ファイター/リヒター

Last-modified: 2024-03-04 (月) 01:58:02

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勝ちあがり乱闘リヒター ルート「ダッシュファイターズ」

目次

リヒター

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原作でのリヒター

本名は「リヒター・ベルモンド」。聖なる鞭「ヴァンパイアキラー」に選ばれたベルモンド一族の青年で、その実力は一族最強との呼び声が高い。
シモンは彼の御先祖様*1で、マルスクロムルキナと同じ様な関係である。

『血の輪廻(ロンド)』では、暗黒神官たちの手により復活したドラキュラを、不思議な力を持った少女マリア・ラーネッドと共に討伐した。
その5年後を描いた続編の『月下の夜想曲』では、その強さのあまり戦いを渇望し、その心の闇を突かれて、自らがドラキュラ城の城主になりアルカードの前に立ちはだかるという衝撃の登場を果たした。
アルカードの活躍により心の闇は晴れたものの、この不祥事が祟ってか『1999年までベルモンド家とヴァンパイアキラーを分けておく必要がある』という予言が下され、当分の間ベルモンド家の分家であるモリス家が預かることになる。*2
『ギャラリー オブ ラビリンス』では主人公であるジョナサン・モリスがヴァンパイアキラーを振るっているが、分家のジョナサンではそのままだとろくに使いこなせず、ヴァンパイアキラーの真の力を扱えるようにするための試練として、ベルモンド家最後の鞭の使い手であったリヒターの幻影と戦うことになる。
ドラキュラ消滅後の時代が舞台の『Grimoire of Souls』では魔導書の暴走を鎮めるため、文献等の情報を元に再現、召喚される。
自分が1797年(『月下』)にて闇堕ちすることを知らされ強く落ち込むも、起きたことは戻せないからこそ自身が今できることに全力を尽くそうと決意を新たにし、仲間達と共に闇を祓った。

それまでのシリーズ主人公の変態じみた独創的なビジュアルとは打って変わって、鉢巻きが印象的な爽やかな好青年の出で立ち。その結果が誰が呼んだか「リュウ・ベルモンド」。
また性格面でも正義感が強く勇敢で女性の扱いも心得ているといったナイスガイ。
さらにアネットという恋人もいるほか、『血の輪廻』でヒロインたちを助け出したときの対応も紳士そのものである。

ややネタ方面の話にはなるが、
『血の輪廻』では、歩くよりバック宙のほうが速いため「人生後ろ向き」と呼ばれている。
『月下の夜想曲』『ギャラリー オブ ラビリンス』で使えるアッパーが"落下するより早い"ことから「上に落ちる変態」と呼ばれている。
『Harmony of Despair』では声優の暑苦しい演技で文章にする際は台詞の一つ一つに濁点を付けて表現される(例:「ま"か"せ"ろ"」「じ"ゃ"あ"な"」)。特にアルカードを呼ぶボイスの人気は高い。「ア"ル"カ"ー"ド"! "」
切り札は「グ" ラ" ン" ド" ク" ロ" ス" !"」

代表作

赤文字は初登場作品

  • 悪魔城ドラキュラX 血の輪廻 1993年/PCE-SCD
    従来作と比較して大幅なルックスの路線変更に加えキャストが付くなど、
    以降の作品につながるキャラクターデザインの掘り下げに先鞭をつけた意欲作。
  • 悪魔城ドラキュラXX 1995年/SFC
    『血の輪廻』のSFC移植版。『血の輪廻』は国外で発売されなかったので、国外では『XX』が初登場作品となっている。*3
  • 悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 1997年/PS, 1998年/SS
    リヒターの下強攻撃やダッシュ攻撃、上必殺ワザの元となったワザが初登場した作品。
    メトロイド』シリーズに近い探索系アクションRPGになったのも同作から。
    ちなみに、『メトロイド』と同作品の様な2D探索型アクションゲームを指して(特に国外で)「メトロイドヴァニア」*4と呼ばれている。
  • 悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス 2006年/DS
  • 悪魔城ドラキュラ Xクロニクル 2007年/PSP
  • 悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair 2010年/Xbox 360, 2012年*5/PS3
  • 悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls 2021年/iOS

スマブラでのリヒター

 

シモンのダッシュファイターとして参戦。ファイター番号は66'、通り名は紺碧のヴァンパイアハンター
只、シモンのワザには本来リヒターが使うワザも多く*6、シモンの方がダッシュファイターに見えると言う人もいる。
逆に原作のリヒターは鞭の上下、斜め攻撃が出来ない*7ので、お互いに足りない所を補っているとも言える。

変更点はモーションの微妙な違いと、下必殺ワザの属性とアピールと勝利ポーズのみ。
つまりシモンとの性能差は限りなく少ないという事である。好きな方を選んでOK。
ただし下必殺ワザの属性の違いによって、一部のファイターに対する相性や立ち回りが若干変わる点には注意。
シモンは火炎属性、リヒターは波動属性となっている。
そのため、リンクの性能では下Bの爆弾を任意起爆できるシモンに軍配が上がるが、
逆にピクオリでシモンの聖水は赤ピクミンを倒せないのでリヒターの方が優れている。

相手が出してくるファイターが分かっているのであれば、シモンと使い分けるのも手かもしれない。

他、アイテム戦ではフリーザーパサラン、爆弾系のアイテム等が絡んだ際の立ち回りも変わる。
スピリッツ戦では効果を発揮するスピリットも変わる点にも注意しておこう。

声優は故・梁田 清之(やなだ きよゆき)。『月下の夜想曲』から担当していたが、2022年11月14日に、57歳の若さで亡くなられてしまった。
海外版の声優はDavid Vincent。

シモンとの違い

ステータスやワザの性能に関しては、元のシモンと全く一緒であるため、ファイター/シモンを参照。

  • 立ちモーションがやや異なる。
    • シモンと比べると大きく動くため、喰らい判定が縦に短く横に長い
  • 蹴りワザのエフェクトがシモンと異なる。

細かい違いもほとんどなく、ほぼほぼシモンそのままである。好きな方を選んでも全く問題ない。
アイテム戦ではばくだん系の起爆ができるシモンが若干有利か。

カラーバリエーション

カラー服の色元ネタ・備考
1『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』と『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』の要素を混ぜたデザイン。
2『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』ジュスト・ベルモンド
3
4原作で呪いを受けた時のカラー。
5『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』ユリウス・ベルモンド
6『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』
7
8『キャッスルヴァニア(PS2)』レオン・ベルモンド

アピール

上アピール

「任せろ!」

左手を掲げてぐっと握る。『血の輪廻』のパッケージイラストや今作のリヒターのアートワークと同じポーズ。
セリフの方は『Harmony of Despair』で味方との意思疎通に使う定型文チャット"ラジオチャット"でのセリフが元ネタ。*8
蛇足だが、上アピール中に上Bを押し続けて先行入力しておけば「任せタァッ!」と綺麗に繋がる。

横アピール

鞭を前方に振り、両手で持ち構える。
前者(左向き18F目付近)は『XX』のオープニング、後者は『血の輪廻』のアートワークが初出。
一連の動作はスマブラ独自のものだが『Grimoire of Souls』にて溜め攻撃のホールドモーション*9として逆輸入された。

下アピール

「覚悟しろ」

左手につけたグローブを締める。『血の輪廻』のオープニングムービーのワンシーンが元ネタ。

入場

光の中から現れて、鞭を振るう。シモンと全く同じモーション。

待機モーション

どちらもシモンと同じ。

  • 右手を斜め後ろに振るう。
  • 左手を腰に当てて仁王立ちする。『月下の夜想曲』でドラキュラと会話している際のポーズが元ネタ。
    通称立ちション。*10

リザルト

ファンファーレ

初代『悪魔城ドラキュラ』の「clear」のアレンジ。
その名の通り、原作ではステージクリアした時に流れる音楽。

リヒターが初登場した『血の輪廻』のステージクリア時に流れる音楽も、この曲のアレンジとなっている。

勝利ポーズ

十字キー左

「ここはお前の住む世界ではない!」

回転しながら鞭を振り、地面に叩きつけてから両手で引っ張る。
セリフは『血の輪廻』でドラキュラを倒したあとのムービーで発するセリフ。原作では「滅びよ!」から始まる。
リヒターの代表的なセリフの1つで、参戦ムービーでも登場している。

十字キー上

飛んで地面に鞭を振り、左手を上げる。
『血の輪廻』のパッケージに描かれてるポーズの再現。

十字キー右

「じゃあな!」

背中を向けて鞭をしまい、振り返りピースサインのようなポーズを決める。このとき「シャキィーン」と音が鳴る。

『血の輪廻』でドラキュラに捕らわれている女性を助けた際のムービーが元ネタ。
多くを語らずに微笑んで去っていくリヒターは原作でもスマブラでも爽やか。
また、「シャキィーン」という音も原作とまったく同じタイミングで鳴っている。

拍手

シモンと同じモーション。
ダッシュファイターの中では唯一、拍手の仕方が元ファイターと同じになっている*11

ファイタースピリット

リヒター・ベルモンド

Richter Belmont.jpeg

●アートワーク出典:悪魔城ドラキュラ Xクロニクル

デザインの元となった『血の輪廻』ではなく、リメイク作『Xクロニクル』のもの。
他のスピリッツが持つヴァンパイアキラーが革の鞭である中、リヒターは『血の輪廻』『XX』『HD』いずれも鎖の鞭であり、統一感を出すため革の鞭を持つこのデザインが選ばれたのかもしれない。

アドベンチャーでの解放条件

サブマップのドラキュラ城内にいる全てのゴーストを倒すことで、ドラキュラアルカードの間に母体が出現する。
挑むには直前のアルカードを必ず倒さなければならない。

ファイターバトル

コメント

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*1 シモンのドラキュラ討伐から101年後がリヒターの時代。の時代設定も踏まえるとリヒターは曽孫か玄孫と思われる。
*2 ヴァンパイアキラーに触れられなくなった明確な理由は不明。リヒターの戦いを望む意思と闇堕ちをヴァンパイアキラーに宿る意思が咎めたとする説がファンの間で囁かれている。
*3 『血の輪廻』は後に国外で『Rondo of blood』の名でリリースされ、海外版のスマちしきではそちらを初登場作として紹介している。
*4 『メトロイド』と『キャッスルヴァニア』を合わせた造語。『キャッスルヴァニア』は『悪魔城ドラキュラ』の英語タイトル
*5 海外では2011年。
*6 ダッシュ攻撃や下強等の体術はリヒター由来の物が殆どで、最後の切りふだ「グランドクロス」もシリーズではリヒターが初めて使用した。実はシモンが使う様になったのは割と最近の外伝作品からなので、彼がグランドクロスを使う事に驚いた原作ファンも多かった。
*7 『Grimoire of Souls』にて八方向に攻撃できるようになったが、誤解を恐れずに書くと同作における彼は過去の文献を参考に作られたレプリカである。
*8 それ以前に『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』にて無事を祈る恋人に対し「あぁ、まかせろ。」と応えるシーンはあるが、叫ぶようなニュアンスはない。
*9 所謂スマッシュホールドのようなもの。
*10 悪魔城シリーズの『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』ではキャラ「マクシーム・キシン」がコマンド技でHP回復をした時のグラフィックがリヒターのそれと同様にプレイヤーに対して背を向けるのもので、飲尿健康法と呼ばれたのが由来。
*11 ダッシュファイター以外ではフォックスウルフネスと『for』以降のリュカ格闘Mii剣術Miiがそれぞれ同じモーションである。