ファイター/ルキナ/攻略

Last-modified: 2024-03-27 (水) 23:44:05

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目次

立ち回り

1on1

実は1on1ではルキナは立ち回り・ニュートラルゲームにおいてそこまで強いファイターではない。
剣による近距離での応戦力と地上における高めの機動力を併せ持ってはいるが、飛び道具を持たず咄嗟に差し込めるワザも持たない関係で攻めの起点を作る事が他のファイターと比較するとやや難しくなっている。
その分、相手を浮かせたりガケ外まで追いやったりしてからは剣の固い判定・ワザの回転率と機動力をフル活用した着地狩り・復帰阻止が火を吹く。
一度攻めの展開に移ってからの火力・ターン継続力はルキナの大きな強みであり重要な勝ち筋なので、しっかりと練習しておこう。

ルキナが得意とするのは下強が届く間合いである。
下強は発生・後隙ともに優れ、ガードされてもリスクがなく、相手の蓄積ダメージによってはダウン展開を作れると非常に優秀なワザとなっている。
これを嫌がって距離を取る相手は歩きやダッシュで追いかけ、ジャンプして上から攻めてくる相手は横強・上強・空前・空上などで迎撃しよう。

ルキナはマルスと並び全ファイター中最速の歩行速度を持つので、これを最大限活かして間合いを作っていきたい。
歩き中はいつでも地上ワザやシールドを繰り出せるので、ステップなどで移動するよりリスクが小さい。

乱闘

ストック制乱闘への適性は やや低めといったところ。
やはり飛び道具がないのが痛手。
相手を倒したら勝ちではなく「相手に倒されなかったら勝ち」のルールなので、勝ちに行くなら「何もしない」しかできなくなりやすい。
ただ、リーチとスキの少なさを両立したファイターなので防戦はかなり強い。
寒い試合になろうとも1on1になるまで空Nで壁を作ったり弱で追い払うなどして守りに徹していれば勝機が見えてくる。

タイム制乱闘の適性は平凡。
重量級のようなパワーがないので一見それほど有利には見えないかも知れないが、そもそも複数人が入り乱れる混戦においては体の大きいパワースマッシュは決める機会に恵まれにくい。
そういった混戦の中でも繰り出しやすい最速の横スマッシュは、撃墜力はそこそこであっても十分に活躍する。
加えて、空N、空後、空上など、高%で浮いた相手にトドメを刺せる空中ワザが豊富なので、辛抱強くチャンスを待てば勝機は見えてくる。
また、カウンターを持っていることも乱闘では1on1より大きな意味を持つ。
相手が複数いれば、構えたカウンターが発動する確率はそのぶんだけ上がる。
特にタイム制ではルキナが高%になると獲物を奪われまいと強力な撃墜ワザを振ってくることが多いので、そこにカウンターを構えてやれば文字通り返り討ちにできる。
場合によっては、カウンターにひっかからなかった別の相手をも巻き込んで一石二鳥になるケースもある。
とはいえ、ルキナ自身は軽いので、乱戦に突っ込んで無茶ができるファイターではない。
剣の先端間合いを意識して堅実に立ち回るという基本戦術に変わりはない。

アイテムへの適性は高め。
やはり高い機動力がアイテム争奪に有利なのもさることながら、アイテムを確保したときの有効性が高いことが挙げられる。
射撃アイテムや投擲アイテムを持てば、一時的にではあるが飛び道具と機動力を兼ね備えたファイターが誕生する。
ドルフィンやマベコンの存在により、射撃アイテム保持中に近付かれても応戦しやすいのも利点。
打撃アイテムも半端な撃墜力を補うことができ、加えて1度きりだが飛び道具としても扱うことができる。
打撃アイテムの投擲は復帰阻止において強力なものが多く、ただでさえ強いルキナの復帰阻止をさらに補強してくれる。

チーム戦

1on1ではあまり触れられない欠点だが、ルキナには突進ワザが無い。
そういった視点で見ると、チーム戦では相手を2人まとめて蹴散らす攻撃範囲や不利状況を打破する突破力を持つとは言い難く、基本は1on1のような堅実な立ち回りに落ち着きやすい。
よって相手が2人固まっているような状況で攻め込むのは得策ではないと言えるが、2人まとめて攻め込んで来られた時には下Bのカウンターが有効。相手の手数が増えるぶんだけ1on1より発動しやすい。
特に、味方が倒れて1対2の状況になると相手は圧倒的有利を感じて撃墜ワザをガンガン振ってくることがあり、そうなったらカウンターで2人まとめて撃墜といった逆転を狙える可能性も秘めている。
1on1なら慎重にガケを詰める場面でも数的有利が生まれると復帰阻止が得意でない相手もガケ外まで追ってきたりすることがあるので、カウンターはもちろん、ドルフィンで返り討ちにするなど相手の攻めっ気をうまくいなしていこう。

基本的なワザの構成が乱戦に向かない一方で味方との連携を組む能力に関しては非常に優れている。
程よく浮かせる弱や前後の投げ、多段ヒットで味方が反応しやすいマベコンといった連携の起点から、発生と範囲に優れた各空中攻撃による追撃のどちらも上手にこなせる。

コンボ・連係

  • 下投げ→各種空中攻撃
    相手のベクトル変更を見て空中ワザを選択しよう。
  • 上強→上強
    低%の連携。コンボカウンターは回らないが、1発目を後ろ向き、2発目を振り向き上強とすると繋がる。が実戦では普通に前向き2発で問題ない。
  • 下強→下スマ
    その場受け身、ダウン、内側転がりに刺さる連携。相手キャラによるが80%あたりから下強でダウンするようになる。
    ガケ付近に飛ばした場合は外側転がりでも避けられなくなり、相手の受け身展開を見切れるなら下スマが確定する。
  • 下強→ダッシュ空前
    下強でダウンしない、低~中%始動の連携。着地硬直を叩く。
  • 空下→いろいろ
    中%から狙える高火力コンボ。
    ダメージと当て方によって相手が浮いたり浮かなかったりするが、中%以下なら上強、それ以降なら空上が基本的には安定する。いずれも着地狩りに移行できるので状況も良い。
  • 空N→空N→空N
    低%のコンボ。前ジャンプ空Nに急降下を入れなければならないので見た目よりは難しい。
  • 小ジャンプ空N(2ヒット)→小ジャンプ空前
    OP相殺などを考慮しないならこちらの空N連打よりは簡単。とはいえ空Nは前ジャンプから出さないと距離が離れやすいし、急降下は必要になるのは変わらない。
    0%なら空前の代わりに横強も。
  • 下り空N(1ヒット目)→弱 or 横強 or 上強 or 横スマ or 各種空中攻撃 or 横B or 上B 等
    ワザにもよるが、空N1ヒット目の浮きがほぼ一定なので0~100%以上までほとんどのワザが繋がる。
    横スマなら崖際から80%程からバーストが狙える

撃墜ワザ

  • 空後
  • 横スマ
  • 上B
  • 空下

テクニックや小ネタワザ

  • ガケ下で横B1段目で回避暴発狙い
    上Bと横Bの性能が上手く釣り合いが取れた結果生まれたテクニック。
    ガケ下の上Bでガケメテオを狙うのは強力な撃墜択であり、そのような位置関係になった時点で相手は受け身の用意をしがち。
    これを逆手に取って、横Bの1段目でガケメテオにならない程度に小突いてやると、操作を入れ込んだ相手が空中回避を暴発してそのまま落下してしまうことがある、というもの。
    わかっていれば対処はできるが、特にオンラインだとそれなりに反応速度が求められるので、なかなか厄介。

復帰

基本は上必殺ワザ。まずはこのワザでガケをつかむことを意識しよう。
発生と移動スピードが非常に早く無敵もあるので、届く位置まで来てしまえばほぼ確実にガケをつかむことができる。

しかしルキナの上Bの強さを分かっている相手は上Bを出す前、空中ジャンプを潰す深めの復帰阻止を狙ってくることが多い。
その手前の段階でどう移動するか、復帰阻止してくる相手をどう捌くか、が課題。空中ジャンプの切り方はよく考えよう。

ルキナに限った話ではないが、

  • 反転上Bが安定して出るまで反復練習
  • 空中ジャンプと空中回避は限界まで温存
  • 倒れふっとびになったら、全体動作が短い空中ワザを振って体勢を立て直す
    • 倒れふっとび状態では急降下ができないため、復帰するタイミングを揺さぶりにくくなる
  • 上Bを出すタイミングを毎回散らす

このあたりを意識すると復帰の成功率がぐっと上がるだろう。

上Bのタイミングをずらす手段として、横Bによる滞空が地味に役立つので覚えておこう。
あまりお勧めはしないが、反転上Bが安定しない人は横Bを挟めば振り向けるので利用するのも手。
反転上Bミス対策としては他に、倒れふっとび打ち消しを兼ねて空後を振る手もある。

復帰距離を伸ばすネタとしてNBを溜めて打つと横への推進力が上がるというものがあるが、こちらは無理に狙う必要はない。

キャラ対策

ルキナは特に大きく不利なファイターは存在しない。
が、対策が難しく慣れないうちは一方的にやられてしまいやすいファイターはいるので、そういった相手に絞って解説していきたい。

飛び道具持ち全般

サムスダークサムスこどもリンクデデデむらびとダックハント勇者ミェンミェン

ルキナを使いたてのプレイヤーが特に苦労しやすいのが飛び道具。
何故なら、ルキナは飛び道具はもちろん反射ワザを始めとした飛び道具への対抗手段を持たない。更にDAの発生が遅いなど差し込みの能力は並なので、強引に攻め続けて飛び道具を打たせないといった立ち回りも難しい。
そのため、飛び道具一つ一つを丁寧に捌く必要がある。

もちろん細かな対策はファイター毎にかなり異なるが、大きく分けて飛び道具の撃ち方とその対処法として

  • 相手に当てるために撃つ飛び道具→大抵スキが大きいので、歩きシールドで防ぐ。余裕がある時はジャスガや通常ワザで相殺
  • 画面に置き、動きに制限をかけるために撃つ飛び道具→大抵後隙が小さいが発生が遅かったり予備動作が必要だったりする。出される前に踏み込むか、安全な位置まで逃げる

の2種類があるということを常に意識しよう。

これらの対処法を見せていれば相手は大抵ファイター本体で攻め込む事で対応し返してくる。
そこへすかさず剣の判定を活かして迎撃しよう。

飛び道具ファイターは往々にして復帰阻止耐性が低めな傾向にあり、この点はルキナにとって付け入るスキとなる。
ルキナにとって大きく不利となるファイターが存在しない理由の一つであり、立ち回りでは苦しくても復帰阻止でひっくり返るという事も珍しくない。
逆に言えば復帰阻止の精度が低いと飛び道具ファイターへの勝率の安定は望めないということでもある。各ファイターの復帰ルートは把握しておきたい。

近接超火力コンボ持ち全般

ルイージアイスクライマーカズヤ

いわゆる弾キャラと同等以上に高い壁としてルキナに立ちはだかるのが近接ファイター達である。
剣による長いリーチ・固い判定・取り回しの良さの揃ったワザを豊富に持つルキナだが、やはり飛び道具を持たないため対戦相手に一度も接近を許さず勝ち切る事は非常に難しい。
そのため、たった一度のチャンスを与えてしまう事が命取りとなる超火力・即死クラスのコンボを決めてくるファイター達は、特に相手のコンボミスに期待できなくなる高レベルの対戦環境では大きな脅威となる。

また、どういう訳かこれらのファイターは性能こそ低水準ながら飛び道具を持っている事が多く、立ち回りもこちらが動かされる展開になりやすい。

これらのファイターは軒並み着地・復帰といった不利状況でできる事が他ファイター以上に少ないため、ルキナの強みも刺さりやすいのが救い。
立ち回りは辛抱強く距離を取りながらも下強、空Nといったローリスクな牽制でダメージを奪い、一度の有利展開で最大限の火力・撃墜を奪う事を意識したい。

プリン

プリン

リーチ勝ちしている相手なのでリーチを押しつけていれば近付かれることはない…と机上論ではそうなるが、プリンは空中の横移動が速いため、ルキナ程度の剣の長さなら難なく差し返してくる。
具体的には、空前や横強の先端であってもシールドされるとガーキャンジャンプからプリンの空前による反撃が通ってしまいやすい。
とはいえ、物理的なリーチでは上回っているので距離をとって戦うという基本戦術に変わりはない。
珍しくルキナが待てるカードなので、引き・待ちを主体とした立ち回りでプリン側に先に技を振らせてから叩き返す動きを軸にすると良い。

また、筆者の体感として地上で振るワザは横強よりも横スマの方が通りが良い。
横強は下から振り上げるモーションの関係で空中にいるプリンを捕らえるにはワザの終わり際を待たねばならず、上から攻めてくるプリンに対して対空として機能しにくい。
一方、横スマは上から振り下ろすモーションのため出際の判定を遺憾なく発揮する。
当然スキは大きいので使い所は選ぶが、威力が高いぶん相殺にも強く、対プリンが苦手なら試してみる価値はあるかも知れない。

ガノンドロフ

ガノンドロフ

みんな大好き大魔王。そしてスマブラ初心者にとって避けては通れない登竜門的な存在。

幸いガノンドロフは飛び道具などルキナを誘導する選択肢を特に持っていない。
無闇に懐に入るとその圧倒的なパワーの餌食にされてしまうので、ステップや小J空Nでいなしつつガノンドロフがスキを晒すまで離れたまま丁寧に待ち続けよう。

復帰ワザがどちらもつかみ判定のワザなので、復帰阻止の下Bは封印推奨。
どちらも大した突破力のないワザなので、空後や空下で丁寧に刈り取って撃墜に繋げたい。

リドリー

リドリー
ルキナを凌駕する超リーチによる差し合いを得意とするファイター。とにかく超リーチの牽制や対空が強く、ルキナの得意な間合いでの差し合いに持ち込みづらい。対空の空N・空前は発生の速さと膨大な技範囲により空中からの攻めや差し合いにおいて不利がつく。かといって対地の差し合いにおいても、横強や下強が超リーチ故にこちらへの牽制として十分過ぎるほど機能する。リドリーの強力な着地狩りも着地の弱いルキナには刺さる。崖上がりも得意でないルキナにとって、リドリーの崖狩りは猛威を振るう。
一方、こちらの強力な着地狩りや崖狩り、復帰阻止は防御面が脆弱なリドリーにとっては大きな脅威である。着地や崖でしっかりと火力稼ぎから撃墜にまで持っていきたい。
復帰阻止は特に有効。上B復帰にカウンターを合わせれば物凄い勢いでリドリーが消し飛んでいく。おおよそ40~50%程度もあれば、外方向に飛ばせればほぼ撃墜、崖メテオになっても受け身不可になって撃墜が確定するとかなり美味しい。ただし、横B復帰の道連れには注意。横B道連れ→途中でリリース→空Nを当てる→崖メテオで復帰不可となって撃墜確定…という非常に嫌らしい連携もあるので警戒しておこう。

キングクルール

キングクルール

非常に面倒な相手。相手の横bやNBによる待ちはルキナに対してかなり有効であり、こちらから仕掛けざるを得ない展開が多い。リーチ的にもルキナに負けず劣らずの技が多いのも面倒。
なにより一番厄介なのはクルールの空Nの存在である。「おなかのスーパーアーマー」を利用することで、ルキナの空N、上強や空上といった優秀な着地狩り・空対空に対してかなりの耐性を発揮する。さらには判定が非常に強く、まず他キャラでは狩れないルキナの上bにも、アーマーで耐えつつ、空Nを強引に当てて復帰阻止→撃退という展開が非常に辛い。
決定的なバースト手段にルキナとしては、体重差もハンデとしてのしかかり、撃墜レースに負けてしまう…といった場面も多々。総じて言えば、ルキナの強みである着地狩りや復帰阻止耐性、差し合いといった要素が非常に活かしづらいカードになってしまっている。

横bやNBには、距離感に注意しつつガードからの反撃や飛び込みでしっかりリスクを付けよう。
クルールの最大の弱点と言えば復帰阻止の無さ。復帰阻止の鬼であるルキナとしてはこれを突かない手段はない。相手の動きを見つつしっかりと空後空前空Nといった技を押し付け、崖上に帰らせないようにしよう。空下メテオは上bのプロペラに判定負けしてしまうことがあるので注意。
復帰に関しては極力ジャンプを温存させておくことを第一に考えよう。上bの判定が強いとはいえ、上記の様にこのクルールに関しては話が別である。崖下からの上b復帰が一般的であるが、それだと狩られやすいので、早出し上bなど、ルートが単調にならないよう工夫したいところ。

スネーク

スネーク

手榴弾による画面の制圧と高性能なDA、復帰阻止の上スマ・横Bが厄介。
スネークは着地狩り耐性と復帰阻止耐性に穴があるので、一度ペースを掴んだら離さない事を心がけたい。

迂闊に攻めると手榴弾を構えて爆発の巻き添えにされてしまうが、剣の先端を掠らせるように当てれば巻き添えにされないまたはスネークのみに攻撃を当てる事ができる。
特に着地狩りの場面では重要なので意識してみよう。

ソニック

ソニック

ルキナですら比較にならないほどの圧倒的な走行速度と、命中時のリターンが大きく反撃も難しいスピン系統の必殺ワザがとにかく厄介。
飛び道具の類を持たないルキナでは、一向に近づけないままソニック側にヒット&アウェイを徹底される事態になりやすい。

スピン系統のワザは判定が弱いのでタイミングさえ合えば剣で迎撃することもできなくはないが、ソニック側もタイミングに緩急をつけて対処されないようにするのは容易なので毎回迎撃を狙うのは厳しい。
無暗にスキを晒さないことを意識し、歩きやガードでラインを上げながら反確を狙ったり後隙を狩られにくい下強や降り空前を置いてみたりで地道にリターンを取っていきたい。

セフィロス

セフィロス

リーチ差が大きく差し込みづらいカード。
ルキナのDAは遅いため地対地で勝つのは難しい…のだが、かといって空中から攻めようとしてもジャンプがふわふわしている為空前などで撃ち落とされやすい。
セフィロスの空前は姿勢を低くしていれば当たらない場合が多い為、セフィロスに飛ばせてもぐりこむといった行動が必要。
また、その場回避やジャストシールド狙いのシールド短押し等で不用意な横強を狩りづらくするような立ち回りをするとよいだろう。
地上空中どちらのワザにしても、根本をガードするか空振りさせるの2つを意識したい。

復帰阻止もつらいところで、横からゆっくり復帰していると空前で落とされたりNBを準備されたりするし、ドルフィンの判定をガケ上に出してしまうとカウンターで返されてしまう。
ドルフィンの判定はNBを準備しているでもない限り絶対にガケ上に出さないように調整すること。セフィロスのカウンターは吹っ飛びが強く、成功されるとひとたまりもない。

片翼を生やさせてしまうと機動力の差で一気に試合展開がつらくなるので、基本的に早期撃墜を狙いたい。
ただし、2ストック先行できた場合は話は別。この状況で片翼を生やさせた場合、ラストストックでは0%自滅でもしない限り片翼がない状態になることが確定する。
片翼が生える前に復帰阻止ができれば早期撃墜が可能。片翼のないセフィロスの復帰は脆いのでカウンターや空後などで的確に落とそう。

カズヤ

カズヤ

上述する「近接超火力コンボ持ち」に分類されるファイターだが、際立って使用人口の多いファイターの1角でありそのぶん需要も高いと思われるためここで個別に解説。
ワンタッチの火力に余りにも差があるが、リーチの押しつけを徹底していれば十分いけるカード。
基本的には「カズヤが最風を振った先にぎりぎり剣が届く距離」を維持しながら、下り空前や下り空Nといったスキがないワザを置く動きを徹底すると良い(横強や下強も悪くないが、後隙の観点から下り空中攻撃の方が安定)。
つまりカズヤが前に出てこなければ剣は当たらないのだが、リーチ負けしているのはカズヤの方なのだから必ずカズヤの方から前に出てくる。というより、NBやシットジャブなどを除いて、カズヤは攻撃を振ると勝手に踏み込んでしまう。そのNBも、当たっても大したリターンがない割りにシールドされてもダッシュされても跳ばれても反撃確定というワザなので、上記のような間合いを維持している限り打ってくることはない。あまりないことだが、カズヤの方から引いてNBを打ってくるならしっかりラインを上げておこう。可能であれば後隙に確定反撃も取りたいが、間に合うかどうか微妙なら無理はしないこと。当たらなかった時の密着状況からコンボを食らいかねない。

上記のように基本的にカズヤが前に出てくるまで待つのが鉄則だが、全く攻めないというわけにもいかない。
そこで重宝するのが小ジャンプ上り空前。ルキナのこのワザは振ったあと着地前に空中ジャンプが間に合うという特徴があり、シールドされてもガーキャンつかみなどから逃げることができる。ただしガーキャン上Bは食らってしまうため、被ダメージが100%を超えたら多用できない。あくまで基本は待ちであり、こちらから斬りかかるのはカズヤの動きにスキがあった時や裏択・奇襲に留めておこう。

撃墜に関しては、これまでと同じ要領で引き横スマや下強ダウンなどを狙うのも1つの手だが、カズヤに対して地上戦を挑むのはリスキーなので、できる限り復帰阻止で倒す意識を持っておきたい。
カズヤは復帰距離が長いと思われがち…というか実際そうなのだが、空中ジャンプを潰すと意外と簡単に落とせてしまう。なぜかというと、空中横移動速度がとても低いからである(79位)。この横の遅さを、空中ジャンプと上Bの上昇量で補っているに過ぎない。
カズヤをガケ外に出したら、早めの空中ジャンプで跳び越されないように気をつけながら空N・空前・空後などを当てに行こう。うまく空中ジャンプを潰せれば撃墜できることが多いが、空中ジャンプがまだ残っている場合は戻ってくるので、ガケつかまり状態で待ち、ガケ離しから空後でトドメを刺そう。

良い形で復帰阻止の状況を作るためにも、ガケ展開も重要。
使い手にもよるが、カズヤはあまり攻撃上りやジャンプ上りをしてこないため、ガケはその場・回避・低空横Bの3択を警戒しよう。
特にその場のぼりからの地獄門は、復帰阻止の空前まで決まると0%からでも撃墜されかねない危険行動なので安易に近寄らないこと
基本的にはのぼり回避を通さないような距離で待ち、横Bに気をつけながら横強や空前、横スマ、下スマなどを狙っていくことになるが、シールドブレイカーも役に立つ。
リーチが長いためこのワザひとつでのぼり回避~その場のぼりまでの範囲を全狩りしやすく、デビルフィストにも勝ちやすい。
いずれにせよ重要なのは、対カズヤに限らず当たり前のことだがガケのぼりで何を多用しているか、癖を観察することである。低空デビルフィストを多用するならシールド待ちから容易に反撃できるし、その場のぼりが多いならややバクチ気味だが少し踏み込んで横スマ噛み合わせを狙うのも良い。

キャプテン・ファルコン

キャプテン・ファルコン
上記のガノンドロフと戦い方・技が似ているファイターだが、幸いファルコンは判定の強い技が少ないが、地上機動力がソニックの次に高い為、小・中距離からでも、突然撃墜技を振れるファイターでもある。
地上での立ち回り・リーチ・技の発生ではこちらが有利なのだが、ルキナ側の復帰の展開になると、ファルコンの空Nと空下メテオに注意したい。
高パーセントで、ガケ近くで下スマ・下強を受けると、斜め下に飛ばされる為、ほぼ撃墜が確定するのでこちらも覚えておきたい。
復帰阻止では、基本ガケ下から復帰してくるファルコンは、つかみ判定技である上Bを使用して復帰するので、ガノンドロフ同様に、復帰阻止の下Bは封印推奨。

ルキナ対策

剣によるリーチ・判定に優れたワザと素早い身のこなしが持ち味で、上必殺ワザによる鋭い切り返しまで備えるルキナに接近戦を挑むのは危険。
幸い、ルキナはDAが遅いため中距離からの差し込みはそこまで強くない。まずは剣による攻撃が届かない位置をキープしよう。

ルキナは飛び道具を持たないので、使用ファイターに飛び道具があるならそれを主軸に試合を組み立てたい。

上必殺ワザによる復帰は非常に潰しにくく阻止しづらい。
上必殺ワザを出しさえすればガケをつかめる位置までこられるとまず止める事はできないので、そうなる前に先んじてルキナの下付近を取って降りてくるのを待つか、ガケ上の展開に専念しよう。

勝ちあがり乱闘

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