ファイター/ルイージ

Last-modified: 2024-11-26 (火) 11:09:34

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ルイージ

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原作でのルイージ

『スーパーマリオ』シリーズのキャラクター。

緑の帽子がトレードマークの、マリオの双子の弟。
通称「永遠の二番手」、最近では「緑の人気もの」。両方ともスマブラに因縁がある。
ちなみに名前はマリオ同様にあくまでイタリア人男性にはポピュラーな名前が由来であると公式から説明されており、「兄に似ているので"類似"が由来」という説は間違いであることが判明している。

マリオブラザーズ』の2Pカラーで登場し、『スーパーマリオブラザーズ2』で、マリオよりもジャンプ力が高いが滑りやすいという個性を獲得。
初期は無鉄砲でマリオより兄貴肌な性格だったが、初主役*1にしてマリオシリーズには珍しいホラージャンルに分類される『ルイージマンション』や各種RPG作品での活躍を経て、
優しく兄思いだが、ちょっと臆病で報われない立ち位置といったキャラクター性が確立されていき、カッサーやAI大佐に『緑のオッサン』だの『日陰者』などと散々貶されたり、デデデやドラキュラ伯爵に殺されかけたりとろくでもない目に合うシーンが度々見られた*2
ちなみに『初代64スマブラ』もルイージのキャラクター性を決めるにあたって少なからず影響を与えていたり。

その一方で兄貴分と言うかナルシスト気味な設定もちゃんと残っており、兄マリオとの会話ではそう言った面がうかがえる。
この点に関しては流石のマリオも若干呆れている感じである。マリオも偉そうにできる立場ではないのは内緒。

代表作

赤文字は初登場作品
緑文字は2013年に行われた「ルイージの年」関連作品

  • マリオブラザーズ 1983年/GW
    ライン工となったマリオ兄弟を操作し、ベルトコンベアを流れる製品を落とさないように上のベルトコンベアに乗せ換えてビン詰め作業をして行くゲーム。
    「マルチスクリーン」と呼ばれる2画面筐体が特徴的で、今でも珍しい横開きの本体だった。
    『ゲームボーイギャラリー』では『3』と『4*3』に収録。どちらも「いま」モード付き。
  • マリオブラザーズ 1983年/AC,FC*4
  • スーパーマリオブラザーズ2 1986年/FCD
    初めて「マリオよりもジャンプ力が高い代わりに滑りやすい」個性が付いた作品。
    初期の設定である「無鉄砲な性格」を反映したのが「高く跳びあがりすぎる」「滑りやすい」という個性である。
    余談だが、90年代初頭辺りまでは長音が無い「ルイジ」の表記も見られた。
  • ルイージマンション 2001年/GC
    ゲームキューブのローンチタイトルの一つで、初めて(大々的に)ルイージが主役となった作品。行方不明になったマリオを探すべく、恐怖の屋敷を探索するストーリー。2013年には続編『ルイージマンション2』も発売されシリーズ化した。また、2018年には3DSでフルリメイクされており、グーイージという2P専用キャラも登場した。
    GC以降現在に至るまで非常に多くの『マリオ』シリーズで使用されてきた統一規格のCGモデルが使用された初の作品でもあり、その点では『マリオ』シリーズの転機となった作品でもある。
  • New スーパーマリオブラザーズ U 2012年/Wii U
    2013年にはDLCとしてルイージが主役の(というよりはマリオを排除したと言えなくもない)高難度バージョン『New スーパールイージ U』が配信、パッケージで単品の販売も行われた。
    マリオ…ジャナーイ!
  • マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー 2013年/3DS
    マリオがルイージの夢の中を冒険する作品。夢であるのを良いことに、分身から巨大化までルイージが大活躍。
  • ルイージマンション3 2019年/Switch
    この作品のオバキュームは『スマブラSP』が初出。怪しげなオーナーが牛耳る奇妙なホテルを舞台に、絵の中に囚われたマリオやピーチを助け出すストーリー。3DS移植版『ルイージマンション1』に登場したグーイージや『2』に登場したオバ犬が登場している。

スマブラでのルイージ

 

『初代』からの皆勤賞ファイターの内の一人。ファイター番号は09、通り名は緑の人気もの

当時は骨格とほぼ全てのモーション、多くの性能をマリオから流用した元祖「モデル替えキャラ」として登場していたが、
『DX』からは徐々に差別化されていき、今となっては性質が大きく異なるファイターとなっている。

原作での差別化が反映され、トップクラスのジャンプ力と地上での滑り易さを持っている代わりに、空中での機動力は壊滅的に低い。
…のがこれまでの伝統だったが、本作では地上での滑りやすさが大幅にマイルド化しているため、地上においては他ファイターとそこまで操作性に差がつかないようになっている。
ちなみに今作で最もブレーキ値が低いのはバンジョー&カズーイと射撃Miiであり、最も滑りやすいファイターではなくなった。

また、10分の1の確率で暴発し攻撃力・突進力が激増する横必殺ワザや、密着して当てると超火力だがそれ以外だとカス当たりになった挙句スキだらけになる上必殺ワザなど、ギャンブル・ロマン的なワザが一際多いのもこのファイターの特徴。
不機嫌そうに蹴る下アピールには攻撃判定があり、強烈なメテオ効果も付く。

長所は、密着距離での応戦力コンボ・連係による圧巻の火力に集約される。
兄のマリオと互角以上にキレ味の鋭い通常ワザの数々を持ち、接近してからのラッシュ力はかなりのもの。
その打撃ワザの手数はコンボで火力を出すにも撃墜するにも不足せず、更にオバキュームを使用するつかみは発生の遅さと引き換えにリーチが長く投げワザを起点としたコンボ・連係も強烈。
とりわけルイージを象徴する強みが実用性の高い「即死コンボ」を持つ点にあり、決める状況は限られるながら下投げを起点として上必殺ワザまで繋ぎ低%から一気に撃墜まで持ち込むコンボの存在は対戦相手に凄まじいプレッシャーを与える。

暴れの強さもかなりのもので、特に密着時は凄まじく早い発生と威力を発揮する上必殺ワザによるシールドキャンセル、かなり早い段階から全身無敵がつく空中版下必殺ワザによる連係への割り込み能力の高さは全ファイター中でもトップクラス。

至近距離においては攻守ともにスキがなく、愛嬌のある見た目とは裏腹なインファイトの強さで圧倒するのがルイージの真骨頂である。

弱点は劣悪な空中機動力飛び道具耐性の低さ。ジャンプの高度こそトップクラスだが、落下速度と空中横移動は共にワーストクラス。特に空中横移動は最下位レベルであり、広いステージで逃げ回る相手はなかなか捕まえられず、得意の接近戦に持ち込むまでは相応の労力を要する。
そしてこの空中機動力の低さは、着地やガケのぼりといった防御面の脆さにも直結する。
強力な飛び道具や反射ワザなども特に持たないため、必然的にジャンプや回避が相手の使う飛び道具への主な対抗手段となる。が、高すぎるジャンプと緩やかな落下が災いし、飛び道具を避けるためにジャンプしたところを狙われやすい。
更に高いジャンプ・緩やかな落下速度・上昇量の多い上必殺ワザを駆使した縦への復帰力は魅力だが、空中横移動が低い上に上必殺ワザがほぼ真上にしか飛ばない。横に大きくふっとばされた場合は横必殺ワザに頼るしか無くなる事も多いが、その横必殺ワザがかなり大振りな突進ワザであるため復帰阻止の的にされやすい。

総括して、トリッキーながら爆発力に秀でた手札の豊富さがルイージの特徴となる。
良くも悪くも安定感とは縁が遠い性能の持ち主で、俗に言う破壊・荒らしに特化したファイター。
「しょせん日陰者」とタカを括ってきた相手の鼻柱をへし折り、『ルイージマンション』よろしく恐怖の顔に変えてやろう。
一言でいえばマリオガノンドロフを足して2で割ったような性能。

声優はCharles Martinet(チャールズ・マーティネー)。『スマブラX』で収録された音声が使用されている。

キャラタイプ 中量級/パワー・コンボ・クロスレンジタイプ/1on1向け

極低%から撃墜が視野に入るコンボの爆発力は正に脅威。
即死の撃ち損じですら40%~程度は平気で入れてバースト圏内にする火力は全キャラでもトップクラス。
他にも運やクリティカルで低%撃墜が可能で、常に緊張感のある試合を展開出来るだろう。
反面、機動力の低さやコンボキャラである点、復帰力の低さ等から乱闘では思うように強さを発揮出来ない可能性が高い。
十八番である即死コンボは超火力であるがゆえに多人数戦になって1on1ダメージ補正が無くなることの影響が大きく、仮に他のプレイヤーに妨害をされずにコンボを完走出来ても撃墜に至らないといったケースも。

ステータス

基本性能

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
1.1341.8151.6519.984441.31
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.0750.770.0831.322.11297
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中つかみ
2回××

特殊性能

  • 無し

長所/短所

長所

  • ワザの発生・後隙が優秀。密着時の強さはトップクラス。
  • コンボ火力が非常に高く、特に投げから繋がるコンボは低%から撃墜まで持っていく破壊力がある。
  • シールドキャンセルワザが非常に優秀。撃墜力、発生、範囲どれもそろっている。
  • 投げ撃墜や投げコンボ撃墜を持っておりシールドに対する圧力が高い。
  • インファイトキャラとしてはそこそこ実用的かつ回転も早い飛び道具があり、主軸には据えづらいが遠距離にも圧をかけられる。
  • 運任せだが低%撃墜が可能なワザを持っている。
  • 1F無敵のワザや発生3Fの空Nを持っており、暴れが非常に強い。

短所

  • 空中横移動が極めて遅く、それ以外の移動速度も平均以下なので追いかける展開が苦手。
    • 特に飛び道具・設置ワザに対する耐性は最低クラス。
    • リーチの短さ・攻撃範囲の狭さも相まって中距離の大ジャンプ様子見に対して対空をすることが難しい。
  • 暴れは強いが落下速度と空中横移動が遅い為、結果的に着地・ガケのぼりは弱い部類に入る。
  • 横復帰がルイージロケット頼みなので復帰が不安定。ちょっとした復帰阻止でも落下が確定することもよくある。
  • 投げは優秀だがつかみの性能が悪く、警戒されるとなかなかつかめない。
  • 全体的にリーチが短く、一部の全身無敵ワザを除くと判定の強い攻撃もない。
  • 戦法や上B〆の即死コンボが嫌われやすいのか、相手ファイターやプレイヤーによっては、切断や試合放棄をされやすい。
    • 有利ファイターとマッチングした場合、試合開始直後相手が自滅してしまう事も。

使いやすさ/使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★★☆★★★☆☆

とにかく暴れと投げコンとワンチャンワザによるパワーで破壊といったキャラコンセプトであり、ワザ個々の取り回しとは裏腹にオーソドックスなファイターとは程遠い性能。
空中の移動が極めて遅く地上の移動も平均以下である為飛び道具耐性が低く、また復帰も弱い部類。この移動力のなさが他のファイターと違う要素をより多く・濃くしている。
ファイター間の相性差が激しい関係上、苦労する相手にはとことん苦労させられるという短所もあり、本格的に使うならば他のファイターとの併用を視野にいれるか茨の道を歩くかの2択を迫られる。
…とはいうものの、全体的なワザの回転率と単発火力はマリオより高く、機動も落ち着いているため動かしやすさ自体もマリオに負けない。初心者同士での対戦なら近づいて適当にワザを出しまくれば殴り勝てるだろう。
多段ヒット・発生後隙ともに優秀・高%崖際で撃墜可能となったダッシュ攻撃も、前作までとは打って変わって初心者レベルの対戦では猛威を振るう良ワザとなった。とりあえず触ってみよう。

使いこなしやすさを低くしているのは、対戦のレベルが上がるほど「低機動力・短リーチ・反射ワザなし=間合いを支配されやすい」「復帰範囲が狭く、阻止耐性が低め」を徹底的に突かれまくるからである。
それを乗り越え超火力コンボを叩き込んだり、密接上Bや横B暴発で勝負を一撃にしてひっくり返した時の快感にはまれば、やみつきになること請け合いだ。

前作から及びアップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他
前作から

前作から
『ルイージマンション3』の新型オバキュームが先行登場し、つかみと投げの内容が一新された。
ただし投げの方向性自体は前作から据え置き。後ろ投げで撃墜・下投げでコンボ始動といった味付けは健在。

ルイージサイクロンの移動量が落ちてサイクロンメテオなどのテクニック廃止・無敵と威力重視のパワー系のワザになる、ブレーキ値が平均的になるなど、『DX』~『for』までおなじみだったトリッキーな要素が撤廃されている。
代わりに前作でも高かった投げのリターンが更に向上。「投げキャラ」としての味付けが濃いファイターとなった。


  • 基本挙動
    • 地上でのすべりやすさが他のファイターと同程度になった。
  • 弱攻撃
    • ダウン連対応ワザとなった(ごく一部のファイターを除く共通の調整)。
  • 弱攻撃1
    • マリオと同じモーションに戻った。
      • 攻撃範囲が狭まった。
    • 長押しで連発できるようになった。
  • ダッシュ攻撃
    • 攻撃回数が減った(7回→5回)。
    • 全体フレームが大幅に減少した(75F→47F)。
    • 攻撃力が増加した(合計:8%→12%)。
    • 連続ヒットしやすくなった。
  • 横強攻撃
    • モーションが変更され、画面手前を向いて攻撃するようになった。
    • 攻撃力が増加した(8%→9%)。
    • 攻撃範囲が若干広がった。
  • 上強攻撃
    • アッパーカットを繰り出す「ねこアッパー」に変更された。
    • 前方の相手に当てやすくなった。
    • 背後の相手に攻撃できなくなった。
    • スキが減った(全体:30F→27F)。
  • 下強攻撃
    • 転倒しなくなった。
    • スキが大幅に減り、短時間で連発できるようになった(全体F:27F→13F)。
      • 攻撃力は減少した(8%→5%)が、同時にふっとぶ距離が縮まったため、コンボしやすくなった。
  • 上空中攻撃
    • モーションが変更。マリオと差別化された。
  • つかみ
    • オバキュームの「キューバンショット」で吸着するワイヤーつかみに変更された。
    • 発生がかなり遅くなった(6-9F→14-17F)。
    • 持続がかなり長くなった(2F→7F)。
    • スキが大幅に増えた(全体:26F→31F)。
    • 空中つかみが使えるようになった。
      • ただし、空中つかみで復帰することはできない。
  • つかみ攻撃
    • オバキュームで吸い付けたまま攻撃する「オバキュームショック」に変更された。
  • 前投げ
    • オバキュームで前方に叩きつける「オバキューム投げ」に変更された。
  • 後ろ投げ
    • オバキュームで後方に叩きつける「オバキューム反転投げ」に変更された。
    • 他の相手を巻き込むことができなくなった。
  • 上投げ
    • オバキュームで真上に放り投げる「オバキューム釣り」に変更された。
    • 他の相手を巻き込めるようになった。
  • 下投げ
    • オバキュームを背負ったまま攻撃するようになり、名称も「オバキュームドロップ」に変更された。
    • 2回ヒットのワザに変更された。
    • 1ヒット目で他の相手を巻き込めるようになった。
  • 横必殺ワザ
    • 通常
      • 突進し始め(1-5F)に無敵が追加された。
      • ふっとぶ距離が伸びた。
      • 最大ための移動距離が伸びた。
    • 暴発
      • きりもみ回転で飛んでいくようになった。
      • 移動距離が伸び、逆に高度が低下。安全性が高まった。
  • 上必殺ワザ
    • クリーンヒット時のふっとぶ距離が伸びた。
    • 着地硬直が大幅に減った(68F→45F)。
    • 攻撃判定が狭まった。
  • 下必殺ワザ
    • 無敵時間が追加された(地上:4-8F、空中:1-7F)。
    • 最後の攻撃が出るまでのタイミングが早くなった(44F→40F)。
    • 攻撃力が増加した(合計:9%→12%)。
    • 風判定が追加され、近くの相手を引き寄せるようになった。
    • 攻撃範囲が広がった。
    • 連打してもあまり上昇しなくなり、滑空くらいしかできなくなった。
    • 移動できる距離が縮まった。
      • 上記2つの変更点により、復帰ワザとして使用したりすっぽ抜けを利用した低%撃墜を狙ったりすることが不可能となった。
  • 最後の切りふだ
    • ふっとぶ距離が縮まった。
    • 2人以上を吸い込んだ時の発射の間隔が長くなった。

Ver.2.0.0


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  • 上スマッシュ攻撃
    • ふっとぶ距離が伸びた。
  • 下空中攻撃
    • 地上にいる相手にメテオ判定が当たらないようになった。
  • 横必殺ワザ
    • スキが減った。
  • 下必殺ワザ
    • ふっとぶ距離が伸びた。

Ver.3.0.0


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  • 通常必殺ワザ
    • シールドに対する攻撃力が下がった。

Ver.3.1.0


開く
  • 弱攻撃2
    • 弱攻撃3につないだときに連続ヒットしやすくなった。
  • つかみ
    • 空中つかみにおいて、攻撃が出るまでに着地したときの攻撃範囲が変更され、目の前の相手に当たりやすくなった。
  • 下必殺ワザ
    • 地上で出した後特定のタイミングで空中にとびだしたとき、必殺ワザが終わるまで無敵が続かないようになった。

Ver.10.1.0


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  • ダッシュ攻撃
    • 連続ヒットしやすくなった。

通常攻撃

弱攻撃 ジャブ→ストレート→どんけつ

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
弱攻撃12%→(361°)×2-3F18F5-20F
弱攻撃22%→(361°)3-4F18F6-30F
弱攻撃34%身体→(361°)325%%6-7F30F

マリオと同じモーションのワンツーパンチから、ヒップアタックで〆。

このゲームの準最速である2F弱なので普通に優秀。
…なのだが、ルイージのワザの中ではリターンが極小であるため頼る機会は少ないかも。

今作のほぼ全ての弱攻撃に共通するが、ダウン連に対応しているのでそちらで活躍することにはなる。

ダッシュ攻撃 ぽこぽこパンチ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
1~4段目2%×4→(0°)×4F 8F
12F 16F
47F
5段目4%→(361°)%%25F
合計12%186%%

走りながら前方を必死にぽかぽかと殴る。スマブラにおけるルイージ伝統のダッシュ攻撃。ヤヤヤヤヤ

見た目はギャグにしか見えないが、ダッシュ攻撃の中では全キャラ中最速の発生であり、その割に最終段のふっとばし力がそこそこ強く撃墜も狙えるほか、移動距離や拘束力もありなかなか使いやすい性能となっている。
さすがにシールドされるとスキが大きいので頼り過ぎは禁物。ただ、近距離で出すと相手の裏に抜けていくので、反撃が安く済むことも。

ちなみにDAキャンセルつかみをすると「ヤヤヤヤヤ」と言いながら相手をつかむ。ちょっとシュール。

余談

元々は『初代』から一貫して「攻撃中にガードを割り込まれる」「ずらしで余裕で抜けられる」など目も当てられない性能であり、初代「スマブラ拳」では「正直あまり使えるものではない」「ダッシュ攻撃につい頼るクセが治る」など散々な扱いを受けるほどの公認死にワザだった。
『X』以降ダメージが更に下がるなどその後も「出してはいけないワザ」扱いは揺るがなかったが、
本作はダメージが戻った上ヒットさせれば途中で抜けられない・全体フレーム28F短縮という魔改造を受け、前作までの悲惨な面影など微塵もない指折りの実用的なワザとなっている。
移動距離がそのままなので移動速度が上がりずらしにも強くなっている。

強攻撃

横強攻撃 ミドルキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
9%→(361°)202%
下シフト:201%
%5-7F32F

マリオとは逆回転・逆の足で回し蹴り。シフト可能。

下強や上強と発生が同じでありリターンも高くないが、リーチは最も長い。
そこまでスキの大きなワザではないものの、牽制で振るには微妙な硬直。
これを置きや牽制で振るくらいなら下強、上強、横スマ、つかみを振る方が大半の場面でリスクリターンの面で優れる。

リーチの短い相手に対しては滑り横強が差し合いで機能することもあるが、お手軽に強いDAでいいことも多い。後隙という意味ではDAの方が短いのもネック
ただしガケつかまりに対して160%あたりから撃墜に至るため、撃墜困難になった時に意表を突くワザとしては使える。

総じて死に技になるほど弱いワザではないが、お互いの読み合いが深い状態にならないとまず出番が来ない地味なワザ。
このワザを使いこなすことよりもコンボ始動のワザを当てることやコンボ精度を高めることの方が重要。
よって使い始めのうちは存在を忘れてしまってもよい。

上強攻撃 ねこアッパー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
6%↑(100°)184%5-10F27F

マリオとはまた違ったアッパーカット。謎の猫属性。

前から上に攻撃。低%だとお手玉に出来る。
後ろに当たり判定はないので注意。
コンボ起点となり、空中攻撃はおろか空中上Bにすら繋がることもある。このワザを連発してくるルイージには注意。

下強攻撃 かかとげり

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
5%→(361°)391%%5-8F13F

しゃがみながらかかとで蹴る。

今作で大幅に強化されたワザの一つ。
転倒しなくなった代わりに後隙が非常に小さくなり、素早く連射できるようになった。感覚としてはロボットの下強に近い。

ほとんどふっとばさないため、低~中%までは当てた後もつかみの射程内。高%だと転ばすことがある。
コンボでこそないがよく通る。それどころか反射神経が並の相手ならガードさせても通ってしまう。
リーチの短さはご愛嬌。

スマッシュ攻撃*5

横スマッシュ攻撃 地獄突き

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
上シフト15%↗(52°)91%%12-13F41F5F
横シフト↗(42°)88%%
下シフト→(37°)89%%

真っ直ぐ揃えた指先で相手の喉元を突く。現実のプロレス技*6としても有名。
頭身の関係で喉元じゃない位置に当たることも多い。スネークなどのリアル頭身相手だと、当たる位置がどう見ても…。

発生が早く後隙も小さい上にふっとばし力も高い、高性能な横スマ。
ルイージの中では長い部類とはいえリーチは短め。また、持続がかなり短いため回避などを狩るために使うのは難しい。
スキを晒した相手に咄嗟に差し込むような使い方がベター。
シフトでふっとび方向が変わるが、『X』や『for』ほど大きく撃墜%が変わることはない。

上スマッシュ攻撃 スマッシュヘッドバット

※ステータス欄の表記は[身体/]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
無敵F
12%/14%身体↑(110°)130%/110%9-13F39F7F頭:9-13F

マリオと同じモーションで大きく振りかぶっての頭突きを繰り出す。

頭に無敵があり、地対空における対空ワザとして機能するほか、後方の攻撃発生がかなり早い。前方でもそこそこ。
そのため、引き上スマッシュやダッシュ反転上スマッシュとの相性がよい。右スティックをスマッシュに設定するのもあり。
さらに後隙が少なく、手痛い反撃を受けづらい。強気に振っていこう。

ただし前方への攻撃範囲には難があり、小柄なキャラ相手だとよく空振りするので注意。

マリオとの違いとしては、出始めの後退がないため発動する度に前進すること、持続と無敵が1Fずつ長いこと、
相手を前に飛ばすこと、そして胴体よりも頭を当てた方が強力なこと。

下スマッシュ攻撃 ダブルキック

※ステータス欄の表記は[根本/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
15%/14%↗(52°)137%/147%%/%6-7F37F3F
↖(48°)100%/108%%/%14-15F

しゃがみながらの回し蹴りで前後に攻撃する。

マリオの下スマは後側で当てるとダメージが増加するが、ルイージは根本の方がダメージが多い。
後方の方が強くふっとばすのはマリオと同様。

本作では前方を当てた場合、普通に前方にふっとばすようになった。

空中攻撃

通常空中攻撃 ルイージキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
12%↑(90°)165%3-5F44F8F3-35F
持続6%↑(80°)274%6-31F

毎度お馴染みのスマブラキック。首の向き以外はマリオと同じモーション

リーチは短いが発生が非常に早く、持続も長い。ダメージもかなり高め。
空中からの差し込み、コンボ、浮かされた時の暴れ、ガーキャンと使い道の多いワザ。

他のファイターのものと大きく異なる性質として、真上にふっとばすという特徴がある。
当てた後は追撃・お手玉のチャンス。

前空中攻撃 脳天チョップ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
8%→(361°)243%%7-10F23F13F2-20F

目の前にチョップ。
全体動作がかなり短く、回転が早い。威力が控えめなのも功を奏してコンボ・連係に活躍。
チョップを地面にぶつけた時に痛がっているのか、この手の回転率の高い空中ワザにしては珍しく着地隙が大きいので注意。

その他、発生の速さを活かした対空や、全体動作の短さを活かした復帰阻止にも使える。

後空中攻撃 後方ドロップキック

※ステータス欄の表記は[根本/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
8%/14%←(361°)213%/124%%/%6-7F44F10F3-32F
持続8%213%%8-13F

マリオと同じモーションの、両足を揃えてのキック。
マリオの空後がドロップキックなのに対して、こちらは後方ドロップキックである。

ダメージ・ふっとばし力がマリオよりも一回り強く、早期撃墜も狙える。
リーチもルイージのワザの中では長め。
ただし後隙がかなり長いため、マリオのような乱発はできない。
コンボの締めとして使うのはもちろん、ルイージのジャンプ力を生かして上空にいる相手に繰り出せば大きな脅威となるだろう。

上空中攻撃 エアスラッシュ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
11%↗(55°)203%%5-7F26F7F2-18F
持続7%↖(55°)302%%8-11F

つま先で頭上を切り裂くように鋭い蹴りを放つ。通称エアスラ。
モーションが変更され、マリオと同じように見えてそうでもない感じに。

回転率の高い空中攻撃。
後方を当てるとその後に空中攻撃につなげることが可能。

下空中攻撃 ドリルキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
10%↓(270°)%10F28F12F6-23F
持続8%→(361°)202%%11-14F

身体を捻りながら、下方向へ回転蹴り。

発生の早いメテオワザ。ただしメテオ部分は地上の相手には当たらない。
メテオワザの例に漏れず主な用途は早期撃墜。
…なのだが、今はすっかり即死コンボのパーツとしての方が有名だったり。

余談だが、『DX』『X』の空下はメテオの判定がかなり独特であり、狙って当てるのは至難のワザだった。

つかみ

発生F全体Fリーチ
通常14-15F/14-20F47F28.8
ダッシュ16-17F/16-22F51F43.5
ふりむき17-18F/17-23F49F27

『ルイージマンション3』から「キューバンショット」が一足先に登場。
その名の通りの吸盤で相手をくっつけて吸い寄せるのだが、壁に当たるとそのままくっついてしまいつかみ判定が無くなるという特徴がある。
そのため壁に密着した相手に至近距離で出すとつかめないことがある。実戦ではほぼ起きないシチュエーションだが。

ワイヤー系のため発生が遅いが、その割には後隙が少なめなので、リーチの先端を狙うようにすると反撃されにくい。
ガーキャンとしては使いにくいのが痛いが、投げのリターンは非常に高いので、つかみの技術は磨いておきたいところ。

余談だが、ルイージは向きによってモーションが左右反転するファイターの一体なのだが、
オバキュームのデザインの関係で、つかみ・投げワザに限りその対象外となる。

空中つかみ 空中オバキューム

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
通常5%↗(42°)325%%14-68F52F20F1-48F
8F49-52F
着地6-62F20F

空中で吸盤を飛ばす。ワイヤー復帰は出来ない。
落下する吸盤にも当たり判定があり、ガケから吸盤をガケ外に落とすようにすると復帰妨害できる。
空中の横移動力が低いルイージにとっては貴重な長リーチワザであり、地味に反射不可でリスクも少なめなので、立ち回りでも隙を見てばら撒いていきたい。
なお吸盤は画面内に一つしか存在できず、二個目を出すと一個目は消滅する。

着地寸前に出す(入力13F目までに着地する)と空中版を地上で撃つ形になり、着地6F目に吸盤を飛ばす。
それでいて全体Fは空中版の着地隙と同じなので後隙が少なくなりやすく、地上で当てればダッシュ攻撃やつかみなどつなげられる。
小ジャンプ→急降下→着地寸前空中つかみと入力すれば早く出せる。

つかみ攻撃 オバキュームショック

ダメージ属性発生F全体F
1.3%1F6F

中量級タイプのつかみ攻撃。強く吸引してダメージを与える。

前投げ オバキューム投げ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
9%↗(45°)223%%15F37F1-15F

『ルイージマンション3』の「スラム」のように叩きつける。
ふっとばし力は控えめなので、ガケ際にいる相手をとりあえず場外に放り投げたい時に。

後ろ投げ オバキューム反転投げ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
10%↖(45°)164%%15F37F1-15F

前投げと同じようなワザだが、ふっとばしはこちらの方がかなり強い。
ふっとばしに対して全体フレームが非常に短く、相手のベクトル変更ミスを誘うことが出来る。ガケ際の攻防に。

上投げ オバキューム釣り

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
巻き込み6%↑(88°)281%15F39F1-18F
投げ8%↑(90°)189%18F

釣り上げるように真上に放り投げる。
振り上げられる相手ファイターに攻撃判定がある打撃投げ。
無難に上空中攻撃などで〆ると良い。

下投げ オバキュームドロップ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃3%→(361°)%18-28F40F1-29F
投げ3%↑(100°)260%29F
合計6%

オバキュームを背負いながらのヒップドロップ。
1段目は他の相手にもヒットする打撃投げ。

ルイージの主力。この投げからどれだけ攻めれるかが鍵。ルイージの十八番である即死の起点となる重要なワザ。
0%前後なら即死コンボで撃墜が狙え、70%前後なら上Bで撃墜が狙え、100%前後であればサイクロンで撃墜が狙える…とあらゆる場面で大活躍する。
そしてそれらの%帯を過ぎたころには後ろ投げやサイクロン単品で撃墜が狙える。
いずれもベク変を読む必要はあるが、当てられれば撃墜なので定期的に狙っていこう。
このルイージのケツに何人のスマブラプレイヤーがトラウマを植え付けられたことか…。

必殺ワザ

通常必殺ワザ ファイアボール

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
6%炎 射撃→(361°)×17-45F43F
持続5%46-66F

『スーパーマリオブラザーズ』からお馴染み、炎の弾を掌より発射する。
本来は使用者を問わず赤色の弾だが、『スマブラ』でのルイージは初代から一貫して緑色の弾を放っている。
これに影響されているのか、スポーツ系などの様々なプレイアブルキャラがいる作品のルイージは緑色のファイアボールを放つ演出が多かったり。*7

マリオのものと異なり、上下小刻みに波打つかのような動きで真横に飛んでいく。これは『マリオブラザーズ』の再現。
マリオ版よりも20F早く消滅するため飛距離は短いが、後隙も6F短くなっている。
地味にダメージも1%多い。

密かにダウン連対応のワザ。今作は弱攻撃で可能だがそれよりも威力は高い。けど狙う機会はないかも…。
狙い所としてはガケ放し空前から空中ジャンプNB入れ込みか。ガケのすぐ近くで待つ相手には狙ってみてもいいが、初見殺しでしかない上にリスクも相応にあるので注意。

横必殺ワザ ルイージロケット

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F着地隙無敵F
通常6.166~21%炎 身体→(361°)301~88%%最速:22-60F39F全身:発射後1-5F
(最速:18-22F)
暴発25%↗(361°)53%%
 
全体F
不発39F
接触せず着地76F
着地せず62F
接触着地33F
着地せず19F
カベ突きささり91F
 
前動作溜め
17F通常:~150F
はじき:~129F

力を溜めて横方向に頭突きで突っ込む。『DX』で登場したスマブラオリジナルのワザだが、『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』のWii版において逆輸入されている。
なぜか付与される炎属性、ファルコンパンチ並の威力を誇る暴発版、そしてどの作品でもなんとも言えない脱力した姿勢と変顔…とかなりシュールなワザ。
「スマブラでの」ルイージを象徴するワザの一つと言える。ルイージの何が暴発するというんだとか言ってはいけない。

基本的にはボタンを押しっぱなしにすると溜めを開始し、溜めれば溜めるほど威力と飛距離がアップする突進ワザ。
通常は90F溜めると最大になるが、はじき入力で出すと溜めが20F短縮される。

が、他の突進ワザとは異なる点として溜め時間に関わらず10%の確率で暴発するという仕様がある。
暴発時は凄まじい勢いで突進し命中時は強烈なダメージとふっとばしを与える。
本作では暴発したときはきりもみ回転しながら、ほぼ水平に飛んでいくようになっているので当てやすくなった。

地味に後隙が前作より小さくなっている…が、着地点で待たれたら痛手は免れない。
今作でも地上でタメすぎると不発になるので活用しよう。この仕様は割と強化と言えなくもないが少なくとも攻撃面で多用するワザではない。

基本的に復帰時にしか使わないが、一応崖端や台上で移動回避や移動起き上がりをするのを読んで出すという限定的な使い方もある。
これであれば運良く暴発が出れば撃墜が狙えるし、外しても台や崖から落ちるので安心。

忘れがちだが、最大タメのダメージは25%とかなり大きいため、ガードさせればかなり削れるしノックバックもする。
上記後隙の改善もあり、出の遅いワザであれば緊急回避が間に合う。
もし上手く背後に回り込めたら、横スマや上Bですかさず追撃しよう。ガードなら破壊できる。

ちなみにもう一つ他の突進ワザとは異なる点を挙げるとカベに向かってロケットをすると一定確率でカベに刺さるという仕様がある。
大きくスキを晒してしまうので注意。

暴発のパワーや飛距離は魅力的だが運が絡む上、全体的に大振りなので、攻撃ワザとしても復帰ワザとしてもあまり強いワザではない。
しかしルイージの復帰の特性上、このワザに頼らざるを得ない状況は必ず発生する。なるべく下の方を飛び、極力狩られないようにしよう。

上必殺ワザ スーパージャンプパンチ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F着地隙無敵F
地上25%炎 腕↑(88°)52%8F45F全身:8-10F
持続1%↑(80°)×9-23F
空中20%炎 腕↑(90°)93%6F全身:6-8F
持続1%↑(80°)×7-23F

『スーパーマリオブラザーズ』でもお馴染みの効果音と共に真上に飛び上がるアッパーを放つ。
『初代』から継承され続ける、スマブラのルイージを象徴するワザの一つ。落下モーションは中々にシュール。

普通に当てるだけでは1%というショボい威力で、まったくふっとばさない。
しかし、出だしを当てれば超威力のファイアジャンプパンチに変化。
終点地上マリオを52%でホームランするふっとばし力となり、カキーン音やズーム演出も付く。
ほかほか補正があれば更に強力に。

空中だとクリーンヒットの威力が下がり、カキーン音やズーム演出もなくなる。
できれば地上で当てておきたいところだが、発生はこちらの方が早く判定も少し大きくなって当てやすくなっているというメリットも。

出だしのリーチは非常に短く、当てるには相手にほぼ密着しなければならない上に外すとスキだらけになる。
地上移動が遅いルイージでは相手に近付くのも難しいので、基本はガーキャンやダウン連等の確定コンボで狙っていくことになる。
まずはガケのぼり攻撃をガーキャンで狩るところから意識してみよう。

上記の通り軌道が真上にしか飛ばず上昇量もそれなり程度、上昇後の横移動も全く利かないため、復帰ワザとしてはかなり弱い部類に入る。
しりもち落下はほとんど左右に動けない上、着地隙が壊滅的に大きいため、そのまま地上に戻れば攻撃の的。
なので基本ガケつかまりに頼る事になるが、上B→ガケつかまりのルートがほぼ確定となってしまう為、追撃やガケ狩りにとても弱い。
前作までの様な下Bの上昇に頼る事も出来なくなったので、ガケ下からの復帰は鬼門。

復帰時のカス当てはふっとばし能力は一切ないため復帰阻止を返り討ちに、なんてことは不可能だが阻止に来た相手を回避暴発や空中ワザ暴発などで事故を起こさせることもできる。(マリオドンキーの空前など全体モーションが長いワザなどが暴発すると帰ってこれないことが多い。)
しかしカス当ては当てて大幅に不利なので、慣れているプレイヤーにはカス当ての瞬間に空中攻撃を入れ込まれて復帰阻止を通されてしまうことも。
とはいえカス当てヒットから瞬時に的確なワザを出したり状況を把握するのは難しいため、これのお陰で無事復帰できることもあるだろう。
またこのカス当てを用いて復帰阻止も可能ではある。やりやすいのはフォックスファルコなどで、Bの復帰に時間がかかる上落下が早い彼らは復帰中にこちらの上Bをカスらせることで落下速度とワザが中断されたことからの判断の遅れで復帰困難な状況に落とすこともできる。
ジョーカーベレトスなどのワイヤー系上Bにも刺さりやすく、ジャンプがなかった場合ワイヤーでガケにつかまってる最中に上Bをカスらせると相手のモーションが解除された時点でワイヤーの射程が届く範囲外にまで降下してることが多くそのまま落下させられる。

下必殺ワザ ルイージサイクロン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
2%×4身体×(367°)×10-33F85F地上:全身:4-8F
空中:全身:1-7F
4%身体↑(70°)/↑(90°)/↑(70°)151%40F
合計12%%
 
ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F
0%×←(180°)×10-33F

回転体当たりで相手を巻き込み、最後に両手を広げるようなモーションで相手を上にふっとばす。

最終段のふっとばし力が非常に高く、上空で当てる事ができれば早期撃墜も狙えるルイージの主力撃墜ワザ。
高%(ほかほか補正込みで130~150%?)なら地上当てからでも撃墜できる。
ベクトル変更の影響が大きく、分かっている相手には耐えられやすいことには注意。

地上版は4-8F、空中版は驚異の1-7Fに無敵が発生するため、暴れの手段としても非常に優秀。
さらに今作では地上版に吸い寄せ、空中版に前から後ろに風判定が付加されたため、攻撃範囲は見た目以上に広い。
蓄積%によっては下投げから確定し、そうでなくても無敵を活かして相手に暴れを許さない連係を仕掛けられる。
状況次第では暴れで撃墜を狙えるというとんでもないワザと化す。攻撃方面は超強化されたといって差し支えない。

一方で防御関連は大幅弱体化。
今作では連打しても滞空程度にしか浮かなくなり、復帰に使えなくなった。復帰が弱いルイージにとってこれは致命的。
また左右への移動力も鈍り、ごまかしも利きづらくなった。さすがに後隙は大きいのでサイクロンを読まれると大ピンチ。
あと当然ながらサイクロンメテオも削除。

…よって、前作ではガケ外でよく使われたのが、今作ではステージ内でよく使われることになる。
前作から大きく使い勝手が変わったワザ。というか別物と思ってもいいかも。

最後の切りふだ オバキューム

ダメージ属性ベクトル撃墜%
30.1%→10%↗(60°)48%*8

オバキュームで吸い込み、最後に吐き出してふっとばす。
周囲のアイテムを吸い込んで消す性質もある。

攻撃範囲に流動性があり、後ろの相手を吸い込めない場合もある。
吸い込みは残念ながら地形を貫通しないため、ガケ下で使ってガケメテオ…みたいなことは出来ない。

特に確定コンボなどを気にせずとも前にいる相手には基本的に当たるため、当てやすい部類の切りふだ。
しかしふっとばしのベクトルが悪く、ふっとびずらしでかなり生き残られてしまうのが欠点。
また、ルイージの機動力ではスマッシュボールを追いかけるのが難しいのも困ったところ。

起き上がり・ガケのぼり攻撃

ダメージ発生F全体F無敵F
あおむけ7%19-20F 24-25F45F1-25F
うつぶせ7%19-20F 24-25F45F1-25F
しりもち5%20-21F 31-32F49F1-7F
ガケのぼり9%20-22F55F1-22F

カラーバリエーション

カラー帽子シャツオーバーオール元ネタ・備考
1紺色
2オレンジオレンジ水色
3ピンクピンク『スマブラ64』公式サイト曰くいちごルイージ
4水色水色青紫
5ファイアルイージ。FC時代のカラーとも近い*9
6ネイビーワルイージ。ただしLマークは紫。
7紺色黄緑藍色ゲーム&ウオッチ版『ドンキーコングJR.マリオ
8黄色黄色

アピール

上アピール

“Hoh, hah, hee, heh, hoo!”

  • 正面にピース
  • 腰を曲げて右側に両手指を指す
  • 鼻に指を当てて考えるようなポーズ*10
  • 画面奥に屈み込んでスネるようなポーズ
  • 両手を顔に当てて戦慄するポーズ*11

の順に、高速かつ次々とポーズを変えていく。

『マリオ&ルイージRPG』シリーズにおける写真を撮影できるシーンが元ネタ。
奇天烈なボイスもあって非常にシュールなアピール。ホッハッヒッヘッフゥ

横アピール

“Pow pow!”

金縛りにあったかのように固定化された体勢になって正面に倒れ込み、海老反りになるシュールな動作。

『DX』から存在する勝利ポーズの一つが元ネタ。詳しくは後述。

桜井さんがこのアピールをスタッフの前でやったというのは有名な話

下アピール

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
2%↓(270°)×45F69F

不機嫌そうに足元の石ころを蹴るようなモーション。
『初代スマブラ』から続くルイージの伝統的なアピール。

足の部分に攻撃判定がついているのも『初代』から続く伝統。ガケ無敵の切れた相手などに当てることができる。
そして終点では0%から確定でバーストラインに叩き込めるという全キャラ中最強のメテオとなっている。魅せプレイにどうぞ。
固定ふっとびなので、上空中攻撃や上必殺ワザなどで追撃ができるがわざわざ狙わなくても良い。
「だれかと」では使えないのが惜しまれる。

なお、このアピールは通常の物とは違い、動作を途中で中断できない。
他の攻撃判定があるアピールにも同様の性質がある。

入場

“Let's Go...”

両手を顔に当てて戦慄するポーズをしつつ土管から登場。
マリオと同じ台詞だが、声のテンションが低め。

待機モーション

  • 後頭部を掻く。
  • 鼻をいじった後、鼻を前方へピンと伸ばして弾く。

リザルト

ファンファーレ

『スーパーマリオブラザーズ』の「コースクリア」のアレンジ。

本作では終わり際が短縮された。

勝利ポーズ

十字キー左

横アピールと同じ海老反りポーズで2回倒れ込む。

この謎のポーズは、ディレクターの桜井 政博氏が突然思い付いたアイデアを起用したもの。
開発当時、桜井氏本人がソファーの上でプログラマーに実演して見せたらしい。
プログラマーは何とも言えない表情をしていたとか。

十字キー上

“Bang, Bang!”

背中を向けた状態からこちらに振り向き、両手でガンマンのような仕草を見せる。

十字キー右

左右にぽこぽこパンチを繰り出し、疲れて息が上がる。

唯一『初代』から存在するポーズ。
『初代』のキャラクターセレクト画面でルイージを選んだ際のモーションでもある。

拍手

下を向きながら拍手。
今作は表情が真顔でちょっと不気味。

ファイタースピリット

ルイージ

Luigi.jpeg

●アートワーク出典:マリオパーティ8

アドベンチャーでの解放条件

挑むには直前のリンク (ゼルダの伝説)を必ず倒さなければならない。緑つながりだからか?
ちなみに、『初代』からの参戦ファイターの中では唯一闇の世界に配置されている。

ファイターバトル

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*1 厳密に言えば1992年に海外でMS-DOSやNES、SNES用ソフトとして発売された『Mario is Missing!』が初だが、任天堂はライセンスを与えたのみで開発には関わっていない。このことを暗にフォローする為か、『スマブラSP』のルイージのスマちしき「初めての主役」の項目では「大々的に主役として活躍したのは~」と紹介している。
*2 ちなみにオバケが苦手という設定は『ルイージマンション』よりも少し前に発売された『マリオストーリー』で触れられた。
*3 WiiUのダウンロード限定なので現在は入手不能。
*4 スマちしきでの記述から、スマブラではFC版が基準と思われる。
*5 溜めるとダメージが最大で1.4倍にまで上がる。
*6 空手における「貫手」と同様の技。
*7 いつもの横スクロールアクションシリーズでは変わらず赤色のファイアボールを投げている。
*8 終点中央で発動した場合。
*9 『初代スマブラ』及び『DX』では帽子のワッペンや手袋の色までFCに寄せたカラーが存在した。
*10 『マリオ&ルイージRPG2』のアートワークと同じポーズ。
*11 『ルイージマンション』のパッケージと同じポーズ。