ファイター/クラウド

Last-modified: 2024-04-16 (火) 04:42:38

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目次

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クラウド

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原作でのクラウド

『ファイナルファンタジーVII (以下、『FFVII』)』(原作:スクウェア・エニックス)の主人公。
フルネームは「クラウド・ストライフ」。
年齢は『FFVII』の時点で21歳で、本編終了後のストーリーを描いた映像作品『アドベントチルドレン (以下、『FFVII AC』)』では23歳。
神羅カンパニーのエリート戦士「ソルジャー」のクラス1stを自称し、神羅から抜けた後は報酬次第でなんでもやる「なんでも屋」を営んでいる。
そんな彼が幼馴染のツテで反神羅テロ組織「アバランチ」の用心棒としてミッドガルに訪れる所から『FFⅦ』の物語は始まる。

驚異的な身体能力と身の丈ほどもある大剣を駆使した戦闘能力は折り紙つきで、バイクを始めとした乗り物の運転技術も非常に高い。「元」ソルジャー1stを名乗るに恥じない戦闘力を持つが魔晄の影響で所々記憶と意識が混濁しており、物語を進めるにつれ、実はソルジャー1stではなくただの一般兵であったことが判明する。

当初は「興味ないね」が口癖で、人当たりが冷たく他人に関心のない人物像と取られていた。
だがそういった態度や元ソルジャークラス1stを自称する等の虚言は、過去に受けた人体改造実験の後遺症により形成された擬似人格によるもの。
心根は内向的ながら責任感が強く優しい性格。反面精神的に脆い面が目立ち、その点を突かれたり利用される場面も幾らかあった。
ちなみに階級こそ自称ではあるものの、人体改造のおかげで身体的には実際のソルジャークラス1stと同等になっている。

物語後半ではティファを始めとした仲間達に支えられながら己の弱さと向き合う芯の強さを見せ、人格的に大きく成長したクラウドは宿敵セフィロスとの世界の命運を賭けた戦いに身を投じていく事となる。

スマブラの奇数カラーで手にしている幅広の片刃剣「バスターソード」は原作におけるクラウドの初期装備。
とある人物から受け継いだもので、クラウドも並々ならぬ愛着がある模様だが、(購入時は高額だったようだが)単なる市販品でしかなく強さも初期装備相応のもの。
スマブラの他の武器持ちキャラのほとんどがいわゆる「伝説の武器」を使っていることを考えると、逆に珍しい設定かもしれない。
ちなみに普段は磁石で背中に固定していたりする。
偶数カラーでは『FFVII AC』準拠のため、6本の剣が組み合わさった通称「合体剣」と呼ばれる大剣を使用する。
カラーで装備が丸々切り替わるのはスマブラにおいては珍しいが、どちらも身の丈ほどもある大剣という点は共通しており、大乱闘における性能差はない。
…と思いきや、Ver.10.1.0において偶数カラーの切りふだが変更され、合体剣の分離ギミックも活用するようになっている*1

原作未プレイの人からはクールな完璧超人という印象を持たれがちだが、原作で描かれるクラウドはかなり人間臭いキャラ付けがされている。
自分が運転していない乗り物に乗ると周囲に心配されるレベルで酔ったり、食材の種類もロクにわからないレベルで料理が苦手だったり、ソルジャークラス1stという思い込みから変に強がって空回りしてしまったり、詳細は伏せるが蜜蜂の館という施設のイベントで必死に言い訳していたりと、ネタシーンも枚挙にいとまがない。
特に『FFVIIリメイク』ではクラウドの人間臭さが一層強調されており、単なるクールキャラに留まらない残念なイケメンの魅力的なクラウドを見ることができる。興味が湧いた人は是非チェックしてみよう。

今となっては20年以上昔に発売された作品に登場するキャラクターでありながら、クールでスタイリッシュな外面、繊細で人間臭く等身大な普通の青年としての内面、数々の過酷な運命に立ち向かっていく成長物語、全てを織り込んだ人物像は当時としては非常に完成度が高く、歴史の長い『FF』シリーズ全体でも今なお1、2を争う程の人気を獲得している。

2020年にNHKで行われた『全ファイナルファンタジー大投票』のキャラクター部門では全FFキャラクターの中で堂々の1位に輝いている。

その人気を受けてかスマブラ以外にも『キングダム ハーツ』シリーズ等をはじめ『FF』代表として様々な作品にゲスト出演する機会を与えられており、『FF』をよく知らなくてもクラウドのことは知っている、という人も数多い。

その人気の高さはFFの枠を飛び出し、2011年にギネスより発表された『ゲーム史上最も有名なゲームキャラクターTop 50』では5位にランクイン。また、ファミ通1100号を記念して行われた全ゲームキャラ対象の人気投票では3位にランクインしている。

代表作

赤文字は初登場作品

  • ファイナルファンタジーVII 1997年/PS 2019年/Switch
    機械的な要素こそあれどベースは中世ファンタジーだった『FFVI』までとは大きく異なる近未来的な世界観であり、『FF』の現在のイメージを決定づけた作風になっている。
    日本のRPGゲームは世界では売れないと言う風潮があった中でも国外市場で健闘し、全世界で約1000万本(PS版)売上を記録した。
    様々な理由から任天堂ハードには長らく移植されなかったが、『スマブラSP』発売後に念願のSwitch移植が決定。SP参戦ファイターの原作を1台のSwitchに収める日も夢ではない…かも?
  • クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- 2007年/PSP
    『FFVII』の関連作品である『コンピレーション・オブ・ファイナルファンタジーVII』の中では最後に発売された作品。
    2022年冬に『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』としてリマスター版がSwitch他で発売された。
  • ディシディア ファイナルファンタジー 2008年/PSP
    シリーズ20周年を記念して製作された3Dアクション対戦ゲーム。
  • ディシディア ファイナルファンタジー NT 2015年/AC,PS4*2
  • ファイナルファンタジーVII リメイク 2020年/PS4

スマブラでのクラウド

 
こんな日が来るとは思わなかったな…

『for』より、DLCファイターとしてサプライズ参戦を果たす*3ファイター番号は61、通り名はソルジャー・クラス1st

コンセプトとしては、『復帰力を犠牲にし、オールラウンドで戦える強みを備えた剣士ファイター』といったところ。

まず、大きな剣に見合った長いリーチと強い攻撃判定は明確な強み。一撃あたりの火力も高めであり、取り回しも悪くはない。
運動性能も高く、地上・空中共に機敏に動き回る事ができる。体重も標準より若干重い。
そういった高い機動力と剣による判定の固さ、そして火力の高さを活かした攻めの圧力はかなりのもの。
更に上必殺ワザ「クライムハザード」がガーキャン択として優秀な代物であり、相手には安易に攻め込む事を許さない。
剣士には珍しく飛び道具も備えており、移動スピードの速さもあって相手ファイターに応じた有利な間合いや位置で戦いやすい。
ステップ戦に適しておりリターン面でも優秀な横必殺ワザ・凶斬りや、持続が長く相手の着地を狩る際に使いやすい空上といったワザも揃えており、有利展開を作る・維持する手段も豊富。
更にはDA・上スマッシュ攻撃・後空中攻撃といった比較的使いやすい撃墜択も備えているなど、攻め手に関しては事欠かない。

そして最大の特徴が、攻撃を当てるか受ける、あるいは下必殺ワザ「リミットチャージ」で任意に溜める事ができるリミットゲージ、およびリミットゲージが溜まりきると自動で発動し運動性能と各種必殺ワザの性能がパワーアップするリミットブレイク(以下LB)状態の存在。
特にLB中のみ発動できる下必殺ワザ「画竜点睛」はダメージ量こそ微小で後隙も非常に大きいものの、ふっとばし力が非常に高く70%ほど蓄積していれば撃墜圏内に入るほど。
他にも使い勝手のいい必殺ワザがそれぞれスマッシュワザ級に強化されるのは、相手にとって相当なプレッシャーとなる。
前述の飛び道具とこのLB状態及び下必殺ワザの存在から対戦相手に攻め込む事を強要させやすく、相手を懐に誘い込んでリーチの長い剣による攻撃で迎撃するといった戦法も得意。
LB状態の機動力はトップクラスであり、必殺ワザを使わずとも立ち回りや着地狩り、着地、復帰の性能が向上していることも見逃せない。

弱点は、通常状態における全ファイター中でも最下位レベルの復帰力に集約される。
まず、移動手段となる必殺ワザが上必殺ワザしかなく、更にほぼ真上にしか飛べないため復帰ルートが単調になりやすい。
復帰距離も心もとなく、特に低めに飛ばされた場合や空中ジャンプを消費した状態で飛ばされた場合は蓄積%が溜まってない状態であっても1ミスがちらつく。
LB状態であれば上必殺ワザ一つで縦横ともに大きな飛距離を稼げるが、ゲージがMAXでなければならず、かつ強力な攻め手となるLB状態中の必殺ワザを決める機会を失うため効率が悪い。

地上であれば上必殺ワザでの切り返しが優秀だが、空中では素早く暴れられるワザが特にないため、微妙な高さに浮かされるとお手玉や空中コンボから逃げづらい点もややネック。
もっとも、高空まで飛ばされた際の着地は空中機動力の高さとワザの判定の強さとリターンの高さで無理矢理通せる場面も多い。
クラウドは復帰阻止の展開に持ち込まれる方が苦しいので、不用意にガケに逃げるよりも無理矢理着地を通す方が危険性が低い場面がそれなりにあるというのは他のファイターにはあまりないポイントである。
相手の着地狩りの出方をうかがい、ワザを振る・振らない、急降下を入れる・入れない、ジャンプをする・しない、回避をする・しないなどのゆさぶりをかけていこう。

つかみ・投げワザも全体的に控えめな性能であり、投げを起点として火力や撃墜を取ることは大の苦手。そのため、シールドで守りを固めた相手をすぐに切り崩すのは難しい。
前述したようにクラウド自身の復帰力が低いため、復帰阻止をしようと場外に飛び込んでも有利な展開になりにくい。
こういった弱点を補うためにも、適宜リミットゲージを溜めて効率よくダメージを与え、撃墜を狙う必要がある。
しかし強化必殺ワザは一度のLB状態につき一度きりしか使えず、確実に決めようと温存していると実質的に必殺ワザが封印された状態で立ち回る必要がある。
その上LB状態は時間経過でも解除されてしまうため、慎重になりすぎるとせっかく溜めたゲージを棒に振ってしまう。
かといってLB必殺ワザのスキは小さくないので、ぶっぱ気味に使うのもややリスクを背負うという点も難解なポイントとなる。

1on1では横槍を入れられないルール上から丁寧な着地狩りと復帰阻止拒否が非常に重要で、かつ積極的に撃墜するためにはLB状態必殺ワザを狙う必要があるためゲージ管理能力や大局観も要求される。
乱闘では敵ファイターの数が増えるとゲージの回転率が追いつかなくなってくるため、LB状態を活かす立ち回りはやや機能しづらい。
復帰阻止合戦に参加することも苦手なので、せっかく場外へふっとばした相手を横取りされる危険性も無視できない。機動力の高さと大剣の判定をフル活用し、乱闘の輪の外から一方的に一撃を叩き込む判断力が重要。
別の相手がふっとばしたファイターに空中ワザでとどめを刺して横取りといったことも狙っていく必要がある。
チーム乱闘は連携・ヘルプが得意で決定力も高く、チーム戦という性質上復帰阻止のリスクが高いため復帰の脆さも致命的な弱点にはなりづらいとかなりかみ合った性能。
基礎的な連携が出来れば初心者でも戦いやすいファイターだと言える。

総括して、万人向けであるが故の扱いやすさと難しさを同居させたファイター。
最大の強みである万能さを最大限活かすためには幅広い技術が要求され、そういった意味ではマリオに通じる部分が多いと言える。
キャラクター自体の人気も手伝ってか使用人口が多く、他ファイター以上に対策・対戦慣れを進められやすい部分もある。が、逆に言えばクラウドで安定して勝てるようになればスマブラの基礎が着実に身についている証拠とも言えるだろう。

声優は『キングダムハーツ』から担当している櫻井 孝宏(さくらい たかひろ)
基本的に『スマブラfor』のものが使用されているが、Ver.10.1.0で追加された偶数カラー専用の切りふだで新規の声が収録されている
なお、本作ではマルスロイに英語ボイスが実装されたため、言語を日本語以外に設定した場合も日本語を喋るファイターは『FFVII』勢とカズヤのみとなっている*4

キャラタイプ 中量級/バランス・スピードタイプ/チーム乱闘・1on1向け

リーチもスピードも十分にあり、地に足のついた場所であればかなりの立ち回り能力を発揮できる。
攻めには特化しているものの速攻型とは言えないので、じっくりと戦える1on1が得意と言える。
撃墜や復帰力をLBに依存していると、多人数相手ではリミットゲージの回転率が追いつかないことも。
復帰阻止も得意ではないため、乱闘での横槍や横取りに苦戦しやすい。リーチを活かし横槍を入れる側に徹しよう。

乱闘は苦手寄りだが、連携向きのワザが豊富かつ高い機動力から連携・ヘルプの自由度も高いため、2on2のチーム乱闘はかなりの得意分野となる。
味方の存在のおかげで投げのリターンが特大になったり、復帰の弱さを味方が阻止を妨害することでカバーしたりとクラウドの弱点である「投げと復帰」が一挙に改善され、1on1以上にスキが無くなる。
連携の〆でリミットワザをぶち当てることで高い決定力を発揮出来る点も、チーム乱闘における適正の高さに拍車をかけている。

ステータス

基本性能

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
1.1552.1452.1671732.532.5
 
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.071.1550.0981.682.688100
 
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中ワイヤー
2回×××

特殊性能

リミットゲージ

攻撃を当てる、攻撃を受ける、または下必殺ワザの使用で溜まっていくゲージが最大になるとリミットブレイク状態になる。
LB状態になると効果音が鳴ると同時に体に青いオーラを纏うようになり、横方向への移動スピードが上昇、各種必殺ワザが大幅に強化(下必殺ワザは別のワザに変化)される。
強化必殺ワザを使用するか、15秒経つとLBは解除されるほか、ゲージの残量は撃墜されると引き継がれずゼロに戻る。

ちなみに原作では相手の攻撃を受けた時のみ溜まる一発逆転の手段に近いもので、自発的に溜められるのは外伝作品の『ファイナルファンタジータクティクス』等の仕様に近い。

長所/短所

長所

  • 巨大な剣による攻撃はリーチに優れ、判定も強い。一部ワザは持続も長く引っかけやすい。
    • 高めな機動力、一部ワザの性質もあって、着地狩り性能が非常に高い。特に空上とDAは要。
    • 分厚い判定と少ない硬直を持つ空後も横の差し合いにおいて非常に強力。投げでガードを崩しがたいクラウドだが、このワザを押し付けることによりガードにプレッシャーをかけることが出来る。
  • 発生の早い上Bのおかげで、ガードからの切り返しが強い。リーチやダメージも優秀。
  • 全体的に機動力が高く、機敏に動ける。
  • 落下の速さと横移動の速さ、ワザの判定の強さとリターンの高さから高空からの着地が強め。
  • 剣士系には珍しく飛び道具を持つ他、ガーキャン上B、リミットチャージにより待ち性能が高い。
  • LB状態の戦闘力は特筆に値する強さ。不利な状況を覆す力がある。
    • LB時は各必殺ワザの強化に加え、機動力上昇もあるため一時的に立ち回りが大きく強化される。
    • 非LB時でもリミットチャージにより、相手の安易な待ちにプレッシャーをかけたり、スターフィニッシュの待ち時間を有効に活用できたりする。
  • 機動力が高い割に体重が標準以上にあり、復帰阻止展開にさえされなければ粘り強い。
  • 各種ワザの挙動がシンプルで扱いやすく、初心者でも動かしやすい。

短所

  • 地上攻撃は総じて後隙が大きめ。一部ワザは出がやや遅いものもある。
  • つかみ・投げの性能が悪い。つかみは出が遅く、範囲も狭い。投げはダメージ・ふっとばし・コンボのいずれもが低性能。
    • このため、シールドで守りを固められると撃墜難に陥りやすい*5
    • チーム乱闘では後ろ投げが連携に向いたワザであることから、打って変わって投げのリターンが高い(つかみの性能は低いままだが)。
  • 空中での切り返しが弱く、微妙な高度に浮かされるとお手玉されやすい。
  • 非LB状態での復帰力が壊滅的に低い。特に横方向への移動距離は全ファイター中でも最短クラス。
    • このため復帰阻止に弱く、場外では早期撃墜のリスクが常につきまとう。
    • また、上Bの崖捕まり移行フレームがかなり遅く、一部のメテオ技からすれば格好の餌食。
    • LB状態では高い復帰力を得られるものの、復帰に活用すれば当然ゲージを溜め直さなければならないため、そのまま相手に主導権を握られやすい。

使いやすさ/使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★★★★★★☆☆

剣士キャラならではのリーチの長さに加えて用途が分かりやすいワザが揃っており、かつ動きが速すぎない程度にスピーディー。
特に、必殺ワザ4種がどれも優れておりNBと下Bによる待ち、近距離では高威力・長リーチ・良発生のワザであるため初心者同士では性能差で押し切ってしまう事も。
総じてアクのない操作性であり、とても動かしやすい。発売初期に使用人口が最多のファイターと公式に発表されたのも納得である。

もちろん、使いこなそうとすると弱点である復帰の補強や独自要素であるリミットゲージの管理といった難解な面も見えてくる。
ここを欠点と捉えるか、やり込み要素と捉えるかどうかでクラウドの使いこなしやすさの評価は大きく変わるだろう。

前作から及びアップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他
前作から

前作からリミットの仕様や大きすぎた攻撃範囲にメスが入ったほか、つかみの性能が下がり基本的な立ち回りが大幅に弱体化。
ファイター全体の着地隙の低減や通常版の通常必殺ワザや立ち回りでの通常上必殺ワザなど前作と比較して強化された部分もあるものの、リミット周りの弱体化の影響が大きい。
特にリミット版横必殺ワザの弱体化による決定力の低下、リミットの制限時間が設けられたことによりリミット版上必殺ワザの温存が不可能となり元来の弱点であった復帰面の弱さが一気にのしかかる形となった。


  • 基本挙動
    • 蓄積ダメージの表示にも、リミットゲージが表示されるようになった。
    • 与ダメージによるリミットゲージの上昇量が上がった。
    • リミットブレイク状態に15秒の制限時間が設けられた。
  • 弱攻撃
    • 弱1ループのフレームが12F→16Fに鈍化。
  • 横スマッシュ攻撃
    • 全体Fが63F→66Fに増加。
    • 上下の攻撃範囲が縮小。
  • 上スマッシュ攻撃
    • 全体Fが46F→48Fに増加。(ただし後のアップデートで45Fに減少)
  • 下スマッシュ攻撃
    • ダメージが4+12%→3+11%に減少。
    • 撃墜力が低下。
  • 通常空中攻撃
    • 攻撃範囲が狭まった。
    • 着地隙が15F→9Fに減少。
  • 前空中攻撃
    • 着地隙が18F→11Fに減少。
  • 後空中攻撃
    • 攻撃判定の持続が3F→2Fに減少。
    • 着地隙が14F→8Fに減少。
  • 上空中攻撃
    • 発生が7F→8Fに鈍化。
    • 攻撃判定の持続が19F→16Fに減少。
    • 下方向の攻撃範囲が縮小した。
    • ダメージがそれぞれ12%→11%、8.5%→8%に減少。
    • 撃墜力が低下。
    • 着地隙が15F→9Fに減少。
  • 下空中攻撃
    • 攻撃判定の持続が32F→29Fに減少。
    • 着地隙発生F区間が3F増加。
    • 全体Fが59F→64Fに増加。
    • 着地隙が26F→16Fに減少。
  • つかみ
    • すべてのつかみの発生Fが2F増加。
    • すべてのつかみでスキが増えた。(ほぼ全てのファイター共通の変更)
  • 通常必殺ワザ
    • 地上・通常版の全体Fが60F→53Fに減少した。
    • リミット版の飛び道具の持続が5F伸びた。
  • 上必殺ワザ
    • 急降下時の着地硬直が41F→26Fに減った。
    • 急降下攻撃のメテオが地上受け身を取られないようになった。
  • 横必殺ワザ
    • リミット版の撃墜力が低下。
  • 下必殺ワザ
    • リミットチャージ中に攻撃を受けるとゲージが減少するようになった。
    • リミットチャージのキャンセル時に7Fの隙が発生するようになった。
    • 画竜点睛の全体Fが増えた。(地上版79F→86F、空中版79F→89F)
    • 地上版画竜点睛の発生Fが16F→14Fに高速化。
    • 画竜点睛の撃墜力が増加。

Ver.2.0.0


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  • 前空中攻撃
    • ワザを出したあと、ガケをつかむことができない時間が短くなった。
  • 下必殺ワザ
    • 画竜点睛の出始めの攻撃範囲が広くなった。

Ver.3.0.0


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  • 通常必殺ワザ
    • 通常時の衝撃波のシールドに対する攻撃力が下がった。

Ver.3.1.0


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  • 下スマッシュ攻撃
    • 連続ヒットしやすくなった。

Ver.7.0.0


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  • ダッシュ攻撃
    • 高い攻撃力の攻撃範囲に当たったとき、ふっとぶ距離が伸びた。
  • 横スマッシュ攻撃
    • 連続ヒットしやすくなった。
  • 上スマッシュ攻撃
    • 剣先の攻撃範囲に当たったとき、ふっとぶ距離が伸びた。
    • 攻撃が出るタイミングが早くなった。
  • 上必殺ワザ
    • ガケにつかまれるようになるタイミングが早くなった。
  • 下必殺ワザ
    • リミットチャージで溜まるゲージの速度が速くなった。
  • その他
    • シールドのサイズが大きくなった。

Ver.10.1.0


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  • 最後の切りふだ
    • 偶数カラー(アドベントチルドレン版)の切りふだが「超究武神覇斬ver.5」に変更された。*6
      • 概ね元と同じ性能だが、初段と最終段以外には若干違いがみられる。

Ver.13.0.1


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  • 下必殺ワザ
    • 画竜点睛の攻撃が出るまでのタイミングが早くなった。
      これにより全ファイターにダメージ次第では確定で「上強→下LB」がつながるようになった。

通常攻撃

弱攻撃 キック→コンビネーションキック→サイドスイング

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
弱攻撃12.5%××4-5F29F8-30F
弱攻撃22%5-6F32F9-30F
弱攻撃33%%%6-7F37F

左足の蹴り→右足の蹴り→水平斬り払いの3段攻撃。
蹴りの部分は格闘ゲーム『エアガイツ』が元ネタ。

クラウドのワザの中では発生が最も早く、暴れに使いやすい。しかし弱1の後隙が地味に長いので他キャラ感覚でガードに1段止めをしづらい。
全キャラクターでも珍しい「弱攻撃フィニッシュで踏み込む」という特徴を持っている。基本的にガードされると密着してしまうというデメリットとしてしか機能しないため、ヒット確認は慎重に。

ダッシュ攻撃 バーティカルブレード

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
11%135%%9-13F45F
持続8%%%14-18F

切っ先を下にし、斜めに剣を突き出しながら短い距離を突進する。
クラウド使いの間では、後述のパワフルさから「ブルドーザー」「ダンプカー」などと形容されることも。

後隙はやや大きいが、早い発生・広い攻撃範囲・長い持続・安易な着地暴れを潰せる強判定を兼ね揃えた優秀なワザ。
上方向にもそこそこに広いリーチがあり、これらの性質から着地狩り性能はピカイチ。クラウド自身の足も速いため追いかけやすい。

更に無敵時間が切れたガケつかまり中の相手にもヒットするため、ガケにつかまって様子見している相手に差し込んだり、ガケつかまりの瞬間にガケ上まで喰らい判定がはみ出てしまうファイターが相手ならガケつかまり際を狙って置いたりといった使い方も有効。
ガケつかまり状態に対しては全ファイターにヒットさせられる。姿勢が優秀なガノンドロフセフィロスでも例外ではない。
中々見た目が不自然だが、安易なガケ待ちを許さないので強力。
しかし避けられてしまったりシールドされたりすると反撃を貰いやすいので、特に地上にいる相手に対して使い過ぎるのは禁物。

Ver.7.0.0のアップデートによりふっとばし力が上がり、十分撃墜ワザとして活用できるレベルになった。
低%のうちからでも相手を高く浮かせられるので着地狩りの展開に持ち込みやすく、相手の蓄積%が溜まった頃にはそのまま撃墜を狙え、万一撃墜できなかったとしてもステージに戻ってくるまでの間に下Bでリミットゲージを回収しやすいと間接的なリターンに秀でる。
ほかほかの影響も大きく、相手がベクトル変更をミスると2桁%から星にしてしまうことも可能。
主要撃墜技の空後の正しいベクトル変更が内側である点も相まって、かなりベクトル変更をミスしやすいワザとなっている。

強攻撃

横強攻撃 サイドスラッシュ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
11%150%%9-10F35F

オーソドックスな袈裟斬り。原作の通常攻撃の再現。

全く踏み込まないためリーチはさほどでもないが、扱いやすい強攻撃。良くも悪くも普通の横強。
ほぼ地面と水平にふっとばすためガケ外へ相手を放り出すのに適している。高%では撃墜ワザになるのでガケのぼりに置いておくと良いだろう。
ただし持続がありそうに見えて2Fしか無い点は注意。

上強攻撃 トップスラッシュ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
8%177%6-9F32F

背中から剣をやや小振りに前方へ振り上げる。

後方の高めの位置から攻撃判定が発生する。
判定が強く、発生も悪くないため地対空の状況で頼りになる。低%時はお手玉も可能。
コンボ耐性や暴れが弱いキャラに対しては密着で複数回振って火力を稼ぐのも良い。
アップデートで画竜点睛の発生が早くなったこともあり、上強→下Bで確定撃墜も狙えるように。

打点がやや高く、地対地では今一つ信用ならないことがある点だけ注意。

下強攻撃 スライディング

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
7%%7-17F40F左足:7-17F

右足を前方に突き出してスライディングキック。こちらも『エアガイツ』で披露した技で原作では「スライドバスター」と言う。
移動距離は終点のおおよそ1/4といったところ。

見た目の通り上下の当たり判定が小さくなり、さらに立てている左足の膝部分は、7Fから17Fの間無敵になる。
飛び道具や打点の高い攻撃をくぐり抜けつつ相手を打ち上げ、得意の着地狩り攻防へと持ち込める。
ダッシュ攻撃よりも低リスクかつ前に踏み込むという点で使い分けも出来る。

スマッシュ攻撃*7

横スマッシュ攻撃 トリプルバスター

※ステータス欄の表記は、2段目は[根本/中間/先端]、3段目は[根本/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
1段目3%×19F66F6F
2段目4%/3%/2%24F
3段目13%/12%88%/97%%28F
合計20%~17%%/%%

高速の三連斬りを繰り出す。一度のボタン入力で最終段まで出し切る。特に2段目のモーションが非常に速いためよく2段ワザだと誤解されるが、ちゃんと3ヒットする。

1段目と2段目は相手をその場に拘束するだけで、3段目でのみ相手をふっとばす。
2段目と3段目は当て方次第でダメージが大きく変動し、撃墜のボーダーもそこそこに変わってくる。
また三連斬りなのでヒットストップの影響がやや大きく、1on1ではさほど気にならないが大乱闘だとワザの途中で妨害される危険性も増えてくる。

LB状態の必殺ワザを除けば、クラウドの中では随一のふっとばし力を持ったワザ。
発生も後隙も緩慢だが、ここぞという場面で決められると効率よく相手を撃墜できるだろう。
斬りつける前に一瞬身を翻す動きをとるが、この時は実際に当たり判定も狭まっているため上手く合わせれば相手の攻撃を避けることもできる。
また三連斬りなので持続が非常に長く、アップデートで取りこぼしも少なくなってきたのでその場回避を狩れるのは勿論、着地地点に置いておくような使い方も可能。

最終段以外の威力が弱並に弱いので、相手の通常攻撃で安易に相殺してしまう。
発生・後隙の悪さから敵の突進ワザを引き横スマでつぶすといった使い方には向かないのがネック。

上スマッシュ攻撃 アッパースイング

※ステータス欄の表記は[身体/剣根本/剣根本以外]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
13%110%12F45F7F
持続111%/12%/13%%/%/%13-14F
持続28%%%15-16F

前方から後方へ大きく剣を振って斬り上げる。

終わり際はダメージが大きく低下し、また高い位置しか判定が出ず背の低いキャラには当たらないが、比較的長身のクラウドが直立状態で巨大な剣を振り上げるので上方向へのリーチがとんでもなく長い。
Ver.7.0.0のアップデートによりふっとばし力と発生が強化され、非LB時における撃墜ワザの候補として選択肢に挙がりやすくなった。
特に発生が早くなったためガーキャン行動としては勿論、持ち前のスピードを活かして懐に素早く潜り込んでぶっ放す運用も十分視野になる。
ガードお見合い時にジャンプ読みでぶっ放すのも一興。

下スマッシュ攻撃 ダブルスラスト

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
1段目3%×8-9F49F3F
2段目11%144%%21-23F
合計14%%%

少し屈んだ状態から柄の部分で足下を突き、そのまま後方に向けて剣先を突き出す。
本作ではガノンドロフの下スマでも同じ動作が見られる。なお、スピードはクラウドが圧倒的に早い
しかし、ガノンドロフと比べて撃墜力に大きな差があり、100%程度ではガケ端であっても撃墜に至らない。

一段目(柄の攻撃)がヒットすると引き寄せられるようにクラウドの背中側に軽くふっとび、そのまま二段目がヒットする。
剣のサイズがサイズなため、剣の柄による前側の攻撃のリーチもそこそこある。

後ろに吹っ飛ばすという性質上ガケを背負って使いたくなるが、クラウドがガケを背負って硬直を晒すということ自体がハイリスクであるため今一つ使いづらい。
当てたとしても100%程度でも倒せないため、自身があまり復帰阻止に行けないことも相まってハイリスクローリターンとなりがち。
ガケ端では横着をせずに立ち回りに戻るまで我慢することを優先しよう。

空中攻撃

通常空中攻撃 サークルスイング

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
8%198%%5-8F38F9F1-30F
持続19-12F
持続213-15F

背中側から剣を振り下ろし、ほぼ360°をカバーするように斬りつける。

前作に比べ、クラウドが遠慮しているのかやや腕を曲げているため、攻撃範囲がかなり縮小しており、対地では非常に当て辛くなってしまった。
判定は背中側から発生し、剣の軌道通りに判定が順次移動する。
主な用途は空対空の状況になるほか、背中側であれば5Fと発生が早いので、密着など状況を選べばガーキャン等防御の選択肢としても活躍する。
着地狩りや台の受け身展開でも活用出来る。

リミット時は後ろを向いてガケ外に出れば復帰阻止をするのに使えなくはない。
ガケ外ならある程度%が高ければ撃墜出来る他、ベクトルも低いので復帰弱者には刺さる。

前空中攻撃 メテオスラッシュ

※ステータス欄の表記は[中間/先端・根本]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
14%/13%/↗159%/135%159%/%18-19F53F11F3-42F
持続11%188%%20-25F

わずかな溜め動作の後、思い切り前方に剣を振り下ろす。
原作に同じ技は無いが、レベル3リミット技「メテオレイン」の発動動作がそれに近い。
メテオレインは剣を振り下ろしてそこから小型の隕石を降らす技。

振り下ろし際の14%部分を空中で当てるとメテオになり、地上だと60°程度の角度で斜め上へ、それ以外は45°程度の斜め上へふっとばす。
やや発生は遅いものの攻撃範囲がとても広く、クラウドの主力となり得るワザ。小ジャンプ・大ジャンプで散らしつつ、相手のスキにこれで差し込んでいこう。
持続が8Fもあるのも特徴で、早出しでの置き牽制にも使える。
相手にめり込むようにしてめくりで当てたり相手が伸ばした食らい判定にクラウドの背後から当たったとしても相手がクラウドから見て背後側にふっとぶことはなく、必ず前方へふっとばす。
見るからに大振りなモーションながら、着地隙がその割に非常に短く、先端当てならば反撃はまず殆ど貰わない。

蓄積%が溜まっていないうちは地上にいる相手に対してヒットさせると凶斬りにつながる。シンプルなコンボながらかなりのダメージを稼げるので狙っていきたい。
クラウドを使い始めのプレイヤーはまず降り空前→横必殺ワザのコンボを確認から出せるようにするといいだろう。

その他、上から復帰のルートを通す際にこれを振って自衛するという使い方も。硬直自体は長いので注意。

後空中攻撃 バックアッパー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
13%135%101%11-12F41F8F5-36F

後方を振り返りながら逆袈裟に斬りつける。

クラウドの立ち回りにおける超主力ワザ。
遅くない発生かつリーチ・威力・着地隙が高水準、カス当たりも無しと使い勝手の良い空後。非LB状態での撃墜手段として重宝することだろう。
空前と並んでクラウドの主力空中ワザとなるポテンシャルを持っており、これを使いこなせるかどうかで空中戦の戦闘力も大きく変わってくるので、振り向き小ジャンプなどから咄嗟に出せるようになっておきたい。
こちらも低%のうちなら凶斬りが繋がるので序盤のダメージソースとして有用。
相手に背を向けてこれを連発し壁を作る使い方も有効。復帰阻止にも使え、特に上から帰ろうとする相手はこれで叩き落せる。

空前を対策しているプレイヤーに対してはこちらを擦ることが増えるため、OPがかかりやすいのが悩みどころ。
つかみを通してつかみ打撃連打でOPを回復する等の対処が求められる。

相手をガケに追い詰めて空後を何度も押し付けるというムーブがシンプルに強力。
ただし簡単そうに見えて空前ではなく空後を出す・発生前に着地しない・先端を押し付ける・下りで振る際はしっかり低空で振るといった要素を毎回要求されるムーブでもあるため、精度は求められる。
一回一回の低空空後は難しいテクニックではないものの、何度もやる行動なので試合のどこかで空前が暴発したり、発生前に着地してしまったりといったミスが起こることは珍しくない。
また、LB状態では落下速度が変わることも最低空空後の難しさを上げる要因となる。
そしてミスしたところに後ろ投げ→復帰阻止であっけなく落下といったことも起こりうるため、空後を振る精度はクラウドの中でも重要な項目と言えるだろう。

投げの性能が低くシールドを直接崩しにくいクラウドにとって最低空空後先端当ては非常に重要な対ガード用の行動となる。
下り空後→上り空後は対ガードで非常に有効。シフトしなければ漏れるためヨッシー以外のガード崩しに使える他、シールドシフトバグを抱えているスティーブに対して高い決定力を有する。
凶斬り2段止め→反転最低空空後で仕切り直しといったムーブも悪くない。

使い始めはこのワザを使いこなせなくともいいが、クラウドを使い込むのであれば是非反転空後や最低空空後などの精度は上げておきたい。

リミットブレイク状態の時は小ジャンプ最速で出しても着地硬直が出ることは覚えておこう。

上空中攻撃 リフトアップ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
11%179%8-9F44F9F2-31F
持続8%%10-23F

剣を真横に寝かせ、上方へ向けて突き出す。
一応、原作でも両手で剣を持ち上げる動作は見られる。
また『ディシディア ファイナルファンタジー』の対空技「月牙天昇」に似ている。
しかしその独特なポーズ故に、ファンから「グリコ」と呼ばれる事も。

前作に比べて対地当てコンボが非常にやりづらくなり、撃墜力も大人しくなってしまった。
しかし、発生・判定・持続・短い着地隙など着地狩りに欲しい性能をこれでもかと備えている優秀なワザ。機動力の高さも相まって、クラウドが着地狩りのエキスパートと評される所以。
対空・着地狩りの場面で真価を発揮する。その持続の長さから、空中回避を狩りやすいのも高得点。
相手の落下位置に置くように繰り出すとよい。相手のジャンプを抑制する目的で使うのもあり。
リミットブレイク状態の時は左右移動速度が速いため、持続の長さも併せて他の剣士が持っている180度系空上のような攻撃範囲を生み出すことも可能。

出始めの姿勢が良く、空対空における暴れとしても使えなくはない。
ガケ離しジャンプからこれをすることで空中技でガケを固めてくる相手を突破することも可能。
ヒットした際は真上に浮かす点から、不利展開から一気に立ち回りに戻したり着地狩り展開に持ち込んだり出来る。

下空中攻撃 アンダースタッブ

※ステータス欄の表記は[根本/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
対地13%129%%11-13F64F16F5-45F
対空13%/15%↗/%%
持続8%%%14-38F

勢いよく剣を下に突き刺す。空前と同様、ほんのわずかな溜め動作が入る。

空中で当てるとさらに15%のメテオ判定が追加され、それ以外を当てると斜め上へふっとばす。
このときのふっとばしは結構あり、当てると上撃墜することもある。撃墜択として考慮できるだろう。

攻撃判定の持続時間がとても長く、剣が緑色に光っている間は常に当たり判定がある。
着地の際の暴れとして有用で、本体の移動性能と合わせて相手の着地狩りを拒否しやすい。
急降下の有無、左右移動の有無を合わせるとよほど空対空に向いた空中技を持っているファイターでない限り空対空で叩き落すのは難易度が高いと言える。

ガケ端低空で使う事でガケ下に攻撃判定を出す通称インチキメテオも有効。
リミットブレイクでない時の復帰阻止性能が高くないクラウドだが、それを補える強力なムーブと言える。

つかみ

発生F全体F
通常9-10F36F
ダッシュ12-13F44F
ふりむき13-14F39F

素手でつかむ。

強力な剣技の代償か、クラウドは投げ周りが全体的に控えめという味付けがされている。つかみのリーチが3種とも短い上に遅めで、かつ投げワザのダメージ・ふっとばし力・展開力などどれも低い。
それでも相手にシールド安定と思わせないよう、守りを固めている相手を崩すために狙っていきたい。
リターンは低いと思われがちだが、OP回復を行ったり上投げで着地狩り展開に持っていくなど使い方次第ではそこそこ有用。
すかしつかみを多用すると、相手に回避を誘発させやすくなるだろう。

余談だが、各投げの動作は仲間の1人のリミット技に似ている。
ネス等と同じく、参戦にあたって教えてもらったのかもしれない。

つかみ攻撃 つかみひざ蹴り

ダメージ属性発生F全体F
1.3%1F6F

つかみあげた相手にニーバットを繰り出す。

中量級の標準的なつかみ攻撃。

前投げ ロケットキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃4%%%7-8F35F1-9F
投げ3%%%9F
合計7%

両足を押しつけ、踏み台にするような形でドロップキックを叩き込みながら跳ね返る。
1段目には打撃判定がある。

とりあえず場外に追いやりたいときにでも。

後ろ投げ リバースキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃3%%%13-14F31F1-15F
投げ3%%%15F
合計6%

相手を後ろへ放り投げ、ソバットで蹴り飛ばす。
1段目には打撃判定がある。

投げ後のスキが少ないうえにふっとばしのベクトルがやや低く、そう遠くへ飛ばないのでダッシュ攻撃で拾いやすい。
ごく一部のファイターには超低%でDAや下強が確定。

連携に向いているのでチーム乱闘では打って変わって超強力な投げに。
味方の方に投げてスマッシュホールドをぶち込んでもらおう。

上投げ ダブルスピンキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃1段目2%×8-9F50F1-15F
2段目2.5%%%13-14F
投げ4%%15F
合計8.5%

相手を軽く浮かせてから上段への連続回し蹴りで上方にふっとばす。

クラウドの投げの中では最もダメージが高く、相手を浮かせられるためクラウドが得意とする着地狩りの展開に持ち込める。迷った時はコレ1択。
一応サドンデスなら撃墜可能。

下投げ バッシュダウン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
7%%%18F43F1-18F

つかんだ相手を思いきり地面に叩きつけ、後方45°程度へふっとばす。

蓄積%が低いうちはクラウドのほぼ真後ろに敵がバウンドするため凶切りなどですぐさま追撃を仕掛けよう。
ただし、クラウドの硬直も長い関係で確定コンボはほぼ入らない。

実はクラウドの投げでは一番ふっとばしの伸びが良い。
と言っても撃墜には200%以上は必要なので普段はお世話になることは無いが、サドンデスでつかめば投げバースト可能。

必殺ワザ

通常必殺ワザ 破晄撃

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
通常版地上8%エネルギー 斬撃382%%18-35F53F
持続6%%%36-68F
空中6.4%エネルギー 斬撃%%18-35F60F
持続4.8%%%36-68F
 
ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
LB版地上斬撃6%エネルギー 斬撃××16-63F60F全身:10-17F
炸裂2%×51-27F
3%138%%28-29F
空中斬撃4.8%エネルギー 斬撃××16-63F60F
炸裂1.6%×51-27F
2.4%%%28-29F

剣を振り上げて衝撃波を放つ。
原作におけるレベル2のリミット技の再現。
原作では相手にヒットすると周囲の敵に衝撃波が拡散する性質があったのだが、スマブラではLB版がさく裂する形にアレンジしている。

通常時は単発ヒットで、終点の半分弱程度の距離以降からはダメージが6%に減少する。
LB状態で放つとヒットと同時にさく裂して連続してダメージを与え、最後に敵をふっとばすようになる。さく裂した衝撃波は付近の敵を巻き込むことも可能でシールドにも連撃で固められる。
クラウド側の全体フレームは通常版とほとんど変わらない為、相手にシールドさせることで距離を詰める等が出来、有利な立ち回りに持ち込める。
また飛距離も大幅に伸びて距離減衰によるダメージの低下もなくなるほか、敵の飛び道具をすり抜け、相殺しなくなる。

衝撃波は厳密に言うと地面に接地して上半分だけが見えている状態と、そうでない状態の二種類が存在し、後者の場合ではダメージが二割ほど低下する(LB版も同様)。ふっとばし力もわずかに下がる。
地上で放った際もワザの途中で衝撃波がガケから飛び出すと後者の状態になり、逆に空中からガケに向かって放つと位置次第では前者の状態になる。あまり状況は多くないだろうが。

地上NBは通常版は比較的リスクが低いが、リミット版は全体Fが7Fも増えるので注意。
タイミング良く飛べば確定で攻撃を入れられることも珍しくないので、通常地上NBよりも慎重な使い方を求められる。
攻撃を外して反撃を入れられるくらいならリミットブレイクが時間切れになる方がまだマシ。最低でもガードさせられるように使うべきであろう。
空中版なら技モーション中に左右に動けるので多少はリスクがマシになる。

やや発生が遅く連発はできないが、素直な挙動の飛び道具であるため牽制にうってつけ。
衝撃波は上下に広い判定を持つので、小ジャンプにも当たりやすい。
特に相手が空中にいる場合は大きな動きを強要することになる。ワンパターンな対応しかしてこないようならさらに追撃してやろう。
また復帰力が低くなるべく場外へ飛び出すことを避けたいクラウドにとって貴重な復帰阻止手段でもあり、さらにLB状態だと相手の蓄積%によってはそのまま撃墜も狙える。ここでも当たり判定の大きさが活きてくることだろう。

横必殺ワザ 凶斬り

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
通常版派生14%×10-11F40F16-29F
派生23%×2-3F31F14-29F
派生31段目3%×2-3F55F
2段目3%11-12F
3段目6%185%%25-26F
合計19%%%
 
ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
LB版1段目5%×10-11F60F全身:6-11F
2段目5%15-16F
3段目3%21-22F
4段目3%28F
5段目10%110%%38-39F
合計26%%%

前方を斬りつけ、敵にヒットした際に追加入力で最大2回の派生攻撃を繰り出し、凶の字を完成させる。
5ヒットするためよく5段ワザだと誤解されるが実際は3段ワザであり、1段目で「ノ」、2段目で「メ」まで書き上げ、3段目で残りを一気に書き上げる。
こちらは原作におけるレベル1のリミット技の再現。ただし原作では3回で書き上げる上に書き順も違っており、5回で正しく書いているのはスマブラと『エアガイツ』ぐらい。また実際の「凶」の画数は4画だが、大剣で書いているのでそこは目をつぶろう。

全段ヒットで19%、1on1補正込みなら22.8%と高い威力を持ち、しかも発生・判定ともに優秀。
さらにLB状態で放つと一度のボタン入力で一気に「凶」の字を描きあげ、蓄積%100付近のマリオを終点の中心から即撃墜させるほどの高いふっとばし力を得る。攻撃の直前にわずかな無敵判定もつくなど至れり尽くせり。
かなりレベルの高い話になるが、LB版になると途中で止められない上にタイミングをずらすことも出来ないため、通常版よりもガード→最終段だけジャスガによる反撃を受けやすいという弱点がある。クラウド対策の進んでいる相手と対戦する場合は注意。
ジャスガでないなら通常版よりも後隙が少なく、反撃できるファイターはほとんどいない。

ダメージの高さや全体的なスキの小ささなどクラウドの立ち回りを支える重要なワザ。是非とも使いこなせるようになっておこう。
普段はあまり踏み込まないためリーチはそれほどでもないが、LB版では自動で三連撃を放つ関係上、相手の着地に置いておくような使い方も可能。
初段の上方向への判定が見た目に対してやや広く*8、発生の早さもあって相手の小ジャンプや地対空・着地を狩る選択肢として有力。
空中で放つと落下が緩やかになり、ほんのわずかながら横への移動距離を稼げる。主に復帰のタイミングをずらす用途で使っていこう。

小ジャンプからLB版を使うとガード漏れを誘発しやすくなる。クラウドを相手する側はシールドシフトで対応しよう。

実は左右どちらを向いているかで若干攻撃判定が変わる。
右を向いている時は上方向の判定が前側に寄っており、左を向いている時は上方向の判定が後ろ側に寄っている。対空性能は右向き、対地・対ガード性能は左向きが強いと言える。
クラウドはどちらかというと地対地より地対空の方が選択肢が豊富なため、対地性能が上がる左向きの方が立ち回りの隙が少なくなりやや便利。
ただし対地性能が高くなるとはいってもある程度体高が低い状態の相手に限定される。ゲッコウガのようなチビキャラ相手だとトレモの小さいマス2個分程度の対地リーチ差が生まれるが、背の高いファイターだとそこまでリーチ差は生まれない。
対ガードだと少し話が変わり、シールドの端っこに引っ掛けやすくなる(当然だがシールドの左右の両端は頭より低い位置にあるため)ので大きなファイター相手にも意味が生まれやすい。
この仕様のために頑として右側を取り続けるほどではないと思われるが、頭の片隅にでも置いておくと立ち回りで優位を取りやすくなる……かもしれない。

上必殺ワザ クライムハザード

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙次段移行
受付F
通常版上昇1段目3%×7F派生なし:20F
派生あり:26F
20-26F
2段目4%%10-15F
急降下4.5%%12F~
着地3.5%209%%1-3F26F
 
ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F着地隙無敵F次段移行
受付F
LB版上昇1段目6%×7-9F派生なし:20F
派生あり:26F
全身:5-12F33-39F
2段目7%116%10-16

剣を相手に突き刺し、真上に上昇しながら斬り上げ、追加入力でそのまま急降下斬りを繰り出す。
原作ではレベル2のリミット技だが急降下斬りは行わず、突き刺し→切り上げのみ。
一応、急降下斬りの部分はレベル1のリミット技「ブレイバー」に似ている。

特筆すべきは7Fという発生の早さで、ガーキャンの選択肢として非常に優秀。合計ダメージは1on1で18%とこの性能を考えれば破格。
ガーキャンで出せるワザの中では前方向のリーチが非常に長い。先端付近でシールドに当てた場合に反確を取れるキャラはほとんどいない上に、台やガケつかまりなどを利用すれば更に狙われにくい。
しかし避けられた時にスキだらけになってしまう為、あまり頼りすぎるとここぞという時に読まれて負けてしまいやすい。特に背中側の攻撃判定は皆無なので、反対側に回り込まれると密着状態でスキを晒す結果に。
確定を取れるワザにだけ使うのがベターか。攻撃を食らったを確認せず発動してしまうとスキだらけ。先端当てで反撃をもらいにくいとは言っても、一段目をシールドして二段目が来るまでに少しクラウド側へ歩いて再度シールドするだけで簡単に対処が出来てしまう。
LB時には復帰以外であまり使われないが、ガードから7F発生で120%から上撃墜できると何気にかなり強力。
LBの効果は派生攻撃には適用されず、上昇斬りの時点で相手をふっとばしてしまうため当たらないことも多い。あえて使うとすれば素早く着地するためだろうか。

このようにガーキャンワザとしてはトップクラスに強力だが、復帰ワザとしての性能は問題あり。
出際のみに自動ガケつかまり機能があり、ガケ付近で出せば素早くガケつかまり状態へ移行できる。ガケ付近へ軽く飛ばされた場合はこれを駆使して迅速に復帰しよう。また、ガケからダッシュで飛び降りると同時に振り向き上Bを出せば通常の最速ガケつかまりよりも易しめの操作で素早くガケ上からガケつかまり状態に移行できる。
ある程度昇ってからは動作終了までガケつかまりができず、その関係でやられ判定がガケ上まではみ出やすい。また、追加入力版はある程度降りてきてから自動ガケつかまり機能がつく。
とはいえ復帰ワザとして見た場合は横移動距離が短すぎる点など、あまり褒められた性能はしていない。

LB版なら十分な復帰性能になり、クラウド最大の弱点が1つ無くなった状態で立ち回る事が可能。上昇後は斜めにも移動ができるので横復帰も可能。
リミットゲージを消費することそのものにリスクを抱えるのがやや問題ではある。この状態では空中ジャンプ→移動回避でガケをつかまりたくなるが、相手に読まれているとワザを置かれて容易に狩られてしまうので注意。

一応、派生攻撃の1ヒット目にはメテオ効果があるので、例えばストック戦などでこちらが有利の時は道連れにしてしまうのも手。
特にクラウドの復帰の弱さ故に場外まで追ってくる相手は多く、狙い目は十分にある。

下必殺ワザ リミットチャージ/画竜点睛

リミットチャージ

前動作溜めキャンセル
6F~400F7F

剣を構え、リミットゲージを溜める。
原作では戦闘の中で溜まっていき、ゲージMAXで各種リミット技を発動できるようになる。
ただし、原作では自力でゲージ溜めを行うことはできず、PSP版『ディシディア ファイナルファンタジー』で超究武神覇斬を放つ際にリミットチャージと言う動作を行う方が元ネタ。
「限界を超える」と言う台詞もDFFから来ている。

溜め動作は必殺ワザボタンで中断でき、ガード、ジャンプ、回避でキャンセル可能。
チャージ行動には解除モーションが8Fほど存在し、中断時、チャージ完了時にはこのモーションの後に次の行動に移れるようになる。

このワザの存在により、積極的に攻めてこない相手に対しても動かざるを得ない状況を作り出すことができ、心理的に揺さぶりをかけることができる。
しかしチャージ中に攻撃を受けてしまうとダメージ量に比例してゲージが減ってしまうため、相手との距離は気を配ろう。
飛び道具持ちに対しては特に状況を選ばなければいけないためチャージできる状況はおのずと限られる。

画竜点睛

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
地上攻撃1%63%12F→13-15F86F
0%××22-26F
空中攻撃1%%14-15F→17F89F
0%××25-29F

「でいやぁッ!!」
LB状態でもう一度下必殺ワザを放つと、強烈な回転斬りで前後の相手を大きく上方向へふっとばす画竜点睛を繰り出す。
原作ではレベル3のリミット技で、決まった相手を即死させる効果があった。

ダメージこそたったの1%だが、原作の即死効果を意識したのかそのふっとばし力は脅威の一言。他に60%台で上バーストできるのはモナドアーツ「撃」シュルクリベンジ最大時のガオガエンかいしんのいちげきを引いた勇者くらいしかいない。リトルマックのKOは60%とか言うレベルではない吹っ飛ばしだが・・・
うまく命中させて早期撃墜に持ち込めば一気にゲームが傾くだろう。
上方向への判定はやや広いが、逆に足下には攻撃判定がない。真上にふっとばすこともあり、着地狩りやお手玉のトドメなどが主な用途になるか。
判定は前方に2F、後方に1Fの順で発生する。
後方はふっとばし力も少し低下する。また攻撃判定が消失した後は竜巻による気流が発生し、前後の敵を少し押し出す。

発生自体はそれほど遅いわけではないものの、後隙の大きさはもはやカバーのしようがないレベルの酷さ。
また、ダメージ量は極端に少ないため、せっかく当てても撃墜できないとせっかく溜めたリミットゲージを捨てるも同然になってしまう。さらにヘビーアーマーにも非常に弱い。
使うなら必ず命中させ、かつ撃墜させるつもりで。

Ver.13.0.1で発生が2F早くなり、ダウン連やジャスガからのトドメに使いやすくなった。確定帯は狭いが上強から繋がることも。
また、小戦場では、上強で台の上に乗せる⇢大ジャンプ⇢下り空上⇢画竜点睛というコンボができる。
さらにさらにほかほか補正影響もかなり乗りやすく、自身が120%であれば相手が30%ほどでも倒せるようになった。

最後の切りふだ 超究武神覇斬 / 超究武神覇斬ver.5

ダメージ属性ベクトル撃墜%
合計:53.8%%

「ツキがなかったな…」

原作での究極リミット技。
前方に勢いよく突進し、敵にヒットすると発動。斬り上げ攻撃でステージ上空までふっとばし、相手を斬り刻んで最後に強烈な急降下斬りを繰り出す。

始動ワザの斬り上げや最終段の急降下斬りはその付近の敵を巻き込むことも可能。
始動ワザはマルスのような突進系なのだが、あちらと違ってボタン入力による途中停止がなく、常に一定距離を進む。
地上だとガケで止まってくれるが空中だと場外へ飛び出してしまうので、復帰の弱いクラウドだと自滅につながりかねない。要注意。

Ver.10.1.0から、偶数カラーの切りふだが合体剣を分離させて切り刻む「超究武神覇斬ver.5」に変更された。攻撃判定やダメージの推移、斬りつける回数などに若干の違いが見受けられる。
攻撃範囲こそ広がるが、持続やこぼしにくさなどが落ちているため、総合的にはやや弱体化してしまっている。
とはいえ使い勝手が大きく劣化したわけではないので、無理に奇数カラーに拘る必要はない。

起き上がり・ガケのぼり攻撃

ダメージ発生F全体F無敵F
あおむけ7%20-21F→24-25F45F1-25F
うつぶせ7%20-21F→24-25F45F1-25F
しりもち5%20-21F→24-25F49F1-7F
ガケのぼり10%20-22F55F1-22F

起き上がり攻撃はすべて後方(背中側)から判定が発生する。

カラーバリエーション

奇数カラーが原作『FFVII』の衣装で、偶数カラーが『FFVII AC』の衣装。
前述の通り厳密には服装の変化だけではなく時系列が異なるため、髪型などにも若干の差異が見られる。
所持している剣も前述のように「バスターソード」と「合体剣」と異なるが、通常ワザや必殺ワザの動作は同じで性能の違いは存在していない。
ただしVer.10.1.0から最後の切りふだが変更されたため、ここだけ若干の性能差がある。

カラーデザイン衣装元ネタ・備考
1VII
2AC黒(袖あり)
3VII『FFVII』ソルジャー3rd
4AC青緑(袖あり)『FFVII AC』ソルジャー3rd
5VIIソルジャー2nd
6AC黒(袖なし)本作では袖以外は2Pカラーと同じ。
7VII茶色
8AC紫(袖なし)ソルジャー1st

アピール

上アピール

「興味ないね」

剣を振り回して右肩に担ぎ、原作におけるクラウドを印象づける台詞を呟く。
動きは原作の勝利ポーズ。なぜかやたらと剣がキラキラ光る。
また、クラウドが左右どちらの方向を向いていても常に画面手前を向くようにアピールを行う。
剣を担いだときのポーズは『FFVII』公式のイラストに似ている。

横アピール

剣を背中に背負い、両手を突き出して緑色のオーラを発する。原作での魔法使用時のモーションと同じ。
偶数カラーの『アドベントチルドレン』のコスチュームでは背中に合体剣のホルダーのようなものをつけているが、特にモーションは変わらず抜き身のまま背中に背負っている。

下アピール

「ふぅ…」

剣を地面に突き立て、ニヒルにその場でひと息。

入場

上空から降り立ち、続けて落ちてきた剣をキャッチして構える。
『ディシディア ファイナルファンタジー』シリーズで超究武神覇斬ver.5を放った後のポーズ。

待機モーション

  • 剣を縦に構える。
  • 刃の部分を片手でなでる。

リザルト

ファンファーレ

『ファイナルファンタジーVII』で戦闘に勝利した際の「ファンファーレ」のアレンジ。
冒頭以外が延々とループし続ける点も再現され、通常の「対戦結果 [for]」が流れない。

冒頭部分は他の『ファイナルファンタジー』シリーズでもお馴染みのフレーズ。
原作をやった事がなくてもこのBGMには聞き覚えがあるというユーザーは数多いだろう。

『VII』仕様では無いが、任天堂とスクウェアが共同開発した『スーパーマリオRPG』では、
マリオピーチクッパ等がこのファンファーレで勝利ポーズを取る場面がある。

勝利ポーズ

十字キー左

「悪く思うな」

剣を手元でくるくる回した後、背中に仕舞う。原作の勝利演出の再現。
台詞はPSP版『ディシディア ファイナルファンタジー』で「超究武神覇斬ver.5」を着地時に当てた時に発する言葉。

十字キー上

「ついてないな…」

カメラに背中を向けながら剣を背中に仕舞う。最後のポーズはクラウドが神羅カンパニーを見上げている広報用イラストから。
そのままの形の台詞は原作には無いが、PSP版『ディシディア ファイナルファンタジー』で「あんたもついてないな」と言う台詞がある。

十字キー右

「お前に俺は倒せない」

ダッシュから二回斬り付け、正面に剣を構えたポーズを取る。
『ディシディア ファイナルファンタジー』シリーズでの完勝時に放つ台詞。

拍手

そっぽを向きながら渋々拍手する。

ファイタースピリット

Ver.10.0.0で作品名が「ファイナルファンタジーVII」から「FINAL FANTASY シリーズ」に変更され、さらにその後のVer.10.1.0にて『FFVII』版に原作アートが追加された。

クラウド

Cloud.jpeg

●アートワーク出典:ファイナルファンタジーVII

クラウド (アドベントチルドレン)

Cloud (Advent Children).jpeg

●アートワーク出典:大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL ※原作アート無し

アドベンチャーでの解放条件

挑むには直前のヒルダを必ず倒さなければならない。

解放することでマスターソードの下へ進めるようになる。

ファイターバトル

コメント

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*1 ダメージ量は変わらない。
*2 AC版は単に『ディシディア ファイナルファンタジー』で、PS4への移植の際にタイトルが変更された。
*3 『FFⅦ』は当初任天堂ハードの64DDで発売される予定だったが、途中でSONYのプレイステーションに変更された。同作の発売後、国内でPSが大きく普及した歴史があり、この事情から(本作だけが理由では無いが)一時期スクウェアと任天堂の関係が疎遠になった過去があった。その為、当時を知る人への衝撃は大きかった。
*4 ミュウツー勇者はボイス自体は変わらないが、日本語を喋るボイスが息遣いなどに差し替わる。
*5 通常ワザも安定した撃墜力に乏しかったが、Ver.7.0.0のアップデートによりいくつかのワザが強化されたため、こちらはある程度克服している。
*6 アップデートでワザを変更されたのはクラウドのみ。カラーバリエーションで変わるのも唯一。
*7 溜めるとダメージが最大で1.4倍にまで上がる。
*8 戦場の台上にいる相手にも届く。