ボス/ドラキュラ

Last-modified: 2024-03-24 (日) 19:40:52

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●出典:悪魔城ドラキュラ シリーズ

スピリットについてはスピリット一覧/ドラキュラスピリット一覧/ドラキュラ (第2形態)を参照。

原作でのドラキュラ

100年に1度蘇ると言われ、数多の魔物を従える吸血鬼にしてドラキュラ城の主。アルカードの父親。
デザインは、初期は黒髪のオールバックで黒と赤のマント姿である事が多かったが、『月下の夜想曲』では白髪と髭のやや老けたデザインとなった。
以降の作品では『月下』をベースにマイナーチェンジを施したデザインが多いが、黒髪オールバックが採用される事が無くなった訳ではなく、いくらかの作品で採用されている。
本作に登場するのは『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』バージョン。
原作では『血の輪廻』以降において声優によるボイスが当てられているが、
スマブラでは他のボスと同様にボイス無しとなっている。
余談だが、『月下』以降多くの作品で若本 規夫(わかもと のりお)氏の声が当てられていた為、黒いフェイスと同じくボイス付きになるだろうと予想していたプレイヤーも居たとか。

彼は『悪魔城ドラキュラ』シリーズの登場人物なのだが、さまざまな映画や小説のドラキュラをモチーフとしている。
そこにはイギリスの有名な小説「吸血鬼ドラキュラ」と、さらに元ネタである実在のワラキア公ヴラド3世もモチーフに含まれており、悪魔城シリーズのドラキュラも史実通り15世紀には人間ヴラド・ツェペシュであった。
このためゲーム中でも「ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ」でフルネームのこともある。
(実際はツェペシュもドラキュラもヴラド公の本名ではないのだが、ドラキュラはヴラド公が実際に用いたニックネームだと言われる。「ドラグーンの息子」という意味)
川島教授と並んで、実在人物モチーフであるとも言える。
ただ、『悪魔城』シリーズや小説の中ではドラキュラを「伯爵」としているが、実在のヴラド3世はワラキア公の表記にもある通り、伯爵よりも地位が上の公爵である。

15世紀以降、魔王となり人類に対し攻撃を開始。
ベルモン一族をはじめとするヴァンパイアハンターたちと幾度となく戦う。
最終的に1999年にユリウス・ベルモンドの活躍によってドラキュラ伯爵は魂と魔力を分離されて完全に消滅。
魔力は日蝕に封印され、魂は後に来須 蒼真という青年に転生することになる。

なお11世紀が舞台の『キャッスルヴァニア』に登場するマティアス・クロンクビストという人物が後のドラキュラだと強く示唆されている。
しかし、正確なところは言明されていない。
マティアスがドラキュラだとして、なぜ15世紀にヴラド・ツェペシュになり、そしてドラキュラとなったのか、詳しい経緯は不明。
これについては彼の妻の「リサ」(アルカードの母)の死が原因とも言われている。(『闇の呪印』公式ガイド・『Netflixアニメ版』)

リブート作品として設定を再構成された『ロード オブ シャドウ』シリーズでは上記と別の人物がドラキュラとして設定されている。

概要

勝ちあがり乱闘ではルイージパックマンシモンリヒターセフィロス(ラウンド4)のルート、アドベンチャーでは闇の世界ドラキュラ城に登場する。

人間に近い姿の第1形態と、獣のような第2形態が存在する。

第1形態の攻撃

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公式アートワークにも登場している、人間の姿。主にドラキュラ伯爵と呼ばれている。
ワープにより移動し、暗黒魔術により火柱やコウモリ化などの攻撃をする。
この姿では頭部にしか攻撃が通らないため、空中攻撃が主な攻撃手段となる。

3WAY弾

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原作での名称は「ヘルファイア」。

直進、または扇形に広がる炎の弾を発射する。
こちらの攻撃でかき消せる為、意識せずに対処していることもありうるだろう。
エネルギー系の飛び道具なので、反射・吸収も可能。ただし、反射しても角度の関係で伯爵の頭に当たらないのであまり意味がない。

直進弾

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原作での名称は「ダークインフェルノ」。

直進する弾を、異なる高さで交互に発射する。
ヘルファイア同様、反射可能。上部の弾を反射できればドラキュラに当たる。

全方位弾

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原作での名称は「ダークインフェルノ(拡散)」。

赤と青の弾を、渦巻状または放射状に発射する。
上記スクリーンショットは、下記のフレイムピラーと織り交ぜて使用しているシーン。

赤の弾のみ反射が可能だが、反射しても発射位置や軌道の関係で伯爵の頭に当たることがほとんど無いのであまり意味がない。
非常に避けづらそうに見えるが、ほとんどはしゃがみで回避できる。

ちなみに放射状に発射する攻撃は『ドラキュラ伝説』で披露したものだが、渦巻状に放つ攻撃はドラキュラが直接使った事のあるものではなく、『暁月の円舞曲』でドラキュラの力を得たグラハムが使ったものである。

炎の柱

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原作での名称は「フレイムピラー」。

ファイターの足元が微かに赤く光り、そこから縦長の火柱が出現する。
複数本同時に出すタイプと、1本ずつファイターの足元を順番に狙うタイプが存在する。
火柱は画面上端まで伸び、当たると連続ヒットしてふっとばされる。

ドラキュラの体力が少なくなると、上記の攻撃と組み合わせて使用してくる。
ダメージが溜まった状態で喰らえば撃墜もあり得る。が、意外とガードで耐えしのげる。

コウモリ突進

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原作での名称は「バットムーヴ」。

無数のコウモリに変身し、画面の反対側へと移動する。

ドラキュラのワープ以外で唯一の移動手段。再び現れる地点は決まっているので、慣れるとすぐに攻撃できる。
ファイターによってはしゃがんで回避できる事も。

第1形態の対策

頭以外を攻撃してもダメージが入らないことに注意。
ジャンプボタンと攻撃ボタンを同時押しして空中攻撃を出すと当てやすいだろう。

攻撃→ワープ→攻撃→…、のローテーションとなっている。
攻撃後、ワープで移動するまで少し間があるので、この瞬間をしっかりと攻めたい。

第2形態の攻撃

真の力を開放し、緑色の怪物へと姿を変える。
全身に攻撃を当てることができるが、爪を使った肉弾戦や多くの飛び道具など、攻撃が激しくなっている。
ワープ移動はしなくなり、こちらが離れていてもジャンプで距離を詰める。

切り裂く

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爪で切り裂き攻撃。
その場で攻撃、踏み込んで攻撃、3回連続で攻撃の3パターンがある。

叩きつける

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腕を大きく振り下ろして地面を叩く。その場で振り下ろすパターンと踏み込んでから攻撃するパターンの2種類がある。
全身に攻撃判定があるので、体→爪で2ヒットしないように。

炎弾

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原作での名称は「ヘルファイア」。

ファイターを狙って炎弾を発射する。着弾すると火柱が上がる。
概ね第1形態のものと同じだが、こちらは反射すればちゃんと相手に当たる。

追尾弾

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原作での名称は「カースチェイサー」。

口から出た4発の怨念が急上昇した後、ファイターを狙って飛んでくる。当たると毒のスリップダメージ。
怨念はファイターを追尾するのでなかなか避けにくい。
予備動作に入ってからドラキュラからできるだけ距離を取り、怨念が来たら少しずつ内側に逃げるといい。

出だしのみ反射可能という謎の仕様があるため、くっついて反射すれば大ダメージになる。

踏みつぶす

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小さくジャンプし、着地の衝撃波で広範囲を攻撃する。
衝撃波はシールド削りが強いので、ジャンプで回避を。

衝撃波

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両手を口元で構えた後、電撃を纏った青白い衝撃波を発射する。ドラキュラの最強の攻撃
威力が高く、まともに喰らうと大惨事となる。
加えてシールド削りも凄まじく、難易度「むずかしい」では一発シールドブレイクもあり得る。

恐ろしい攻撃だが、実は攻撃のタイミングが決まっていて、最初は3回目、それ以降は5の倍数の時に必ず使用してくる。
攻撃のタイミングが分かれば回避しやすいはず。

むらびとしずえさんのしまう/とり出すでのみ反射が可能。

第2形態の対策

第1形態と異なり、頭以外を攻撃してもダメージが入る。
シモンの聖水のような打点の低い攻撃も有効になるため、
ファイターによっては第2形態の方が戦いやすいこともありうるだろう。誰が言ったか弱体化。

各攻撃の間に棒立ちしているスキがあるので、
慣れないうちはターン制バトルのように避ける、攻撃する、と切り替えていくと良い。

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