ファイター/フシギソウ

Last-modified: 2024-03-11 (月) 11:50:07

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目次

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フシギソウ

原作でのフシギソウ

ファイター/ポケモントレーナーも参照。

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一種。
シリーズ1作目の『ポケットモンスター 赤・緑』から登場。
高さ1.0m、重さ13.0kg。くさ/どくタイプの「たねポケモン」で、全国図鑑No.002。フシギダネ、フシギバナと共に図鑑の先頭に位置するポケモン。

冒険の始まりでもらえる3匹のポケモン、いわゆる御三家のくさタイプ枠であるフシギダネが1回進化した姿。
種から成長してつぼみになったのだが、分類はなぜか進化前と同じ「たねポケモン」。
ちなみにもう1回進化してフシギバナになっても「たねポケモン」のまま。
養分を吸収したり陽の光を浴びたりして次の進化に備える。進化が近づくとつぼみの香りが強くなるらしい。

食玩『ポケモンスケールワールド』等で確認できるが、実はリザード、カメールと異なり体格や大きさは進化前のフシギダネと大して変わっていない。森林の王者としての風格を手に入れるには背負ったツボミの開花を待つ必要がある。

原作ゲーム内ではあくまでフシギダネの進化形という立ち位置でしかなく、ストーリーの序盤ならまだしも
それ以降や他のプレイヤーとの対戦で使うメリットは特にない。

代表作

赤文字は初登場作品

  • ポケットモンスター 赤・緑 1996年/GB
    草御三家のフシギダネからLv.16で進化。Lv.32でフシギバナへ進化する。
    序盤の戦力に乏しい状況で1・2つ目のジム戦でタイプ相性有利であり、数の多い水タイプに弱点がつけるため初心者に優しい。
    更にこの時代のはっぱカッターの急所率は素早さ依存であり、自分よりも遅い相手にはほぼ確実に急所をつけるため非常に使い勝手が良かった。
  • ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン 2004年/GBA
    『赤・緑』のリメイクである本作にも登場。はっぱカッターは弱体化したが、進化の早さと攻撃タイプ面での使いやすさは変わらない。
    つるのムチのPPが威力の割には低いので、大抵のプレイヤーはおつきみやまで拾えるわざマシン09(タネマシンガン)をはっぱカッターまでの繋ぎで使うことになる。

スマブラでのフシギソウ

 

ポケモントレーナーの使用ポケモンとして『X』で初参戦。ファイター番号は34
『for』ではリザードン単騎の参戦により残念ながら不参戦となったが、今作で復活。

『X』では明確に強い要素に乏しかった上に多くのファイターが持つ属性でもある炎属性のワザで受けるダメージが増えるという独自の弱みを与えられており、「お荷物担当」とまで言われるほど残念な性能だった。
しかし、本作『SP』では大幅に刷新され、間合いを選ばない立ち回りに高い火力・撃墜力を兼ね備えた総合力の高いファイターとして生まれ変わった。

弾速・射程・ダメージの3拍子が揃った飛び道具である横必殺ワザ「はっぱカッター」による牽制能力を持ち味とし、小ジャンプをしながらこのワザを撒いていく立ち回りが様々なファイター相手に機能する。
このワザの存在で相手を動かし、相手が距離を詰めようとしたところでリーチや持続に優れるワザで迎撃することを得意とする。

ワザ構成としては上方向に対して目に見えて強く、着地狩りや対空迎撃の場面では際立った強みを見せる。中でも上へのリーチが長い上に先端当てする事で強烈なふっとばしを誘発する上Bは対空の場面で極めて強力。
攻撃範囲の優秀さを生かした復帰阻止も強力で、さらに横には飛び道具、そして下にはガケ越しメテオが可能な空下を持ち、相手をガケ外に追い出す展開を作れれば期待値は高い。
これらを活かしたコンボ・連係も強烈で、浮かせる>決定力の高い空上や上Bで撃墜を狙うといった戦略はどんなファイターが相手であっても有効打となる事間違いなしだろう。

ただし、復帰に使えるワザがワイヤーを伸ばす上Bしかないというのは明確な弱点。
その上Bでガケをつかめる範囲はかなり広めに設定されてあるもののガケの真下まで降りてしまうとかなりガケをつかみづらくなってしまうほか、上から復帰する手段もタイミングをずらしたりする手段も一切ないため相手に復帰ルートの的を絞られやすい。
幸いにも復帰阻止に対しての牽制・暴れ能力はそこそこに備えているが、場合によっては下Bでリザードンにチェンジしてから復帰するといった戦略も視野に入れておく必要がある。
復帰だけでなく、落下の遅さと下方向への暴れの弱さから着地狩りへの耐性も低めで、総じて自分がガケ外や上空に追いやられる側になると苦しい。

優秀な飛び道具で動かして強力な打撃で狩るというシンプルな立ち回り性能の高さ、そして蓄積・撃墜ともに高いレベルでこなす攻撃性能は注目度が高く、
本作におけるポケモントレーナーのポテンシャルを根底から支えるファイターとなっている。
ただし復帰や着地という防御面における明確な弱点もしっかり用意されており、それを突かれるとあっさり撃墜されかねない。
そしてフシギソウが撃墜されてしまうと序盤に出すには不向きなリザードンで復活する事となるため、場合によってはそれが試合結果に大きな影響を与えることも。
いかにして卓越した攻撃性能を押し付け防御面をケアするか、そして上手く引き際を見極めリザードンにチェンジできるかがカギを握るファイターと言える。

声優はアニメ『XY』編でもフシギソウを担当した、犬山 イヌコ(いぬやま いぬこ)*1
ロケット団の喋るニャース役としてお馴染みのお方である。
英語版の声優はJustin Anselmi。他にもフランス語、ドイツ語、韓国語版がある。
日本語音声が女性声優なのに対して英語音声は男性声優なので、まるで別キャラというくらい印象が違っている。

キャラタイプ 中量級/パワー・バランスタイプ/両刀

リザードンとはまた毛色の違ったパワーファイター。
パワーだけでなく飛び道具による相手を動かす力も持っている。

ステータス

基本性能

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
1.1031.9031.59515.5832.2532.25
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.0950.9980.0821.382.20896
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中つかみ
2回×××

特殊性能

ワンパターン相殺について

ゼニガメリザードンと共有している。
たとえばフシギソウの弱攻撃をヒットさせた場合、ゼニガメとリザードンの弱攻撃にもワンパターン相殺がかかる。
必殺ワザも同様。

長所/短所

長所

  • ふっとばし力の高いワザが多く、撃墜性能が高い。また、その多くは上にふっとばすのでステージの位置をあまり気にせずに済む。
  • 飛び道具(横B)の使い勝手がよく、中・遠距離での立ち回りが強い。
  • コンボパーツが多く、火力が安定している。
  • 通常攻撃はリーチや判定、持続に優れたものが多い。
  • つかみ範囲が広く、武器判定なので判定勝ちもしやすい。また、投げのリターンも優秀。
  • メテオワザが非常に高性能で、復帰阻止が強力。
  • 上スマや空上など対空に向くワザが豊富で、上方向には滅法強い。着地狩りなど、一度浮かせてから自分の有利展開を維持しやすい。

短所

  • 復帰の手段が基本的にワイヤーしかなく、復帰阻止の的になりやすい。
  • 機動力が低く、逃げたり追いかけたりする展開が苦手。
  • 体の形状の問題でコンボ耐性が低い。
  • 落下速度が遅く、下方向への暴れも弱いことから着地がとても弱い。
  • 差し込みに使えるワザが極端に少なく、自分から仕掛けるのが難しい。
  • 相手を横にふっとばす手段に乏しく、ラインを回復・維持する能力に欠ける。

使いやすさ/使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★☆☆★★☆☆☆

リーチ・判定に優れた通常ワザや使い勝手の良い飛び道具を持つが、動きはやや緩慢といった味付けのファイター
やや使用者を選ぶところはあるが、ゆったりと立ち回りを組み立てたいプレイヤーなら馴染みやすいかもしれない。

ポケモントレーナーが行使するポケモンの1角であるため、上を目指していくならゼニガメ、リザードンも並行して使いこなす必要がある。
こちらの2体はどちらもフシギソウと違ってスピード面に秀でた性能を持つため、フシギソウとはまた一味違ったノウハウを身に着けなければならない。
使いこなしたと実感するまでは、幅広い技術の習得が求められるだろう。

『X』から及びアップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他
『X』から

『X』から


  • 弱攻撃
    • 百裂フィニッシュが追加された。
  • ダッシュ攻撃
    • 「かたタックル」に変更された。
  • 上強攻撃
    • ふっとばし力が下がった。
  • 下強攻撃
    • 単発ヒットになった。
  • 上スマッシュ攻撃
    • 上方向へのリーチが伸びた。
    • ふっとばし力が下がった。
  • 下スマッシュ攻撃
    • ふっとばし力が大幅に上がり、撃墜を狙えるようになった。
  • 通常空中攻撃
    • 葉っぱで攻撃する「フシギリーフ」に変更された。
  • 前空中攻撃
    • 根本より先端が強いワザになり、『X』と逆になった。
  • 下空中攻撃
    • 攻撃判定のどの部分を当ててもメテオになるようになった。
    • ふっとばし力が上がった。
  • 通常必殺ワザ
    • ボタン長押しで連射時間が伸びる仕様が削除された。
    • 無敵時間がなくなった。
    • 最終段でふっとばすようになった。
  • 上必殺ワザ
    • 発生が早くなった。
    • シフトに対応するようになった。
    • ガケ上から出した際にガケにつかまりやすくなった。
    • 空中で発動した際、しりもち落下にならなくなった。

Ver.3.0.0


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  • 横必殺ワザ
    • シールドに対する攻撃力が下がった。

Ver.3.1.0


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  • 通常必殺ワザ
    • 連続ヒットしやすくなった。

Ver.4.0.0


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  • 下空中攻撃
    • 強いふっとばしの攻撃範囲が狭んだ。弱いふっとばしの攻撃範囲に当たったとき、ふっとぶ距離が縮んだ。
  • 横必殺ワザ
    • 攻撃が出るまでのタイミングが遅くなり、スキが増えた。
  • 上必殺ワザ
    • 空中でワザを使用した時の高い攻撃力となっている攻撃範囲のふっとぶ距離が縮んた。

Ver.8.0.0


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  • 基本挙動
    • 前方受け身と後方受け身のスキが他のファイターに合わされた。

Ver.9.0.0


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  • 百裂フィニッシュ
    • 攻撃が相殺されないようになった。

通常攻撃

弱攻撃・ダッシュ攻撃

弱攻撃 ムチはたき→ムチコンボ→ムチれんだ→ムチフィニッシュ

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
弱攻撃12%武器→(361°)×7-8F27F10-30F
弱攻撃22%武器→(361°)5-6F27F8F
百裂攻撃0.5%×n武器→(361°)%%最短:4-22F最短:22F
百裂フィニッシュ2%武器↗(45°)%%4-5F39F

片方のムチで叩く→もう片方で叩く→滅多打ち→両方のムチでフィニッシュ。

弱としては発生が遅い部類。
ムチはリーチこそ長いものの威力が貧弱で、百裂の途中で割り込まれることも多い。
より発生が早く展開もいい下強があるため、このワザをわざわざ使う必要はない。

ダッシュ攻撃 かたタックル

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
12%身体↑(74°)181%4-11F43F
持続10%↑(73°)%12-19F

飛び込んでタックル。

発生が4Fと早く、フシギソウの地上攻撃では下強と並んで最速タイ。
とはいえ、フシギソウの機動力やこのワザの踏み込みの短さから使い勝手はさほどでもない。
突進後のスキは大きめだが、持続が長いので近距離戦なら差し込みにも使える。

0%付近では空後から繋がり、高いダメージを与えられる。その後の展開も良さげ。

強攻撃

横強攻撃 ふうしゃカッター

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
1~6段目1.5%×6武器→(20°)/↖(130°)×10F 12F 14F
16F 18F 20F
45F
7段目2%武器→(361°)%%22F
合計11%%%

葉っぱを回転させて攻撃。

咄嗟に出すにはやや発生が重く、若干の使いにくさは否めない。
しかし、多段ヒットで持続が長いので置きワザに適任。追い込まれた際のライン回復として役立つ。
ガードされると反撃は免れないので注意。

上強攻撃 むちリフト

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
7%身体↑(88°)%7-10F32F

つるのムチで体を持ち上げ、体全体で攻撃。

発生Fや全体Fに優れていて、小回りの利くワザ。横へのリーチはほぼないが上方向には長いので、対空ワザの一つとして使おう。
当てた後は空上で連係が可能。繋がらなくても着地狩りの展開に持ち込める。

下強攻撃 あしもとはたき

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
5.5%武器→(30°)%%4-6F31F

つるのムチで足元をはたく。

フシギソウの地上ワザではDAと並んで最速の発生を誇り、リーチも長く優秀な小ワザ。
弱攻撃の性能が頼りないので、その代わりとして使える。

当てた後にはダウン展開を狙えることがある。
また、ベクトルが低いので復帰阻止の展開を作りやすい。

スマッシュ攻撃*2

横スマッシュ攻撃 ムチチャージ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
16%身体↑(80°)/→(361°)112%85%15-18F59F10F
持続14%%%19-20F

ムチで体を押し出す形で勢いよく体当たりする。地味にシフト可能。

ムチを使う関係上リーチは中々に優秀で、フシギソウ1.5体分くらいのリーチがある。
そのため、ガケ狩りに使いやすい。ガケから少し離れた位置で撃つことで、タイミングさえ合えばほぼ全てのガケのぼりを狩れる。ガケで出すとフシギソウ1体分がガケの外に出るので不意打ちも狙える。

他にも、リーチを活かした引き横スマや、空上を回避した相手への着地狩りなど使い道は多様。
ふっとばし力自体は控えめだが、それでも充分な強さ。リーチのおかげもあり使いやすいスマッシュ攻撃となっている。

上スマッシュ攻撃 ばくれつフラワー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
無敵F
17%爆発↑(82°)82%26-29F59F8F蕾:26-29F

背中の蕾を盛大に爆破。

ファイター中でもトップクラスのふっとばしを誇る上スマで、マリオくらいの体重のキャラでもだいたい80%くらいから撃墜が狙える。
また、上方向への爆発なので攻撃範囲も広い。

その代わりスキの大きさも最大級。後隙は普通に大きい程度だが、発生26Fは普通に使ってもまず当たらないレベルの遅さ。リュカの上スマに次いでワースト2。

空上で替えが利くので無理に使う必要もないが、それでも使いたいなら着地や回避の一点読み。
発生と同時に蕾に3F間無敵が付くので、タイミングが合えば対空に使える。

下スマッシュ攻撃 ダブルムチ

※ステータス欄の表記は[根本/中間/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
8%/10%/12%武器→(361°)/→(34°)/→(30°)225%/160%/137%%/%/%13-14F45F7F

ムチで前後を同時に薙ぎ払う。

ムチの先端にいくほど威力が上がるが、ふっとばしはスマッシュにしてはかなり弱々しく、その割には発生も微妙。
一応、リーチの長さと後隙の少なさは評価できるが、総合的には弱いと言わざるを得ない。
ガケつかまりに刺さるが、他の攻撃を当てた方がずっと強力。はっきり言って1on1では使いどころは無い。

空中攻撃

通常空中攻撃 フシギリーフ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
1~7段目1%×7武器→(361°)/×(367°)×7-25F41F16F4-40F
8段目2%武器→(43°)%%28-29F
合計9%%%

身体を縦に倒しつつ背中の葉っぱを激しく回転させる。

周囲全方向に判定が出るタイプの空N。
発生が早い、持続が長い、多段ヒットするためジャスガも狙いにくいと優秀な点が多い。
ただしリーチは若干短く、着地隙も長いので迂闊な振り方をすると反撃を受けてしまうことも。

フシギソウのポテンシャルを支える主力ワザの一つで、特に近距離での要。
フシギソウの貴重な暴れ手段であり、シールドキャンセルからの反撃としても優秀。
持続の長さを活かしてガケ狩りや対空に使うのも効果的。
差し込みにも使え、ヒット中に着地すればつかみが、空中で出しきれば空前や上Bで追撃可能。特に上B連係は撃墜もできる。

前空中攻撃 ムチダンク

※ステータス欄の表記は[根本/中間/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
12%武器↑(80°)/↑(70°)/↗(60°)%/%/152%%/%/143%14-18F48F13F3-38F

二本の鞭を前に振って攻撃。

発生は遅いがリーチ・判定に優れ、差し込み・差し返しの手段となる。特に、横Bをジャンプで飛び越えた相手への迎撃として使いやすい。
着地隙はそこそこあるが、ムチの先端をガードさせれば反撃を取られにくい。

ふっとばし力が高めで、ガケ際のマリオを120%くらいから撃墜できる。
ただし、ムチの根本に行くほどふっとばしのベクトルが高くなり、ふっとばし力は落ちる。撃墜するなら先端当てを意識しよう。

空Nや下投げ、横Bなどのコンボ始動ワザから繋がる他、このワザからコンボを始めることもできる。
根本当てから空上や上Bで追撃しよう。

後空中攻撃 ムチホイール

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
1段目3%武器↑(76°)×7-9F43F7F7-42F
2段目6%武器↖(55°)%%13-15F
合計9%%%

後ろに身体を回しながらムチを二回叩きつける。

フシギソウの主力ワザの一つ。
威力こそ控えめだが、発生が7Fと早く、着地隙も非常に短い。しかも2段ヒットでジャストシールドをされにくい。
加えて、ヒット後は様々なワザにコンボすることができるというトンデモ性能。
序盤は空後からまた空後に繋いで運びながら攻撃でき、DAや空Nなども入る。終盤は上Bに繋げて撃墜ができる。

小回りの利く便利なワザで、牽制やガーキャン反撃として使いやすい。
横Bと並び立ち回りの基本になるのて、どんとん振っていこう。

上空中攻撃 ばくれつきゅうこうか

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
無敵F
15%爆発↑(90°)121%12-13F51F11F1-40F蕾:12-13F

蕾から勢いよく花粉を飛ばす。
「きゅうこうか」の名の通り、ワザを出した後はフシギソウ本体が真下へ押し出されるように飛んでいく。

上方向に対する申し分ない攻撃範囲と重量級顔負けの高いふっとばし力を誇るフシギソウの主力ワザ。

シンプルにお手玉や着地狩りで使うだけでも強いので、浮かせたら積極的に狙いたい。
また、一部のファイターには最低空でも当たったり、状況次第では下投げから繋がったりと、非常に高いポテンシャルを持つ。

威力の割に着地隙が短いのも魅力的。使用後にフシギソウが少し降下するのもあり、空上の後にすぐ着地することで素早く次の行動に移れる。
これにより当ててから空上や上Bで追撃ができる上に、台が絡んだ攻防では無類の強さを誇る。

下空中攻撃 うらばくれつフラワー

※ステータス欄の表記は[中心/周囲]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
10%爆発↓(270°)%/%11-12F63F13F3-51F

真下に対して勢いよく花粉を発射する。
フシギソウ本体は爆発に押し出されるような形で軽く浮く。

フシギソウの攻撃力を支える強力なワザ
メテオワザであり、かつワザのどの部位を当てても必ず相手を真下に落とせる。
加えて下に対する攻撃範囲が非常に大きく、地形を貫通する
そのため、ガケ上からガケ全体を覆うように攻撃し、相手のガケつかまりを阻止できる。安全かつ強力な復帰阻止で、フシギソウがガケ展開で猛威を振るう要因の一つ。

また、ガケ展開だけでなく台下の相手に対してもヒットする。高%では空下で打ち上げてからスマッシュを繋げることも可能。

弱点は後隙の長さ。ガケ待ちならともかく場外に自ら赴いてメテオを狙うのは得策ではない。
また、ワザ自体のふっとばしは意外と高くないので、ピットインクリング等の縦復帰が長いファイターには耐えられやすい。

Ver.4.0.0への移行時に、カス当てとなった場合はふっとばし力が下がるという下方修正が加えられた。
前向きに考えるなら本当てのリターンが相対的に上昇し、本当ての精度が高いかそうでないかで差がつくようになったとも言える。
とはいえ、今でも高性能なワザには間違いないのでどんどん使っていこう。

つかみ

発生F全体Fリーチ
通常13-14F42F22.6
ダッシュ48F37.5
ふりむき44F

つるのムチでつかみかかる。

リーチが長く、その割には後隙も少ない。相手の攻撃の範囲外からつかめる。
機動力が低いのでダッシュつかみは使いづらいが、ふりむきつかみはリーチがさらに伸びるので強力。
発生はやや遅めなのでガーキャンつかみは非推奨。

投げから得られるリターンは高いので、チャンスがあればつかみを通していきたい。

つかみ攻撃 つかみずつき

ダメージ属性発生F全体F
1.3%身体1F6F

つかんだ相手に頭突き攻撃。

ダメージ、回転率ともに平均的な中量級タイプのつかみ攻撃。
ダメージ蓄積、OP相殺のどちらもこなせる。

前投げ つるスリング

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃5%身体↗(45°)%%16F37F1-17F
投げ5%↗(45°)%%17F
合計10%

つかんだ相手に体当たりを決める。

打撃判定があること以外は特徴のない平凡な前投げ。
1on1では相手をガケ外に追い出すとき、乱闘では敵が多い所でつかんだ場合に。

後ろ投げ つるとばし

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
12%↖(45°)154%109%20F35F1-20F

つかんだ相手をつるで投げ飛ばす。

ふっとばし力がとても強く、ガケ端なら100%前後でも撃墜が狙える。
撃墜できなくても単発のダメージが高く、また展開も悪くない。
下投げからコンボが繋がらなくなったらこれを使おう。

上投げ つるつきあげ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃4%身体↑(80°)%20F39F1-21F
投げ5%↑(90°)%21F
合計9%

つかんだ相手を上に持ち上げ、蕾を叩きつける。4%部分は打撃判定。

序盤はコンボ始動になり、ここから空上が確定する。
コンボが入らない%でも、フシギソウの得意な着地狩り展開に持ち込める。

下投げ つるおとし

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
7%↑(80°)162%19F34F1-19F

つかんだ相手を地面に叩きつける。

相手を軽く浮かせるので、様々な攻撃でコンボが可能。
具体的には、序盤は空前や空Nなどが繋がり、70%以降は相手のベク変次第で空上か上Bが繋がる。
内変更されたら空上、外変更されたら上Bが確定し、撃墜も狙える。

ネスの後ろ投げほど極端ではないがダメージ蓄積によるふっとばしの伸びが優れており、最終的には上投げよりも低い蓄積ダメージで上方向への投げバーストが狙える。
実は下投げの中では全ファイター最強クラスのバースト力で、上ベクトルの投げとしてもカムイの上投げに匹敵するほど。
「高ダメージでつかんだものの後ろ投げで撃墜するには位置が悪い」という際に役立つ、いわゆる寿命用のワザでもある。

起き上がり・ガケのぼり攻撃

ダメージ発生F全体F無敵F
あおむけ7%14-15F 22-23F45F1-23F
うつぶせ7%16-17F 22-23F45F1-23F
しりもち5%19-20F 31-32F49F1-7F
ガケのぼり9%21-23F55F1-23F

普段のリーチの長さはどこへやら、リーチは短い。注意。

必殺ワザ

通常必殺ワザ タネマシンガン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
本体1段目3%↑(110°)/↑(105°)/↑(110°)×7-8F最短・地上:79F
最短・空中:66F
2段目2%↑(100°)13-35F
タネ1.5%↑(90°)×13-15F 19-21F
25-27F 31-33F
持続1.3%↑(88°)16-20F 22-26F
28-32F 35-39F
フィニッシュ3%↑(70°)%%39-43F

蕾からタネを真上に連射する。

原作では『ルビー・サファイア』から登場するくさタイプのわざ。2~5回連続で攻撃する。

ボタンを長押しすることでタネの発射数を増やせる。最小で4発、最大で10発。
また、フシギソウ自身にも攻撃判定があり、相手を打ち上げてタネに繋げる。
この本体部分はそこそこ範囲が広く、小ジャンプの昇りで出してもチビキャラにもヒットする上、多少横に離れていてもヒットさせることが出来る。
つぼみを中心に発生しているのでフシギソウの後ろの方がリーチが長い。

真上に飛び道具を連射するという変わった性能のワザ。
連射なので持続が極めて長く、当たれば一気に20%近くのダメージを稼げる。
また、地上なら一度引っかけると最後まで繋げやすい。空中では横移動の慣性が乗ると抜けられやすい。 
見た目から対空に使えそうだが、弾部分は横範囲が狭いので避けられやすい。
また、全体動作が長いせいで外したときのリスクは甚大。

本体部分の発生が早く実は範囲も優秀なのでガーキャンジャンプからの反撃として使える。
…と思いきや、この本体部分の判定は地上・空中のどちらで出した場合でも地上の相手にしかヒットしないという重大な欠陥を抱えている。
空中の相手にろくにヒットしないのはこの仕様が原因。いかにも対空ワザですよ、という雰囲気を醸し出しているがその実対空としてはかなり使い勝手が悪いワザとなってしまっている。
地上にいることが確定している相手は巻き込みやすいので、ダッシュ攻撃への確定反撃など「必ず地上にいる」という確信がある時に使おう。
また、ずらしに弱く抜けられた際のリスクも甚大なので注意。

狙うとすれば、こちらのシールドに突っ込んできた相手への反撃や、すかし着地からのジャンプ読みなど。リターンは確かにあるが、リスクが大きすぎるのでやりすぎ注意。

横必殺ワザ はっぱカッター

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
8%↑(70°)%%24-35F48F
持続16%↗(55°)%%36-54F
持続24%→(40°)%%55-73F

前方に葉っぱのカッターを投げつける。

原作では『赤・緑』から存在するくさタイプの物理技。敵全体に攻撃し、急所に当たりやすい。

動作はやや重たいながら、射程距離が長めで使いやすい飛び道具。はじき入力で弾速と飛距離がアップ。
基本的に直線的に進むが、ランダムで軌道が若干変化する。また、相手を貫通する性質を持つ。

フシギソウ、ないしはポケモントレーナーが唯一持つまともな飛び道具で、フシギソウの立ち回りを支える重要なワザ。
このワザの存在で相手を動かし、リーチやパワーに秀でたワザで迎撃するのがフシギソウの基本戦術となる。

絶妙な弾速に加え軌道が毎回異なるので、相手からすると非常に鬱陶しい。
単発ダメージも当てた後の展開もいいのでつい多用したくなるが、発生が遅く全体動作もやや長いので、連発するのはハイリスク。
使用するのは相手とある程度の距離を取ってからにしよう。

命中すると相手が浮くため、正確なヒット確認ができれば攻めの起点として用いられる。状況によっては空上や上Bでの追撃が入り撃墜できることもある。

上必殺ワザ つるのムチ

※ステータス欄の表記は[先端以外/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
11%/13%武器↗(50°)%/131%141%/95%15-17F47F

斜め上方向にムチを伸ばす。

原作では『赤・緑』から存在するくさタイプの物理技。追加効果無しのシンプルな基本技。

ワザを出した直後にキーを左右に倒すことで、真上・斜め上・やや横よりの斜め上の3方向に打ち分ける事ができる。
相手に当てると上方向へふっとばし、根本を当てるより先端を当てる方が威力が上がる。
また、ワイヤー復帰に対応している。

攻撃ワザとしては、上方向に対するリーチが非常に長く、かつムチの先端部分は凄まじく強いふっとばし力を有し、フシギソウの主力撃墜ワザの一つとなる。
コンボの締めとして非常に優秀なワザで、下投げや空N、横Bなどから繋がりそのまま撃墜もできる。左右のシフトなど細かい調整は必要だが、できるようになれば余裕で早期撃墜が可能。
空中で出すとホップする関係上、地上で使った時とのリーチが異なり慣れがいるがぜひ体で覚えておきたい。

一方、復帰ワザとしては少々癖のある性能。
ワイヤーの長さはワイヤー復帰の中でもトップクラスなのだが、問題はガケつかまりの範囲。
横~斜め上付近をつかむ分には非常に広いつかみ判定があるが、真上付近ではほとんどつかんでくれない
そのため、真下から復帰しようとしてもガケをつかめずにそのまま落下してしまう。
そうなると横~斜め下からの復帰を余儀なくされ、復帰阻止を受けやすくなる。
フシギソウの復帰はガケつかまりのタイミングを全力でずらす必要がある。復帰が厳しいと思ったらすぐリザードンに交代するのも○。

攻防一体となった重要なワザであり、このワザの扱いの上手さでフシギソウの勝率は激的に変化するだろう。

下必殺ワザ ポケモンチェンジ

全体F無敵Fクールタイム
39F全身:1-25F103F

リザードンに交代する。

発生保証(1F無敵)があるので、コンボに割り込むなど不味い状況を脱する時に使える。
また、フシギソウの場合は復帰力や耐久力が足りないので、リザードンに交代して補おう。

ポケモントレーナーが画面奥にいる時限定の共通のテクニックとして、特定のワザで使用後のクールタイムをキャンセルすることが可能。
ゼニガメからフシギソウに交代した場合、横Bを出せばすぐリザードンに交代可能。

最後の切りふだ さんみいったい/ソーラービーム

ダメージ属性ベクトル撃墜%
合計:44.3%%

「いくぞ!さんみいったい!!」/「いけー!さんみいったい!!」

ゼニガメが「ハイドロポンプ」、フシギソウが「ソーラービーム」、リザードンが「だいもんじ」を正面に放つワザ。
恐らく先頭ポケモンによる性能差は無いが、先頭ポケモンにズームアップしてから繰り出すこととモーション中は先頭ポケモンのみが黄色のオーラに包まれているため、なんとなく先頭ポケモンが繰り出すワザが目立って見える。

ワザの判定はほぼ見た目通りでハイドロポンプは扇状に、だいもんじはソーラービームよりやや上下に広い攻撃判定を持つが、特にハイドロポンプは見た目よりも判定がやや狭くエフェクトが相手と重なってもヒットしないことがある。
ワザの中核を担っているのはソーラービームで、ハイドロポンプおよびだいもんじのふっとばし力はほぼ皆無で軽く仰け反らせてソーラービームに巻き込む役割のみとなっている。
が、威力自体はハイドロポンプ、だいもんじにも十分あり、稀なケースだが高低差や台のあるステージなどでハイドロポンプやだいもんじのみが当たると大ダメージを与えたがふっとばないということも無くはない。
また、3つのワザが全て当たっても与ダメージが単純に合算されるということもない。根元では水と炎が中和されているのかも知れない。

総括すると「多段ヒットで押し出して最後にふっとばす」という、ロボット射撃Mii等も持つ典型的なビーム系切りふだである。
が、それらと比べると角度が水平で固定なため遠距離での信頼性に欠ける。だいもんじは言うに及ばずハイドロポンプのも過信できる攻撃範囲ではない。
しかし「至近距離で繰り出すと飛び越されたり下をくぐられたりして回避されやすい」というのは他のビーム系切りふだと同じなので、ぶっ放すなら中~遠距離での使用が望ましい。

原作でのソーラービームは『初代』から存在するくさタイプの特殊技。1ターン目に光を吸収し、2ターン目に攻撃する。
天候が「はれ」の時は溜め無しで撃つことが出来る。逆に天候が「あめ」「すなあらし」「あられ」の時は威力が半減してしまう。

多くのほのおタイプのポケモンも覚えられ、特性「ひでり」との相性はバツグン。

カラーバリエーション

体色の変化はやや小さく、つぼみの色で区別している。

カラー身体つぼみ元ネタ・備考
1青緑ピンク
2
3
4青紫ピンク
5黄色『X』の緑カラーがベースだが、つぼみの色が変更されている。
6
7『X』の青カラーは水色の身体だったが、本作では緑色。
8青緑

アピール

上アピール

体を震わせながら、背中のつぼみと葉を回転させる。

横アピール

短い前足で逆立ちする。

下アピール

つるを一本ずつ伸ばし、その場で一回転する。

入場

モンスターボールから登場。

待機モーション

  • 右足と左足を前後揃えて片方ずつ上げる。
  • 周囲を見回し、その後首を振る。

リザルト

ファンファーレ

『ポケットモンスター 赤・緑』の「メインテーマ」のアレンジ。

ポケモン勢は(ポケモン別で)10体いるが、ファンファーレは全員共通のため、
同じファンファーレが使われるファイターの数が圧倒的に多くなっている。

勝利ポーズ

ポケモントレーナーの台詞は、

  • 男の子:「がんばったな、フシギソウ!」/「みんな、よくがんばったな!」
  • 女の子:「がんばったね、フシギソウ!」/「みんな、最高だね!」

十字キー左

フシギソウが大きくバク転を決め、トレーナーと共に決めポーズ。

十字キー上

フシギソウが「つるのムチ」を二回前方に伸ばし、トレーナーと共に決めポーズ。

十字キー右

トレーナーがフシギソウの頭を撫で、フシギソウが嬉しそうに飛び付く。

拍手

フシギソウ自身は登場せず、トレーナーのみが拍手を行う。

ファイタースピリット

フシギソウ

Ivysaur.jpeg

●アートワーク出典:ポケモングローバルリンク

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*1 『X』では故・川上 とも子(かわかみ ともこ)(2011年6月9日没)が演じた。
*2 溜めるとダメージが最大で1.4倍にまで上がる。