ボス/ギガクッパ

Last-modified: 2024-03-11 (月) 09:26:01

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●出典:大乱闘スマッシュブラザーズ シリーズ

スピリットについてはスピリット一覧/ギガクッパを参照。

原作でのギガクッパ

『スマブラDX』で初登場したスマブラオリジナルキャラクター。

クッパのフィギュアに過度なイメージが吹き込まれたことで誕生し、従来のファイター達とは一線を画すイレギュラー的な存在と解説されている。
クッパの名を冠してはいるが『マリオ』シリーズには一切登場しない。シンボルマークも『マリオ』シリーズのファイターとは異なりスマブラのマークとなっている。

オリジナルのクッパと比べると4倍近い巨体となり、なおかつ角や牙・爪などが強調された凶悪かつ、禍々しい容姿になっている。

『スマブラDX』ではアドベンチャーモードの隠しボス、イベント戦の最終戦「ホントの最終決戦」で登場する。

『スマブラX』以降のシリーズではクッパが最後の切りふだで変身する姿といった立ち位置に変化していたが、
本作『SP』では魔王ガノンとともに切りふだとボスキャラクターの双方として登場するようになった。
従来シリーズではクッパと同様の(もしくはクッパのものを低音加工した)ボイスを発していたが本作ではボイス無しとなっている(切りふだ発動で変身したときとボスのギガクッパの戦闘前デモでのみ咆哮を発する)。

概要

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勝ちあがり乱闘ではマリオキャプテン・ファルコンセフィロス(ラウンド6)のルート、アドベンチャーでは光の世界溶岩城に登場する。
セフィロス ルート以外の勝ちあがり乱闘では、前座のクッパを倒すとギガクッパに変身してくる。その際、回復アイテムのマキシムトマトが支給される。

基本は『スマブラDX』~『スマブラfor』のギガクッパに準拠しており、ファイター寄りのボスキャラといった趣のキャラ。今回は体力制でほぼ怯まない。
使用する攻撃はすべてクッパの『X』時代のワザそのままである。そのため、ブルヘッド等の今では使われていないワザが見られる。
従来の作品と比較して各ワザの前隙がかなり増加しているので、攻撃を見てから避けるのはそこまで難しくない。とはいえ各種スマッシュやクッパドロップはスキ相応の凶悪な威力を持つ。

ファイター寄りのキャラクターではあるが、地上ジャンプ、つかみ・投げ、回避、シールドは一切使用しない。ただし、スマッシュホールドはする。
また、「ファイター寄り」という事もあって、ギガクッパだけ体力を削りきる以外に落下(もしくは自滅)による即死が存在する。

非常に強力なヘビーアーマーを備えているが完全なスーパーアーマーではない。
極めて稀な例だが、スマッシュ攻撃を反射倍率の高いカウンターで反撃するとギガクッパをふっとばせる。さらに、灯火の星の難易度「とてもかんたん」ではカウンター以外でも一部の強力な技でふっとばせる。その時にはギガクッパの復帰や起き上がりを見ることができる。*1
上B復帰をカウンターで復帰阻止すればバーストすることすら可能。

攻撃

連続ひっかき

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鋭い爪で前方をひっかく。『X』での弱攻撃。
弱攻撃らしくスキが少ない。特に前隙が少なく、咄嗟に出されると対応しにくいかも。初段に引っかかってしまうとほぼ確実に二段目にも当たってしまう。

クッパ裏拳

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暗黒の力を纏った裏拳魔人拳。おなじみの横強攻撃。
斜め下に繰り出すので、小さいキャラでも油断はできない。

天井ひっかき

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弧を描くように上方をひっかく。おなじみの上強攻撃。
ファイターがギガクッパの上空にいないと使わないため、使用頻度はかなり低め。だがふっとばし力は結構高い。

ブルヘッド

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強烈なヘッドバットで前方に爆発を起こす。『X』での横スマッシュ攻撃。
発生こそ遅いが威力はギガクッパのワザでも随一で、ガードしてしまうとシールドを大きく削られる。アドベンチャーではスピリットの防御力によっては確定で割れる。
カウンターできれば大ダメージが期待できるが、スマッシュホールドでタイミングをずらされることもあるので注意。

ライジングスパイク

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電撃を帯びた甲羅のトゲをジャンプしながら思いっきり突き上げる。おなじみの上スマッシュ攻撃。
主にこちらが空中にいるときに使用してくる。横スマ同様ホールドしてくるので、カウンターを狙う際は慎重に。また、位置によってはカウンターしても当たらないことがある。

バズソー

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甲羅に篭って回転、冷気を巻き起こす。『for』まで使用していた下スマッシュ攻撃。
喰らうと凍ってしまうが、後隙が長いので追撃を受けるようなことはない。

クッパブレス

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炎を吐いて広範囲を焼き尽くす。おなじみの通常必殺ワザ。
リーチが長い上に炎の威力もほとんど弱まらない*2ので、ガードするとほぼ確実に肉漏れする。ジャンプしてやり過ごしたい。
ファイターとギガクッパの距離が遠いと2~3回に一度このワザを使ってくるので、容易に誘発して反射や吸収に悪用する事が出来る。これがあるので吸収持ちではかなり楽に戦う事ができる。

ダイビングプレス

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つかまれた後の画像

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相手をつかみ、大きく飛びかかってダイブ。『X』から使い始めた横必殺ワザ。
もちろんシールド不能。片腕を高く掲げたらつかみかかる合図だが、威力の割には予備動作が短いので見てから避けるのは難しい。

スピニングシェル

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甲羅に篭って回転する。おなじみの上必殺ワザ。
密着時に使ってくることが多い。ふっとばしはそこそこ。
クッパのもの同様技中に移動できるので離れても油断は禁物。

クッパドロップ

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角で相手を打ち上げ、ヒップドロップ。おなじみの下必殺ワザ。
予備動作が短く、見てからでは回避は難しい。威力も高いのでかなり厄介なワザ。
極めて稀だが、ガケの端でこのワザを使ってギガクッパがまさかの自滅をすることがある。

対策

欲張りすぎず、ヒット&アウェイを心がけたい。ターン制と考えてもよい。

コメント


*1 ふっとばさないと見られないものは復帰(空中ジャンプ、空中上B)や通常の起き上がりの他、移動起き上がりや起き上がり攻撃、ガケつかまりやガケジャンプにガケ上がり攻撃まである。ガケ上がり攻撃は非常にレアである。
*2 一応弱まってはいるのだが、少し弱まったらCPが炎を止めてくる上にその後回復するまで再度使ってこないため分かりづらい