある程度までは戦えるが、コンボや最風を覚えればハイレベルな戦いにもついていくことが出来る。
    • 投げ撃墜やDA撃墜、ガーキャンからの撃墜択も一応完備。
  • 「だれかと」で人気な終点との相性が抜群なのも強み。
  • DLC購入と操作の難しさがネック。
    • 特に最風のコマンドを筆頭に挙動や操作周りは意図的に難しくされており、上達への敷居がかなり高い。
    • ただし、操作さえ練習して慣れてしまえば、圧倒的な破壊力から「読み合い」の部分は他ファイターよりも楽できる部類である。
  • 特殊なファイター故、他ファイターへの乗り換え、他ファイターからの乗り換えにはかなり苦労する。

基礎の基礎からみっちり猛特訓したい人

リンク

現段階でも勝ちながら上達したい、上達した後にも同じファイターを使い続けたいといった人にお勧め。

  • ゲームを始めた直後から使える。
  • パワーとリーチ・優秀な飛び道具を兼ね備えており、オンライン適正が高い。
    • 単発での撃墜力が高い。シールドキャンセルからも上スマッシュ・上必殺ワザで撃墜しやすい。
  • パワーキャラではあるが立ち回りも悪くないため、将来的にも使い続けやすい。
    • 通常空中攻撃、前空中攻撃、ブーメランという明確に強いワザを持っており、何を振ればよいかがわかりやすい。
  • 体重が比較的重めで粘り強く戦える。
  • バクダンを使わない上必殺ワザによる復帰自体は素直。
  • バクダン絡みのコンボやテクニックは初心者とは無縁だが、ある程度上達した後も工夫の余地を明確に認識出来る点が魅力。
    • 慣れない内はとりあえずバクダンを投げ、相手がバクダンに近づいた所で起爆するという動きをするとよい。
    • 上投げ・下投げで罠のように仕掛けてもよい。時間経過による爆発にさえ気をつければ、ただ放置しておくだけでも相手にプレッシャーを与えたり行動を制限できる、強い使い方になる。

ピットブラックピット

スマブラを始めたばかりの人、スマブラの基礎を学びたい人、復帰阻止に挑戦してみたい人にお勧め。

  • マリオ並になんでもできる上に、覚えることも少なく、操作のハードルがとにかく低い。
    • 弓で牽制しつつスキを見て攻撃する、弓で空中ジャンプをつぶす、盾で復帰阻止をしに来た相手や復帰中の相手を押し返す、スーパーアーマーでごり押しなど、突出している部分はないものの、選択肢はとにかく多い。
  • 持続やリーチに優れるワザが多く、スマッシュ攻撃も発生が早いため全体的に当てやすい。中でも横スマッシュ攻撃は全ファイター中最速タイ。
  • ダッシュ攻撃や前投げで撃墜が可能なのもひそかな長所。
  • 飛び道具を持ち、近づかないと何もできないという状況になりにくい。
  • 多めの空中ジャンプに加え長距離移動の上Bを持ち、復帰力に関しても盤石。動きも早すぎないので操作のおぼつかない初心者でも動かしやすく、落下死の心配がない。
    • これにより復帰阻止の難易度も最低クラス。相手を飛ばしたらガケの外へ追いかける、という経験を安全に積むことができる。
  • アーマー+反射状態で移動しながらアッパーを放つ横Bを持っており、ある意味ではスマッシュよりも当てやすい撃墜ワザになる。初心者レベルの対戦では連発されるだけで厄介な性能。
  • 差別化点は少なめだが、NBと横Bの横方向にふっとばす性質がシンプルかつ強力なため、ブラックピットはより初心者に向く。
    • ピットはライン制圧力が明らかに低く、逆転可能な要素もないので、初心者向けとしては明確に劣るフシがある。

インクリング

スマブラというゲームに習熟して脱初心者を目指したい人にお勧め。

  • 隠しキャラだが、勝ちあがり乱闘をサムスでクリアするだけで挑戦者として現れ、解放チャンスがやってくる。大乱闘のみでも5体目の挑戦者として現れる。
  • スマブラの基礎を身に着けるのに適した要素を凝縮したようなキャラの一人。
  • 地上のステップ・ダッシュが速く、距離を詰めるも離すも自由自在。
  • 地上の移動速度に反して空中では落下速度が控え目。そのため、復帰のときに慌てにくいのと同時に復帰阻止の練習がやりやすい。
  • 上Bの復帰力が高い。平均程度の体重とあわせてそれなりに長生きできる。長めの復帰距離は、復帰阻止の練習にも役立つ。
  • コンボを覚えなくても弱攻撃だけでかなりのダメージを与えられる。
  • スマッシュの性能がさほど高くないため、慣れないうちは撃墜難に陥りやすい。
    • 代わりに横Bという強力な埋めワザを持つため、慣れさえすれば初心者同士の対戦における撃墜力はむしろ高い。スマッシュで追撃できなくても、埋めたらUターンしてもう一度轢いてしまうだけでそこそこ強い。
  • 主に投げを起点とした複数のコンボを持っており、集中的に練習すればすぐに応えて強くなってくれるなど、練習のしがいがある。
  • やや扱いに癖があるが、直接ぶち当てて良し、目の前に転がして良しの万能な飛び道具スプラッシュボムを持つ。初心者帯の対戦なら単純にフルチャージで投げつけるだけで十分強力。
  • 唯一、インク残量という他キャラにない特殊システムを有している点で難しそうに見えるが、実際は減ったら「シールドしながらB長押し」で溜め直すというだけなので特に難しい操作を必要としない。

ジョーカー

一時的に自身の能力を強化して戦いたい、あえて始めから楽な道は歩きたくないという人にお勧め。

  • 通常ワザ・空中ワザはどれもクセがなく動かしやすい。さらにアルセーヌがいる状態だと撃墜力も上がるため、操作に慣れていないうちでも相手にプレッシャーを与えやすい。
  • 一方、必殺ワザにはどれもアルセーヌがいるか否かで性能も変わってくるため、きちんと出しどころを把握する必要があるが、慣れれば遠距離からでもジワジワとダメージを与える優秀なダメージパーツとなってくれる。
  • 通常はワイヤーで復帰するが、アルセーヌがいる状態だと飛翔して復帰する。この2つの復帰距離が優秀で、対ジョーカーに慣れていない相手には復帰阻止されづらい。
  • 復帰阻止はもちろんのこと、撃墜拒否や展開維持を学べる機会が多くなる。
  • 初心者がよく使用してくるサムスをはじめとする弾幕系のファイターにも、下Bの反逆ガード/マカラカーンといううってつけの手札があるのも高得点。
  • 本作において屈指の使用人口を誇るファイターとなっているため相手に警戒されやすい部分もあるが、その分キャラごとの対策について深堀りがしやすい。立ち回りに関する自由度も高いため、自らの手で戦術を開拓できるので、将来的にも上を目指していきやすい。
  • DLCであるため、別途購入する必要がある点には注意。

ベレト/ベレス

アクションゲーム全般の基本を鍛えたい、攻撃を当てるのが苦手、コンボや技の機能を覚えるのが苦手な人にオススメ

  • 間合いの管理や敵の動きをきちんと見るといったアクションゲーム全般の基本要素のウエイトが大きいため、アクションゲーには慣れている人はそのノウハウを活かしやすい。加えて、復帰や崖際の攻防といったスマブラの独自要素への依存度が相対的に低く、復帰自体も簡単
  • 移動が遅いうえ、技の単発火力と攻撃範囲に優れるため、、コンボを覚えなくても撃墜可能で、素早い操作が苦手でも使いやすい。さらに、技の間合いと機能が方向入力ごとに統一されているため覚えやすく、技選択も迷いにくい
  • 振っていれば攻撃が当たり、1発の火力も高いため、操作のおぼつかない初心者でも乱闘でわちゃわちゃしてる中に参入しやすい。友達同士のプレイで浮きにくい
  • 練習を通じてアクションゲームの基本である「自分が得意で相手が苦手な間合いを保ち、隙を見て叩く」ことに習熟できる。相手の動きを見る習慣や、移動の攻防の精度を高めるにも打ってつけ
  • ある程度操作に慣れると、序盤でよく行いがちの、上投げ→上B→横Bや、下強→空N→空前などを始めとした、コンボを駆使した高火力稼ぎにも期待できる。
  • 接近手段が少ないため、弾幕キャラに一方的に殴られやすい、小さいキャラ全般に追いつくのが難しいといった、慣れないと苦手な相手がそれなりにいる
  • DLCであるため別途購入が必要。友達のソフトで遊ぶようなシチュエーションだと買ってない場合も間々ある

ヒカリ

あえて素早いファイターを選んで立ち回りの基本を覚えたい、将来のことも見据えてモチベーションを上げ続けたい人にお勧め。

  • スピードがかなり速いファイターだが、挙動はいたって分かりやすいものが多く、カス当たりが存在しないため近距離でも十分戦いやすい。
  • 簡単なコンボから難しいコンボまで幅広く備えているが、一度浮かせば簡単なコンボでも30%以上稼げるものがあるため、扱いづらいとされているスピードタイプの中でも特にとっつきやすいと言える。
  • 撃墜択が少ないとされているが、横スマとNBも十分撃墜に活用できる。
  • ダメージ稼ぎにはコンボのほかにも横Bが強力。攻撃判定が非常に広く持続も長いので、かなり当てやすい。
  • 上Bもシールドキャンセル行動に使えるだけでなく、コンボの締めや復帰阻止などと、幅広い用途を持つ。
  • スピードキャラの割にはふっとびにくく、持久戦になっても強い性能をしている。
  • 使いどころが難しいが、回避の無敵発生前に攻撃を受けると発動する因果律予測による回避から、コンボや撃墜の起点を作ることも可能。
  • 下Bでいつでもホムラに交代できるため、単体で挑むよりも撃墜が安定しやすい。この点から2人を同時に使いこなす目途が立っているのであれば、多くの相手に立ち向かえる。
  • ホムラと同じくDLCであるため、別途購入する必要がある点には注意。
  • 復帰もホムラより弱く、ステージの横に飛ばされたときは厳しくなる。

遠距離から安全に戦いたい人

サムスダークサムス

落ち着いて戦いたい、じっくり考えて自分のペースで戦いたい人にお勧め。

  • サムスはゲームを始めた直後から使える(ダークサムスは隠しキャラ)。
  • 飛び道具が豊富なため、至近距離の読み合いや目まぐるしい攻防が少なく済みやすい。
  • 落下速度が遅いため、復帰の際に慌てにくいと同時に復帰阻止の練習もしやすい。
  • 体重があり粘り強く戦える。
  • 上B以外の復帰ワザ(下B、ワイヤー)を持ち、復帰ルートを増やす練習ができる。
  • 横Bミサイルを飛び越えた相手を空前で迎撃する、という簡単かつ強力なムーブで読み合いの基礎を学べる。
  • 優秀なシールドキャンセル行動(上B)を持ち、シールドキャンセルの練習ができる。
  • 飛び道具以外にもダッシュ攻撃、上投げで撃墜が出来る。
    • 上記のシールドキャンセルワザの存在もあり、近距離戦においても十分戦える性能をしている。
  • 性能差はあまりないので基本的には見た目が気に入った方を使えばよいが、ダークサムスは他ファイターには見られない独自の挙動をもつファイターなので人によっては操作に違和感を覚えるかもしれない。
    • 明確に意図をもって選択したい場合は、接近戦多めならサムス、距離をとって戦いたいならダークサムスを選択しておけば間違いない。

ゼルダ

遠距離からパワーで圧倒したい人にお勧め。

  • 隠しキャラだが、使えるようになるまでが非常に早い。大乱闘を数回やれば挑戦者として解放チャンスがやってくる。(ネスに次ぐ2番目)
  • 強力な飛び道具を2種類持っており、遠距離からの迎撃や牽制が得意。
  • ワザの単発火力が高いことに加え、撃墜手段が多い。必殺ワザ、スマッシュ、空中攻撃、横強、DA、投げのどれでも撃墜を狙える。
    • こうした理由により、遠距離戦を主体としたファイターでありながらも接近戦もそれなりにこなせる。
  • 機動力が控えめで自身のスピードに振り回されにくい。また、落下速度も遅いので復帰の場面でも慌てにくい。
  • 復帰力がとても高い。復帰ワザのフロルの風(上B)はテレポート系なので復帰阻止を受けにくいほか、攻撃判定があるのでガケ外から復帰をしつつ相手を奇襲することも可能。威力も高く、相手のダメージ量次第ではそのまま撃墜できることも。
    • 上級者以上の対戦ではあまりおすすめできないが、逆に初心者はこれに反応しにくい場合が多く、狙ってみる価値は十分にある。
  • ネールの愛(NB)は飛び道具を反射できるほかに全方位に攻撃判定がついており、近づいてきた相手にもダメージを与えながら拒否できる。発生が速く、単純にぶっ放すだけでも強い。
  • やや癖はあるが、移動距離や軌道を変えられるディンの炎(横B)により、自分からガケ外に行かなくても復帰阻止できる。
  • 下Bのファントムも強力。初心者にはただ出すだけでもプレッシャーを与えたり行動に制限をかけやすく、こちらの動きを有利に進められやすい。
  • 横スマッシュ攻撃はスマッシュ攻撃としては後隙が非常に少なく、ローリスクで出しやすい。
    • 撃墜力も十分にあり、発生も悪くない。
  • 戦い方が分かりやすい。とりあえずファントム(下B)を溜めて、相手が向かって来たら迎撃、ガードならつかみ、引いたらもう一度ファントム、というパターンである程度までは勝てる。
  • シールドキャンセルワザは、癖はあるが当たれば強力なものが揃う。クリーンヒットが強力な空前空後、遅いが通れば簡単にコンボが繋がるつかみ、試合中盤から撃墜が狙える上B等。
  • 体重が軽い点は注意。重量級には相性で有利を取りやすいものの、一撃をもらうとそれだけで撃墜される可能性が一気に高まる。

Mii 射撃タイプ

落ち着いて自分のペースで戦いたい、もしくはお気に入りのMiiで戦いたいといった人にお勧め。

  • ゲームを始めた直後から使える(Miiファイターを作成する必要はある)。
  • 飛び道具が豊富なため、至近距離の読み合いや目まぐるしい攻防が少なく済みやすい。
  • 選択するワザ次第でガードキャンセルや復帰を強化したり、サムスにはない反射や吸収も利用できる。
  • 飛び道具キャラとしては打撃ワザの単発の威力も申し分ない。
  • 体重もリンクやヨッシーなどと同じと重い部類で、粘り強く戦える。
  • カスタマイズ内容はプレイヤーの好みで決めてOK。
    • 扱いやすさを優先して考えると、通常必殺ワザは「ガンナーチャージ」、横必殺ワザは「フレイムピラー」か「ミサイル」、
      下必殺ワザは「グラウンドボム」がおすすめ。
      各必殺ワザ選択のおすすめ度

      「どうしてもカスタマイズが決められない!」という人向け。

      • 通常必殺ワザ……ガンナーチャージ≒グレネードランチャー>ラピッドショット
        • ラピッドショットは撃墜面で難を抱えてしまうため、難易度が高め。
        • ガンナーチャージとグレネードランチャーはお好みで。オーソドックスな弾キャラを使いたいなら前者、操作面・手数やわからん殺しで楽をしたいなら後者。
      • 横必殺ワザ……ミサイル≧フレイムピラー>ステルスボム
        • ミサイルは威力が低いが、比較的素直な飛び道具。フレイムピラーはハイリスクだが撃墜に繋げられる設置技。
        • ステルスボムは扱いが難しい上に対策されると当てるのが難しい飛び道具なので、お勧め度は低くなる。
      • 上必殺ワザ……アームロケット≧ボトムシュート>キャノンジャンプキック
        • キャノンジャンプキックはガーキャン撃墜+最速メテオと攻撃面では魅力的だが、とにかく復帰距離の大幅低下というデメリットが上回ってしまい、扱いが難しい。
        • 基本はアームロケット、アームロケットの操作が難しいならボトムシュートを選ぶとよい。
      • 下必殺ワザ……グラウンドボム≧リフレクター>アブソーバー
        • 飛び道具を持たない相手にも使えるグラウンドボムが最もおすすめ出来るワザになる。
        • ボムの自爆が嫌なら次に汎用性の高いリフレクターで。

ミェンミェン

長いリーチと手数で圧倒したい人にお勧め。

  • 両腕のアームによる攻撃判定の壁が強力。スマブラや遠距離ファイターに慣れていない相手は一方的に攻撃できる。
  • 距離を取りつつ攻撃判定の壁を作るという目的が単純明快のため、何をすればいいのか分かりやすい。
  • 両腕の連続攻撃によりシールドや回避・カウンターに強い。
  • ライン管理が重要なファイターのため、ラインを押し込んでペースを掴むというスマブラの基本行動を覚えやすい。
  • 両腕によるコンボ火力が高め。
  • 覚える必要性の高い技が主力の横強横スマと近距離用の暴れ技ぐらいと少なめ。
  • 横空中攻撃が横強横スマの挙動とほぼ同じため、空中と地上どちらでも近い感覚で立ち回れる。
  • ダッシュつかみのリーチが全キャラ最長で、更に投げからドラゴンレーザーで低%即死も狙え強力。
  • 長いアームで地上から復帰阻止が出来るため、復帰阻止後に自分も帰れなくなるミスが起こりにくい。
  • 復帰阻止に対して横空中攻撃で最低限対抗できる。
  • そこそこ体重があり、粘り強い。
  • ワイヤー復帰のため復帰方向を間違えにくい。

セフィロス

中~遠距離の間合いから圧力をかけ続けたい、相手の性能に干渉することなく、常に自分のペースだけで戦いたい人にお勧め。

  • 武器判定としては最長のリーチ。加えて数多くいる長リーチのファイターの中でも高めの機動力を持っている。一見するととっつきにくいイメージがあるかもしれないが、上記の理由から動かすだけにはそれほど苦労しない。
  • 最初のうちは崖に向かってNBを溜めて飛ばすだけでも十分な復帰阻止となり、復帰・着地してくる相手にかなりのプレッシャーを与えやすい。
  • クセこそ強いが、横Bによる追撃も強力。一定の時間後に自動的にダメージを与えるので、対策を知らない相手には厄介な必殺技となるだろう。
  • 下Bは攻撃を受けなくても自動的に攻撃を出せる技となっているので、カウンター系の技の中でも比較的振りやすい。勿論、攻撃判定のある復帰技にも刺さりやすい。
  • 万が一近寄られても弱攻撃や空N、下強などと、最低限の迎撃手段はある。
  • 自分が不利な状況に陥ると片翼が出現し、様々な恩恵を得られる。特に一番大きいのは更なる機動力と、攻撃力の増加。
  • 片翼が生えている状態だと、ジャンプできる回数が3回にまで増える。加えて全方位を選びながら復帰できる上Bも持つ。長押しすることで、崖で待ち構えている相手を妨害できる「八刀一閃」に切り替えることもできるため、そもそも復帰阻止されにくい。
  • 刀を使った技は斬撃系は中間、刺突系は先端を当てないと撃墜が難しいという欠点があるが、多くの初心者の頭を悩ませているガノンドロフデデデなどの低い機動力を持つファイター相手には、そもそも相手を近寄らせないコンセプトを活かして強気に出せるのも高得点。
  • 体重の軽さがネック。特に重量級や強力な撃墜技を持つファイターを相手にするときは無理のない範囲で立ち回ること。
  • のちに立ち回りでも重要な要素となる復帰阻止や展開維持、撃墜拒否を早い段階から学べる。特に撃墜拒否は、体重の軽さや片翼の存在から、他のファイターと比べてもかなり学べる機会が多い。また、これらの特徴を備えていることから、後述する「粘り強く戦いたい人」が使いやすいファイターたちとは違った意味で辛抱強く戦うこともできる。
  • DLCファイターの一人でもあるため、やはり別途購入しなければならないのも課題か。

粘り強く戦いたい人

ヨッシー

気持ちよく空中を飛び回りながら戦いたい人、トリッキーなファイターに興味がある人にお勧め。

  • ゲームを始めた直後から使える。
  • 空中ジャンプが非常に高性能。長い移動距離に加えアーマーも付いているので、初心者にとって鬼門となる復帰がジャンプ1回だけで簡単にできる。
  • 空中での移動速度が全ファイター中1位なので、空中でとてもスムーズに動くことができる。
  • 通常攻撃に癖が少なく扱いやすいものが揃っている。
  • 空Nが暴れやシールドキャンセルワザとして使いやすい。
  • 全体的にパワフルで、撃墜に困りにくい。
  • シールドが優遇されていて、シールド漏れを一切起こさない。ガードの信頼度が高く「相手の攻撃はしっかりガード」の練習になる。
  • 体重もリンクと同じと重い部類で、粘り強く戦える。
  • 注意点として、ヨッシーにしかない独自要素が他ファイター以上に多いため技術につぶしが利きにくいという難点がある。この先もヨッシーを使い続けるつもりなら問題ないが、後にファイターを変更する予定があるプレイヤーは要検討。

カービィ

自滅を無くしたい人、スマブラの基本を学びたい人におすすめ。

  • ゲームを始めた直後から使える。特にアドベンチャーでは最初に使える唯一のファイター。
  • 落下がゆっくりで、空中ジャンプの回数も多いため初心者でも自滅しにくい。
  • 各種Aボタンワザは癖が少なく、直感的に戦える。
  • 強力なスマッシュを始め、撃墜手段が豊富。
  • ロマンワザ(横B最大溜め)も兼ね備えているため、それで撃墜したときの爽快感がある。
  • 立ち回りが基本に忠実であり、その分スマブラ力を鍛えやすい。
    • ただしかなり軽くふっとばされやすいため、重量級と戦うのは多少怖くなる欠点もある。
    • 全体的にリーチや空中の素早さに欠けるため、上達すればするほどそれらが足かせになりがち。

Mr.ゲーム&ウォッチ

俗にいう「待ちキャラ」が好きな人、さまざまなワザで相手を翻弄したい人におすすめ。

  • 移動が地上、空中を問わず機敏でストレスフリー。かといって速過ぎるわけではなく初心者にも動かしやすい。
  • ワザに高性能なものが揃っており、かつ役割がハッキリしているため扱いやすい。
  • ガードキャンセル上Bが最も優秀。上必殺ワザ「ファイア」はスマブラ史上最速のガードから3F発生であり、復帰ワザとしても非常に優秀。
    • これにより相手の差し込みをガードしてつかみに頼らずに反撃する、という『スマブラSP』の強行動を学ぶことができ、他キャラにも流用しやすい。
    • 復帰阻止も全キャラ中トップクラスに強く、相手をガケから出して復帰阻止という流れを学習しやすい。上Bを空中で直接当てても横に飛ばすことがある。
  • コンボ火力が非常に高く、投げからの簡単なコンボでコンスタントにダメージを稼げる。
  • 横必殺ワザ「ジャッジ」や相手を埋める下スマッシュなど一発逆転できるワザを持つ。
  • 反射・吸収両対応な下必殺ワザ「オイルパニック」を持ち、相手に飛び道具の使用を制限させ接近を強要できる。
  • 注意点としては、待ちに特化した基本性能、ガーキャン行動や高いコンボ火力、通常必殺ワザ「シェフ」によるガケハメ、一発逆転要素など相手に嫌われがちな要素が満載なため、友人と遊ぶときは相手の了承を得て使った方が良い。
  • また体重は非常に軽いため、ガーキャン待ち戦法を徹底できないと勝ちきれない繊細な一面もある。乱戦にもやや不向き。

アイク

ガンガンふっとばす爽快感を楽しみたい人、コンボの大切さを学びたい人にお勧め。

  • 強攻撃、空中攻撃、スマッシュ、各必殺ワザなどあらゆる攻撃で長剣を振るうため、リーチ・攻撃範囲・パワーに優れる。
  • パワータイプでありながら弱攻撃は扱いやすいジャブ系なので近距離戦の暴れが簡単。
  • 横Bによる突進はパワータイプらしからぬ機動力も与えてくれる。DAも見た目通りのわかりやすい強さで、ズバズバと気持ちよい音を立てて相手をふっとばせる。
  • 上Bの天空がかなりの高性能。アーマー付きで強引に繰り出せる上にシールドキャンセルとしても使いやすい。それに加えて斜め上へのふっとばし力も高く、あわよくばこれで撃墜が可能。
  • 復帰阻止に弱いキャラだが、復帰阻止を受けにくい初心者どうしの対戦では欠点が目立たない。復帰阻止さえ受けなければ、その体重と復帰距離でかなり長生きする。
  • 空Nという明確な主力ワザを持ち、「強みを押し付ける」という行動をどのキャラよりも分かりやすく学べる。
    • また、このワザは「ヒット確認からコンボを繋ぐ」という行動の学習にも最適。降りながら空Nをヒットさせれば、もう一度ジャンプから空上・空前・空後で追撃がしやすい。

デデデ

じっくり戦いながら自分のペースを維持して相手を封殺したい人にお勧め。

  • 空中ジャンプの回数が多く、復帰ワザも縦方向のみだが移動距離が長めで復帰力が高く、かつ簡単。上Bは落下に攻撃判定があり、ガケをつかむのに不慣れな初心者も比較的安全にステージ上に着地することができる。
    • 体重もトップクラスなので、復帰力とあわせた生存力は非常に高い。
  • スピードはないがリーチとパワーがあり、敵をふっとばすというゲーム性に順応しやすい。
    • スピードのなさは逆に操作が忙しくなりにくいという利点でもある。
  • 横Bのゴルドーも初心者には非常に対処が難しいワザであり、しかも食らえばそこそこ飛ぶためターンを維持する楽しさを味わえる。
  • 地上の弾き横A(ダッシュ攻撃と横スマッシュ)のスキが非常に大きいことには注意。不安ならCスティックに強攻撃をセットしよう。

ロボット

扱いやすさと伸びしろを兼ね備えたキャラで上達を実感したい人にお勧め。

  • 横Bは前後に攻撃可能、左右移動可能、飛び道具を反射可能、多段ヒットでガードや回避に強い、そしてある程度の撃墜力を持つ、と初心者どうしの対戦では猛威を振るう性能。レベルによってはこれを連打しているだけでハメ同然の状態に。
  • やや複雑な仕様だが2つの飛び道具を持つ。下必殺ワザのものを使いこなせば、アイテムありでも応用可能。
  • 復帰ワザも他キャラと比べて特殊だが、上Bを押したぶんだけ浮遊するという挙動は分かりやすく、復帰距離も十分あり初心者が使う復帰ワザとしては扱いやすい。復帰ルートを工夫するという操作も学びやすい。
    • この高性能な復帰ワザを持つため、復帰阻止の難易度も圧倒的に低く練習に最適。
  • 平均以上の体重を持ち、復帰力とあわせた生存力も高い。
  • 下強、上強は連打するだけで連続ヒットし、下投げで相手を埋められるなど簡単なコンボが多い。
  • このように初心者に扱いやすいワザを多く持ちながら、使い方の工夫によってどんどん開拓を進められるキャラでもあり使い込めばそれに応えてくれる成長性も持つ。

リドリー

パワーとスピードで勝ちながら上達したい人にお勧め。

  • 単発の攻撃力が高い。
  • リーチが長く、スピードも高いため攻撃を当てやすい。
  • コンボの難易度が低い。
  • やや癖はあるものの、飛び道具のリドリーブレス(NB)を持つため離れていても攻撃できる。
    • 相手がブレスを避けた(ガードした)ところを狙って追撃という動きは単純ながら強力。
  • 横Bによって相手のシールドに対処しやすい。ダメージが溜まっていれば撃墜も可能。
  • 上Bの移動距離が長く、事前に2回の空中ジャンプと横Bで距離を稼ぐことができるので復帰距離が長い。体重も重い方なので長生きできる。
  • NBによりステージ上から安全に復帰阻止できる。また、復帰距離が長いため、普通に阻止に行っても自滅はしにくい。
  • 必殺ワザには癖があるが、通常ワザは癖がなく使いやすい。
  • 先端当てで真価を発揮するワザが多いのがネックだが、スマッシュやDA、横Bといったメイン撃墜ワザには関係ない。後の上達ポイントにもなる。

キングクルール

要塞のようにどっしりと構えて飛び道具で戦いたい人、速さよりは攻撃力と耐久力を両方兼ね備えたキャラを使いたい人にお勧め。

  • トップクラスの重量と、それに似つかわしくない復帰距離を持つためとにかく粘り強い。
  • 復帰ワザに攻撃判定があり、しかもそれがやや背後寄りだが頭部をカバーしているため上からの復帰阻止(特にメテオ)を比較的受けにくい。
  • アーマーによる攻撃と長い復帰距離により、復帰阻止を練習しやすい。
  • 重量級のキャラでありながら複数の飛び道具を持ち、自分のペースを維持して戦いやすい。
  • 落下は速いが復帰ワザの距離が長いので自滅は起こりにくい。
  • 複数の攻撃で腹部にアーマーを持ち、多少読み負けたりワザが出遅れたりしても強引に打ち勝つことができる。
  • 各種撃墜ワザは生当てが難しい代わりに下投げで埋めてから撃墜ワザを叩き込めるため、そこに気づければ撃墜に困りにくい。

ソラ

気持ちよく空中を飛び回りながら戦いたい人、トリッキーなファイターに興味がある人にお勧め。

  • 挙動がゆったりで見失いにくい。それでいて地上・空中ともに適度に動かしやすい。
  • 弱攻撃、横強攻撃、通常空中攻撃、前空中攻撃と、連続入力ワザが多い。これらは判定持続も総じて長めで、近接攻撃に慣れなくても連打して押し付けに行ける。
  • 上必殺ワザ→横必殺ワザと続けて出すことで、かなり遠くの位置で空中ジャンプを潰されても戻れる。ただし、すぐに入力しないとそのまま落下してしまうのには注意。
  • 軽くふっとばされやすいため、重量級は多少怖い欠点もある。
  • 『スマブラSP』ファイターパス Vol. 2に登場する、シリーズ最後の参戦キャラ。DLC購入という点はやはりネックになる。

おわりに

繰り返すが、これらはあくまでキャラ選びに困った人向けの参考記事に過ぎない。

これらのファイターを使わないと勝てない・上達できないというわけではない。
これらのファイターを使えないからダメというわけでもない。

使っていて楽しいこと、動かしていて手に馴染むことはモチベーションを保つ意味で非常に重要だ。
いくらお勧めされたファイターだと言っても、それを選んだ事が理由でスマブラを楽しめないようでは本末転倒である。

多すぎるファイター選択画面を見ただけで尻込みして迷ってしまう人、友達と集まって遊ぶにあたり気持ちよく勝ちたい人、スマブラをやりこみ上を目指して強くなりたい人……、
そういった人達が、このページを参考に自分好みのファイターを発見することができれば幸いである。

コメント


*1 パックンフラワーもDLCだが、ソフト発売からしばらくの間は早期購入特典として無料で入手する事ができたためやや特殊な立ち位置である。
z