●出典:MOTHERシリーズ
原作でのマジカント
『MOTHER』ではクイーンマリーが治める不思議な異世界。
好きな献立を作ってくれたり、タダでアイテムをくれたりと、何かとニンテン達に優しい人達ばかりが居る。
薄いピンク色の雲上を思わせる見た目と、貝殻のような建物が特徴的。
『MOTHER2』ではネスの心が生み出した精神世界。
ネスが見てきたもの、話した人達、触れてきた動物、傷つけた敵たちの思い出が詰まっている。
ある意味では、ネスというキャラクターをじっくりと見つめられる場所だろう。
『MOTHER』でも『MOTHER2』でも、マジカントにはフライングマンという5人兄弟がおり、
話しかけるとニンテンやネスの仲間として力を貸してくれる。
しかし、フライングマンは戦闘で傷つき倒れると本当に死んでしまう。彼らの詳細はスピリットページを見ると良いだろう。
『スマブラ』シリーズでは、『MOTHER』の要素と『MOTHER2』の要素が入り混じっている。
ある意味、プレイヤー自身の心にあるマジカント、とも言えるかもしれない。
解説
初期状態は平たんな足場が4つあるだけであり、いずれも下から上へすり抜けられる。
時間経過で様々な地形変化が起きる。
葉の部分に乗ることができるすり抜け足場が出現。
足場中央に歩行する巨大な芽が登場。こちらも葉に乗ることができる。
小さめのタコの鉄像が出現。時間経過で雲を突き抜けて落下するほか、落下時はダメージ判定があるので注意。
こちらは破壊可能な足場。それ以外はてつタコと同じ。
UFOのようななにかが出現。上に乗れるが時間経過で画面外に飛んでいってしまう。
ステージ下部を移動する巨大な物体。復帰の助けになったり逆に予想外の出現で妨害されたり。
これが登場している間はステージ下部の小さな足場が一時的に消滅する。
またステージ右の家からは「フライングマン」が登場、一番最初に接触したファイターの仲間になって戦ってくれる。
登場から判定まで間隔があるので注意(着地して一呼吸置くくらい)。
近距離では「サマーソルトキック」で相手を上に吹っ飛ばし、離れたところには「フライングプレスチョップ」でジャンプして飛び込んでいく。
復帰力も高く優秀なバースト力を持つ。出現したら優先的に接触したい。逆に相手に取られた場合は何とかして早めに撃破したい。飛び道具への対策は持ってないので離れたところから攻めるといいだろう。
耐久力はそこまで高くないほか、画面外に堕ちても撃墜扱いになる。撃墜された場合は背景に墓ができる。申し訳ない気分になるが原作再現なので仕方ない。
撃墜されても一定時間後に新しいフライングマンが登場するが、彼らは5人兄弟。5人全員撃墜された(墓が5つになった)場合は以降出現しなくなる。
バトルには無関係だが背景左上には『MOTHER』及び『MOTHER2』の場面が映し出される。全部で5つのパターンがある。
- 『1』の主人公(ニンテン)の家。飼い犬のミックは地下室の鍵を首輪に掛けている。
- ティンクル小学校屋上。ニンテンの最初のおともだち「ロイド」は、いじめられないようにゴミ箱に身を隠していた。
- 『2』よりゾンビたちに占拠された町「スリーク」。ネスとポーラが町を解放するため奔走する。
- 7つ目のパワースポット「ルミネホール」。洞窟内の壁に繁殖するひかりゴケは、ネスの心の声を映し出した。
- どせいさんたちの集落「サターンバレー」。スペーストンネルで、ギーグの待つ過去の最低国へ向かう。
ステージギミック:なし 時の変化
フライングマンやダンジョンおとこ等が出現しない。地形変化も起きない。